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出典:amazon

2019/04/08
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小さい頃の思い出にとどまらない!ポケットモンスターが大人に遊ばれるワケ。

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子供のころに見たアニメは大人になるにつれて思い出となっていくもの。ですが、ポケットモンスター略してポケモンは、大人のプレイヤーも非常に多いです。なぜ大人はポケモンにハマるのでしょうか?

目次

実はかなり戦略性のあるポケモンバトル

ポケットモンスターといえば、ポケットに入るボールからモンスターを繰り出す…という、非常に人気のある作品です。

ゲームでもアニメでも、ポケモン同士を戦わせるポケモンバトルが主な要素となっています。

ポケモンにはタイプという属性があり、タイプごとに有利不利があるのです。
このポケモンバトルですが、タイプ相性がいい相手をとにかく繰り出すだけ…という単純なものではなくなってきています。

ポケモンには実は、三値と呼ばれる隠しパラメータがあるのです。最近では隠し、という程ではなくなってきていますが…。
この隠しパラメータを調整することによってキャラクターを育成し、技を覚えさせ、駆け引きをする。

大人になるほど楽しめる奥深い戦略性について、ほんの一部をご紹介します。

とにかく育成が楽しい!同じポケモンなのにまったく違う強さを秘めている?

最初にも触れたとおり、隠しパラメータにおける育成によって同じポケモンでもそれぞれ個性があります。
例えば攻撃力の高いピカチュウがいたり、特殊攻撃(魔法のようなもの)が強いピカチュウがいたり、防御が固いピカチュウがいたり…。

それは後付けで伸ばすことができ、自分の手でポケモンを自由自在に強くすることができるのです。
もっとも、最初からある程度個体別に才能の違いがあるので、自分がほしい才能を持っているポケモンを手に入れるいわゆる「厳選」も育成の一部です。

それから、ある程度キャラクターによって得意なことが違います。
例えば攻撃が得意なポケモンがいたり、防御が得意なポケモンがいたり…。

あえて苦手なことをさせることによって相手の裏を欠けたりするので、ポケモンの育成による戦略は無限大ですね。


このように、一つのポケモンでやれることが非常に多く、ぱっと見でどのステータスが高いかバレることがないので、ピカチュウが出てきたとしても何をしてくるかなどがわからないという戦略性が、ポケモンバトルの奥深さです。

ピカチュウが出てきたからこうしよう、という単純な戦略が使えないのです。

逆に使う側は、どういうピカチュウなのか相手に悟られないようにするのも楽しみの一つでもあります。
あえて悟らせて、相手を釣りだして他のポケモンで叩く…なんていう戦略もあります。

人間にも個性があるように、ポケモンにも一人一人に個性があるのですね。
その個性をどう使うかが、トレーナー(主人公)の采配です。

わざにも個性が光る!弱いポケモンで一発逆転も?

育成をする上で外せない要素が、ポケモンに覚えさせる「わざ」です。
ポケモンは4つまでわざを覚えさせることができ、その4つを使ってどうやって戦っていくかがポケモンバトルのキモとなっています。

このわざがなかなか多彩で、攻撃技一つをとっても物理攻撃に特殊攻撃、自分のヒットポイントを利用したもの、状態異常をかけるわざなどかなりの種類があります。
それに加えて防御をするわざなどもあるのですから、育成と併せるとかなりの幅が広がります。

また、中には強い攻撃を受けても耐えることができる「こらえる」とヒットポイントが低いほど攻撃力があがる「じたばた」のコンボなどで、弱いポケモンでも強いポケモンを倒すことができるのです。

つよいポケモン よわいポケモン そんなの ひとの かって
ほんとうに つよい トレーナーなら すきなポケモンで かてるように がんばるべき


これは作中で出てくるトレーナーの名セリフですが、まさにただ強いポケモンだけを使っていても勝てない、自分の好きなポケモンを使って勝てるように戦略を練る楽しさがポケモンにはあります。

初代にはなかった要素「もちもの」など、戦略性は増えていく!

また、初代のポケモンにはなかった要素ですが、「もちもの」という要素で戦略性は更に広がりました。
もちものを装備させることによって、例えばヒットポイント1でぎりぎり相手の攻撃を耐えるということができたり、「こうかばつぐん」のわざの威力を増やすことができたり。

初代しかプレイしていなかった人にはなじみのない要素ですが、もちものによってかなりできることが増えました。
一撃で倒せば問題ない!と思っていた敵のポケモンが、実はヒットポイント1でぎりぎり耐えるアイテムを持っていて返り討ち…なんてこともあるのです。
「同じわざしか繰り出せないけどかなりわざの威力が上がる」アイテムを持っていると予測して次は自分はこうしよう…など、読み合いが更に深まります。

ほかにも「とくせい」と呼ばれるポケモンごとに数種類設定されているアビリティ能力のようなものや、試合に一度しか使えないZわざという一発逆転できる強いわざがあったり、アイテムを使うことにより一段階進化を増やす「メガしんか」といった要素が増えています。

最初のころにはなかった要素がどんどん増えることによって、シリーズ毎に飽きない常に新しいバトルができるようになっています。

終わることのないゲーム自体の「しんか」、その魅力にハマった人は多いでしょう。

ほかにも大人だからこそ楽しい要素がたくさん!

このように、子どものころでは考えつかなかったような奥深いバトルが、大人にもポケットモンスターが人気である一つの魅力です。
今でもゲームが大好きな人は、是非プレイしてみてはいかがでしょう?

また、ポケモンの魅力はこれだけではありません。
愛らしいキャラクター、大人向けに出されたグッズ、これらは大人になっても心動かされるものです。

そしてストーリーとキャラクター設定。
これがなかなか大人向けに作られたもので、ダークだったり衝撃的な設定が多いのです。

例えばパラセクトというキャラクターですが、本体はなんと背中のキノコなのです。
キノコを担いでいる虫はキノコに寄生されているので、動いているのは厳密にはなんとキノコの方なのです。寄生されていると言っても子どもにはちょっとわかりにくい話ですが、大人になるとちょっと怖い話ですね。
キノコを担いだヤドカリのようなキャラクターと思いきや、キノコに操られた虫…それがパラセクトというポケットモンスターなのです。

パラセクトの進化前のパラスは目がきらきらしているので、パラセクトに進化することによって完全に乗っ取られてしまったのでしょう。
真っ白になってしまった目がそれを物語っていますね。

実はこのような設定はポケットモンスターのゲーム中に登場する、ポケモンを手に入れた時に見ることのできる「ポケモン図鑑」によって知ることができます。

ほかにも、ゲーム内にあるミオ図書館ではポケモンが人間と結婚していた、それが当たり前だった…という設定も見ることができたり、冒険すれば冒険するほど意外な事実が明かされます。

このように、結構衝撃的な設定がポケットモンスターの世界には溢れています。
大人になって理解できる今だからこそ、この設定を読み解くのが楽しくなるのも魅力です。

深読みできる壮大な世界観と細かく散りばめられたネタの一つ一つたち。
バトルだけではなくストーリーも楽しめてしまうポケットモンスターは、大人になっても全力で楽しめます。

一度子どもの頃を思いだしながら、プレイしてみてはいかがでしょうか?

参考元

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