【2025年最新】最高に面白いアニメおすすめランキング70選【死ぬほど面白い】

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は、乙女ゲーのライバルキャラに転生した主人公の奮闘を描いた異世界ラブコメアニメです。

死亡エンド回避に向けて空回りな対策を打ち立てる彼女ですが、その姿に惹かれた本来の攻略キャラや正規のヒロインたちといつの間にか大親友に。

順風満帆に思われる日々がやってきますが、その先に待っているのは生前にクリアし損なった「隠しキャラ」の暗躍でした。

『甲鉄城のカバネリ』は、カバネと呼ばれる化物がはびこる日の本を舞台に、城である蒸気機関車で安住の地を求めて旅をする人々の姿を描いたSF伝奇アニメです。

江戸時代風の世界でスチームパンク。城は列車で駅が街…という世界観だけでも面白い本作。

武士道だからこその独特の死生観も大きな魅力のひとつです。ヒロインの無名がひたすらに可愛い劇場版『海門決戦』もお見逃しなく！

『ちはやふる』は、競技かるたのTOP・クイーンの座を夢見る少女・千早の奮闘と成長を描いた学園部活アニメです。

華やかな着物に身を包みながら、汗を滴らせて鎬を削るスポーツ「競技かるた」。

格闘技のように激しい札の取り合いと、一瞬の隙を読む心理戦。そして独特の緊張感が走る「間」。

文字通り息を飲む試合展開の数々に、日本文化の意外な一面もかいま見える傑作アニメです！

『やがて君になる』は、人を好きになれない少女と、自分を嫌いな人が好きな少女との恋愛を描いた学園百合アニメです。

出会うその瞬間まで他人を特別に想うということがなかった2人。ひいてはそれは、自分自身を好きになれないということの裏返しでした。

男女という垣根を取っ払うことで初めて見えて来た「愛するということ」が、少女たちを大人へと成長させていきます。

『氷菓』は、「日常の謎」に挑む古典部の活躍を描いた学園ミステリーアニメです。

「そんなことに興味を持つの!?」と、びっくりしてしまうほどに好奇心旺盛なヒロイン・えるの魅力に癒される本作。

彼女が持ってくる些細な、けれども奥深い身近な謎の数々が面白さの秘訣です。

日常の謎はやがて学園の謎、そして古典部の謎へと回帰する、練り込まれたストーリ―展開も注目です。

『とある科学の超電磁砲』は、「とある魔術の禁書目録」のヒロインの1人・美琴にスポットをあてた超能力バトルアニメです。

少女たちの戦いを軸にした本作は、どちらかと言えば頭脳戦や根性論になりがちな本編と変わって、分かりやすい王道異能バトルということで幅広いファン層を獲得していきました。

そりゃあ女子たちは男子なんて興味なくなりますわ…と感じてしまう男前すぎる美琴の魅力にメロメロになってしまうかも？

『交響詩篇エウレカセブン』は、やがて世界の在り方を問われることになる少年と少女の出会いを描いたSFロボアニメです。

ストリート系のサブカルチャーをふんだんに取り入れた本作は、ロボットアニメでありながらも話の軸は主人公・レントンとエウレカとの恋、そして世界を覆う「意志」との対話です。

