2017年に放送25周年を迎えたNHKの長寿アニメ作品「忍たま乱太郎」。誰でも一度は子供のころ、観たことがあるのではないでしょうか?ここ数年は上級生キャラクターも続々と増え、子供だけでなく若い女性ファンも多く獲得している忍たま。今回はそんな忍たまの意外と知られていない設定を、まとめて紹介していきたいと思います。
NHKの長寿アニメ「忍たま乱太郎」
子供から大人まで、忍たま乱太郎の人気の秘密
2017年で放送25周年を迎えた忍たま乱太郎。NHKのアニメということで、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
最近は、お馴染みの乱太郎・きり丸・しんべヱの他にも、個性豊かな上級生キャラクターなども増え、若い女性ファンも多く獲得しています。
毎年新シリーズの放送がはじまる4月には多くのファンが盛り上がりを見せており、根強い人気をキープし続けています。
「忍たま乱太郎」は単なる子供アニメではなくなっている
皆さんは「忍たま乱太郎」にどのような印象を抱いているでしょうか?
子供のころに見たことがある、小さい子向けのアニメ…そういった印象を持っている人がほとんどかと思います。
しかし最近は乱太郎たち1年は組以外の忍術学園の生徒たちの活躍も目立つようになり、さらに内容も原作のストーリーをメインにして描かれる原作回は、なかなかシビアで深いストーリーがあると話題になっています。
アニメでは子供向けにわかりやすくなっているものの、時代考証などがかなりしっかりしていることも有名であり、まさに子供から大人まで楽しめるようなアニメになっているんです。
「忍たま乱太郎」の意外と知られていない設定
「忍たま乱太郎」には、子供のころ見ていただけという人にとっては驚きであろう、意外と知られていないが数多く存在します。
今回はそんな「忍たま乱太郎」の意外な設定を紹介します。
これを読めば、なぜ忍たまがこんなにも長く愛され続けているのか、そして大人の女性までも虜にしているかがわかるかもしれません。
漫画『落第忍者乱太郎』とアニメ『忍たま乱太郎』のキャラクターがどれくらい違うのか気になる方はこちら!
原作のタイトルは「落第忍者乱太郎」
忍たま乱太郎には、きちんと原作漫画が存在することをご存知でしたか?
意外と知られていない理由の一つには、原作漫画とアニメのタイトルが違うというものが挙げられるかと思います。
原作のタイトルは「落第忍者乱太郎」、こちらも1986年から連載しているご長寿漫画になります。
「落第」という単語が、放送局であるNHKの放送コードに引っかかってしまったため、現在の「忍たま乱太郎」というタイトルに変更されたそうです。
ちなみに原作もギャグ漫画ですが、アニメよりもちょっと大人向けの風合いが強くなっています。
機会があればこちらもぜひ。
乱太郎は髷が結えない
本作の主人公である乱太郎、彼の特徴といえばメガネと赤茶色の髪の毛ですが、実は乱太郎は髪の毛がふわふわと薄いため、髷が結えないという設定があるんです。
よくよくみると、忍たまの登場人物はほとんどがきちんと髷を結っています。
(先生なんかは普段は頭巾の中に納めている人が多いですが、私服になるときちんと結わえているのが確認できます)
しかし乱太郎は髪質と量のせいで、髷が結えていないんですね。
意識してみると確かに乱太郎だけが髷を結えてないので、是非アニメで確認してみてください。
ヘムヘムとおシゲちゃんは原作にはいないキャラクター!?
いつも学園長先生と一緒にいる忍犬のヘムヘムと、しんべヱとラブラブなくの一教室のおシゲちゃん。
アニメでも初期から登場しており、忍たまをあまり知らないという人でも印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
しかし実はこの二人、原作である「落第忍者乱太郎」には登場しない、アニメオリジナルキャラクターなんです。これはちょっと驚きですよね。
アニメオリジナルキャラクターは他にも存在しますが、メインの登場人物でオリジナルキャラクターなのはヘムヘムとおシゲちゃんだけになります。
忍術学園の学年と年齢はちょっと特殊
忍者を志す子供たちが集う忍術学園。
1年生から6年生までの学年があるため、イメージとしては小学校と同じく、7歳~12歳までの子供が集まっているのだろうと思いますよね。
しかし実は、忍術学園にいる生徒は10歳から15歳となっています。
6年生たちは今の学年に置き換えると、中学3年生と同じ年齢なんですね。
絵柄がコロッとしていることもあり、てっきり6年生=12歳だと思っていた人も多かったのではないでしょうか。
ちなみに室町時代は元服が15歳前後だったといわれているため、6年生はあの世界ではもう大人として扱われていてもおかしくはないんです。
校外で難しい任務にあたっている理由も、納得できるのではないでしょうか。
くの一教室は原作にはほとんど登場しない
乱太郎たちをいつもからかってくる、くの一教室の女の子たち。
アニメではOPやEDにも登場しており、メインキャラクターとして扱われています。
しかし原作では、くの一教室の出番は実はとても少なめ。
前述した通り、おシゲちゃんは原作にはそもそも登場しませんし、ユキちゃんやトモミちゃんもアニメ程キャラクターが立っていません。
アニメしか知らない人からすると、かなり驚きの事実ではないでしょうか。
キャラクターの名前には尼崎市の地名が多く使われている
ファンの間では有名な話ですが、忍たまに登場するキャラクターの多くは、名前、主に苗字に兵庫県尼崎市の地名が使われています。
これは原作者である尼子騒兵衛先生の出身地が、尼崎市であるからだと言われています。
代表的なのが主人公でもある乱太郎の苗字「猪名寺」、また比較的最近登場したキャラクターに、尼崎市の地名は多く使われている気がします。
尼崎市の場所や施設によっては、忍たまとコラボして商品などを売っている場所なんかもあるようです。
地元ではファンが聖地巡礼と称して、尼崎を観光している姿も良く見られます。
意外と奥深い忍たまの世界
「忍たま乱太郎」の意外と知られていない設定や秘密を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
子供のころ、多くの人が一度は目にしたであろう忍たまのアニメ。意外と深く面白い設定があることに、驚いた人も多いのではないでしょうか?
興味を持った方は是非、この機会に原作漫画である「落第忍者乱太郎」も含めて、ご覧になってみてください。
参考元
- ・参照リンク:忍たま乱太郎 - Wikipedia
- ・参照リンク:落第忍者乱太郎 - Wikipedia
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