2016年の春にアニメ放送され大変な人気となるも、多くのファンから惜しまれながら1クールを終了した『僕のヒーローアカデミア』。その本作が早くも「第2期」としてTVアニメ放映されているのです。そこでこちらでは、掲載誌でも好評連載中な原作説明に加え、本作の魅力もお伝えできればと思います。
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』とは?
出典:amazonTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』とは?
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』は、2016年4月3日から6月26日の1クール(全13話)放映がされました。
放送局はMBS及びTBS系列にて、日曜の夕方17時からの放送でした(※地域により違いあり)。
アニメ製作には、『鋼の錬金術師』や『血界戦線』など多くの名作を手掛けてきたボンズ。
キャラクターデザインや作画監督は、『蟲師』や『聖闘士星矢Ω』などの馬越嘉彦(うまこし よしひこ)さんが担当します。
また主題歌には、日本のPOPロックを牽引してきたポルノグラフィティの楽曲『THE DAY』が使われ、作品を大いに盛り上げてくれました。
悲しい最終回にうれしい発表
実は第1期となる前作最終回のエンドロール後、TVアニメ第2期の製作が発表され、多くのファンを喜ばせました。
その間を埋めるように、11月27日より日本各地で開催された「ジャンプスペシャルアニメフェスタ2017」にて、本作のオリジナルアニメが上映されました。
上映されたアニメは、原作者の堀越耕平さんがこのイベントの為に50頁ものネームを書き下ろし製作された、文字通り“オリジナル”作品です。
物語はちょうどアニメの第1期と第2期の間に位置し、こちらの製作もTV同様にアニメ会社ボンズが担当しました。
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』第2期放映
今回曜日や放映時間と放送局にはご用心!?
こうして再びの春、『僕のヒーローアカデミア』がアニメ第2期となってTV画面へ戻って来ました。
アニメ製作ならびにスタッフや声優陣も、前作と同じメンバーなのはうれしいですね。
第2期は2017年3月25日(土)から、読売テレビ及び日本テレビ系列にて夕方17時30分からの放映となりました。
と、ここでお気付きの方も多いかと思われますが、アニメ第1期と第2期とでは「曜日」や「放映時間」以外にも、実は「放送局」も違うのです。
本編は4月1日(土)から!
その為3月25日に放映された第2期の記念すべき「第1話」を、うっかり見逃してしまった多くの方がTwitterなどで嘆きの声をあげていました。
ところが、3月25日に放映された「ヒーローノート」は、第1期の“振り返り”として編集された話であり、第2期本編は4月1日放映の「そういうことね お茶子さん」から。
話数は第1期(全13話)から受け継がれていますので、4月1日の話数は「第14話」となるのです。
因みに「ヒーローノート」は動画配信サイトにて視聴可能となっていますので、詳しくは公式サイトにてご確認下さい。
『僕のヒーローアカデミア 第2期』の作品紹介
連載と同時に人気作へ!
