2022年10月21日に放送スタートしたTBSの金曜ドラマ『クロサギ』の見逃し配信情報、無料視聴できる動画サービス、あらすじなどをご紹介します。『クロサギ』の主演は、大人気アイドルグループKing & Princeのメンバー・平野紫耀です。山下智久が主演したドラマ『クロサギ』の放送から、16年の時を経て再びドラマ化されることになった今作に、放送前から大きな注目が集まりました。
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ドラマ『クロサギ』基本情報
【TBS】
初回放送日:2022年10月21日 金曜よる10時~
金曜ドラマ『クロサギ』はただの詐欺師ではなく、“詐欺師をだます詐欺師”による復讐劇を痛快に描いた作品です。黒丸と夏原武による大人気マンガ『クロサギ』を原作としています。
2006年に山下智久主演でドラマ化され、その大ヒットから16年の時を経て、再びドラマ化されることになりました。今作では、主人公・黒崎をKing & Princeの平野紫耀が演じます。
黒崎は、表向きは人当たりのよい青年です。しかし、過去に父親が詐欺の被害にあい、そのせいで家族を失った黒崎は、心に大きな孤独を抱えています。
そんな黒崎の複雑な心情を平野紫耀がどう演じていくのか、気になります。また今作では、原作完結前に制作された前ドラマシリーズでは描かれていない、黒崎の最大の宿敵との対決も描かれるようで、見逃せないポイントです。
『クロサギ』の公式サイト
『クロサギ』の公式Twitter
『クロサギ』の公式Instagram
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ドラマ『クロサギ』スタッフ
【脚本】
篠﨑絵里子
『クロサギ(2006年)』
『竜の道 二つの顔の復讐者』
【プロデューサー】
武田梓
『ファイトソング』
那須田淳
『逃げるは恥だが役に立つ』
『コウノドリ(2015年)』
【演出】
田中健太
『DCU』
『マイファミリー』
石井康晴
『ファイトソング』
『ドラゴン桜(2021年)』
平野俊一
『マイファミリー』
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』
【製作著作】
TBS
ドラマ『クロサギ』キャスト
こちらでは金曜ドラマ『クロサギ』に登場する、ステキなキャストたちを紹介させていただきます!
黒崎高志郎(平野紫耀)
15歳のときに父親が詐欺に陥れられたことで、家族を失ってしまった。父をだました人物への復讐を胸に、詐欺師をだます詐欺師として生きることを決意した。
吉川氷柱(黒島結菜)
黒崎が出会った大学生。検事になる夢を持っている。
桂木敏夫(三浦友和)
詐欺師の世界における黒幕的存在。黒崎の師匠となる。表向きは甘味処を営んでいる。
吉川辰樹(船越英一郎)
氷柱の父親。家族のことをとても大切に想っている。
白石陽一(山本耕史)
黒崎のライバルとなるシロサギ。黒崎を追い詰めていく。
御木本(坂東彌十郎)
黒崎の最大の敵となる大物詐欺師。
桃山哲次(宇野祥平)
黒崎がからむ過去の事件と深い関わりを持つ警察官。
鷹宮輝(時任勇気)
氷柱が通っている大学のエリート助教。
神志名将(井之脇海)
黒崎と敵対し、追い詰めていく警察官。
早瀬かの子(中村ゆり)
桂木が営む甘味処の店員であり、桂木の右腕。
宝条兼人(佐々木蔵之介)
国内最大手である「ひまわり銀行」の執行役員。立場を利用し、裏で桂木を始め、さまざまな人間の裏金作りやマネーロンダリングを請け負っている。
ドラマ『クロサギ』全話あらすじ【ネタバレあり】
放送されましたらこちらにあらすじをご紹介していきますので、どうぞお楽しみに! ネタバレ注意です!
