ブルース・ウィリスと言えばアクションやミステリアスなストーリーを要望してしまいますが、この映画でも期待を裏切らないストーリー展開。リタイヤした元敏腕者達が見せるハイレベルな技が痛快なアクションとラブロマンスの映画です。
映画について
『レッド/ RED』は2010年にアメリカで公開された映画です。
この物語はアメリカ合衆国の漫画出版社DCコミックスから出版された『RED』という同タイトルのグラフィックノベルが原作となっています。
【RED】は「Retired Extremely Dangerous」(引退した超危険人物)の略
赤色というのは、情熱や危険を感じさせる色ですよね。
危険人物と言っても、犯罪者というわけではありません。強いて言えば、空手の黒帯を持っている人という様な意味でしょうか。
往年の優秀なCIAとその仲間たちが織り成すシリアスだけれどなんだかコミカルな映画です。
あらすじ
主人公フランクは元敏腕のCIAエージェントだった人物です。
彼は今、現役をリタイヤしてオハイオ州のとある町にひっそりと年金暮らしをしていました。
彼の楽しみは年金係のサラというテレフォンサービスの女性とおしゃべりをする事ぐらい。
そんなある日の夜更け、彼の家に数人何者かが侵入して彼の殺害を図ります。外から銃撃されたりもしますがフランクは難なくその場を凌ぎます。
電話を盗聴されていた事を悟って、フランクはサラの身を按じ、サラを匿まおうとしますが彼女はフランクの言う事を信用しようとしません。
やむをえず、フランクはサラの口をテープでふさぎ安全な所に移動しようと人さらいの様に車で移動するのです。
その後、CIAが関わっている事を知ったフランクは、現役時代の仲間と共に陰謀に立ち向かって行きます。
キャスト
フランク・モーゼズ
主人公の元CIAの敏腕エージェント。
☆俳優:ブルース・ウィリス
ドイツ生まれのアメリカ人俳優。プロデューサー、ミュージシャンでもあります。
1980年代から活動を始め、コメディ、ドラマ、アクションといったジャンルで、テレビと映画の両方で活躍しています。
『ダイ・ハード』シリーズの主人公ジョン・マクレーン役でもよく知られています。
ジョー・マシスン
老人介護施設に暮らすフランクのCIAエージェントでの元上司。
☆俳優:モーガン・フリーマン
アメリカ合衆国テネシー州出身の俳優。映画監督、ナレーターなどとしても活躍。
ヒット作に多数出演歴があり、その安定感と味のある演技に世界各国で賞賛を浴びる実力派国際俳優です。
マーヴィン・ボッグス
ジャングルに密かに暮らしている人物。かつて洗脳実験の被験者で、11年間薬漬けだった為、組織に狙われているという妄想から離れ切れずにいる。
☆俳優:ジョン・マルコヴィッチ
アメリカ合衆国の俳優、映画プロデューサー。
個性的な演技をする俳優として世界的に活躍しています。
ヴィクトリア
落ち着いた隠居生活をしている元MI6の優秀な狙撃手。
☆俳優:ヘレン・ミレン
1980年代から活躍するキャリアあるイギリスの女優。
2006年の映画「クィーン」ではエリザベス2世を演じ沢山の主演女優賞を受賞しています。
サラ・ロス
テレフォンサービスで働く女性。フランクが恋をしている相手です。
☆俳優:メアリー=ルイーズ・パーカー
アメリカ合衆国サウスカロライナ州出身の女優です。
映画では不幸な役を演じる事が多い様ですが、舞台、テレビドラマでも活躍していて、コメディとかも演じたりもしています。
ウィリアム・クーパー
現役のCIAエージェント。上司からの極秘指令でフランクを殺すように命ぜられている。
☆俳優:カール・アーバン
ニュージーランド・ウェリントン出身の俳優です。
ニュージーランドの舞台やテレビで活躍していて、『ロード・オブ・ザ・リング』のエオメル役で有名になりました。
又、『スター・トレック』でもメインキャラクターのレナード・マッコイを演じています。
見どころ
ヒーロー
リタイヤした往年のやり手達が、現役の若手CIAエージェント達を事も無げにやり込めてしまうんです。衰える事のないベテランの思考と技を見る痛快感はたまりません!
グラフィックノベルが原作ならではの完全無欠なヒーロー。
危機なのに焦らず淡々とした姿勢で危険に挑む大人たちがかっこいいです。
恋心
50歳をも過ぎての恋…幾つになっても恋はしていいんです!
フランクのサラに対する恋心が可愛いです。
そして、フランクの強さに惹かれていくサラの気持ちも手に取る様に分かります。
フランクはサラにストレートに自分の気持ちを言葉にしますが、彼の相手の気持ちを尊重する姿勢がとても紳士的です。
そして、かつての敵でロシアのイヴァン・シモノフを演じるのが俳優のブライアン・コックスですが、彼は決してカッコよくはないのですが、憎めない可愛さがあり、
いざっという時に現れる救世主。
ヴィクトリアが胸キュン撃ちされない訳がないのが分かります。
又、もう一人素敵なのは、ウィリアム・クーパーを演じるカール・アーバンです。
彼はそこに居るだけで絵になりますね。
まとめ
ダクトテープが流行ったのはこの映画が切っ掛けなのかもしれないと思うほど有効活用されています。
アクションあり、カーチェイスあり、派手なシューティングあり、恋愛あり。
アメリカのあちこちを舞台としてのストーリーも面白く、演出も面白い。
ブルース・ウィリス ワールドたっぷりの映画です。
2013年に「REDリターンズ」も公開されています。
先ずは「1」を観てみて下さい。
参考元
- ・参照リンク:RED/レッド - Wikipedia
- ・REDSummit Entertainment
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