2023年1月13日に放送スタートしたTBSの金曜ドラマ『100万回言えばよかった』の見逃し配信情報、無料視聴できる動画サービス、あらすじなどをご紹介します。ドラマ『100万回言えばよかった』のヒロインは井上真央。佐藤健、松山ケンイチ、3人での連続ドラマ共演は初めてとなります。実力派俳優たちの豪華共演でおりなすファンタジーラブストーリーにぜひ注目です。
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ドラマ『100万回言えばよかった』基本情報
【TBS】
初回放送日:2023年1月13日 金曜よる10時~
ドラマ『100万回言えばよかった』では、井上真央、佐藤健、松山ケンイチが、数奇な運命に翻弄されながらも奇跡を起こそうとする3人を演じます。実力派俳優3人が連続ドラマで初共演することに興味津々です。
ヒロイン・相馬悠依を演じるのは、子役時代から多くのドラマや映画で活躍し続けてきた井上真央です。大切な人の死を受け入れられずにいる悠依の姿をどう演じていくのか、期待が集まります。
ヒロインの運命の人・鳥野直木は、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』や映画『るろうに剣心』シリーズで知られる、佐藤健が演じます。命を落としてからも幽霊としてさまよい続ける直木が、悠依とどんな関係を築いていくのか、とても楽しみです。
また、幽霊であるはずの直木が見えてしまう刑事・魚住譲を、映画『聖の青春』で日本アカデミー賞、ブルーリボン賞の主演男優賞を受賞した松山ケンイチが演じます。魚住が直木や悠依とどうかかわっていくのか、ぜひ見守っていきたいポイントです。
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の脚本を手がけた安達奈緒子による完全オリジナルストーリーとなります。いろんな要素の詰まった先の読めないファンタジーラブストーリー、期待大!です。
『100万回言えばよかった』の公式サイト
『100万回言えばよかった』の公式Twitter
ドラマ『100万回言えばよかった』スタッフ
【脚本】
安達奈緒子
『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』
『おかえりモネ』
【プロデューサー】
磯山晶
『恋はつづくよどこまでも』
『俺の家の話』
杉田彩佳
『恋はつづくよどこまでも』
【演出】
金子文紀
『逃げるは恥だが役に立つ』
『大恋愛~僕を忘れる君と』
『俺の家の話』
山室大輔
『天皇の料理番』
『俺の家の話』
古林淳太郎
『理想ノカレシ』
【編成】
中西真央
『最愛』
『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』
吉藤芽衣
『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』
【製作】
TBSスパークル
TBS
ドラマ『100万回言えばよかった』キャスト
こちらでは金曜ドラマ『100万回言えばよかった』に登場する、ステキなキャストたちを紹介させていただきます!
相馬悠依(井上真央)
幼なじみの鳥野直木と偶然再会し、お互いに運命の相手だと感じる。突然姿を消してしまった直木を一生懸命探すが見つからず、悲しみに暮れる。
鳥野直木(佐藤健)
洋食店「ハチドリ」で働いており、こども食堂も開いている。久しぶりに再会し、運命の相手だと確信した悠依にプロポーズをしようとした矢先、事件に巻き込まれてしまう。
魚住譲(松山ケンイチ)
神奈川県先浜警察署の刑事。幽霊になってしまい、戸惑っている直木の存在を、偶然認識できてしまった。直木から、想いを悠依に伝えて欲しいと頼まれる。
ソン・ハヨン(シム・ウンギョン)
脳神経内科の医師であり、偶然出会った悠依と、関わりを持つようになる。
樋口昌通(板倉俊之)
現世をさまよい続ける直木と深く関わってくる謎多き人物。
魚住叶恵(平岩紙)
譲の実家の寺を継いでいる姉。魚住家の家系に代々引き継がれる霊媒体質を持っている。
広田勝(春風亭昇太)
悠依と直木の里親。穏やかな性格で、子どもたちを大切に育てる。
池澤英介(荒川良々)
洋食店「ハチドリ」のオーナーであり、自分は料理ができないが、直木にすべてを任せている。
田島宏一(少路勇介)
神奈川県先浜警察署の刑事であり、譲の先輩。譲と一緒に直木が巻き込まれた事件を追う。
村中望海(穂志もえか)
神奈川県先浜警察署の生活安全課に所属している巡査。譲に自分から告白し、振ったことがある。
広田美貴子(桜一花)
勝の妻であり、悠依と直木の里親。
尾崎莉桜(香里奈)
高校生のとき、直木と悠依とともに里親の広田家に住んでいたが突然姿を消してしまった。問題児ではあったが、とても明るく面倒見のよいお姉さん的存在だった。
武藤千代(神野三鈴)
地元では名士と呼ばれている。住んでいる邸宅に若い女の子たちを集め、お菓子作りなどを教えており、彼女たちから慕われている。莉桜や涼香は「ちーちゃん」と呼んでいる。
ドラマ『100万回言えばよかった』全話あらすじ【ネタバレあり】
放送されましたらこちらにあらすじをご紹介していきますので、どうぞお楽しみに! ネタバレ注意です!
