【銀魂神回特集】爆笑ギャグ回から泣ける感動エピソードまで！おすすめ30選まとめ

【2019年最新版】銀魂の総まとめ！

銀魂の神回と聞くと、みなさんはどんなエピソードを思い浮かべますか？　今回の記事では、銀魂の神回に関連する情報を集め、人気の高いエピソードを中心にまとめました。みなさんのお気に入りのあのエピソードも、入っているかもしれません。

この先のまとめ記事は、完全にネタバレ記事となっています。しかし要約されている記事でもあるので、アニメを観る時間がない方にもおすすめです。果たしてどんな回が人気を集めているのでしょうか。

銀魂の神回はギャグや名言だらけ

銀魂の神回は、爆笑回では特に笑えるギャグシーンが豊富で、感動エピソードでは心に残る名言だらけです。中には何年経っても記憶に残るシーンもあります。内容は変わらなくても、観ている側の心境やタイミングによっても作品の感じ方は変わります。

銀魂にはご紹介したいギャグや名言が、数えきれないほど沢山あります。この記事を読みながら昔を思い出して懐かしんだり、新鮮な気づきを得ることもあるかもしれません。

銀魂の神回といえど漫画やアニメで何話か分からない?!

銀魂の神回ともなれば、内容は記憶に深く残りやすいです。しかしそのエピソードが何話かと聞かれて、全て正確に即答できる方は少ないはずです。

この記事でご紹介する銀魂の神回は、アニメで何話なのかも明記しています。もし実際にアニメを観てみたいと思った方は、ピンポイントで探しやすくなっていますので、ご参考にしていただければ幸いです。

銀魂の神回を爆笑回と感動回に分けてご紹介

この記事は銀魂神回特集として、おすすめ30選をご紹介させていただきます。前半は爆笑回20選、後半は感動回10選になっていて、放送された順に記載しています。

かなりボリュームのある記事なので、お好みのエピソードから見ていただいても構いませんし、順番に見ていっても流れがスムーズです。それでは、銀魂の神回おすすめ30選をお楽しみ下さい。

【銀魂 神回】爆笑ギャグ回20選

まずは爆笑回20選からご紹介させていただきます。鋭いボケとツッコミのバランスに優れる銀魂は、子どもから大人まで多くの人を笑いに巻き込みます。しかも豪華声優陣が出演していることもあり、耳で聞いてるだけでも楽しく、高いクオリティに仕上がっています。

本当はもっと沢山の爆笑回があるのですが、今回は20選にさせていただきました。中には苦情殺到の下ネタやパロディ回もあります。銀魂のファンだからこそ共感できる部分もあるかもしれません。それでは、張り切ってどうぞ！

【第24話】鍋は人生の縮図である

珍しくすき焼きを食べることになった万事屋の3人。めったに食べられないごちそうを前にして、自分ができるだけ多くの肉を食すために、あらゆる手を考えます。すき焼きが煮えたぎる鍋を囲み、表の顔と裏の顔が交互に入れ替わる攻防戦の始まりです。

元々は総集編として過去を振り返る予定でしたが、鍋から気をそらすと他の誰かに肉を食べられてしまう危険があるので、みんな鍋から目を離しません。しかし疑われた銀時がすねて神楽が謝ろうとした瞬間に、銀時と新八が勢いよく鍋に箸を入れた結果、鍋の中身が散乱してしまいます。

そこで新八は、肉に興味がないふりをして銀時と神楽のプライドを刺激する作戦に出ます。｢別にいつでも食べられるからどうぞ｣という言葉は、表向きではありますが見事に肉への執着心を消しました。

しかしそれは同時に、肉に手を出しにくくなるという自滅的な状況も生み出してしまいました。そんな｢周りは全員敵状態｣で、すき焼きの肉を一番多く食べるのは一体誰になるのでしょうか。

デスノートなみのシリアスな駆け引きと推理合戦

駆け引きや作戦を考えてる裏の顔は、もう完全にデスノートです。パロディというわけではありませんが、描写や表情はまさにデスノート。といっても新八は画策をして、神楽は真相を激白するといった感じで、銀時には裏の顔はあまりありませんでした。

銀時は意外と裏表ない性格かもしれません。きっと新八と神楽に対して、親心のような感情を抱いてるのでしょう。しかしその割には、随分ムキになっています。

均衡状態が続きましたが、神楽のお腹が鳴ったことをキッカケに、新八が神楽の食べる分をよそってあげます。更に桂とエリザベスも乱入し、ライバルが増えてしまいます。そして神楽が大きなくしゃみをして鍋を台無しにすることで、神楽が鍋の中身を丸飲みし、ひとり勝ちしたかのように見えました。

しかしそこでお登勢とキャサリンが牛肉を持って登場し、鍋バトルの第2ラウンドが始まります。ケタ違いの食べっぷりを見せるお登勢とキャサリン。このままじゃ誰も食べられないと思った銀時と新八は、箸を箸で掴んで動きを何とか止め、結局最後はまた神楽が鍋を一気に飲み干し、｢乳臭い｣と一言文句を言って終了しました。

【第34～35話】恋にマニュアルなんていらない

酔っぱらった松平のとっつぁんに絡まれている猫耳女性を、新八が助けることで始まった純愛エピソード。恋愛経験が全くない新八は、かわいい猫耳のエロメスを好きになってしまいます。

助けれくれたお礼として、エロメスから新八に猫耳とケーキと手紙が届きます。手紙には｢もう一度お会いして、改めてお礼を言いたい｣と書かれており、デートをすることになりました。
デートで何をしたらいいか分からない新八は、ネットで相談します。しかし回答してくれたのは、桂や近藤などのいつものメンバーでした。

デート当日は、銀時と神楽とお妙の尾行つき。心配してくれてるのか面白がられてるのか、良くも悪くも気にかけてもらえる新八は、みんなに愛されてますね。デート中も新八はドキドキしっぱなしで、どんどんエロメスのことが好きになってしまいます。

こういう初々しいシーンは、見てる方も少し緊張します。うまくいってほしいと思いつつ、ちょっとしたトラブルにも期待してしまいます。ちなみに気になる新八のファッションは、お礼にもらった猫耳と寺門通親衛隊の衣装でした。

新八の純愛を取り囲む様々な思惑

男心をくすぐるしぐさやセリフを連発するエロメスに、イラ立ちを隠せない神楽とお妙。しかも喫茶店でお茶を済ませたふたりは、｢エロメスハウス｣の看板があるエロメスの家へと向かいます。新八は番組の打ち切りを危惧しつつも、｢男志村新八、本物の男になります！｣と意気込みます。

しかしシャワーを浴びて部屋に戻ると、エロメスの姿はありませんでした。そして洗面台には｢あなたのハートと財布はいただいたわ｣と書かれた1枚のカードが置かれていました。エロメスの正体は、怪盗キャッツイヤーという名の泥棒だったのです。

銀時に追われて逃げたエロメスは、神楽とお妙の攻撃により看板の下敷きになるところでした。しかしそこで駆けつけた新八がエロメスを助けます。｢恋愛は惚れた方が負け｣｢彼女ができたみたいで楽しかった｣という新八でしたが、最後は｢嘘じゃボケェー！｣と言い放ち、木刀でエロメスを成敗します。

ほろ苦い思い出に終わった新八の初恋でしたが、良い経験になったことでしょう。新八はまだ16歳なので、これから良い相手と巡り合えるといいですね。みなさんも、不自然に積極的な相手にはご注意ください。

【第38話】雪ではしゃぐのは子供だけ

異常気象の影響もあり、雪が降り積もった江戸の町。歌舞伎町四天王のひとりでもあるお登勢が言うには｢雨が降れば行水、槍が降ればバンブーダンス、どんな時でも楽しむ余裕を忘れないのが江戸っ子の心意気ってもんだい！｣らしいです。ということで｢第一回チキチキ歌舞伎町雪まつり｣が開催されることになりました。

歌舞伎町らしくいかがわしい作品が並ぶ中、万事屋たちを中心にした様々なキャラ達が、雪を使った作品作りに励みます。中には芸術作品ともいえるクオリティの高い作品もありますが、そこは銀魂らしく他人の作品を台無しにするための攻防戦が始まります。

万事屋が作る作品は｢ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲｣という、パッと見は完全に下ネタのいかがわしい兵器です。銀さんがその場で思いついたオリジナルの存在かと思いきや、意外と知ってる人も多い有名な兵器らしいです。ちなみに、第57話の｢無くした物を探すときはその日の行動をさかのぼれ｣では、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲が、ジャスタンクの兵器として実際に登場しています。

結局大人も子供もみんなはしゃぐ

地域にもよると思いますが、特に雪があまり降らない地域では、雪が積もることで喜ぶ人も多いのではないでしょうか。雪だるま作りやかまくら作り、スキーやスノボも雪があるからこそできる楽しい遊びですよね。もちろん今回の雪まつりも同様です。

作品を作るより壊すシーンの方が断然多いですが、それも雪まつりの楽しさのひとつ。むしろ壊す方が爽快で楽しそうです。最終的には全員参加の雪合戦になり、雪まつりはケンカまつりのような戦場と化しました。最後のワンショットで、けなげにエリザベスの雪像を作り直す桂にも注目です。

グランプリと獲った人には賞金が出るので、みんな張り切って作品を作ります。しかし雪まつりを楽しむみんなの姿は、賞金欲しさではなく純粋に雪遊びを楽しんでるように見えます。

結局、何をするかよりも誰とするかの方が大事なのかもしれません。祭りを楽しむ心は、大人も子供も同じですね。江戸っ子らしく仲間とはしゃいで盛り上がるシーンが連続する楽しい回です。