いわゆるセカイ系の片鱗を見せながら、軍事化していく国家や、世界宗教などが複雑に絡み合う濃密な世界観が何よりの魅力です。

『Fate/Zero』は、「Fate/stay night」の過去にあたる第四次聖杯戦争を題材にした伝奇ファンタジーです。

伝説の偉人を現代に召喚し戦わせる大人気シリーズ。その過去編にあたる本作は、文字通りの「戦争」じみた戦いとストイックな主人公・切嗣。

そして直接戦闘だけでない濃厚な心理戦や、ある種の政治戦とも言える「舌戦」が大きな話題を呼びました。

劇場アニメのような美麗映像で描かれる世界は一見の価値ありです。

『WORKING!!』は、問題児の定員しかいない北海道のファミレスを舞台にした青春ワークコメディです。

合法ロリの先輩に憧れてファミレスでのバイトをはじめた宗太。

その時点で既にヤバいのに、他のスタッフは男嫌いの怪力少女に、時代錯誤の帯刀女子、さらに店の食材を自分の食費にあてる不良店長など、難のありすぎる人ばかり。

もはやまともな人間関係を放棄した展開が最高に面白い、ノンストップギャグが魅力です！

『ハチミツとクローバー』は、美大を舞台に才能と恋、そして将来に揺れる学生たちを描いた青春群像劇です。

才能があるけど努力しない人、才能もあって努力もする人、才能はないけど努力はする人。美大という環境は本当にいろんな人間が集まって面白いです。

そんな芸術家の卵たちを時にコミカルに、時にしっとりとした感動で描く本作。ただ1つだけ言えるのは、流れている時間はみんな一緒ということなのです。

『NEW GAME!』は、デザイナーとしてゲーム会社に就職した少女・青葉の成長を描いたワークコメディアニメです。

憧れの先輩デザイナーや、個性的な同僚たちに囲まれて念願のゲーム作りに精を出す青葉。

しかし、楽しいだけじゃない業界のホンネを描いているのが、最大の面白ポイントです。

痛感するスキル不足や終わらない作業。ヘトヘトになった夜の数だけ、発売の感動も高まるのです。

『ガールズ＆パンツァー』は、戦車道に青春を捧げた少女たちの熱い戦いを描く学園部活アニメです。

美少女と戦車という異色の組み合わせで大きな話題を呼んだ本作は、エンジンやキャタピラの音までこだわった戦車の描写と、部活ものらしい熱い試合展開が魅力です。

絶賛上映中の劇場版完結編シリーズと併せて、この面白さをぜひ体感してください！

『AKIRA』は、2019年の東京を舞台に超能力者と非超能力者との確執を描いたSFアニメです。

2020年東京オリンピック開催を前に、完成間近のスタジアムで激突する暴走族の金田と、元友人の鉄雄。鍵を握るのは、数年前に東京を破壊したアキラという超能力者でした。

