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出典:amazon

2019/02/22
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まるで日本のサラリーマン!?トランスポーターから学ぶ生き方!

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フランス・アメリカで制作され、2002年に公開し大ヒットしたジェイソン・ステイサムの出世作。どんな依頼も完璧に成し遂げるプロの運び屋のフランク(ジェイソン・ステイサム)ですが、完璧主義者である彼が如何にしてトラブルに巻き込まれていってしまったのか?解決方法は?をフランクから学んで行こうと思います。

目次

自分を守るためにルールを作る

自分を守るために、もしくは自分の大切なものを守るためにもルールは絶対に必要です。

ルールもなく、その場凌ぎの対応ばかりしていたら必ず痛い目に遭います!柔軟に対応するのも大切なことですが、まずは自分の力量をしっかりと見極めることが大切です。

それでは、映画「トランスポーター」のフランクが決めたルールを例に、日常生活や社会での応用をご説明したいと思います。

これを参考に、ぜひ日常での窮地を華麗に脱してみてください!

ルール1「契約厳守」

フランクは自身の中にある鉄の掟ともいえるビジネスルールを重んじ、そのルールを絶対厳守として行動します。

これは、特殊部隊時代に学んだ経験から任務(仕事)を安全に遂行するためには、厳しいルールの元で行動するのが最も安全なのを知っているからでしょう。

そしてこの「契約厳守」というルール、それは普段のビジネスシーンにおいてもいえることですよね?

社会で生きていくために、常になにかしらの契約をしながら私達は生活しています。例えば、今貴方が手に持っているスマートフォンやパソコン、これにも契約は付いてきます。

つまり「契約=信頼」、そしてこの「信頼」というのがビジネスにおいて最も重要なことなのです。この信頼を得るためにも、契約厳守というルールは双方に絶対必要な信念であり、トラブルを未然に防ぐ上で重要な要素といえます。

ルール2「依頼者の名前は聞かない」

このルールを見たビジネスマンの方は、「ありえない」と思われたでしょう。確かに、先方の名前を聞かない・覚えないなんてありえません。

しかし、これは少し見方を変えてこう考えましょう。

「余計なことは聞かない」

ビジネスシーンにおいて、会社の同僚や上司、そして取引先との会話で余計なことを聞いてしまったがために、自分が損をしたという経験はありませんか?

もちろん、相手の話しを聞くのはビジネスマンに限らず社会で生きていくには大切なことです。ただし、それもケース・バイ・ケース、相手の話しに深入りしたがために、自分が尻拭いをしなくてはいけなくなった、休日返上で付き合わなくてはいけなくなったなどの経験が誰しも一度はあると思います。

確かに、仕事のためにコミュニケーションは必要なことです。特に、営業職やサービス業の方は尚のこと重要になってくると思います。

しかし、それはあくまで自分のペースがしっかりと守れているならばの話しであり、無理に全部聞いていたら後の仕事に響くだけではなく自分の体調を崩す可能性の方が高いです。

無理をしているなと感じたら「依頼者の名前は(余計なこと)聞かない」を思い出し、少し休憩してみるのもいいかもしれません。

ルール3「依頼品を開けない」

そしてこの「依頼品を開けない」、これが最も重要なルールといえます。

トランスポーターに於いて、依頼品とは最も重要なものでありプライベートな部分です。大切で重要なものだからこそ、フランクはこれを開けずに相手まで届けるという契約をしています。

つまり、これは相手と適度な距離感を保つのが大切なことを証明しています。いかに仕事の仲間とはいえ、その相手が上司だったとしても、プライベートな部分まで踏み込まれるのは誰も良い気はしませんよね?

プライベートな部分に踏み込みすぎたせいで、お互いの関係がギクシャクしてしまったり、取引先との関係が悪くなってしまったりといったことになりかねません。

もちろん、それはビジネスに限った話しではなく、友達や恋人にもいえることだと思います。

人によって、踏み込んでほしくない部分は違いますので、しっかりとその違いを見極められる観察力を身に着けるのが重要なことといえます。

大切なのは「ルール」か「信念」か?