【第48話】似ている二人は喧嘩する

プライベートの土方と銀時が、しょうもないケンカを繰り返す回です。超甘党の銀時とマヨラーの土方が、食堂でばったり会ってしまったことから全てが始まります。このふたりは似た者同士なので、ぶつかりあうことも多いのでしょう。映画館やサウナなど、約束したわけでもないのに行く先々で出くわしてしまいます。

その裏では、攘夷志士である八虎留(パルコ)三兄弟が、土方を亡き者にしようと画策します。最初の食堂で土方の隣に座った三男は、隙だらけの土方に襲い掛かろうとします。しかしマヨネーズがてんこ盛りのどんぶり｢土方スペシャル｣を見て、気持ち悪さと驚きが大きすぎて身動きが取れなくなってしまいます。

更にもう片方の隣には銀時がいて、小豆がてんこ盛りの｢宇治金時丼｣を食べ始めます。そこから銀時と土方のケンカが始まるのですが、間に挟まれた八虎留三兄弟の三男は、果たしてどうなってしまうのでしょうか。

偏食の銀時と土方に巻き込まれるおじさん

お互いに相手の食べてるどんぶりを否定し、自らを肯定しようとする銀時と土方。ふたりの間に座った八虎留三兄弟の三男は、何度も意見を求められ、最終的には強制的にふたつのどんぶりを食べさせられてしまいます。その結果戦闘不能になり、食堂では土方を襲撃することはできませんでした。

食事を済ませた土方は、｢となりのペドロ｣という映画を観るために映画館に入ります。土方の後ろの席に座った八虎留三兄弟の次男は、背後から土方を亡き者にしようとしますが、更に後ろの席に座っていた銀時に邪魔をされてしまいます。全く泣けるシーンではないのに涙を流す銀時と土方は、感性も似ているようです。周りを気にせず言い争うふたりでしたが、怖い姿の屁怒絽(ヘドロ)に注意されてしまい、おとなしくなります。この時屁怒絽にスクリーンまで吹き飛ばされた次男も、戦闘不能になりました。

更にサウナでもはちあわせた銀時と土方。八虎留三兄弟の長男は、ふたりをサウナ風呂に閉じ込めることに成功します。しかしふたりが真剣に我慢対決をしている姿に感動して、自ら扉を開けます。最終的には、勢いよく飛び出したふたりに巻き込まれる形で、長男も気絶するというオチでした。

【第72話】かもしれない運転でいけ

桂一派の攘夷志士たちが集まる会議で、仲間の話の輪に入れなかった桂は、話題の｢夏のソナタ｣をレンタルビデオ店で借りようとします。そこで会員カードを作らなければいけないのですが、身分を証明できるものを持っていない桂は、運転免許証を取るために｢大江戸自動車教習所｣に通います。

忍者をスクーターではねてしまった銀時も、桂と同じ教習所に通います。どうやら銀時は運転免許証取り消しの常習犯で、教官とも慣れ親しんだ様子です。教官から｢君に足りないのは技術より注意力だから｣と言われ、桂の助手席に座ることになった銀時でした。

銀時と桂とキャラの強い教官が同じ車に乗っているからには、何も起きないはずありません。桂の姿を見つけた銀時は、即蹴りを入れて窓ガラスが大破します。しかし冷静な教官は｢かもしれない運転でいけって言ったでしょー！｣と言い、銀時を叱ります。車を運転する前から先が不安で仕方ありません。

真面目すぎる桂の妄想が暴走

本来の｢かもしれない運転｣とは、あらゆる状況を想定して臨機応変に、安全で速やかな運転を心がけることです。しかし運転経験のない真面目な桂は、どう考えても絶対ありえない状況を妄想して、勝手に暴走してしまいます。

桂のかもしれない運転は「俺は緊張しているのかもしれない」｢スピードを50キロ以下に落とすと爆発する爆弾を、どこかの攘夷浪士が仕掛けているかもしれない｣｢(妄想話の)モグラたちがS字カーブの土の下にいるかもしれない｣など、もう完全に支離滅裂です。危険運転のせいもあり銀時のツッコミが強まりますが、教官は妄想話に感動して泣いてました。

桂のあまりの暴走っぷりを見た教官は｢もうかもしれない運転は辞めた方がいいかもしれない｣と言い、桂も運転免許証を取ることを諦めたようです。それでも｢夏のソナタ｣を借りたい桂は、身分を証明するものとして自身の指名手配書を差し出しますが、借りられるわけはありませんね。賢いみなさんは、かもしれない運転で行きましょう。

【第83話】運に身分は関係ない

お妙が働いているスナック｢すまいる｣で風邪が流行ってしまい、お妙以外の従業員が休んでしまう事態になりました。幕府の重鎮が来店するのにこの状況ではいけないと困った店長は、女の子を手配してもらうために銀時に相談をします。

結局お妙以外の女性メンバーは、九兵衛とさっちゃんと神楽しか揃いませんでした。キャサリンと女装した東城も働くつもりでしたが、ローションで足を滑らせて頭を打ち気絶したため、客が来る前に戦線離脱してしまいます。そのため急遽、銀時と新八が女装して接客することになりました。

どんな客が来るかと思いきや、現れたのは松平のとっつぁん率いる真選組。慌てた万事屋たちは、あごをしゃくる変装をする作戦に出ます。しかし飲みに来たのは真選組ではなく、まさかの征夷大将軍｢徳川茂茂(とくがわしげしげ)｣でした。真選組は、将軍を護衛するために付き添って来ただけだったのです。

徳川茂茂は日本のサムライの頂点に立つ男。無礼なことをすれば命の保証はありません。そんな危機的状況に焦る銀時と新八ですが、他のメンバーは本物の将軍であることに気づいていません。

爆笑回の常連将軍｢徳川茂茂｣の初登場回

席に着いた途端、松平のとっつぁんの提案で｢将軍様ゲーム｣が始まります。将軍様ゲームとは、将軍と番号を書いたくじを割りばしで作り、将軍と書かれたくじを引き当てた者が、他の者に様々ないやらしい命令(拒否不可)を下すことのできる大人のゲームです。一般的には王様ゲームと呼ばれる遊びですが、危険なにおいがします。

最初の命令は｢下着姿になる｣です。そこで何と将軍がもっさり白ブリーフ一丁になってしまいます。次の命令は｢一番寒そうな人に着物を貸してあげる｣です。その命令は、将軍に着物を着せてあげようとするお妙の気遣いでしたが、またしてもハズレを引いた将軍は全裸になってしまいます。

辛い思いをした将軍は涙目になってしまいますが、｢トランクスを買ってきなさい｣という将軍のための命令も、将軍自身が買いに行くハメになります。そして最後に神楽が用意した将軍くじを引いた将軍は、護衛の親衛隊を撃破する命令を下しました。

九兵衛とふたりきりになった将軍は、あんな目にあったにも関わらず、｢楽しかった｣｢また連れてきてもらうぞ｣と言います。しかし九兵衛の手に触れてしまった将軍は、全裸のまま川に突き落とされてしまうのでした。

【第110話】人は皆　自分という檻を破る脱獄囚

ついに捕えられてしまった桂は、古今東西手のつけられない悪党どもが最後に辿り着く、最強最悪の監獄｢獄門島｣に送られてしまいます。獄門島は、島ひとつ丸ごと監獄の鋼の要塞です。一度入ったらもう二度と出ることはできません。

そんな獄門島では、15年もの間脱獄するための穴を掘り続けた末吉という男がいました。念願叶ってやっと外まで穴を掘り進め、あとは脱獄するタイミングを狙うだけでした。しかし真正面の牢屋に桂が来たことで、せっかくの脱獄計画に暗雲が立ち込めてしまいます。

寝てるのか起きてるのか分からない寝相の桂が気になったり、長い妄想話に聞き入るなどして脱獄のチャンスを逃し続ける末吉は、寝不足の毎日が続きます。

次の日の朝、数多の罪状を持つ犯罪王である｢鯱(シャチ)｣と桂が接触します。桂にはけして悪気はないのですが、鯱をバカにするような発言をしてしまったため、桂と一緒にいた末吉も敵対視されてしまいます。

桂が巻き起こす爆笑シーンの連続

問題事を回避したい末吉は、桂を売ることで鯱の仲間であることを示す作戦に出ます。しかし桂が一撃で鯱を倒したことで、桂の獄門島での地位はトップになり、桂と末吉は鯱一味と仲良くなりました。

自ら着物のそでをギザギザにした末吉を、鯱のせいでそうなったと勘違いして桂が制裁を加えるシーンは、桂の妄想力が際立った瞬間でした。本当に友達思いのいい奴です。

それから桂は獄門島内で改革を推し進め、囚人たちは労働の喜びに目覚め、看守たちは囚人を更生させる喜びに目覚めます。今まで地獄と呼ばれていた場所は、桂のおかげで充実感溢れる場所へと変貌を遂げたのです。

しかしそれは桂の策でした。言葉では｢地獄を革命しに来たのさ｣と名言を言っておきながら、末吉がぐっすり眠った隙を見た桂は、エリザベスが掘り進めた穴から脱獄しようとします。

その時、背後から強い視線を感じた桂は床に倒れ込んでしまいます。実は他の囚人も脱獄するための穴を掘り進めていて、周りが眠った隙を見て脱獄しようと狙っていたのです。この｢視線を感じて倒れ込むループ｣は幾度となく続きました。実際に見るとかなり面白いです。みんな考えることは一緒ですね。

