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出典:amazon

2019/05/07
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あの男がついに帰ってきた!『ジェイソン・ボーン』逃亡人生に終わりは来るのか?

あの男が9年ぶりに帰ってきたと注目されたのは、マット・デイモン演じる超人『ジェイソン・ボーン』。この後1年間休業に入ると語ったことでも話題になったが、今回のデイモンは一体どんなボーンを演じたのか。斬新なアクションで惹きつけるボーンの魅力とは!?

目次

『ジェイソン・ボーン』とは

マット・デイモン主演の人気シリーズ『ジェイソン・ボーン』が、ファンの熱い期待を受けながら9年もの月日を経て復活した。

アメリカでは2016年7月、日本では同年10月に公開され、世界興行収入も過去最高を叩き出すなど、ファンがどれほど待ち望んでいたか伺えるだろう。

監督は2作目、3作目も務めたポール・グリーングラス。リアリティある演出法と、カット割りのアクションシーンを得意とする監督である。

マット・デイモン主演の「ボーンシリーズ」おさらい

『ボーン・アイデンティティー』

2003年に公開された『ボーン・アイデンティティー』は、自分の名を捨て”かれら”の武器として訓練されたボーンが、記憶を失い、自分が何者かを追うストーリーとなっている。

自分の皮膚の中に埋めてあったマイクロチップには、自分が何者かを示す唯一の手がかりとなる、銀行の貸金庫番号が記されてあった。

貸金庫に預けられてたのは、ジェイソン・ボーン名義の複数のパスポートと大金、そして拳銃だった。

ボーンは銀行で偶然知り合ったマリーに、大金を払うかわりにフランスまで乗せてくれと頼む。

『ボーン・スプレマシー』

2005年に公開された『ボーン・スプレマシー』は、1作目の逃亡劇から2年後を描いている。

ボーンは、前作で知り合ったマリーと一緒にインドで新しい人生を送っていた。

しかし、ふたりに刺客が襲い掛かり、マリーは殺されてしまう。

ボーンはCIAが自分を抹殺しようとしていることに気がつき、今度は自らCIAを追うことになる。

一方で、CIAはベルリンで起こった事件で指紋を採取する。
指紋から特定された犯人は、他ならぬボーンだった。

『ボーン・アルティメイタム』

2007年に公開された『ボーン・アルティメイタム』では、ボーンが何のために造られた兵士だったのかが明らかにされる。

失った過去の断片的な記憶を探っていたボーンは、自分がトレッドストーン計画によって造られた、最強の人間兵士だと知る。

その後、トレッドストーン計画は破棄されたが、今度はさらにアップグレードされたブラックブライアー計画が進行していたのだ。

最新作『ジェイソン・ボーン』のストーリー

トレッドストーン計画に続き、ブラックブライアー計画も阻止したボーンは全ての記憶を取り戻し、計画関係者を失脚させたあと消息を絶った。

そして数年後、ボーンは元同僚だったニッキーと接触して、自分の父親のこととトレッドストーン計画の情報を得た。

しかし、CIA長官のデューイは二人を追跡し、暗殺命令を出す。一方、支局員のヘザー・リーは長官とは逆に、ボーンをCIAに復帰させようと提案するのである。

ボーンを追う豪華キャスト

9年ぶりに帰ってきた男ジェイソン・ボーン役/マット・デイモン

ジェイソン・ボーンは、巧みな戦闘術で逃亡生活を送っている元CIAエージェント。

トレッドストーン計画によって、究極の人間兵器として鍛え抜かれた最強の暗殺者である。
任務中に正気に戻ったが、自らの記憶を失い、自分が何者かも分からずにいた。

断片的にしかなかった記憶を繋ぎ合わせ、最終的には全ての記憶を取り戻している。

CIA長官ロバート・デューイ役/トミー・リー・ジョーンズ

ボーンを執拗に追うCIA長官のロバート・デューイは、ヘザー・リーの直属の上司である。

巨大SNSを運営するアーロンを、新たな計画に協力させようとして脅迫する。
