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2019/10/23
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『機動戦士ガンダムSEED』キラ・ヤマトは本当にクズなのか? 嫌われる理由をセリフ・名言から調査!

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『機動戦士ガンダムSEED』の主人公であるキラ・ヤマトは、ネット上では「クズ」と大きく非難されているのが目立ちます。なぜ主人公であるにも関わらず、大きな批判が寄せられているのでしょうか?今回はキラ・ヤマトが本当にクズなのか、嫌われている理由を調査していき、真実のキャラクター像に迫っていきます。

目次

キラ・ヤマトは『機動戦士ガンダムSEED』と『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するキャラクターで、両作品ともに主人公を務めています。

歴代ガンダムシリーズの主人公と同様、キラはエースパイロットとして活躍しますが、年相応の少年らしく苦悩していきます。戦いたくない一心であるものの、戦わなければ生き残れず、そして大切な仲間を守ることもできません。

心身ともに成長していく様子を追っていくのも、ガンダムシリーズの魅力です。しかしキラは、歴代ガンダムシリーズの主人公のなかでも評判が悪く、クズ扱いされている様子が目立っています

なぜキラは歴代シリーズのなかでも嫌われている傾向にあるのか、また本当にクズなのかどうかについて、作中の活躍や名言などから調査してみました。

『機動戦士ガンダムSEED』主人公のキラ・ヤマトとは?

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・名前:キラ・ヤマト
・種族:スーパーコーディネーター
・生年月日:C.E.55年5月18日
・年齢:16歳→18歳
・身長:165cm→170cm
・体重:65kg→58kg
・血液型:A型

キラ・ヤマトはオーブ首長国連保のスペースコロニー・ヘリオポリスで暮らす学生でした。しかしザフト軍がヘリオポリスを襲撃した日を境に、ガンダムパイロットとして戦場に駆り出されていきます。

性格は心優しい少年であり、周りに流されやすい部分を持ち合わせている様子を作中でも確認できるでしょう。そのため自分の意志で戦うというよりも、周りの期待や声に影響されてガンダムに乗る傾向があります。

1世代目のコーディネーターで父母ともにナチュラル

『機動戦士ガンダムSEED』の世界では2種類の人間が存在しています。地球で暮らしている「ナチュラル」と、遺伝子操作によって生まれながらにして高い能力を身につけた「コーディネーター」です。

キラの両親はともにナチュラルですが、実父であるユーレン・ヒビキはコーディネーターの研究者でした。失敗を重ねてきた結果、キラという人間の能力を極限にまで高めた「スーパーコーディネーター」を生み出すことに。

そのため、作中ではキラ・ヤマトと呼ばれていますが、本名はキラ・ヒビキということになります。後にキラは実母の妹であるカリダのところに引き取られて、キラ・ヤマトとして成長していくのでした。

ヒロインの1人カガリ・ユラ・アスハは双子の姉

キラの実母であるヴィアが受胎したのは二卵性双生児でした。そのため、キラには双子の兄弟がいることになり、それがヒロインの1人であるカガリ・ユラ・アスハです。

幼くして2人は別れることになりますが、物語冒頭において出会うことに。しかしザフト軍の襲撃による混乱で離れていき、カガリは地球で対ザフト軍のレジスタンス活動に身を投じていきました

しかしその正体は、中立国オーブの代表ウズミ・ナラ・アスハによって育てられたお姫様。育ての親となってくれたウズミが死ぬ間際、1枚の写真を手渡されたことをきっかに、キラが生き別れた兄弟だと知ります。

カガリとキラには血縁関係がありますが、作中だけでは姉なのか妹なのかハッキリしていません。ただカガリの振る舞いやオーブ内での扱いから、カガリが姉でキラが弟という扱いになっています。

アスラン・ザラとは幼少期からの親友

『機動戦士ガンダムSEED』において欠かせない存在が、キラのライバルであり親友でもあるアスラン・ザラです。父親はプラント評議会国防委員長のパトリック・ザラで、アスランは士官学校をトップの成績で卒業しました。

アスランがキラと出会ったのは幼いころで、当時は身分を隠しながら接します。家族ぐるみの付き合いがあり、キラもアスランの家に泊まりに来るほど仲良く過ごしていました。

やがて別れのときがくると、アスランは機械工作が苦手なキラに代わって鳥型ロボットのトリィを完成させます。そのままキラにプレゼントとして2人は離れ離れになりますが、今度は敵同士として再会することに。

物語スタート時点でのアスランは、ザフト軍のエリートパイロットとして描かれています。パイロットとしての能力はキラ以上の腕前を持っていますが、持ち前の優しい性格が影響して本気を出すことが多くありません

『機動戦士ガンダムSEED』キラ・ヤマトの作中での活躍を徹底解説!