『クロサギ』1話あらすじ(2022年10月21日放送)※20分拡大スペシャル
「詐欺師を騙す詐欺師-涙の激闘、開幕!」
都内のあるオフィスで今、5億円もの大きな融資の話がまとまろうとしていた。融資担当の奥村ひとみは、依頼人・黒金が支払った出資金・1億円の小切手を確認すると、ひとまず現金3,000万円の札束を黒金に手渡した。
そこに突如、東京中央署・知能犯係のメンバーが現れ、奥村に逮捕状を突きつけた。奥村は、中小企業を相手に甘い融資話を持ちかけ、出資金を奪い取って逃げるという融資詐欺の常習犯だったのだ。
しかし、ついさっきまで奥村と話をしていたはずの黒金の姿が見えない…。詐欺被害の重要参考人であるため、警部補・神志名が急いで後を追ったのだが、黒金の姿はもうどこにもなかった。
その男、被害者じゃないかもしれない…。神志名の先輩・桃山は、黒金が奥村に渡した1億円の先日付小切手を見つけ、すでに現金を引き出せないただの紙切れである可能性を示した。
実は、黒金と名乗っていた男の本当の名は黒崎高志郎といい、黒崎は詐欺師をだます詐欺師、通称“クロサギ”だったのだ。黒崎は奥村からだまし取った3,000万円を持って、甘味処「かつら」の暖簾をくぐった。
店主・桂木が自ら作る和スイーツは評判がよく、店内は多くの客でにぎわっていた。閉店後、桂木は黒崎から1,200万円を分け前として受け取ると、次のターゲットとなる詐欺師・春日の情報を黒崎に渡した。
春日はこれから起業しようという人々を対象に、各地で起業セミナーを開いていた。巧みな話術で人を集め、起業のノウハウを学ぶための講座へと入会させていくのだが…。
『クロサギ』2話あらすじ(2022年10月28日放送)
「契約の罠! カード詐欺の闇を喰う」
推しのアイドルの動画配信を見ていた江本美知留はふと、「出会わせ屋」という広告に目が留まった。さっそく訪れてみると、出会わせ屋・川中幹夫が、依頼人が会いたいと願う人と運命的に出会う機会を演出してくれる、というのだ。
たとえ、その対象が芸能人であっても、かつて芸能プロダクションに勤めていた川中はその伝手を利用し、芸能人との出会いも可能にしてくれるという。美知留は推しのアイドルに会いたい一心で川中に着手金50万円を払い、契約を結んでしまった。
そのころ黒崎は、探偵業をしていた川中が金に困り、詐欺を働くようになったという情報を桂木から得ていた。黒崎は、さっそく川中をだます準備に取りかかる。
黒崎はウェブライターを装って美知留に近づき、川中の手口を聞き出した。美知留は契約後も、なんだかんだと追加経費を請求され、合計200万円ほど支払ったのだが、1度も推しのアイドルには会えていないというのだ。
せめてお金だけでも返してもらうため、川中に話をした美知留だが、川中からは契約書に書いてある文言を理由に、返金に応じることはできないと説明されてしまう。
美知留の金を取り戻すため、黒崎は業界最大手の総合調査グループの社員に扮し、さっそく川中に会いにいった。そこで黒崎は、自分たちと手を組めば、もっと大きな人脈ができるという話を川中に持ちかけるのだが…。
『クロサギ』3話あらすじ(2022年11月4日放送)
「最強シロサギと頭脳戦! 知的財産詐欺」
黒崎のアパートまでやって来た刑事・神志名は、黒崎を見るやいなや突然その顔をこぶしで殴った。驚く黒崎に対し、被害届を警察に出せば、逆におまえのことをすべて調べ上げ、逮捕できると神志名は脅しをかける。
しかし黒崎に、そんな手段でしか自分を逮捕できない警察の無能さを皮肉られ、神志名はもう一発殴りつけ、部屋から出てきた氷柱に見られてしまった。氷柱は黒崎のケガを心配するが、彼は氷柱を突き放すように部屋に入ってしまった。
