今やハリウッドを代表する女優にまで成長したエマ・ワトソン。彼女のデビュー作でもある『 ハリー・ポッター 』シリーズで演じた、ハーマイオニー・グレンジャーとは一体どんな設定だったのでしょうか。知的で美しく、そして格好いいハーマイオニー・グレンジャーの魅力を紹介します。ハリー・ポッターはハーマイオニーがいなかったら1章で死んでいたかも!?
世界的に有名な女優にまで上り詰めたエマ・ワトソン の出世作である『ハリー・ポッター 』シリーズ。
この映画で主人公ハリーの親友であるハーマイオニー・グレンジャーを演じています。
2017年に公開されたディズニーの実写版映画『 美女と野獣 』では、見事に美女ベル役を演じているエマ・ワトソンですが、彼女を有名にしたハーマイオニー・グレンジャーの幼いころの設定は「出っ歯の女の子」でした。
この記事では、まだ垢抜ける前の素朴な女の子、ハーマイオニー・グレンジャーについて紹介していきます。
映画『ハリー・ポッター』ハーマイオニーはマグル生まれで、魔法使いの秀才
ハリー・ポッターとロン・ウィーズリーの親友である ハーマイオニー ・グレンジャーは、3人の中で唯一のマグル生まれ(両親は歯医者でともに非魔法族)です。
彼女はとても学業優秀な生徒で、100点満点の試験で120点を取るような女の子です。その知識を使って、映画の全シリーズを通して活躍します。
それこそ、ハーマイオニーがいなければ、ハリーは第1章の『ハリー・ポッターと賢者の石」で命を落としていたかもしれません。
勇敢で強気な印象がある彼女ですが、ホグワーツ魔法魔術学校では“知ったかぶり”とスネイプ先生に言われたり、友達がなかなかできないことをロンに指摘され、女子トイレにこもって泣いてしまったりと繊細な面も持ち合わせています。
映画『ハリー・ポッター』レイブンクローでなく、なぜグリフィンドール?
出典:amazonホグワーツ魔法魔術学校に入学した生徒は4つの寮に組み分けられます。グリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリンです。
その中でもっとも知識を重視するのは、レイブンクローです。
組み分け帽子もハーマイオニーをレイブンクローとグリフィンドールのどちらに入れるか迷っています。
その答えは映画を観たら彼女が持っているものは、知識だけではないことがはっきりわかると思います。
映画『ハリー・ポッター』ハーマイオニーの杖
出典:amazon彼女の杖は蔦が巻きついているのが特徴で、長さは約 27.3cm、本体はブドウの木、芯はドラゴンの心臓の琴線でできています。
実は『ハリーポッター』シリーズの3人の中で、唯一同じ杖を使い続けていたのがハーマイオニーです。
ロンは2年生のときに一番初めの杖を壊し、ハリーの杖はナギニと戦ったときにハーマイオニーの爆破呪文によって折れてしまいました。
ハーマイオニーはこの杖で様々な魔法を使っており、15歳のときにはすでに高度な守護霊の魔法を作り出すことにも成功しています。
映画『ハリー・ポッター』ハーマイオニーの秀才ぶりがわかるシーン3選
ハーマイオニーが自身の知識を使って、ほぼ全シリーズにわたって主人公ハリーに立ちはだかる難題解決の手助けをしています。
その中でもハーマイオニーの知識の凄さが分かるシーンを紹介します。
●ポリジュース薬
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』では、ハリーたちが秘密の部屋についてマルフォイに情報を聞き出そうとしますが、そのときにハーマイオニーが使った手段が「ポリジュース薬」です。
これは一時的に他人に変身できる薬で、自分が変身した人の一部(髪の毛など)を混ぜることを必要とします。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で、6年生になって習う授業に出てきていたりします。
それをハーマイオニーは2年生にして独学で作り上げていることから、ハーマイオニーの頭の良さがわかります。
しかし、この薬で彼女は間違って顔が猫になってしまいます(笑)。
なぜなら、猫の毛を入れて飲んでしまったからです。
●『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』ですべての教科をとる
この話の中で、ハーマイオニーはマクゴナガル先生から特別にもらった逆転時計(時間を巻き戻せる時計)を使い、3年生で取れるすべての科目を取っています。
かなりの宿題量になって自分を追い詰めすぎたのか、3年生が終わるころにマクゴナガル先生に時計を返しており、次の年には使っていませんでした。
●分霊箱の壊し方を発見
シリーズの後半に出てくる、ハリーの宿敵・ヴォルデモート卿を倒すために必ず破壊しなければならなかった分霊箱。
校長のダンブルドアは直接の破壊の仕方は教えてくれず、3人で考えていくのですが、ハーマイオニーが最初に壊し方を発見しました。
このときには彼女自身も「私って論理的なのね」と言っています。
映画『ハリーポッター』魔法呪文含めて、ハーマイオニーって実は一番勇敢?
