「マッドマックス」シリーズの最新作として2015年に公開された「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。アカデミー賞でも6部門を受賞するなど高い評価を受けた作品です。そんな「マッドマックス」が、監督のジョージ・ミラーも太鼓判を押すモノクロ版として2017年1月14日に公開されることが決定し、再び話題を集めています。
あらすじ
地球上の資源は枯渇し、法の秩序も崩壊した未来社会。主人公である元警官のマックスは愛するものを失い、目的もなく荒野をさまよっていました。そして、砂漠の支配者のイモータン・ジョーの手下に捕まり傷を負います。
しかし、イモータン・ジョー配下の女戦士フュリオサと全身白塗りの男ニュークスはイモータン・ジョーに反旗を翻すことを画策します。
そんなフュリオサたちに協力することになったマックスは、イモータン・ジョーの軍団の追跡から逃れるための逃走を開始します。
監督・キャスト
「マッドマックス怒りのデス・ロード」のメガホンを取るのは、過去のシリーズの全作品でも監督をつとめたジョージ・ミラーです。
30年ぶりの新作となったこの映画では、過去のどの作品よりも優れたノンストップアクション演出で絶賛され、アカデミー作品賞と監督賞にノミネートされました。
主人公のマックスを演じるのは、「ダークナイト ライジング」・「裏切りのサーカス」などの作品で知られるトム・ハーディです。トム・ハーディは、新生マックスとして好評を博しました。
また、マックスとともにイモータン・ジョーに立ち向かう女戦士のフュリオサはシャーリーズ・セロンが演じています。
美人女優として知られるセロンですが、この映画では頭を丸めてスキンヘッドになり、狂気すら感じさせるような怪演を披露して絶賛されました。
話題を集めた「極上爆音上映」
「マッドマックス怒りのデス・ロード」は、編集、美術、衣装デザイン、音響編集、録音、メイクアップ&ヘアスタイリングの合計6部門でアカデミー賞を受賞しました。
そんな本作を最高の音響で楽しんでもらうために行われたのが立川シネマシティの「極上爆音上映」です。
立川シネマシティは、臨場感を高めるために音響にこだわる映画館として知られています。
そして、2015年に「マッドマックス 怒りのデス・ロード」公開に合わせてMeyer Sound社のコンサートホール用のサブウーファーを導入しました。
この音響にこだわった「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の「極上爆音上映」は大好評となりました。
そして、さらに立川シネマシティは今年の4月にこの映画がアカデミー賞で6冠に輝いたことを記念して、6000万円を超える超高性能スピーカーを導入した「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の「極上爆音上映」を再度実施して話題を集めました。
監督イチオシのモノクロ版「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のモノクロ版の「マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クローム エディション」が、2017年2月8日にBlu-rayで発売されます。
そして、Blu-ray発売に先駆けて2017年1月14日から全国ロードショーが決定しました。
実はこのモノクロ版の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、監督のジョージ・ミラーが「一番いいバージョン」と評するほど完成度が高いということで注目を集めています。
ジョージ・ミラーは、以前の「マッドマックス」シリーズを製作している時に、安上がりな白黒コピー版を見て「この映画は白黒が一番だ」と感じていたようです。
そして、今回ついに監督自身が一番良いバージョンと呼ぶ「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の劇場公開が決定しました。
白黒だからこその映像美に溢れた今回のモノクロ版は、この作品のファンにも新しい衝撃を与えることになりそうです。
まとめ
通常の映画は1度全国公開されると終わりというイメージがあります。
しかし、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、「極上爆音上映」やモノクロ版公開など、通常の上映が終わった後も様々な上映スタイルでファンを楽しませてくれる稀な映画です。
参考元
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