もはや国民的アニメとなっている進撃の巨人、その物語において大きな謎の一つである「巨人」について、少しずつ明らかになってきてはいるものの、やはりまだ謎多き存在です。アニメを観て歯がゆく感じている人、漫画を読んでいるもののイマイチ理解できないという人、全ての進撃の巨人ファンに向けて、進撃の巨人の「巨人」とは何なのか、ネタバレを解禁して徹底的に解説していきたいと思います。
巨人の種類―アニ・レオンハートは巨人の概念を覆した「女型の巨人」
巨人について先に確認しておかなければいけないのは「巨人は人間である」ということでしょう。作品を序盤から追っていたファンからするとこの事実が明らかになった時の衝撃とショックはとてつもないものだったのですが、この大前提を踏まえると巨人についての解説がだいぶわかりやすくなります。
まずは作品序盤においての巨人の種類から解説していきましょう。
・無垢の巨人「通常種」…ただ人間の男性を大きくした感じの、無差別に人間を食べる一番多いタイプです。簡単に言えば一番弱く、討伐しやすい巨人です。
・無垢の巨人「奇行種」…エレン達兵団の人間が、通常とは異なる変わった動きや凶暴な攻撃をしてくる巨人を「奇行種」と呼び警戒していました。壁外に居る巨人の中でも特に脅威な巨人という区別で呼称していましたが、物語が進むにつれてこの意味合いは薄れ、使用頻度も少なくなりました。
・女型の巨人…最初は奇行種と呼ばれていたが、他の巨人と異なり比べ外見が限りなく女性な点、そして「明らかな意思と頭脳」を持っていたため、固有の名称で呼ばれた巨人です。
長年巨人をいわば動物、人間でない生き物と考えて戦ってきた調査兵団は、巨人を「普通のやつ」と「おかしいやつ」というどちらかに区別していました。実際その2つに当てはまらない例外的な巨人が過去にも現れたという描写はアニメにも原作にもありません。
しかしそんな中、他の巨人と異なる完全な女性の見た目、飛び抜けて高い戦闘能力、そして人間と同じような知性を巨人がエレン達の前に現れます。エレン達の最初の強敵「女型の巨人」です。
人類の敵である巨人が人間だと調査兵団が理解するのは最初は無理な話でした。しかしひとつの大きな裏付けとして「エレンの巨人化」があったのです。
エレンができるということは人間は巨人になることが可能であると理解せざるを得ない。そして「女型の巨人=人間」の可能性があると考えた調査兵団は、女型の巨人の見た目や行動を考察した時、ひとつの結論にたどり着きます。
「女型の巨人の正体はアニ・レオンハート」。アルミンの証言が決め手となり名前が挙がったのが、エレン達と同じ104期生で訓練兵時代にエレン達と親交があったアニだったのです。
アニと調査兵団の壁内での戦いの末、アニは水晶体に閉じこもった状態で捕獲されます。そしてその時剥がれた壁の一部からは巨人の目が覗いたのでした。
調査兵団はアニを捕らえたものの何も手出しができない状態となり、アニの拘束は実質未遂に終わりました。しかしアニがもたらした人類へのこの世界に対する新たな認識は人類にとってあまりにも有益で衝撃的なものでした。
「巨人は人間である可能性がある」、そして「壁(の一部?)は巨人でできている」です。
謎の巨人ユミルと憎き始まりの巨人ライナーとベルトルト
アニが巨人だと判断し捕獲作戦を開始していたのと同時に調査兵団はもう一つ行動を起こしていました「アニの共謀者の隔離と発見」です。
ウォール・シーナ内でアニの捕獲作戦が行われている時、調査兵団104期生の何名かはウォール・ローゼの南区に丸腰で隔離されていました。そんな中、壁内に居るはずのない巨人達が覆ってきます。ウォール・ローゼは突破されてしまったのです。
逃げる調査兵団、その中に居たリヴァイに次ぐ実力者であるミケ・ザカリアスが新たな巨人に殺されてしまいます。人のように流暢に喋り、体を深い毛に覆われている「獣の巨人」です。
