テレビに映画に引っ張りだこの女優石原さとみさん。出演作品は常に世間の注目を集めています。デビュー当初から最新のドラマまで、石原さとみさん出演のおすすめドラマを厳選しました。才女から小悪魔まで、彼女の演技の幅は相当な広さ。ドラマの中で着こなす洋服もおしゃれで、女性のファッションリーダーと言われることもある女優さんです。出演しているドラマを紹介するとともに、彼女の魅力をたっぷりと紹介します。
- 石原さとみが出演するドラマでオススメの作品は?編集部が厳選紹介!
- 石原さとみ出演おすすめドラマ① 『Heaven?~ご苦楽レストラン~』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ② 『高嶺の花』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ③ 『アンナチュラル』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ④ 『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ⑤ 『ディア・シスター』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ⑥ 『失恋ショコラティエ』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ⑦ 『5→9~私に恋したお坊さん~』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ⑧ 『リッチマン、プアウーマン』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ⑨ 『てるてる家族』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ⑩ 『Ns’(ナース)あおい』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ⑪ 『H2~君といた日々』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ⑫ 『ウォーターボーイズ2』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ⑬ 『花嫁とパパ』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ⑭ 『義経』
- 石原さとみ出演おすすめドラマ⑮ 『戦艦武蔵』
- 石原さとみ出演作品…まだあるおすすめドラマ一覧!
石原さとみが出演するドラマでオススメの作品は?編集部が厳選紹介!
2019年7月クールのドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』に出演中の石原さとみさん。デビューした年に初めてドラマの主演を務めて以来、15年以上たっていますが、テレビで主演を務めなかった年はないくらい人気のある女優さんです。
石原さとみさんが演じてきた数々のキャラクターには、何種類もの魅力があります。それぞれのキャラクターを活かせているのは、石原さんの演技の幅が広い証。彼女が出演してきたおすすめのドラマを紹介します!
石原さとみ出演おすすめドラマ① 『Heaven?~ご苦楽レストラン~』
「ロワン ディシー」……それは、オーナーのためだけのレストラン。
至極のフレンチレストランコメディー『Heaven?~ご苦楽レストラン~』は、TBS系列で毎週火曜日22時から放送の2019年7月期のドラマ。
コミカルな漫画を得意とする佐々木倫子さんの漫画「Heaven?~ご苦楽レストラン~」が原作です。
オーナーが思いつくままに集めたスタッフは、もともとフレンチの従業員かと思えば、銀行員や美容師、牛丼屋の店長などなど。しかも、レストランの立地はなんと、墓場の中。風変りにもほどがあるフレンチレストラン、堂々開店ーー!?
石原さん演じるオーナーと、魅力的な男性陣が織りなすフレンチコメディは、まだ放映が始まったばかり。2019年夏、SNSを騒がすドラマになりそうな予感満載です!
性格もファッションも鮮やかなさとみさん
石原さんの役目は、主役の黒須仮名子。
オーナーたる自分の、オーナーによる、オーナーのためのレストランを立ち上げました。精神的に強く、何があってもへこたれません。
「面白そう」だと思いつくとどんどん動いてしまい、周りを振り回すことも…それでも決して悪意がないので、結果的に良いことを呼び込みます。
メインビジュアルの衣装は、黒いシャツに真っ赤なジャケット。彼女の精神を表しているようなインパクトのあるその色合いは、とても鮮やかです。
Heaven?~ご苦楽レストラン~の動画を配信している動画配信サービスをご紹介します。aukana(アウカナ)動画配信サービス比較ではHuluやU-NEXT、dTVなど人気のおすすめVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを編集部が厳選してご紹介!更に月額料金、配信作品数や評判で一覧比較も可能!ジャンル別配信数や画質、対応デバイス等の詳細に加え、解約方法、見れない時の対処法等の情報も満載です!
