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父と子の深い絆を描き、日本中を感動の渦に巻きこんだ倉本聰脚本のドラマ『北の国から』の、スペシャル版第7作目。
前作までと同様、田中邦衛が黒板五郎を、吉岡秀隆が息子の純を、中嶋朋子が娘の螢を演じる。有機農法のための炭焼きに励む五郎、恋人との間に距離ができはじめて苦悩する純、不倫相手と破局した螢ら、それぞれのドラマが交錯。
中沢佳仁演じる黒板兄妹の幼なじみ・正吉と、岩城滉一扮するやんちゃな兄貴分・草太の存在が、大きくクローズアップされる展開となっている。宮沢りえ、地井武男、美保純らおなじみのキャストも登場する。
根室で不倫相手と暮らす螢(中嶋朋子)のもとを、幼なじみの正吉(中澤佳仁)が訪ね、故郷・富良野の近況を話して聞かせる。父の五郎(田中邦衛)は有機農法の手助けをするために。炭焼きや堆肥作りに励んでいた。
ごみ収集の仕事を続ける息子の純(吉岡秀隆)は、恋人・シュウ(宮沢りえ)の実家へあいさつに行くが、あまり歓迎されなかったことに落ちこむ。その後、シュウは無理やり実家に引き戻され、遠距離恋愛になってしまう。
そんなある日、螢が和夫(地井武男)や離婚して富良野に戻った雪子(竹下景子)の前に現れ、五郎や純には内緒で金を貸してくれるようにと頼む。次々に断られてしまうなか、ただ1人草太(岩城滉一)は何も聞かず螢に金を貸してやるのだった。螢は草太にだけは本当の事情を打ち明け…。
東京から大自然に囲まれた北海道富良野市に移り住んだ父、息子、娘の3人家族の日常を描き、子どもの成長だけではなく、親として成長していく父の姿や、家族としての絆が丁寧に編まれた感動作。20年以上にわたって継続的に8編のドラマスペシャルが製作された、国民的ドラマの原点。ふたりの子どもを連れて、故郷の北海道富良野市へ帰ることを決めた五郎(田中邦衛)。子育ては離婚した妻(いしだあゆみ)に任せていたため、子どもとどのように接していいのか戸惑いながらも、生活基盤を整えようと毎日必死に生きている。一方で、東京生まれ東京育ちの少年・純(吉岡秀隆)と少女・蛍(中嶋朋子)は母との別れを経験し、大都会の東京とは真逆の質素で不便な田舎暮らしに戸惑いを隠せなかった。日を追うごとに、純は東京にいる母への想いを募らせていたが、父の五郎は逆に元気はつらつとした表情を見せていた。北海道の大自然の雄大さや厳しさに触れ、都会には決してなかった人間味ある地元の人付き合いを通して、純の心にも少しずつ変化が芽生えていく…。
今作は1981年にフジテレビ系で放送され日本中を感動で包み込んだ連続TVドラマ『北の国から』のスペシャルドラマ第1弾。脚本・倉本聰、演出・杉田成道の名コンビは変わらず、音楽もさだまさしが担当。主人公一家の黒板家の面々や、それを支えるキャスト陣も前作のままに黒板家を中心に富良野の人々の暮らしが描かれている。黒板五郎(田中邦衛)は11月に東京へ出稼ぎに出て、息子の純(吉岡秀隆)と娘の蛍(中島朋子)は富良野の自宅をふたりで守っていた。正月を前に吾郎が一時帰省し、子どもたちは大喜び。その矢先、純と蛍の友人である笠松正吉(中沢佳仁)が家出をする。周囲の捜索のおかげで正吉は見つかる。みどり(林美智子)は五郎に正吉を託し、姿を消す。数日後、五郎のもとに700万円もの借用書が届けられる。実は姿を消したみどりには借金があり、五郎は知らぬ間に、その借金の連帯保証人となっていたのだった…。
