『文豪ストレイドッグス』の魅力的な登場人物をご紹介！

文豪ストレイドッグスシリーズが今すぐ観れる

＼おすすめの動画配信サービス／

※配信状況により無料ではない可能性がございます。

アニメ『文豪ストレイドッグス』は、昔の著名な文豪をキャラクター名とし、文豪に関連するものを能名名として異能力で戦う一風変わったコンセプトと、魅力的キャラで人気の作品です。今回は、そんな本作に登場する魅力的なキャラををご紹介していきます！　アニメ第三期も決定してますので、改めてキャラの魅力を知りたい人も、これから観るつもりの人も必見です！

『文豪ストレイドッグス』の武装探偵社とは？
『文豪ストレイドッグス』登場人物1　虎に変身する主人公「中島敦」
『文豪ストレイドッグス』登場人物2　超最強の異能を持つ「太宰治」
『文豪ストレイドッグス』登場人物3　武装探偵社の人格者「福沢諭吉」
『文豪ストレイドッグス』登場人物4　生真面目人間「国木田独歩」
『文豪ストレイドッグス』登場人物5　鉈を振り回す正義の女医「与謝野晶子」
『文豪ストレイドッグス』登場人物6　探偵社イチの天才少年「江戸川乱歩」
『文豪ストレイドッグス』登場人物7　超怪力少年「宮沢賢治」
『文豪ストレイドッグス』登場人物8　麗しき兄妹愛をもつ「谷崎淳一郎」
『文豪ストレイドッグス』のポートマフィアとは？
『文豪ストレイドッグス』登場人物9　異能力者最恐！「芥川龍之介」
『文豪ストレイドッグス』登場人物10　悲しき少女「泉鏡花」
『文豪ストレイドッグス』登場人物11　異能のない幹部「樋口一葉」
『文豪ストレイドッグス』登場人物12　幹部にして太宰の元相棒『中原中也』
『文豪ストレイドッグス』登場人物13　絶対的権力を持つ首領『森鴎外』
『文豪ストレイドッグス』登場人物まとめ

『文豪ストレイドッグス』は、太宰治や、芥川龍之介をはじめとした著名な文豪が、現代風のキャラクターになって登場する『異能力バトル漫画』です。

それぞれに特殊な異能力を持ち、能力名は各文豪の有名な作品などがもとになっているのが、面白いところ。

異能力を持つキャラクターは、主人公サイドの街を守る『武装探偵社』と、街を陰から支配している『ポートマフィア』、横浜や国が守るあるものを狙う第三勢力に分かれます。

それぞれにどんな能力を持ち、その魅力はどこなのかをご紹介します。

『文豪ストレイドッグス』の武装探偵社とは？

本作の主人公は中島敦。

虎に襲われて経営の厳しくなった孤児院から追い出され、能力を自覚できないままに暴走していたところに、太宰治と出会い、行き場がないところを救われるところから話は始まります。

