リヴァイの死亡の原因は？ 復活の可能性はないのか？ 生存説と死亡説の両方を考察してみた！

なぜリヴァイが死亡？ 巨人に殺されたの？ 原因にジークが関与【ネタバレ】

リヴァイが死亡したのではないかと思われるシーンを見ると、直接巨人と関って死亡したのではなく、エレンの兄「ジーク」が関与していることが分かります。

ではリヴァイが死んだのではないか？という問題のシーンを含む、コミック第28巻に照らし合わせてご説明していきます。

114話「唯一の救い」の最後のシーン

コミック第28巻の114話「唯一の救い」の最後のページで、リヴァイが雷槍の爆発に巻き込まれて吹き飛ばされるシーンがあります。

なぜリヴァイが雷槍の爆発に巻き込まれたのか？を詳しく説明すると、

ピクシス司令よりジークの拘束と見張りを命じられたリヴァイは、一月近く軟禁場所の巨大樹の森に、部下30名と共に過ごしていました。

ある日ジークの脊髄液入りワインを飲んだ兵士たちは、ジークの叫びで無垢の巨人となってしまいます。

ワインを口にしていないリヴァイただ一人を残して。

リヴァイが巨人となった部下たちと戦っている隙にジークは逃走します。

しかし元部下だった無垢の巨人30体をすべて倒したリヴァイがジークを追ってきます。

獣の巨人になり反撃を試みたジークでしたが、リヴァイに敢え無く捕まります。

再び拘束したジークを荷馬車で護送中のリヴァイは、ジークの腹に雷槍の信管を突き刺し、信管と首をワイヤーで繋げ、暴れて逃げようとすれば雷槍が爆発する仕掛けを作ります。

しかしジークは自滅覚悟で雷槍のワイヤーを引っ張り、近くにいたリヴァイもろとも爆発で吹き飛んだのでした。

115話「支え」のシーン

コミック第29巻の第115話「支え」より。

イェーガー派の要求通りにジークの拘留地へ案内するハンジは、道中でジークが起こした雷槍の爆発現場に遭遇します。

そこで川辺に倒れ込みピクリとも動かぬ全身血だらけのリヴァイを発見します。

その後ハンジは、イェーガー派の兵士たちの隙をつき、死んでいるのか生きているのかさえ分からないリヴァイを抱えて川に飛び込み逃走を図るのでした。

その後116話以降のシーン

115話「支え」以降リヴァイの生死に関わるシーンは、コミック第28巻内で描かれていません。

よって今のところはリヴァイの生死は分からない状態が続いています。

リヴァイ生存説と死亡説の考察

リヴァイの生死については様々な考察がされていますので、生存説と死亡説、両方の考察をご紹介していきます。

リヴァイ生存説の考察

リヴァイは生きていると考える方が自然です。

その理由は、ハンジがリヴァイを発見し、川に飛び込んで逃走するまでの行動は、「リヴァイは生きている」と考える方が辻褄が合うからです。

イェーガー派の兵士が「リヴァイの頭に一発撃ち込んでおきましょう」とフロックに進言した時に、ハンジは「死んでるよ」と答えて、リヴァイにとどめを刺されるのを阻止します。

次にイエーガー派のフロックが、リヴァイの生死を確認するために「俺も脈ぐらい計れる　見せてください」と言った時、ハンジは何も言わず黙ってフロックの方見ています。

すぐさま巨人の中からジークが出てくるシーンに移り、その場にいたイエーガー派の兵士すべてがジークの方に気を取られている隙をみて、ハンジはリヴァイを連れ川に飛び込み逃走します。