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『機動戦士ガンダムSEED』主人公のキラ・ヤマトは、ガンダムシリーズ従来の主人公たちのように、優しい性格かつ戦いに積極的な性格ではありません。そんな彼がなぜネットを中心にクズ扱いされているのでしょうか?

クズ扱いをされている理由を調査する前に、キラの『機動戦士ガンダムSEED』における活躍を簡単に振り返っていきましょう。内容をおさらいしていくことにより、よりキラ・ヤマトという人物の姿が見えてくるはずです。

どのような事件をきっかけにガンダムに乗って戦うのか、なぜ戦いを嫌うキラが戦場に出ていくのかを知ってみてください。

「ストライク」に登場してザフト軍を撃退

キラは中立コロニー・ヘリオポリスで工学生として過ごしていましたが、ある日突然ザフト軍が襲撃してきます。ザフトの目的は地球連合がひそかに開発を進めていた新型モビルスーツ・ガンダムでした。

この混乱のなか、キラは成り行きでガンダムが格納されている倉庫へと足を踏み入れていきます。しかしそこで、親友のアスランとの悲劇的な再会を果たすことに

その後、アスランはイージスガンダムを奪取。キラも残されたストライクガンダムに搭乗して、ザフト軍との戦いに向かいます

キラはパイロットとして専門的な訓練を受けたことがありませんでしたが、コーディネーターとしての高い能力を発揮し、ザフト軍のモビルスーツ・ジンを撃破します。

そしてキラは、地球連合の機密情報にふれてしまったことにより、戦艦アークエンジェルに乗せられました。さらには追撃するザフト軍と対峙することになり、アスランとの交戦を余儀なくされます。

ラクス・クラインを救助してアスランに引き渡す

ある日の戦闘で、キラはプラントで歌姫として人気を集めているラクス・クラインと出会います。避難用ポッドで漂流しているところを救い出され、一時的に地球連合の捕虜として扱われることになりました。

その後、アークエンジェルはザフト軍の追撃に遭ってしまいます。それも撃沈寸前にまで追い詰められますが、ナタル・バジルールはラクスを人質として利用し、窮地を脱することに成功しました

ピンチから抜け出せたとはいえ、キラは卑怯なやり方に不満を抱きます。そしてラクスを連れ出して、アスランに彼女の身柄を引き渡すのでした

アークエンジェルに帰還したあとのキラは、勝手な行動を取ったことで簡易的な軍事法廷に出頭することに。しかしキラが民間人であること、なにより行動の正しさを理解していたため、結局のところ形だけの会議に終わります。

たび重なる戦いで精神が不安定になる

キラはモビルスーツパイロットとして、ザフト軍の追っ手を次々と撃退します。しかし戦争を嫌っている部分は変わらず、あくまで生き残るためであり、艦に乗る友人を守るために戦っていました。

しかしザフトとの戦いはキラ1人への負担が大きく、やがて心身ともに疲弊していくことに

そこに父親を失ったフレイ・アルスターが接触。フレイはキラの唯一の理解者だと歩み寄り、キラも彼女に安らぎを覚えてしまい、やがて性的な関係を結んでしまいます。

しかしフレイにはサイという婚約者がいて、彼はキラの友人でもありました。これによって人間関係にほころびが生じていき、キラとサイが衝突していくようになります。

キラは逃げるようにしてストライクガンダムに乗り、ザフト軍との戦いに身を投じていきます。サイに顔向けできなくもなり、コックピット内で睡眠を取るなど、徐々に精神が擦り減っていくのでした。

アスランとの戦いで撃墜されて死亡する?