石原さとみ出演おすすめドラマ② 『高嶺の花』
『高嶺の花』は、日本テレビ系で2018年夏に放映された怒涛のラブストーリーです。華道家元の娘に生まれ、自身も一流華道家である月島もも(石原さとみ)と、平凡な商店街で、自転車屋を営む「ぷーさん」こと風間直人(峯田和伸)との格差恋愛を描いています。脚本は何十年もTVドラマ界のトップを走る野島伸司さん。野島さんと言えば『高校教師』や『未成年』のように、「見ているのが辛いストーリー展開になるのか」とも言われました。
実際、手掛けた作品の多くは終盤に向かって、胸が締め付けられるようなシーンも増えていったのですが、最終回はハッピーエンドで終わります。『高嶺の花』も格差を乗り越えふたりの姿を温かく見守れるものでした。
◎ 石原さとみが華道の家元? ◎
何ごとにも全力で取り組む月島もも
石原さとみさん演じる「月島もも」は、感情の起伏が激しい女性。元々お嬢様として育ち、才能にも恵まれていたので、プライドが高く、まさに「高嶺の花」のようです。
けれど、恋も仕事も順風満帆だと思われていた最中、婚約者の二股によって結婚式当日に破局。次期家元争いにも敗れるなど今まで知らなかったつまずきに深く傷ついていきます。
危うく自分を見失いかけたところをぷーさんに助けられ、お互いの気持ちを確かめ合うのでした。
元々、野島さんの大ファンで、ずっと彼のドラマに出たがっていた石原さん。何事にも全力全霊でぶつかるももを、精一杯演じていました。華道家ということで、ドラマのなかでは、華のある洋装はもちろん、何着もの和装を美しく着こなされていて、ファンの胸をときめかせました。
石原さとみ出演おすすめドラマ③ 『アンナチュラル』
『アンナチュラル』は、TBS系で2018年1月期に放映されたドラマ。
脚本を担当したのは『逃げるは恥だが役に立つ』で一躍時の人となった野本亜希子さん。放送前からドラマファンの期待を集めていました。
不自然な死に方をした死体を解剖する法医解剖医たち。彼らが勤める「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台にしたドラマは人気を呼び、最終回の最高視聴率は13%を記録しました。
「逃げ恥」とはまったく異なる、シリアスなストーリー、張り巡らされた伏線、そして息をのむような映像美は、毎週視聴者をくぎ付けに。
2018年のドラマの中では最高傑作と称され、さまざまな賞を受賞しました。
★ 石原さとみが法医解剖医に? ★
シリアスな役柄をりりしく演じるさとみさん
石原さとみさんが演じたのは、主役の三澄ミコト。
明るかったり、小悪魔だったり、フェミニンな女性を演じてきた石原さとみさんですが、ミコト役では今までとは違った魅力を発揮しています。プライドを持ち、凛とした生き方を見せるミコト。女性らしさや柔らかさを排除し、自分の意見をストレートに述べる姿は、女性からもあこがれられる存在に。
「そんな発言はかわいくない」と異性から思われることをいとわないミコトの魅力は、石原さんだからこそ嫌味なく発揮できたと言えるでしょう。
この作品で、石原さんは「第11回コンフィデンスアワード・ドラマ賞 主演女優賞2018 個人賞 主演女優賞」や「東京ドラマアウォード2018 個人賞 主演女優賞」、「第96回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞」などを受賞しました。
石原さとみ出演おすすめドラマ④ 『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』
2016年に日本テレビ系列で放送されたのが『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』。今まで日の目の当たることが少なかった、「縁の下の力持ち」校閲という仕事に光を当てた作品です。
「校閲」という仕事は華やかではないのですが、日本語に対する膨大な知識と、完璧さを追求する根性、それを駆使するセンスが必要とされる、まるで職人のような仕事です。すでに文章として仕上げられた作品の一つひとつを確認し、正しいかどうか吟味していく作業は、見た目は本当に地味。けれど、校閲部門を通過して出来上がった文章は美しく、読んでいる最中に誤字を見つけて躓くということもありません。
そういう、外からは見えないけれど大切な作業をしている人々を、アップテンポにポップに描いているこのドラマは、今まで持ったことのなかった角度をもって世界を眺めることができるものでした。情熱をもって業務に接するのではなく、「一歩引いたところから見てこそ冷静に仕事ができる」というシーンには、今までの仕事のあり方をつい振り返る人も多かったのではないでしょうか。
◎ 石原さとみが凄腕校閲担当者に? ◎
全力で校閲に取り組む悦子を演じるさとみさん