隔離されていた調査兵団の面々は巨人の死体が転がるコニーのふるさとの無残な光景を目にします。村は巨人に食い尽くされたかのように見えましたがよく見ると違います。コニーの母親に似た小さな巨人、人も居ないが死体も無い。ここでは言及されていませんが、村人は巨人に食われたのではなく「巨人にされた」のです。
このことからわかるのは、アニの女型のように特殊な巨人だけでなく、普通の巨人の正体も人間である可能性があるということです。
夜になり、難を逃れた調査兵団の一部は古い城跡に息を潜めます。しかしそこに無情にも大量の巨人が遅い来るのでした。
必死に抵抗した末に皆が諦めかけた時、一人の兵士が巨人になり戦います、ユミルです。
ユミルと援軍として到着したエレン達調査兵団によって生きながらえた面々はウォール・ローゼの壁上に辿り着きます。しかし息もつかぬ間に、そこでライナー・ブラウンはエレンに突然話をし始めます。
「俺が鎧の巨人で、こいつ(ベルトルト・フーバー)が超大型巨人ってやつだ」
二人が巨人であることを調査兵団幹部はほぼ見抜いていましたが、策を打つ前に二人は巨人化し、調査兵団を振り切ってエレンとユミルを連れて去っていくのでした。
それぞれの巨人の「正義」
エレンとユミルを連れ去ったライナーとベルトルトは話をします。その後に調査兵団が追いつき、またもや巨人対調査兵団は戦った後、結果としてライナー・ベルトルト・ユミルの三人がウォール・マリアの壁上へと逃げ延びます。
ここでの4人の会話、そしてその後の戦いはこの作品においてとても重要な場面であり、重要な情報が多く明らかになっています。
1.「ユミルは敵でも味方でもない」…話を聞いていると、どうもユミルはエレン達ともライナー達とも違う存在のようです。どういう存在なのかは後に明らかになります。
2.「ライナーとベルトルトとしても壁を壊すのは辛いことだった」…エレン達からすれば二人は世界を半分壊しかけた主犯であり完全なる「悪」です。ここまで作品を見守ってきた皆さんでさえもそう思うでしょう。しかしベルトルトは叫びます
「誰が!! 人なんか殺したいと!! …思うんだ!! 」
これが示しているのは、ライナーやベルトルト達はエレン達とは「完全に違う世界」で生きてきたということです。壁の中が世界全てだと思っていた視聴者やエレン達には想像もつかなかった別の世界があり、少なくともライナーとベルトルト二人の巨人はそこから来たということがここで明らかになったわけです。
3.「-座標-という力をエレンが手にしている」…これがここで特に重要な情報でしょう。ミカサが死を悟った時、無謀にもエレンは素手で巨人を殴ります。すると周りの巨人は皆エレンを助けるようにその巨人を食い殺し始めます。そしてエレンがライナーを怒鳴り散らすと、今度はライナーが周りの巨人に襲われ始めます。
エレンがこの力を持っていることでユミルは「希望がある」と言い、ライナーは「最悪だ」と言います。
何にせよ確実に言えるのは「エレンは世界を左右する力を手にしている」ということです。
人間と人間の戦い
大きな戦いを終え、物語は新たな局面へと進みます。
まず判明する大きな事実は「今回の騒動の壁内の意思を持たない巨人は全てコニーのふるさとのラガコ村の人間が巨人になったものだった」ということ。
これによって「巨人=人間」の説が限りなく濃厚になりました。
そしてエレン達人類にとって世界の価値観が変わるような情報がいくつも明らかになったことで、人々の思惑もねじれてきます。
中央憲兵団は特別な巨人の力を持つエレンと、真の世界の王であるヒストリア家の一族であることがわかったヒストリア(旧クリスタ)の身柄を調査兵団から奪おうと動きます。
そしてもう1派、二人を奪おうとする人物が現れます。
名前は「ロッド・レイス」。ヒストリアの父です。
彼らは調査兵団と殺し合いをしてまで二人を奪おうとします。
中央憲兵団とロッド・レイスがなぜ二人をそこまでして手に入れたいのか。そこでまた巨人の謎が明らかになります。
巨人の力はその巨人の脊髄液を一定量摂取すること、つまりは食うことで力を奪うことができるのです。
