『進撃の巨人』の作者・諫山創を徹底解説?!素顔や経歴などのプロフィール情報も!

『進撃の巨人』作者・諫山創の代表作は？

漫画家・諫山創の代表作は『進撃の巨人』です。

『進撃の巨人』は「別冊少年マガジン」で連載されており、人間を捕食する巨人が支配する世界を舞台に、人類と巨人との激しい戦いが繰り広げられるダークファンタジー漫画。

人間と巨人が戦うという斬新な設定や、個性豊かなキャラクターが話題となり、2019年8月現在単行本が29巻まで発売、単行本の累計発行部数は8,000万部を突破するなど、大人気作品となっています。

そんな『進撃の巨人』ですが、実は漫画家・諫山創の連載作品としてはこれがはじめての漫画。

初連載作品でここまで大ヒットする作品を生み出せる漫画家はそこまで多くはありませんので、諫山創の才能はかなりのものです。

これほどの単行本発行部数だと気になるのが、印税や年収に関して。

一般的に単行本の印税は約10パーセントと言われているので、累計発行部数8,000万部、単行本1冊あたり450円とすると、単純計算でも36億円ほどの収入！

この単行本の印税や漫画の原稿料を考慮して考えると、年収は5～8億円ほどではないかと思われます。

安定した収入が得られるようになると、作品づくりにより集中できるようになりますので、そういったことも大ヒットを続けている要因のひとつとなっているのではないでしょうか。

『進撃の巨人』作者・諫山創のプロフィールは？名前の読み方、出身地、年齢などをご紹介！

『進撃の巨人』作者・諫山創のプロフィールを詳しくご紹介していきます。

まず、気になるのはその名前の読み方。

珍しい名前のため、なんて読むのかわからないという声も多く聞きますが、諫山創と書いて「いさやまはじめ」と読みます。

名前がペンネームか本名かという点については、はっきりとした明言はありませんが、「諫山」という名字は、福岡県や大分県に古くからある名前のため本名なのではないかと思われます。

『進撃の巨人』作者・諫山創のプロフィール

名前：諫山創(いさやまはじめ)
生年月日：1986年8月29日
年齢：33歳(2019年8月現在)
出身：大分県日田市(旧大山町)
学歴：専門学校九州デザイナー学院 マンガ学科卒業

1986年大分県生まれ、年齢は2019年8月現在で33歳と第一線で活躍している漫画家のなかでも若い世代です。

自身初の連載漫画『進撃の巨人』がヒット、アニメ化も果たして勢いがあるなか、故郷である大分県日田市大山町のPRも積極的に行うなど、多方面で活躍。

地元産の梅を使った梅酒に『進撃の巨人』の人気キャラクターのイラストを使用したコラボ梅酒は全国から注文が殺到するほどの人気に。

TwitterなどのSNSやブログはやっている？

Twitterやブログでの情報発信については積極的に行なっています。

・Twitterアカウント：Hajime Isayama(@hajime_isayama)
・ブログ「現在進行中の黒歴史」

Twitterは2019年現在、発信は止まっているようですが、2013年～2016年あたりにかけて情報発信がされていました。

この時期はちょうど『進撃の巨人』のアニメが放送されており、アニメの制作現場のアフレコ風景やアニメのエレン・イェーガー役を務める梶裕貴さんら、主要キャラクターの声優の写真が投稿されています。

ブログの方は2009年10月、ちょうど『進撃の巨人』の連載がスタートした時期あたりから「現在進行中の黒歴史」というブログ名で行われています。

ブログでは自身の趣味である格闘技やアニメ、映画についての感想を中心に日々の日常が掲載されており、不定期掲載ですが現在も続けられているようです。

Twitter、ブログともに日常の発信のほか、『進撃の巨人』についての裏話やここでしか見れないイラストが掲載される場合もあるため、作品のファンであれば一度は目を通しておきたい内容となっています。

結婚はしている？家族構成は？

2018年12月31日に自身のブログ「現在進行中の黒歴史」にて結婚したことを発表、ブログのコメント欄にもお祝いの言葉が多く掲載され、話題となりました。

気になる結婚相手ですが、元アシスタントとして活躍していた方と噂になったことがあり、その方では？と思われましたが、ブログでそのことは否定、詳細については謎に包まれています。

子どもに関しては2019年8月現在、ブログなどで発表がありませんので、まだいないと思われます。

『進撃の巨人』作者・諫山創の経歴をご紹介！過去にはアルバイトやアシスタントも!？

『進撃の巨人』作者・諫山創の経歴を詳しくご紹介していきます。

幼少のころから漫画やゲームに触れることが多く、漫画「地獄先生ぬ～べ～」の人食いモナリザや、ゲーム「マブラヴ オルタネイティヴ」の世界観にインスピレーションを受けることに。

その後、自分の好きなもの、表現したいものを形にできる職業である漫画家に興味を持ち、専門学校九州デザイナー学院 マンガ学科へ入学、本格的に漫画家を目指す道へ進みます。

