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2017/01/25
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壮大な魔法冒険譚『マギ』の世界観になぜハマるのか!?

アラビアンナイトの世界をモチーフにした壮大な魔法ファンタジー『マギ』。これは時代の節目に現れるという魔法使いの最高位3人のマギと、史上初の4人目のマギの物語。各国で起こる異変を、マギがソロモンの教えに導いていく。観ればハマる、魔法冒険譚の世界観をぜひ……。

ルフに愛された『マギ』を巡るファンタジー

大高忍原作の少年漫画をアニメ化した、壮大な魔法冒険譚『マギ』。

アラビアンナイトを中心とした、古代文明がモチーフとなったファンタジーアニメである。


その時代の王を定めるのは、マギと呼ばれる魔法使いである。

本来ならば3人しか存在しないが、この時代には例外としてもうひとりが存在する。


それが、マギの中の最高位、ルフに愛されし創生の魔法使いマギである。

『マギ』アニメ1期はシンドリア編まで

漫画版『マギ』は2009年から「週刊少年サンデー」で連載中で、2012年にはアニメ1期、2013年に2期が放送されている。


1期は25話に渡り、原作の「シンドリア編」までが放送された。

『マギ』のコミックス本は、2017年1月現在までで、31巻まで刊行されている。

シンドリア編は、原作でいうならば12巻115夜まで。

アラジンとアリババの出会いから、アラジンがソロモンの知恵を授かったことまでが明かされている。


また、シンドリア王国や煌帝国、アル・サーメンの存在などのストーリーも展開されており、新たな運命への旅立ちも予感させている。

『マギ』あらすじ

アラジンは、移動中に襲われていた商人を、ウーゴくんを呼び出して助ける。

アラジンの力を見たアリババは、アラジンに迷宮攻略を持ちかけた。

その後、アラジンとアリババは、共にアモンを攻略する。

しかしアラジンはアモンによって、遠い異国に送り出されてしまった。

一方アリババは、財宝も金属器も手に入れる。

しかしどうしてもアラジンのことが気になり、自らアラジンを探す旅に出ようと決心したのだった。

『マギ』の登場人物

主人公にしてプラス1のマギ:アラジン

アラジンは、別世界に存在したアルマトランの王、ソロモンの息子にして、歴史史上初となる4人目のマギである。

母シバの胎内から胎児のまま摘出されたあと、聖宮の番人ウーゴくんから、シバのルフを送られ、4人目のマギとして誕生した。


きれいなおねえさんが大好きだが、おねえさんを選ぶ基準は、顔より大きいおっぱいを優先する、生粋のおっぱい星人である。

しかし、どんなにきれいでおっぱいが大きくても、悪と見なせば、冷たい態度をとる。ウーゴくんと別れる理由となった、紅玉への態度も冷ややかなものである。


アラジン役を演じた石原夏織は、真面目なアラジンからおっぱい星人まで、魅力的に演じている。

まさに、アラジン役は、石原にとってハマリ役といっていいだろう。

バルバッド第三王子:アリババ・サルージャ

アリババは、バルバッド王国第3王子である。

アラジンと共に、第7迷宮アモンをクリアし、ジンと金属器、そして財宝をも手に入れた。


迷宮では、モルジアナとも知り合い、彼女を奴隷から解放している。

お調子者だが、人への情も厚く、いざというときは、自分の身を投げ出しても助けようとする。

物語が進むにつれ、アリババを慕う仲間も増え、人望も次第に厚くなっていく。


アリババ役を演じた梶裕貴は、幅広い演技で定評のある声優で、アリババの熱い性格を見事に演じている。

狩猟民族ファナリス:モルジアナ

モルジアナは、狩猟民族ファナリス特有の、赤い髪に強靭な脚力、アリババ程度なら、片手で持ち上げられるほどの腕力をもつ少女である。

領主ジャミルの奴隷として、アラジンらと迷宮アモンで出会い、解放してくれたアリババに恩を感じている。


登場当初は、奴隷であったため、感情を表に出すことはあまりなく、淡々としゃべっていた。

しかし、アラジンらと関わりあっていくうち、仲間意識をもつようになり、次第に女性らしい口調へと変化していく。


モルジアナ役を演じた戸松遥は、ハリのあるしっかりした声が特徴であり、モルジアナの変化を見事に演じ分けている。

シンドリア王国の国王:シンドバッド

シンドリア王国の国王シンドバッドは、実在したアラビアンナイトのハールーン・アッ=ラシード王をモデルとしている。