『100万回言えばよかった』1話あらすじ(2023年1月13日放送)※初回15分拡大
2023年1月13日、誕生日の夜を恋人・鳥野直木の家で過ごす約束をしていた相馬悠依は、連絡もなくいつまでたっても帰って来ない直木にいら立っていた。ひとりで文句をいいながら待ち続けていた悠依のもとに、やっと帰宅した直木が声をかける。
しかし、直木の声はまるで届いていないかのように、悠依は相変わらずひとり言をいい続けている。そしてとうとう悠依は、直木の存在を無視し続けたまま、部屋を出ていってしまった。
1年前の同じ日、悠依は直木の働く洋食店「ハチドリ」で直木がつくった大好物のハンバーグを幸せそうにほおばっていた。こんな誕生日がうれしい、と喜ぶ悠依を見守りながら、直木はどこか緊張している様子だ。
デザートのプリンを食べたら話す、と直木にいわれ、悠依がうれしそうにプリンをひとくち食べると、それはとてつもなくしょっぱいプリンだった。今日こそは悠依にきちんと告白しようと決めていた直木は、緊張のあまり、砂糖と塩を間違えてしまったのだ。
そんなことを思い出しながら、寂しそうに帰る悠依の後ろ姿に、直木は大きな声で名前を呼んだ。しかし、振り返った悠依は何も答えず、なぜか直木のことが見えていないような表情を見せるのだった…。
それから3日後、刑事・魚住譲はとあるマンションで起きた殺人事件の現場にいた。現場検証を済ませ、警察署に戻ってきた魚住は、行方不明の恋人を探す相談に来ていた悠依に出会う。
3日も家に戻らないのはさずがにおかしい…、と直木の安否を心配する悠依に、魚住は淡々と対応した。よほどのことがない限り、成人男性の失踪に対して警察が動くことはほとんどない、と伝えるのだが…。
『100万回言えばよかった』2話あらすじ(2023年1月20日放送)
限られた時間ではあるが、魚住の体に憑依することができた直木は、悠依が大好きなハンバーグを作った。それを食べた悠依はようやく、魚住と自分のそばに直木が存在していることを理解し始めた。
ひょっとしたらそれは、直木の死を意味するのかもしれないという不安もあった。しかしそれでも、いなくなってしまうよりは、そばにいてくれる方がいい、と悠依は少しだけ前向きに考えられるようになった。
そんな矢先、あるマンションの一室で起きた殺人事件の捜査中、魚住は防犯カメラ映像に直木らしき人物を見つけてしまう。事件当日の1月12日、直木は殺された高原涼香のマンションを訪れていたのだ。
先輩刑事・田島は直木をホンボシだと考え、すぐに詳しく調べようといい出した。魚住は思い切って田島に、近ごろ直木の幽霊が見えるようになったと打ち明けてみたが、田島からは心配そうに顔をのぞきこまれてしまう…。
その夜、悠依から呼び出された魚住は、直木に何が起きたのかを詳しく捜査してほしいと頼まれる。そばにいる直木も含め、3人は悠依の誕生日である1月13日の直木の記憶からたどってみることにした。
その日の昼、子ども食堂を開いた直木は店で子どもたちに食事をふるまい、14時ごろに皆が帰ったことまでは覚えていた。しかしその後、直木自身が店を出た記憶はなく、気づいたら夜になっており、自分の部屋で寝ていたという。
その部屋では、夜9時を過ぎても帰って来ない直木に腹を立てながら、悠依がひとりで留守番をしていた。すぐに直木は慌てて悠依に話しかけたのだが、そのときすでに悠依には直木の姿はまったく見えていなかったのだ…。
直木の記憶が飛んでしまった空白の約7時間に何が起こったのか…。直木のパソコンに残っていた記録から、15時半ごろに「待っています。何かありましたか?」と書かれたメールを受信していたことが判明するのだが…。
『100万回言えばよかった』3話あらすじ(2023年1月27日放送)