翌日、黒崎は桂木から知的財産詐欺を働いている西岡崎誠二の情報を買った。西岡崎は知的財産の管理をおこなう会社を経営しており、その権利を利用して複数の人々から金を巻き上げているシロサギだ。
知的財産権利を所有した上で、海外で似たような権利を見つけて訴訟を起こせば、場合によっては数十億円もの和解金が支払われることがある。西岡崎はこの和解金で儲けるという話をエサに、高価な知的財産を複数の人間に買わせているのだ。
しかし西岡崎には実際に訴訟を起こす気は毛頭なく、時間を稼いだ挙句に会社を潰し、金だけ持って逃げてしまうつもりなのだ。黒崎はさっそく音楽出版社の社員に扮し、西岡崎のもとを訪れた。
黒崎は、日本の人気ポップス曲に関する原盤権をたくさん持っていることをアピールし、西岡崎にそれらを管理してもらえるよう、話を切り出した。するとそのとき、ある男が部屋に入って来た。
その男はなんと、白石だった。西岡崎から、会社の海外戦略を担当している弁護士だと紹介された白石は、何食わぬ顔で黒崎にあいさつをするのだが…。
『クロサギ』4話あらすじ(2022年11月11日放送)
「宿敵と直接対決! あなたは1人じゃない」
御木本の詐欺を辞めさせるには、命を絶つしかない。桂木を敵に回してまで、御木本を殺す覚悟があるのか…と白石に問われ、黒崎は黙り込んだ。
そんななか、黒崎はヘッドハンティング詐欺を働いている露木の情報を桂木から買った。露木の手口は、ヘッドハンティング代行会社の社員としてターゲットに近づき、魅力的な引き抜きの話を持ちかけることから始まる。
ヘッドハンティングはリスクが高いことを理由に高い保証金を払わせた後、露木はターゲットの過失で失敗したように細工し、保証金を返さないのだ。黒崎はさっそく大手人材派遣会社の社員になりすまし、露木のもとを訪れた。
ヘッドハンティング代行業のノウハウを学ぶために業務提携したい、という黒崎の提案に露木は興味を示してきた。そしてお互いの株を持ち合う形で提携する、という話に乗ってきた露木に偽の株券を渡し、黒崎は露木の株券を受け取った。
1週間後、黒崎は露木の株券を金に換え、1億5千万を奪い返すことに成功したのだが、露木の背後にボスがいることに気づく。そのボスが御木本であることを知った黒崎は、さっそく露木から御木本の情報を聞き出した。
御木本は露木たちを使い、狙った企業から優秀な人材を追い出すことが目的だった。優秀な社員がいなくなったところで御木本が、その企業にM&A詐欺をしかけるのだ。
御木本の今回のターゲットは、コロナ禍で経営が苦しくなった中小企業・小田倉商事だった。御木本は、自分が推薦する企業との合併に応じてくれれば、小田倉商事の負債15億円を全額融資すると提案した。
15億円もの融資を受けられるという夢のような話に、小田倉商事の執行役員・草刈は素直に喜んだ。そんな彼女のもとに、露木にだまされ、小田倉商事を辞める羽目になった元社員・叶が別れのあいさつのためにやって来た。
黒崎はさっそく草刈と叶に声をかけ、御木本の本当の狙いを教えるのだが…。
『クロサギ』5話あらすじ(2022年11月18日放送)
「上海で涙と衝撃のラスト! 命懸けの復讐が終わる」
御木本を追って上海までやって来た黒崎は、現地で早瀬に会い、さっそく御木本の情報を入手する。御木本はM&A詐欺の資金として借金をしたのだが、黒崎に阻止されたせいで金儲けに失敗し、多額の利息の返済を迫られているという。
御木本が借金をしたのは、上海の詐欺業界を牛耳っているマフィア「レッド・ドラゴン」だった。御木本はボスの宋香林から、1週間以内に利息の50億円を払うよう迫られていた。
