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2019/12/17
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新テニスの王子様の登場人物や声優、主題歌など魅力を徹底解説!

テニスの王子様 シリーズが今すぐ観れる

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青春の激闘は新たなステージへ――週刊少年ジャンプで絶大な人気を誇ったテニス漫画「テニスの王子様」。漫画はもちろん様々な分野でファンを拡大していった伝説の作品も、2008年に最終回を迎えました。その続編企画としてスタートしたのが「新テニスの王子様」です。既存の魅力的なキャラクターに加え、新たな仲間、そして新たな戦いが幕を開けます。ここではアニメ放送版に絞って、ぎゅぎゅっと魅力を紹介したいと思います。

目次

『テニスの王子様』とは?

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テニスの王子様」は週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載されてた、少年テニス漫画です。連載期間は1999年~2008年。

イケメン中学生たちが全国大会優勝を目指してコートで汗を流し、技を磨き、ライバルと競い合う。ジャンプ漫画らしいド派手な必殺技が飛び交うエンターテイメントテニス漫画として、男女問わず幅広い年代から支持を受けました。

実力派の生意気小僧「越前リョーマ」が、自分を見くびるライバルたちを真っ向勝負でねじ伏せる下克上的なストーリー展開です。部活動ものということでどうしてもキャラクターが多くなりがちになってしまうなかで、ひとりひとりがメインキャラクター級の濃厚な設定や描写。なによりカッコいい必殺技に圧倒されます。

人気の最盛期には、同時期に流行していたドラマ「エースをねらえ!」との相乗効果で中高テニス部の部員が男女共に急増したとも言われているほど。若者世代にとっては軽い社会現象となりました。

『テニスの王子様』の簡単なあらすじをご紹介!

春、テニスの名門「青春学園中等部(通称・青学)」にひとりの新入生がやってきました。彼の名前は「越前リョーマ」。敬語もろくに使えない生意気小僧なリョーマでしたが、それに突っかかった上級生を次々にテニスの実力で打ち倒すと、瞬く間に青学レギュラーの座を勝ち取ります

チームメイトは名門の名に恥じない実力者ばかり。しかしライバル中学校も一筋縄ではいきません。

都内では暴力沙汰の黒い噂がある「不動峰中学校」。特待生制度で強力な選手を揃えた「聖ルドルフ学院中学校」。ダブルスの名門「山吹中学校」。都内の覇者「氷帝学園中等部」。

全国区では伝統の強豪「六角中学校」。関西の個性派集団「四天宝寺中学校」。ダーティプレイの「比嘉中学校」。そして常勝不敗の王者「立海大附属中学校」。

青学は数々の強豪校とライバルを打ち倒し、全国大会優勝の栄光を勝ち取ることができました

『新テニスの王子様』とは?

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ありがとテニプリ」から1年。「テニスの王子様」シリーズの新プロジェクトとして始動したのが「新テニスの王子様」です。「テニスの王子様」最終回のその後の話となっており、時系列的には正当な続編作品としての位置づけにあります

全国優勝を果たしたリョーマと青学メンバーの戦いの舞台は世界へ。過去の大会のライバルたちと手を取り合って、海外のライバルたちとの戦いが始まります。

『新テニスの王子様』と『テニスの王子様』はどこが違うの?

『新テニスの王子様』と『テニスの王子様』では、大きく3つの点が変わります。

ひとつ目は学校の垣根を超えること。かつてのライバルたちは日本代表という大きな括りで仲間となり、レギュラーの座をかけたライバルとなります。共に厳しい練習を重ねる姿は『テニスの王子様』では決して見ることができない光景でした

ふたつ目はさらなる高み、高校生が登場すること。日本代表(U-17)はもともと高校生のための選抜チーム。中学生よりもさらに高みの存在である彼らは、中学生メンバーに果たしてどんな刺激を与えるのでしょうか。

みっつ目は戦いの舞台が世界へと移ること。テニスと言えば当然ながら海外発祥のスポーツ。日本よりも門戸が広く、選手層も厚いです。日本では考えられないような強者がリョーマたちを待ち構えています。

『新テニスの王子様』のあらすじを一部ネタバレありで紹介

ここからはアニメ『新テニスの王子様』のあらすじを、展開ごとに紹介いたします。一部ネタバレもありますが、大事な部分には触れませんので安心してご覧ください

『新テニスの王子様』第1話~第2話 日本代表U17強化合宿! 高校生との出会い

全国中学校テニス大会から数か月後。大会で優秀な成績を残し、未来を期待されるプレイヤーたちは日本代表メンバー(U-17)の合宿へと特別招待を受けます。招待を受けたのは全国覇者・青学のレギュラーメンバーをはじめ、青学が都大会や全国大会で戦った強豪のライバルばかり。

