2021年7月4日にスタートしたTBS日曜劇場は、本格救命医療ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』!! 『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の見逃し配信情報、無料視聴できる動画サービス、あらすじなどをご紹介します。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』見逃し動画配信情報!! 今すぐ見たい方はココ!!
こちらでは『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の見逃し動画配信情報を、ご紹介していきます。
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本編初回スタートの1週間前、6月27日(日)から「Episode 0」の配信がスタートしました。
本編で循環器外科の新人研修医をしている弦巻比奈(中条あやみ)と、比奈の同期で研修医の深沢陽斗(佐藤寛太)が登場します!
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』とともにお楽しみください!
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』基本情報
【TBS】
初回放送日:2021年7月4日 日曜よる9時~(初回25分拡大)
新日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は、「TOKYO MER」と呼ばれる救命救急のプロフェッショナルチームの奮闘が描かれます。
「TOKYO MER」メンバーたちは最新の医療機器とオペ室をのせた大型車(ERカー)で、どんな危険な現場へも直行し、いち早く患者の命を救うため、現場で救命処置をおこないます。
脚本は、『グランメゾン東京』や『危険なビーナス』など、大きな話題を呼んだ日曜劇場を手がけてきた黒岩勉によるオリジナル脚本で、奥深く、熱い作品となっています。
日曜ドラマ初主演となる鈴木亮平が、チームを率いる熱血救命救急医・喜多見を演じます! 厚生労働省のエリート官僚・音羽に扮する賀来賢人との関係がどう変化していくのか、大きな注目ポイントです!
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の公式サイト
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の公式Twitter
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の公式Instagram
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』スタッフ
【脚本】
黒岩勉
『グランメゾン東京』
『危険なビーナス』
【プロデューサー】
武藤淳
渡辺良介
『テセウスの船』
八木亜未
『テセウスの船』
【演出】
松木彩
『半沢直樹』
『テセウスの船』
平野俊一
『インハンド』
『病室で念仏を唱えないでください』
【製作著作】
TBS
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』キャスト
こちらでは『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の魅力的なキャストたちを紹介させていただきます!
喜多見幸太(鈴木亮平)
「TOKYO MER」のチーフドクターとなる。命の危機に直面する患者を救うためなら、どんな危険も顧みず現場に飛び込んでしまう、勇猛果敢な救命救急医。
音羽尚(賀来賢人)
厚生労働省の官僚。医師免許も持っているため、厚生労働大臣から「TOKYO MER」チームに派遣される。危険を冒す喜多見のやり方に反発するのだが…。
弦巻比奈(中条あやみ)
心臓外科医になることを目指している、循環器外科の新人研修医。研修中でありながら「TOKYO MER」チームを兼務するよう命じられる。