19歳：講談社のMGP(マガジングランプリ)で『進撃の巨人』が佳作を受賞

19歳のときに専門学校の行事として行われていた漫画の集団持ち込み会で上京し、『進撃の巨人』の原型と言える作品をマガジン編集部に持ち込み。

漫画を見た編集者からは、「画力については正直まだまだだが、絵に力がある」と評価を受けて、MGP(マガジングランプリ)に漫画を応募することになります。

そこで見事、佳作を受賞。

専門学校では漠然と目指していた漫画家への道も、賞を受賞したことで明確な目標となり、卒業後に賞金を使って上京します。

絵が合わない？『進撃の巨人』は週刊少年ジャンプに断られていた!？

実はマガジン編集部に漫画を持ち込む前に、ジャンプ編集部にも漫画が持ち込まれており、漫画を読んだ担当者からは「漫画」じゃなくて「ジャンプ」を持ってこいと断られていたそうです。

このとき、「何かに合わせて漫画を描くのではなく、自分が思う漫画を描きたい」という思いからマガジンを選ぶことに。

現在、「別冊少年マガジン」で連載されている『進撃の巨人』ですが、このとき先にジャンプ編集部に認められ、「週刊少年ジャンプ」で連載されていたら今と違った物語の展開となっていたかもしれません。

22歳：「新人漫画賞特別奨励賞」「新人漫画賞入選」を経て本格連載へ

上京後、新人漫画賞を目指すために担当者と漫画のネームを考えたり、画力向上のために模写トレーニングを並行して行ったりして、漫画「HEART BREAK ONE」を描きます。

模写トレーニングの成果もあり、迫力ある絵力で描いた「HEART BREAK ONE」は「第80回新人漫画賞」で特別奨励賞を受賞。

さらに「HEART BREAK ONE」の執筆で得た、「正しい漫画で面白みが足りない」という問題点を踏まえて、キャラクターのふざけた個性を全面に出した漫画「orz」を描き、「第81回新人漫画賞」で入選を果たします。

経験と実績を積んだことで、本格的な連載が決まり、新作のプロットを作成していましたが、担当者から『進撃の巨人』の連載を提案されてことで、決定し、現在大ヒットしている『進撃の巨人』の連載がスタートします。

漫画を描く合間にアルバイトやアシスタントとしての活動も

上京してからは、漫画のネームを考えたり、模写トレーニングを行ったりする合間にアルバイトをするなど多忙な日々を過ごされています。

また、漫画家のアシスタントも務めており、週刊少年マガジン・マガジンSPECIALで連載されている「妖怪のお医者さん」で知られる佐藤友生先生のもとで、活動しています。

プロの漫画家の仕事のやり方や、執筆した原稿を見ることができ、このときのアシスタントとしての経験は現在の『進撃の巨人』にも活かされているようです。

26歳：『進撃の巨人』がアニメ化！4期まで続く人気作品に

『進撃の巨人』の連載がスタートして、約3年後の2013年にアニメ化が決定。

アニメは原作で描かれる残酷な描写や世界観を忠実に再現、さらに主題歌として使用されたLinked Horizonの「紅蓮の弓矢」も人気となり、大ヒットしました。

アニメ『進撃の巨人』は2019年8月現在、3期までが放送されており、続編となる4期(ファイナルシーズン)の放送が2020年秋に予定されています。

アニメではキャラクターの細かな描写や、立体機動装置を使った迫力ある戦闘シーンを楽しむことができますので、漫画と合わせてぜひチェックしてみてください。

『進撃の巨人』作者・諫山創の素顔がイケメン！テレビ出演で明らかに!？

顔出しをしていない漫画家が多いなか、諫山創先生は数々のメディアに出演され、その姿を現しています。

整った丹精な顔立ちからイケメンと呼ばれており、仕事の様子がテレビで特集されると、SNSなどを中心に、その隠された素顔や仕事ぶりが話題となりました。

『進撃の巨人』を執筆する様子が「情熱大陸」で紹介！

スポーツ、芸術、ビジネスなど、それぞれの専門分野で活躍する人物に密着して、その人物の魅力や活躍ぶりに迫る「情熱大陸」。

そこで諫山創先生が特集され、『進撃の巨人』を描く様子が明らかになりました。

キャラクターのセリフひとつの言い回しや、何度も書き直しながらネームを考える姿は、普段出来上がった作品しか見ることがない読者の視点から見ると貴重なシーンばかり。

テレビで放送された直後にはその反響はすごく、とくに諫山創先生が職場で音楽ユニットCreepy Nutsの楽曲を流しながら仕事をする様子には、Creepy NutsのR-指定とDJ松永も自身のラジオで反応。

ラジオを通してメッセージを送ると、そのラジオを聞いていた諫山創先生もブログを更新して返信するなど、ちょっとした騒動になるほどでした。

『進撃の巨人』の最終コマの情報も！

諫山創先生の人柄や性格などが貴重な情報が明らかになった情熱大陸ですが、一番話題となったのは『進撃の巨人』の最終コマの一部が紹介されたことです。

現在別冊マガジンで連載されている『進撃の巨人』ですが、物語はクライマックスへと差し掛かっており、その結末には誰もが注目しているところ。

番組で公開されたひとコマには、子どもを抱く男性の後ろ姿と「お前は自由だ…」と描かれており、ネットを中心にあれは誰だ？こういうシーンだ！などの考察が進んでいます。

『進撃の巨人』作者・諫山創が描く世界は今後も目が離せない！

『進撃の巨人』作者・諫山創について徹底解説してきました。

諫山創先生は漫画、アニメが大ヒットし、第一線で活躍する漫画家のなかでも年齢は若いですが、作品を執筆するためにさまざまな努力を続けており、それが『進撃の巨人』の面白さへと繋がっています。

そんな魅力的な作品を生み出す漫画家・諫山創が描く世界に今後も注目です。