14歳で迷宮バアルを始め、ブァレフォール、ゼパル、フルフル、フォカロル、ヴェパール、クローセルなど7つの迷宮を攻略している。

その偉業は伝説とされ、「七海の覇王」と呼ばれている。

また、シンドバッドが身につけている装飾品は、すべて金属器である。


シンドバッド役を演じた小野大輔は、幅広い役柄を自在に演じる実力派声優。

掴みどころのないシンドバッドの性格や、特徴を見事に捉えた演技をみせている。

シンドリア国:八人将

八人将とは、シンドリア王国の8人の戦士たちの総称であり、守護神として、国民からも親しまれている。

個々の実力はかなり高く、国を支える中枢となっている。


シンドリア国の建国から、彼らがどのような形で八人将になったのかは、外伝『マギ シンドバッドの冒険』で描かれている。


それぞれが、政務、外交、剣術、魔導士など、役割がわかれており、彼らだけで国を背負っているといっても過言ではない。

しかし、シンドバッドへの忠誠心は堅く、全面的にサポートしており、裏切ることは一切ない。

煌帝国

煌帝国は、帝政時代の中国をモデルにしていると思われる。

もともとは小国であったが、アル・サーメンが介入したことにより、急成長を遂げている。

皇族のなかには、迷宮攻略者も多く、マギ(ジュダル)も煌帝国の神官となっている。


煌帝国は各地に軍事侵略を広げている。

また支配下に置かれた国は、全てが煌帝国式になり、奴隷や国民には、決められた奴隷服や国民服の着用が義務づけられる。


煌帝国の練家では、紅炎、紅明、紅覇、紅玉、玉艶、白瑛、白龍が、意見の相違や誤解から、大きな問題へと発展していく。

世界に3人しかいないはずのマギだが…

歴史の節目に現れるマギは、最上位の魔法使いで、王を導く役目を担っている。

本来3人しかいないはずのマギだが、この時代では、初めて4人目となるマギが生まれる。

4人目となるアラジンは、マギの中でも強大な力を持つ、創生の魔法使いである。

アラジンは、ジュダルが堕転したのをきっかけに、マギとして誕生した。


なぜ、4人目のマギが誕生したのか。

もともとマギは、闇に打ち勝つ奇跡を起こすことも出来るはずである。

しかしジュダルは堕転したままである。


他の2人のマギも、ジュダルを放置したまま、奇跡を起こそうとはしていない。

4人目のマギ誕生させた理由には、このことが関係していると考えられるだろう。

アル・サーメンとは

アル・サーメンとは堕転した組織の総称で、暗黒世界を理想としている集団のことである。


国家の中心部に、潜り込んで操り、意図的に戦争などを引き起こし、世界状況を悪化させている。

彼らは独自に開発した闇の金属器を使い、ソロモンの金属器を手に入れようと、堕転したものを迷宮に送り込んでいる。


組織に関係するものは、黒いルフをあつかっている。

また、かつてアルマトランが崩壊した原因を引き起こしたこともある。

ダンジョン(迷宮)やその攻略者

迷宮とは、世界各国で突如現れた謎の建物である。

それぞれが違う形状をしており、中がどうなっているのかは、入ってみないと分からない。


入り口は光で覆われ、少し触れただけで、中に引きずり込まれてしまう。

入った後は、攻略しなければ決して出ることは出来ない。

中には、様々な仕掛けがされており、命の危険さえもある。

それをかいくぐって、宝物庫に辿りつくと、そこにはジンが構えている。


ジンとの契約を取り交わし、主となることができると、迷宮攻略者となり、財宝や金属器や力を得ることが出来る。

劇中に登場する各用語

ソロモンの知恵とは

アラジンにだけ授かっている力で、「ソロモンの知恵」というものがある。

その力は、アラジンの究極の技となっているが、未だ謎に包まれている部分も多い。


「ソロモンの知恵」で、あらゆるルフと繋がることができ、またルフが持っている記憶を他者に見せることも可能である。

また、互いのルフを引きあわせることもできる。


アル・サーメンからは全知と呼ばれており、シンドバッドもその力を狙っている。

しかし、この技は大量に魔力を消費するという難点もある。


この技を持つアラジンは、「ソロモンの代行者」や「ソロモンの傲慢」という異名を持っている。

ジン

青い巨体で迷宮に封じられているのがジンである。

ジンの元にたどり着いた者のなかから、王の器に相応しい者を選び出すのだ。

選んだ人物を主とみなし、主となった者は、金属器を介して、ジンから力を与えられる。