地球に降りたアークエンジェルは、中立国のオーブに向かいます。目的地に到着すると潜入していたアスランと出会い、そこで変わらぬ友情を伝えあいました

しかし直後、アークエンジェルとアスラン率いるザラ隊の戦闘が勃発。この戦闘でアスランの友人であるリッツガンダムのパイロット・ニコルがキラによって撃墜されてしまいます。

ニコルを殺されたことでアスランは激昂し、今度はアスランがキラの友人であるトールが撃墜されてしまうのでした。当然、キラも友人を殺されたことで、アスランに敵意を向けます。

2人は小さな島で憎しみを前面に出しながら戦いました。結果はアスランの捨て身の行動により、ストライクはイージスの自爆行動で大破。

アスランは脱出することに成功しましたが、キラはMIA扱い=死亡したと告げられます。オーブからカガリも捜索に出ていましたが、アスランを発見したのみでキラを発見することができていません。

ラクスから「フリーダム」を託されて戦うことを決心

MIAとなったキラでしたが、実は誰よりも先に救出されており、身柄はプラントにあるクライン邸に運ばれていました。そこでラクスと再会し、親友との戦いで傷ついてしまったキラはこれまでの想いをこぼします。

一方でザフト軍は、アークエンジェルがいるアラスカ基地への大規模な作戦「オペレーション・スピッドブレイク」を画策。キラはこの情報を知ると、大切な仲間を守るために戦うことを決意します

ラクスもキラの想いをくみ取って、ザフト軍が秘密裏に開発を進めていた新型モビルスーツ「フリーダム」を与えます。キラはフリーダムに乗って戦いますが、ここから両軍どちらにも属さない第3勢力として立つことに。

戦い方も大きく変わっており、キラは敵機体のコックピットを狙わず、戦闘不能にさせるという離れ技を見せていきます。スーパーコーディネーターとしての資質も覚醒し、誰も寄せ付けない圧倒的な力を見せつけていくのでした。

中立勢力の最強パイロットとして最終決戦へ向かう

フリーダムに搭乗したキラは、オーブ代表首長であるウズミからオーブの理念を託されます。やがてアスランとも和解して共闘し、アークエンジェル・クサナギ・エターナルの三隻同盟の中心として活躍することに

最終決戦ではさまざまなドラマが起こります。そのうちのひとつがフレイの死で、これを回避することができなかったことから、キラは精神的に追い詰められてしまいます。

第3勢力としてのキラは、地球連合によるプラントへの核攻撃やプラントの殲滅兵器ジェネシスなど、鬼がかった戦闘力で両軍の侵攻を阻止。そしてプロヴィデンスガンダムに乗るラウ・ル・クルーゼを撃破し、地球連合とザフト軍の戦いに終止符を打つのでした。

フリーダムも半壊してしまい、キラの体は宇宙空間に投げ出されて彷徨っていました。しかしアスランとカガリによって救出され、『機動戦士ガンダムSEED』は幕を閉じます。

『機動戦士ガンダムSEED』キラ・ヤマトが搭乗した機体

MG 機動戦士ガンダムSEED フリーダムガンダム Ver.2.0 1/100スケール 色分け済みプラモデル 出典:amazon

ガンダムシリーズの魅力は、なんといっても作中で登場するモビルスーツの存在でしょう。『機動戦士ガンダムSEED』では複数のガンダムが登場しており、ガンダム同士の激しい戦いが見どころとなっています。

そこでここからは、キラが搭乗したガンダムについて紹介していきます。それぞれのガンダムはどのような特徴を持っているのか、簡単にまとめましたのでご覧ください。

ストライクガンダム

ストライクガンダムは地球連合が極秘開発していた5機のガンダムのうちの1機。最後発の期待であるため、どの期待よりも運動性などに優れている特徴があります。

最大の特徴は「ストライカーパックシステム」という装備換装機構で、戦況に応じて高い戦闘力を発揮することが可能に。基本的には汎用性の高いエールストライカーパックを装着した状態が多く描かれていました。

作中で描かれたストライカーパックは「エール」「ランチャー」「ソード」3つがあります。それぞれ異なる性能をストライクに持たせることができ、さらに懸念である電力補充も換装だけで可能になっているため、作中屈指の高い性能を誇ります。

