【2019年6月更新】『進撃の巨人』のヒロイン・ミカサアッカーマンには数多くの謎が…。頭痛や頬の傷の謎など、ミカサアッカーマンの正体について考察していきます。「役割を終えたら死ぬ」という噂をもとに、ミカサアッカーマンが死亡する可能性についても考えてみました!
『進撃の巨人』シリーズの、ヒロイン・ミカサアッカーマン。
大人気キャラクターのひとりであるミカサアッカーマンですが、彼女には数多くの謎が秘められています。
この記事では、ミカサアッカーマンの頭痛や傷の謎や正体について考察していきたいと思います。
また、ミカサファンなら気になる“ミカサアッカーマンが死亡する可能性”についても考えてみました!
ミカサアッカーマンはいつ死亡?! 「役割を終えたら死ぬ」という噂
『進撃の巨人』では重要人物が死んでしまうことが多々あります。
そして原作者の諫山創先生は「役を全うしたキャラクターは躊躇なく殺せる」と語っています。
今までに死亡したキャラクターを見返してみると、たしかに役割を終えたキャラクターは死んでいることがわかります。
ファンとしては「ミカサアッカーマンのような人気主要キャラクターも死亡する可能性はあるの…?」と心配になるところ。
ここからは、ミカサアッカーマンが死ぬ可能性について考察してみたいと思います。
死亡するかどうかが決まるミカサアッカーマンの役割を考察
「役を全うしたキャラクターは躊躇なく殺せる」という諫山創先生の言葉の通り、ミカサアッカーマンも役割を終えたら死ぬ可能性が高くなります。
ミカサアッカーマンの役割とは「エレンイェーガーを守ること」だと考えられます。
エレンイェーガーを守る必要がなくなるとしたら、エレンイェーガーの死を想像しますが、主人公なので簡単には死なないはず…!
エレンイェーガーが死ぬとしたら、きっと最終回だと思います。そのため、物語の最後までミカサアッカーマンが死ぬことはないのではないのでしょうか。
第1話ループ説の考察が正しければミカサアッカーマンは死なない
ループ説が正しければ、最終回で第1話「いってらっしゃいエレン」に戻ります。
このループ説とは、ミカサアッカーマンがエレンイェーガーにもう一度やり直すチャンスを与えるためにループさせているという考察です。
第2話「その日」でミカサアッカーマンは頭痛に襲われます。
「あぁまたこれか…」と言うのですが、第2話よりも前に頭痛が起きたことは描かれていません。
また第7話「小さな刃」では死を覚悟したときにこう言っているのです。
「またこの痛みを思い出して…また…ここから始めなければいけないのか…」
出典:諫山創『進撃の巨人』2巻第7話「小さな刃」
ミカサアッカーマン
死を覚悟したときに「始まる」と言っていることからも、ループ説が考えられます。
ミカサアッカーマンの強い思いがループ能力を発動し、エレンイェーガーを救うためにループを繰り返しているのではないでしょうか?
ミカサアッカーマンの頭痛の謎に関しては記事下部で解説しています。
ミカサアッカーマンは物語の謎を多く秘めているキャラクター
ミカサアッカーマンは『進撃の巨人』の物語の謎を多く秘めています。
東洋の一族の末裔であることから、失われた人類の歴史の秘密を握っている重要人物なのではないかと言われています。
ミカサアッカーマンの右手首の刺青“東洋人の印”には、失われた人類の歴史の秘密が刻まれているはず…。
ミカサアッカーマンに秘められた謎が全部解き明かされるまでは死亡しないと考えられます。
手首の刺青“東洋人の印”の意味については、下記の記事で詳細を書いているので気になる方は合わせてチェックしてみてくださいね!
ミカサアッカーマンの誕生日や身長などのプロフィール! マフラーに隠された生い立ちの秘密とは?
ミカサアッカーマンの死亡フラグシーン2選
最強ヒロイン・ミカサアッカーマンも、死亡フラグが…?!