太宰治が所属していたのが「武装探偵社」でした。

武装探偵社は、一般の警察や探偵では解決できない事件を、異能を使って解決する組織です。

社長である福沢諭吉を筆頭とし、太宰治、国木田独歩、与謝野晶子、江戸川乱歩、宮崎賢治、谷崎淳一郎ら、異能をもつ人物を中心メンバーとしています。

『文豪ストレイドッグス』登場人物1　虎に変身する主人公「中島敦」

能力名「月下獣」
出典元：短編集小説『山月記』
CV:上村祐翔

孤児院出身。孤児院を追い出され、飲まず食わずでさ迷っていたらいつの間にかヨコハマの街に来ていた少年。

夜になると無意識に虎の姿になってしまい、街で暴れていたところを太宰に保護されました。

その異能は、自分の姿を大きな白虎と変えることで、全ての身体能力を格段に上げる「月下獣」です。

身体能力に加えて、どんな傷も瞬時に回復できる超再生を使うことができます。

最初は制御出来なかったのが、武装探偵社の入社テストに合格することで、体の一部だけを変化させたり、自在に能力を操れるようになりました。

自分の身を顧みず仲間を庇ったり、とても真っ直ぐで芯の通った、正統派主人公な少年です。

『文豪ストレイドッグス』登場人物2　超最強の異能を持つ「太宰治」

能力名「人間失格」
出典元:太宰治の作品『人間失格』
CV：宮野真守

敦が川で行き倒れていたところに、入水自殺をしようとして敦と出会います。

いかに美女と自殺するかにこだわる「自殺マニア」という、かなり変わった特徴を持っています。

太宰の異能は、触れたすべての異能を無効化することができる「人間失格」です。

異能力勝負である本作においては、最強の異能力であると考えられます。

その今の姿からは想像できないですが、過去は残忍なポートマフィアの幹部です。

普段はやる気がない素振りですが、有事の際には聡明で、思慮深く、計画を経てる能力にとても長けていることが垣間見えます。

昔、ポートマフィアの中原中也とコンビを組んでいたこともあり、「双黒」と恐れられていました。

『文豪ストレイドッグス』登場人物3　武装探偵社の人格者「福沢諭吉」

能力名「人上人不造（ひとのうえにひとをつくらず）」
出典元：福沢諭吉の作品『学問のすゝめ』の一節
CV：小山力也

表だって動くことは少ないですが、武装探偵社を陰で支える所長。

メンバーに何かがあった際には、理屈ではなく人情を優先することができる熱い志を持っています。

最初の登場時には、抜刀術が異能なのではないかと思われましたが、実は「銀狼」と恐れられた達人級の剣の腕の持ち主。

本当の能力は、武装探偵社に所属したメンバーの異能力の出力を制御可能にすることができるというものです。

ポートマフィアのボスである森鴎外とも何か昔の縁があるようですが、アニメではまだ明かされていません。

『文豪ストレイドッグス』登場人物4　生真面目人間「国木田独歩」

能力名「独歩吟客（どっぽぎんかく）」
出典元：国木田独歩のペンネーム
CV：細谷佳正

探偵社一番の生真面目人間。

常に手帳に自分の予定を書き記し、予定通りに進まないととてもイライラします。

自由気ままな太宰から呼び出されては、代わりの支払いをしたり無茶ぶりをされたりと、振り回される一番の被害者です。

曲がったことが嫌いで、自分の中の正義を貫くことを信条としています。

国木田の能力、「独歩吟客」は、持っている手帳に書いたものを具現化できる能力です。

作中ではレーザーガンや、遠距離武器に変えることが多いです。

紙の大きさを問わず、文字が書かれていいれば成立します。

『文豪ストレイドッグス』登場人物5　鉈を振り回す正義の女医「与謝野晶子」

能力名「君死給勿（きみしにたもうことなかれ）」
出典元：与謝野晶子の同名の詩
CV：嶋村侑

最初のシーンで綺麗な女性が登場したと思えば、いきなり鉈を担いでいたというインパクトから始まる彼女。

「与謝野先生」と仲間からは呼ばれており、間違いなく女医なのですが、彼女の能力はかなり特殊です。

彼女が治療できるのは、瀕死の状態の患者のみだったのです。

つまり、瀕死状態ではない仲間を助けるために、まず鉈で瀕死状態にするという荒療治を行います。

作中ではあまりに過激（？）なためか、治療されているキャラの悲鳴と、そのあとに放心状態で完治して部屋から出てくるシーンのみで描かれています。

治療法は荒いですが、医者の心はしっかりとあり、救える命があるなら必ず救うことを信条としているセリフも登場します。

『文豪ストレイドッグス』登場人物6　探偵社イチの天才少年「江戸川乱歩」

能力名「超推理」
出典元：ナシ
CV：神谷浩史

身長は小さく、自信家であり飄々とした発言が多い少年のような外見ですが、実際は最年長だったりします。

眼鏡をかけることで異能力を発動します。

文豪の乱歩作品に登場する名探偵のように、事件の全貌から犯人まで、すべてがわかる異能力です。

その場にいなくても、敵の狙いや、逃走経路、異能力の対処法まで、彼が眼鏡をかけると全てが解決する、探偵社一番の有能な能力です。

しかし実は、彼は異能力者ではないのです。異能だと思い込んでいたいだけなのでした。

実際、作中に眼鏡をかけずに超推理をするシーンがあります。

社長の福沢をとても慕っており、福沢からもらった眼鏡をとても大事にしていますし、福沢にお願いされると断れません。

『文豪ストレイドッグス』登場人物7　超怪力少年「宮沢賢治」

能力名「雨ニモマケズ（あめにもまけず）」
出典元：宮沢賢治の有名な詩『雨ニモマケズ』
CV：花倉洸幸

麦わら帽子に繋ぎのオーバーオールという、田舎らしいいで立ち。

見た目通り、出身地では、牧場で牛相手に戯れていたとのこと。

いつも朗らかでヤクザ相手にも臆さずに接していくような、少し世間知らずで温厚な青年です。

異能力の「雨ニモマケズ」は、とにかく怪力になる能力です。

作中で最初に異能力が登場した際は、ヤクザに囲まれ絶対ピンチ。

そんな中でもニコニコと朗らかに宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の詩とともに、道路の看板を振り回し、車を持ち上げて放り投げ、鈍器で殴られても平然としている、正に「丈夫ナ体」であると体現しているようなシーンでした。