原作・脚本を倉本聰が担当した大ヒットドラマ『北の国から』の、スペシャル版第2弾。1984年放送。北海道・富良野の雄大な自然の中で暮らす父と子の、ひと夏の出来事が丁寧に描かれる。不器用で愛情深い父親・黒板五郎に扮するのは、『若大将シリーズ』に出演した名優・田中邦衛。『男はつらいよ』などでも知られる吉岡秀隆が、少年・純の繊細な心の動きを見事に演じている。しっかり者の娘・螢には中嶋朋子。竹下景子演じる雪子と岩城滉一演じる草太の切ない恋模様も、今作の見所となっている。妻と離婚し、ふたりの子ども・純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)と富良野で暮らす黒板五郎(田中邦衛)。中畑(地井武男)のもとに東京から帰省した努(六浦誠)のパソコンを見た純は、都会から取り残されているように感じてショックを受ける。また丸太小屋が焼け落ちてから、五郎が弱っていることにも不安を感じていた。丸太小屋の火事の原因が自分にあることをいえずに苦悩していた純は、責任を素直に認めた正吉にも引け目を感じ…。
倉本聰による原作・脚本の人気作『北の国から』の、スペシャルドラマ第3作。主人公である無骨な父親・黒板五郎と息子・純、娘・螢の物語を長年にわたって丁寧に綴る。純の初恋が苦く甘酸っぱく描かれる今作は、シリーズ屈指の人気作。前作に続き五郎を田中邦衛が味わい深く演じ、成長した純を吉岡秀隆、螢を中嶋朋子が演じる。純の初恋の相手・大里れい役には新人の横山めぐみが抜擢された。おなじみの地井武男や岩城滉一らに加え、美保純、布施博らが主要キャストとして新たに登場する。中学3年生となった純(吉岡秀隆)は電気製品が好きで、なんでも分解しては騒ぎを起こして周囲を困らせていた。進路を決める大事な時期を迎えた息子を父・五郎(田中邦衛)は案じるが、思春期の純は父とあまり話をしようとしない。ある日、近所の大里家にあった風力発電の風車を見つけて思わず駆け寄った純は、大里の娘・れい(横山めぐみ)に出会って一目で恋に落ちる。純は妹の螢(中嶋朋子)から、れいが純と同い年で、違う中学に通っていることを聞かされる。その後、純は自転車のチェーンが外れて困っていたれいを助ける。しかし大雨に降られてずぶ濡れになり、納屋で雨宿りをすることになる。濡れた服を脱いで、ストーブにあたるふたりだったが…。
大人気ドラマシリーズ『北の国から』のスペシャルドラマ第4弾。原作・脚本は倉本聰。北海道の広大な大地を舞台に、父子3人の軌跡を丁寧に紡ぐ物語。今作では東京である事件を起こした長男の純が久しぶりに帰郷し、父の五郎と新たな関係を築いていく。また、娘・螢の初めての恋や、父を残して旭川へひとり旅立つ悲しみも大きな見所となっている。シリーズを通して主人公の五郎を田中邦衛、純を吉岡秀隆、螢を中嶋朋子が演じ、螢の恋人となる青年・勇次に緒形直人、東京で純が出会う少女・エリに洞口依子が扮する。横山めぐみ、竹下景子、地井武男、岩城滉一、美保純、布施博らおなじみの面々も登場する。五郎(田中邦衛)は、看護婦を目指して旭川で実習中の娘・螢(中嶋朋子)を毎朝早くに駅まで送り、夜遅くにまた迎えに行く生活を送っていた。螢は同じ電車に乗る予備校生の勇次(緒形直人)と初めての恋に落ち、思いを通わせるようになる。東京の純(吉岡秀隆)は、定時制高校に通いながら日中働いていたが、職場を3回も変えていた。バイクに乗り、髪を赤く染める彼を叔母の雪子(竹下景子)は心配する。そんな純だったが、父の泥の指跡がついた1万円札をお守りとしていつも大事に身に着けていた。あるとき、純はエリ(洞口依子)の口利きで400ccのバイクを破格で手に入れる。しかし、実はそのバイクが盗品だったことから事態は急転し…。