焦った御木本は上海の有力者たちに会い、桂木の新しい事業計画だと嘘をついて、彼らから多額の金をだまし取ることを画策した。桂木に厚い信頼を寄せていた有力者たちは、御木本に20億円もだまし取られてしまったのだ。
20億円を奪われた中国人有力者から事情を聞いた黒崎は、御木本から金を奪い返すことを約束する。御木本は現在、残りの30億円を期限までに工面するため、新たな中国人・李に同じ手口で投資話を持ちかけていた。
李とひそかに手を組んだ黒崎は、李に御木本の投資話にのったふりをさせ、100億円を融資するという返事をさせた。案の定、御木本は今週中に100億円すべてを入金するよう求めてきたため、李にある条件を出させたのだ。
すぐにでも金が欲しい御木本は、李の信用を得るために、受け取り口座にあらかじめ自分の20億円を入れておくことを約束した。黒崎は、その20億円を奪う計画を立てていたのだ。
御木本が口座を作ったのは、李の息のかかった銀行だった。御木本が自分の口座に20億円を入金したら、偽の預金証書を渡し、20億円はそのまま奪い取るという黒崎の計画はうまく進んだかのように見えた。
しかし、レッド・ドラゴンがこの動きを嗅ぎ付け、預金証書が偽物であることが宋にばれてしまったのだ…。
『クロサギ』6話あらすじ(2022年11月25日放送)
「初デートはマンション投資詐欺!?」
御木本から回収した50億円を持って、いつものように黒崎は桂木のもとに帰ってきた。しかし黒崎の脳裏には、ピストルを頭につきつけた御木本の最期の姿が鮮明に残っていた。
御木本の最期の言葉から、さらなる仇が存在することを知った黒崎の心境はとても複雑だった。黒崎はその仇を、これからシロサギを喰っていきながら自力で探す決意をする。
黒崎が新たに桂木から情報を買ったシロサギは、学生を違法バイトに誘って資金集めをしているグループだった。彼らの手口はまず、クレジットカードを使って手軽に金儲けができる、というアルバイト広告をSNSに出すことから始まる。
次に、簡単に高収入が見込めるという甘い誘惑にのってきた学生に、クレジットカード決済で架空の商品を買わせるのだ。そうして得た金を、金に困っている第三者に違法な高額金利をつけて貸す。
学生には元金と回収した利子の一部が戻ってくるため、結果的に利子の分だけ学生は儲かるという仕組みだ。この“闇バイト”に氷柱の大学の同級生・能登が手を出してしまった。
12万円の商品をクレジットカード決済で購入した能登は、シロサギから14万4,000円の返金を約束されていた。しかし実際には、利子どころか元金の12万円すら戻ってこないのだ。
能登自身、違法アルバイトであることを知りながら手を出しているため、警察には訴えることもできず、氷柱に相談を持ちかけてきたのだ。能登と同じような被害にあった同級生がたくさんいることを知った氷柱は、何とか力になりたいと意気込んだ。
氷柱はさっそく「闇バイト被害者の会」を立ち上げている弁護士・熊谷のもとを訪れた。被害者やその家族が司法制度に失望しないよう、儲けなしで力を尽くすという熊谷の言葉に感銘を受けた氷柱だったが…。
『クロサギ』7話あらすじ(2022年12月2日放送)
「巨大銀行を騙せ!パパ亡き家族の大勝負」
桂木に頼らず、独自に宝条のことを探っていた黒崎は、宝条が特に目をかけている、優秀なひまわり銀行の支店長たちに注目した。その中でも、首都中央支店長・牛山彩子は、その経営手腕が雑誌でも特集されるほど、世間の注目を集めている。
新しい会社の社長になりすまし、黒崎はひまわり銀行・首都中央支店を訪れた。そこでさっそく課長・薮内に、法人用新規口座を開設し、すぐに1億円を入金したいと申し出たのだ。