ハイレベルな高校生向けの練習に参加できると期待を寄せる中学生たちでしたが、到着後真っ先に行われたのは合宿参加者を振いにかける選抜テストでした。数多の高校生を差し置いて、全員合格する中学生メンバー。その中には全国大会直後に姿を消した越前リョーマの姿もありました

無事に合宿参加が決まった中学生たちは、日本代表向けの最新設備とサービスが整った合宿所にご満悦。しかしここにはテニスの実力で序列も、待遇も、使用できる設備さえも定められる鉄の掟が存在していました。その序列を定めるのが定期開催されるシャッフルマッチです。

中学生の中でさっそく選ばれた青学・桃城。対戦相手は「地獄の番人」と恐れられる高校生の「鬼」でした。桃太郎の鬼退治と洒落をきかせながら挑んだ桃城でしたが惨敗。高校生の実力を見せつけられる結果となりました

『新テニスの王子様』第3話~第5話 友との戦い! 生き残りをかけた“同士討ち”テスト

高校生の実力と、目指すべきハードルを認識した中学生たちは次の練習メニューへと挑みます。メンタルコーチ・齋藤の指示で好きな相手と2人組を作らされたところで、なんと練習内容は組んだ相手とのシングルマッチ。しかも負けた方は合宿所を去るようにと宣告されてしまいます。同士討ちの始まりです

戸惑いながらも試合を始める面々。純粋に実力をぶつけ合う者。戸惑ったまま、実力を出し切れない者。「負けたら脱落」という背水の陣の中で、様々な想いが交差します。ダブルスタッグの絆。先輩から後輩へ託される最後のレッスン。沢山のドラマの中で、着実に脱落者が定まっていきます

一方、練習をサボって合宿所で一番強い選手を探していたリョーマと四天宝寺の金太郎は、桃城を倒した高校生「鬼」と、1番コートの主「徳川」と出会います。さっそく試合を吹っ掛ける2人。しかし高校生の、しかも上位実力者の2人を前に、流石のリョーマもコテンパンにやられてしまいます。

テストを棄権したと見なされた2人も自動的に脱落扱いに。同士討ちに敗れた者たちも、肩を落としながら帰宅の覚悟を決めます。しかし、彼らはバスに乗せられどこか別の場所へ連れていかれるようで……

『新テニスの王子様』第6話~第9話 特訓開始! 敗者チームは山籠もり?

バスに乗せられた負け組は、山奥で下ろされます。メンタルコーチが言うには「強くなりたければ山を登りなさい」とのこと。帰ることもできず、山を登り始める一同でした。

唐突に始まったサバイバル特訓は、慣れない彼らにとっては困難の連続です。チームワークと、最終的には根性論でどうにかこうにか山頂へ到達した面々ですが、そこに待ち構えていたのは岩の地面に掘られた野ざらしのコートと、仙人のような姿の自称コーチの男「三船入道」でした

入道の指示で特訓が始まります。テニスに関係のない理不尽な要求の数々に、不満を募らせる負け組メンバー。勝ち組がどんな生活をしているのかと妄想しては、メラメラと対抗心を燃やします。

しかし、一見無意味に見えた特訓によって得られた実力は本物でした。満を持して、負け組は入道へと合宿所へ戻りたい旨を直訴します。同じくコーチの立場から追い出された入道も彼らの意志に賛同しました。

――野郎ども! 奴らをぶっ倒せ! 革命じゃぁ!

『新テニスの王子様』第10話~第11話 勝者チームも地獄の特訓! さらば手塚国光

一方、勝ち組も合宿所の厳しい練習メニューに勤しんでいました。負け組と違うのは、最新の設備とスポーツ科学で、適切な目標に向かって適切なトレーニングが、効果的に行われている点でしょう。

そんな中、青学の手塚は怪我の治療と本場の練習を受けるためのドイツ行きに関して迷いを見せていました。その背を押したのは氷帝の跡部。手塚は自らの意志で合宿所を去り、ドイツへと飛びます。一方の跡部は、手塚から「日本代表の柱」という重役を受け取りました