原作・脚本を倉本聰が務める、国民的ドラマ『北の国から』のスペシャルドラマ第5作目。フジテレビ放送。今作では、田中邦衛演じる愛情深い父・五郎と、巣立ちのときを迎えた吉岡秀隆演じる純と中嶋朋子演じる螢の子どもたちとの絆が、ドラマチックに描かれる。れいに想いを寄せながらも東京で少女・タマ子と一線を超えてしまう純と、まったく父のもとに帰らずに恋人の勇次に会いにいく螢。青春期の熱く切ない喜びや苦悩とともに、父と子の変わりゆく関係が丁寧に映し出される。タマ子役で裕木奈江が初出演。勇次役で緒形直人が再登場するほか、おなじみの地井武男、岩城滉一、横山めぐみ、竹下景子らも顔をそろえる。和夫(地井武男)に借りた小屋で暮らす黒板五郎(田中邦衛)は、丸太小屋作りに精を出していた。五郎は旭川で看護学校に通う娘の螢(中嶋朋子)が、来年春に地元に戻る日を心待ちにしていた。一方の螢は長いこと実家には帰らず、電車で富良野を通り過ぎては帯広の恋人・勇次(緒形直人)に会いに行っていた。正看の資格をとるために札幌の病院に勤めることを勇次から勧められた螢は、父の気持ちを思って悩む。東京のガソリンスタンドで働く純(吉岡秀隆)は、今も変わらずれい(横山めぐみ)を思っており、毎週土曜に互いの家で同じ映画を観て過ごしていた。しかし、ピザ配達員のタマ子(裕木奈江)と出会って体の関係を持つようになり…。
『北の国から』のスペシャルドラマ第6作目。田中邦衛演じる父親・黒板五郎と、吉岡秀隆演じる息子・純、中嶋朋子演じる娘・螢の濃密な絆と、周囲の人間模様を温かく描く感動作。今作では、秘密を持つ少女・シュウとの切ない恋に落ちる純、激しい不倫の恋に走る螢を通して、父の深い愛情が浮き彫りとなる。シュウを演じるのは、シリーズ初出演となる宮沢りえ。そのほか横山めぐみや緒形直人、地井武男、岩城滉一、美保純らおなじみのメンバーたちが登場する。事故で足を悪くしながらも、電気も水道もない山奥でひとり暮らしを続ける黒板五郎(田中邦衛)。息子の純(吉岡秀隆)はごみ収集の仕事をしながら、富良野の町で幼なじみの正吉(中澤佳仁)とふたりで暮らしていた。遠距離恋愛中のれい(横山めぐみ)とはうまくいっておらず、彼女が別の男からプロポーズされたことを聞かされる。そんななか、純は明るく美しい少女・シュウ(宮沢りえ)と出会い、互いに惹かれ合うようになっていく。ある日純のもとに、妹の螢(中嶋朋子)の恋人・勇次(緒形直人)が現れ、螢が妻子ある医者の黒木と駆け落ちしたことを告げる。一方、シュウもまた大きな秘密を抱えていたことがわかり…。
父と子の深い絆を描き、日本中を感動の渦に巻きこんだ倉本聰脚本のドラマ『北の国から』の、スペシャル版第7作目。前作までと同様、田中邦衛が黒板五郎を、吉岡秀隆が息子の純を、中嶋朋子が娘の螢を演じる。有機農法のための炭焼きに励む五郎、恋人との間に距離ができはじめて苦悩する純、不倫相手と破局した螢ら、それぞれのドラマが交錯。中沢佳仁演じる黒板兄妹の幼なじみ・正吉と、岩城滉一扮するやんちゃな兄貴分・草太の存在が、大きくクローズアップされる展開となっている。宮沢りえ、地井武男、美保純らおなじみのキャストも登場する。根室で不倫相手と暮らす螢(中嶋朋子)のもとを、幼なじみの正吉(中澤佳仁)が訪ね、故郷・富良野の近況を話して聞かせる。父の五郎(田中邦衛)は有機農法の手助けをするために。炭焼きや堆肥作りに励んでいた。ごみ収集の仕事を続ける息子の純(吉岡秀隆)は、恋人・シュウ(宮沢りえ)の実家へあいさつに行くが、あまり歓迎されなかったことに落ちこむ。その後、シュウは無理やり実家に引き戻され、遠距離恋愛になってしまう。そんなある日、螢が和夫(地井武男)や離婚して富良野に戻った雪子(竹下景子)の前に現れ、五郎や純には内緒で金を貸してくれるようにと頼む。次々に断られてしまうなか、ただ1人草太(岩城滉一)は何も聞かず螢に金を貸してやるのだった。螢は草太にだけは本当の事情を打ち明け…。
