映画『アイアンマン』シリーズ3作品のあらすじを5分で解説！【ネタバレあり】

『アイアンマン』シリーズとは？

まず『アイアンマン』シリーズの公開年をご紹介します。

・2008年『アイアンマン』
・2010年『アイアンマン2』
・2013年『アイアンマン3』

主演は全シリーズを通して、ロバート・ダウニー・Jr.が務めています。

そのほかに、ペッパー・ポッツ役にはグウィネス・パルトロー。

ハッピー役では1作目と2作目の監督でもあるジョン・ファブローが務めました。

原作はスタン・リーが生み出したマーベルコミックスのキャラクターで、いわゆるアメコミヒーローと呼ばれるジャンルです。

じつは公開当時、アイアンマン自体の知名度も世界的には高くないため、成功するとは思われていませんでした。

しかし、前評判を大きく覆し大成功を収め、のちにつづくマーベル・シネマティック・ユニバースへと大きな伏線として重要な作品になりました！

『アイアンマン』のあらすじ【ネタバレ解説】

兵器開発を主にするスターク・インダストリーズの社長であるトニー・スタークが主人公。

新製品のプレゼンのために、アフガニスタンへ親友ローディのいるアメリカ軍を訪問します。

その際にトニーは、テロリスト「テン・リングス」に襲撃されてしまいます。

ミサイルがトニーの車に放たれ、その爆風で吹き飛ばされてしまいトニーは気絶します。

トニーが目を覚ますと、そこは洞窟でした。トニーは、テロリスト「テン・リングス」に拉致されていたのです。

胸には、爆弾の破片が身体中に刺さっており、心臓に到達しないようにと電磁石が繋がれていました。

命と引き換えに兵器の組み立てを要求するテン・リングスたち。

やむなく、兵器の組み立てを承諾するトニー。

しかしながら、同じく捕虜としてトニー自身の延命処置を施してくれたインセン博士と共に起死回生の一手を施します。

スターク・インダストリーズの社内にある、アーク・リアクターの小型版をテロリストたちの目を盗みながら、完成させたのです。

アーク・リアクターとは、トニーの胸に装着し、電磁石の代わりとして生命維持装置としての役割を果たします。

そして、そのアーク・リアクターをエネルギーとしてパワードスーツ「マーク1」を開発します。

アイアンマンのスーツに関して詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
『アイアンマン』スーツ全85種類を徹底解説！ 歴代のパワードスーツ、マーク1から85までを年代一覧でご紹介