フリーダムガンダム

フリーダムガンダムはザフトが威信をかけて開発した最新鋭モビルスーツで、『機動戦士ガンダムSEED』において絶対的な力を持つモビルスーツ。兄弟機にジャスティスガンダムがあります。

地球連合軍から奪取したガンダムのデータをベースに開発されますが、バッテリー稼働により戦闘時間の制限が大きなネックになっていました。これを解決するために搭載されたのが核エンジンで、エネルギー問題を解決することに成功します。

またフリーダムガンダム自体、ストライクガンダムが持つ3種類の換装パックをひとつに集約した機体となっています。さらに専用母艦のエターナルと連携し、ミーティアとドッキングすることにより、単機での遠征も可能になります。

ストライクフリーダムガンダム

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』後半から登場したストライクフリーダムガンダムは、フリーダムガンダムの正統後継機となるモビルスーツ。開発自体はフリーダムと並行して進められたとされています。

大きな違いはオールレンジ攻撃を可能にしたドラグーン・システムの搭載で、いわゆるファンネル攻撃が可能になっています。フリーダムに引き続き高い運動性能を持ち合わせており、最終決戦における切り札となった機体です。

また、ストライクフリーダムガンダムはキラが搭乗することを前提に開発されました。名前もラクスが新たなる剣としての「祈り」を込め、過去の戦争で伝説となったストライクとフリーダム両機の名前を冠して命名しています

『機動戦士ガンダムSEED』ファンはキラ・ヤマトをどう評価している?

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『機動戦士ガンダムSEED』ならびに『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』において、キラは戦争を終わらせるべく戦ってきました。そこにはほかのシリーズには見られない、少年の葛藤や悩み、決断という過程も描かれています。

まさしく主人公らしい歩みを送ったキラですが、どうしても視聴者やガンダムファンからは不評の様子。どこか中途半端であると批判され、完結したあとでも絶え間ない議論が繰り返されています。

なぜキラは歴代シリーズのなかでも不評なのか? その理由を紹介します。

キラが示した不殺主義に疑問を持たれている

キラは心優しい少年で、不本意ながら戦争に巻き込まれ、あげくガンダムパイロットとして戦っていきます。迷いや葛藤で苦しみながらも、やがて大切なものを守るための戦いをすることを決意しました。

決断からキラはいっそうに強くなり、敵機体のコックピットを狙わず、装備・カメラ・駆動部を攻撃して戦闘不能にするスタイルで戦っていきます。これはキラが「人を殺したくない」という想いによる結果でした。

しかしこの戦闘スタイルが批判の的になっており、キラの不殺主義に疑問を持たれています。たしかに機体を戦闘不能にすれば人を殺さずに済みますが、その後のパイロットの状態はどうなのだと、深く議論されることに

また不殺を貫き切れず、最終決戦においてはラウ・ル・クルーゼを殺してしまう結果となりました。不殺主義とはいっても中途半端な結果になっているため、しばしキラの戦い方には疑問がつきまとっています。

中立的立場での武力介入は正しいのか

フリーダムに搭乗してからのキラは、第3勢力として戦場に介入していきます。地球連合・ザフトともに攻撃をし、戦闘不能状態にして去っていく様子がしばし描かれていました。

こちらもまた議論されている部分で、圧倒的な力を持つキラが戦場に参戦することで、たしかに戦いは終息します。しかし結果としては一時的なものであり、戦争そのものが終結するわけではありません。

戦いを終わらせたいのであれば、どちらかの軍に味方して勝利に導く方法が手っ取り早いのではと考えられています。やはりキラの行動や思想は中途半端で、第3勢力としての介入は根本的な解決にいたっていないという見方がされています。

私服センスがダサい

ガンダムパイロットである以上、軍服やパイロットスーツを身にまとっている場面が多いですが、キラの私服センスも非難が集中していました。

アニメ雑誌などで掲載されているのはプライベートを過ごすキャラクターたちのイラストで、キラやアスランたちが微笑ましい笑顔を覗かせているのが目に焼きつきます。

しかしそれ以上に、キラの服装に視線が奪われるばかりで、いずれの服装にもベルトが多く付けられたファッションを好んで着用していました。一方、アスランはシャツスタイルにロングコートと、オシャレな格好をしています。