【第113話】便器を磨く事これ心を磨く事なり

真選組の厠掃除から始まるこの回は、掃除の大切さを教えてくれます。とはいえ完全にギャグ回で、一番隊に入隊したばかりの隈無清蔵(くまなくせいぞう)が中心となって厠改革を進めますが、どんどん話が外れていきます。

厠に発生する菌を｢タマ菌｣と命名した清蔵は、タマ菌の恐ろしさを土方に伝え、センサー式の手洗いを導入するよう進言します。｢考えすぎだ｣と却下する土方ですが、その直後からタマ菌が目に見えるようになり、厠改革を進める決断を下します。

しかし土方と沖田が思いつくアイディアは、真剣に考えてるのかふざけてるのか分からない案ばかりです。中には小便器に大便を置いていく者もいて逆効果。便器の外に汚れが飛び散らないように、便器の前に穴の開いたパネルを置きますが、近藤は大切な部分が抜けなくなってしまいます。

厠を舞台にしたナウシカのパロディ回

厠革命を始めて数日後、厠革命に恐れをなした隊員たちは、厠以外の場所で用を足すようになりました。その結果凄まじい増殖を続けたタマ菌により、とうとう真選組の屯所は壊滅してしまいます。

この状況を何とかしようと、土方たちは厠に向かいます。そこで見つけたのは、タマ菌の核になり果てた近藤でした。こうなるともう手がつけられません。2ヶ月後には、タマ菌が大江戸全体を覆い尽くすほど増殖しました。

ここからは完全にナウシカのパロディになります。分裂した近藤はオームのようになり、沖田はまさかの巨神兵になります。土方はナウシカの役で、あの名シーンが再現されています。ナウシカを見たことがある人なら、笑わずにはいられません。

しかし全ては土方が見ていた夢というオチでした。起きた土方が恐る恐る厠に行くと、またしても大切な部分が抜けなくなった近藤がいて、土方は静かに立ち去り電気を消すのでした。

【第114話】プリンに醤油かけたらウニの味がするっていうけどプリンに醤油かけてもプリンと醤油の味しかしない

第35話の｢外見だけで人を判断しちゃダメ｣と同じく、松平の娘である栗子を他の男から引き離そうとする話です。今回は彼氏ではなく、バイト先の同僚3人がターゲットです。しかし栗子は相変わらずモテモテですね。彼氏が脱糞しても冷めない包容力が素晴らしいです。

前回は土方が真選組を裏切り、マヨラ13として栗子の恋を応援しました。松平や沖田から｢その時の借りを返せ｣と言われた土方は、栗子が働くコンビニに単独で潜入します。しかし土方がマヨラ13だと栗子に気づかれてしまったので、土方はとっさの機転をきかせて彼氏のふりをします。

土方の脅しもあり、同僚3人はコンビニから逃げ出して泣きべそをかきます。土方は見事に任務を達成したわけですが、マヨラ13に惚れている栗子の恋心は止まりません。

漫画の原作にはないアニメオリジナルの真選組ドタバタ劇

｢彼氏のふりをしたのは任務のためだった｣と、土方は栗子に伝えます。しかし栗子は聞く耳を持たず、土方に告白をして一方的に次のデートの約束もします。その様子をこっそり見ていた万事屋のメンバーたちは、土方と栗子の縁を切る手伝いをすることになります。

栗子を傷つけずに別れさせるために、土方の嫌な部分を見せることで幻滅させる作戦を決行することになりました。しかし栗子は、アニメオタクな映画を観ても一緒に楽しみ、土方スペシャルという名のマヨネーズ丼を食べてもおいしいと言います。｢もうそのまま付き合っちゃえばいいのに｣と思えるほど、相性が良いふたりです。

何があってもポジティブに受け取り、都合の良いことしか耳に入らない栗子に対して、万事屋と土方は最終手段に出ます。それは土方が実はマヨラー星の王子という設定にして、星に帰らなければいけないというストーリーをでっち上げることでした。

マヨネーズの着ぐるみを着た土方を見た栗子は、その話を信じます。こうして無事に離れることができた土方と栗子でした。しかし健気で相性も良く、ほっぺにキスまでされた土方は、栗子のことを少しは好きになってしまったのかもしれませんね。

【第119話】タバコには一箱に一、二本　馬糞みたいな臭いのする奴が入っている

愛煙家の土方ですが、江戸中が禁煙になったため、タバコを吸えなくなってしまう回です。タバコを吸える場所が全くないので、他の星に行ってまでタバコを吸おうとします。

まず最初に向かったのは、タバコ畑だらけのハメック星。タバコの原産地として有名なハメック星なら、簡単にタバコを吸えると思いましたが、そう簡単にはいきませんでした。何とハメック星は、悪の帝王ブリーザにより壊滅的な状況に陥っていたのです。

タバコは1本だけ残っていましたが、それはデルデの死んだ父親が最後に作ったタバコでした。形見のようなタバコを吸う気になれなかった土方は、ブリーザを倒すために別の星に移動することにしました。

土方が宇宙を巡るドラゴンボールのパロディ回

ハメック星やブリーザなどから分かるように、今回はドラゴンボールのパロディ回です。ドラゴンボールではお馴染みのセリフが連発し、それぞれの名前も原作にかなり近いです。ですがあくまでパロディ回なので、戦闘シーンはかなりアッサリしています。

ブリーザを倒せばタバコがもらえると思っていましたが、実際に受け取ったのはズルズルボールというズルズルの玉でした。ズルズルボールとは、七つ集めるとズルズルの龍が現れ、何でも欲しいものをズルズルにしてくれる不思議なボールです。

なぜかグリリンを生き返らせることになった土方は、小林と一緒にズルズルボールを集めようとします。次の星で出会ったセロも瞬殺し、見事ボールを七つ集めた土方は、ズルズ龍を呼び出そうとします。

しかしズルズ龍は現れません。よく見ると、集めたボールの内のひとつはヌルヌルボールでした。そして結局現れたのはヌメヌメ龍でした。もうわけが分かりません。

ズルズルにこだわる小林は、なぜかグリリンを生き返らせることを断念します。なので土方がデルデの父親を生き返らせるのですが、ヌメヌメ状態が気持ち悪いので逆に怒られてしまします。結局最後は、禁煙を検討する土方でした。

【第121～123話】素人はプラスとマイナスだけで十分だ～いつも心に一本のドライバー

ある日突然ゲーマー星人の手により、身体の一部をドライバーに改造されてしまう回です。万事屋はもちろん、真選組のメンバーや桂とエリザベスさえもドライバー化してしまいます。

ゲーマー星人が地球人をドライバーに改造した理由は、壊れたPSPというゲーム機を分解するためでした。新八がゲーマー星人にさらわれた時の記憶から、ゲーマー星人がモンキーハンターというゲームをしていることを知った万事屋のメンバーは、モンハンのゲーム内でゲーマー星人を探すことにします。

モンハン内では、キャラクターの見た目を自由にカスタマイズできます。そのせいもあり、新八以外は現実とかけ離れた見た目になっている人が多いです。実際に銀さんは若い女性キャラで、神楽は屈強な大男の見た目なので、声とのギャップが凄いです。

万事屋のメンバーは、ゲーマー星人を探しながら桂や近藤などをパーティーに加え、ゲームを進めて行きます。しかしやっと見つけたと思ったゲーマー星人そっくりのふたりは、まさかの土方と沖田でした。

身体のある部分がドライバーに?!モンハンのパロディ回

今回の話は、モンキーハンターをモンハンと呼んでいることから分かるように、大人気ゲーム『モンスターハンター』のパロディ回となっています。ゲームらしく、モンハン内での発言は全て文章化されています。しびれ肉や落とし穴の仕掛けなど、モンハンファンにとっては特におすすめの面白い内容です。

ゲーム内では、身体の一部がドライバーになったことはほぼ関係なく話が進みます。しかし現実世界でオフ会を開いた際に、全員見慣れたメンツが揃いそれぞれが異様な姿となっている光景は、本人たちが真面目に悩んでる分おかしく見えます。

ゲーマー星人を捕まえることを諦めた万事屋や真選組のメンバーは、ドライバーとして生きていく道を選びます。しかし唯一諦めなかったさっちゃんの説得により、銀さんは再びゲーマー星人を捕まえる決意を固めます。

地球を脱出しようとするゲーマー星人を見つけた銀さんは、真選組のメンバーたちと協力し、とうとうゲーマー星人を捕まえます。最終的にはドライバー化した身体のおかげで、飛び立つゲーマー星人の宇宙船を撃破しました。しかし最後の銀さんは、ドライバーになった部分を軸に大回転をしていて、笑えるまぬけな姿でした。

【第151～152話】髪切りながら交わされる美容師との会話は世界で一番どうでもいい～天は人の上に人を作らず髷をつくる

ある日、散髪をするために髪結床に来た銀時。店長が突然漫画を買いに行ってしまったため、万事屋のメンバーたちは急遽店番を頼まれてしまいます。最近は向かいに新しい美容院ができた影響で、客の数が激減した髪結床。どうせ客なんて誰も来ないと思っていましたが、まさかの近藤が来店します。

向かいの美容院で入店拒否になった近藤を哀れんだ万事屋のメンバーたちは、素性がバレないように変装をして接客を開始します。いつもどおり茶番を繰り返していたところ、次は何と桂が来店します。

真選組の局長である近藤と攘夷志士である桂を会わせて、めんどうなトラブルになるのを避けたい万事屋のメンバーたち。シャンプーをしたままにしたり、ひげそり用のタオルをかぶせるなどして、何とかふたりの視界を塞ごうと試行錯誤します。

何とか急場をしのいだと思った万事屋のメンバーたちでしたが、次は何と髪を結うために将軍が来店します。いきなり現れた将軍を前に驚愕する万事屋のメンバーは、果たしてこの試練を無事乗り越えられるのでしょうか。

面白すぎる桂と近藤と将軍のコンビネーション?!