思いもよらぬ大口取引に薮内と牛山は喜び、黒崎を手厚く歓迎した。その帰りに黒崎は、「人殺し!」と大声をあげながら支店内に入ってきた女性たちに遭遇する。
叫んでいたのは、夫・根岸礼二に先立たれたばかりの妻・悦子とその妹・茉奈だった。気になった黒崎は、銀行から追い出されたふたりから詳しい経緯を聞く。
小さなレストランを営んでいた礼二は4年前、経営が苦しくなり、ひまわり銀行に融資を依頼したが断られてしまった。しかしその代わり、系列会社のファイナンスで住宅ローンとして金を貸すことができると、薮内から提案されたのだ。
7千万円の住宅ローンを組み、そのうちの5千万円で家を買い、残りの2千万円を店の資金にするというものだった。銀行側からの提案であり、悪いことだと疑いもせず、礼二は契約してしまったのだ。
さらにコロナ禍で客が激減し、ローンの返済ができなくなった礼二に、薮内は2千万円の追加融資をした。借金を上乗せされ、追い詰められた礼二はとうとう自ら命を絶ってしまったのだ…。
しかし薮内は容赦なく、家族に対して自宅の差し押さえを通告してきた。住宅ローンは礼二の生命保険で相殺されたが、追加融資した分は自宅が担保になっていたというのだ。
首都中央支店の汚いやり方を聞いた黒崎は、彼らから金をとり返すことにするのだが…。
『クロサギ』8話あらすじ(2022年12月9日放送)
「アカサギ転身!?暴かれる黒崎の正体」
ひまわり銀行を辞めさせられた牛山から、黒崎は宝条に関する情報を聞き出した。宝条はひまわり銀行だけでなく、裏金作りのために多くの会社を従えており、それらは裏で「宝条帝国」と呼ばれているようだ。
黒崎は桂木には相談せず、宝条と宝条帝国を片っ端からだまし、つぶしていくことを決意した。そしてまず、宝条帝国の中で特に悪さが際立っている医療法人・誠新会の世田谷病院に目を付けたのだ。
赤字が続いていた世田谷病院の経営を立て直した理事長・宇佐美はかつて、ひまわり銀行に勤めており、宝条の後輩だったようだ。違法行為にも手を染めている、と牛山から聞いた黒崎は、まず宇佐美の妻・怜華に近づくことから始めた。
宇佐美とは冷えきった関係にある怜華は、ホストと遊ぶことに夢中になっていた。黒崎はさっそく、ホスト風の若い社長になりすまし、偶然を装って怜華に接触を図る。
怜華はすぐに黒崎の風貌に惹かれ、食事に誘ってきた。怜華がお金目的で宇佐美と結婚したと知った黒崎は、さっそく怜華に儲け話をもちかける。
一方、黒崎が自分に黙ったまま、宝条を狙って動き出していることに気づき始めた桂木は、黒崎に北海道のシロサギをつぶしてくるよう依頼した。桂木が暗に自分を止めようとしていることを感じつつも、黒崎は計画を中止しようとはしなかった。
黒崎は病院経営のコンサルタントになりすまし、怜華の協力によって、宇佐美と取引を始めることに成功した。手始めに、患者用ベッドを購入し、それを転売する方法で、簡単に裏金を作れることを示した黒崎に、宇佐美は興味を抱き…。
『クロサギ』9話あらすじ(2022年12月16日放送)
「黒崎を処刑せよ!決別と最後のデート」
所得税法違反で逮捕された黒崎は、警察での取り調べで意外な証拠を見せられた。それは、世田谷病院との2年間にわたる多額の金銭のやりとりが記帳された、黒崎名義の本物の銀行通帳だった。
黒崎がそんなあからさまに証拠を残すはずがない…。別室で取り調べの様子を見ていた神志名は、すぐにその通帳がひまわり銀行の上層部の人間によってねつ造された偽物だと察知した。