21年にわたって放送された国民的大人気ドラマ『北の国から』の、スペシャル版最終章。田中邦衛演じる主人公・黒板五郎と、吉岡秀隆演じる息子・純、中嶋朋子演じる娘・螢の、愛あふれる人生の軌跡を描く。借金を抱えて富良野を去った純と、故郷に残った五郎と螢、息子・快のその後が綴られる。新キャストとして純の新たな恋人・結役の内田有紀、その夫・弘役の岸谷五朗が登場。シリーズおなじみの地井武男演じる和夫にも、スポットが当たるストーリーとなっている。和夫の娘婿・正彦役で、柳葉敏郎が出演する。4年前に亡くなった草太(岩城滉一)の借金を抱え、富良野にいられなくなった純(吉岡秀隆)と、螢(中嶋朋子)の夫・正吉(中澤佳仁)。父の五郎(田中邦衛)はひとりで暮らし、螢は看護婦をしながら息子の快(西村成忠)と町のアパートで暮らしている。快との時間が、五郎の生きがいだった。和夫(地井武男)の娘・すみえ(中島ひろ子)が妊娠し、恋人の清水正彦(柳葉敏郎)を連れて帰ってくる。正彦は、廃棄物だけで新居を建ててくれるようにと五郎に頼みこむ。そんなある日、純の元恋人のシュウ(宮沢りえ)が五郎のもとを訪れ、もうすぐ結婚することを告げる。五郎は純宛の手紙を彼女から預かった後、急激な強い腹痛に襲われるのだった。一方、純は羅臼で出会った高村結(内田有紀)に魅かれていく。ところが、実は結が人妻であるとわかり…。
もし14才で妊娠が発覚したら、あなたは産みますか、産みませんかー? 2006年10月~12月まで、日本テレビ系で放送されたテレビドラマ『14才の母』。キャッチコピーは、「~愛するために生まれてきた~」。2006年12月度のギャラクシー賞、平成19年日本民間放送連盟賞の最優秀賞を受賞したほか、第44回ギャラクシー賞で民放ドラマにおいて唯一入賞をした作品。主題歌はMr.Childrenの「しるし」。未成年の妊娠、出産をテーマにしたドラマは、放送開始の2006年当時、かなりセンセーショナルなものだった。14才で子どもを身ごもった、中学生の未希(志田未来)。運命の相手と感じていた、同じ塾に通う中学3年生の桐野(三浦春馬)は、妊娠の事実を知ると母親のすすめで海外留学しようとする。未希が妊娠を母親の加奈子(田中美佐子)や父親の忠彦(生瀬勝久)に告白すると、最初は中絶をすすめられる。未希は産むと決意し、桐野の母親・静香(室井滋)と話し合いの場を設けるものの、慰謝料を払うなど確執が生じてしまい、未希は絶望する…。マスコミからの取材もあり、14才で子どもを産む決心をすることは、出産までに信じられないほど大変な道のりが待っていた事実を知る。未希は、中絶するのか、赤ちゃんを産むのかー。
新人刑務官 及川直樹は、死刑囚舎房を担当することになる。そんな中、殺された両親の仇討ちのために殺人を犯し1年間逃亡生活を送っていた渡瀬満が警察に出頭する。渡瀬満と直樹は少年時代同じ野球チームに所属しており、直樹にとって満は憧れのヒーローだった…。
自転車で駆け抜けるシーンが爽快!10代のほろ苦い青春の1ページ 石田衣良の直木賞受賞作をドラマ化。14歳の少年4人の友情と関わる大人の交流を通して描かれる成長物語を、映画「余命1ヶ月の花嫁」の廣木隆一監督がみずみずしく描く。 今と昔が調和する東京・月島。秀才でクールなジュン、病と闘う心優しいナオト、ムードメーカーのダイ、どこにでもいる普通の主人公・テツロー。月島中学に通う14歳の彼らが日々に傷付き、恋をし、さまざまな人と出会い、少しずつ大人になっていく。
母を救うため金に執着し孤独に生きる、社会現象化したある少女の物語 小学校6年生の少女に次々降りかかる不幸に世間が泣いた安達祐実の代表作!決めゼリフ「同情するなら金をくれ」は流行語大賞を受賞し、子役ブームに火をつけた。 小学校6年の相沢すずは、心臓病で入院中の母・陽子と働かず酒浸りの養父・悟志と暮らしていた。母親の治療費のため校内で盗みを働き、疑われても涙の芝居でごまかすすず。そんな中、一時退院で帰宅した母親に暴力を振るう悟志を見て、養父を殺す決意をする。
