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2019/09/03
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ハンターハンターの念能力紹介!! 系統ごとの種類やそれによって分かる性格も解説!

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ハンターハンター最大の特徴である念能力。6つの系統に分かれており作者の冨樫先生により能力の判定方法やキャラクターの性格からも見分けることが可能とされています。能力の読み合いが肝となっておりクロロ対ヒソカ戦では複数の能力と細かな設定が話題になりました。

目次
編集部
aukana編集部

ハンターハンターに登場する「念」、さまざまな種類があってなんだかよくわからない…というかたのために、この記事では念の系統や見分け方などをくわしく解説します!

ハンターハンターに登場する念とは?

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大人気漫画であるハンターハンター。その中に登場する概念「」は重要な作品のファクターになっています。念とはすなわち体から出ているオーラのこと。主人公たちはそのオーラをコントロールすることで通常では考えられない力や能力を引き出すことができ、それを武器として戦っていきます

念能力はオーラの絶対量のみで勝敗が決まるものではなく、個人がどのような能力を有しているか、また相手の弱点を付くことができるかが鍵になります。一方的に強い能力を得ようとすると代償が必要となる「制約と誓約」といった概念も登場します。

これらの設定がハンターハンターを単なるバトル漫画で終わらせることなく深いものにしているといえるでしょう。

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念能力6系統

念能力は主に6つのタイプに分けることができ、このタイプによって相性や自身の能力の特徴が決定されます

強化系

主人公のゴンが強化系に属しています自分自身の体を強化したり、他者やものにオーラを纏わせて強くしたりすることが可能です。肉弾戦には有利な系統ですがその反面能力が単調になりやすく特殊な能力には対応しづらいといわれています。

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操作系

イルミやシャルナークのように、オーラを利用して他者またはものを操作する能力です。一対一の勝負の場合相手のことを操作することができればほぼ自分の勝ちが決まります。その反面複数人が相手ではオーラが分散してしまい戦闘は不利になる傾向があります。

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変化系

作中ではキルアが変化系の能力でしたオーラの性質を変化させる能力です。キルアは自身のオーラを電気に変化させることで敵を圧倒しました。メリットは汎用性が高いことです。

オーラを糸に変化させれば傷口の縫合から糸を細くしての切断も可能です。またヒソカはオーラをゴムに変化させて傷口の上に重ねることで隠したり、紙の上に薄いゴムを貼ることで紙に書いてある内容を偽装したりしました。

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放出系

文字通りオーラを放出する能力です。オーラを体から離して維持することに長けた能力です。作中ではレオリオが放出系の能力として机に向けて殴ったオーラを地中を伝って離れた席まで飛ばして殴り倒していました。

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具現化系

クラピカが具現化系で鎖をオーラで具現化させて使っていました。オーラを具現化させる能力です自身で考えた武器をオーラで具現化してさらに能力を付加することができます

クラピカは鎖を具現化し5本の指それぞれに固有の能力を持たせていました。オールマイティに想像したものを作ることができる能力ですが強い力を望めばその分リスクを伴うことになります

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特質系

特質系は上記の5つに当てはまらない特殊な能力のことです。特殊でレアな能力とされており血液型でいうAB型のようにあまりいないとされています。

能力はひとことでいえば何でもあり。クロロのように他人の能力を奪って利用したり、他人の未来を占うことができたり、さらには6系統すべての能力を最大限使うことができるなど反則技のような能力が多いです

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念の習得方法

作中ではハンター試験が終わった後の裏ハンター試験が念を身につけることだといわれており、ハンターは各自念を教えてくれる師匠を見つけて念を習得します。主人公のゴンは心源流師範代のウィングから念を教わりました。

このことから念の習得にはいくつかの流派があると考えられてます。ここでは作中にでてきた心源流のやり方を紹介します。

念の基本 四大行

念を習得する基本中の基本が四大行の纏・絶・練・発とされており、この基本を習得することで念をコントロールすることが可能になります。

纏(テン)

体から出ているオーラを淀みなく身体中に纏わせる修行です。慣れれば寝ながらでも纏を維持することができるとされています。

絶(ゼツ)

こちらは纏とは反対に体からオーラを一切出さないようにする修行です。この絶をマスターすることで気配を消すことが可能となり敵から見つかりにくくなります。

練(レン)

