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2019/03/13
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怖い?! 『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れアミーゴ!』はホラー系?

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映画『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れアミーゴ!』は、異色の存在だといわれています。愉快で明るいタイトルに対し、映画がはじまってみればかなりホラーな内容で、そのギャップに多くの人が驚きました。「本物の人間とニセモノの人間がいつの間にか」擦り替わっているという恐怖を見事に描き切り、登場人物だけでなく観客まで惑わせる映画の構成はお見事でした。今回はその内容を「ホラー中心」にネタバレ紹介していきます

目次

ムトウユージ監督が手掛けた「クレヨンしんちゃん劇場版」第14作目『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れアミーゴ!』という映画のタイトルからどんなストーリを想像しますか?

主人公の野原しんのすけが、友達の風間君たちと一緒に楽しくサンバを踊る映画? もしくは野原一家がサンバの本場に行く映画でしょうか? 

実はこの映画は、ファンの間では「超コワイ」と話題なのです。アニメ映画とは思えないほどホラー描写が巧みで、思わず大人でも鳥肌が立ってしまうほど。

今回は「ホラー描写」に焦点を当てて、黒幕の正体やその目的も含めた映画のネタバレを紹介していきます。

あらすじだけ知りたい方は記事の前半まで、映画の全容を知りたい方は記事の最後まで読んでください。

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『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』あらすじ

主人公の野原しんのすけが住んでいる春日部市では、最近ある噂が流行っていました。

それは「春日部市には今たくさんのニセモノの人間がいて、本物の人間になり替わってしまう」というもの。

最初は誰も信じていませんでしたが、街は徐々に異変に包まれていきます。

どこか虚ろな表情の町の人々、性格が変わったしまった友達、おかしな言動を繰り返す先生たち…。

気づけば町中のほとんどが「ニセモノ」という事態に発展していました。


春日部市は、隣にいる友達や、いつも一緒にいる家族すらニセモノか本物かわからない恐怖の町になってしまいました。

しんのすけたちは無事にもとの平和な日常に戻ることができるのでしょうか? 

ここから先はネタバレをふまえた記事になります。

『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』あらすじ① よしなが先生を襲う影

ある日の夜、双葉幼稚園の先生たちは居酒屋に集まって飲み会を開いていました。

酔っぱらって「お遊戯会の出し物はサンバがいい!」という松坂先生に、困り顔を浮かべるしんのすけの担任とよしなが先生。

帰り道でひとりになったよしなが先生は、後ろからヒタヒタと足音が近づいてくることに気づきます。
だんだんと速度を上げてくる足音に恐怖を感じた先生は、逃げるように走り出します。

赤い電燈を点滅させて降りてくる遮断機をくぐりぬけて振り返ると、後ろには誰もいません。
「振り切った」と安心したよしなが先生はホッとして息をつきます。

そして顔を上げた瞬間、目の前には自分とまったく同じ姿をしたナニカがいたのです。

それはニヤッと口を釣り上げて笑います。その直後、よしなが先生の絶叫でシーンが閉じられます。

『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』あらすじ② 春日部市で広まる都市伝説

しんのすけたちが住む春日部市ではある都市伝説が流行っていました。

それは「そっくりなニセモノがいつのまにか本物と入れ替わってしまう」というもの。

ニセモノはすでに町中にいて、いつなり替わってしまうかわからないという恐怖。

隣にいる友達も、ニセモノにすり替わっているかもしれないという不気味さ。

怖がりのマサオ君はもちろん、しんのすけもぞっと冷や汗を流しました。

そんな噂が流れるなか、野原一家は最近出来たばかりのショッピングセンターへ買いものに訪れます。

入り口では茶髪でジャージを着た女性が、カウンターを持って何かを数えています。
野原一家4人を見ると、カチカチとカウントに入れました。

しかし、他の客を見ても女性はカウントしません。

ぼそりと「ここは4人だけか」と呟きます。

買い物をしている最中、ひろしは誰かに見られているような気配を感じ、みさえは「娘のひまわりを抱いた自分とすれ違った気がする」と言います。

一方でしんのすけは、買い物カートを引くみさえを見つけてお菓子を買って欲しいとねだります。

節約家のみさえにしては珍しく、なんでも買ってくれるという言葉にしんのすけは有頂天になります。

そのとき、しんのすけはあり得ないものを見ます。それは通路の向こうを歩いていくみさえとひまわりの姿です。
しんのすけの目にも観客の目にも、どちらが本物のみさえなのかわからないほどに似ています。