エルヴィンとハンジが、エレンとユミルが連れ去られた時のユミルとベルトルトの会話の記録を元にその事実を知ります。
ベルトルト「君も人なんか食べたくなかっただろう」 ユミル「60年も壁の外をさまよっていた」
つまりユミルは巨人化の能力を持つ人間を食うことで人間に戻ることができたのです。
この辺りの物語が意味するところは、調査兵団が正義として殺していた巨人は人間であり、中央憲兵団やその他の勢力である人間との殺し合いと意味合いとしては何も変わらない残酷なものだということでしょう。
エレンやアルミン達新生リヴァイ班の面々は、人を殺すことでの恐怖や罪の意識に襲われますが、それは即ちこれまでのこの作品で描かれてきた巨人との戦いも同じであったということです。
情報として言うなら「巨人討伐は人殺しだった」ということだったのです。
エレンは「英雄」か「罪人」か
場面は最終局面、広い地下空間にエレンは拘束されています。そしてロッド・レイス、ヒストリア、ケニーの姿もあります。
ここでヒストリアとロッド・レイスの二人がエレンに触れることによって、エレンは過去の忘れていた記憶を、そしてヒストリアも忘れていた過去を思い出します。
この過去については簡単には説明できないのですが、なるべくわかりやすく述べると。
エレンとヒストリアの記憶に共通して現れたのはヒストリアの腹違いの姉であるフリーダは、無敵のちからを持つ巨人の能力の持ち主だったのです。
ちなみにケニーの回想に登場する巨人の力を持つ男性はフリーダの叔父にあたる「ウーリ」という人物で、フリーダと同じく「巨人の力」と「世界の記憶」を継承していた人物です。
そしてエレンの父グリシャ・イェーガーもまた、巨人の力を持つ人間であり、その力でレイス家を襲い、フリーダを食うことでその能力を奪ったのです。
エレンはその先の記憶を見ています。
グリシャは幼いエレンを巨人にし、自らを食わせることでその力を継承させたのでした。
そしてロッド・レイスはこう言います。
「フリーダが所持していた巨人の力はレイス家の血を引く者でないと真の力が発揮されない」
ここに調査兵団が追いつき、地上に脱出するまでの間も物語において非常に重要なやり取りがされていますが、巨人という観点から見て重要なのは1つだけでしょう。
最終的にエレンが謎の薬品を飲んで巨人化することでエレンの巨人の体の硬質化が成功し、調査兵団は助かうということです。
そしてもうひとつ、ケニーとリヴァイのやり取りでも登場しますが、
「人間は薬品の投与(注射)によって巨人にすることができる」という事実も判明しています。
エレンがフリーダの力を手にしたことは果たして世界にとって正しいことだったのか。
それがこの「進撃の巨人」という作品の大きなテーマになってきます。
人類対巨人「第1ラウンド」で見えたもの
ヒストリアが女王となり、調査兵団の冤罪も晴れたことで、物語は本線に戻ります。人類と巨人との戦いです。
調査兵団が決行を決めたのは、エレンが鍵を託された地下室のあるウォール・マリアの奪還作戦、それは即ちライナー達との再戦を意味するものです。
案の定、兵団がウォール・マリアに到達すると、彼らは姿を現し始めます。
まず現れた鎧の巨人、その後に現れたのはこの後の物語の根幹に大きく関わってくる「獣の巨人」でした。
この巨人の正体は、ライナーやベルトルトから「戦士長」と呼ばれている「ジーク」という人物。
そしてもう一体、獣の巨人と共に4足歩行の巨人が現れます。
この「人類対巨人-第1ラウンド-はこの作品の「最大の戦い」と言っても良いものです。
アクションやキャラクターの心情が実にドラマチックに描かれていますが、
巨人という観点で見た時に新事実として挙げられるのは、この戦いの結末とも言うべきこの点でしょう。
「アルミンが注射によって巨人化しベルトルトを食い、超大型巨人の持ち主となったこと」です。