おしゃれが大好きで、憧れ続けたファッション誌の編集部で働くことになった主人公・悦子。しかし、彼女が配属された部署は、地味な「校閲」部門でした。それに不満を持ち、ぐたぐたな気持ちになりつつも、良い成績を上げてほかの部署に回りたい一心で完璧な仕事をする悦子。
おしゃれを崇拝してファッションを溺愛する彼女は、地味な職業とは思えないほどに花のある衣装の似合う、鮮やかな女性。彼女の鋼のような強さと、ファッションと同じように仕事にも完璧さを与えずにはいられないところ、そして竹を割ったようなさっぱりした性格が大変話題になりました。
悦子の勢いの良さに翻弄されつつも、仕事のあり方について考えさせられる部分もあり。仕事の意義を見失ったときに見ると、元気を取り戻せるような女性です。
石原さとみ出演おすすめドラマ⑤ 『ディア・シスター』
『ディア・シスター』は、フジテレビ系列で2014年10月クールで放映されたコメディドラマ。『失恋ショコラティエ』で社会的ブームを巻き起こしたと同じ年に放送されたということで、女性からの注目も大きな作品でした。
すでに大女優の風格がある松下奈緒さんと、石原さとみさんのWヒロイン。
姉の葉月(松下)は、妹の美咲(石原)には常に振り回されて困らされています。しかし、ドラマの終盤、美咲が姉のことが大好きで「誰にも取られたくない」と思い、困らせてしまっていたことがわかります。友だちでもなく、時に敵対関係になりながらも離れることができない、姉妹という不思議な関係がとても魅力的でした。
最終回、葉月の結婚式のはずが、実は…というシーンでは、幸せな気持ちで涙腺が崩壊してしまいます。
★ 石原さとみが可愛らしい妹に? ★
妖艶かつ小悪魔キャラでさとみさんにドはまり役
この時期以降、ファッションが大注目を浴びている石原さとみさん。
『ディア・シスター』の美咲役もファッションセンスが磨かれていて、ドラマが放映されるごとに、どのブランドの、どのアイテムなのが話題となり、コーディネイトや髪形を美咲風にし、ファッションを楽しむ女性ファンがネットを騒がせていました。
前作の評判を受けて、「ディア・シスター」では風俗嬢として、さらに妖艶な小悪魔っぷりを発揮している石原さん。奔放な性格で、姉の葉月を困らせて振り回すけれど、実は葉月のための行動だったという展開は心が温まるものでした。
実際に兄がいる石原さんはカメラが回っていないところでも姉役の松下奈緒さんと姉妹のように仲良く過ごしていたといいます。その楽しさがフィルムに乗り移ったような、ポップで愛おしい美咲の一面も魅力的に映し出しています。
石原さとみ出演おすすめドラマ⑥ 『失恋ショコラティエ』
『失恋ショコラティエ』は、2014年1月クールにフジテレビで放映されていたドラマですが、今でも大勢のファンがいる作品です。
学生時代に惚れた女性・紗絵子(石原さとみ)のため、一流のショコラティエとなった主人公の小動爽太(松本潤)。彼の技術は高く、「チョコレート王子」との異名をとるほどの人気ショコラティエになります。しかし、彼の愛する女性は修行中に別の男性と結婚してしまっていました。それでも紗絵子のことをあきらめきれず、あの手この手のアプローチを魅せる爽太。手に入るようではいらない彼女に切なくなり、片思いにけりを付けようと他の女性と関係を持ったり、仕事仲間に告られたり。
甘くて苦い物語に毎週ときめかされました。
「あざとかわいい」というニュージャンルを生んださとみさん
今では、当たり前のように、石原さとみさんの魅力的役柄のひとつに挙げられる「小悪魔女子」。その始まりが、「失恋ショコラティエ」でした。「あざとかわいい」「石原さとみ系女子」という単語まで生まれた伝説のドラマ。
石原さとみさん演じる人妻の紗絵子は、純粋かつ、ふんわりとした雰囲気を持つ女性。そのフェミニンさは、爽太や男性ファンを虜にしたのみならず、女性からも「彼女なら愛されても仕方ない」と思わせる魅力がありました。
爽太に好意的に、かつ彼を求めるようなそぶりを見せても、本当は別の人のもの。仲睦まじくデートをしていても、決して爽太のものにはなりません。
手に入りそうで入らないもどかしさと、妄想の中の小悪魔ぶり。それを引き立てる石原さんのキュートさ。彼女の今までなかった魅力を引き出し、今でも語り継がれるほどにインパクトのある演技になっていました。
失恋ショコラティエの動画を配信している動画配信サービスをご紹介します。aukana(アウカナ)動画配信サービス比較ではHuluやU-NEXT、dTVなど人気のおすすめVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを編集部が厳選してご紹介!更に月額料金、配信作品数や評判で一覧比較も可能!ジャンル別配信数や画質、対応デバイス等の詳細に加え、解約方法、見れない時の対処法等の情報も満載です!