｢江戸の庶民の暮らしを身をもって知るがために、人の上に立つ者は下の者の気持ちも知っておかねばならん。｣と、相変わらず真面目な将軍。無礼なことをすれば打ち首になりかねない状況で、万事屋のメンバーたちのプレッシャーはピークに達します。

席に座った将軍はさっそく、神楽が昨日食べたナルトを顔にはりつけられてしまいます。そのナルトを何とか自然にはがそうとしますが、なぜかふたつに分裂し、将軍の両目を塞いでしまいます。

ピッタリくっついてなかなか取れないナルトを、カミソリで慎重にはがそうとしますが、誤って将軍の髷(まげ)を剃り落としてしまいます。パニックになった銀時はその髷を外に放り投げます。

銀時は残った将軍の髪で何とか髷を結おうとしますが、無理矢理引っ張りすぎて将軍は涙目になり、顔の皮も後ろに引きつってしまいます。更に近藤の陰毛を将軍の髷にしたり、桂の髪をバッサリ切って近藤の陰毛にするなど、場は混乱を極めます。

最終的に逃げ出した万事屋のメンバーたち。取り残された将軍は泣きながら床屋改革を進める決意をし、この店は江戸一番の髪結床になりました。今回の万事屋のメンバーは、ちょっとやりすぎましたね。

【第153話】寝る子は育つ

もうすっかり深夜だというのに、全く眠れない神楽の葛藤を描いた回です。眠りたいのに眠れない夜ってありますよね。でも次の日の仕事や用事のために起きることを考えると、絶対に眠らなければいけません。しかし昼間からぐうたらして昼寝をしていた神楽は、どうしても眠れないようです。

困った神楽は銀時の部屋を訪ねます。銀時は熟睡していますが、神楽は布団の上をゴロゴロ転がったあとに｢寝かせろよ、私を。お前の持てる力全てで眠らせてみろよ。｣と命令します。更に銀時の布団が寝やすそうという理由で、銀時と自分の布団を交換して眠ろうとします。

目にクマができた状態で目がパッチリ開きっぱなしの神楽。眠れない理由を考えている内に、余計混乱してしまい眠れません。銀時の睡眠を妨害しながらブツブツ喋り続ける神楽は、果たしていつ眠ることができるのでしょうか。

眠れない神楽の葛藤と巻き込まれる銀時

眠いのに寝かせてもらえない銀時は、神楽に｢町内ぐるっと一周走ってこい。お前に足りないのは適度な疲れだ。｣とアドバイスします。素直に町内を走ってきた神楽でしたが、全力で走りすぎて虫の息になり、更に眠れなくなってしまいます。

次はお腹が空きすぎてお腹が鳴りっぱなしの神楽。優しい銀時は神楽のためにご飯を作ってあげます。しかし次の日のみんなの分まで食べてしまった神楽は、お風呂に入ってサッパリしたにもかかわらず、お腹がいっぱいになりすぎてまた眠れなくなります。

見かねた銀時は、神楽に明日の仕事を休むように言います。しかし神楽はお腹がパンパンの状態で｢夜更かしは美容の大敵ね！｣と言い放ち、断固として眠ろうとします。

銀時の睡眠の邪魔はしたくないけど、静かすぎると色々考えてしまうので神楽はラジオをつけます。しかしそのラジオの内容が怖かった銀時は、叫びながら飛び起きてラジオを壊します。しかし神楽はすでにその時、めでたく深い眠りに落ちていました。

｢眠れない｣とダダをこねる神楽と優しい銀時の絡みが、微笑ましくも笑える回です。眠りたいのに眠れない気持ちに共感しながら、心が温まる万事屋の日常でした。

【第182～184話】人気投票なんて糞食らえ

世の中には様々なランキングが溢れていて、何に関しても順位がつけられがちですね。数字は誰でも共通認識できる指標です。そんな漫画やアニメでも定番の人気投票ですが、どんなキャラが何位なのか、作品のファンならどうしても気になります。

しかしそこはさすがの銀魂の神回。ただ人気投票の結果を知らせるだけでなく、人気投票を巡った争いを繰り広げます。一度決まった順位を覆そうとするキャラたちの執念は、まるで生きてる人間のようです。

どうやって順位を落とすのかというと、どうやら単純に好感度を下げることで、順位がリアルタイムで転落していくというシステムらしいです。物語の冒頭では山崎がパンツ一丁の姿にされて、9位から一気に136位まで順位を落としました。更に15位の作者｢空知英秋さん｣がお妙により亡き者にされ、映像が乱れる部分もありました。もうやりたい放題です。

パフュームや北斗の拳のパロディも含めた大混乱回

人気順位を高めたいという思いは、ランキング上位陣も同じでした。1位の銀時でさえ、上位を万事屋で独占しようと画策します。しかも途中からは｢順位を共有できる｣という謎のルールも発動し、同じ順位のキャラが複数いるという、とんでもない事態になります。

お妙たちは｢ダイヤモンドパフューム｣というユニットを組み、女性のランキング上位者たちを取り込みながら、グループのメンバー全員が少しずつ順位を上げていきます。エセロボットダンスを踊る姿は、パフュームを知ってる人なら笑わずにはいられません。ツッコミながら北斗の拳化する新八にも注目です。

しかし最終的には、全員の順位が急落します。それは順位を巡って醜い争いを繰り広げる人間たちに、神が下した天罰でした。そんな神の天罰を導いたのは、冒頭でパンツ一丁になった山崎でした。彼は自らの順位を引き下げることでみんなの欲望を刺激し、騒ぎを起こさせたのです。

そこで神が新八と山崎に1位の称号を授けます。みんなに胴上げされて喜ぶふたりでしたが、そのままビルの屋上から突き落とされるというオチ。醜い争いは最後まで続きました。他人を蹴落とすより、地道な努力を積み重ねた方がいいですね。

【第202～203話】春休み明けは皆ちょっと大人に見える～夏休み明けも皆けっこう大人に見える

1年ぶりに放送再開をした銀魂アニメですが、作中では2年の時間が経っていました。そこで新八は変わりすぎたみんなの姿に驚きます。最初に会った銀時はドラゴンボールのヤムチャのような姿になっていました。

更にワンピースのパロディがさく裂し｢2年後にジャボンディ諸島で！｣と、集結の約束をしたと言う銀時。しかし新八はそんな約束は知らないようです。そして銀時はヤムチャになりきって、この2年間の回想を伝えます。

更に神楽が万事屋に戻ってきますが、信じられないくらい大人の女性になっていました。しかしそこからは、銀時と神楽がお互いの力を見せあう展開に発展。お互い新八の頭の上に立ったりして好き放題暴れます。神楽は悟空になりきっていて、新八はナッパ扱いされていました。

次に現れた定春はもう完全に別の生き物。定春そっくりの犬は運び屋で、本物の定春は運び屋のおじさんのような姿になっていました。かろうじて面影を残しているのは耳としっぽだけです。しかも人間の言葉で自ら喋るヤクザのような性格です。

ふと定春のしっぽの先を見ると、小さい定春がついています。一体これは何なのでしょうか。おじさんの定春が静かに語り始めます。

感動の再会? イボにより変わり過ぎた2年後の未来

どうやら定春は、特訓を繰り返している内にしっぽにイボができ、そのイボが大きくなるにつれて本体が小さくなり、本体とイボが入れ替わってしまったようです。

現実を受け入れられない新八ですが、お登勢さんたちも定春(イボ春)のような見た目になり、お妙も近藤と夫婦になっていました。更に新八は真選組に入隊していて、今日が初出勤日です。

出会う人全てが大きく変わっていましたが、土方だけは元の土方のままでした。そして全てはイボが原因であることが分かります。イボの正体は、寄生した宿主の養分を吸い取り体を乗っ取ってしまう｢キューサイネトル｣というエイリアンでした。上昇志向の強い人ほど寄生されやすく、イボは数日で2年に相当する成長を遂げます。

実は2年も経っていなかったこの世界。土方と新八は、ツッコミをサボっていたおかげでイボに寄生されずに済んだようです。

イボを叩いて潰せば仮死状態の本体が復活します。それを知った土方と新八は、ツッコミでイボを潰していこうとしますが、イボもあの手この手でボケを連発して抵抗します。

最後は新八がまとめてツッコんでみんなを救いますが、結局最後までイボに寄生されなかったのは銀時だけでした。

【第205話】食事はバランスを考えろ

真選組の監察である山崎は、張り込み時の食事をあんパンに牛乳と決めています。けして好きなわけではないようですが、かなり不健康な食生活ですね。更に今回の張り込みは長期間に渡ったため、山崎の様子が少しずつおかしくなっていきます。

今回の任務は、凶悪な攘夷浪士の楢崎鈍兵衛(ならさきどんべえ)の姉である楢崎幸(ならさきさち)の張り込み。山崎は鈍兵衛が姿を現す瞬間を、ひたすら待ち続けます。組織の金を盗んだ鈍兵衛は、仲間からも追われる身。身を寄せる場所は、姉の元以外にありません。

毎日ひたすらあんパンを食べ続ける山崎は、この後どうなっていくのでしょうか。ほとんど誰とも喋らない閉鎖的な空間も心配です。早く任務が終わるといいのですが、今回の張り込みは30日以上になりました。