そして一本しか無い注射をアルミンに使った結果、同時に瀕死であったエルヴィン団長はこの戦いで死亡。ハンジ・ゾエが新しい団長となったのでした。
地下室にあった「世界と巨人の真実」を解説
決戦に勝利した調査兵団はついにエレンの家の地下室に入ります。
そこにあったのは3冊の本でした。
ここから先は原作の単行本3冊分ほどに渡って「世界の本当の歴史と現状」について描かれているので、本記事の趣旨に関係してくる部分をわかりやすく解説していきましょう。
ただしここで先に、「壁の中は世界のほんの一部であり、外には海や大陸、そしていくつもの国がある」という真実だけ押さえておきましょう。
1.「1820年前に、祖先であるユミル・フリッツが巨人の力を手に入れ、それを9つの魂に分けた」…この巨人のちからによって世界は動いていたのです。エレンやライナーのような「意思を持つ巨人の力」は9つ存在するということです。
2.「それから約1700年後に、-マーレ-という大国に弱体化させられたフリッツ王をはじめとする-エルディア人-の多くは7つの巨人を大陸に残し、-パラディ島-という島に3重の壁を築いてそこに逃げ込んだ」…つまりエレンの父グリシャが生まれた時に、壁の中に2つ、壁の外に7つの巨人の力があったということになる。壁の中の巨人の力の1つはフリッツ王の「始祖の巨人」。
3.「エルディア人(他国を滅ぼしてきたユミルの民、エレン達)のみが投薬などによって巨人になることができる」…残酷なことを言ってしまえば、調査兵団が討伐してきた巨人は人間である上に「大陸に居た祖先を同じとする民」だったということ。
4.「グリシャの第一子はカルラとの子ではなく、壁外で生まれた。それが現在獣の巨人の力を持つジーク・イェーガー」…ジークは両親の復権活動をマーレ国に密告した。なのでジークの行動が無ければ、グリシャが壁内に来ることはなかったでしょう。
5.「巨人の力を手に入れた人間の寿命は13年」…これによって、エレン・ミカサ・アルミンが昔のように戻る、という希望がかなり厳しいものになってしまったといえるでしょう。
6.「年間13年間の寿命を全うしてしまった巨人の力は、その後に誕生するユミルの民に突如現れる」…巨人の力を持つ人間が、他の誰かに食われるなどしてその力を他の誰かに継承しなかった場合、その巨人の力はアトランダムにユミルの子に与えられるという仕組みのようです。
7.「9つの巨人にはそれぞれ個性があり、名前が付けられている」…これに関してはまだ紹介できていない巨人も居るので後述します。
8.「全てのユミルの民、全ての巨人は-目には見えない道-で繋がっており、それが全て一箇所で交わる-座標-がある。それが「始祖の巨人」…ライナーが言っていた座標とはこのことです。
9.「座標である始祖の巨人には他の巨人を操る力があるが、これは王家の血を引く人間でなければ発動できない」…この理屈を当てはめると、王家の血を引いていないエレンにはこの力が使えないということになります。しかし、ライナー達に連れ去られた際にそれらしき力を使えたこと、獣の巨人(ジーク)も他の巨人を操っていたことなどを考えると、まだ謎の多い点ではあります。
地下室に辿り着いたことで、この作品自体が終わってしまうと思った人も多いのではないでしょうか。
しかし明らかになったのは、壁の中は世界のほんの一部でしかないということ、そしてこの世界においての巨人とは何なのかでした。
つまり物語は、より巨人の重要性が増し、更に大きな戦いへと進んでいったのです。
真の敵は、ジーク率いる「マーレ国」
もう一つ明らかになったのは「エレン達エルディアの民の本当の敵」についてです。
敵はズバリ「マーレ国」。前述した歴史上でも登場したエレン達エルディア人の最大の敵です。
そしてここで初めて登場したのが「顎の巨人」。ガリアードというマーレ人が所有しています。
ユミルが所有していましたが、調査兵団から逃げた際に「帰ったら死ぬ」と言っていたこと、その後の決戦に居なかったことを踏まえると、ユミルは殺されガリアードに継承されたと考えるのが自然でしょう。