石原さとみ出演おすすめドラマ⑦ 『5→9~私に恋したお坊さん~』
フジテレビで2015年10月クールで放送されていた、『5→9~私に恋したお坊さん~』。渡米を夢見るしがない英語教師に到来したモテ期。猛烈にアタックしてきたのは――イケメンでハイスペックなお坊様!?
主人公の桜庭潤子(石原さとみ)と、彼女の同僚たちの様々な恋模様。お坊様の高嶺がイケメンハイスペックなだけに、ふたりの恋を邪魔する祖母と婚約者。にぎやかな人たちに囲まれての恋愛になったけれど、そもそも私、お坊様のお嫁さんになれるの?
原作者が恋愛ものの先駆者・相原実貴、ラブストーリーの相手役が、お坊さんだということで話題になったラブコメディ。
お坊さんの星川高嶺を演じたのは「山P」こと山下智久さん。その色っぽい有髪僧侶姿に、心を鷲掴みにされる女性たちが続出していました。
★ 石原さとみが英語教師に? ★
リアルなアラサー女性の悩みを演じるさとみさん
石原さとみさんが演じるのは、28歳の英会話教師・桜庭潤子。30歳を近くに感じられるようになった独身女性として、夢に進むべきなのか、恋に生きるべきなのか。どちらに向かっても道は伸びているのだけれど、もし恋=結婚を選んでしまえば、その向こうに待っているのは想像もつかない「お寺のお嫁さん」。岐路に立たされた女性のリアルな悩みを表現していました。
英会話教師ということで、英語を話すシーンもありました。英会話スクールのCMにも出演していた石原さんが流ちょうに英語を話す姿は、さすがでした。
5→9~私に恋したお坊さん~の動画を配信している動画配信サービスをご紹介します。aukana(アウカナ)動画配信サービス比較ではHuluやU-NEXT、dTVなど人気のおすすめVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを編集部が厳選してご紹介!更に月額料金、配信作品数や評判で一覧比較も可能!ジャンル別配信数や画質、対応デバイス等の詳細に加え、解約方法、見れない時の対処法等の情報も満載です!
石原さとみ出演おすすめドラマ⑧ 『リッチマン、プアウーマン』
フジテレビ系で2012年7月クールに放映された「リッチマン、プアウーマン」。
ITビジネスが大当たりし、時代の寵児と言われたIT企業「NEXT INNOVATION(ネクスト・イノベーション)」の社長日向(小栗旬)と、高学歴就職難女子真琴(石原さとみ)の、シンデレラ的ラブストーリーです。
この時期にしか語れない、ベンチャー企業社長と就職難女子という社会情勢を映しこんだ設定にも話題が集まりました。
アップルの創業者スティーブ・ジョブズばりにテンションが高く、求心力があり、活躍を見せる日向。
彼の、社会制度や教育制度、仕事に対しての発言は胸に切り込むようです。
日向は時代に評価されていますが、一方、人の名前を覚えられない、人の繊細さが理解できないという発達障害にも悩まされていました(実はスティーブ・ジョブズも発達障害を持っていたといわれています)かたや、日本一の学び舎で学びながらも、リーマンショック直後の波に飲み込まれて仕事が見つからず、仕事欲しさに日向が探す母と同じ名前「澤木千尋」を名乗る夏井真琴。
不安定な部分を持つ自分の姿を少しずつさらけ出し、近くなっていく二人の姿に、引き込まれる作品です。
ロケ地にマイクロソフト品川オフィスが使用されていたことも話題になりました。
◎ 石原さとみが高学歴女子に? ◎
ドラマの中で蝶のように生まれ変わるさとみさん
