『響け！ユーフォニアム』聖地「宇治」のユーフォスポット巡りまとめ！

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吹奏楽部という大人数のコミュニティの中で繰り広げられる複雑な人間ドラマがウリの『響け！ユーフォニアム』。その聖地でもある京都府宇治市は街を挙げて『響け！ユーフォニアム』を盛り上げる取り組みを行っていることでも有名です。ここではそんな宇治市の聖地巡礼スポットを、ほんのわずかではありますが紹介していきたいと思います。

『響け！ユーフォニアム』とその舞台“宇治”
『響け！ユーフォニアム』の聖地① 京坂宇治駅周辺
『響け！ユーフォニアム』の聖地② 宇治川周辺
『響け！ユーフォニアム』の聖地③ 大吉山(仏徳山)
『響け！ユーフォニアム』の聖地④ 黄檗
『響け！ユーフォニアム』の聖地⑤ アクトパル宇治
『響け！ユーフォニアム』の聖地“宇治”のまとめ

『響け！ユーフォニアム』とその舞台“宇治”

出典：amazon

主人公である黄前久美子たちが通っている『北宇治高校』は、京都府宇治市に実際にある高校をモチーフとしています。

そのため作品内では宇治市の情景が映し出されることが多く、現地に行ってみると久美子と修一が叫びあった橋や、久美子たちが利用している駅などを実際に見ることもできるのです。

中でも、特に久美子と麗奈が祭りのときに2人で訪れた山は聖地化されており、現在ではアニメのパネルが置かれるなど積極的に宣伝されています。

また、アニメの制作をしている「京都アニメーション」も現地に所在していることもあって、”地元密着型”作品として大いに期待されている場所になっています。

さらに宇治では「北宇治高校定期演奏会」と評して年に1回演奏会なども開かています。アニメを見て気になった方は、ぜひ一度宇時まで訪れて全身で『響け！ユーフォニアム』を堪能してください。

『響け！ユーフォニアム』の聖地① 京坂宇治駅周辺

さて、それではさっそく『響け！ユーフォニアム』の聖地である“宇治”のスポットを見ていきましょう。

作中では実際の舞台は「ここ」と明言はされていませんが、アニメの描写から「宇治～六地蔵」辺りのエリアをスポットで繋ぎ合わせて、独特な「北宇治高校」周辺の街を作り上げているようです。

まずは「京坂電車　宇治駅」から。作中で久美子たちが利用している路線の駅となります。宇治川のすぐ傍にあり、駅の目の前には「上手くなりたい橋」こと「宇治橋」の姿も一望できます。

正面には聖地中の聖地「大吉山」を見上げることもできますよ。

宇治橋を渡れば宇治の街中へ。街中には「飛び出し坊や」の『響け！ユーフォニアム』Ver.が点在しています。これを探すだけでもいい観光になる優れものです。

『響け！ユーフォニアム』の聖地② 宇治川周辺

宇治川周辺は久美子と秀一の自宅マンションや麗奈の実家があるエリアです。実際にそれらしい建物は立っていませんが、劇中でよく目にするような光景を目の当たりにできます。

写真は久美子たちのマンションの目の前にあるとされている橋で、よく2人がダベっているポイントです。『誓いのフィナーレ』での秀一の告白シーンもここですね。

黄前相談所こと「サイゼリヤ」。作中ではおそらく学校の近くにあるのですが、モデルの店舗は宇治川の傍にあります。

特に『誓いのフィナーレ』で登場し、巡礼者の精進料理として「黄前久美子セット」「久石奏セット」「剣崎りりかセット」を頼むそう。実際に用意されているセットメニューではないため、挑戦される方は作品を観返してメニューを把握して行かれることをお勧めします。

河川沿いの「宇治市観光センター」には『響け！ユーフォニアム』のパネル展示コーナーや来館ノートが。

無料のお茶やベンチもあるので、聖地巡礼の休憩ポイントとしても最適です。

『響け！ユーフォニアム』の聖地③ 大吉山(仏徳山)