アンパンを食べすぎておかしくなる山崎の主役回

張り込みの日数が進むほど部屋の不衛生さが増し、精神的に病んでいく山崎は、あんパンを壁に叩きつけるようになります。更に天空に向けてスパーキングするようにもなり、しまいにはスーパーやコンビニの店員にもスパーキングしてしまいます。

ついに土方にもスパーキングした山崎は、身も心もボロボロになります。もう人の顔も何もかもあんパンに見えるようになりました。そして何もかも嫌になった山崎が部屋に戻ると、何と楢崎幸からの肉じゃがの差し入れが扉の前に置いてありました。

幸からの手紙を読んだ山崎は感動して、肉じゃがをその場おいしくいただきました。しかし肉じゃがの中には毒が入っており、山崎は病院のベッドの上で目を覚まします。実は幸も鈍兵衛と共犯だったのです。

結局最後は｢山崎春のパン祭り｣と題して、山崎は楢崎姉弟にあんパンをスパーキングして復讐を果たしました。あんパンが好きじゃないと言いつつも、張り込みじゃないのにあんパンを食べる山崎。好きなのか嫌いなのか分かりませんが、みなさんはバランスの取れた食事を心がけて下さい。

【第217話】二度あることは三度ある

銀魂初となる水着回です。水着回と言えば、やはり女性の水着姿やセクシーショットを期待しがちですが、銀魂の場合は完全にギャグ回となっています。気になる女性陣は、神楽やお妙はもちろん、さっちゃんや九兵衛、吉原の花魁である月詠(つくよ)も出演しています。

最初は監視員として仕事をしている銀時とマダオですが、いつものバカ軍団がプールで大はしゃぎしたせいで、一般客は誰もいなくなってしまいます。そこで自由気ままに遊ぼうとする銀時とマダオですが、突如現れた将軍と松平のとっつぁんにより、一気に緊迫した状況になります。

みんなと一緒に楽しく遊んで夏の思い出を作りたい将軍。｢しょうちゃんでいい。よろしく頼む。｣と意気込みは十分ですが、汚そうなブリーフでプールに入ろうとしたため｢ボートから降ろさないで｣と、女性陣に嫌われてしまいます。いつもながら少しいじめられてしまう将軍ですが、この光景にはもはや愛しささえ感じます。

将軍の気持ちを汲み取った銀時は｢ドキッ侍だらけの水中騎馬戦大会！｣を開催します。女性陣のポロリを狙ったプール定番のお遊びですが、果たして将軍は良い夏の思い出を作ることができるのでしょうか。

将軍も巻き込んだプールでの大騒動

いざ騎馬戦が始まるとボートの上には男性陣ばかり。普通は力の強い男性が騎馬役を担うのですが、女性陣が強すぎるメンツなのでこうなります。負けた人が高い飛び込み台から飛び込むという罰ゲームでしたが、お約束どおり将軍が負けてしまいます。｢将軍かよ！｣のツッコミは、何度見ても笑いを誘います。

途中から騎馬戦のルールは｢ポロリをした者から脱落｣に変更されますが、男性陣が将軍のブリーフを脱がせようとする戦いになります。そして女性陣はビーチバレーに夢中になり、騎馬戦から離脱します。

みんなに狙われる将軍ですが、そこはさすが将軍のブリーフ。どんなに強く引っ張ってもけしてちぎれることなく、脱がせることができません。かなり高品質です。ブリーフは伸びきって大切な部分が丸見え状態にも関わらず、争いの最中に缶コーヒーを買いに行く余裕すらあります。

結果的に将軍が瞬時に男性陣の水着を切り裂き、ひとり勝ちします。かなり高い戦闘能力です。｢素敵な夏休みをありがとう。また次の夏、遊びに来てもよいか。｣と言った将軍は、どうやら楽しい思い出を作れたようです。

ちなみに桂とエリザベスも楽しく遊んでいましたが、無視され続けていました。

【第218話】カニのハサミは絆を断つハサミ

お登勢さんからカニのおすそ分けをいただいた銀時は、万事屋の3人で1杯のカニを分けあって食べることにします。少ない高級食材を食べるとなると、やはり取り合い合戦になりますね。果たして誰が一番多くのカニを食すのでしょうか。

その日は電気の調子が悪く、停電する度に一本また一本とカニの足が消えていきます。しかし銀時は口から血を流し神楽は目から血を流しているので、食べた犯人は丸わかりです。それでもゴリラに襲われたせいにするので、新八は怒りながらツッコミを連発します。

停電対策としてロウソクの明かりを灯した新八は、自らカニを分ける役を買って出ます。そこで3度目の停電になるのですが、銀時と神楽がブレーカーを見てくると言い、部屋を出て行きました。まさかの新八がカニの独占状態です。

しかしカニを見ると、もうすでにハサミと胴体しか残っていません。後ろを振り返ると銀時と神楽がカニを食べています。ふたりはロウソクを取ると見せかけて、カニの足を強奪していたのでした。新八の考えは甘かったです。

鍋バトル再び！カニを巡ったラピュタのパロディ回

本気モードになった新八は相手の考えを先読みして、ハサミを捨てて胴体を頂く作戦に出ます。このあたりから妄想の世界で戦が始まります。しかし胴体の中身は空っぽでした。

実は銀時があらかじめ炊き込みご飯を作っていたのです。しかもご丁寧に見た目を復元して、まるで中身があるかのように見せかけていました。新八を出し抜いた銀時はハサミの身を食べようとしますが、その中身も空っぽでした。神楽を見るとハサミの身をパクパク食べています。

それでも炊き込みご飯があると自信満々の銀時。しかし新八はカニの甲羅でカニ汁を作って反撃をします。ふたりの攻防戦が続く中、神楽が勝手にカニ汁の中に炊き込みご飯を入れて、カニ雑炊を作ってしまいました。

ラピュタの末裔と化した神楽は、その圧倒的な力を見せつけます。しかし｢イタダキバルス｣の言葉とともにカニミソを投入した後は、カニ雑炊が生臭くなり神楽は食卓を去ります。

仲良くふたりで食べることになった銀時と新八でしたが、やはり生臭さが嫌なので残りのカニ雑炊を捨ててしまいます。結局カニカマが一番おいしいと感じる貧乏人たちでした。

【第220話】銭湯では身も心も丸裸

神楽が風呂場で居眠りして暴れたので、万事屋の風呂が壊れてしまいました。そこで銀時と神楽が銭湯に行くのですが、志村姉弟ともばったり会ってしまい、更に近藤と土方と沖田とも一緒にお風呂に入ります。

その後恐ろしい見た目の屁怒絽ファミリーも銭湯に来ました。銀時たちは言葉を聞き間違えたせいもあり、かなりビビってしまいます。ちなみに屁怒絽ファミリーは、夜兎や辰羅に並ぶ傭兵部族｢茶吉尼(だきに)｣の一族です。

茶吉尼は熱い湯が苦手らしく、銀時たちと一緒に入っている風呂に氷山を入れて氷水にしてしまいます。死ぬほど寒いので出たいところですが、先に出ようとした子どもが殴られて天井に突き刺さったので、出るに出られなくなりました。

手がかじかんでしまった近藤は、屁怒絽のお父さんの玉袋を握ったまま離せなくなってしまいました。何とか離そうとしますが伸びきった玉袋で全身ぐるぐる巻きになり、お父さんを水の中に引きずり込んで気絶させてしまいます。そこからは近藤が変装してお父さんのふりをしますが、なぜか通用してひと安心です。しかし股間から本物のお父さんをぶら下げたままでした。

その場限りのごまかしからとんでもない展開に

お父さんと勘違いされたままの近藤は、屁怒絽に背中を洗ってもらった結果、背中の皮がはがれて大出血してしまいます。そこで摩擦を弱めるためにローションを使ったところ、茶吉尼族の皮膚はローションに触れると燃えてしまう体質でした。｢ギャー!!｣と苦しみながら叫ぶ茶吉尼族の姿は必笑です。

何が起きても｢江戸っ子なりの風呂の入り方｣にして、その場を乗り切ろうとする銀時たち。茶吉尼族の頭を壁にめりこませたりぶつけたりしますが、屁怒絽は何を言っても信じてしまいます。

更に茶吉尼族にとって命の次に大事な角も折れたので、逆向きにして頭に刺したり、ドッキングしてごまかします。茶吉尼族もされるがままです。角が足りないことに気づかれたので大事な部分を角扱いしたところ、屁怒絽は｢無事で良かった｣と安心してくれました。

最後は屁怒絽が地球人と仲良くしてる姿を見て安心したお父さん。茶吉尼族からのお礼として江戸っ子なりの風呂の入り方を全てお返しされ、銭湯は地獄絵図と化しました。

今回は土方のツッコミがメインで、新八は割とおとなしかったです。見た目は怖いけど屁怒絽一家はみんな優しい心の持ち主ですね。いつ見ても微笑ましいです。

【第237～238話】拙者をスキーにつれてって～慰安旅行はイアンどこぉ!?