そんな異能力も相まって、どんな状態でも彼はニコニコとしていて街の人から慕われ、ヤクザにも臆さずにしていられるのでしょう。

彼の異能力は空腹になると効果を失います。

『文豪ストレイドッグス』登場人物8　麗しき兄妹愛をもつ「谷崎淳一郎」

能力名「細雪」
出典元：谷崎淳一郎の小説『細雪』
CV：豊永利行

妹のナオミから激愛を受けており、作中にも本当に兄妹なのか？と疑うような意味深なシーンもあります。

敦の入社試験の際には探偵社のメンバーではなく、犯人の爆弾魔として登場し、敦が命がけで爆弾を止めるのか？　をテストしました。

探偵社では防御部隊のイメージのある優しい彼ですが、妹のナオミがピンチになったりすると、激昂し攻撃的になります。

谷崎の異能力「細雪」は、周囲に雪を降らせて辺り一帯をスクリーンとして姿を隠したり、幻影を見せたりすることができる能力です。

この異能力は攻守ともに使い勝手がとてもよく、他メンバーの攻撃的異能力とも合わせやすいため、作中のピンチに何度も使用されて一発逆転を成し遂げています。

『文豪ストレイドッグス』のポートマフィアとは？

ヨコハマの街を陰から支配していると言っても過言ではない、過激派集団です。

現首領の森鴎外を筆頭に、いくつかの部隊を有しており、構成員の数も圧倒的です。

高い能力を持つ敦には高い報奨金がついており、報奨金目当てに敦に目を付けて襲ってきたのが最初でした。

最初の出会いは敵同士でしたが、作品が進むにつれ、ヨコハマの街を狙う第三勢力に対して、自分たちのシマを荒らされることに反発したポートマフィアは、一時休戦して一時的に武装探偵社と手を組みます。

ポートマフィアはポートマフィアなりにヨコハマを愛しており、街が消滅する危機になった際は街の住人の救助活動に協力したりと、残忍ではない一面も作中では覗かせました。

ここからは、ポートマフィア構成員の主要キャラクターをご紹介します。

『文豪ストレイドッグス』登場人物9　異能力者最恐！「芥川龍之介」

能力名「羅生門」
出典元：芥川龍之介の小説『羅生門』
CV：小野賢章

ポートマフィアの暗殺者として部隊に属さず、単独で行動しています。

最初の登場の際は「絶対に出会ったら逃げなくてはいけない相手」として、探偵社で話されているくらいの存在です。

探偵社との最初の接触は、高い報奨金を掛けられた敦を生け捕りにするために牙を剥きます。

芥川の異能力「羅生門」は、空間や物質を食いちぎることのできる、黒い影のようなものを発生させることができます。

攻撃の際には何もない空間よりいきなり発生した影がすごいスピードで襲い掛かったり、地面から棘のように相手に向かって飛んでいったり、自分の周りで棘のマントのようにしたりという多彩な攻撃を可能にします。