ハーマイオニーはロンとハリーといつも一緒にいますが、男の子顔負けの行動をすることが多々あります。
最初は学校のルールに忠実に従う生真面目な女の子でしたが、ロンとハリーと行動していくうちに彼女の行動はかなり大胆になっていきます。
●先生のローブを燃やす
シリーズ1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』で、先生であるスネイプがハリーに意地悪な魔法をかけていると勘違いして、こっそりと呪文を唱えて先生のローブの裾に火を着けてしまいます。最初からかなり大胆ですね。
●身の危険があっても最後まで調べ尽くす
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』でバジリスクを調べていたハーマイオニーですが、マグル生まれの彼女が狙われている中で鏡を持ち歩き、バジリスクの目を直接見ないようにしながらの行動はまさに命がけです!
●マルフォイをグーパンチ!
魔法動物のヒッポグリフが処刑されそうになっているところを、マルフォイたちが見物に来ていたのを見たハーマイオニーは、マルフォイを思いっきりグーで殴っています。
隣にロンとハリーもいたのですが、彼らはびっくりして彼女に「最高!」と言っていました。
●ドラゴンで移動
物語の後半になってくると、主人公ハリーも顔負けの行動に出ます。分霊箱を探しにグリンゴッツ銀行に行った3人は、分霊箱を盗み出しに行った後の脱出手段がなく、困り果てていました。
ハーマイオニーは無謀と言いつつも、銀行内にいるドラゴンに飛び乗って3人で無事脱出します。
思い切った大胆さではハーマイオニーには敵いません!
映画『ハリー・ポッター』映画では描かれていないハーマイオニーの活動
人間としての強さが引き立つハーマイオニーですが、優しさが見られるシーンもたくさんあります。
映画では描かれていないのですが、ハーマイオニーは「しもべ妖精福祉復興協会」というものを立ち上げています。
しもべ妖精たちに「自由や賃金を」と活動していましたが、しもべ妖精が求める幸せとは違ったようなので、とくに大きな成果は挙げていないようです。
しかし、彼女が優しく、良識を持った女の子だということがよくわかります。
映画『ハリー・ポッター』ドレスを着た美女に変身
ハーマイオニーはもともと出っ歯な設定でしたが、映画ではあまり描かれていません。原作でも途中でこっそり治しています。
そんな彼女が『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』ではあっと驚く美女に変身します。
三大魔法学校対抗試合のダンスパーティで、美しいドレスに身を包んでちょっと恥ずかしそうに登場するのです。
これにはロンとハリーもびっくりしてしまいます。ロンにいたっては拗ねてしまうほど。
これまでのシリーズでは、真面目で勉強のできる勇敢なハーマイオニーのイメージが強かったですが、見事に綺麗な女の子になりました。
このシリーズから親友だった3人の関係が少しずつ変化していきます。
『ハリー・ポッター』ハーマイオニーとロンとの恋
ハーマイオニーとハリーとロンは大親友ですが、シリーズを通してロンとハーマイオニーの関係には変化が出てきます。
シリーズを通して、二人は次第にお互いの気持ちに気づいていきながらも、親友であるがゆえに、なかなか正直に向き合うことができませんでした。
最後の作品『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』で「キス」を通して気持ちを寄せ合い、ようやく本当の恋に落ちていきます。
ちなみに、その撮影の裏側では照れあってなかなかキスができない様子が映されています。
最終的には二人は結婚し、二人の子供に恵まれます。
そしてハリーもいくつかの恋を経験して、ロンの妹であるジニーと付き合うようになります。
ところで、ハーマイオニーがハリーの肩に寄り添っているシーンがあるのですが、これには「え!!」と思ってしまった方も多いのではないでしょうか。
海外ではよく見かける友達同士の単なるスキンシップかもしれませんが、日本人からすると、ちょっとびっくりしてしまうこともありますよね(笑)。
作者のJ.K.ローリングのもとには「なぜハーマイオニーはハリーとくっつかなかったのか?」「ハリーとハーマイオニーをカップルにして欲しい」というファンからのメールもきたそうです。
映画『ハリー・ポッター』ハーマイオニーの魔法魔術学校卒業後
ホグワーツ魔法魔術学校を卒業後、彼女はどんな道を歩んでいるのでしょうか。
それは原作の『ハリーポッターと呪いの子』で書かれています。
優秀な彼女はなんと魔法省に勤めており、さらには魔法大臣になっていました。
作品中ではロンがハーマイオニーへの愛情たっぷりな様子も伺い知ることができます!
映画『ハリー・ポッター』ハーマイオニーのまとめ
世界をまたにかけて活躍するエマ・ワトソンが演じたハーマイオニー・グレンジャーは、知的で、美しく、格好いい女の子でした。
シリーズごとにビジュアルや性格も含めて成長していく姿も見どころです!
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