石原さん演じる真琴は、最初は長所と言えば真面目さ、頭の良さ。ひっつめた黒髪と黒スーツでわが身を包む、ベンチャーというより官僚という風情を上手に醸し出しています。
学業と就職活動に追われ、憔悴していたのですが、「NEXT INNOVATION」にインターンとして参加し、会社の重要プロジェクトのメンバーとして総務省との交渉を手伝ううちに、本来の自分を取り戻していきます。
学業で認められることを重きに置いた生き方をしてきた、勉強以外で認められることを知らなかった少女が、高卒で働いてきた起業家の生々しい言葉にぶつかって磨かれて変わっていく姿は、さなぎから蝶が生まれるかのようでした。
石原さとみ出演おすすめドラマ⑨ 『てるてる家族』
出典:amazon「てるてる家族」は、2003年の秋から放送されていた、NHK朝の連続テレビ小説。
原作者 さんの奥さん、石田ゆりさんとその家族をモデルとした、アットホームなファミリードラマでした。
戦後すぐの大阪を舞台に、新しい娯楽を取り入れて街を明るくしたビジネスマンの父と、朗らかで太陽のような母照子。彼らの下で育てられた、若草物語のように元気で夢をかなえるために頑張る四姉妹。
活気に満ちた当時の人々が織りなすドラマはテンポよく、けれどノスタルジックも感じられ、大勢の視聴者に愛されました。
父は「テレビジョンのある喫茶店」を営む傍ら、スケートリンクも経営し始めるのですが、そのもとで育った娘たちはフィギュアスケートに目覚めたり、そこから音楽が好きになり宝塚や歌手を目指したり。
ドラマの中では数多くの楽曲が流され、当時の流行歌も取り入れられていました。
朝ドラとしては初めての取り組みとなる、キャストたちが歌って踊るミュージカル的演出も。
見ている人たちを活気づける、朝の始まりにふさわしい物語となっていました。
朝ドラ主役を射止めた16歳のさとみさん
主人公の冬子は、四姉妹の末娘。
演じるのは、デビュー一年目ながら、オーディションで主役の座を射止めた、16歳の石原さとみさんです。
三人の姉を演じていたのは、それぞれにドラマの主役を演じれるクラスの女優さんだったのですが、その存在感に負けることなく、明るくてみんなを元気づける冬子をしっかり演じておられました。
おばあとの別れのシーンや、宝塚受験などのエピソードが、半年間のストーリーの中でも特に印象深いものとなっています。
石原さとみ出演おすすめドラマ⑩ 『Ns’(ナース)あおい』
出典:amazonフジテレビ系列で2006年1月クールに放映されたドラマ、「Ns'あおい」
医療は仁術。
人のため、命を救うためという高い志を持ってその世界に入ったものの、いつの間にかなあなあになり、権力や別のもののために働くようになっていた医者や看護師たち。
その中に、患者のためなら看護師としてのルールを破ってしまうほどの熱い気持ちを持った、新人看護師美空あおいが飛び込んでいきます。
彼女の情熱は問題ある行動とされて会議にかけられることも多かったのですが、すべては患者のためという理由から、どんどん味方も増えていくのでした。
志を捨てないあついナース役のさとみさん
石原さんにとって、「Ns'あおい」は連続民放ドラマ初主演となった作品です。
彼女は、何が患者のためかを一番大切に考える「理想の看護師」。
高校生の時に母を亡くし、その時の看護師の対応にあこがれて看護師になりました。
利益優先で、看護師歯医者の言うことだけ聞いていればいい、という風潮のあかね市民病院で、高い志を持って様々な問題に切り込んでいきます。
それまで、学生役や時代劇での出演だったさとみさん。
ナース服姿が新鮮でかわいいのも見どころです。