しかし黒崎はそんな証拠などものともせず、だれかの強力な手助けによってあっさりと釈放されてしまった。桂木のおかげだと悟った黒崎は、久しぶりに桂木の店を訪れる。
「あんたの仕事を受けるのはもうやめにする」と、ついに桂木との決別を口にした黒崎に、桂木は宝条をだますことがとても危険であり、命を落としかねないことを話した。しかし、黒崎の気持ちは変わることはなかった。
「宝条を喰って、最後は俺なんだろ…?」そういいながら黒崎を見つめた桂木は、黒崎の表情からただならぬ雰囲気を感じ取った。黒崎は桂木の問いには答えず、黙ったまま桂木の店をあとにした。
アパートに帰った黒崎は、様子を見に来た氷柱を食事に誘う。またしばらく家を留守にするからと、黒崎はネコの世話を氷柱に頼んだ。
あまり多くのことを聞き出そうとせず、氷柱はただ黒崎に、帰って来るまで待っていると優しく伝えた。ふたりは他愛のない会話をしながら食事を楽しむのだった…。
『クロサギ』最終話あらすじ(2022年12月23日放送)
「FINAL -最後に伝えたいこと-」
何者かに拉致されてしまった氷柱の窮地を救ったのは、黒崎だった。黒崎はあらかじめ氷柱のカギに仕込んでおいたGPSで、氷柱のことを追ってきたのだ。
黒崎はやっと氷柱に、過去に自分の家族に起きたできごとを語り出した。自分は被害者なんかではなく、宝条にだまされて荒れていく父や、家族を立て直そうと奮闘していた姉に協力しようともせず、ただ逃げていた…と。
もっと自分が家族のことを気遣っていれば、悲惨な結末を迎えなかったかもしれない、と黒崎は悔やみながら生きてきた。そしてひとり生き残った自分のことを桂木が引き取り、面倒を見てくれたことも氷柱に打ち明けた。
そんなふたりのもとに、複数の新たな追手がやってきた。慌てて逃げようとしたが間に合わず、再びピンチを迎えてしまったふたりの前に、意外な救世主が現れる…。
そのころ宝条は、新党を設立しようともくろむ蒲生議員のため、資金調達に奔走していた。しかし、黒崎の邪魔によって資金がなかなか集められず、宝条はかなり焦っていた。
やっとのことで金を貸してくれる企業を見つけた宝条は、さっそく交渉を始めた。少しでも多くの金を貸してもらうため、宝条はひまわり銀行の国債30億円を担保に、50億円の融資を受けることを画策する。
しかし国債は、勝手に利用すればその記録が残ってしまう。あまりにも危険すぎる計画に秘書は強く反対するが、宝条は自分の地位を利用して、銀行本部に隠れて国債を利用すると強硬手段に出てしまう…。
ドラマ『クロサギ』の主題歌はKing & Princeの新曲「ツキヨミ」
金曜ドラマ『クロサギ』主題歌は、主演の平野紫耀がメンバーとして活躍するKing & Princeの新曲「ツキヨミ」です。アップテンポでミステリアスな雰囲気が漂い、このドラマにピッタリな楽曲となっています。
ドラマ『クロサギ』の原作は?
金曜ドラマ『クロサギ』の原作は、黒丸と夏原武によるマンガ『クロサギ』シリーズです。
2003年から2013年まで「週刊ヤングサンデー」、「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載され、単行本の累計発行部数は850万部を超えています。
ドラマ『クロサギ』まとめ
『クロサギ』は2022年10月21日、金曜ドラマとしてスタートしました。 平野紫耀が“詐欺師をだます詐欺師”をどう演じていくのか、彼の新たな挑戦に期待がふくらみます。
当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。
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