海外でも大人気の「金田のバイク」をはじめ、カッコいいSFガジェットの数々にも注目です。

『キャロル＆チューズデイ』は、火星を舞台にプロの歌手を目指す2人の少女たちの成長を描いたSFアニメです。

『カウボーイビバップ』のはるか昔の世界が舞台の本作は、火星の先住植民と新参の地球難民と確執が大きなテーマとなっています。

それを音楽の力で変えようとする少女たち。海外の洋楽アーティストを期用した力の入った音楽で送る、珠玉のガール・ミーツ・ガールです。

『この素晴らしい世界に祝福を！』は、異世界転生を果たした主人公・カズマと、その巻き添えで異世界召喚された女神・アクアの奮闘を描いた異世界コメディアニメです。

魔王を倒す使命を負いながら、目的も忘れて日銭を稼いでは飲み屋で使い果たすカズマたち。

世界一期待できないパーティの、最高に面白くて最高にくだらない異世界生活で、お腹を抱えて笑ってみませんか？

『ぐらんぶる』は、ダイビングサークルに加入することになった水嫌いの伊織と大学の仲間たちとの騒がしい毎日を描いた青春コメディアニメです。

大学の体育会系サークルらしく、作中の半分は占めるだろうという飲み会、泥酔、宴会芸。

そんな酔っ払いノリのハイテンションコメディの合間で、しっかり伝わる海の広さと美しさ。こういったメリハリもまた、大学生ならではの視点と面白さかもしれませんね。

『マリア様が見てる』は、スール制度に基づく姉妹愛や信頼、大人への成長を描いた学園アニメです。

憧れの先輩・祥子とスールになった祐巳は、優しくも厳格な彼女のもとで一人前の淑女に育ち、やがて自らも下級生を導く「お姉さま」へと成長していきます。

百合作品として有名ですが、その実は先輩後輩の間の尊敬と絆や、少女から女性になるまでの不安定さをテーマにしたストレートな青春アニメです。

『SHIROBAKO』は、アニメ制作現場の苦悩と成功を描いたお仕事群像劇アニメです。

アニメの現場を比較的リアルに描いていく本作は、とにもかくにも沢山の人が登場し、その意見がぶつかり合う様子が何より印象的です。

クリエイターとしてのこだわりと、仕事としての妥協のバランス。原作者との衝突…。

ひとつのアニメの中には本当に沢山の想いとスキルが詰まっているんだな、と言うことを実感できる作品です。

『ゆるキャン△』は、まったりマイペースなキャンプを楽しむ少女たちを描いた日常アニメです。

何かとお金がかかるイメージのアウトドア。しかし本来は女子校生の懐事情でも十分に楽しめるものです。

火なんてカセットコンロで起こせば良いし、ご飯はカップ麺だってOK。そこに頭を悩ませるくらいなら、まずは安いテントと寝袋で外に飛び出してみよう。

そんな初心者キャンパーをゆるーく後押ししてくれる懐の深さが魅力ですね。

『花咲くいろは』は、母親の夜逃げをきっかけに親族が経営する老舗旅館に居候することになった少女・緒花の奮闘を描いた青春ワークアニメです。

接客のせの字も知らずに居候として仲居をするようになった緒花は、厳しい祖母や無理難題を押し付けるお客に揉まれながら、仕事との向き合い方を学んでいきます。

働くことを楽しむ、という前向きなテーマに毎日がほんのり彩られるかもしれませんね。

『デュラララ!!』は、池袋の都市伝説「首なしライダー」に出会った帝人と、街を取り巻くカラーギャングたちの抗争を描いた伝奇ファンタジーアニメです。

若者たちの争いは街の中だけでなく、インターネットなどのITを駆使したもの。

そこに怪異的なエピソードが加わることで、良い意味で混沌とした現代の「池袋」を描き出し大ヒットしました。

SNSで大反響を呼んだ、長大な一枚絵のEDアニメにも注目です！

『ユーリ!!! on ICE』は、選手生命の瀬戸際であるフィギュアスケーター・勇利と、そのコーチ・ヴィクトルの絆を描いたヒューマンドラマアニメです。

フィギュアスケートの表現に真っ向から挑んだ本作は、初心者にもわかりやすい解説とリアルに練り込まれた各キャラの演技プログラム。

表現に対する登場人物たちの苦悩。そして運命のGPファイナルと、感動が追いつかないほどの怒涛の展開に圧倒されれてしまいます。

『おそ松さん』は、昭和の名作アニメ「おそ松くん」の未来の姿を描いたブラックコメディアニメです。

成長した六つ子は、なんとみんな揃ってニートの穀潰しに。

それを怒らずに養う両親もなかなかですが、まったく悪びれることなく日々フラフラと遊び歩く彼らの姿はそれだけで皮肉が効いていて面白いです。

昔の友人たちも、みんな時代の流れに乗って怪しげな成長を遂げていて、原作を知らなくても楽しめる作品になっています。

『ヒナまつり』は、ひょんなことから超能力少女・ヒナの面倒を見ることになったインテリヤクザ・新田の日常を描くSFコメディアニメです。

ヒナと新田を含め、登場人物みんなが自分ファーストなクズという、どうしようもない人間関係が描かれる本作。

僅かな癒しである良い子たちも、よくよく言動を見ればやっぱりクズ。良い話風の展開も、最後の最後には全部台無し。そんな人間見本市を心ゆくまで楽しめる爆笑コメディです！