山田孝之・沢尻エリカ共演の青春恋愛ドラマ。香港映画『つきせぬ想い』を原案に坂東賢治が脚本を書いた同名映画と同じ、2006年に放送された。難病を持ちながらも一途に歌手を目指す少女と、生きる目的をみつけられない青年との出会いが鮮烈に描かれる。共演は松下奈緒、田中圭、濱田岳、竹中直人。沢尻が歌う挿入歌「タイヨウのうた」は大ヒットとなりオリコン1位も記録した。XP(色素性乾皮症)という難病のため紫外線に当たることができない歌手志望の雨音薫(沢尻エリカ)は、昼に眠り夜に起きる生活を送っていた。レコード会社からのオーディション落選通知を見て肩を落とす薫。その姿を見て、レストランを営む両親は心配する。そこに薫の親友・美咲(佐藤めぐみ)がやってきて、ビーチで撮った映像を薫に見せる。美咲はいつも昼の世界をビデオに撮ってきては薫に見せてあげていた。薫は友人たちと映っていた藤代孝治(山田孝之)の姿をじっと見つめ、ギターを手にして曲を作り始める。一方の孝治はバイトを突然クビになり、寮も追い出されて途方に暮れていた。ストリートライブをしていた薫のそばを通りかかった孝治。彼の姿に気づいた薫は、出会いを運命的に感じて駆け寄り声をかけるが…。
山崎豊子原作、中国残留孤児・陸一心の波瀾万丈の半生を描いた感動作 山崎豊子の小説「大地の子」を映像化した日中共同制作のスペシャルドラマ。仲代達矢、上川隆也の共演で、中国残留孤児の少年が戦後をたくましく生き抜いていく姿を描く。 太平洋戦争の敗戦によって満州で残留孤児となった少年・松本勝男(陸一心)。小学校教師の陸徳志の息子として育てられた彼は、中国人養父母への愛情と日本の実父との愛憎に揺れながらも、文化大革命の荒波を越え、日中共同の製鉄プラント事業を完成させる。
ミムラ×成宮寛貴のラブファンタジー! 妻・澪を亡くした秋穂巧とその息子・佑司。この父子に訪れた、6週間の奇跡を描く。共演は岡本綾、生瀬勝久、谷 啓、三田佳子ほか。
大切な人を失った女性の心の解放を描く、優しくて心にしみる感動作 「すいか」で向田邦子賞を受賞した脚本家・木皿泉が、2014年本屋大賞第2位に輝いた自らの初小説をドラマ化。木皿ワールドならではの台詞が静かに胸を打つ。 寺山テツコは7年前に夫・一樹を亡くして以来、一樹の父・ギフ(義父)と同居している。一樹を通じて思い出を共有し、血は繋がらずとも“家族”として暮らしてきたふたりが、一樹と縁があった一風変わった人々と関わる中で、悲しみを乗りこえていく。
柳葉敏郎主演ドラマ「ホットドッグ」の続編「テキ屋の信ちゃん」。下町に生きるテキ屋の若者たちの明るさ、たくましさ、生命力あふれるその姿・心を軽いタッチでテンポよく描き、好評を得た「ホットドッグ」。そのスペシャル版第1弾では、前作から2年後を舞台に、再び面倒を見ることになった子どもたちの長男・武史の初恋が描かれる。 【ストーリー】 富岡八幡宮の縁日。信(柳葉敏郎)と辰雄(大沢樹生)は金魚すくいの露店を出していた。しかし、新顔の桃太郎(陣内孝則)親子に客を取られた上、喧嘩に巻き込まれ大騒ぎになる。そこへ、信の親分・悟郎(室田日出男)が現れる。信は悟郎の娘・友子(仙道敦子)と結婚したばかりだが、早く孫の顔を見せろと催促され、義母の春子(中尾ミエ)からも強壮剤を渡される始末。そんな中、2年前に信が面倒を見ていた子どもたち4人が、辰雄に連れられて再び新婚家庭に転がりこんでくる。性懲りもなくまた刑務所に入った彼らの父親は、今度は3年帰ってこないという。4人に振り回されながらも1カ月が過ぎた頃、長男の武史(伊崎充則)に好きな人が出来て・・・。