さて、現在はコート入れ替えシャッフルマッチの最中。跡部は5番コートのレギュラーメンバーとして、3番コートの入江とシングルマッチを行います。影の実力者であった入江に対し、柱の重圧を背負って戦う跡部。しかし困難な時こそ意地を通すのが彼という男です。何とか最終戦に出る鬼へと繋いだ彼は、手塚へと想いを馳せました

『新テニスの王子様』第12話~第13話 下克上だぜ 敗者復活コート争奪戦

革命のために入道の指導のもとでさらなる特訓を積む負け組は、数々の無茶な特訓を越えてついに下山の許可を得ることができました。入道がご褒美にプレゼントしたのは、勝ち組の白ジャージに対抗する反転色の黒ジャージ。負け組の正装に身を包み、中学生たちは合宿所のコートへと乗り込みます。

倒すべき目標は1番コート。しかしまずは練習場所を手に入れるため、2番コートを襲撃します。厳しい特訓に耐えたメンバーは次々と2番コートの高校生たちを打ちのめしていきますが、ついにコートの主「右端韋太郎」が動きました

対抗するのはもちろんリョーマ。彼はボールが向かって左の面へ返ってしまう右端の技「ライトセイバー」に苦戦しつつも、お得意の生意気口調で「絶対右側を抜く」と余裕ぶります。そして宣言通りに勝負を決めたリョーマ。コーチ陣も、負け組の2番コート奪取を認めました

帰還に成功したリョーマは、さっそく徳川のもとを訪れます。戻って来たリョーマを見て「自分たちは同じだ」と語る徳川。彼はリョーマに日本代表の高みを目指す覚悟を問い、コートで対峙するのでした。

『新テニスの王子様』の登場キャラクターを一挙紹介!

ここからは『新テニスの王子様』に登場するキャラクターを紹介します。『テニスの王子様』から登場するキャラクターはさくっと『新』からの登場キャラクターはたっぷりと触れていきたいと思います

『テニスの王子様』で活躍の中学生

『テニスの王子様』から引き続き登場する各校の選手たちです。日本代表合宿への選抜ということで、それぞれの学校でも特に優秀な選手たちが揃えられているのが分かりますね

青春学園中等部

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主人公のリョーマが所属する青春学園のメンバーです。全国制覇を成し遂げた学校ということもあり、レギュラーメンバーの全員が招待されています。

