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2020/05/08
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【エヴァンゲリヲン】「アダム」第1使徒にして生命の起源! 全使徒の始祖のまとめ!

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『新世紀エヴァンゲリオン』のすべての物語の発端とされる存在「アダム」。第1使徒にして使徒たちの生命の起源とされる存在は、いったい作中にどんな影響を残しているのでしょうか。アダムの魂を持つとされる「渚カヲル」。『新劇場版』で話題にあがる「アダムス」という存在。シリーズ完結編『シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版:Ⅱ』の公開の前に、一度振り返ってみましょう。

目次

アダム 第1使徒にして生命の起源

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アダムとは『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場する人外の存在です。大昔に地球にやって来たとされ、使徒を生み出すことができる者とされています。

かつて発生したファースト・インパクトから南極点で永い眠りについていたところを遠い遠い未来に人類が発見します。それを解析することで生まれたのがエヴァンゲリオンであり、管理するための組織がNERVとなりました。

アダムに関してはまだ解明されていない謎が多く、それが理解されたとき、エヴァンゲリオンという作品のすべてが理解できるものだと考えられています。

アダムとセカンド・インパクト

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南極で眠っていたアダムを発見したのが、ゼーレの出資する葛城調査隊でした。

調査隊の目的は、アダムを活用できる形に復元すること。そのために「ロンギヌスの槍」を使用しますが、その際に溢れ出したエネルギーが後に「セカンド・インパクト」と呼ばれる大災害を引き起こしました

直下にさらされた調査隊は壊滅。生き残ったのは当時14歳の葛城ミサトただ1人だけです。この事件は彼女のこの先の運命を決定づけてしまいます。

一方、この災害もゼーレからすれば計画遂行のための犠牲でしかありませんでした。スパイとしてNERVに入り込んだ加持リョウジがこの真実を追い続け、最後には命の危機にさらされます。

『エヴァンゲリオン』という作品のすべての始まり。そのきっかけを生んだのがアダムだったのです

アダムス 『新劇場版』シリーズにアダムは存在しない?

ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズではアダムの代わりに「アダムス」というワードが登場します。これはセカンド・インパクトの際に現れたという4体の光の巨人の事を表していると考えられています。

アダムスとはアダムの複数形で間違いないと思いますが、この4体すべてがアダムなのか、それともアダムが4つに分かれたのか、全く別の何かなのか。とにもかくにも『新劇場版』シリーズにおけるアダムは、なんらかの単一の個体ではないようです

アダムの魂の転生者「渚カヲル」

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テレビ版においてアダムの魂を持つとされているのが第17使徒ダブリスを担う「渚カヲル」です。ゼーレはアダムを活用するにあたって肉体と魂を分離させることを思いつきますが、その魂に人間の身体を与えることで生まれたのがカヲルという存在でした

彼はゼーレの人類補完計画に協力する形でNERVに潜り込み、碇シンジへと接触します。彼の事を気に入ったカヲルはシンジ、ひいては人類が生き残るために自らの命を捧げる覚悟を決めるのでした。

アダムス 4体の光の巨人と真希波マリ

一方、『新劇場版』におけるアダムスもすでに何人かの候補が挙げられています。テレビ版のカヲル同様にアダムスを何らかの形で現代に蘇らせた存在たち。彼らを特に敏感にかぎ分けるのが、新劇場版の新キャラ・真希波マリです

NERVに所属しながら、NERV以外の命令で動いていたマリ。NERVを抜けてからは反NERV組織「Wille」に所属し、比較的悠々自適な生活を送っているようですが……彼女もまた謎の多い人物です。案外、カンの良い彼女自身もアダムスに関係する存在であるのかもしれません。

“アダムスの生き残り”候補「渚カヲル」

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テレビ版でアダムの魂を持つ存在だった渚カヲルは、新劇場版でもアダムスの1人であると考えられています。新劇場版でのカヲルは自らを「第1の使徒」と語ります

第1使徒と言えばテレビ版ではまさしくアダムが座っていた席次です。それを名乗るということは、自らアダムであることを自覚し振舞っているということなのかもしれませんね。

しかしカヲルは『新劇場版:Q』にてその命を落としてしまいます。もしもカヲルがアダムスの1人であるのなら、すでに一角が落ちているということになってしまいますね。

“アダムスの生き残り”候補「エヴァンゲリオン第13号機」

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『新劇場版:Q』にてマリがエヴァンゲリオン第13号機と対峙したとき、「アダムスの生き残り」という表現を用いています。これが目の前のEVAに対してなのか、乗っているカヲルに対してなのかは定かではありません。

しかし特異な力を持つ第13号機のことを考えれば、この機体自体が光の巨人の1体だったと考えることはできるでしょう。作中で本機は撃破されず、2本の「ロンギヌスの槍」と共に姿をくらませています。今後いったいどのような役割を果たすのでしょうか。

“アダムスの器”「アヤナミレイ(仮称)」

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この場合のアヤナミレイ(仮称)は「綾波レイ」ではなく『新劇場版:Q』に登場した、綾波レイの姿をした何者かのことを指します。

アダムスの器」とはそんな彼女に出会った際に、マリが放った言葉です。器とは、広義で考えれば入れ物ということ。つまりアダムスそのものではないものの、アダムスを受け入れることができる存在であるということだと思われます。

器に入るものはカヲルのようにアダムスの魂なのか、それとも存在そのものなのか。今は何者でもない彼女も、いずれ自分の中身を見つけることができるのでしょうか

『シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版:Ⅱ』で4体のアダムスが明らかに!?

『シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版:Ⅱ』はいよいよ劇場版シリーズの完結編とされています。これまで残された様々な謎に答えが示され、アダムスの正体も明らかになるのではないでしょうか。アダムスとアダムの関係性もまた気になるところです。

アダムスが4体いるように、今、新劇場版の登場人物たちもそれぞれがそれぞれの道を歩み始めています。それがやがて1つに交わったとき、真実が見えてくるのかもしれません。

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