赤塚梓(石田ゆり子)
東京都知事。世間では女性初の首相候補といわれている。都民の命を守るため、「TOKYO MER」の創設者となる。
蔵前夏梅(菜々緒)
「TOKYO MER」のメンバーであり、救命救急医療に精通している看護師。仕事に対して熱い想いを抱くシングルマザー。
高輪千晶(仲里依紗)
循環器外科の医師であり、世界的にも有名な心臓手術のスペシャリスト。喜多見の無鉄砲な行動に反発することが多い。
千住幹生(要潤)
レスキュー隊の中でも、さらに精鋭たちがそろっている即応対処部隊を指揮する隊長。いくつもの危険な現場を知る経験から、喜多見と衝突することも多い。
冬木治朗(小手伸也)
「TOKYO MER」のメンバーであり、麻酔科の医師。穏やかな性格で、救急救命医たちの手術を支える重要な役割を担っている。
徳丸元一(佐野勇斗)
臨床工学技士。メカ好きで最新鋭の医療機器にも精通している。最新ERカーの設計にも携わっており、救命の現場まで自ら運転していく。
ホアン・ラン・ミン(フォンチー)
ベトナム出身の看護師で、より高度な看護技術を学ぶため日本に来ている。
白金眞理子(渡辺真起子)
厚生労働大臣。赤塚都知事が創設した「TOKYO MER」の解体を企んでいる。
久我山秋晴(鶴見辰吾)
厚生労働省医政局のトップであり、音羽の上司。白金眞理子に従い、「TOKYO MER」の解体のためにあらゆる手段を尽くす。
駒場卓(橋本さとし)
「TOKYO MER」に指示を出す、危機管理対策室の室長を務める。
深沢陽斗(佐藤寛太)
比奈の同期の医師であり、研修医。
喜多見涼香(佐藤栞里)
喜多見幸太の妹。入院患者やその家族をサポートするNPO法人のスタッフ。仕事で忙しい幸太のことを気にかけ、サポートしている。
天沼夕源(桂文珍)
与党幹事長。厚生労働大臣・白金の後ろ盾であり、政界のドンと呼ばれている。不祥事疑惑から逃れるため、しばらく東京海浜病院に入院していた。傲慢な性格で、赤塚都知事を目の敵にしている。
月島しずか(稲森いずみ)
公安刑事であり、とてもクールで職務をまっとうするためなら、何ごとにも容赦しない性格。喜多見の過去を追っている。
エリオット・椿(城田優)
テロ組織(LP9)の関係者であり、喜多見の過去に大きく関わる人物。喜多見に意味深なメールを送りつける。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』全話あらすじ【ネタバレあり】
放送が始まりましたら、こちらに放送された回のあらすじをご紹介していきますので、どうぞお楽しみに! ネタバレ注意です!!
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』1話あらすじ(7月4日放送)
記念すべき「TOKYO MER発足記念式典」当日。東京都が試験的に導入した、新しい医療組織「TOKYO MER」を見るために多くの人々が集まる中、都知事・赤塚のあいさつが始まります。
緊急医療が必要な現場に迅速に駆けつけ、その場で高度な緊急外科手術をすることもできてしまうERカー。まさに“走る救命救急室”ともいえるTOKYO MERのERカーとメンバーたちが、華々しく紹介されていきます。
都知事直轄の新たな医療組織、TOKYO MERのモットーは、駆けつけた現場で死者をひとりも出さないこと。赤塚都知事の力強いことばに、観客たちの間からはどよめきが起こります。
これは赤塚都知事の政治的パフォーマンスの一環に過ぎない…。記念式典の様子をテレビ中継で見ていた厚生労働省のトップ官僚・久我山は、部下の音羽とともに冷ややかな目を向けるのでした。
すると突然、式典会場のERカーに緊急指令が入ります。都内でバスとトラックの大きな衝突事故が発生し、横転してしまったバスの車内に多くの負傷者が取り残されている模様です。
危機管理対策室からの出動要請を受けたTOKYO MERチーフドクター・喜多見幸太は、すぐさまメンバーたちと準備を整えます。ERカーはざわめく観客たちを残し、すみやかに出動していくのでした。
喜多見たちが事故現場に到着すると、横転したバスを目の前に、苦戦しているレスキュー隊員たちがいました。現場の様子を一瞬で把握した喜多見は、メンバー全員に次々とわかりやすく指示を出し、自らはさっそくバスの窓から中へ侵入しようとします。