・越前 リョーマ(えちぜん リョーマ)/皆川 純子:物語の主人公。サウスポーの生意気小僧。身のこなしに加え高いテクニックを持ち合わせる。

・手塚 国光(てづか くにみつ)
/置鮎 龍太郎:部長。青学トップの実力者。的確なスピンで周囲にボールを集める「手塚ゾーン」を扱う。

・大石 秀一郎(おおいし しゅういちろう)
/近藤 孝行:副部長。菊丸とダブルスのゴールデンコンビを組む。

・不二 周助(ふじ しゅうすけ)
/甲斐田 ゆき:6つのカウンター技を持つ天才プレイヤー。普段は温和ながら、怒らせると静かな殺気を纏う。

・乾 貞治(いぬい さだはる)
/津田 健次郎:データテニスを得意とする青学の頭脳。栄養ドリンク「乾汁」は作中の定番。

・菊丸 英二(きくまる えいじ)
/高橋 広樹:大石とゴールデンコンビを組むアクロバットプレイヤー。

・河村 隆(かわむら たかし)
/川本 成:ラケットを握ると性格が変わるデュアルフェイスプレイヤー。得意技は「波動球」。

・桃城 武(ももしろ たけし)
/小野坂 昌也:青学一の跳躍力を持つパワーファイター。直上からのスマッシュ「ダンクスマッシュ」を得意とする。

・海堂 薫(かいどう かおる)
/喜安 浩平:青学一の持久力を持つ、通称「マムシ」。「スネイク」と呼ばれる変化球を得意とする。

・堀尾 聡史(ほりお さとし)
/山崎 樹範:リョーマの同級生。荷物を届けに同行する。

氷帝学園中等部

青学と同じ都内の強豪で、全国でもトップレベルの中学校です。テニス部の部員は200人を超え、その総勢で叫ぶ「氷帝」コールが大会の風物詩となっています

・跡部 景吾(あとべ けいご)/諏訪部 順一:部長。実力とカリスマ性の両方に優れたリーダー。常に主導権を握るプレイスタイル。

・忍足 侑士(おしたり ゆうし)
/木内 秀信:多彩な技術を持つ氷帝の頭脳。ポーカーフェイスで相手のペースを乱す。

・宍戸 亮(ししど りょう)
/楠田 敏之:強いメンタルを持ち、逆境であるほど強くなる不屈のプレイヤー。鳳とダブルスを組む。

向日 岳人(むかひ がくと)/保志 総一朗:ずば抜けた身体能力を持つアクロバットプレイヤー。その技には一定の美学を持つ。

・芥川 慈郎(あくたがわ じろう)
/うえだ ゆうじ:常にマイペースだが、氷帝2番手の実力を持つ影の実力者。

樺地 崇弘(かばじ むねひろ)/鶴岡 聡:常に無表情かつ無口で、忍足とは別の意味でポーカーフェイス。一度見た技をコピーできる能力を持つ。

鳳 長太郎(おおとり ちょうたろう)/浪川 大輔:大人しい見た目に激しい闘争心を潜ませる。宍戸とダブルスを組む。

日吉 若(ひよし わかし)/岩崎 征実:古武術の動きをテニスに取り入れる勝気な選手。強い向上心を持ち、座右の銘は「下克上」。

立海大付属中学校

王者と呼ばれる全国トップの強豪校です。神奈川県代表。どの選手も手塚と同等の中学生トップレベルの実力を持ちますが、3連覇をかけた戦いで青学に敗北しました。

・幸村 精市(ゆきむら せいいち)/永井 幸子:部長。立海三強の1人で中学校最強のプレイヤー。難病で入院していたが現役への復帰を果たす。

・真田 弦一郎(さなだ げんいちろう)
/楠 大典:副部長。立海三強の1人で中学生No.3の実力者。「風林火陰山雷」にあやかる6つの奥義を持つ。

柳 蓮二(やなぎ れんじ)/竹本 英史:立海三強の1人でデータテニスの申し子。ジュニア時代は乾とダブルスタッグを組んでいた。

・仁王 雅治(におう まさはる)
/増田 裕生:他人のプレイスタイルを完璧に模倣する「コート上の詐欺師」。

柳生 比呂士(やぎゅう ひろし)/津田 英佑:紳士的な言動が持ち味の模範プレイヤー。クールだが胸の内には情熱を持つ。

丸井 ブン太(まるい ブンた)/高橋 直純:天才と自称するボレーのスペシャリスト。自信を裏付ける実力を持つ。

・ジャッカル 桑原(ジャッカル くわはら)
/檜山 修之:南米系のハーフ。無尽蔵に近いスタミナを持ち、コート上のどんなボールでも拾ってしまう。

切原 赤也(きりはら あかや)/森久保 祥太郎:激情家で、感情が高ぶると「赤目モード」「悪魔化」など人間離れしたプレイに走る。

浦山 しい太(うらやま しいた)/高瀬 朝季:立海のルーキー。代表には選ばれていないが、先輩たちの応援のために駆けつけた。

比嘉中学校

沖縄県代表で、メンバー全員が特殊歩行技法「縮地法」を習得しています。実力もありながら、反則すれすれのダーティプレイもひとつの持ち味です。

・木手 永四郎(きて えいしろう)/ 新垣 樽助:部長。「殺し屋」の異名を持つチームのエース。前進にしか使えない縮地を全方向へ使うことができる。