原作『僕のヒーローアカデミア』は、2014年夏より「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタートすると同時に多くのファンを獲得しました。
連載間もなく、多くのメディアから注目され、様々な漫画ランキングでも常に上位に位置付けられました。
また待望のコミックス1巻は、発売日に多くの書店で軒並み完売となり、翌月には異例の30万部を記録。
コミックスは2017年2月に既刊12巻が発売され、累計発行部数は堂々の750万部を突破するなど、まさに押しも押されぬ人気作品へと成長を果たします。
因みに本作のプロトタイプ『僕のヒーロー』が読み切りとして2008年に「赤マルジャンプ」に掲載されました。
ヒーローを目指す少年・出久
物語は、世の中の8割程の人々が何かしらの「個性」と呼ばれる超常能力を持つ世界。
そこでは個性を悪用し社会を混乱させる敵「ヴィラン」に対抗するため、人々を守る「ヒーロー」が結成されるのです。
主人公の緑谷出久こと通称“デク”は、幼い頃よりNO.1ヒーローであり平和の象徴“オールマイト”に憧れ、自身もヒーローになる事を夢見る少年でした。
ところが彼は、生まれながらに「個性」を持たない、いわば数少ない「無個性」だったのです。
診断した医師や周囲、そして母親からも、デクがヒーローになることは無理だと思われていました。
ところが、たとえ「無個性」であっても、デクだけは諦めず、幼い頃より続けていた“ヒーローになるため”のノートを書き続け、様々な努力を続けるのです。
そんなデクに対し、幼なじみの爆豪勝己は「“デク”とは何も出来ない意味」とバカにし、ことあるごとにイジメていました。
中学3年となったデクは、超難関であるヒーロー育成学校である雄英高校への進学を希望します。
しかし雄英を目指す爆豪からは罵られ、クラスメイトはおろか教師にさえ合格は無理だと笑われてしまうのです。
ある日のこと、街でヴィランに襲われたデクはオールマイトに救われます。憧れのヒーローを目の前に、個性の無い自分がヒーローになれるのか聞いた瞬間、今まで筋肉隆々だったオールマイトが痩せて病弱な男の姿に。
実はオールマイトはケガの後遺症により、ヒーローとしての活動時間が限られていたのです。こうした命懸けの「プロ」だからこそ、無個性のデクには無理だから諦めるよう言い聞かせるオールマイト。
ところが、先ほどのヴィランにデクの幼なじみ・爆豪が飲み込まれてしまいます。誰も動けなくなっていたその時、唯一ヴィランへと飛び出したのが無個性のデクだったのです。
この姿に心を打たれたオールマイトはヴィランを撃破。そして自身の持つ個性「ワン・フォー・オール」をデクに“譲渡”する事に決めます。
特訓を重ね、オールマイトから強力な個性を受け継いだデクは、その能力を使って雄英高校へと合格。仲間と共に数々の戦いを乗り越え、真のヒーローを目指すのでした。
『僕のヒーローアカデミア 第2期』の登場人物紹介
『僕のヒーローアカデミア 第2期』の登場人物を紹介します。
緑谷出久(みどりやいずく)
「無個性」でありながらヒーローに憧れる少年、通称“デク”。
ひたむきさと熱意、そして「助けを求める人を救いたい」という強い思いを見込まれ、オールマイトから彼の能力(個性)「ワン・フォー・オール」を譲渡されます。
何事にも諦めずに努力家で、無個性であるならと勉強を頑張り成績はそれなりに優秀。またオールマイトが出した条件、海岸掃除を彼が望む以上の結果で応えました。
声を演じたのは『弱虫ペダル』の小野田坂道なども演じた山下大輝さん。
オールマイト
平和の象徴として長年活躍するNO.1ヒーロー。
実は5年前の戦いの後遺症で、ヒーローとして一日の活動時間が限られていました。
さらにヒーローとしての限界を迎えており、そのため自身の能力「ワン・フォー・オール」を受け継ぐに相応しい人物を探していた時デクと出逢います。
声を演じたのは『ジョジョの奇妙な冒険』でモハメド・アヴドゥルなどを演じた三宅健太さん。
爆豪勝己(ばくごうかつき)
デクの幼なじみで、デクからは“かっちゃん”と呼ばれています。
ニトロのような汗を爆発させたり、全身がダイナマイトのような強力な個性「爆破」。
何事にも秀でているため、度々デクを見下しイジメていました。粗野な言動と考え方のせいで、雄英の一部クラスメイトからは性格が悪いとされていますが……。
声を演じたのは『食戟のソーマ』で黒木場リョウなどを演じた岡本信彦さん。
ヒロアカ番外編『ヴィジランテ』も配信中!
本作の外伝として現在webコミック「ジャンプ+」にて連載中です。
作品の脚本は古橋秀之さん、作画は別天荒人さんがそれぞれ担当。
因みに「ヴィジランテ」とは自警団の意味で、「非合法(イリーガル)ヒーロー」らを主役にした物語です。
最近は野球日本代表「侍ジャパン」とのコラボも果たした本作。
これからもアニメや漫画と、胸躍る様々な展開に期待したいと思います。
「僕のヒーローアカデミア」の公式サイトはこちら!
参考元
- ・参照リンク:TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』
当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。
合わせて読みたい
このニュースに関連する作品と動画配信サービス