『ハイスコアガール』は、格ゲーのライバル同士であるハルオ・大野・日高の三角関係を描いた青春恋愛アニメです。

序盤は90年代ゲーセン事情を紹介するようなノスタルジーアニメですが、中盤から裏のテーマだった恋愛模様が軸へと切り替わっていきます。

小学生から中学を経て高校生へ。「ゲーセン」を通して描かれる少年少女の恋愛や成長…。気づけばあなたもガイルの声が聴こえてくるようになるかも？

『ハイキュー!!』は、背の低さが欠点のバレーボールプレイヤー・翔陽が仲間たちと共に全国の強豪と熱い試合を繰り広げる青春部活アニメです。

因縁のライバルとまさかの同じ高校に入学するという展開から始まる本作は、やがて唯一無二の相棒に成長していく2人の姿が何よりの魅力です。

最小の選手が絶対の信頼で大柄な他校の選手を圧倒していく様子は最高に面白く、最高にスカっとしますよ！

『蟲師』は、蟲と呼ばれる人間に様々な影響を及ぼす生物と、その専門家である蟲師・ギンコの旅を描いた伝奇ファンタジーアニメです。

周囲の人間に様々な障害を与える蟲。それは決して悪意のあるものでなく、彼らの生体が人間にとってたまたま害であるということ。

自然の化身、アミニズムの視覚化ようでもある蟲との共存を、穏やかな語り口で描く、純和風ファンタジーの傑作です。

『TIGER & BUNNY』は、能力の低下で引退寸前のヒーロー・虎徹と、バディを組むことになった新人ヒーロー・バーナビーとの絆を描いたSFヒーローアニメです。

中年主人公の再起をかけたチャレンジというワークコメディにも近いテーマがひとつの面白さとなっています。

バーナビーの引き立て役から始まり、やがて2人揃ってこそのヒーローへと成長していくその姿は、うだつの上がらないサラリーマン期待の星でしょうか？

『化物語』は、ひょんなことから吸血鬼の眷属となった少年・暦と、怪異的な美少女たちを取り巻く事件を描いた伝奇ファンタジーアニメです。

作品の最大の面白さは、とにもかくにもその膨大なセリフの量。

言葉遊びを大々的に取り入れた西尾節の効く長台詞と、その「語り合い」の応酬で事件の真相へと至っていく物語は、まさしく「小説を観ている」と表現するのが相応しいでしょう。

『ピンポン』は、自惚れやの天才・ペコと、その幼馴染のスマイル、そして他校のライバルたちとの戦いを描いた学園部活アニメです。

作品最大の魅力は何といっても芸術性に富んだ独特のカメラワークと画面構成。

ピンポン玉に合わせでぐりぐり動く画面は人によってはちょっと酔ってしまうかもしれませんが、それを圧しても価値のあるモダンアートのような画面構成。

そしてもちろん王道熱血展開の試合運びも面白さのひとつです。

『ジョジョの奇妙な冒険』は、ジョースター一族に定められた世代を越える数奇な運命と冒険を描いた現代ファンタジーアニメです。

初代ジョジョと、そのライバル・ディオとの確執から始まった因縁は、彼の孫、さらにその孫…と後世の一族へと引き継がれていきます。

世代ごとに「第〇部」と区切りをつけながらも、大きな時代の流れの目撃者となる、大河ドラマのような作風が魅力です。

『ひぐらしのなく頃に』は、謎の土着信仰が根付く山村に引っ越して来た主人公・圭一が、次々おこる不審死事件に巻き込まれていくホラーアニメです。

常に村を覆い続ける不穏な空気、事件をきっかけに豹変し始める人々…。

そして「解決編」に至るまで一切の真相が明かされず、登場人物たちの悲惨な運命を追体験する五里霧中の感覚。

萌えるキャラデザからは想像がつかない血みどろの展開が痛々しくも面白い、ホラーアニメの名作です。

『東のエデン』は、巨額の資金と共に「日本を救う」使命を負った人々の命をかけた出し抜き合いを描いたSFサスペンスアニメです。

82億円という大金で日本を救う使命を受けた11人。しかしそれは、最初に使命を達成した者以外は、その協力者を含めて全員殺害されるというルールのデスゲームでもありました。

巨額の金と国家権力にも干渉する権限を得た「庶民たち」というギャップと、先を読み合う知略戦が面白い名作アニメです。

『Re:ゼロから始める異世界生活』は、異世界召喚の際に「死に戻り」の力を得た少年スバルと仲間たちの活躍を描いた異世界ファンタジーアニメです。

死に戻りの力で彼が立ち向かうのは、様々な人々の死や破滅の運命。文字通り死ぬほどの苦痛を伴う力ですが、仲間のために自分を押し殺して力を使う姿に心を打たれます。

ファンタジーとSFを兼ね備えたような面白さが魅力の、なろう系アニメの金字塔です。

『昭和元禄落語心中』は、落語家を目指す獄卒のチンピラ・強次と、その師匠・八雲の生涯を描いたヒューマンドラマアニメです。

作中の現代である戦後と、八雲の過去編となる戦前を股にかけて、噺家から見た落語の進退を描いた本作。

失いたくない古典落語と、時代をけん引する創作落語との狭間で揺れる名人の葛藤や、女性が高座に上がることができないジェンダー論も交えた濃厚なドラマが面白さの秘訣となっています。