現場の指揮に当たっていたレスキュー隊長・千住は、そんな喜多見を呼び止め、隊員たちによるバス内の安全確認と救助活動が終わるまで、医療メンバーは待機するように命令します。
しかし、バスの中には今この瞬間も無駄にできない、一刻を争う患者がいるかもしれない…。喜多見は千住の制止をふり払い、安全確認もできていないバスの中へと入っていくのでした…。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』2話あらすじ(7月11日放送)
心臓外科と「TOKYO MER」チームとの兼任で多忙な研修医・弦巻比奈。出動要請が無いときには、心臓外科の勉強を優先させたいところですが、メンバーたちがくつろいでいる部屋では、気が散って勉強もできません。
比奈がいらだっているところに、危機管理対策室からの緊急出動要請がきました。工事現場で大きな鉄骨が落下し、多くの人がケガを負ったようです。
現場に到着し、一瞬で状況を把握した喜多見は、メンバーに迅速に指示を出し、ケガ人の様子を確かめていきます。その中に、すぐにでも処置を必要とする男の子を見つけますが、鉄骨の下敷きになっており、動かすことができません。
すると喜多見は、レスキュー隊員たちが男の子の上にある鉄骨を持ち上げる作業を進めているその横で、応急処置を開始したのです。男の子と喜多見の頭上には、今にも落ちそうな鉄骨が揺れ動いており、レスキュー隊長の千住は猛反対します。
しかし喜多見はそのまま処置を続け、最後の縫合が終わったその瞬間、揺れていた頭上の鉄骨が落下してきました。まさに間一髪、男の子と喜多見は鉄骨の下敷きにならずにすんだのです…。
あまりにも危険な状況に立ち尽くす比奈の前に、新たな患者が…。その女生徒には、喜多見が「クラッシュ症候群」と書き記したメモがついています。
比奈はそのメモと、すでにチアノーゼを起こしている彼女の足を見て、かなりの緊急性を感じました。しかし、一瞬の迷いが生じた比奈は、女生徒を救急車で搬送するように依頼してしまうのです…。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』3話あらすじ(7月18日放送)
「TOKYO MER」の頼れる看護師・蔵前夏梅は、仕事で忙しいかたわら、娘の子育ても頑張っているシングルマザーです。朝、娘を保育園に送っていった夏梅は、保育士に呼び止められました。
夏梅が医療従事者であるために、感染症に敏感な一部の親たちから、登園を控えてほしい、という声が上がってしまったようです。娘と距離をとる子どももいると聞き、夏梅は胸が痛みます。
自分たちは命がけで頑張っているのに…。医療従事者への偏見があることに、TOKYO MERメンバーたちは残念な気持ちでいっぱいになります。
そんな中、飲食店で立てこもり事件が発生し、ケガ人が出ていると出動要請が入ります。警視庁の管理下で情報が制限される中、現場に到着した喜多見は、すぐさま倒れているケガ人の救助活動を開始しようとします。
しかし喜多見たちは、銃器を持った犯人が立てこもっているため、現場を包囲していた警察官たちから、現場に入ることを禁じられてしまいます。
喜多見は警察官の制止を振り切り、強引に包囲網の中へ入り、ケガ人のトリアージを始めてしまいます。その中には緊急オペを必要とする重傷患者もいました。
喜多見が重傷患者・かおりをERカーへと運ぼうとしたそのとき、突然銃声が響き渡りました。怒った犯人が、かおりを抱きかかえた喜多見に向けて銃を発砲したのです。
喜多見が運んだ患者・かおりは犯人の元妻でした。彼女の話によると、別れた夫が突然、彼女が勤める飲食店にナイフを持って押し入り、彼女と娘を道連れにして自殺を図ろうとしたようなのです。
元夫は止めようとした店の従業員をナイフで切りつけ、さらにかおりの腹部をナイフで深く刺してしまいました。そして、かおりが連れていた娘を人質にとり、店内に立てこもってしまったのです。
かおりの容体は重く、緊急オペのあとはすぐにでも病院への搬送が必要でした。しかし現場を仕切っている捜査一課特殊犯捜査係(SIT)長・新井は、交渉材料にするため、かおりを現場に引き止めるよう、喜多見にせまってきたのです…。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』4話あらすじ(7月25日放送)