「かあちゃんがふたり!?」と驚いたしんのすけの手を、みさえらしきものが「こっちに来るんだよ!」と怒鳴りつけ、乱暴に引っ張っていこうとします。

連れ去られそうになる直前で助けてくれたのは、入り口で何かをカウントしていた女性です。

彼女の強烈なキックによって、みさえらしきものの体は吹き飛び、人間とは思えない姿に変形します。

それにもかかわらず、襲いかかってくる様子は化け物としか形容できませんでした。

激しい乱闘が繰り広げられているのに、店内は誰も騒ぎません。

化け物と女性が戦っている光景が素通りされる光景は、不気味の一言につきます。

実は、このショッピングセンターのなかにいる野原家以外の人間は全員ニセモノ。

しんのすけを助けてくれた女性ジャッキーが数えていたのは「ニセモノではない人間の数」だったのです。

ショッピングセンターのなかのほとんどの人間がニセモノだという事実が明かされ、事件が思ったよりも進行していることに気づきます。

しんのすけは都市伝説が本物であったこと、自分を連れ去ろうとしたモノこそが、都市伝説の「ニセモノ」であったことを知るのでした。

『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』あらすじ③ 怖い風間君のママ

しんのすけの周囲にもニセモノの脅威が迫ります。

ある日、テレビを見ながら夕飯ができるのを待っていた風間君。

その傍でママはご機嫌で鶏を丸ごと1羽さばいています。

4分割された鶏を見て、ママはニヤリと笑いました。
口はそのまま耳元まで裂け、ガパッと開いた口からはデロリとした長い舌が出てきます。

それまでは普通に料理していた風間君のママが、実は得体のしれない化け物になり替わっていたのです。

風間くんがママの方をふと見ると、長い舌で鶏肉のひとつをすくって口に運んだのが見えます。

見間違いかと思った風間君は、声をかけてママを振り返らせます。

ママの顔はいつもと変わりません。しかし、口元に小さな肉の破片がこびりついていました…。

『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』あらすじ④ サンバを踊る幼稚園の先生たち

日常は確実におかしくなっていきます。幼稚園では先生が豹変を見せ、風間君たちに襲いかかって来たのです。

そのとき、しんのすけがたまたまサンバの音楽をかけます。

その途端、幼稚園の庭にいたほどんど人がサンバのリズムで踊りはじめます。

いつもと変わらないと思っていた友達たちの豹変は、見ている側もぞっとさせます。

しんのすけの友達のひとりであるボーちゃんは、「ニセモノは踊りが大好きだった」と思いだしました。

園長先生やよしなが先生、あいちゃんをはじめ、踊りはじめた人たちは皆ニセモノだったのです。


ニセモノだらけになった幼稚園から、しんのすけたちは逃げ出しました。ニセモノはサンバの音楽をかけない限り、見た目では見破れません。

「もしかしたら、自分の家族もすでにニセモノになってるかもしれない」。

その恐怖はリアルな感覚になって、しんのすけたちを追い詰めます。

しかし、風間君だけは「僕のママはニセモノなんかじゃない!」と叫んで家に向かって駆けだしてしまいます。

ママを信じたい気持ちと恐怖心の間で葛藤しながら、玄関の扉を開けた風間君が見たものは、自分を優しく出迎えてくれるママ。

そして、その後ろから出てきた風間君のニセモノです。


「おかえり、僕」とニセモノが声をかけたとき、腰を抜かした風間君の後ろで玄関の扉が閉じました。

『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』あらすじ⑤ 野原一家に潜むニセモノたち

一方で、帰宅途中のひろしもニセモノから逃げていました。ニセモノになってしまった会社の後輩、川口がひろしを追っているのです。

ひろしの胸にあったのはただひとつ。「家族は無事なのか」ということでした。

命からがら家に帰ったひろしが見たものは、夕飯の支度をするみさえとひとりで遊んでいるひまわり、そしてしんのすけと一緒に風呂にはいる野原ひろしの姿でした。

「本物はどちらか」をかけて、ひろしはニセモノのひろしと対決をします。

対決の過程で「ニセモノには痛覚がない」ということを発見したひろしは、股間を蹴られて痛みに苦しむ自分が本物だと証明します。

ニセモノのひろしは退散し、ほっと息をつく野原一家。

そのとき、飼い犬のシロが風呂上がりのしんのすけに向かって激しく吠えます。

シロはしんのすけが大好きなシロの得意芸を見せます。

しかし、しんのすけは「なにやってんだ? シロ」と言って、ポカンとした表情を浮かべます。

いつの間にか、しんのすけまでニセモノと入れ替わっていたのです。

ニセモノのしんのすけは「ばれちゃったか」と言うと、あっさり野原家を後にします。

その後、野原家に乗り込んできた車のなかから、本物のしんのすけが出てきてやっと野原一家は集結します。

本物のしんのすけは帰宅途中にジャッキーに助けられ、彼女が運転する車に乗せてもらっていたのでした。

『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』あらすじ⑥ ニセモノたちの驚きの正体とは?