ここまでは「ルールを守る」ことにより、自分の安全を守れるということをお伝えしてきました。

しかし、本当に大切なのは「守る」ことではなく、自分の「信念」そして新たな「ルールを創る」ことなのではないでしょうか?

ここからは、また別の形でこのルールを見直してみたいと思います。

新ルール1『「契約厳守」を守らない』

これだけですと、上で書いたこと全てが嘘になってしまいますから詳しく書きます。

フランクは、作中で何度か自分のルールを破る行動をしました。もちろん、それには多くの理由がシリーズを通してあります。

そして、フランクはそのルールを破るのは自分のためではなく、決まって誰かのために破ってきました。

確かにそのせいで、多くのトラブルに巻き込まれてしまいます。ですが、ルールを破った結果得られたものの価値の方が遥かに高く、仕事において最高の結果を出すことに繋がりました。

つまり、信頼を得るために時には契約以上の働きも必要な場合があるということです。常に契約通りに行動するだけでは、決して自分のスキルが磨かれることはありません。

貴方の知識は、どれも最初から覚えているのではなく、貴方が自分から行動して覚えた知識です。それを忘れず、自分を磨くためにときには契約以上の行動をしてみるのも必要なことだと思います。

その結果、誰かのためにしたはずの行動が自分の知識や経験として返ってきます。日本流で言うならば「情けは人のためならず」なのではないでしょうか。

新ルール2「依頼者の名前を聞く」

これも同じく、先程と言っていることが違いますので説明したいと思います。

上記のルール2「依頼者の名前(余計なこと)は聞かない」ですが、それもケース・バイ・ケースです。

誰かが本当に困っているとき、例えば仕事で同僚がミスをして困っているとき、見て見ぬふりをしてしまいがちだと思います。

それも当然といえば当然、自分自身も忙しく誰かを助けてる余裕なんてほとんどの人がありませんもんね。しかし、フランクは違います。

フランクも同じく余裕はなく、どちらかというと命がかかっている以上私達よりピンチな状況ですが、必ず「ついでに」という感じでクールに助けてしまいます。

それは、フランクが培ってきた経験からできる行動ではないでしょうか?もっと酷い状況を経験したからこそ、チャンスを作るのが上手く、その余裕からピンチを抜け出すことができるのです。

つまり、普段いつも通り仕事や生活をこなすのではなく、さまざまなシーンを想定した仕事運び、生活スタイルをして臨機応変に動ける基礎を作っておくことが重要なことであり、その結果誰かのミスを庇うことができるスマートさを生むことができるのです。

新ルール3「依頼品を開ける」

ここまできたら説明はもう必要ないかと思いますが、一応念のために説明させてください。

先程、ルール3ではプライベートな部分に踏み込まないと説明しました。確かに、これが波風なく生活していける可能性が高いと思います。

ですが、それだけですと相手との信頼関係を構築するというのは難しいと思いませんか?必ずしも、問題が自分一人で解決できるものとは限りません。

フランクでさえ、自身の秘密を打ち明け困ったときは助けてくれるタルコーニ警部という相棒的存在がいました。

そういった信頼できるパートナーを見つけることが、仕事をさらに捗らせるために必要不可欠な要素であり、トラブルの早期解決にも繋がります。

ルールを破るか破らないかは自己責任

もちろん、社会に生きる上で守らなくてはいけないルールはしっかりとあります。全部が全部ルールを破ればいいというわけでもありません。

しかし、時には自分の中のルールを変えてでも大胆に行かなくてはいけないときがあるかと思います。

某映画の警察官は「ルールは破るためにある」とも言いました。ルールに縛られるだけではなく、臨機応変に動き結果をしっかりと出せるビジネスマンを目指しましょう!

参考元

当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。

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