妹の涼香に連れられ、めずらしく幸太がモーニングブッフェに行くと、そこには涼香に呼び出された千晶もいました。涼香は、幸太と千晶がよりを戻してくれることを願っているようです。
幸太が料理を選んでいる間、千晶に臓器ネットワークから緊急の電話が入りました。ずっと心臓の移植を待っていた患者・平野汐里にようやくマッチしたドナーが見つかったようです。
病状がおもわしくなく、海外の移植もあきらめかけていた汐里にとって、今回はまさに千載一遇の機会です。幸太はすぐさま千晶を車に乗せて、病院へ急ぎます。
さっそく汐里の両親に承諾を得た千晶は、心臓移植手術に取りかかります。その一方で、心臓外科医の小山は摘出したばかりの心臓を受けとり、東京海浜病院に運ぶために車に乗り込みます。
心臓の保存期間は4時間。その限られた時間内になるべく早く心臓を届けるため、心臓と小山医師を乗せた車は事故渋滞を避けて、トンネルを通る経路を選択しました。
しばらくして、トンネル崩落事故によって重軽傷者が出ていると、TOKYO MERに出動要請が入りました。喜多見たちが駆けつけると、千住が率いるレスキュー隊によって、すでに救出作業がおこなわれていました。
トンネルの中から運び出される患者の容体をチェックしていた喜多見は、その中に臓器移植ネットワークの職員を見つけます。
胸騒ぎがした喜多見が海浜病院に問い合わせると、心臓の到着が遅れ、小山とも連絡がつかないことを知ります。
慌ててトンネル事故の負傷者名簿をチェックし、その中に小山の名前が無いことを確認した喜多見は、トンネルの中に、まだ小山が取り残されている可能性を千住たちに報告します。
トンネル内ではまだ天井板が少しずつ崩落し続けており、かなり危険な状態です。このままトンネル内に救出に入れば、自分たちの命もどうなるかわからない状態の中、千住と喜多見は顔を見合わせ…。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』5話あらすじ(8月1日放送)
出動要請が無いときでも、緊急事態に備えての訓練を怠らないTOKYO MERのメンバーたちですが、音羽は官僚としての事務仕事を優先し、仲間たちとの訓練には参加しようとしません。
そんな中、TOKYO MER本部を訪問した赤塚都知事は、音羽がひそかに喜多見の過去について調べ回るなど、不穏な動きをしていることを喜多見に知らせ、音羽は信用ならない人物だといいます。
官僚というものは、政治家の命令であれば、たとえそれがどんなくだらないことでも従わなければならない…。赤塚都知事は、政界のドンと呼ばれている天沼幹事長の話を持ち出します。
天沼は7年前、厚生労働大臣をしていたときに多額の不正献金を受け取ったのではないか、という疑惑をかけられており、現在、雲隠れをするため、東京海浜病院に仮病を使って入院しているのです。
天沼は、人気と勢いのある赤塚都知事の存在をけむたがっており、次の選挙までに赤塚都知事を失脚させようと企んでいました。そのためにはまず、赤塚都知事が指揮するTOKYO MERをつぶすことが一番効果的だと考えているのです。
入院しているついでにTOKYO MERの様子でも見ておこう、という天沼の気まぐれに、久我山はさっそく音羽を同行させます。ここで天沼に顔を売っておくことが、音羽の官僚としての今後のキャリアに大きなプラスとなるからです。
ちょうどそのころ、東京海浜病院に仕事で来ていた喜多見の妹・涼香は、具合が悪そうに病院の廊下を歩いている妊婦を見かけます。涼香は車椅子を用意し、その妊婦を部屋まで連れていくことにしました。
涼香と妊婦がエレベーターに乗ろうとすると、そこにはすでに、病人を装って車椅子に乗った天沼と、付き添いの音羽の2人が乗っていました。相乗りをしたくない天沼は、こともあろうに涼香たちが乗り込むことを強く拒否したのです。
具合の悪い妊婦を見てもわがままを通そうとする天沼たちの態度に呆れ、涼香は半ば強引にエレベーターに乗り込みました。しかし次の瞬間、4人を乗せたエレベーターは突然急停止してしまったのです…!