そもそもキラは女心に疎い部分があるため、あまり自身のファッションなどを気にかけていないのかもしれません。しかし主人公であるがゆえ、ファッションセンスのなさに失望している声も多くあります。

見過ごせない問題が多々あると指摘される

2002年に公開されたネット記事に、村岡司浩氏と裏辺金好氏による『機動戦士ガンダムSEED』の談義がありました。そのなかで批判的に語られている部分が多く、一部を紹介したいと思います。

まず両名とも、『機動戦士ガンダムSEED』への期待感が薄く、『機動武闘伝Gガンダム』のような斬新さが感じられないと語っています

ほかにも「濃いキャラクターが少ない」という意見も。『機動戦士Zガンダム』のパプテマス・シロッコのように、あくどいキャラクターも見られないことから、見ごたえに欠けているという意見で一致しています。

またストーリーの内容に関しても、ラストシーンで感動しなかったという感想が印象に残るばかり。視聴率は良かったことを認めつつも、キラとアスランの関係が露骨な女性狙いと批判して、納得できないという結論にいたっています。

『機動戦士ガンダムSEED』キラ・ヤマトがクズ扱いされる風潮を解説!

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ここからは本記事の核心となる、キラがクズ扱いされている理由を紹介していきます。

なぜキラがクズ扱いされ、ファンからバッシングを浴びているのでしょうか?これにはキラが取った作中での行動が、大きな原因となっていました

いったいキラはどのような行動を取っているのか、その内容について解説していき、クズ扱いされている理由にふれて欲しいと思います。

クズの理由①:フレイ・アルスターと関係を結んでしまう

『機動戦士ガンダムSEED』の序盤において、キラはアークエンジェル唯一のモビルスーツパイロットとして戦います。しかし望まない戦いに参戦しては、精神的に疲弊していくのでした。

そこにフレイが接近してきては、流されやすいキラは彼女と性的な関係を結んでしまいます。そもそもキラは学生だったころ、フレイに憧れを抱いていました。

フレイは付き合っていたサイの友人である程度で把握していましたが、戦争で父親を亡くすという憂き目に遭います。その結果、ザフトやコーディネーターへの憎しみが増していき、戦う力を持つキラに取り入ろうと行動しました。

状況を見れば、2人が結ばれることに疑問を抱きません。しかし前述したように、キラの友人でもあるサイとフレイは将来の婚約が決まっていました。友人の彼女を奪ったという部分で非難が集まるようになります。

クズの理由②:友人に放った「やめてよね」という鬼畜な言葉

キラとフレイの関係は、あくまできっかけに過ぎません。「キラ=クズ」という非難が巻き起こったのはその後のやり取りで、サイがキラに対して行動を起こすのでした。

彼女を奪われてしまったままでは、彼氏として放置できないのは当然のこと。艦内でキラとサイによるつかみ合いが発生しますが、キラはコーディネーターであるため一切の太刀打ちができません。

その際にキラが放ったのが「やめてよね…。本気で喧嘩したら、サイが僕に敵うはずないだろ…。」という言葉。(機動戦士ガンダムSEED 第17話より引用)

彼女を奪われただけでなく、言葉でも罵声を浴びせられたサイに、視聴者の誰もが同情することになります。そして同時にキラへの非難が高まっていき、ネットを中心にクズ扱いされるのでした。

クズの理由③:親友の許嫁であるラクスに想いを寄せて外道扱いに

ラクスとの関係により、キラの非難が加速していきます。ラクスはアスランの許嫁で、将来の結婚を約束している関係にありました。

トールが目の前で殺され、アスランとの死闘を繰り広げたキラは、自爆攻撃によって戦死扱いされます。しかし救出されるとクライン邸に匿われ、ラクスと再会することに。

フレイはキラの弱みにつけ込んで近づきましたが、ラクスはキラの悩みに対して導くように接します。精神的に未熟であるキラからすれば、どちらも救いの手を差し伸べてくれる存在であることに変わりありません。

このできごとをきっかけにキラはラクスを意識していくようになり、どこかラクスを守るために行動している様子すら垣間見えるように。

このように女性関係においてだらしない一面を見せているため、キラがクズ扱いされるようになりました。まるで『School Days』伊藤誠のようだということもあり、しばし同列として扱われることもあります。