直木のメール履歴から、直木が尾崎莉桜と会う約束をしていたことを知った悠依は、直木の代わりに莉桜に連絡し、ひとりで会おうとする。莉桜が高原涼香の殺害事件に関わっているかもしれない、と予測した直木と魚住は、気が気ではない。
莉桜と約束したカフェで待っていた悠依の前に現れたのは、ハチドリのオーナー・英介だった。偶然そこに居合わせたという英介と話している悠依の姿を、カフェの外からひとりの女性が見つめていたが、彼女はそのまま立ち去っていった…。
カフェに慌てて駆けつけた魚住と直木は、悠依が無事だったことにホッと胸をなでおろした。悠依を危険なことに巻き込みたくない直木は、悠依に説明するよう、魚住に頼んだ。
魚住は悠依に、殺害現場となったマンションの防犯カメラに直木が映っており、警察が直木を探していることを打ち明けた。直木が殺人などするはずがない、といい切った悠依は、自ら事件の真相を突き止める決心をする。
悠依のことが心配でたまらない直木は、悠依とせめて意思の疎通だけでもはかりたいと切実に思うようになった。直木は自分と同じような状態でさまよっている樋口に会いにいく。
樋口は直木を自分の拠点に案内し、壁をすり抜ける方法などを丁寧に教えてくれた。そして樋口は、自分たちは物体に触ることはできないが空気を動かすことはできる、と息を吹いて壁の貼り紙を動かして見せた。
刺激を受けた直木はさっそくトライするが、貼り紙はまったく動かない…。樋口は、訓練すればできるようになると直木を励まし、今後も先輩として直木の相談にのってくれると約束した。
そのころ悠依は、美容室にやって来た新規の女性客を出迎えていた。明るくあいさつした悠依の前に現れたのは莉桜だったのだが、悠依は何も気づいていないようで…。
『100万回言えばよかった』4話あらすじ(2023年2月3日放送)
姿の見えない直木に向かって、悠依が懸命に愛の告白をしているところを目の当たりにした魚住は、思わず胸がいっぱいになってしまう。そんな矢先、警察の捜索で直木のスマートフォンが川の中から発見された。
しかし、直木の体は依然として行方不明のままだ。悠依を守りたいが、体が見つからないままではどうすることもできない、と悩んだ直木は、自分の体を捜す方法を聞くため、樋口に会いにいく。
「もし体が見つかったら、自分は消えてしまうのか…?」と不安そうに相談する直木に、樋口は自分の経験を話す。樋口も初めは直木と同じように、自分がどこで死んだのかもわからず、たださまよっているだけだった。
中途半端な状態に我慢できなかった樋口は強く祈り続け、その甲斐あってか、自分の遺体が偶然発見されたという。なんだかんだいって魂と肉体は引き合う気がする、と樋口はいった。
そして、遺体が見つかった後も樋口は消えず、今もこうして直木と会うことができている…。それはきっと、自分の死の真相がまだわかっていないからではないか、と樋口は予想した。
そのころハヨンは魚住に会うため、先浜警察署に来ていた。そして魚住の姿を見つけたハヨンは突然魚住に近づいて声をかけ、彼の顔を愛おしそうに見つめたのだ。
突然のことに、ただただ魚住は驚くばかり…。我に返ったハヨンは、その場から走り去ってしまうのだが…。
『100万回言えばよかった』5話あらすじ(2023年2月10日放送)
発見された直木の遺体を確認した悠依は、犯人に対する怒りをあらわにした。そして、直木が最期に握りしめていた花と同じものが里親・広田家のリビングに飾られた鉢植えにあることを見つける。
さらに悠依は広田家で1枚の写真を見つけた。そこには莉桜と悠依ともうひとり、合わせて3人の少女たちが遊園地の観覧車前で仲良く写っていた。
悠依は写真の裏面にカタカナで書かれた名前を見つけ、その見慣れない少女が「スズカ」という名前であることを知り、殺された高原涼香ではないかと考えた。そんな悠依の様子を、直木は心配そうに傍らで見守り続けているのだった。