『この世界の片隅に』は、戦時下の呉に嫁いだすずと、嫁ぎ先の家族の日々を描いた戦争ドラマアニメです。

当時の庶民の暮らしにスポットをあてた本作。

悲惨なだけではない、戦時下でも些細な楽しみを見つけて日々を笑顔で生きる人々という、これまでの戦争ドラマにはなかった切り口の面白さが大いに評価されました。

戦闘の描写もほとんどなく、戦争ものはちょっと苦手だという方にもおすすめできる名作です。

『魔法少女まどか☆マギカ』は、魔法少女の契約をしたがために数奇運命をたどることになった少女たちを描いたダークファンタジーアニメです。

重々しい物語展開、切り絵風の不気味な映像表現、泥臭い戦闘描写など、それまでの「魔法少女もの」の概念をぶち壊した本作。

とりわけリアルタイムで見ていたファンは良くも悪くも期待を裏切られ、やがてその面白さの虜となっていきました。

『ゾンビランドサガ』は、佐賀県のアピールのために蘇ったゾンビ少女たちによるアイドル活動の日々を描いたブラックコメディアニメです。

ゾンビでアイドル、そのインパクトと面白さで一躍当時の覇権アニメに。綿密な取材と協力に基づいた佐賀描写と、メンバー1人1人が抱える未練との対峙。

理不尽な境遇でも前向きに頑張る少女たちの姿に、明日の活力を貰えるかもしれませんね。

『ARIA』は、テラフォーミングした火星「アクア」の都市で一人前の観光ゴンドラ乗り・ウンディーネを目指す灯里の成長を描いたSFヒューマンドラマアニメです。

火星の居住を守る独特な職業の数々、そしてネオ・ヴェネツィアに住む人々やおとぎ話の数々、そして仲間や指定の絆。

観ているだけで観光気分になれる、最高に面白いヒーリング体験が味わえます！

『HELLSING(ヘルシング)』は、吸血鬼を殺すために組織されたヘルシング機関と、その子飼いの吸血鬼・アーカードの活躍を描いた伝奇アニメです。

画面狭しと飛び交う銃弾、爆風、そして血。有名な「私は戦争が好きだ」の演説をはじめとした平野節とも言える独特のセリフ回しの面白さ。

まさしくアニメ界のハリウッド映画を観ているかのようなアドレナリン全開の映像と物語が楽しめる、OVAシリーズの傑作です！

『それでも町は廻っている』は、メイドカフェ・シーサイドを中心とした町の様々な騒動を描いたシティコメディアニメです。

似非メイドカフェに訪れる人々は、従業員もお客もどこか尖った変人ばかり。

小さなお店を中心に繰り広げられる、恋にSFにファンタジーにミステリー。それでも町はなにも問題もなく、日本の片隅で廻っているのです。

独特のテンポやセリフ回しが癖になる面白さは病みつきになる人も？

『ゴールデンカムイ』は、隠し財宝をめぐるアイヌ、脱獄犯、そして軍の攻防を描いた時代アニメです。

緻密なアイヌ文化研究に基づいた本作は、広大な北海道を舞台にしたサバイバル生活を軸に作られています。

狩猟採集とアイヌ料理、財宝ミステリー、やるかやられるかの緊張の戦い、そして変態しかいない脱獄犯たちという、スキヤキどころか闇鍋ウエスタンが楽しめます。

『ボボボーボ・ボーボボ』は、世界を支配する毛刈り隊に立ち向かう鼻毛使い・ボーボボと仲間たちの活躍を描いたバトルコメディアニメ。

簡略のあらすじからすでにぶっ飛んでいる本作。全編を通しての脈絡のない(でも最高に面白い)ギャグとキレキレのツッコミ。

感情も思考も追いつかない魅惑のボーボボワールドを体験しないのは、人生の損失かもしれません。

『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』は、史上最年少の錬金術師・エドワードとその弟・アルフォンスの「賢者の石」をめぐる旅を描いたダークファンタジーアニメです。