クズの理由④:戦いにおける中途半端な平和主義

キラが批判されているのは女性関係ではありません。フリーダムガンダムに乗って第3勢力として戦うようになると、ファンから「中途半端な平和主義」を疑問視されます

キラの平和主義は「人を殺さない」という不殺主義でもあり、コックピットを外して機体を戦闘不能にするスタイルでした。

しかしこれが中途半端だと非難されており、「制御不能になったあとのパイロットはどうしているのか?」「無事に救助されたのか?」など、その後の対応を気にしている様子。

たしかに撃墜されたパイロットは、キラによって命を救われているものの、無事に帰ることができたのかが疑問であるばかり。そして主要な敵キャラクター対しては、不殺主義を貫けず殺してしまっています。

無駄な戦いをさせないという考えにも思えますが、それでも戦争終結の根本的解決にはいたりません。悩み続けて戦う覚悟を決めたキラでしたが、その答えがファンに納得されていません。

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でもキラ・ヤマトはクズっぷりを発揮?

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『機動戦士ガンダムSEED』の続編となる『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でも、キラは主人公として登場します。しかし残念ながら、前作で根付いてしまった悪いイメージを払しょくできず、むしろ加速してしまうことに

ここからは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』における、キラがクズ扱いされる理由を説明していきます。なぜキラはファンに嫌われているのか、その原因を確かめてみてください。

キラへの復讐に燃えるシン・アスカ

序盤から主人公を務めていたシン・アスカは、地球連合軍の特殊部隊エクステンデッドの1人であるステラ・ルーシェと親しくなります。

戦争の道具として生み出されたステラは、投薬しなければ死ぬ状態でしたが、辛うじて一命を取り留めます。しかし再び戦争の道具として、デストロイガンダムに搭乗させられてしまうことに。

シンは必至に呼びかけを続け、その甲斐もあってステラは記憶とともにデストロイの支配から解放されます。しかし同時に、キラが登場するフリーダムが目の前に現れ、ステラはパニックに陥るのでした。

結果、フリーダムの攻撃でステラは瀕死に陥ります。そしてシンは「戦争とは絶対に遠い優しい世界」へと導くため、彼女を湖に水葬しました。

これがきっかけになり、シンはフリーダムのパイロットへの復讐を固く誓います。視聴者ファンもシンとステラの関係を微笑ましく追っていただけに、キラへの非難も高まっていきました。

物語後半から主人公の座がキラに移行

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主人公を務めていたシンでしたが、物語が後半に差しかかると、主役の座がキラへと移行していくことに

それまで活躍していたシンから、急にキラの様子が多く描かれるようになって、「主役を奪った」と非難されるように。ステラの件でますます嫌われていたキラですから、誰もが主役交代を認めませんでした。

しかし結局、最終決戦までキラの活躍が続いていきます。『機動戦士ガンダムSEED』のころと変わらず、中途半端な平和主義で行動していたことも相まって、キラのクズ扱いに拍車がかかる一方でした

最終決戦もキラVSシンではなく…

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』を見たことがない人に向けて捕捉すると、シンはフリーダムのパイロット=キラであることを知らずに物語が進んでいきます

最終決戦において、念願のフリーダムとの決戦に臨んだシン。ところがキラはシンが搭乗するデスティニーガンダムに圧倒され、状況が悪いと見ると、アスランに相手を任せるのでした

そしてアスランと戦っていたレイ・ザ・バレルとの戦闘を始め、レジェンドガンダムを撃破するにいたります。目的のために有利な選択をしたとはいえ、シンとの決着を見たかったファンにとって望まれない展開に。

結局、そのあとキラはギルバート・デュランダルを倒し、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の物語も完結しました。

まるでシンから逃げたような行動だったため、キラへの非難が収まりません。正々堂々と戦れば非難も収まったでしょうが、最後までキラのクズ扱いが終息することはありませんでした。

『機動戦士ガンダムSEED』キラ・ヤマトは本当にクズなのか? 本当の姿を名言から徹底調査!