さて『響け！ユーフォニアム』の最大の聖地と言えばご存知「大吉山」です。久美子と麗奈にとっては欠かせない場所であり、作中最大の「エモスポット」でもあります。

山道の入口には「仏徳山(大吉山)」の表示が。この遊登山道がなかなかにハードで、ちょっとしたトレッキングコース並です。ここをヒールやローファーかつ楽器をかついで登った2人は正直凄いです。

街灯なんて当然ありませんので、作中通り夜に登ろうとする場合は光源が必須となります。

大吉山展望台からの光景です。宇治市が一望できます。久美子たちも「あがた祭」見物に行かずに、この景色を眺めていました。こうして眺めていると今にもトランペットの音色が聞こえてきそうです。

ちなみにすぐ下の真っ黒な部分が宇治川。お祭りの時はその周辺に屋台の灯りが煌いていましたね。

『響け！ユーフォニアム』の聖地④ 黄檗

さて、舞台は宇治市街から離れて黄檗エリアへ。この周辺には「北宇治高校」のモデルとなった校舎や、その通学路が集中しています。

もちろんちゃんと生徒が通っている学校であり、周辺は住宅街でもあるため、観光の際は十分に配慮していきましょう。

「北宇治高校」の校門のモデルとなった高校です。校門の様子や石碑(？)のようすがまんまですね。ここをくぐると校門へ向かう階段があり、久美子が初めて吹奏楽部と出会った伝説の「暴れん坊将軍」の演奏ポイントになっていると思われます。

掲載の都合で高校名はぼかしを入れさせていただいているので、観光されたい方はぜひ調べてみてください。

通学路にもなっているタイル張りの坂もそばにあります。この辺りは新興の住宅街となっているため、閑静かつ綺麗な街並みが続いていますね。こんな道を毎日通っていたら、それだけで毎日が楽しくなりそうです。

『響け！ユーフォニアム』の聖地⑤ アクトパル宇治

さて、最後にご紹介するのが夏合宿の会場こと「アクトパル宇治」です。宇治市の野外活動センターであるこのアクトパル宇治は、合宿所としての利用の他、キャンプやレクリエーションなど様々な方法で利用が可能です。

受付にご挨拶をすれば宿泊棟(宿泊客が居ない時に限る)を含めて見学ができ、予約することで宿泊も可能となっています。職員の方にお話をうかがうと、やはり久美子たちが泊まった部屋が人気だそうです。

アクトパルに入ってすぐのホールです。正面に受付があり、見学の際はかならずご挨拶をするようにしましょう。受付の横には『響け！ユーフォニアム』関連の贈呈品の展示や来館ノートを展示しているスペースがあります。

作中でもとりわけ様々なイベントが起こる場所でもあるため、なんだか身が引き締まる思いです。

宿泊棟の中央にあるバルコニー。このベンチテーブルは、作中でよく深夜の歓談に使われるものですね。みぞれが独りで音ゲーをしている場所としても印象深いです。

宿泊スぺースはいくつかの棟に分かれており、山の中にあるロッジやペンションのような印象です。

宿泊棟の外を散歩すると桜の広場が。早起きしてしまった久美子が、朝もやに包まれて演奏するあすか先輩を目撃するあの広場です。これだけでもなかなかに幻想的な風景ですね。

多くのファンが訪れているのか、おそらくあすか先輩が立っていたであろうと思われる場所の芝生が禿げていたのが印象的でした。

『誓いのフィナーレ』の後半で久美子と秀一の別れ話をした場所と思われるポイントです。すぐ上に見切れているのが宿泊棟のため、なかなかすごい場所ですごい話をしていますね…

『響け！ユーフォニアム』の聖地“宇治”のまとめ

いかがでしたか？

『響け！ユーフォニアム』の聖地“宇治”を、ほんの少しではありますがご紹介させていただきました。宇治市は街全体で『響け！ユーフォニアム』を盛り上げる取り組みを行っており、いたるところで作品に関わるものの展示やスポットが点在しています。

これまで聖地巡礼なんてしたことがない方にも優しい街づくりとなっているため、興味を持った方はぜひ訪れてみてくださいね。もちろんその前には作品を観返してポイントを要チェックです！

響け! ユーフォニアム　シリーズ

提供元：FOD