甲斐 裕次郎(かい ゆうじろう)/中村 太亮:副部長。気分屋で、普段はリョーマのように利き手と反対の右手を使用する。

平古場 凛(ひらこば りん)/吉野 裕行:お調子者でダーティプレイも躊躇なくこなすが、一方で勝ち方にはこだわりがあるプレイヤー。

・知念 寛(ちねん ひろし)
/末吉 司弥:感情の起伏が少なく、その病的な見た目から独特の不気味さを持つ。

田仁志 (たにし けい)/上田 耀司:短気で交戦的なパワープレイヤー。114kgの巨体を持つが、見た目と裏腹に動きは身軽。

四天宝寺中学校

「勝ったモン勝ちや!」をスローガンに掲げる大阪代表中学です。関西人らしいノリの良さに、勢いに乗れるだけの実力も兼ね備える強豪校となっています。

・白石 蔵ノ介(しらいし くらのすけ)/細谷 佳正:部長。一切自分を出さない基本に忠実なテニスが持ち味だが、周りがイロモノ揃いのため逆に個性になっている。

千歳 千里(ちとせ せんり)/大須賀 純:九州からの転校生で、千里眼のごとく試合の流れを宣告する「絶対予告」を得意とする。

金色 小春(こんじき こはる)/内藤 玲:老け顔オネエ口調という強烈なキャラクターだが、全て演技という芸人気質の選手。IQ200の超天才。

一氏 ユウジ(ひとうじ ユウジ)/熊渕 卓:モノマネ芸が得意で他の選手の技や仕草はもちろん、声までもまねて演じ切ってしまうトリックプレイヤー。

忍足 謙也(おしたり けんや)/福山 潤:類稀なる脚力を持つスプリンターで、あらゆる打球に追いついてしまう。氷帝の忍足とは従兄弟。

石田 銀(いしだ ぎん)/ 高塚 正也:百八式の「波動球」を持つパワーファイター。修験者のような立ち振る舞いで常に礼儀正しい。

財前 光(ざいぜん ひかる)/荒木 宏文:怖いもの知らずの2年生。「面倒くさい」と代表を辞退して同行だけしていたが、いつの間にかメンバーとして巻き込まれてしまった。

遠山 金太郎(とおやま きんたろう)/杉本 ゆう:おとぎ話の金太郎のごとく、小さな身体に超人的な身体能力を持つ西のスーパールーキー。東のルーパールーキーであるリョーマを「コシマエ」と呼び気に入っている。

不動峰中学校

昨年度大会を暴力行為で出場停止となった高校です。その時のメンバーは監督を含めほとんど退部。彼らの影に隠れていた実力者だけが残った結果、氷帝に比肩する強豪校へと成長しました

・橘 桔平(たちばな きっぺい)/川原 慶久:部長。監督やベンチコーチも務める不動峰の柱。九州出身で千歳と共に全国に名が知れるトッププレイヤーでもある。

神尾 アキラ(かみお アキラ)/鈴木 千尋:スピードのエースの異名を持つスプリンター。自転車と並走できる俊足を持つ。口癖は「リズムに乗るぜ!」。

伊武 深司(いぶ しんじ)/森山 栄治:才能だけなら不二とも並ぶ天才プレイヤー。ただし発揮にムラがあるのが難点。鋭い洞察力で相手の弱点を的確につく。

六角中学校

千葉代表の古豪中学です。選手のクセや特徴を加味した手製ラケットを使うのが特徴。世代を繋いでいくことを意識し、未来の六角生育成のためのテニス教室なども開いています。

・黒羽 春風(くろばね はるかぜ)/大黒 和広:大雑把な性格で、試合の勝敗にもあまりこだわらない選手。パワーテニスが持ち味。

天根 ヒカル(あまね ヒカル)/竹内 幸輔:駄洒落好きなパワープレイヤー。公式ルールぎりぎりのロングラケットを使用する。

山吹中学校

ダブルスの名門で、シングルスの名門である青学と対を成す関東の強豪校です。なお決してシングルスが弱いわけではありませんが、トッププレイヤー頼みになっているのも確かなようです。

千石 清純(せんごく きよずみ)/鳥海 浩輔:「ラッキー千石」の名で呼ばれる強運の持ち主。優れた動体視力でゲームを自分の流れに引き込む選手。

・亜久津 仁(あくつ じん)/佐々木 望:闘争本能むき出しの暴力的なテニスが持ち味。10年に1人の逸材と呼ばれるテニス界のホープ。

南 健太郎(みなみ けんたろう)/石川 正明:忠実で堅実なプレイを得意とするが、派手さがないためダブルスタッグの東方ともども「地味's(ジミーズ)」と呼ばれている。

東方 雅美(ひがしかた まさみ)/永野 善一:抜群のボールコントロールを誇るが、派手さがないため南ともども「地味's(ジミーズ)」と呼ばれている。

壇 太一(だん たいち)/小林 由美子:一生懸命で元気が取り得のルーキー。亜久津に会うためにに合宿に合流する。

聖ルドルフ学院中学校

創立5年の歴史ながら、特待生制度で優秀な選手を揃えた精鋭集団です。しかし対戦者運はなく、青学や氷帝という全国トップレベルの強豪と早々に当たってしまい、上の大会へ行くことは叶いませんでした。