石原さとみ出演おすすめドラマ⑪ 『H2~君といた日々』
「H2~君といた日々」は、TBS系列で2005年に放映された青春ドラマ。
高校球児を描かせたら右に出る者はいない、と言われる、あだち充さんの人気漫画をドラマ化したものです。
山田孝之さん演じる国見比呂が、ひじを痛めて一度は野球を離れたものの、また高校野球に戻って活躍するというストーリー。
放映されたのは、甲子園モノではありますが1月クールでした。これは、実際に甲子園を使ってのロケが行われたから。
普段は見られない、オフシーズンの甲子園がとても貴重だと話題になりました。
ミス高校の候補になった才色兼備なさとみさん
石原さんの役柄は、マネージャーの古賀春華。
高校野球の大ファンで、いつかプロ野球選手との結婚を夢見る少女です。
眉目秀麗で優しく、ミス千川の候補にもなったことがある、千川高校のマドンナ的存在。
高校生時代を演じる石原さんは、全体的にあどけない雰囲気があるのですが、春華も同じ。
今の石原さんとはまったく違う魅力があります。
石原さとみ出演おすすめドラマ⑫ 『ウォーターボーイズ2』
ウォーターボーイズは、2001年に映画が公開され、その後テレビドラマも3期まで放送された、人気のスポーツ青春モノです。
石原さとみさんが出演していたのは、2004年に放映された第2期。
女子生徒ばかりの高校で、新しく生まれようもがく男子シンクロ部の物語。
転校してきた、勉強もスポーツもできない男の子が、男子生徒が一致団結して青春を楽しむためにシンクロ部の立ち上げに取り組みます。
男子生徒の立場がとても弱いなか、問題を起こしながらも少しずつ気持ちが集まっていく様子が描かれていました。
男子生徒役には、主役の泳吉に市原隼人さん、シンクロ部のメンバーに小池徹平さんなど、人気若手俳優が大勢出演しています。
★ 石原さとみが女子高生に? ★
ふっくらした頬のあどけないさとみさんがみどころ
石原さとみさんにとって、デビュー翌年に放映されたこのドラマ。
今の石原さんとは雰囲気が異なり、ふっくらとした頬をした、あどけない少女の雰囲気があります。
まだ小悪魔としてブレイクする前で、ほんわりとした印象ですが、特徴ある唇は今と変わりません。
役柄は、吹奏楽部の部長・矢沢栞。
一度は音楽をあきらめようとするのですが、泳吉に説得され、お互いに励ましあいながら、二人それぞれの明日を追いかけていきます。
夢をまっすぐに見つめる姿が印象的でした。
石原さとみ出演おすすめドラマ⑬ 『花嫁とパパ』
出典:amazon「花嫁とパパ」は、2007年にフジテレビ系列で放映されたホームドラマ。
男手一つで愛娘を育てた父親と、そのもとから羽ばたこうとする娘の姿を描いたヒューマンコメディです。
結婚する時に父の壁を超えるというのは、多くの女性が通る道ですが、「花嫁とパパ」のパパはちょっと困りもの!?
一人娘の愛子が1歳の時に妻を亡くし、それから19年、目に入れても痛くないほど溺愛してきたパパは、ちょっと(?)過保護。
門限が6時、男女交際禁止など、中学生並に厳しい掟を定めています。
そんな愛子も成人し、社会人へ。
そして恋も、となると、パパが黙ってみているはずがありません。
あたふたする「うざパパ」が、かわいくもあり愛しくもあるドラマでした。
純粋さがにじみ出るさとみさんが見どころ
石原さん演じる宇崎愛子は、過保護なパパが少しうざいお年頃。
そろそろ自立したいな、と思いつつ、パパの決めた厳しい掟を守っています。
そんな彼女に、二十歳にして初めての恋人出現。
娘もパパも大騒ぎ!