そのとき、リビングの古い振り子時計が正午を知らせ、突然直木の胸のあたりが激しく痛み出した。痛みのあまり、直木はそのままリビングの床に倒れ込んでしまうが、振り子時計の音が止むと、不思議とその痛みは和らいだ。
司法解剖の結果、直木は悠依の誕生日である1月13日夕方から夜にかけて、胸と腰を鋭利な刃物で刺され、出血性ショックで死亡したことが報告された。直木は先ほど感じた強い痛みが起こった部位と、一致することに納得する。
ただ、直木には広田家にあった花を握った記憶はなかった。しかし、広田家のリビングの床には微量な血液反応が見られ、庭でカーペットを燃やした痕跡まで見つかっていた。
そのころ、夜仕事を終えて店を閉めようとした悠依は、突然店に侵入してきた莉桜にいきなり首元を強くつかまれた。必死に抵抗しようとする悠依をにらみつけた莉桜は「もう何も思い出さないで」といったのだ。
莉桜はしばらく悠依の首を絞めあげ、「こっち来ないでよ」といい残して去っていったのだ。通報を受けて駆けつけた魚住や直木は、悠依にこれ以上の危険が及ぶ前に、早く事件の真相を突き止めたいと強く思うのだが…。
『100万回言えばよかった』6話あらすじ(2023年2月17日放送)
莉桜に突き飛ばされたときにいわれた「こっち来ないでよ」という言葉が気になった悠依は、以前にも莉桜から同じことをいわれていたことを思い出した。直木と魚住は、それは莉桜が悠依を何かから守っているのではないか、と考える。
そのころ莉桜は、自室に隠し持っている500万円の札束を見ながら、涼香とのことを思い出していた。涼香は莉桜に止められているにも関わらず、“ちーちゃん”との関係を絶てずにいた。
また“ちーちゃん”から多額のお金をもらった、と嬉しそうにしている涼香に、莉桜はもう二度とお金をもらわないよう、きつく言い聞かせた。すると涼香は、莉桜が持っている500万円をくれるならばやめる、といったのだった。
一方、魚住は直木から、事件当日は莉桜に500万円を渡そうとしていたが何者かに殺された、と聞かされていた。魚住はその証言を有効に使いたいのだが、先輩刑事・田島にも、幽霊のいうことは証拠にはならない、といわれてしまう。
その500万円の出どころと行方さえ分かれば、事件の全容がわかるはずなのに…と残念がっている魚住のもとに、直木が急に現れた。直木の住んでいた部屋を悠依が購入し、引越しをしているというのだ。
悠依は引越しをハヨンに手伝ってもらっていた。最愛の夫・ウジンを亡くしたハヨンは、悠依に質問されるがまま、ウジンとの出会いや恋愛について、うれしそうに思い出を語っていた。
しかしハヨンは、ウジンの写真をすべて捨ててしまったという。ウジンとのすべてが夢だったと思う方が、気持ちが楽になるというハヨンの言葉が、悠依の心にも響いた。
すると突然、魚住と直木が悠依に話をするためにやって来た。魚住に再会してしまったハヨンは、ウジンにそっくりな魚住の姿にまた動揺してしまうのだが…。
『100万回言えばよかった』7話あらすじ(2023年2月24日放送)
約束の場所に向かった悠依は、そこにたたずむ莉桜の姿を見つけた。しかし悠依が莉桜に近づいたそのとき、突然黒い車が目の前に現れ、乗っていた女が莉桜に手招きをしたのだ。
莉桜は悲しそうな表情で悠依を見つめながら、その車に乗り込んでしまった。車は猛スピードで立ち去り、駆けつけた魚住は急いで車のナンバーを警察に連絡するが、同時に魚住の頭に激痛が走った。
痛みのあまり倒れ込んでしまった魚住は、ハヨンの勤める病院に運ばれた。検査の結果、偽性脳腫瘍の可能性があると診断された魚住は、ハヨンからも治療を強く勧められるが、なかなか聞き入れようとしない。
そんな魚住のもとに、姉・叶恵から電話がかかってきた。霊感の強い叶恵は、離れていても魚住の体の異変を感じ取れてしまうため、魚住の身に危険が及んでいることを忠告したかったのだ。