真選組がゲレンデに慰安旅行に行きながら、将軍のお守りをさせられる回です。ヘリコプターに繋がれながら安全なスノーボードを楽しんでいた将軍ですが、神楽が作った雪の塊によりヘリコプターは大破し、将軍は吹き飛ばされてしまいます。

近藤とともにパンツ一丁の状態になった将軍は、なぜか銀時のスノーボードと化してゲレンデを滑っていきます。土方も負けじと近藤をスノーボードにして滑っていき、更に新八をスノーボード化したお妙までも参戦します。

メガネをハンドル替わりにしたり、将軍と近藤の大事な部分をブレーキにするなどやりたい放題です。後ろからは巨大な雪玉になった神楽と沖田も転がってきます。その中にはなぜか桂もいました。この辺りの爆笑ラッシュは最高です。しかし結局みんな揃って遭難してしまいます。

肝心の将軍は行方不明になってしまったので、捜索をしつつ寒さを凌ぐ工夫もします。将軍回といえばやはりギャグ回ですね。今回はどんなギャグを披露してくれるのでしょうか。

将軍回といえば期待どおり面白いシーンの連発

結局近藤がひとりで将軍を探しに行くことになりました。残りのメンバーは雪でかまくらを作ったり、寒さを凌げそうな場所を探します。そこでビックフットが住む洞窟を見つけますが、ビックフットが帰ってきたので立ち去りました。

次はお妙がチュパカブラスの巣を見つけます。その先には｢超古代文明都市ファザーン｣があるらしいです。お妙はファザーンを目指そうとしますが、他のメンバーは他の場所へ歩いて行きます。

吹雪の中あてもなく歩き続けていると、突然熊に遭遇して追いかけられてしまいます。しかしその熊の正体は毛皮をかぶった将軍でした。銀時たちは将軍が避難していた小屋で暖を取ることにします。

小屋に籠城して助けが来るのを待つことにした一同は、みんなで固まって温まることにします。一番温かい真ん中は将軍であるべきなのですが、体臭が気になるので誰も近づきたがりません。いつもの将軍いじりの始まりです。ツッコミは土方で進行します。

下半身だけ全裸になった将軍は、みんなにぐるぐる回されてしまいます。その勢いで竹とんぼ化して屋根を突き破り、そのまま落下してまたゲレンデを滑り落ちていきました。将軍って一体何なんでしょうか。

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【銀魂 神回】泣ける感動エピソード10選

爆笑回とはうって変わり、ここからは感動エピソードを10選ご紹介させていただきます。銀魂は感動エピソードでも多少のギャグシーンはあるのですが、涙を誘う名場面が多いです。

魂がまっすぐな銀魂のキャラたちの行動や言葉は、心に響いて深く突き刺さります。サムライや江戸っ子としての生き様が、忘れていた大切な何かを思い出させてくれます。そんな泣ける感動エピソード10選をお楽しみ下さい。

【第38話】冬に食べるアイスもなかなかオツなもんだ

ある日豪邸に招かれた万事屋のメンバーたちは、年老いて様子がおかしくなってしまったおじいさんの世話をするという仕事を依頼されます。そのおじいさんは花火屋｢角屋｣を一代で大きく築き上げ、江戸一番とまでいわれた元花火師。しかし病に倒れた妻の看病をするために花火師を引退し、それ以降は夜中に徘徊したり、数日返って来ないなどの行動を取るようになったようです。

銀さんいわく｢女は旦那が死んでも結構元気にやってくもんなのよ意外と。でも男ときたら嫁さんに先立たれるとみるみる弱っていっちまう。｣らしいです。生きがいである仕事を失い、衰弱していく妻の看病をする日々は、おじいさんにとっても辛かったのでしょう。大切なものや生きがいを失うと、誰でも元気がなくなってしまうものです。

3年前から寝たきりになってしまったおばあさんは、ついに入院することになりました。自宅では手に負えないほど病状は悪化しているようです。それを知ったおじいさんは｢愛人に会ってくる｣と言って外出します。おじいさんの愛人とは一体誰なのでしょうか。

花火と妻に捧げる深い愛情

おばあさんは、おじいさんから大切な花火を奪ったことを気にしていました。十分尽くしてくれたことに感謝の気持ちを抱きつつも、おじいさんの頭の中は花火でいっぱいなことも知っていました。そんなおじいさんに惚れたからこそ、自由に生きて欲しいと願うようになりました。

外出したおじいさんのあとを追った銀時は、とある神社に辿り着きます。そこには男性のお手伝いさんもいて、建物から大きな爆発音が聞こえてきました。どうやらおじいさんは、ここで密かに花火を作っていたようです。

色んなことを忘れてしまっても、大好きな花火だけはやめられなかったおじいさん。｢記憶は朽ちても往年の技は消えない｣というお手伝いさんの言葉どおり、花火はおじいさんの人生そのものでした。

｢頭の中の記憶がなくなろうが、胸の真ん中にぶっささった記憶は、魂に刻んだ記憶は、何があっても消えねぇって。｣と銀時がいうように、おじいさんはおばあさんのこともちゃんと大切に想って覚えていました。その証拠に｢結婚記念日には毎年花火を打ち上げる｣という約束を、今回おじいさんは見事に果たしました。何年経っても色あせない夫婦の愛情を描いた感動回です。

【第58～61話】売店ではやっぱりコロッケパンが一番人気～備えあれば憂い無し

巷で辻斬りが横行している中、桂もその凶刃の餌食になってしまいます。そこでエリザベスがひとりで万事屋を訪ね、涙を流しながら訴えます。どうやら桂を探す協力をしてほしいようです。

一方鍛冶屋を訪ねた銀時は、盗まれてしまった紅桜という刀を探す依頼を受けます。紅桜とは、鋭き刃は岩をも切り裂き、月明かりに照らすと淡い紅色を帯びる名刀。更に紅桜に関わる人間は、必ず凶事に見舞われてしまうようです。

刀鍛冶から｢人の魂を吸う妖刀｣と言われる紅桜を探す銀時。夜中に隠れて張り込みをしていると、紅桜を持った岡田似蔵(おかだにぞう)が現れます。そこから戦闘になるのですが、紅桜と一体化した似蔵の強さは尋常ではありません。

新八の加勢と駆けつけた警官のおかげで、似蔵は銀時を追い詰めながらも撤退します。銀時は木刀を折られた上に、その場に倒れこんでしまうほどの大ケガをしてしまいました。

その頃桂の捜索をしていた神楽は、とある不審な船に辿り着きます。しかしそこで大勢の敵に囲まれてしまい、たったひとりで奮戦するも捕われてしまいました。

銀魂の実写版映画にもなった紅桜篇

今回の紅桜篇は、実写版映画のモデルにもなった人気の高い回です。ここまで銀時や桂が追い詰められるのも珍しく、シリアスな感動回としてはこの紅桜篇が初めての方も多いのではないでしょうか。

大ケガをした銀時が戦いに向かおうとしますが、お妙は見張りながら銀時を休ませようとします。しかし口では止めるような言葉を言っておきながら、玄関に銀時の着替えや傘を置いていきます。奥ゆかしい思いやりが心を打ちますね。

紅桜を扱う似蔵がいる鬼兵隊の船に、桂一派の攘夷志士たちや新八が乗り込みます。一進一退の攻防が続きますが、エリザベスの着ぐるみの中に隠れていた桂が現れ、更に銀時も到着して味方が優勢になります。

鍛冶屋の鉄也は鬼兵隊と通じていましたが、最後に己の罪を悔い改めます。似蔵はどんどん紅桜に取り込まれて力を増しますが、それ以上に戦いながら強くなり続ける銀時が勝利します。

最後に銀時と桂が旧友である高杉と対峙しますが、友だからこそ曲がった相手は叩き斬ることを宣言します。こうして幕を閉じた紅桜篇でしたが、これはこの先も長く続く戦いの幕開けでもありました。

【第76～81話】そういう時は黙って赤飯～女の一番の化粧は笑顔

柳生九兵衛とお妙の結婚を阻止するために、万事屋と真選組が協力して柳生家と戦う｢柳生篇｣です。幼い頃の約束を守るために、お妙は九兵衛からの求婚を承諾します。しかし悲しそうに涙するお妙の姿は、とても幸せそうには見えませんでした。

一方近藤も、猩猩星(しょうじょうせい)のバブルス王女(大きなゴリラ)との縁談が進んでおり、真選組のメンバーはそれを阻止するために、お妙に近藤と結婚してほしいと頭を下げます。

万事屋の3人と真選組の近藤と土方と沖田は、柳生家に行ってお妙を取り戻す戦いに挑みます。しかし剣術の名家でもある柳生家には、柳生四天王と呼ばれる剣の使い手もいて一筋縄ではいかなそうです。

本当の愛とは? それぞれの想いが生み出す歪みと絆

柳生家で花嫁修業を始めるお妙ですが、男性陣は身体につけた皿を割る勝負を始めます。勝利数が多い方ではなく大将の皿を先に割った方が勝ちです。

戦いが始まると敵味方関係なしに戦うシーンもあれば、1対1の真剣勝負をするシーンもあります。特に神楽と沖田は、お互いにケガをさせた後に肩車をして協力体勢を取るなど、仲が良いのか悪いのか分かりません。

真選組や久兵衛の過去の回想シーンもあり、少しずつ様々な事実が判明します。土方が陰で努力をするタイプであることや、お妙が原因で久兵衛が片目を負傷したことなども明らかになりますが、一番大きな事実は九兵衛が実は女性だったことです。

｢女同士だから結婚できない｣という声に対して、九兵衛は｢愛があれば性別は関係ない｣と言います。これは深い議論にもなり得る話ですが｢結婚や恋愛は心底惚れた相手とするもの｣という結果でみんな納得しました。そしてお妙は志村家に戻り、今までと同じ日常を取り戻しました。

最後は近藤とバブルス王女の結婚式がありますが、乱入したお妙により結婚式はメチャクチャになります。ご祝儀を渡しに来た久兵衛がそこで目にしたのは、ずっと見たかったお妙の満面の笑顔でした。