その後、アーロンの裏切りを知って始末させようとした。

工作員アセットにボーンを殺害させようとしたが、アセットの暴走とリーの裏切りにより失敗する。

CIA支局員ヘザー・リー役/アリシア・ヴィキャンデル

ヘザー・リーはCIAに所属する優秀なエージェントである。
ボーンはこの先も使える人物として、CIAに復帰させようとする。

自分はボーンの味方だと信用させるため、デューイの目を盗んで裏工作していた。

しかし、ボーンの目は節穴ではない。
まんまとリーの意図を読まれ、結果ボーン復帰の目処は立てられなかった。

デューイ失脚後に、CIA長官に任命されている。

『ジェイソン・ボーン』でもお約束のカーチェイスが健在!

これまでの作品にもあったように、新作にもド派手なカーチェイスが繰り広げられている。

工作員アセットを追うボーンの気迫が伝わってくるシーンだが、逃げるアセットの方もまた凄い。
「これでもか!」というほどガンガン走りまくり、ボーンが車道を逆走するシーンには魅せられるだろう。

アセットを追うパトカーも宙を舞い、一体何台壊したのだろうかと数える暇なんてない。
なぜなら、車同士が次から次へとぶつかりまくるのだ。

広い道路なので上空から撮影した時には、スピード感が得られないが、ボーンの走りを見れば分かって頂けるだろう。

この作品では走りよりも、壊す方の迫力に注目するといいだろう。

ボーンシリーズの一番の魅力は?

ボーンシリーズの魅力といえば、どこにでもあるようガラクタや拾い物を武器として利用するボーンの戦闘術である。

鉛筆1本でも、ティッシュ1枚でも、ボーンにとって全てを武器として使うことができるのだ。

その意外性には観客も驚き、思わず歓声を上げる。
「こんなものどうやって使うんだ?」と思うようなものでも、ボーンにとっては関係ない。

物がなければ相手が着用している服の袖でも、靴下でさえも全てボーンの武器に変わるのだ。

ボーンの動きもかなりキレがあり、グリーングラス監督のカット割りアクションが引き立っている。

グリーングラス監督は手持ちカメラでの撮影が多いことでも知られている。
その撮影方法だからこそ、よりリアルに伝わってくる。

ボーンシリーズでファンが一番望み、一番期待しているもの。
それはまさに、ジェイソン・ボーンのアクションシーンなのである。

3部作と最新作を比較

シリーズ3作品に共通した魅力

これまでマット・デイモンが演じてきたジャイソン・ボーンの3部作と最新作を比較してみよう。

これまでのボーンの戦い方は、ガラクタのようなもの、つまりは”そこ”にあるものを使用していた。

逃亡中なのでできるだけ身軽に、地味に目立たないようにというのが鉄則だ。

もちろん、見つかったら電車でも車でも使って逃げ切るのがボーンだ。

また、カーチェイスシーンではボーンの運転さばきに憧れた方もいるだろう。

相手が何人いようと、どんな武器で襲ってこようと、次から次へと倒していく、それらがボーンシリーズの魅力となのだ。

では、9年経った最新作はどうなっているのだろうか?
ボーンのアクションシーンは健在なのか。
ガラクタで戦っているのか、ファンには気になるところだ。

最新作は現代風も採り入れた?

最新作では、これまでの戦闘方法とは違い、現代風の戦闘技術も採り入れているようだ。

最新作でのボーンは、その時に必要なものがうまい具合にあるといった風になっている。

これまではアナログだったものも、時代が変われば全て変わるといえばそれまでだが、かなり高性能なものを使っている。

逆にそれが新鮮に感じるかもしれないし、現代の映画として捉えられるだろう。

ボーンも時代には逆らえないのだろう。
いつまでもアナログな武器で戦っているわけにはいかないのだ。

未だ続く逃亡生活には終わりがない。
追ってくるならどんな高性能の機器を駆使してでも逃げ延びるしかないのだ。

参考元

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