科学と魔術、そして宗教感を混ぜ込んだ独特の世界観は今だ多くのファンを魅了しています。

ちなみに原作に追いついてしまったためオリジナル展開になった1期と違い、原作に準拠しつつアニメ用に再構成をおこなったリメイク作品となっています。

『ソードアート・オンライン』は、VRMMOのデスゲームに巻き込まれたキリトや多くのユーザーたちの戦いを描いたSFアニメです。

意識ごとゲームの世界へ飛び込める近未来のVR事情を描きつつ、その危険性や現実世界との関係、そして題材となるゲームそのものの魅力など。

すべてが計算しつくされたかのような展開と面白さには圧倒されます。

この作品を皮切りにネットノベルとそのアニメ化の一大ブームを巻き起こっていきました。

『みなみけ』は、南家3姉妹とその友人たちのなんてことはない日常を描いたホームコメディアニメです。

しっかり者の長女・春香、バカでおっちょこちょいな次女・夏奈、次女より次女らしい三女・千秋。

彼女たちが繰り広げるくだらないけれど本人たちにとっては大真面目な日常は、最高に面白い癒しのエンターテイメントです。

また、クールごとに製作会社と作風がガラッと変わるというのも、ひとつの話のタネとして話題を呼びました。

『進撃の巨人』は、謎の敵性生物「巨人」に立ち向かう調査兵団の活躍を描いたダークファンタジーアニメです。

カッターナイフのような独特の武器と、立体駆動装置によるワイヤーアクションで、屋根よりも大きな敵へと立ち向かう抜群の臨場感のある映像。

団員同士の人間模様や、巨人にまつわる謎など、ヒューマンドラマやミステリーのような面白さも兼ね備えた総合エンターテイメント作品です。

『けいおん！』は、女子高の軽音楽部を舞台にしたゆるーい放課後活動を描く学園部活アニメです。

オタク界に軽音楽ブームを引き起こした本作で、特にベースをはじめた人は少なくないはず。

音を楽しむと書いて「音楽」という言葉そのままに、学校も遊びも部活も、全部楽しんだもの勝ちな女子高生のキラキラした活力が面白さの秘訣。

ある意味名曲ぞろいな挿入歌にも注目です！

『攻殻機動隊』は、近未来のハイテク犯罪の解決に挑むサイボーグ捜査官・素子の活躍を描くSFアニメです。

全身が機械のため抜群の身体能力を誇る素子。

当然ながら同僚達を寄せ付けない縦横無尽の活躍を見せる彼女ですが、その成功の秘訣は「ゴーストの囁き」と自称するオカルトじみた直感でした。

科学と超自然の親和性が心地よい、SFの新時代を作り上げた傑作です。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、義手の手紙代筆家・ヴァイオレットの成長と活躍を描いたヒューマンドラマアニメです。