さらに、決戦にも居た4足歩行の巨人「車力の巨人」の力を持つピークもここで紹介されています。
そしてもう一つライナーの回想として、物語のはじまりであるライナーとベルトルトが壁を破壊した当時の話がマーレ側目線で描かれています。
ここで判明するのが、ユミルが捕食し巨人の力を奪ったのは本来ライナー達と共に作戦に安価していたマルセルという少年からだったという事実です。
ユミルがどちら側でもない特殊な存在であった理由はこういうことだったようです。
現段階で明かされている巨人
前述した、「巨人の個性と名前」について解説しましょう。
まずは壁の中、エルディア側の巨人です。
1.始祖の巨人(エレン)2.進撃の巨人(エレン)3.超大型巨人(アルミン)4.女型の巨人(アニ)
エレンが一人で複数の巨人の力を所有しているのがポイントです。この例は物語において他にありません。
他の巨人の能力が名前通りわかりやすい中、未だその能力がハッキリしていない「進撃の巨人」の能力こそが、「一人で複数の巨人の力を操る」というものなのではないかという説もあります。
また、女型の巨人に関しては、アニが水晶体の中で依然眠ったままであり、今後目を覚ますかどうかという点も含めて曖昧なので、あくまで「壁内にある巨人の力」として数えました。
そして敵国、マーレ側の巨人です。
1.獣の巨人(ジーク)2.鎧の巨人(ライナー)3.顎の巨人(ガリアード)4.車力の巨人(ピーク)5.戦鎚の巨人(ヴィリー・タイバーの妹)これに関しては後述します。
マーレは巨人の力を軍事兵器として考え、継承させるべき人間を選んで利用しています。
そして新たに、獣の巨人の力について明かされています。
ジークは自らの脊髄液を投与した他の巨人に限って、意のままに操れるのです。これはジークの母が王家の人間であったからでしょう。
また、これも重要な点になるのですが、5番の「戦鎚の巨人」の力を持っている「ヴィリー・タイバーの妹」はマーレ人ではないので、これもアニ同様「マーレ国にある巨人の力」として数えています。
こう見るとマーレ国が巨人の力において勝っているように思えますが、次に解説する「エルディア対マーレ」の戦いではエルディア側が勝利します。
マーレ国での反乱-人類対巨人「第2ラウンド」-
ライナー視点での物語から続く形で、決戦から約3年後、エレンがマーレ国に潜伏しているところへと物語が繋がります。
巨人になるタイミングを図っている最中、「エレン・イェーガーは世界の敵だ」と演説するその人間こそ、戦鎚の巨人を有するタイバー家の人間であるヴィリー・タイバーです。
エレンは演説のクライマックスで巨人になり、タイバーを殺します。「第2ラウンド」の開幕です。
ここですぐに巨人となって現れたのが戦鎚の巨人。
タイバー家はマーレと同盟関係にあるため、エレンを殲滅するために戦います。
その後も次々と現れるマーレ軍の巨人達。
しかし後から現れた調査兵団も様々な新兵器を駆使し応戦します。
アルミンが巨人化しマーレの軍港を破壊。
エレンを含む調査兵団は飛行船に乗って逃走に成功します。
しかしその飛行船にはなぜかジークも乗っており、ジークが裏で暗躍していたことが発覚します。
終焉へと向かう巨人の争い
決戦を終えた調査兵団は、マーレやその他の国の人間と密に関わりその力を強めていたのでした。
しかしそれと同時に、エレンは強すぎる意思を持つようになり、様々な内部勢力がぶつかり合います。
それによって壁内は内紛寸前とも言えるカオスな状況にあります。
軍事兵器の発達により、巨人が兵器として「最強」ではなくなりつつある今こそ、やはり重さを増すのは「始祖の力」。
巨人の謎の多くが明らかになりました。
まだ謎多き始祖の力、そして暴走を続けるエレンがどうなっていくかが、「最後の戦い」の行方を左右するでしょう。
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