魚住の実家の寺に先祖代々伝わる書物には、幽霊と深く共感すればするほどその幽霊に命を削られていく、と書かれていた。特に共感する力が強い魚住は、これ以上直木といるのは危険だと、叶恵はいった。
直木から離れなければ、最後には自分の命を落とすかもしれない、という叶恵の言葉に魚住は戸惑う。しかし、直木の死の真相を突き止めないまま、悠依を放っておくことはできなかった。
そのころ、莉桜が乗った車を追いかけた直木は、何でもすり抜けられる特技を利用し、その車への潜入に成功していた。莉桜が“ちーちゃん”と呼ぶその女は途中で車を乗り捨て、自身の立派な邸宅に運転していた男と莉桜を連れていく。
“ちーちゃん”の正体は、地元では名士ともいわれている武藤千代であった。そして莉桜は、千代から何枚かの写真を見せられ、何かを強要されているようだった。
さらに直木は、それらの写真の中に悠依の姿があることを見てしまい…。
『100万回言えばよかった』8話あらすじ(2023年3月3日放送)
莉桜は千代の家に集まってきた、行き場のない若い女の子たちの様子を見ながら、自分の過去の姿と重ね合わせていた。そして、笑顔ではしゃぐ子たちのなかで、ひとり寂しそうに黙っている女の子に目が留まった。
莉果というその中学生の少女が、高校への進学を希望していることを知った莉桜は、密かに千代のもとから逃げるよう提案した。しかし莉果は寂しそうに「逃げたら殺す」と脅されていると答えるのだった。
何とかしたい莉桜は深夜、千代が女の子たちを紹介している顧客の名簿を盗みに行く。すると、意外にも千代の側近・希也がその極秘名簿を莉桜に見せてくれたのだ。
驚いたことに希也は、自分が涼香を殺したこともあっさり認めた。もうこれ以上、千代に利用されることがないよう、莉桜は一緒に千代のもとを去ろうと希也に持ちかけるが、そこに千代が起きてきてしまう。
すると、希也は千代の目の前で莉桜を殴って気絶させ、車へと運び込んだ。その様子を見てしまった莉果は、恐ろしさのあまり千代のもとを逃げ出すのだった。
そのころ直木は、自分の目の前で襲われた悠依を助けられなかったことに、かなり落ち込んでいた。消えたい…と弱音をもらす直木のために、樋口は魚住の姉・叶恵と解決策を探る。
数ある書物の中から、幽霊に近づいても命を削られにくくなる方法を見つけた樋口と叶恵は、さっそく悠依に、直木が苦手なものを身につけるよう勧めた。悠依は以前、直木がネコに対してかなりひどい拒否反応を示したことを思い出した。
悠依はさっそくネコの毛をお守り袋に入れ、ためしに魚住に持たせてみた。お守りを近づけられた直木はすぐに拒否反応を示し、再び魚住や悠依と行動をともにできるようになるのだが…。
『100万回言えばよかった』9話あらすじ(2023年3月10日放送)
希也と莉桜を車中での練炭自殺に見せかけて殺害しようとした犯人は、池澤英介だった。そうとは知らずに英介と広田家に来ていた悠依だったが、英介の様子がいつもとは違うことに気づく。
殺気だった目つきの英介を刺激しないよう、必死で平静を保とうとする悠依だったが、ついに英介は鋭利な凶器を取り出し始めた。一触即発な状態の中、直木と魚住が広田家に到着する。
こっそりと家の中に忍び込んだ魚住は、物陰に隠れて悠依の様子を凝視していた。直木は悠依と英介との間に割り込んで立ち、その瞬間、悠依は静電気のおかげで直木の存在を感じることができた。
悠依は思い切って英介に、直木がなぜ英介に殺されてしまったのか、その理由を知りたがっていると伝える。すると英介は、直木を殺害した日のことを話し出した。
事件の日、直木はレストランで子ども食堂の準備をしながら、行方を探していた莉桜とやっと会う約束ができたことを英介に話す。英介は動揺を抑えながら、直木に莉桜と会う場所と時間を確認した。
英介は、かつて自分たちが莉桜やほかの女の子たちにさせていた仕事や、その仕事で得た多額の報酬について直木に話さないよう、莉桜に口止めをしなければならないと焦った。