一度家に帰った後でネネちゃん、マサオ君、ボーちゃんは公園に集まっていました。

「家族たちはすでにニセモノに入れ替わっている」と気づき、避難していたのです。

そこにクローン軍団をひきつれたニセモノの風間君が現れ、ネネちゃんたちを襲います。

ネネちゃんたちは危機一髪のところで、野原一家が乗り込んだジャッキーの車に救われます。

ジャッキーは車のなかで「ニセモノがはびこる現象は世界各地で起きていて、カスカベシティはその6番目の被害にあっている」と教えてくれます。

知らない間に世界各地でニセモノ化が進んでた事実に、野原一家は戦慄。

春日部脱出を目指しましたが、全員がほとんどニセモノに入れ替わった町から逃げ出すことはできずに捕まってしまいます。

一行は、ニセモノたちに地下施設へと連れていかれます。そこで、ついにクローンたちの謎が明かされるのです。

地下施設では、ニセモノたちが大量生産品のように工場で生産されていました。原材料はなんとこんにゃく!

さらにそれらを生みだしている施設には、風間君や幼稚園の先生たちを含む本物の春日部の人たちが閉じ込められていたのです。

『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』あらすじ⑦ 黒幕の目的は「世界サンバ化計画」!

この騒動の中心にいた男はアミーゴ鈴木という人物でした。

彼がニセモノたちを作りだした理由は、「人間が昼夜問わずサンバを踊っている世界を見たかったから、いくら踊っても疲れないクローンを作りだした」というなんとも自分勝手なものでした。

彼はそれを「世界サンバ化計画」と名づけ、世界各国で実行してきたのです。

さらにアミーゴ鈴木の正体は、ジャッキーの実の父親でもありました。彼女は父親の計画を壊すために、この事件に関わっていたのです。

ジャッキーとアミーゴ鈴木はサンバの踊りで対決します。

一時は苦戦したジャッキーでしたが、しんのすけや春日部の人たちの応援をうけ、本来の力を発揮してアミーゴ鈴木に勝利します。

ジャッキーの説得に心を打たれたアミーゴ鈴木は改心し、ニセモノたち製造を含めて計画の破棄を約束するのでした。

『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』はいつものクレしん映画とどこか違う!

冒頭のシーンで観客を騒然とさせたのは、メインキャラクターであるよしなが先生が襲われてしまったからだけではありません。

居酒屋の座敷席でお酒を飲んでいるとき、よしなが先生の後ろに人が座ります。

後ろ姿しか映らないのですが、その人物は背格好も服装もよしなが先生とまったく同じ。

しかもそのことに対して、店内の客は気づいていないかのように誰も触れていません。

明らかにおかしいことが起こっているのに、話題にならずに進んでいく展開に、「いつものクレしん映画とどこか違う!」と観客の心を惹きつけました。

『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』は日常の崩壊が描かれている!

いつも通りの日常を過ごす風間君のすぐそばで、ママには大きな異変が起きています。
日常と恐怖が隣り合ったこのシーンは、その絵からすら異常を察することができるほどです。

ママが大好きな風間君が「ママを信じたい気持ち」にはたくさんの子どもが共感することでしょう。

しかし、観客の視点からみれば、ママはどう考えてもニセモノです。風間君が悪い方向に向かっていく展開に、観客は冷や汗を流します。

風間君のママの口が裂けて鶏肉を飲み込んだのは、決して見間違えではないのだと観客に恐怖を植え付けているのです。

家族が知らない間にニセモノに変わっていた恐怖は、幼い子どもにとっては耐えられないことでしょう。

しかも主人公であるしんのすけまで、観客も気づかないうちに入れ替わっていた事実は、当時劇場で観ていた子供たちを震え上がらせました。

ひろしが帰ってくるまで繰り広げられていた「いつもと変わらない日常」が、あっというまに崩れ去ってしまった衝撃の展開は、この映画屈指の名シーンといえるでしょう。

いつも仲良くしている風間君が、しんのすけたちの敵になってしまうという展開も、ショッキングな光景でした。

『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』まとめ

本格的なホラー映画にも引けを取らないほどの描写とストーリ展開をみせる『クレヨンしんちゃん伝説を呼ぶ踊れアミーゴ』

見た人からは「トラウマレベルの映画」や「子供向けとは思えない!」などの声が上がっています。

日常が徐々にニセモノたちにむしばまれていき、平和だった景色が崩れていく光景は、クレしんファンだけでなくホラー映画ファンも必見の名作です。

構成の緻密さと独特な世界観に、怖くても目が離せない魅力を感じること間違い無しです。

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