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』6話あらすじ(8月8日放送)
先日のエレベーター事故で、MERメンバーに助けられた喜多見の妹・涼香が、手作りのお菓子を持ってMERにやって来ました。
メンバーたちがさっそくお菓子を囲んで楽しく語り合う中、音羽はひとり離れて事務仕事をしています。涼香は音羽のために特別に用意したお菓子を渡し、お礼をいいます。
しかし音羽は、MERの活躍は喜多見がいるおかげであり、喜多見以外のメンバーの力ではたいした仕事はできない、と冷ややかにいい放ちます。
そんな中、山中でハイキングをしていた18人の小学生が、突然行方不明となってしまったという事件が発生し、MERに出動要請が入りました。
喜多見たちが現場に急行すると、小学生たちは集団ではなく、別々の方向に向かって進んでしまったようです。
喜多見はバラバラになった子どもたちを捜索し、効率よく治療をするためには、MERメンバーを3つのグループに分け、別行動をした方がいいと判断します。
喜多見がいない状況で、果たしてMERの活動が十分にできるのか…。不安になったメンバーたちが判断に迷う中、麻酔科医・冬木だけは迷うことなく、別行動に賛成をしました。
実は、冬木は行方不明者名簿の中に、自分の息子の名前を見つけていたのでした…。息子の安否が気になり、居ても立ってもいられない冬木でしたが、メンバーにそのことを告げられずにいたのです。
メンバーたちは冬木の熱意に押され、別行動をとることに決めました。喜多見と冬木、夏梅と比奈と徳丸、音羽とミンの3チームにわかれ、それぞれ別々のルートを子どもの捜索、治療のために進み始めます。
するとさっそく、音羽とミンが向かった先で男の悲鳴が聞こえました。2人が駆けつけると、そこには先に捜索を始めていたひとりのレスキュー隊員が倒れていたのです。
真っ先にミンが隊員に近づくと、大きなスズメバチの集団がミンを襲い始めたのです…!
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』7話あらすじ(8月15日放送)
先日の山でのスズメバチの一件をきっかけに家族の絆が深まり、息子たちと再び同居を始めた冬木は、うれしそうに喜多見に報告します。ふたりが喜びを分かち合っていると、そこにMERの出動要請が入ります。
清掃会社で4、5名の労働者がめまい、吐き気を訴えているようです。喜多見たちが駆けつけると、症状を訴えているのは外国人労働者であり、現場にはなぜか、警察本庁の人員が数多く来ていました。
MERメンバーが倒れている外国人労働者たちに症状を問いかけると、しきりに何かを訴えようとしている様子がわかりました。しかし、清掃会社の社長がやって来て、彼らの行動をわざと遮ってしまうのです。
倒れている患者のひとりがチアノーゼを起こしてしまいました。喜多見やミンたちが病院に連れて行こうとすると、今度は警察がそれを強く阻止します。
社長も警察も、何かを隠したがっている…。喜多見と音羽がそう感じた矢先、工場から突如大きな爆発音が鳴り響き、大量の煙が巻き上がったのです。
喜多見や音羽たちが工場内部へ様子を見に行くと、数人の警察官が負傷して倒れていました。応急処置をしている喜多見たちのもとへ、最初に処置をした外国人動労者のひとりが、悲痛な表情を浮かべながら駆け寄ってきました。
彼は、兄が工場の建物の地下にいると訴えます。社長が慌てて口を塞ごうとしますが間に合わず、外国人労働者の仲間たちが地下で隠れて暮らしていることが判明してしまいます。
清掃会社の社長は仕方なく、ビザを持っていない外国人労働者をかなり安い賃金で働かせていたことを白状します。有毒ガスが充満している工場の地下にはまだ、外国人の不法労働者たちが16名も取り残されていたのです。
喜多見たちが地下へ急いで救助に向かおうとする目の前に、公安刑事・月島しずかが立ちはだかりました。月島は外国人労働者たちの身柄を拘束し、さらに喜多見たちの救助活動をも阻止してしまうのでした。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』8話あらすじ(8月22日放送)
休憩時間にくつろいでいるMERメンバーのもとに、警視庁公安部の刑事・高松がやって来ました。深刻な顔で喜多見だけを連れ出していったことにMERメンバーたちはいぶかしげな表情を浮かべます。