インセン博士がおとりになった甲斐もあり、マーク1のスーツでトニーは無事脱出を成功させます。

トニーは今回の事件で、自社製品がテン・リングスなどのテロリストに悪用されている現実を知ります。

帰還後、トニーは記者会見を開き、兵器製造の中止を宣言します。

スターク・インダストリーズの副社長であるオバディア・ステインは、宣言の撤回をするようトニーを説得します。

業を煮やしたオバディアは、スターク・インダストリーズの乗っ取りを計画します。

オバディアは、アフガニスタンの地でトニーが脱出に使ったアーマー・マーク1の残骸をもとにアイアンモンガーを開発します。

そして、動力源となるトニーの胸についている小型のアーク・リアクターを強奪！

瀕死状態に陥るトニーは、マーク1のときにつけていた旧型のアーク・リアクターを装着しオバディアのアイアンモンガーに戦いを挑むのでした。

かろうじて、戦いに勝ったトニー。

マスコミにアイアンマンと名付けられた謎のヒーローの正体は自分だと告白し、一躍時の人になります。

そして、謎の黒人ニック・フューリーから「アベンジャーズの話をしに来た」と告げられるのでした。

『アイアンマン２』のあらすじ【ネタバレ解説】

前作『アイアンマン』から半年後。

トニーの父親ハワード・スタークとアーク・リアクターを協同開発者していたアントン・ヴァンコが他界します。

息子であるイワンはトニーを逆恨みし、父親の設計図からアーク・リアクターを製作しそれに付随する武器デス・ウィップを開発します。

トニーは、アーク・リアクターに使っているパラジウムの毒素の影響で自身の余命が短いことを悟ります。

そして、スターク・インダストリーズの社長の座を秘書ペッパー・ポッツへ譲ることに。

モナコでのカーレースに参加したトニーのもとに、逆恨みしたイワンが急襲！

携帯型のアイアンマンスーツ・マーク5に身を包んだトニーは、イワンを返り討ちにします。

イワンの襲撃で、トニー以外にもアーク・リアクターが生み出せることを知った人々。

トニーのアイアンマンの力に疑問を持ち、騒動に発展します。

その騒動に嫌気がさしたトニーは、自宅でパーティーを開催し、アイアンマンスーツを着たまま醜態を晒してしまいます。

トニーの醜態を見るに見兼ねた親友のローディは、マーク2を装着しトニーの醜態を押さえ込もうとしますが大喧嘩に発展！

結局ローディは、マーク2を着たまま姿を消すのでした。

トニーは自暴自棄な生活を送っていましたが、今回のローディとの喧嘩や、ナターシャ・ロマノフたちとの関わりにより本来の自分を取り戻します。

そして、新たな元素から生み出した新しいアーク・リアクターによってパラジウムの毒素を取り除くことに成功します。

一方、競合ハマー・インダストリーズの社長ハマーは、イワンを脱獄させ手を組むことに成功。

独自の兵器開発を進め、ドローンとローディが持ち去ったマーク2をベースにウォーマシンを完成させ「スターク・エキスポ」で発表するのでした。

「スターク・エキスポ」に向かい、イワンと対決するトニー。

イワンがハッキングをしたドローンとウォーマシンを、ナターシャ・ロマノフが解除に成功。

そして、トニーとローディのアイアンマンとウォーマシンは、イワンの企みを見事阻止することができました。

そして今回の活躍により、トニーはアベンジャーズ計画の相談役になり、軍より勲章を授与されるのでした。

『アイアンマン３』あらすじ【ネタバレ解説】

NY決戦から7ヶ月後

壮絶な戦いだったNY決戦の影響で、トニーはパニック障害を患い、アーマー依存症にも陥っていました。

その頃、アメリカ国内では「マンダリン」というテロ組織が横行。

しかし、痕跡を残さない犯行から、ウォーマシンであるローディことジェームズ・ローズ大佐の捜査も難航していました。

時は遡り、まだトニーが傲慢だった頃。アルドリット・キリアンは、トニーを研究組織A.I.Mに誘います。

しかしトニーは、パーティーで出会った生物学者マヤ・ハンセンとの一夜に夢中になり、キリアンとの約束をすっぽかします。

この件に屈辱を感じたキリアンは、トニーに恨みを抱いていました。

そんなキリアンがある日、スターク社のペッパー・ポッツの元に現れ“共同開発”の提案をしてきます。

ペッパーは協力要請を拒否。

キリアンの行動を不審に思った警備責任者ハッピーは、キリアンと同行者を尾行します。

そして、不審な行動を目にしますが、その場で爆発が起きハッピーは昏睡状態に陥ってしまいます。

この爆発がマンダリンの仕業だと知ったトニーは、マスコミを通じてマンダリンに宣戦布告。自宅の住所まで公表してしまいます。

案の定、トニーの自宅はマンダリンのヘリに襲撃されます。

アイアンマンスーツを纏い、空を飛んで命からがら脱出します。

テネシー州に墜落したトニーは、偶然出会った科学好きの少年と一緒にマンダリンの捜査を始めます。

ローディの協力もあり、マンダリンのアジトを突き止めたものの、マンダリンというテロ組織自体が存在していないことを知ります。

そして、裏で手を引いていたのはキリアンだという事実が発覚し、キリアンとの最終決戦を迎えるのでした。

巨大タンカーにてトニーとローディを迎え撃つキリアン。

トニーは、アイアンマン全機を出動させキリアンと決戦に挑みます。

そしてキリアンを撃破すると、トニー自身もパニック障害の克服を宣言。

全機出動させたアーマーを、クリスマスの花火として自爆させます。そして、ペッパーと共に新たな出発を歩む事を決意するのでした。

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いかがでしたでしょうか？

『アイアンマン』シリーズ3作品のあらすじをまとめてみました。

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