『エヴァンゲリオン』に登場するキャラクターたち！物語に欠かせない重要人物を徹底解説!!

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『エヴァンゲリオン』を語るにあたって、登場人物の存在は欠かせません。幾度となく名シーンや名セリフを生み出しているのが、シンジたちエヴァパイロットです。ここからは『エヴァンゲリオン』に登場する各キャラクターを紹介。どのような人物なのか、主要なキャラクターを厳選してまとめています。

初号機パイロット「碇シンジ」
零号機パイロット「綾波レイ」
弐号機パイロット「惣流・アスカ・ラングレー」
NERV戦闘指揮官「葛城ミサト」
NERV最高司令官「碇ゲンドウ」
最後の使者「渚カヲル」
8号機パイロット「真希波・マリ・イラストリアス」

初号機パイロット「碇シンジ」

テレビアニメシリーズでは初号機パイロット、『新劇場版』では第13号機にも搭乗する碇シンジ。3番目に選ばれた子供「サードチルドレン」で、14歳の少年です。

幼いころに母親を事故で亡くし、父親にも捨てられてしまったため、家族から受けられる愛情や絆を知らずに育ちました。それがトラウマとなっており、誰よりも愛情に飢えている内向的な性格を持っています。

ミサトなどゲンドウ以外の大人に対しては対等な発言が目立ち、同世代のクラスメイトたちとも中学生らしく接しています。しかし使徒やエヴァ関連になると、頑固になって意地を張り続ける子供っぽさを持ち合わせている様子も。

『エヴァンゲリオン』全シリーズにおいて、使徒と戦うことでゲンドウに認められたいという思惑が見てとれます。しかし戦いが進むにつれて精神が疲弊していき、精神が不安定な状態に陥ってしまうことも。

TVアニメ版では自問自答の末、前向きにものごとを捉えられるようになりました。一方で『新劇場版』ではどのような結末を迎えるのか…注目が集まるばかりです。

零号機パイロット「綾波レイ」

エヴァンゲリオン零号機のパイロットを務めているヒロインの1人が綾波レイ。エヴァンゲリオンパイロット最初の適合者で、ファーストチルドレンとも呼ばれる少女です。

色白で水色の髪色、赤い瞳という容姿をしており、無口かつ無表情ではあるものの、『エヴァンゲリオン』の物語において重要な人物に。また過去の経歴の一切が抹消されているため、謎に包まれている部分もミステリアスさが増している部分です。

必要以上に会話をしないという性格をしていますが、シンジとの出会いによって様々な変化を見せるようになります。第6話では初めてシンジに笑顔を見せ、第23話では無意識に涙を流していました。

また『新劇場版』では、シンジと慕っているゲンドウの関係を修復しようと、食事会を開催しようと企画します。まるで人形のようなレイから、人間らしく成長していく様子は全シリーズを通して必見といえるでしょう。

弐号機パイロット「惣流・アスカ・ラングレー」

出典：amazon

エヴァンゲリオンパイロット2人目の適合者で、弐号機のパイロットとして登場するのが惣流・アスカ・ラングレー。

新劇場版においては惣流ではなく、「式波・アスカ・ラングレー」として登場しています。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q』までの物語のなかで、名前が変わっている理由や原因は判明していません。

まるで自分がエースだと言わんばかりの傲慢かつ自己中心的な性格が目立っているアスカ。しかし一方で傷つきやすい性格でもあり、エヴァに乗って戦うことがすべてであるように考えていることから、やがて弐号機に乗れなくなります。

またTVアニメ版では使徒による攻撃で廃人と化してしまいますが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q』では隔離されたあと、眼帯をした状態で弐号機パイロットとして登場。

TVアニメ版と新劇場版の間に設定の違いが見られますが、性格や特徴などの中身に関しては共通しています。それだけに『シン・エヴァンゲリオン劇場版』でどのような様子が描かれるのか、アスカの動向も気になるところです。

NERV戦闘指揮官「葛城ミサト」

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特務機関NERVの戦術作戦部作戦局第一課に所属しているのが葛城ミサト。階級は一尉から三佐に昇進し、主に使徒殲滅のための指揮を任されています。

一方でシンジの保護者のような立場にもあり、のちに一緒にアスカも迎えて、家族のような暮らしを送るように。しかし家事全般がズボラで、掃除洗濯などのすべてをシンジに放り出すなど、だらしない様子が目立っています。

非戦闘時におけるミサトは、どちらかといえば子供じみた振る舞いを見せているのが特徴的です。その理由は14歳のころに体験したセカンドインパクトが大きな原因で、実際には心に深い闇を抱えています。

それゆえに使徒に対して強い憎しみや復讐心のようなものを持っているミサト。そのためにシンジたちに過酷な作戦を課すことがあり、自己嫌悪に陥る様子が描かれています。

NERV最高司令官「碇ゲンドウ」

特務機関NERVの最高司令官を務めているのが碇ゲンドウ。シンジとは血のつながった親子であるものの、妻であるユイの死後に息子を捨て、自身の計画・目的に奔走します。

シンジに対して冷たく接している一方、レイには温かなまなざしを持って接しているため、より親子の確執が深まっていくばかり。しかしゲンドウは、息子よりも妻であるユイとの再会をなによりも望んでいまいた。

そのための人類補完計画であり、ユイに再会したいという一心で様々な人に取り繕っては、計画の駒として利用していきます。

しかし旧劇場版である『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』では、初号機に喰われる寸前でシンジの望みを知ります。最後に「すまなかったな、シンジ」と謝罪しているため、根本から悪人ではないということが分かります。

最後の使者「渚カヲル」

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弐号機を降ろされたアスカに変わって招へいされたフィフスチルドレン。そしてゼーレが送りこんだNERVの敵であり、最後の使徒でもあるのが渚カヲルです。

難解な言葉を操りながら喋っており、人類に対して憂いた表情を見せているため、神秘的でありながら惹きつけられる魅力を持っています。シンジもまたその1人で、魅了されるだけでなく、大きな影響をうけるのでした。

TVアニメ版では第24話「最後のシ者」で登場しますが、新劇場版では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序』のクライマックスから姿を見せています。そして『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q』では、シンジと一緒にエヴァ第13号機に搭乗している様子も。

またカヲルは歌や音楽に対して強い興味を持っています。「リリンの生み出した文化の極み」と評するほどで、他にも独特の価値観や考え方を持っているなど、物語の核心を知る数少ない人物として描かれています。

8号機パイロット「真希波・マリ・イラストリアス」

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真希波・マリ・イラストリアスは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』から初登場となったエヴァパイロット。イギリス出身で、NERVユーロ支部に所属していました。

しかしNERVの思惑とは別の考えで行動している様子が見られ、エヴァンゲリオンの秘密や裏コード「ザ・ビースト」の存在を知っているなど、正体はおろか素性も多くが語られていません。

とてもマイペースな性格をしており、使徒との戦闘を楽しんでいるなど、他のキャラクターとは一味違う存在となっています。しかし殺伐とした雰囲気の中でも、明るく振る舞えるのが最大の特徴ともいえるでしょう。

新しく加わったキャラクターというだけでなく、ゲンドウを「ゲンドウ君」と呼ぶなど、とにかく謎に包まれているマリ。はたして何者なのか、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で明らかになってほしいばかりです。

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