高松が、国際テロ組織などの案件を担当する公安部外事課に所属していることを知っている音羽は、かつて中東で医療活動をしていた喜多見の過去と何か関係があるのでは、と考えます。
一方、喜多見は高松の上司・月島しずかから、世界的なテロ組織LP9のメンバーであるエリオット・椿に関して、何か情報を知らないかと問われます。
喜多見は先日の化学薬品工場爆発事件の際、椿から短いメールを受け取っていましたが、そのことを月島たちには話しませんでした。
そのため、すでにメール受信の事実を知っていた月島は、事実を隠した喜多見に疑いの目を向けます。
そんな中、MERに緊急出動要請が入ります。大雨によって大規模な土砂崩れが起こり、山間部にある病院で停電が起き、医療機器が停止する危険がある、というものでした。
メンバー全員がすぐさまMERカーに乗り込み、現場へと急行します。喜多見を中心に、全員が一丸となって準備する中、急に音羽が口をはさみます。
音羽は、喜多見が中東での医療活動を終えたあと、ニューヨークの病院に戻るまでの1年間に何をしていたか、について問いただし始めたのです。
そして、アメリカで逮捕されたというのは本当か、とメンバーの前で喜多見に詰め寄ります。
衝撃的な内容にメンバーたちが息を飲んで見守る中、音羽はさらに、問題を抱えたチーフの指示に従うことはできないと答えを強くせまります。困惑し、返答を渋っている喜多見のもとに赤塚都知事から電話が入ります。
赤塚は、警察がテロ組織と喜多見との関係を疑っていることを伝えます。そしてMERが正式に承認されるまで、喜多見が1年間アメリカで尋問を受け、逮捕されていたことを打ち明けるべきではない、と釘を刺すのですが…。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』9話あらすじ(8月29日放送)
突然倒れてしまった赤塚都知事が、東京海浜病院に入院しました。主治医の高輪は、赤塚の心臓の状態がよくないことを心配し、しばらくは休養し公務を控えるように忠告します。
赤塚の病状を心配した危機管理対策室長・駒場や喜多見は病室を訪れます。赤塚は彼らの前で、自分の心臓が、何もしなければあと3ヶ月もたないことを告白しました。
赤塚の持病は多発性拡張型心筋症であり、移植手術も簡単な状況ではないと高輪は険しい表情を見せます。iPS細胞を使った新しい治療法を試したいところですが、厚労省からの認可が下りない限り難しいようです。
そのころ音羽は、上司の久我山から、このまま厚生労働大臣・白金に従い続けるよりも、“政界のドン”である天沼幹事長に従った方が、将来性があると持ちかけられます。
喜多見がかつてテロリストとの関係を疑われ、アメリカで逮捕されていたことを知りながらも、音羽がその事実を報告しなかったため、白金はライバルの赤塚を陥れることができなかったのです。
久我山は、劣勢に立たされた白金に見切りをつけ逆に追い込んでしまえば、もうMERをつぶす必要もなくなる、と音羽を説得するのでした。
そんな中、MERに緊急出動要請がきます。パルナ共和国大使館の地下駐車場で消火用の二酸化炭素があやまって噴出してしまい、消火設備の点検をしていた作業員がその場で倒れてしまったようです。
地下駐車場には二酸化炭素が充満しており、空気中のCO2濃度は異常に高い数値を指していました。CO2濃度の上昇は命の危険をともなうため、喜多見たちは倒れている人をいち早く処置し、外へ運び出します。
患者たちを運び出し、レスキュー隊長・千住が最後の点検していると、地下駐車場のすみの方で、ひとりの外国人男性が血を流して倒れていました。
自分の酸素マスクをその外国人男性の顔にはめ、千住はマスクなしで患者の救出を始めます。しかしCO2濃度はどんどん上昇し続け、ついに危険値を超えてしまいます…。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』10話あらすじ(9月5日放送)
久我山にそそのかされ、喜多見の妹・涼香は喜多見の空白の1年について話してしまいました。たちまち、喜多見に逮捕歴があることが報道され、テロリストではないか、というデマ情報まで流れてしまいます。
入院中の赤塚都知事についても、悪意のある記事が出まわり、MERの存続について、改めて審査会で審議されることになってしまいました。