英介は直木のスープに睡眠薬を混ぜ、直木が熟睡しているうちに莉桜と会おうとしたが、約束の場所に莉桜は来なかった。莉桜は直接、直木のレストランを訪れていたのだ。
眠らされていた直木を見た莉桜は、直木が英介の仲間ではないことを察知し、かつて自分たちが大金を稼いでいた真相を直木に打ち明ける。そして英介が恐ろしい人間であることを伝え、すぐに英介から離れるよう、直木に強くいった。
しかし英介のことをどうしても信じたい直木は、直接話を聞くことにする。そして直木から連絡を受けた英介は、直木を広田家へ呼ぶのだった…。
『100万回言えばよかった』10話(最終話)あらすじ(2023年3月17日放送)
目の前にいる直木の姿を見て、触れることもでき、話すこともできる…。突然の出来事に、悠依と直木は驚くと同時にうれしさがこみ上げてきた。
きっと“最後の時間”かもしれない…。悠依と直木はこの貴重な時間に、思い残したこと、やり残したことをふたりで思いつく限りやってみることにした。
さっそく直木が作った大好物のハンバーグを満面の笑みで食べた悠依は、やりたいことのリストを作ろう! と元気よく提案する。別れを前に、感傷的になっている時間すら惜しいのだ。
ふたりはまず魚住を呼び、幽霊ではない直木の姿を見せた。魚住は驚きつつも、仲睦まじいふたりの姿をうれしそうに眺めた。
そしてショッピングやデートなど、悠依がふたりでやってみたかったことを一通り満喫した後、悠依は直木の両親に会うことを提案する。遠慮がちな直木を連れて悠依は自宅に戻り、直木の両親を招待した。
悠依は直木の特製ハンバーグを直木の両親に振舞った。ハンバーグをおいしそうに食べながら、ふたりは直木の思い出を語り、直木への想いや、謝りたかったことなどを素直に話した。
別れ際、悠依は直木の両親から直木の弟・拓海の居場所を聞き出した。幼いころ、血液の難病で苦しんでいた拓海のことが原因で、直木と両親の関係は崩れてしまったのだ。
直木が何度か弟への骨髄移植に協力していたこともあり、拓海の体調はよくなっていた。しかし拓海もその後、両親とはずっと連絡をとらず、ひとりで暮らしていたのだ。
直木は思い切って拓海の職場を訪れ、本当に久しぶりに拓海との再会を果たすのだった…。
ドラマ『100万回言えばよかった』の主題歌はマカロニえんぴつ新曲「リンジュー・ラヴ」
メンバー全員が音大出身というマカロニえんぴつは、2021年、日本レコード大賞・最優秀新人賞に輝いています。そんな彼らが、金曜ドラマ『100万回言えばよかった』のために書き下ろした新曲が「リンジュー・ラヴ」なのです。
人の温もりを表現したという楽曲は、ドラマの雰囲気にピッタリです。ぜひじっくりと聴いてみてください。
ドラマ『100万回言えばよかった』の原作は?
金曜ドラマ『100万回言えばよかった』には、原作となる作品はありません。映画『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』や、ドラマ『きのう何食べた?』などを手がけた脚本家・安達奈緒子による完全オリジナルストーリーです。
ドラマ『100万回言えばよかった』まとめ
ドラマ『100万回言えばよかった』は金曜ドラマとして2023年1月13日からスタートしました。井上真央、佐藤健、松山ケンイチが数奇な運命に翻弄されていく3人をどう演じていくのか、注目です。
ドラマ『きのう何食べた?』を始め、多くの作品の脚本を手がけ、高く評価されている安達奈緒子のオリジナルストーリーにも、期待が集まります。
当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。
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