「愛」という言葉の意味を探す物語は、劇場版アニメと見紛う美麗な映像と心温まるエピソードの面白さが話題を呼びました。

現代ではすっかり書類のやり取りくらいでしか利用されない手紙ですが、不便だからこそ1文字1文字に込められる想いに胸が熱くなります。

『CLANNAD』は、学園のはみ出し者である朋也と渚が出会い「家族」になるまでを描いたラブコメアニメです。

主人公を含めてほとんどの登場人物が家族問題で人生の挫折を経験した子供たちという本作。

しかし子供ながらにもがき、家族や世間に立ち向かおうとする姿が眩しく、心を打ちます。ファンをして「人生」と言わしめた00年代の傑作です。

『カウボーイビバップ』は、宇宙を股にかけるカウボーイ・スパイクの活躍を描いたSFアニメです。

捕物帳のようなアクションやチェイスが売りの一方で、エピソードによってはコメディに振ったり、どっぷりハードボイルドに浸ったり、おぞましいホラーもある面白さ。

そんな遊園地のような体験を、菅野よう子さんの初ジャズと共にどうぞ！

『スラムダンク』は、惚れた女のためにバスケをはじめることになった不良・桜木の奮闘を描いた青春部活アニメです。

バスケが大嫌いな主人公がその魅力に気づき、仲間との信頼を経て一流プレイヤーへと成長していく王道ストーリー。

しかし王道だからこそ細かに焦点があたる人間模様や、ひたむきに切磋琢磨するスポーツマンの姿に胸が熱くなる、世代を越えて面白い傑作です！

『アイドルマスター THE IDOLM@STER』は、トップアイドルを目指す765プロダクションのアイドルと新人Pとの奮闘を描いた青春アイドルアニメです。

下積みでそれぞれの課題と向き合い、やがて一人前へと成長していく少女たちの姿を描いた本作。

未来のスターをいちから応援していくようなファンの視点を疑似体験する面白さがあります。

見守ってきた彼女たちが最後の最後に輝かしいステージに立つ姿は、涙なしには見れません！

『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』は、両想いながら「告白したら負け」という歪んだ恋愛観を持つ天才たちの恋模様を描いた学園ラブコメアニメです。

心理学や生物学、時に権力や財力を駆使する名門校生徒会長の白銀と、副会長のかぐや。

プライドが高く、意地っ張りで、恋愛下手な2人の攻防戦は、観てるこっちが恥ずかしくなってしまうほど。

「何でもいいから早くくっつけよ！」と叫びたくなる面白さの恋愛ウォッチが楽しめます！

『男子高校生の日常』は、男子校に通う真面目に不真面目な生徒たちの日々を描いた学園コメディアニメです。

スカートの存在意義を議論したり、道端で棒を拾ってはドラクエごっこをはじめたり、人の恋路は団結して全力で邪魔をしたり、近所の女子高に無駄に対抗意識を抱いたり…。

そんなどうしようもなくアホで、どうしようもなく愛おしい「男子高校生」という生き物を観察するような面白さが魅力の作品です！

『日常』は、どこかズレた学校や街の人々による、彼らにとっての変わらない日常を描いたシティコメディアニメです。

おバカな祐子、隠れ腐女子のみお、表情筋が死滅している麻衣を中心にした高校生活。

やがて人間と見紛うロボットや、その開発者である幼女博士を巻き込んで、彼女たちにとっての日常を生み出していきます。

クスリとするものから、お腹を抱えてしまうものまで、たくさんの笑いの面白さが詰まった作品です。

『銀魂』は、宇宙的開国を経た架空の江戸時代を舞台に、万事屋を営む元攘夷志士・銀時とその仲間たちの活躍を描いたSF時代コメディアニメです。

圧倒的なセリフ数でのハイテンションなギャグ。そして廃刀令後の世界に生きる時代遅れの侍たちのダサカッコよさ。

数百話にわたるボーリュームで心ゆくまで笑って、熱くなれる、圧倒されるような面白さが魅力の傑作です！

『涼宮ハルヒの憂鬱』は、無意識に世界を作り変えてしまう力を持った少女・ハルヒと、人知れずその尻ぬぐいに奔走するSOS団の面々を描いた学園SFアニメです。

何気ない日常が、実は非日常で溢れているという誰もが一度は願ったことがあるワクワク感。

それまでのTVアニメの表現をはるかに超えた作画や演出は、10数年経った今でも色あせません。

『BACCANO!』は、不老不死の薬をめぐって争いを繰り広げる犯罪者や庶民たちを描いたクライムサスペンスアニメです。

特定の主人公を持たず、また決まった時間の流れもなく、過去と未来を行ったり来たり来たりする作風はやや難解です。

しかし、時代を越えて少しずつ明らかになっていく薬の行方や、イタリア人らしい陽気で魅力的な登場人物たちの顛末は最高に面白い！

まるでパズルを組み上げていくかのような心地よさが味わえますよ。

『響け！ユーフォニアム』は、弱小校から全国大会出場を目指す吹奏楽部の奮闘を描いた青春部活アニメです。

長年惰性で吹奏楽を続けて来た主人公の久美子と、部に馴染めない孤高のトランペッター・麗奈。完全実力主義になった部内ではトラブルが続出することに…。

露見する様々な問題を越えて55人の音がひとつになる場面が最高！　アニメ界の歴史に残るといわれた「奇跡の12分間」を観てください！

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、死んだ幼馴染の幽霊と一緒にひと夏の思い出を探す青春ファンタジーアニメです。