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ここまでキラのクズエピソードを紹介してきました。しかし悪い描写だけでなく、キラの性格が表れている名言が多々あります

ここからはキラの良い部分にふれていくため、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズで残した名言をピックアップして紹介していきます。

名言①:「僕…、僕は…、殺したくなんかないのにぃぃぃ!」

『機動戦士ガンダムSEED』第21話でのセリフで、砂漠の虎と恐れられているアンドリュー・バルトフェルトを撃破した際に発した名言です。

ザフト軍のなかでも変わった人物で、物語上でもラクス率いる第3勢力の指揮官として活躍するバルトフェルド。キラは敵と知らず接触しますが、彼の言動や考え方に大きく影響されている様子が見られます

両者が刃を交える瞬間、バルトフェルドが残した「戦うしかなかろう!互いに敵である限り! どちらかが滅びるまでな!」という言葉も印象的です。気持ちだけで戦い、戦争を知らないキラにとって、深く突き刺さる言葉でもあります。

モビルスーツに乗って日が浅く、戦争を知らない少年は、戦う意味や目的を持っていません。まだ戦いに対して青い様子がよく分かり、キラという人物がどれだけ心優しい少年であるかが窺える名言です。

名言②:「想いだけでも…、力だけでも…」

『機動戦士ガンダムSEED』第34話でのセリフで、ラクスと再会したキラがフリーダムを託されたときに残した言葉です。

キラはラクスと会話することによって、ようやく自分が戦うことの意味や目的を見つけました。しかしラクスは、想いだけでは難く、力だけ持っていてもダメだと言います。

ラクスはキラの想いをくみ取って、彼に必要なフリーダムという力を与えます。キラもまた、彼女の考えや想いに共感して、託された大事な力を自分の正しさのために行使するのでした。

本来はラクスの言葉ではありますが、キラが発することによって、決意の表れが見てとれるように。ここからキラ・ヤマトの戦いが始まったといっても過言ではありません。

名言③:「それでも守りたい世界があるんだ」

『機動戦士ガンダムSEED』第50話でのセリフで、物語の背景にあるナチュラルとコーディネーターの戦いに対し、キラらしい見解が見てとれる名言です。

最終決戦において、ラウ・ル・クルーゼは人類の戦いの歴史に愚かしさを感じていると告白。優れた能力を持つコーディネーター、そのなかでさらに飛びぬけたスーパーコーディネーターの存在は、必ず新しい戦争を生み出すと予言します。

力や能力の優劣が戦いの歴史そのものだと説きますが、キラは力だけではないと真っ向から否定しました。そしてクルーゼとキラの意志のぶつかり合いは、キラに軍配が上がって終戦を迎えます。

「人と人は分かり合える」という純粋な気持ちを持っているからこそ、キラは戦い続けてきました。結果としてはキラが勝利しましたが、現実としてはクルーゼの考えも真実であり、一連の戦闘はとても感慨深いものになっています。

名言④:「討ちたくない、討たせないで。」

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第25話でのセリフで、第3勢力として戦いをやめさせたいキラと、ザフト軍のパイロットとして戦っているアスランとの会話で発せられた名言です。

キラは戦いたくない、誰も殺したくないという一心で戦っており、アスランはその矛盾に苦言を呈していました。しかしアスランも同じ気持ちを持っていますが、それ以上に軍人としての責務を果たそうとしています。

自身の正当性を訴えるアスランですが、それでもキラは引き下がりません。元より強情な性格をしているものの、一方で自分の強さを認識している様子が窺えます。

キラもまた自分の正義を貫こうとして戦っており、そのために障害となる相手を撃たなければならないと自覚しているのでしょう。さまざまな感情が見える名言で、キラ・ヤマトという人物を象徴しているセリフです。

名言⑤:「いくら吹き飛ばされても、僕らはまた花を植えるよ、きっと」

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』FINAL PLUSでのセリフで、キラとシンが初めて対面したときに発せられた名言です

戦いが終わったあと、アスラン・シン・ルナマリア・ミリアリアの4人は、オーブの慰霊碑に花を持って犠牲者に祈りをささげていました。そこに偶然、キラとラクスも現れ、アスランがシンにキラを紹介します。

2人が初めて対面すると、シンは自分と変わらない少年であることに衝撃を受けました

それまで抱いていたイメージとは異なる人物が花を持って現れ、死者に祈りをささげようとする姿に、シンは言葉を出せません。しかしキラが「僕らはまた花を植えるよ」と言葉をかけると、シンは感極まって涙を流してしまいます。

復讐心だけで戦ってきたシンでしたが、最後にキラに対する憎しみを捨てた瞬間でした。そしてキラはシンに対し、あるいは自分への決意を語るように、戦争が起きても再び立ち上がると約束します。

『機動戦士ガンダムSEED』キラ・ヤマトは迷える主人公! 本当はクズじゃない?