・観月 はじめ(みづき はじめ)/石田 彰:選手兼マネージャーとしてチームを支える。弱点をつくことに特化したデータテニスで、試合をシナリオ仕立てで運ぶ。

不二 裕太(ふじ ゆうた)/冨田 真:青学の不二の弟。天才の兄と比べられ、反骨精神でトップレベルのプレイヤーへと成長する。

U-17二軍の高校生

日本代表U-17に選ばれた高校生。その中でも二軍に属する選手たちです。いわゆる控えメンバーながら、その実力は中学校トップレベル陣を凌駕します

徳川 カズヤ(とくがわ カズヤ)  CV:小野大輔

二軍チームのNo.1プレイヤー。1番コートの主。もともとはU-17の「負け組」として入道の特訓を受け、「勝ち組」に返り咲いた過去を持ちます

クールで寡黙な性格ながら決して無口というわけではなく、勝負を挑んだリョーマに様々な助言を与えて導きます。彼にはどこか自分に似た境遇と目標を感じているようです

アニメ内ではまともに戦う機会があまりないため、プレイススタイルや技に関しては未知数のまま。ただ1度だけオーロラに輝くサーブを放ち、リョーマはそれを捉えることができませんでした。

右端 韋太郎(みぎはし いたろう) CV:山本匠馬

2番コートの主。入道の特訓を経た負け組中学生軍団「革命軍」のコート破り戦で、要として登場しました。

対戦者のリョーマとは「コートの右側を抜いたら負け」という変則ルールで対峙します。U-17での能力測定方法でもある「複数ボールマッチ」で9球を同時に返す実力を持ちますが、10球を返せるようになったリョーマに敗北しました。

得意技は細やかな回転の調整でコートの左側に打球を返させる「ライトセイバー」。常に自分の周囲に打球を返させる「手塚ゾーン」の亜種のような技でした。

入江 奏多(いりえ かなた) CV:相葉裕樹

3番コートの主。本来は2番コート以上の実力の持ち主ながら、コーチ陣の意向で3番に所属しています。

心理戦のスペシャリストで、相手の性格や思考パターンを理解したうえで感情を乱させたり、意識の裏をかくようなプレイを得意とします。

そういったスタイルのためか非常に演技派で、なかなか他者に本性を掴ませません。一方でその力を悪用するような考えはなく、あくまでU-17の実力向上のために弱点の洗い出しや可能性の示唆といった点で役立てています

大和 祐大(やまと ゆうだい)  CV:池田政典

3番コートの選手で、青学テニス部のOB。手塚が入部したてのころの部長でもありました。当然ながら手塚とは深い因縁があり、後にリョーマへ語る「青学の柱」という言葉は大和から受け継いだ言葉であったことが判明しています。

相当な実力者であるものの怪我により選手生命の危機に。なんとか乗り越えてはいるようですが、この辺りは手塚にも通じるところがありますね。

得意技は「幻有夢現」。対戦相手の読みを逆手に取り、打球の直前にコースを変えることで幻の球を追わせる、というトリッキーなプレイです。

鬼 十次郎(おに じゅうじろう) CV:遠藤大智

5番コートの主にして、中学生組が真っ先にぶちあたる「高校生の壁」。本来は一軍に所属するほどの実力がありますが、後続育成のための刺激として二軍に所属しています

周りはすべて格下という状況の中で、ガットを十字に二本だけ張った特殊なラケットを使用します。これにより力が最も的確にボールに伝わるポイント(スイートスポット)を捉える練習としているようです。

得意技は「ブラックジャックナイフ」。桃城が使用する「ジャックナイフ」の強化版で、そのパワーは一撃で相手の両手首を破壊するほどのものでした。

U-17コーチ陣

U-17のコーチは大きく3つの役割に別れています。それぞれ「戦略コーチ」「メンタルコーチ」「サーキットコーチ」として、「技術」「精神」「肉体」を徹底的に鍛え上げます

一方で、それらの練習に耐える段階でないと判断された場合は容赦なく代表から脱落させられ、「裏コーチ」が預かる山奥の練習場へと選手たちを送り出します

黒部 由起夫(くろべ ゆきお) CV:曽世海司

U-17の戦略コーチ。選手1人1人の能力を細かくデータ分析し、理論的な面から指導していくことを得意とします。また、監督不在の間の合宿の責任者でもあります。

中学生たちの到着早々に入団テストを実施するものの、彼らは全員パス。逆にあぶれた高校生を容赦なく帰宅(実際には山奥送り)させるなど、非常に冷静で合理的な思考の持ち主です。