巨人の前に無力さを感じ、ミカサアッカーマンが死を覚悟したシーンが2度あります。
ミカサアッカーマンは非常に高い戦闘能力を持ちながらも“あること”が、力を発揮できるかどうかに大きく関わってきます。
“あること”とは“大切な人、守るべき人の存在”です。
大切な人、守るべき人を失ったとき、無敵といわれるミカサアッカーマンでさえも脆く崩れてしまうのです。
ここからは、ミカサアッカーマンの死亡フラグシーンを2つご紹介しますね。
ミカサアッカーマン死亡フラグ① 第7話「小さな刃」
出典:amazonアルミンから「エレンイェーガーが巨人に食われてしまった」と聞いたミカサアッカーマン。
内心ではやりきれない想いがありつつも、顔色ひとつ変えず気丈に振る舞います。
そんなミカサアッカーマンが口にしたのは「戦わなければ勝てない…」という言葉。
「できなければ…死ぬだけ」
「でも…勝てば生きる…」
「戦わなければ勝てない…」出典:諫山創『進撃の巨人』2巻第7話「小さな刃」
ミカサアッカーマン
すべてを諦める前に、最期の一瞬まで戦おうと決心したのです。
しかし、エレンイェーガーの死に動揺していたミカサアッカーマンは、冷静さを失い、立体機動装置のガス欠に気付くことができませんでした。
ミカサアッカーマンは墜落し、巨人の前に丸腰で座り込んでしまいます。
「いい人生だった…」と死を覚悟し、幼い日のエレンイェーガーとの日々を思い出すのでした。
ミカサアッカーマン死亡フラグ② 第50話「叫び」
出典:amazonライナーとベルトルトにさらわれたエレンイェーガーを奪還することに成功した調査兵団ですが、その直後に多数の巨人に囲まれてしまいます。
獣の巨人が多数の巨人たちを操り、調査兵団は窮地に陥ります。
幼い頃から親しいハンネスも、ミカサアッカーマンの目の前で巨人に捕食されてしまいます。
逃げる術を失い、大切な人を失った無念さから、ミカサアッカーマンは死を覚悟します。
そして、今まで言えなかった想いをエレンイェーガーに話し始めるのでした。
ミカサアッカーマンの名言についてもっと詳しく知りたい方はこちらの名言まとめ記事をご覧ください。
ミカサアッカーマンの名言20選!「不毛」「私は強い」「マフラーを巻いてくれてありがとう」など有名セリフをまとめてみた
ミカサアッカーマンの頭痛の意味を考察してみた
出典:amazonミカサアッカーマンの頭痛の意味について、2019年6月最新刊の『進撃の巨人』28巻第112話でリヴァイアッカーマンはこう言っています。
「力に目覚めたアッカーマンは突発性の頭痛を起こすことがよくあったらしい」
「本来の自分が宿主の護衛を強いられることに抵抗を覚えることで生じるらしいが…」出典:諫山創『進撃の巨人』28巻第112話「無知」
リヴァイアッカーマン
しかし、エレンイェーガーの護衛をすることを強いられることに対しての抵抗だとしたら、過去に起こった頭痛の説明がつきません。
また、アッカーマン一族のリヴァイアッカーマンやケニーアッカーマンには、頭痛の症状は描かれていません。
アッカーマン一族ではなく、東洋の一族に関係する秘密が隠されているのではないでしょうか?
ミカサアッカーマンの頭痛シーン一覧
ミカサアッカーマンの過去に起こった頭痛シーンをまとめてみました。
・第2話「その日」
・第5話「絶望の中で鈍く光る」
・第7話「小さな刃」
・第29話「鉄槌」
・第45話「追う者」
・第83話「大鉈」
・第109話「導く者」
・第112話「無知」
1話ずつ頭痛のシーンをおさらいしてみましょう。
第2話「その日」は、ミカサアッカーマンの養母でエレンイェーガーの母であるカルラが捕食されたシーン。
第5話「絶望の中で鈍く光る」は、避難できなかった親子を助けるシーン。
第7話「小さな刃」は、エレンイェーガーの死を聞き、我を忘れ墜落したシーン。
第29話「鉄槌」は、女型の巨人にエレンイェーガーが捕食されるシーン。
第45話「追う者」は、エレンイェーガーがライナーたちにさらわれたことを聞いたシーン。
第83話「大鉈」は、アルミンが瀕死の状態で発見されたシーン。
第109話「導く者」は、ルイーゼの敬礼を見たシーン。死とは無関係に思えますが、エレンイェーガーが強盗を殺している場面を思い出し、この直後エレンイェーガーはもうひとりの強盗に襲われています。
第112話「無知」はエレンイェーガーからアッカーマン一族のことを聞いているシーンです。
ミカサアッカーマンの頭痛は、エレンイェーガーを失いそうになった場面、家族や大切な人の死に直面した際に起こっているように感じます。
ミカサアッカーマンの頬の傷の謎…治らないのは伏線か?