体からオーラを必要以上に出すのが練です。念ではオーラを錬ると表現しこれを行うことで攻撃力、防御力が上昇し戦闘で重要なスキルです。

発(ハツ)

こちらが実際に使用する念能力のことです。事前に自分の念系統を把握しておく必要があり、それを元に自身の能力を発で決定していきます。

応用技術

上記の四大行をマスターして実践に移ることができます。
錬を応用することで実戦に使えるスキルを習得することが可能になります。

凝(ギョウ)

自身のオーラを体の一点に集める技術です。作中では主に目に集めてオーラを視認するのに凝が用いられました。凝を行うことで念能力者か否かを判別したり暗闇でも念を見ることで相手を認知したりすることが可能となります。

隠(イン)

絶を応用した技でオーラを限りなく見えなくする技術です。尾行など気配を断つのに有効です。

周(シュウ)

纏の応用で自分が持っている物体にオーラを纏わせる技術です。作中ではショベルにオーラを纏わせることで硬度をあげ強化していました。

硬(コウ)

四大行と凝を複合した技術で全てのオーラを体の一部に集めます。ゴンの繰り出すジャジャン拳がこれに相当します。

堅(ケン)

防御力を通常よりも向上させる錬と纏の応用技術です。その半面でオーラを纏っていない部分への攻撃に対処出来ない為、堅が戦闘における防御のメインとなります。

流(リュウ)

作中では攻防力と呼ばれる考え方が登場しました。簡単に言うと体に纏わせるオーラの割合を数値化したものです。攻撃のために手にオーラを集中するとそれ以外の部分の防御が薄くなるため戦闘中はオーラの割合を変化させながら戦います。身体中のオーラを必要に応じて瞬時に移動させるのが流です

円(エン)

自身のオーラの範囲を広げて索敵に利用します。個人によって射程距離は変わり得意不得意があり作中では最長2キロの円が登場していました。円はそれ以外に間合いにもなります。

オーラ診断方法

オーラを操る技術である発を体現するためには自身の念系統を知る必要があり作中ではその方法が紹介されています。

水見式

やり方は簡単でコップに注がれた水の上に葉っぱを浮かべて両手をかざします。そのあとに両手から練を行い水の変化で自身の系統を判断します。

強化系ならば水が溢れる
変化系ならば水の味が変化する
具現化系ならば水に不純物が現れる
放出系ならば水の色が変わる
操作系ならば葉っぱが動く
特質系ならばそれ以外の変化をする

とコップと水と葉があれば簡単に判断することができます

制約と誓約とは

ハンターハンターを一層面白いものにしているのが「制約と誓約」です。似たような漢字で同じ読みをすることから意味が捉えにくいですが、簡単にいうと強力な能力にはそれ相応のリスクが必要という意味です

代表的な例がクラピカです。クラピカは同族の仇である幻影旅団のみにしか能力を使わないという制約をかけて能力の鎖を強化しました。その反面制約が破られた場合は命を失います。これによってクラピカは幻影旅団に対して無敵の強さを誇りました。

主人公のゴンもキメラアントであるネフェルピトーを倒すために自分が勝てる年齢まで強制的に成長し一撃で倒す強さをみせましたがその反動で念能力を失いまた変わり果てた姿になりました

このように制限を持たせることで能力のバランスをとっており、能力によるインフレ化を防いでおりキャラクター達は互いの念能力を読み合うことで面白みを増しています。

ヒソカの性格分析による念能力診断

作中ではヒソカが性格からも大まかな念系統を見極めることができるといっていました

強化系単純で一途、意志が強く熱血漢
変化系気まぐれで嘘つき、謎めいた面も。
具現化系神経質で几帳面
放出系短気で大雑把、情に厚い
操作系理屈屋でマイペース
特質系個人主義者、カリスマ性あり。

このように分析されており能力者達は言動、性格からも系統を推測することができます。作中に出てくるキャラクターは結構当たっているように見え、このようなところまで考えて設定を練っている作者の冨樫先生はすごいとしか言いようがありませんね。

まとめ

以上がハンターハンターに出てくる念能力です。

念能力は6系統に分かれているほか作者によって細かい点まで設定されており作中では念能力の読み合いが一種の特徴にもなっています。強い能力にはリスクが伴うのも特徴でそれ相応のリスクやデメリットが存在し、主人公のゴンもそのために念が使えない体になってしまいました。

現在は休載が続いている本作品ですが再開が待ち遠しいですね!

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