【第86～87話】羊数えるの自体に夢中になったりして結局眠れないことも多い～私と仕事どっち大事なのとかいう女にはジャーマンスープレックス

肺の重い病気を患っている沖田の姉｢ミツバ｣が登場する回です。いつもはドSでやんちゃな沖田が、純朴な弟として姉を慕う様子が新鮮です。幼い頃に両親を亡くした沖田は、ミツバが親代わりとなって沖田を育てました。それゆえにふたりは強い絆で結ばれています。

結婚することになったミツバは、真選組の屯所を訪れて近藤と談笑します。ミツバは真選組がまだ田舎の道場侍だった頃からの知り合いで、近藤や土方との思い出も沢山あるようです。そして沖田姉弟は喫茶店に行きますが、｢悩みの相談ができる親友はいるの？｣と心配する姉を安心させるために、パフェにつられた銀時が沖田の親友役を担います。辛い食べ物が大好きなミツバに合わせるために、銀時が激辛パフェを飲み干すシーンもあります。

喫茶店のあとも3人で夜まで遊び、ミツバを結婚相手の家まで送ります。そこで突然土方と山崎が現れますが、土方と目が合ったミツバはその場で倒れてしまいます。

すぐに屋敷の中に運び込まれたミツバは、幸い命に別状はありませんでした。しかしミツバの結婚相手は、武器の密輸と違法取引をしている蔵場当馬(くらばとうま)という悪人でした。

沖田が見せる弟としての素顔と姉との絆

先の長くないミツバに人なみの幸せを与えたい沖田と、真選組副長としての信念を貫こうとする土方は対立します。沖田が日頃から土方を目の敵にしてる原因のひとつは、大好きなミツバと近藤が土方と仲良くしていることでした。

実はお互いに想いあっていた土方とミツバ。しかしいつ死ぬか分からない立場の土方は、ミツバに人なみの幸せな人生を歩んで欲しいがために、あえて別々の道を選びました。土方と沖田は同じようにミツバの幸せを望んでいたのです。

近藤の鉄拳制裁により素直な気持ちと向き合えた沖田。近藤の｢誰かがねじ曲がることがあれば、他のふたりがぶん殴ってまっすぐに直す。昔からそうだった。だから俺たちは永遠に曲がらねえ。｣と言った言葉どおり、近藤と土方と沖田は強い絆で結ばれた仲間。大切なことを思い出した沖田は、銀時とともに蔵場の逮捕に向かいます。

たったひとりで蔵場を捕えようとして窮地に追い込まれた土方でしたが、真選組の到着により形勢逆転します。そして危篤状態に陥ったミツバは、沖田と最後の言葉を交わして天国へ召されました。姉の手を握りながら泣く沖田と、流れる涙を激辛せんべいのせいにする土方の姿が感動的でした。

【第101～105話】掟は破るためにこそある～何事もノリとタイミング

真選組の参謀である伊藤鴨太郎が、久々に仕事から戻ってきたことをキッカケに始まる｢真選組動乱篇｣。伊藤鴨太郎は局長である近藤にさえ｢先生｣と呼ばれるほど、真選組の中でも特に信頼されている人物です。

一方副長の土方は、ボロボロになった自分の刀を鍛え直してもらうために行きつけの鍛冶屋を訪ねます。そこで飾られていた見事な刀｢妖刀村麻紗(ようとうむらましゃ)｣を、鍛冶屋の｢その刀は呪われている。並の使い手じゃあ、逆に刀に魂を食われちまう。｣という忠告を無視して、土方は代わりの刀として持ち帰ります。

妖刀村麻紗には｢アイドル好きな引きこもり男の魂｣が宿っており、普段クールでプライドの高い土方が｢トッシー｣というアイドルオタクに変貌してしまいます。それは持ち主をヘタレたオタクに変えてしまう、妖刀村麻紗の恐ろしい呪いによるものでした。

そんな伊藤と土方は犬猿の仲で、｢いずれ殺してやるよ｣と言い合うほど、お互いを邪魔な存在だと思っています。そして土方が豹変して失態を繰り返したことを理由に、伊藤が近藤に助言をする形で、土方は真選組をクビになってしまいます。

真選組を巡る動乱と名シーンの数々

土方が真選組を去ったことをキッカケに、真選組は｢近藤派｣と｢伊藤派｣に分裂してしまいます。実は伊藤は幕府転覆を狙う鬼兵隊の高杉と通じており、密かに近藤暗殺を企てます。そしてそれを知った万事屋と土方は近藤の救出に向かうのでした。

走る列車の中で伊藤派に囲まれた近藤でしたが、伊藤派についたと見せかけた沖田の活躍により窮地を脱します。そこで一時的に真選組になった万事屋と土方が到着しますが、鬼兵隊の河上万斉(かわかみばんさい)も援軍を率いて伊藤派に協力し、激しい攻防戦が始まります。

真選組の熱い絆や名シーンが凝縮された｢真選組動乱篇｣では、多くの感動的な名言が連発されます。その中でも特に銀時の｢手足の1本や2本くれてやらぁ。だが、肉は切れてもこの糸、腐れ縁！切れるもんなら切ってみやがれぇ！｣の名言は、今回の動乱における全ての答えでした。

一見敵味方に別れての戦いに見えますが、求めていた居場所と真選組の絆に気づいた伊藤や、万事屋と真選組の信念に惹かれる万斉など、サムライとしての美しい生き様と共感が描かれています。仲間を想う気持ちに心を打たれる傑作回でした。

【第129～130話】拾い食いに気をつけろ～猫好きと犬好きは相容れない

元気のない定春を連れて行った動物病院で、神楽は｢金太郎｣という名の老犬と出会います。獣医と飼い主の話を聞くと、どうやら飼い主のおじいさんも先が長くないらしく、飼い主と飼い犬が同時に倒れてしまったようです。

定春と一緒に動物病院に泊まった神楽は、桂とともに金太郎のそばに座り込みます。息をするのがやっとの状態の金太郎でしたが、ゲージから出した途端に金太郎が喋り出しました。

金太郎の見た目は犬ですが、実は中身は星喰(ほしくい)と呼ばれる寄生腫でした。星喰とは、あらゆる生物に寄生しその中枢を支配するとともに、宿主の遺伝子を操作し超進化を遂げ、瞬く間に強力な侵略集団を作り上げる寄生腫です。

金太郎は目をつぶって適当に寄生先を選んだ結果、犬になりました。地球征服ができないまま18年もの長い間、おじいさんの飼い犬として暮らしてきました。

更に星吐(ほしはき)という星喰を駆逐する寄生腫もいて、神楽と桂と金太郎が喫茶店で猫たちに襲撃されます。星吐は｢ゲロー将軍｣という猫に寄生していて、猫たちを統率して金太郎を追いかけます。

余命わずかな老人と愛犬の感動物語

死ぬ前に金太郎を飼い主に一目会わせてあげたい神楽は、飼い主のおじいさんがいる病院に向かいます。しかしおじいさんは危篤状態にもかかわらず、病院を勝手に抜け出してしまいました。

おじいさんの口癖は｢くたばりやがれ｣で、自分の死に顔を周りに見られることをとても嫌がっています。そんな金太郎もおじいさんのせいで地球征服ができなかったので、お互いに｢くたばれ｣とののしりあう関係でした。しかしそれはお互いを大切な友達と思っているからこその言葉でした。お互い張りあいながら生きてきたのです。

そして神楽と金太郎が隠れている公園に、散歩用の縄を持ったおじいさんが現れます。意識もハッキリしない状態で、金太郎と散歩しているつもりらしいです。そこで星吐が襲撃してきますが神楽が応戦します。

おじいさんと金太郎は再会を果たし、一緒に散歩をします。おじいさんは、｢友達より先に死なない｣という掟を自らに課していました。それは自分が死んだせいで友達を泣かせたくなかったからです。

金太郎もおじいさんと同じ気持ちでした。だからふたりは相手より早く死なないように、頑張って最後の散歩をしました。人とペットの友情を描いた感動回です。

【第189話】ラジオ体操は少年少女の社交場

ラジオ体操の皆勤賞を狙う神楽が、毎朝ラジオ体操をするために公園に通う回です。歌舞伎町の子どもたちはスレているので、あまりラジオ体操には参加しないようです。神楽はギリギリですが毎回ラジオ体操に参加して、カードに押されたハンコを増やしていきます。

そんな中神楽以外にももうひとり、毎日ラジオ体操に参加している少年がいました。彼の名前は本郷尚(ほんごうひさし)。身体が弱い彼は健康のためにラジオ体操に参加しているようです。しかも神楽とは違い、ラジオ体操が始まる15分前には必ず来ています。

毎朝ラジオ体操に参加する尚を、神楽は尚をライバル視するようになります。ラジオ体操中は常に隣にいて横目でチラチラ気にしますが、尚は一生懸命ラジオ体操に励んでいます。言葉を交わしたことがなかったふたりでしたが、いつもハンコを押してくれるおじさんが不在の時に、ハンコを家から持ってきた尚が神楽に話しかけます。

そこから会話が弾みすっかり仲良くなったふたりは、ラジオ体操友達としてラジオ体操に休むことなく通う約束をしました。話しながら頬を赤く染めた尚は、神楽のことが好きなのでしょうか。最後はお互い力強い握手を交わしました。

涙なしには語れないみんなの優しさ

もうラジオ体操には神楽と尚しか来なくなっていました。でも前でラジオ体操を担当する大人も、銀時やお妙たちに代わってとても和やかです。神楽と尚は日を増すごとにどんどん仲良くなっていきました。

