仮想の現実空間を創り上げ、世界を支配しようとするコンピュータと対峙する主人公の死闘を描くSFアクション映画「マトリックス」。キアヌ・リーブス主演で有名な本作、観たことが無くても名前だけ知っているという方も多いはず。その魅力をご紹介します。
「マトリックス」がどんな映画なのか知ろう!
ストーリー
「マトリックス」の舞台は近未来。
日本では1999年9月11日に公開されました。
キアヌ・リーブス演じる”トーマス”は、コンピュータ・プログラマーです。
実は彼、凄腕のハッカーで、裏社会では“ネオ”という名で知られています。
ある日トーマスは、キャリー=アン・モス演じる謎の美女”トリニティ”と知り合います。
そして、ローレンス・フィッシュバーン演じる”モーフィアス”という人物のもとへと導かれます。
そこでトーマスはモーフィアスに衝撃の真実を告げられます。
”君が生きているこの世界は現実ではない”
”コンピュータが作り出した仮想世界である”
”実際の君は眠りながら夢を見ているだけだ”
と…。
コンピュータの支配と戦うことになったトーマス達の運命やいかに!?
ずばり!「マトリックス」って何?
本作のタイトル「マトリックス」。
これ、コンピュータが創り上げた仮想空間の名前なんです。
英語表記では「Matrix」。
ラテン語の”mater(意味は母)”から派生した言葉です。
基盤や母体といった意味合いが含まれています。
「マトリックス」に散りばめられたメッセージ…
アダム・ストリートから読み取れるメッセージ!
モーフィアスの仲間に会うため、アダム・ストリートで待たされるネオ。
神様に最初に創られた人間の名前としても有名な”アダム”。
「最初」→「1(one)」→「ネオ(Neo)」を意味します。
”ネオ”という名にも意味があった!
マトリックスの古いプログラムの1つとして、「オラクル」というプログラムがあります。
「オラクル」は預言者で、おばあさんの姿をしています。
彼女はアドバイスや知恵、おやつをくれる優しいグランマのような存在。
”ネオ”にクッキーをあげれば何でも上手くいくことも、誰かが”ネオ”に恋心を持っていることも、全てお見通しです。
微笑ましい存在ですよね。
そして注目すべきは、”ネオ”のファイルフォルダに書かれている文字。
「1(One)」。
この文字の意味が”ネオ”という名の意味に通じているのです。
実は”ネオ”は、「オラクル」に人類を救う救世主になることを選ばれた人間。
選ばれた者(the One)なんです。
つまり”ネオ”は「選ばれた救世主」という意味になります。
「マトリックス」の名言集
君は、君の心の囚人だ
目覚める前のネオに、モーフィアスが言うセリフ。
時には自分自身が自分の心を縛り付けてしまうことがありますよね。
身動きが取れなくなってしまう前に、このセリフを思い出してみてください。
入り口までは案内するが、扉は君自身で開けろ
オラクルに会いに行くネオに、モーフィアスが言うセリフ。
結局最終的に”決断”をするのは自分自身です。
悔いのない選択をしたいですね。
道を知っていることと、実際にその道を歩くことは、別物だ
こちらもモーフィアスのセリフ。
知っているだけ、知識を持っているだけでいる状態と、実際に体験することは違います。
知識を得て、体感することで初めて全てを理解できるのかもしれませんね。
自分を信じ始めたんだ
「ネオは何をしているの?」と問うトリニティに、モーフィアスが答えるセリフ。
”信じる”という行為は奥深く、難しいもの。
他人を信じることよりも、自分自身を信じることの方がずっと難しく、勇気がいることなのではないでしょうか。
参考元
- ・参照リンク:The Matrix - WarnerBros.com - Movies
- ・マトリックスワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
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