美人ですが男の子と付き合ったことのない、純粋さがにじみ出ている愛子でした。
石原さとみ出演おすすめドラマ⑭ 『義経』
2004年にNHK大河ドラマとして放送されていた、「義経」
歴史上の人物の中でも飛びぬけて男女に愛され、「判官びいき」という言葉まで生み出した源義経の生涯を描いています。
主役は滝沢秀明さん。当時は22歳で、大河ドラマ主役俳優として、最年少記録を塗り替えました。
源義経の一生と、当時の政治を現代的な視点から見つめなおすストーリーで、「新しき国」がキーワードになっていました。
源氏が平氏に負けたのち、息子の命と引き換えに、敵である清盛の愛称となった母・常盤。
平清盛を実の父と信じて育ち、真実を知った義経の苦悩。
清盛の庇護を飛び出した後、同じ源氏を求めたのに、源義仲を倒さなくてはならなくなったり、愛されたいと願って兄頼朝の手足となったのに、頭角を現しすぎて心が届かなくなったり……
政治のためという名目のもと、心ならずも戦いの一生を送らなければならなかった一人の青年を描いた物語。
最高視聴率は26.9%を記録しました。
命がけで愛を貫いた愛妾・静御前を演じたさとみさん
義経の愛称として名高い、白拍子の静御前。
「平家物語」に登場する女性の中でも、際立った存在感を放っています。
彼女のエピソードは、古今数えきれないほどの物語の題材とされてきました。
大河ドラマ「義経」の中で、静御前を演じたのが、まだ10代だった石原さとみさん。
戦いと政治に翻弄され、か弱いけれど全身全霊をかけて愛を貫いぬく白拍子を魅せていました。
ドラマが始まった当初は、まだ演技にあどけなさもありましたが、後半になるにつれて、戦いを済んだ目で見つめる市井の女性としての静になっていきます。
静御前の一番の見どころであった「しずやしず」の回では、侍に囲まれ詰問されても「義経のご恩に報いるために」と口を割らないりりしさ、義経の息子を出産するも直後に殺害されてしまったために取り乱す母親としての姿、「頼朝と鎌倉のために八幡宮で舞え」と言われた舞台で「鎌倉万歳」ではなく「義経が恋しい」と命を懸けて詠った切ない強さなど、様々な静をしっかりと演じていました。
石原さとみ出演おすすめドラマ⑮ 『戦艦武蔵』
2015年3月、戦艦「武蔵」が海中で発見されました。
武蔵は、太平洋戦争時に活躍した大和型戦艦で、連合艦隊旗艦を一年以上務め、1944年にレイテ海沖海戦で沈みました。
それが、2015年にマイクロソフト共同創業者ポールアレン氏の尽力で、武蔵らしき沈没船が見つかったのです。
それを受けて2016年にNHK・BSプレミアムで放映されたのが、「戦艦武蔵」です。
世界最大・不沈艦と呼ばれながら、乗務員半数近くとともに沈んだ武蔵。
その時に帰ってこなかった兵士の遺族と、生存者として帰国した兵士との交流を描いたドラマ。
亡き兵士の妻だったふみ、その孫麻有は、元乗組員木山三男の元を訪ねます。
帰ってこなかったふみの夫はどのような最期を遂げたのか、知るために。
70年前の戦争を知るもの、平和しか知らないものたちの気持ちが交錯する――
ナチュラルな演技がさとみさんには珍しい役どころ
石原さとみさんが演じたのが、主役の真中麻有。
戦争を知らない世代として、視聴者と同じ立場で武蔵の歴史を知っていく役目です。
石原さんは、ドラマの中ではハイテンションだったり小悪魔だったりと個性的な役割を演じることが多いのですが、真中麻有は主演であっても物語のメインとなるキャラクターではありません。
視聴者の代理として、ナチュラルな存在を演じていました。
そういう意味で、石原さとみさんの主演作品の中ではレアな魅力を見ることができます。
石原さとみ出演作品…まだあるおすすめドラマ一覧!