金属器を通して、ジンを実体化させることも出来るが、大量の魔力を必要とするため、常人では不可能とされている。


それらの正体は、かつてアラジンの父、アルマトラン国王ソロモンに使えていた眷属たちであるとされている。

金属器と眷属器・闇の金属器

迷宮攻略者は、ジンの力を使える金属器を持つことによって、金属器使いと呼ばれるようになる。

また、その金属器使いの側にいる者を、ジンが認めることもある。

認められた者たちは、ジンの力を分け与える眷族となることが出来るのだ。

あくまでもジンに認められなければならないので、ひとりもいない場合もある。

ただ、主が金属器を手放したり、金属器から離れてしまったときは、眷属も使うことは出来ない。

ルフと黒いルフ

ルフは死した者、生けるもの全ての魂のふるさとの総称である。


魔力を生み出すこともでき、鳥の形をした金色に輝く流動体となっている。

しかし、ある一定の条件を見たし、またルフの集合体でなければ、その姿を確認することはできない。

ルフには、1型から8型まであり、その個性によって別れている。

また、水を操るルフは青、風を操るルフは白と、色も分かれているのだ。


アラジンは、ルフに愛されしマギであるため、常にルフから恩恵を受けることが可能である。

魔装と全身魔装について

迷宮攻略者は、金属器を介して、ジンの力を身に纏うこともできる、これが魔装と呼ばれるものである。

それらは、髪色や肌の色まですべて変化し、己とジンが同化したジンに最も近い姿である。


人間では魔力量がたりないため、不可能であるとされている。

魔装には段階もあり、武器だけを魔装させたものを「武器魔装」とよび、体全体を覆った完成形を「全身魔装」を呼んでいる。

また、半身を魔装させた半身魔装もあるが、正式名称はつけられていない。

また、全身魔装は、ジンによっては体格も変化するものもある。

コミカルなやりとりが満載!

『マギ』の魅力は、舞台設定やキャラクター設定にとどまらない。

本編の随所で観られる、キャラたちのコミカルなやりとりにも目が釘付けになってしまうのである。

セリフももちろんだが、クールな描写から一気に、何者かも分からぬ姿になったり、もはや人ではないように変化することも。

緊迫シーンが続くと、どこかで気を緩めるキャラや場面があったりと、原作者・大高忍からのサービスも満点である。


クールなキャラや、悪役といえども、憎みきれないキャラに仕上がっているのは、やはりコミカルな一面も関係しているだろう。


ついついツッコミを入れたくなるような場面、魂が抜け落ちたような描写など、シリアスすぎず、喜怒哀楽を楽しめる作品なのだ。

アニメでも十分楽しんで頂けると思うが、ぜひ原作にも手を出してみてほしい。

謎が謎呼ぶシリアスなシーンも!

『マギ』は、コミカルなシーンが満載で、飽きることなくストーリーを追うことができる傑作だ。

しかし、それらは決してコミカルなだけが理由ではない。


伏線となる重要なシーンでは、ほとんどがシリアス場面になる。

基本的には、シリアスとコミカルが入り混じり、ストーリが進んでいく。

しかし、シリアス1本で進んでいるシーンには、何かの伏線に繋がっていることが多いのである。


その場面に気がついたときは、考察することをおすすめする。

それらが解決されたとき、『マギ』をより面白いと感じていただけるだろう。

もうひとつの『マギ』

『マギ』の登場人物、シンドバッドが主人公になった外伝『マギ シンドバッドの冒険』も人気を博している。


『マギ』では、いきなりシンドリア国王として登場したシンドバッド。

外伝では、彼の誕生から、シンドリア国王になるまでが描かれている。


なぜ八人将は、そこまでシンドバッドに忠誠を誓っているのか、シンドバッドはどうやって王になったのか。

その理由も外伝で知ることができる。


本編『マギ』では明かされないことも、ここで明らかになることもある。

こちらも合わせておすすめしたい。

参考元

  • ・『マギ』コミック本 1~31巻小学館

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れんこ

written by れんこ

アニメや映画の考察が好き。でも、何も考えないで観られる作品も好き♪心と身体の疲れは、映画やアニメで癒す!

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