齋藤 至(さいとう いたる) CV:宮本充

U-17の精神(メンタル)コーチ。カウンセラーのような立場ではなく、選手たちにとにかく精神的な負荷をかけて心の成長を促すことを仕事としています。

目的を告げずにペアを作らせて、負けた方が合宿脱落(山奥送り)となる“同士討ち”を行わせるなど、徹底的に選手に試練を与えます。

柘植 竜二(つげ りゅうじ) CV:松田健一郎

U-17のサーキットコーチ。反復メニューで選手の肉体や体力の地力を引き上げるのが仕事です。

同士討ちの勝ち組として残留した中学生や、正規のメンバーである高校生に厳しいトレーニングメニューを課していきます。

三船 入道(みふね にゅうどう) CV: 宮内敦士

通称「裏コーチ」。合宿で行われる様々なテストでの「負け組」を預かり、合宿所に返り咲けるレベルに実力を引き上げることを仕事としています。

その合宿所は山奥の岩場で、選手たちは必然的にサバイバルトレーニングを課せられることになります。本人も相当なスパルタで、ついて来れない選手には容赦ない制裁で無理やりにでも鍛え上げています

『新テニスの王子様』の主題歌 OPとEDのテーマは?

ここではアニメ『新テニスの王子様』で使用されたオープニングとエンディングテーマソングを紹介します。どちらも『テニプリ』らしい楽曲となっていて必見です

『新テニスの王子様』 OPテーマ「未来の僕らへ」

歌は「ポップオペラの貴公子」と呼ばれる藤澤ノリマサさん。爽やかな発声のAメロBメロから、サビに入った瞬間オペラ歌手のようなベルカント唱法に入る独特な歌唱を披露。その意外性でテニプリファンからも支持を受けました。

――夢のちからほど、信じれば強いものはない。

その歌詞は、まだまだ夢に生きる思春期の少年たちを表した、キラキラと輝かしいものになっています。

『新テニスの王子様』 EDテーマ「ENJOY」

歌はテニプリ声優ユニット「網球男児」です。メンバーは「越前リョーマ」「手塚国光」「丸井ブン太」「切原赤也」「忍足謙也」「遠山金太郎」。ユニット名は中国でテニプリが「網球王子」と呼ばれていることから、アジア進出を願って原作者の許斐剛氏によって命名されました。

――ENJOY! YES! ガンガン行くぜ

歌詞は体育会系の中学生らしい、自信たっぷりでまっすぐな、ちょっとユーモアにも溢れたものになっています。

『新テニスの王子様』その後の展開

『新テニスの王子様』は、アニメだけの展開ではまだまだ物語の途中となっています。合宿はもちろん、日本代表の決定も、世界大会編すらも入っていません。

続編の企画はまだ発表されていませんが、続きが待てない――なんて方のために、その後の展開がどこでチェックできるのか、少しだけご紹介したいと思います。

『新テニスの王子様』アニメの直接の続編 OVAシリーズ

出典:amazon

アニメ版の直接的な続編に位置するのがOVA『新テニスの王子様』シリーズです。発売は2014年10月から。隔月で全5巻が発売されました。各巻アニメ2話分が収録されるほかに、映像特典のショートアニメも封入されています

OVAで主に描かれているのは、日本代表を決定するためのU-17一軍との戦いです。「Genius10」と呼ばれる、まさしく日本テニス界のTOP10プレイヤー。彼らとの勝負に向けて、中学生代表メンバーは学校の垣根を越えて叱咤し合い、力を伸ばしていきます

『新テニスの王子様』原作漫画の最新話はどこで連載しているの?

そもそも原作の『新テニスの王子様』どこで連載しているの?

それは集英社の月刊誌『ジャンプスクエア』です。2009年のテニプリ復活より、現在も連載が続いています。連載再会として表紙を飾った際には、ネットをはじめ多くの界隈で喜ばれ、ニュースとして取り上げられました

「“アメリカ代表”越前リョーマ」と世界大会結果も新刊でチェック!

原作の『新テニスの王子様』は、原稿で第27巻までが発売されています。世界大会も準々決勝まで進み、現在はベスト4の座をかけてフランス代表と激闘を繰り広げているところです。世界を相手に日本代表たちがどんな試合を繰り広げるのか、興味が湧きますね。

一方、『新テニスの王子様』はアニメ後の展開としてリョーマの兄貴分となる「越前リョーガ」なる人物が登場します。日本代表をかけてU-17の選手と戦いを繰り広げるリョーマ。まだまだ彼らと戦い足りないと感じるリョーマに、「アメリカ代表として世界大会に出場しないか」とリョーガから提案があり――?

アニメの展開は新テニの序盤も序盤。今後の展開も目が離せませんね。

『新テニスの王子様』はゲーム版の展開も!