もし本当にリヴァイが死んでいるのであれば、フロックに脈を計らせることに迷いもなかったでしょうし、何よりもリヴァイを連れて川に飛び込む必要もありません。

リヴァイは生きているからこそ、ハンジは危険を冒しながらもその場を離れる選択をしたのだと思います。

出典：コミック第29巻の第115話「支え」より。

リヴァイ復活の可能性は？ 無くなった腕はどうなるの？

追手から無事に逃げられ生きていたとしても、リヴァイの状態を考えれば回復には相当な時間が掛かります。

しかも無くなっているかもしれない右腕を考えると、以前のように人類最強と呼ばれたチカラを発揮するのは難しいと思います。

ただリヴァイの腕が無くなっているのは確定ではありません。

雷槍の爆発でリヴァイが吹き飛ばされたシーンをよくみると、右腕が無くなっているようにも見えるだけです。

しかしハンジがリヴァイを発見したシーンでは、リヴァイのものと思われる折れたブレードと持ち手の部分に付いたままの右手の中指と人差し指が映っています。

このシーンを見る限りでは、腕まで無くなっている確信はないものの、右手の指は数本ないと考えるのが自然です。

もしリヴァイが無くなった腕を治し完全復活するシナリオが存在するなら2つ考えられます。

1つ目はリヴァイを巨人化して巨人の能力を持つ誰かを食べさせることです。

巨人化したアルミンがベルトルトを食べて完全復活を果たしたように、この方法であればリヴァイ完全復活のシナリオが描けなくもありません。

2つ目は未だによく分かっていないアッカーマン一族の能力です。

アッカーマン一族には、リヴァイやミカサ、切り裂きケニーがいますが、異常なまで高い戦闘力を持っているのが大きな特徴です。

マーレに潜伏していた期間にアッカーマン一族についての情報を得ていたエレンによると、アッカーマン一族は「人の姿のまま　一部巨人の力を引き出せる」ようです。

ようするに巨人のチカラを持つ者が手足を切断しても回復するような能力を、アッカーマン一族が持っていても不思議ないと言えます。

アッカーマン一族の新たな能力に目覚めたリヴァイが、巨人の能力者のような超回復を見せれば完全復活のシナリオも描けないことは無いと言えます。

出典：コミック第28巻の第114話「唯一の救い」より。

リヴァイ死亡説を考察。死亡シーンを振り返る

もしリヴァイが死亡しているとすれば、ハンジが「死んでるよ」と言ったセリフを鵜呑みにする形になります。

そうすればハンジがリヴァイと共に川に飛び込み逃走した意味もなくなってしまいます。

なので少なくともハンジが川に飛び込む時点では、リヴァイは生きていたと考える方が自然です。

重傷を負ったリヴァイが逃走中に死んでしまうなら辻褄も合ってきますが、リヴァイ程のメインキャラがそんな最後を迎えるとは到底考えられません。

ただ進撃の巨人は、メインキャラを次々に殺してきた歴史がありますので、リヴァイもこれに該当しないとは限りません。

その代表格がエルヴィン団長であり、直近ではサシャもあっけない理由で亡くなっています。

よってリヴァイ兵長が死んでいる可能性は低いけど、ゼロとは言い切れないと結論付けます。

出典：コミック第29巻の第115話「支え」より。

リヴァイの死亡フラグはあったのか？

今回の爆発事件で仮にリヴァイ兵長が死んだとしても死亡フラグは立っていないです。

ただ過去にリヴァイの死亡フラグらしきものを探すと出てきます。

コミック第17巻の第69話「友人」の最後のシーンで、リヴァイがヒストリアに殴られるシーンがあります。

この際リヴァイは、ヒストリアやリヴァイ班の部下に向かって「お前ら　ありがとうな」と言い、今までのリヴァイ兵長からすれば考えられないセリフを返します。

このシーンを見た方の中には、「これからリヴァイは死ぬのでは？」と一時期リヴァイに死亡フラグが立ったと噂されました。

しかしこのシーンから今回の雷槍爆発事件まで、かなり時間が経っていますので、この「ありがとうな」と発言したシーンは死亡フラグにはならないと断言できます。

リヴァイ兵長の死亡まとめ

リヴァイ兵長の死亡について、問題のシーンの説明、生存説と死亡説の両方の考察をご紹介しました。

結果がどちらに転んでも、理由付けはいくらでもありますので、やはり原作者の「諫山創」先生次第です。

ただ『進撃の巨人』のキャラの中でも1番人気と言われるリヴァイ兵長だけに、このまま死ぬのは非常に勿体ない存在だと思います。

リヴァイ兵長には皆が望む英雄に相応しいラストを用意していただければと願います。

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