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キラの名言を紹介しましたが、それでもクズ扱いをされる状況は変わりないでしょう。それほど悪い印象が強く、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で見せた姿もファンの気持ちを覆すにはいたっていません。

そこでキラが本当にクズなのかどうか、特に心象の悪いフレイとの関係に重点を置いて、誤解であることを説明していきます。なぜクズではないといえるのか、その理由をチェックしてみてください。

「やめてよね」は自分への皮肉だった?

キラとサイのつかみ合いは、作中でも高いインパクトを与えています。この場面がなければ、キラもクズ扱いされなかったのではないかと囁かれるほど。

『機動戦士ガンダムSEED』第17話のセリフ「やめてよね…。本気で喧嘩したら、サイが僕に敵うはずないだろ…。」は、たしかに文面通りに見れば、キラがクズだと言われても否定できません

しかし映像と一緒に確認してみれば、これはコーディネーターである自分への皮肉とも見ることができます。周りと比べて力を持ってしまった自分を貶めるような発言で、キラはアークエンジェルに居心地の悪さを感じていたのでしょう。

キラとフレイは互いに関係を改善しようとした

キラがMIA認定されたことで、フレイとの関係はうやむやになってしまいます。そしてラクスへと身を寄せていったため、やはりクズ扱いに拍車がかかるようになりました。

部分的にピックアップすれば、親友の許嫁に手を出して非難されるのも当然です。しかし物語全体を見れば、キラとフレイは互いに関係を改善したい想いを抱えていました

キラは心の拠りどころとしてフレイを慕い、フレイはキラを利用していた、というのが2人の関係になります。しかしキラのMIAと距離が離れたことにより、互いに間違っていたと自覚するように

そして最終決戦では、キラとフレイが再会を果たします。しかしフレイが乗る脱出艇が攻撃されてしまい、虚しくも2人は和解できずに離れ離れになってしまうのでした

その後、フレイは精神世界でキラを優しく包み込んで謝ります。そして「想いがあなたを守る」と伝え、寄り添うようにして消えて、2人の関係が晴れて終わりました

誰よりも平和を愛している少年

「キラ・ヤマトが嫌い!」と声を荒げるファンがいれば、同時に「キラ・ヤマトはカッコいい!」と称賛する声も多々あります。その要因には、キラが誰よりも平和を愛している部分が大きいでしょう。

私利私欲のためではなく、特定の誰かのためではなく、キラは平和そのものを実現するために戦っています。その決意は戦闘中に不殺主義として表れており、誰も傷つけずに戦いの終結させることを目指していました。

『機動戦士ガンダムSEED』では迷いながら戦っていましたが、フリーダムに搭乗してからは一定の強い意志を持っています。そして『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では、その決意がより一層に強くなっていると分かるでしょう。

1度決意してからは意思をブレずに貫いています。そこにはラクスの支えがあってこそかもしれませんが、歴代シリーズのなかでも圧倒的な人気を獲得するにいたっています。

『機動戦士ガンダムSEED』キラ・ヤマトはシリーズ屈指の主人公! 本当は心優しい少年!

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クズ扱いをされている『機動戦士ガンダムSEED』のキラ・ヤマトですが、物語全編を通しての言動を見れば、心優しい平和を愛する少年だと分かります

部分的に切り取れば悪く見えるのも仕方ないでしょう。しっかりと前後の内容や言葉の意味を察することができれば、キラというキャラクターの魅力に気づけるはずです。

そしてなによりも、キラは圧倒的な強さを持っている点も見逃せません。平和を愛する心と強さを兼ね備えていることにより、根強い人気を誇っているのも頷けます。

まだキラ・ヤマトに対して誤解を持っている人が多いでしょう。今1度だけ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ全編を見直してもらい、彼の本当の人物像を確かめてみてください

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