攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELLが今すぐ観れる
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日本の漫画「攻殻機動隊」がハリウッド映画として実写化されました。アメリカ合衆国の映画のプロ達が日本とのコラボで製作したSF 映画を最高のテクニックで演出。始めから終わりまで目が離せないアクションやビジュアルに訴えるシーン満載です。
映画について
2017年公開のSF・パラレルワールド映画です。アメリカ合衆国では3/31に公開になり、日本公開予定は4/7です。
映画は、監督で有名なスティーヴン・スピルバーグらが創立したドリームワークスと、インドに本拠地を置くリライアンス・エンターテインメントが共同して製作されました。
監督は2012年に公開された「スノーホワイト」の監督 ルパート・サンダースです。
脚本はジェイミー・モス、ウィリアム・ウィーラー、アーレン・クルーガーらが手がけています。
中でもアーレン・クルーガーはホラー映画の「リング」シリーズや2009年以降の「トランスフォーマー」などの脚本も手掛けています。
原作は日本の漫画家 士郎正宗の代表作『攻殻機動隊』です。
漫画『攻殻機動隊』
作者の士郎正宗は、1980年代から活動するサイバーパンク的な内容のストーリー詳細を細かく描く漫画家で、電子力学、未来学的な要素をオリジナルに描いています。
『攻殻機動隊』の物語では、1990年代から幾つも続編が描かれ、シリーズ化されています。
科学技術がどんどん進み、ついに人間の脳の神経と電子の素子を接続し、義手・義足をロボット技術を持って使用する事が可能になります。
そして、その技術は「義体化」(サイボーグ化)という発想に発展して行き、人間は自分の脳を電脳によって電子アクセスでき、生身の体を使わず、サイボーグとして生きる事が可能になるのです。
生身の人間やサイボーグ、アンドロイド等が混在する世の中で、多様に発生する犯罪に一早く立ち向かうのが、内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課」、通称「攻殻機動隊」です。
『攻殻機動隊』のアニメとして初めての映画は1995年に公開され、又、テレビでもS.A.C.シリーズが2002年に放映されています。
あらすじ
舞台は近未来2030年頃の日本。
人は自らの身体を義体化することを選択できるようになります。
脳だけが自分で、それ以外はサイボーグという事です。
そんな世の中で、少佐率いる警察組織「公安9課」は昼夜問わず犯罪やテロ行為を取り締まっています。
ある日、彼らの管轄下にあるハンカ・ロボティックス社のサイバー技術へのテロ組織による妨害事件が起こります。
「公安9課」が捜査に当たり、事件を追う内に少佐は自分の記憶があまり無い事を不審に思います。
そして、次第に記憶を取り戻していく少佐に、とうとう自分の過去を知る時が来るのです。
キャスト
少佐 / ミラ・キリアン(草薙素子)
電脳を持って女性型義体を操るサイボーグで、「公安9課」のリーダー。
リーダーとしての能力が優れていて、常に冷静な判断ができ、戦闘能力や電子を通してのサーチ能力の速さもかなり優れている。
映画の中では、草薙素子ではなく、「少佐」と呼ばれています。
< 俳優:スカーレット・ヨハンソン >
アメリカ合衆国の女優、歌手。
彼女の名前は『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラから取ったものだそうです。
子供の頃から演劇教室に通い、舞台デビューしたのは8歳の時でした。
ハリウッドを代表するグラマーな美人として知られ、2006年の「世界で最もセクシーな女性100人」ではトップに選ばれました。
恋多き女性の様で、綺麗な上、歌が上手い実力のある女優です。
バトー
「公安9課」に所属する男型の義体。がたいが大きくサイボーグには意味がないのだけれど筋トレが趣味です。
特殊な義眼を付けており、武器の扱いとかにも長けています。
< 俳優:ピルー・アスベック >
デンマークの俳優で、デンマークのTVドラマシリーズ「Borgen」で名の知れた俳優です。
映画に出演し出したのは、2010年を過ぎた頃からで、これからが楽しみな俳優です。