審議会で自身の潔白を訴える喜多見でしたが、世間のうわさによって疑心暗鬼になっている病院側からは、MERを廃止するようにいわれてしまいます。
そんな中、関東医科大学の講義室に爆弾を仕掛けたという書き込みがあり、万が一に備えるため、MERの出動要請がきました。
MERメンバーに迷惑をかけるわけにはいかないと考えた喜多見は、単独で現場に向かうといい出します。
メンバーたちが戸惑う中、すぐさま音羽が名乗りをあげ、喜多見と音羽の2人が救助に向かうことになりました。
おそらくいたずらだろう…大学に到着した2人がそう思った瞬間、ある講義室から激しい爆発音とともに煙が巻き起こります。
喜多見と音羽はすぐさま爆発の起きた現場に走ります。現場ではケガを負った数名の学生と、重傷を負って倒れた学生、意識不明の重体で倒れている教授が見つかりました。
喜多見が教授の応急処置をし、すぐに緊急搬送の準備をはじめたところ、爆破事件の首謀者を名乗る男からの電話が入ったと、本部から連絡が来ます。
電話の声は、喜多見が過去に命を救ったテロリスト、エリオット・椿でした。椿は教室内から人を外に出すことは許さない、ひとりでも外に出したら、必ず次の爆弾を爆発させると喜多見を脅迫するのでした…。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』最終話あらすじ(9月12日放送)
妹・涼香を目の前で亡くしてしまった喜多見は激しく落ち込み、涼香の葬式の最中に倒れてしまいました。病室で目覚めてからも涼香のことばかりを思い出し、抜け殻のような状態です。
MERの最終審査会で喜多見への誤解をきちんと解き、MERの実績と今後の必要性を十分に説明しよう、と意気込むMERメンバーですが、心身ともに疲れ切った喜多見は、MERは解散すべきだといい放ってしまいます。
MERメンバーたちは、喜多見の様子に戸惑いながらも、なんとかMERを存続させようと結束力を高めますが、音羽までもMERを脱退するといい出し、爆発事故現場へのMER緊急出動要請を断ってしまいます。
その間にも、椿は次々と場所を変えて爆破テロを起こし続け、赤塚都知事や喜多見の動向に世間の注目が集まります。おかげで自らの不正献金疑惑がうやむやになった天沼幹事長はひそかにこの事態を喜ぶのでした。
天沼はさらに、赤塚都知事の勢いが衰えたことで、自分が推す白金厚生大臣が優位に立ったことにも喜びをあらわにします。そして、喜多見の過去をさらけ出すきっかけを作った音羽をほめたたえるのでした。
しかし今度は椿が、天沼の不正献金疑惑への批判をネット上にあげ始めます。イメージダウンを恐れた天沼は音羽に、MER最終審査会で喜多見とテロ首謀者・椿との関係を明らかにするよう、指示します。
うまく世間の批判の目を喜多見に向けることさえできれば、政界での出世の道を約束すると持ちかけられ、音羽は天沼の指示を受け入れるのですが…。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』主題歌は、GReeeeNの「アカリ」
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の主題歌は、GReeeeNの書き下ろし曲「アカリ」です。GReeeeNはこの曲に、誰もがヒーローになれるという想いを込めています。
今作で、命の危険をかえりみずに現場に急行する救急救命医たち。彼らのイメージにピッタリのこの楽曲は、7月26日から配信されています。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』まとめ
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は2021年7月4日、日曜よる9時からスタートしたTBSの日曜劇場です!
日曜劇場初主演となる鈴木亮平をはじめ、賀来賢人、石田ゆり子、菜々緒、仲里依紗、要潤などの個性的な人気俳優たちが集結!
命の危機に直面する患者たちを救うため、危険な現場に飛び込んでいくTOKYO MERメンバーたちの熱い奮闘が描かれます!
放送を見逃してしまったり、もう一度見直したいという場合には、全話配信されているParaviがおすすめです。
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