石原さとみさんは、ほかにも多数のドラマに出演されています。
以下に石原さんの出演したドラマをまとめました。
★あまりにも多いので、二年ごとに空行を挟んでいます。
★連続ドラマは太字になっています。
「窓を開けたら」NHKスペシャルドラマ(2003年3月/主演:山本うさぎ役)
「きみはペット」TBS(2003年4月クール/澁澤ルミ役)
「てるてる家族」NHK連続テレビ小説(2003年9月~/ヒロイン:岩田冬子役)
「天国への応援歌 チアーズ~チアリーディングに懸けた青春~」日本テレビ感動ドラマスペシャル(2004年4月/主演:森田美貴子役)
「ビー・バップ・ハイスクール」TBS水曜プレミア(2004年6月/主演:泉今日子役)
「ウォーターボーイズ2」フジテレビ(2004年7月クール/ヒロイン:矢沢栞役)
「義経」NHK大河ドラマ(2005年/静御前役)
「H2~君といた日々」TBS(2005年1月クール/ヒロイン:古賀春華役)
「赤い疑惑」TBSテレビ放送50周年ドラマ特別企画(2005年6月/主演:大島幸子役)
「ビー・バップ・ハイスクール2」TBS水曜プレミア(2005年8月/主演:泉今日子役)
「クライマーズ・ハイ」NHK(2005年12月/望月彩子役)
「Ns’(ナース)あおい」フジテレビ(2006年1月クール/主演:美空あおい役)
「手の上のシャボン玉」日本テレビDRAMA COMPLEX(2006年9月/桜庭莉紗役)
「Ns’あおいスペシャル 桜川病院最悪の日」フジテレビ(2006年9月/主演:美空あおい役)
「氷点」テレビ朝日スペシャルドラマ(2006年11月/主演:辻口陽子役)
「翼の折れた天使たち」フジテレビ(2007年2月/第一夜『衝動』/主演:吉村ユリ役)
「花嫁とパパ」フジテレビ(2007年4月クール/主演:宇崎愛子役)
「恋のから騒ぎドラマスペシャル~Love StoriesIV~『声が震える女』」日本テレビ(2007年11月/主演:彦田六美役)
「鹿鳴館」テレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャル(2008年1月/大徳寺顕子役)
「パズル」テレビ朝日(2008年4月クール/主演:鮎川美沙子役)
「長生き競争!」東海テレビ放送開局50周年記念スペシャルドラマ(2008年12月/山田エリ役)
「ヴォイス~命なき者の声~」フジテレビ(2009年1月クール/久保秋佳奈子(アキ)役)
「左目探偵EYE」日本テレビ(2009年10月/ヒロイン:狭山瞳役)
「裸の大将 火の国・熊本篇」フジテレビ(2009年10月/ヒロイン:多美役)
「逃亡弁護士」関西テレビ(2010年7月クール/二ノ宮絵美役)
「霊能力者 小田霧響子の嘘」テレビ朝日(2010年10月クール/主演:小田霧響子役)
「坂の上の雲」NHK(2010年~/第2部・第3部/秋山季子役)
「ブルドクター」日本テレビ(2011年7月クール/釜津田知佳役)
「彼は、妹の恋人」BeeTV(2011年11月/主演:星野美雪役)
「リッチマン、プアウーマン」フジテレビ(2012年7月クール/ヒロイン・夏井真琴(澤木千尋) 役)
「恋」TBS(2013年12月/主演:矢野布美子(青年期)役)
「ラッキーセブンスぺシャル」フジテレビ(2013年1月/栗原みづき役)
「世にも奇妙な物語13秋の特別編『仮婚』」フジテレビ(2013年10月/盛田成美役)
「新参者 加賀恭一郎『眠りの森』」TBS新春ドラマスペシャル(2014年1月/浅岡未緒役)
「失恋ショコラティエ」フジテレビ(2014年1月クール/ヒロイン・高橋紗絵子役)
「ほんとうにあった怖い話15周年スペシャル『S銅山の女』」フジテレビ(2014年8月/主演:山辺夏美役)
「ディア・シスター」フジテレビ(2014年10月クール/主演:深沢美咲役)
「5→9~私に恋したお坊さん~」フジテレビ(2015年10月クール/主演:桜庭潤子役)
「戦艦武蔵」NHK BSプレミアム(2016年8月/真中麻有役)
「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」日本テレビ(2016年10月クール/主演:河野悦子役)
「地味にスゴイ!DX校閲ガール・河野悦子」日本テレビ(2017年9月/主演:河野悦子役)
「アンナチュラル」TBS(2018年1月クール/主演:三澄ミコト役)
「高嶺の花」日本テレビ(2018年7月クール/主演:月島もも役)
「Heaven?~ご苦楽レストラン~」TBS(22019年7月クール/主演:黒須仮名子役)
◎ 石原さとみが霊能力者に? ◎
霊能力者 小田霧響子の嘘の動画を配信している動画配信サービスをご紹介します。aukana(アウカナ)動画配信サービス比較ではHuluやU-NEXT、dTVなど人気のおすすめVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを編集部が厳選してご紹介!更に月額料金、配信作品数や評判で一覧比較も可能!ジャンル別配信数や画質、対応デバイス等の詳細に加え、解約方法、見れない時の対処法等の情報も満載です!
当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。
合わせて読みたい
このニュースに関連する作品と動画配信サービス
動画が配信されているサービス一覧
動画が配信されているサービス一覧