バトーとの共通点…ビールとピザが好き。
トグサ
「公安9課」に所属する元刑事。戦闘にはあまり向いていないけれど、情報収集をする事に長けていて、推理・直感もよく働きます。
愛情深く感情的になる事があります。
< 俳優:チン・ハン >
シンガポールの俳優です。
2000年以降にハリウッドに進出し、幾つかの作品、映画にドラマにと出演しています。
荒巻大輔
「公安9課」の部長。かつては軍情報部に所属していて、今でも自衛軍に顔が利く様です。
少佐の事をとても買っています。
彼自身は義体化はしていません。
< 俳優:北野武 >
日本のお笑いタレント、コメディアン、司会者、映画監督、俳優、脚本家です。
説明するまでもないので、説明は省略させて頂きます。
クゼ・ヒデオ
元軍人で高度な義体を持っています。
< 俳優:マイケル・ピット >
アメリカ合衆国の俳優です。
1990年末あたりから映画・ドラマで活躍する俳優で、歌とギターが上手な彼は「Pagoda」で2006年にバンドデビューもしています。
オウレイ博士
< 俳優:ジュリエット・ビノシュ >
彼女は、フランス出身で1980年中頃から女優として活躍しています。
彼女は、世界三大映画祭(カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭)全てで女優賞を受賞したことのある実力ある女優です。
撮影
ロケ地は、ニュージーランドなのだそうです。
日本の近未来的雰囲気の映像を醸し出すのに、香港を意識した街づくりをこの地で作り出したのだとか。
ロボットやボディの細部にまでこだわった撮影技術には目を見張るものがあります。
原作がアニメの物は、実写化するにあたり幾つも不可能な事が出てくるのは当たり前ですが、CG等の映画技術で原作アニメを出来る限り再現されています。
まして、実写ならではの迫力と現実味はハリウッドが得意とするところですよね。
映像的には映画「マトリックス」を思い出させるビジュアルの壮大さを感じます。
音楽と日本人俳優
映像もさることながら、音楽も映画を盛り上げています!
担当しているのは、クリント・マンセルとローン・バルフェの二人です。
クリント・マンセルはイングランド出身の音楽・作曲家です。
クラシック、現代音楽、電子音楽、ロックと多彩なジャンルを演奏します。
ローン・バルフェは映画、TV、ゲームなどの作曲家です。
ドリームワークスのアニメ映画の曲も多く作っている第一人者です。
そして、この映画は原作が日本の漫画で舞台も日本という事もあり、配役に北野武さんの他何人かの日本人の方々が出演していますが、女優の桃井かおりさんも素子の母親役を演じています。
因みに北野武さんは映画の中でも英語ではなく日本語で演じたのだとか。
日本語吹き替えは、アニメと同じ声優さんが演じられるようです。
アニメファン
日本の漫画は世界でかなりの人気なんですよね。
『攻殻機動隊』をご覧になった方やアニメファンの方には実写化をあまり嬉しく思われない方もいらっしゃるようです。
しかし、日本発祥の原作アニメが面白いと国際的に受け入れられ、大金をかけて映画化される事は嬉しく感じます。
一つのシーンを撮るのに幾つものカットを撮ったりもしたのだとか。
製作費は1.1億ドルだそうです。
素晴らしいだろう作品に期待しちゃいます!
問題提起
この映画には、現代に生きる私達へ向けての大きなメッセージが内包されているのではないでしょうか?
PCや携帯電話をはじめとして、電子機器の存在は私達の生活の一部になりつつあります。
もう既に私達の生活は、それら無くては大変困る域まで来ています。
これから先、日進月歩で進化し続けるテクノロジーと人間がどの様に関係して行けばいいのか、深く考えさせられる映画となっております。
そしてまた、人間として生きる意味や生き方も考えさせられる大きなテーマをも持っているのです。
参考元
- ・参照リンク:ゴースト・イン・ザ・シェル (映画) - Wikipedia
- ・参照リンク:映画『攻殻機動隊 新劇場版』
- ・参照リンク:映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』最新映像公開 - YouTube
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