また、防御にも使うことが可能で、自身が纏うことで纏った部分の空間を切り取り、攻撃が当たらないようにしたりとかなり汎用性と殺傷力が高い異能力です。

要するに、何でもありの少しズルいくらいの異能力を持っています。

酷い幼少期を過ごしており、与えられたものに甘んじているように見える敦を敵視しており、意見がぶつかることが多いです。

普段は淡々と仕事をこなしており、感情を表さない彼ですが、敦に対しては不快感を露わにしています。

また、元幹部時代の太宰の部下でした。

今も太宰を慕っており、太宰に認めてほしいという願望をまだ持っていて、太宰のことに関してだけ感情を露わにします。

身体が実は弱いのか、よく吐血する表現がありますが、作中ではまだ病名などは明らかになっていません。

『文豪ストレイドッグス』登場人物10　悲しき少女「泉鏡花」

能力名「夜叉白雪」
出典元：泉鏡花の戯曲『夜叉ヶ池』
CV：諸星すみれ

14歳。かなり若い年齢の着物の少女だが、ポートマフィアの暗殺者の1人として登場しました。

事件の際に敦に命を救われるまでは、感情を一切表に出さない日本人形のような少女でした。

お気に入りになった敦とデートをしたのち、自ら出頭しようとしたところを探偵社に迎え入れられます。

敦と出会ってからは、徐々に感情を表に出すようになってきました。

鏡花の異能力「夜叉白雪」は、剣技に優れた女の侍を出現させ操る能力です。

しかし、この能力は鏡花が制御している訳ではなく、実は芥川が鏡花の提げている携帯で夜叉白雪を操っていたのです。

鏡花の意思に反していた夜叉白雪ですが、探偵社の入社試験を経て、鏡花の意のままに操れる能力となりました。

『文豪ストレイドッグス』登場人物11　異能のない幹部「樋口一葉」

CV：瀬戸麻沙美

ポートマフィアの幹部にして太宰の付き人。

組織を纏めているが、彼女自身は異能を持っておらず、銃で闘っています。

的確に指示を与えていくさまはさながらキャリアウーマンです。

ですが、女性らしい弱さやポートマフィアの仕事に対する迷いも持っており、とても人間味の溢れる一般人らしいキャラになっています。

能力を持っていないながら、仕事ぶりと人格からか部下からは慕われており、異能を持っているメンバーからも上司としてちゃんと扱われています。

太宰のことをとても慕っており、重症だった太宰が襲われて別組織に攫われた際に、単独で敵地に飛び込み奪還しようとしたエピソードが作中にあります。

『文豪ストレイドッグス』登場人物12　幹部にして太宰の元相棒『中原中也』

能力名「能力名：汚れつちまつた悲しみに」
出典元：中原中也の詩『汚れつちまつた悲しみに…』
CV：谷山紀章

文豪、中原中也の写真の見た目と同様に帽子を被っています。身長はかなり小さいですが、体術のスペシャリスト。

喧嘩っ早く、気が短い。熱くなりやすく、情に厚いキャラです。

太宰の元相棒をしていましたが、仲はあまり良くないらしく、作中ではよく太宰にからかわれています。

計算高い太宰と、直球勝負な中原は真逆だといえるでしょう。

異能力の「汚れつちまつた悲しみに」は、重力を操作する異能力です。

自分の周りの重力を軽くして壁に張り付いたり、相手の周りの重力を重くして地面に押し潰したり、自身のスピードを上げたりと使い勝手が良い能力です。

全力で能力を開放すると汚濁状態となり、自身も精神が持たないくらいの暴走状態となります。

それと引き換えに、全ての能力が格段にパワーアップします。

汚濁状態の解除は、太宰に触って無効化してもらうことで可能になります。

『文豪ストレイドッグス』登場人物13　絶対的権力を持つ首領『森鴎外』

能力名「ヰタ・セクスアリス」
出典元：森鴎外の小説『ヰタ・セクスアリス』
CV：宮本充

最初の登場の際には、とても気弱そうな中年として敦と接触しました。

敦のピンチの際に重要なヒントを出し敦の立ち去った後に、実は正体がポートマフィア首領の森鴎外であると発覚します。

鴎外は元医者であり、前首領の主治医でしたが、前首領を殺害して首領の座を得ました。

ゲーム理論をよく用いることがあり、太宰と同等もしくはそれ以上の策士です。

一緒にエリスという少女を連れ歩いており、溺愛しています。

エリスに振り回されても嬉しそうで頭の上がらない姿から、視聴者からはロリコンの疑いを持たれていました。

しかし、実はエリスは鴎外の異能力である「ヰタ・セクスアリス」を発動する媒体なのでした。

鴎外の異能はまだほとんど明らかにされておらず、現段階ではエリスが媒体になっていることしか発覚していません。

『文豪ストレイドッグス』登場人物まとめ

いかがでしたでしょうか？

著名な文豪に基づいたキャラクターばかりの本作品『文豪ストレイドッグス』は、武装探偵社やポートマフィア以外の敵キャラも全て文豪に基づいています。

今年3月にはアニメ第三期が、今年5月には劇場アニメ『デッドアップル』が公開決定しています。

デッドアップルは劇場版オリジナルストーリーとのことで、今から話題になっています。

本誌も掲載中で、まだまだ広がりを見せる『文豪ストレイドッグスワールド』。

是非、今からでも『文豪ストレイドッグス』を知って観ていただければ、その面白さに、これから公開される作品の展開も気になってしまうこと間違いなし！

美麗なキャラが好きな方も、カッコイイ戦闘シーンを見たい方も楽しめる作品なので、皆さま揃ってご視聴ください。

当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。

合わせて読みたい