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出典:amazon

2019/01/21
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敵役・マモーでお馴染みの劇場アニメ第1作『ルパン三世 ルパンVS複製人間』

『ルパン三世 ルパンVS複製人間』とは、ルパン三世シリーズにとって記念すべき劇場用アニメ第1作目作品です。ルパン音頭や敵役・マモーなどの説明と共に、本作のご紹介をさせて頂きます。

目次

ルパン三世 ルパンVS複製人間

劇場用長編アニメ第1作!

ルパン三世の劇場用アニメ・第1作となった『ルパン三世 ルパンVS複製人間』は、1978年12月16日に公開されました。

本来(当時)の映画タイトルは『ルパン三世』でしたが、ビデオソフト化される際に他シリーズ作品との区別化を計るため『ルパン三世 ルパンVS複製人間』となります。

実は同年春には本作より先んじて、TV第2シリーズ第8話の再編集作品が「東宝チャンピオンまつり」で映画作品として公開されていたのです。

しかしルパンシリーズの“オリジナル長編映画”としては、本作(ルパンVS複製人間)が最初の映画化となりました。

当時のTV版とは違ったルパン

本作はルパンのTV第2シリーズの人気を受け、制作されました。
上記画像を見て頂くとお解りかもしれませんが、「赤ジャケット=第2シリーズ」のルパンです。しかし何だか少しイメージが違います。

それもそのはず。本作は第1シリーズ(1971~72年)にあたるTV版初期を意識し、大人向けに作られた映画。
つまり赤ジャケットのルパンでありながら、そのモチーフは「緑ジャケット=第1シリーズ」のルパンだったのです。

誤算から生じた2つの名作

当時の制作側にとって本作は、洋画「007シリーズ」のアニメ版としての位置づけであったために、ポスターや本編は不二子のヌードが中心で性的イメージが前面に出ていました。

ところがTVアニメ第2シリーズの人気により、映画を観に来る人たちは制作側が意図していた層とは全く別で、中高生を中心とした若年層が劇場へと押し寄せます。

結果として本作は大人以上に若いファンから支持され、10億円近くの配給収入を得たのです。

この成功から翌年には観客の年齢層を15~16歳に下げ、ルパンの名を不動の物とした名作『ルパン三世 カリオストロの城(1979年)』が制作・公開。後に空前の大ヒットとなりました。

つまり名作となった本作(vs複製人間)の成功が、次の名作(カリオストロ)を生み出すきっかけになったのです。

因みに当時の興行収入だけで言えば、vs複製人間が9.15億円、カリオストロは6.1億円だったのは意外かもしれません。

気になるその内容は?

物語のあらすじ

ある日、ひとりの男が処刑されます。その男がルパン三世であることは、鑑識の結果から明白でした。

ところがルパンの死に疑いを持った銭形警部が調べると、遺体が爆発します。そして目の前にそのルパン本人が現われ、遺体は偽者だと言うのです。

ルパンは不二子に頼まれ「賢者の石」を盗み出します。しかし不二子自身もマモーと名乗る謎の人物から依頼されていたのです。

実はマモーは不老不死に関するものを集めており、“マモーの島”でとある計画を企てていたのですが……。

当時としては目新しい技術であった「クローン(複製)」設定を軸に、物語は幾つもの謎を含みながら展開されてゆきます。

ゲスト出演とルパン音頭

あまり知られてはいませんが、本作に登場した各国代表者の声には、当時各界で活躍されていた方々が“特別出演”されています。

まず書記長役が『巨人の星』の原作者である梶原一騎さん。大統領役が『おそ松くん』などでもお馴染みの漫画家・赤塚不二夫さん。そしてエジプト警察署長役が、本作のEDテーマ「ルパン音頭」を歌われた国民的歌手・三波春夫さんらがそれぞれ担当していたのです。

また作品自体はシリアスな物語でしたが、「ルパン音頭」をバックに大爆発の中をルパンと銭形が逃げ出すラストは、本作の中でもかなりコミカルかつ印象的なシーンとなっています。

謎の敵・マモー

本作で最も特徴的な存在と言えば、やはり敵役の「マモー」でしょう。

その姿や設定は印象的で、クローン技術の命題を印象付けました。また、お笑いネタや他アニメなどでパロディとして多用された人気キャラクターです。

マモーの声優は当時水戸黄門役でお馴染みの俳優・西村晃(にしむら こう)さんが担当されました。

実は、第1シリーズ・第13話「タイムマシンに気をつけろ!」が、本作映画の敵キャラ“マモー”の下地になったとも言われています(※原作同様)。

理由としては登場するゲストキャラの名前が「魔毛狂介(“まもう”きょうすけ)」であることや、不二子をさらい未来を変えようとしたことなどがあげられます。

その後のシリーズでも“まもう”の名を持つ敵キャラが何人か登場するようになり、ルパンシリーズに於いて「まもう/マモー」は敵役の代名詞となりました。

参考元

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