2巻第13話「傷」で、ミカサアッカーマンは巨人化したエレンイェーガーに殴られます。
エレンイェーガーはトロスト区の壁の大穴をふさぐために巨人化したものの、制御できず暴走してしまうのです。
ミカサアッカーマンの頬の傷はこのときについた傷であり、未だミカサアッカーマンの頬には傷跡が残っています。
5巻第22話「長距離索敵陣形」では、ジャンに「ミカサの頬の傷はかなり深いみたいだな」と言われているシーンもあります。
ミカサアッカーマンは、アッカーマン一族の血統であり治癒力が高いはず。
なぜ頬の傷は残ったままなのでしょうか? 何か伏線があるのではないかと考えてしまいますよね。
ミカサアッカーマンの傷が描かれていないシーンがある!?
2巻第13話「傷」でミカサアッカーマンの頬に傷がつきます。
しかし、第19話「まだ目が見れない」ではミカサアッカーマンの頬に傷がないんです…。
・元々は傷を治す予定だったが変更した
・諫山創先生が傷を描き忘れた
などの理由が考えられます。
その後、ミカサアッカーマンの頬の傷は描かれていたりいなかったりしますが、7巻第29話「鉄槌」から頬の傷が必ず描かれるようになります。
必ず傷が描かれるようになったタイミングにご注目。
エレンイェーガーが女型の巨人に捕食されるところを目撃し、頭痛が発生したタイミングから傷が描かれるようになっているのです!
何か意味があるのではないかと…深読みしてしまいますよね。
ミカサアッカーマンの正体はアッカーマン一族と東洋の一族の末裔だった?!
出典:amazon16巻第65話「夢と呪い」では、アッカーマン一族と東洋の一族について描かれています。
ミカサアッカーマンの父親はアッカーマン一族の分家の血筋、母親は純血の東洋人。
ミカサアッカーマンは、アッカーマン一族の血と東洋人の血が交ざった混血です。
ミカサアッカーマンの父親の血筋・アッカーマン一族
アッカーマン一族についての情報がこちら。
・王政に使える血統
・記憶操作の影響を受けない
・情感の豊かさに欠け、感情が表に出ない
・類まれなる身体能力を秘めている
・少数派民族
などが挙げられます。
記憶操作ということは、王によって隠蔽された失われた歴史が存在することがわかります。
ミカサアッカーマンの母親の血筋・東洋の一族
アッカーマン一族とは違い、歴史を受け継ぐことを選んだ東洋の一族。
ミカサアッカーマンの右手首には“東洋人の印”の刺青があります。
この刺青に人類の失われた歴史の秘密が残されているのではないでしょうか?
また27巻第107話「来客」で、ミカサアッカーマンの刺青は“ヒィズル国将軍家の家紋”だということが判明します。
キヨミが見せた家紋と同じ、“三つ組み筋違い”の刺青がミカサアッカーマンの右手首に入っていました。
“三つ組み筋違い”とは建築物を補強するときに使用する斜めの材木のことを表しています。
三つの柱が支えているという意味なのでしょうか?
東洋の一族の正体はヒィズル国将軍家の末裔
ミカサアッカーマンの母親から、右手首の刺青は人には見せてはいけないと言われていました。
27巻第107話「来客」で、東洋人の一族の正体がヒィズル国将軍家という事実が判明します。
パラディ島で東洋人の血を引いている人物はミカサアッカーマンだけ。
東洋人は記憶操作の影響を受けないので迫害を受け、壊滅してしまうのでした。その生き残りがミカサの母親とミカサアッカーマン。
しかし、壁外には東洋の一族がまだ存在していたのです。
ヒィズル国はパラディ島の地下資源を狙っているようです。
「ヒィズル国」という名前は「日出ずる国」からきているのではないでしょうか? 東洋にあるヒィズル国は日本がモデルだと考察できます。
今後、ヒィズル国がどのように物語にからんでくるのかが気になるところですね。
ミカサアッカーマンにはまだまだ謎が隠されている!
この記事では、ミカサアッカーマンの今後の考察や謎についてご紹介しました。
ミカサアッカーマンについては、まだ数多くの謎が残されています。
最終回に向けて、どう解き明かされていくか気になるところ。『進撃の巨人』の最新話が楽しみですね!
考察しながら原作を読み返してみたり、アニメを観返してみてはいかがでしょうか?
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