しかし8月27日に雨が降ってしまいます。｢雨の日のラジオ体操は不戦勝みたいなもの｣と銀時に止められた神楽は、しぶしぶラジオ体操に行くのをやめます。しかし次の日に神楽がラジオ体操に行くと、そこには誰もいませんでした。どうやら尚は雨の中でもラジオ体操をしていて、体調を崩して倒れてしまったようです。

入院した尚のお見舞いに行った神楽は｢お前が戻ってくるまで雨やまないからな｣と涙ながらに言います。そして尚が戻って来るまでラジオ体操を続ける約束をします。

それから神楽は季節が変わってもラジオ体操を続けました。ハンコは尚の分も押し続けました。ラジオが壊れたあとも、銀時たちがずっと一緒にラジオ体操をしてくれました。

次の夏が来た頃には、沢山の子どもたちがラジオ体操に参加するようになっていました。最後に誰かが神楽の肩をポンと叩き、振り返った神楽は嬉し泣きします。きっと尚が戻ってきたのでしょう。涙なしには見れない感動回です。

【第230話】ここのタイトルもメールのタイトルみたいなトコも考えるのメンド臭え

友達はみんな携帯電話を持っていてメールをしているのに、携帯電話を持たせてもらえない神楽。そんなる日、定春のウ〇コの中から3つの携帯電話が出てきて神楽は大喜びします。

3人で｢よろず屋｣と書かれたお揃いのストラップをつけて、それぞれ携帯電話を持つようになりました。それからの神楽は、ことあるごとにメールを送るようになります。銀時と新八は返事を返しませんが、そんなことはお構いなしです。

しかしある日、｢その携帯を返せ｣というメールが届きます。どうやらメールの送信者はこの3つの携帯電話の持ち主のようです。｢情報を外にもらせばお前たちの命はない｣とまで言ってきたので、ただごとではなさそうです。

新八の心配など知らず、神楽は携帯電話の元の持ち主である｢死の爪(デスキャンサー)｣とオフ会という名目で待ち合わせしてしまいます。送られてきた写真を見ると、死の爪は大きな鉄の爪を持った怖そうな老人でした。

神楽の純粋無垢な乙女心と男の不器用さを描く回

こんな一大事にもかかわらず、銀時はのんきにパチンコを打っています。そのメールを勘違いして受け取った死の爪は、風俗店に入ったり建物の角に激突して迷走します。その結果、なぜか｢希望の爪(ホーリーキャンサー)｣に生まれ変わりました。

希望の爪はとても紳士的な言葉づかいになり、過去の話を回想し始めます。希望の爪には亡くなったお喋りな妻がいて、口下手な希望の爪が冗談のひとつでも言えるように携帯電話を渡してくれたようです。

希望の爪は妻が亡くなってからも、しょうもない内容ばかりですがメールを送り続けていました。希望の爪が外にもらしてほしくなかった情報は、妻に宛てたメールのことでした。

何のためらいもなく携帯電話を返す銀時と新八ですが、神楽だけは返さないまま走り去ってしまいます。どうやら、まだちゃんとメールの返事をもらってないことが不満のようです。

妻の3回忌のお墓参りで｢ありがとう｣と打った最後のメールには、｢こちらこそありがとう｣と返信が来ました。｢言いたいことは言えるうちに言っておかなければ後悔する｣という言葉は、万事屋だけでなく世の男性全てに言えることかもしれません。神楽の健気な思いが感動的でした。

【第232～236話】忘れっぽい奴は忘れた頃にやってくる～さよなライオネルなんか言わせない

いつも桂と一緒にいるエリザベスが急に行方不明になりました。しかも桂の中にあるエリザベスの記憶も、不安定でよく思い出せない様子です。一体エリザベスはどこに行ってしまったのでしょうか。

桂は自宅に戻り、今までエリザベスが書いていたプラカードを見ながら記憶を遡ります。そしてエリザベスに記憶を消されていたことを思い出したのです。

そこでエリザベスの元カノであるフミ子が現れ、エリザベスの正体が幻の傭兵部隊｢蓮蓬(れんほう)｣であることを知ります。エリザベスはペットのふりをして地球に潜伏し、本隊へ情報を送り続けていたのです。

エリザベスが地球侵略を企てていたことが信じられない桂ですが、急に現れた親友の坂本辰馬と再会して、快援隊の宇宙船｢快臨丸(かいりんまる)｣に乗り込むことになりました。その後に降り出した雨に濡れた者たちは、みなエリザベスのような顔になり、プラカードでしか会話できない状態になってしまいます。これが蓮蓬による地球侵略の始まりでした。

エリザベスたちは坂本が勘違いして地球に送り込んだ宇宙生物です。責任を感じた坂本は銀時たちの力を借りて、蓮蓬の地球侵略を阻止するために敵地に乗り込みます。

エリザベスが主役になり地球を救うエピソード

エリザベスと同じような着ぐるみを着て蓮蓬内に潜入した銀時たちは、エリザベスと接触します。エリザベスは江蓮(エレン)という名で、将軍の地位に昇格していました。エリザベスは桂とは知らずに言葉を交わしますが、今でも地球のみんなのことを大切に想っていました。

とうとう地球への出撃命令が出された蓮蓬は慌ただしくなります。銀時と坂本も正体がバレてしまい、それぞれの戦を繰り広げます。しかし地球に降っていた雨は突然やみ、｢我が母なる星へ わが友へ 宇宙より愛を込めて｣という雲が地球にかかります。江蓮将軍が蓮蓬を裏切り、地球を守ってくれたのです。

そこから蓮蓬の最高権力者である米堕卿(べいだきょう)との激戦が始まります。そして裏では地球と蓮蓬の同盟が結ばれました。江蓮将軍をはじめ、快援隊を中心にみんなが協力した結果、見事米堕卿を倒します。

その後エリザベスは、新しく生まれ変わった蓮蓬に残る決意をします。こうして桂とエリザベスは離れ離れになってしまいます。しかし実は江蓮将軍は月曜日担当のヘルプエリザベスで、その他の曜日を担当するレギュラーエリザベスは別にいました。そんなふたりの熱い友情を描く感動回です。

【第308～316話】鬼が哭いた日～さらば新選組

将軍茂茂が暗殺されてしまった後、その責任を取るために斬首刑を言い渡された松平と近藤。このふたりを助けるために万事屋と真選組と桂一派が手を組む、銀魂史上最大の感動回です。銀魂ファンなら、この｢さらば真選組篇｣を観ずには死ねません。

全9話からなる長編の｢さらば真選組篇｣は、最初から最後まで目が離せない傑作です。真選組の過去の話はもちろん、見廻組(みまわりぐみ)の局長である佐々木異三郎(ささきいさぶろう)と信女(のぶめ)の過去の話も多く回想されています。マウンテン殺鬼(ザキ)時代の山崎にも注目です。

さらば真選組篇では、それぞれが確固たる覚悟と信念を見せ、大切なものを護るための戦いが繰り広げられます。そして今まで対立し続けていた真選組と攘夷志士たちも手を組み、松平と近藤と桂を救出するために黒縄島に向かいます。更に万事屋のメンバーもこの作戦に参戦します。

黒縄島に向かう途中から交戦が始まり、見廻組だけでなく奈落までもが銀時たちの敵として行く手を阻みます。何とか島に辿り着いた後も、命懸けの激しい攻防戦が続きます。

みんなかっこいい真選組の最後を飾る泣ける感動回

真選組だけでなく、今の日本そのものを壊したかった佐々木異三郎。彼もまた悲しい過去を背負っていました。実は真選組を陰ながら救ったこともあります。自分の家族を護ろうとした信女に対しては、我が子のような愛情を注いでいました。

奈落は天導衆の首領でもある虚(うつろ)が現れ、真選組と見廻組もろとも攻撃します。そこで真選組と見廻組は協力しあい、奈落を共通の敵とみなして戦います。ケタ違いの強さを誇る虚ですが、銀時と神楽と沖田の3人がかりで健闘します。

佐々木の機転により真選組が到着するまで持ちこたえた近藤は、奈落からの攻撃に耐えながら島からの脱出を試みます。しかし最後の最後で佐々木は、弟と信女を助けるために自らを犠牲にします。

無事に江戸に戻ることができた一行でしたが、真選組は江戸から離れなければいけなくなりました。江戸を護るために江戸を捨てる覚悟を決めた彼らは、それぞれ大切な人の元へ向かいます。

近藤は志村姉弟とお茶を飲み、土方は銀時とどんぶりを交換して食べ、沖田は神楽と川で勝負をします。真選組が江戸を離れるからこそ、万事屋は江戸に残ることにしました。そうして各々が想いを交わしあい、誓いあったのでした。

銀魂の神回まとめ

ここまで銀魂の神回を30選ご紹介させていただきましたが、みなさんにとっての神回は入っていましたか？　好みや感想は人それぞれなので、ここには載ってない銀魂の神回もあると思います。しかしここでご紹介させていただいたエピソードは全て、自信を持って銀魂の神回と断言できるものばかりです。

爆笑回が好きな人も感動回が好きな人も、銀魂という作品を通じて得られるものは沢山あります。神回以外にも名シーンやお気に入りの展開が溢れているので、過去の作品をもう一度観てみるのも楽しいです。

この記事ではご紹介できなかった数々のエピソードがあるからこそ、神回が輝きを増します。そういう意味では、銀魂の全てのエピソードが神回と言えるのかもしれませんね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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