『テニスの王子様』と言えば様々なタイアップゲームが発売されました。『新テニスの王子様』もその例に漏れず、ゲーム化企画が進行しています。

今回はその中でも2つのゲームを紹介したいと思います

「新テニスの王子様 ~Go to the top~」(NINTENDO3DS)

「新テニスの王子様 ~Go to the top~」は、『新テニスの王子様』のキャラクター達をめぐる恋愛趣味レーションゲームです。ハードはNINTENDO3DS。

プレイヤーはスポーツ記事の女性記者としてU-17の合宿所へとやってきます。そこで行われる7日間の密着取材を経て、選手たちの意外な一面に迫っていく――というものになっています。

取材は選択式やミニゲームなど多岐にわたり、ちょっとしたミニゲーム集のような作品でもあります。PV撮影の名目でキャラクターたちにコスプレや演技をさせたりと、妄想をたっぷり詰め込んだファンアイテムとなっていますね。

「新テニスの王子様 RisingBeat」(iOS/Android)

「新テニスの王子様 RisingBeat」は、『新テニスの王子様』のリズムアクションゲームです。ハードはスマートフォンアプリです。

スマートフォンゲームのリズムゲームブームにあやかってスタートした作品ですが、「テニス漫画でリズムゲーム?」と首をかしげる方もいるかもしれません。しかしテニプリはその長期的な人気から、多数のキャラソングが発売されています。『RisingBeat』はそれらのキャラソングを楽曲として使用したリズムアクションゲームなのです

曲は懐かしのキャラソンから最新のものまで。歌手もソロからデュエット、ユニット曲までと多岐にわたり、すさまじい収録曲数を誇ります。

ちょっとしたテニプリの軌跡も味わえるアプリは、現在も好評配信中です

『新テニスの王子様』での活躍は? テニプリ20th記念人気投票ランキングも発表!

2019年。『テニスの王子様』は連載20周年の節目を迎えました。それを記念して開催されたのが「テニプリ20th記念人気投票」です。

『テニプリ』はもちろん『新テニ』まで、これまで登場したすべてのキャラクターを対象とした大人気投票祭。総投票数はなんと873,208票。未だ衰えない人気が数字となって表れていますね。

その結果は2019年7月に発表。果たして誰が栄冠を勝ち取ったのでしょうか?

第1位「不二周助」 102,638票

出典:amazon

堂々の1位は青春学園から「不二周助」。「テニプリファンなら一度は通る」と言わしめるほど、物語序盤からファンの心を掴んで離さないキャラクターで納得の1位です。

誰にでも優しい温和な性格ながら、時に冷酷に、そして時に激しさも見せるその姿は、男性目線であっても憧れの的となること間違いなしでしょう。

ちなみにアニメ『新テニ』でも堂々勝ち組メンバーに生き残りますが、そのせいかあまり活躍の場はありませんでした。後の展開に期待が膨らみます。

第2位「跡部景吾」 74,053票

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第2位は氷帝学園の俺様リーダー「跡部景吾」。不二と同様に物語の序盤から都内最大の壁として登場し、その実力から関東大会、そして全国大会でも青学の前に立ちはだかるライバルキャラクターとしての役目を担いました。

性格は実力に裏打ちされた自信家で、魅せることを至上とする「俺様テニス」に心を掴まれたファンも多いのでは。

『新テニ』では強者ゆえに孤高であった手塚のよき理解者、よき好敵手、そしてよき友人として活躍。意思を受け取って「日本代表の柱」を自覚してからはテニスプレイヤーとしても一皮剥けて、さらなる高みへと成長し続けています

第3位「幸村精市」 55,480票

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第3位には、王者・立海大付属から「幸村精市」。中学校No.1プレイヤーながら難病に侵され、闘病生活のうえに選手として復活した「神の子」です。

選手生命の危機。復帰を信じ、彼の不在を守る真田たち立海の選手たち。そして奇跡的な復活と圧倒的な実力は、物語終盤の登場ながら「ラスボス」としての貫禄をファンの心に刻み込みました

『新テニ』では不二と同じく勝ち組に難なく残り、高校生との練習に身を入れます。しかしアニメの展開中ではまだまだ活躍の場はありませんでした。

『新テニスの王子様』のまとめ

出典:amazon

『新テニスの王子様』は、誰もが待ち望んだ『テニスの王子様』の復活企画としてスタートしました

学校の垣根を越えて世界という新たなステージを目指して、高校生という新たな高みと共に切磋琢磨していく。様々な「新」が折り重なった、まさしく新時代のテニプリです

原作もまだまだ続く、これからの展開に目が離せませんね

参考元

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