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出典:amazon

2019/01/21
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ディカプリオ、悲願のオスカー獲得!『レヴェナント:蘇えりし者』

レヴェナント:蘇えりし者が今すぐ観れる

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実在の罠猟師ヒュー・グラス伝説に取材した原作小説をハリウッドが映画化。レオナルド・ディカプリオの悲願のオスカー受賞を筆頭に、世界中の映画賞を総ナメにした2016年最大の話題作です。

目次

2016年最重要作品『レヴェナント:蘇えりし者』

【レオナルド・ディカプリオ】アカデミー主演男優賞受賞

レオナルド・ディカプリオの俳優としての評価は、これまでどのようなものだったでしょうか?

『ギルバート・グレイプ』で衝撃的な演技を見せ、19歳にしてアカデミー助演男優賞にノミネートされた天才俳優はその後『ロミオ+ジュリエット』『タイタニック』の主演で一躍世代のセックス・シンボルとして掲げられ、アイドル化されます。

イメージ脱却を計り『ギャング・オブ・ニューヨーク』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『アビエイター』『ディパーテッド』『ブラッド・ダイヤモンド』など本格俳優としてのキャリアを積んできました。
しかし、オスカー獲得には至りませんでした。

そんなディカプリオでしたが、本作『レヴェナント:蘇えりし者』にて決定的な役柄を演じます。

役作りのため実際に生肉を食べ、鼻を骨折したまま撮影を続行し、マイナス5度の極寒の地で一糸まとわぬ姿をさらしました。
さらには凍った河にダイブしたり、格闘シーンのためワイヤーで何度も地面に叩きつけられたりと激しいスタントも自らこなしました。

本作での鬼気迫る演技は多くの観客の感動を生み、文句なしのアカデミー主演男優賞を受賞します。
これまでのノミネート5回にして、ついに掴んだ悲願のオスカーとなりました。 

【イニャリトゥ監督】【ルベツキ撮影監督】オスカー連続受賞の快挙

前年に『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』においてアカデミー監督賞を受賞していたイニャリトゥ監督。
本作で2年連続監督賞受賞の快挙を成し遂げました。

同じく『バードマン』に続いての撮影賞を受賞したルベツキ撮影監督は、なんと史上初の3年連続での受賞となります。

南米の高地でロケに要した期間は9か月間にも及びます。
過酷なロケ地で、自然光にこだわった撮影のために夕方の1時間半ほどの時間帯(マジックアワー)での撮影を行ったのです。
しかも順撮り(物語の時系列に合わせて撮影してゆく撮影スケジュール)という非常に時間のかかる手段を選んでいます。

監督とクルーの作品にかける意気込みが、映画史に残る傑作を生みだしたといっても過言ではないでしょう。

ヒュー・グラス伝説と復讐の物語

アメリカ近代の英雄譚

19世紀アメリカ北西部、ヨーロッパからの移民と先住民との軋轢の歴史は現代まで続く遺恨といえるでしょう。
そんな中、実在するヒュー・グラスなる人物の冒険物語が生まれます。

彼は毛皮貿易を目的にした猟師たちの一団として未開地に遠征します。
本来、ミズーリ川を船で航行する予定でしたが、先住民・アリカワ族の襲撃に遭い、陸路での進行に切り替えます。

そしてその年の8月、食糧を探すヒュー・グラスは熊に襲われてしまうのです。

一命をとりとめたグラスですが、重傷のために長くは持たないと判断され、2人の埋葬者を残して隊に置き去りにされます。
そしてあろうことか、その2人もまだ息のあるグラスを見捨てて、その場を去っていきます。

ここからグラスの執念の復讐の旅が始まるのです。

本作では、ここにさらにインディアン女性とグラスの息子が登場します。
先住民と白人の混血というシンボリックな役柄です。
置き去りにされる際にその最愛の息子が殺されるというエピソードが脚色され、物語の核となります。

アメリカでポピュラーな伝説を下敷きにして、先住民や信仰的モチーフなどの壮大なテーマを内包したこの映画は、世界から圧倒的な評価を得ました。

衝撃的な映像でつづられる罪と罰【神話性】

とにかく大自然の美しく、同時に凄惨な映像が本作の最大の魅力といえます。

先住民を迫害する白人種、恨みから白人を虐殺する先住民、毛皮を奪うため動物を殺す猟師たち、金のため仲間の息子を殺害する男、復讐を誓う父親……。

壮大な景色のなかで争い、傷つけあう人間たちの卑小さが浮き彫りにされ、そこに神話的要素が投影されます。

ここには宗教的な「応報の理」が溢れ、それが循環しています。
もともと「レヴェナント(revenant)」とは”幽霊”や”長い不在から帰ってきた人”を意味します。
副題の「蘇えりし者」とはそのことを指し示しています。
キリスト教的”死と新生”をそこに読み取ることも可能でしょう。

ちなみに「復讐するは我にあり」というあまりにも有名な台詞が示す通り、キリスト教では復讐はタブーです。
本作のストーリーと絡めて考えると、非常に興味深いテーマが垣間見えます。

また、クマに襲われるグラスのVFXがあまりにも衝撃的な映像として本作のハイライトとなりますが、「クマ」自体も北米先住民には神の象徴として信仰の対象となってきました。
ストーリー内でたびたび映し出される神秘的な映像が、本作の神話的な要素を演出しています。

まとめ

エンターテイメント作に偏向するきらいのあるハリウッド。
しかし同時に、アートとエンターテイメントの融合した本質的な良作を生み出すことができるのもまた、ハリウッドであることは間違いありません。

多くの期間と資金を擁し、過酷な環境で大自然から一瞬の美を抽出することに成功した『レヴェナント:蘇えりし者』。
リアリティあふれる演出、映像、そしてギリギリの状態に追い込まれたなかで迫真の演技をみせるキャスト陣。

先住民との確執や未開の大自然をふんだんに織り込んだストーリーに信仰的なモチーフを載せて、深淵なテーマを描き切った本作は、まさにハリウッドの真骨頂でしょう。

音楽を担当するのは日本の誇る偉大なアーティストである坂本龍一です。
スピリチュアルなBGMが壮大な世界観を見事に表現されています。
みなさんもぜひ、この物語を堪能してみてくださいね!

参考元

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