幽霊なのに幽霊っぽくない、無邪気な笑顔が眩しいめんま。

誰のせいでもない事故死でしたが、幼馴染メンバーはみんなその死に対して、それぞれの罪の意識を持っていました。

彼らの葛藤と後悔と成長…。やがて訪れるめんまとの別れ…。ZONEの名曲が心に染みる、夏の名作です。

『魍魎の匣』は、女子高生・加菜子の人身事故と謎の医療組織とをめぐる伝奇ホラーアニメです。

事故を発端に多発するバラバラ殺人。加菜子のツインレイのような存在とされる頼子の失踪。そしてすべての事件を繋ぐ医療組織・美馬坂近代醫學研究所…。

この不可解な難事件に挑むのは、作者本人がモデルとされる拝み屋にして心霊探偵の京極堂！　どっぷりと体力を使い果たす、見応えたっぷりの作品です。

『宇宙よりも遠い場所』は、今しかできない特別な何かを求めて南極探検に挑む女子高生たちを描いた青春冒険アニメです。

探検中に消息を絶った母親の痕跡を求めて「南極」へ行きたいと願っている報瀬。

彼女の夢は「今しかできないこと」を求めるマリや日向、そして仕事で南極へ行くことになった結月を巻き込むことに。

それぞれの想いがひとつになるキラキラした青春模様が面白い名作です！

『PSYCHO-PASS サイコパス』は、人々の犯罪意識を数値化できるようになった世界で、潜在犯の逮捕に命をかける公安たちを描いたSFサスペンスです。

潜在犯は先んじて留置施設送りにできる世界で、その捜査網を掻い潜った真の犯罪者たちは、みな犯罪心理が研ぎ澄まされて歴史的凶悪犯へと変貌を遂げています。

そんな彼らに対して公安に与えられているのは、裁判を必要としない現場での「存在抹消」の権限でした。

『君の名は。』は、ひょんなことから意識が入れ替わるようになった少年少女と、待ち受ける運命への抵抗を描いたSFファンタジーです。

日本中の映画館でロングランヒットを記録した本作。新海誠監督による美麗な映像表現と、時空を超えて結ばれる主人公・瀧と三葉の絆が最高に面白いです。

子供から大人まで楽しめる王道ながらも奥深いストーリーも含め、アニメ映画の新たな時代を築いた名作です。

『プラネテス』は、宇宙デブリの回収業者を舞台にした人間、政治、そして宇宙への夢を描いたSFアニメです。

人類の夢である地球圏外惑星への航行。そのためには地球を覆うスペースデブリと、地球圏保護を訴える環境テロリストという大きな障害がありました。

そう遠くない未来にあり得る時代を先取りした、人類と地球、そして重力の物語です。

『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』は、偶然の産物が生み出してしまったタイムマシンをめぐるオタクたちの戦いを描いたSFサスペンスアニメです。

パラレルワールドを用いた独特の時間概念と、世界を越えて繋がる仲間たちの絆が面白さとなっています。

はじめは単なる中二病でしかない主人公の岡部。それが否応なしに大人になっていき、やがてその中二病をも未来を変える原動力にしていくことに…！

『コードギアス 反逆のルルーシュ』は、ギアスと呼ばれる力を手に入れた王子・ルルーシュの祖国への復讐を描いたSFロボアニメです。

リアリティ溢れる骨太な戦闘と、ギアスという非現実的な超能力。

そして正義の仮面をかぶりながら、復讐のために外道を進むアンチヒーローの主人公…。

そんな二律背反の絶妙なバランスが本作最大の面白さです。飲み込まれていくような序盤を観終えたころには、どっぷり世界に浸っているかも？

『とらドラ！』は、恋愛共同戦線を張ることになった竜児と大河、2人のはみ出し者の絆を描いた学園ラブコメアニメです。

ラノベ界に日常ドラマというジャンルを生み出した本作。大切な人と本音で向き合うことをテーマに、人間関係のすれ違いや意見の衝突、そして本気の喧嘩が描かれています。

性別も年齢も関係なく、ひとりの人間としてぶつかり合う姿が眩しい人間ドラマ。色あせない面白さをぜひ体験してみてください！