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2020/05/10
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『鉄血のオルフェンズ』主人公【三日月オーガス】の魅力を徹底解説!

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『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の主人公、ガンダムバルバトスを駆る三日月オーガスについて詳しく知りたいという方のために、本記事ではネタバレありで徹底的に解説していきます! 三日月オーガスの劇中での活躍や人間関係、恋愛模様を始め、放送後は話題となった彼の最終回での死亡シーンまで、この記事を読めば、三日月オーガスの全てについて知ることができるようになっています!

目次
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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の主人公である三日月オーガスは、その出自、キャラクター性、容赦のない戦闘スタイルから、歴代のガンダム主人公の中でもとりわけ特異な存在と言えます。

今回の記事では、そんな三日月オーガスが本当はどんな人物であったのか、また周りの人々とどんな関係を築き物語の中でどう成長していったのかについて、話題となった最終回の死亡シーンまでを、ネタバレありで徹底的に解説していきます。

三日月オーガスとは? 魅力的な4つの理由

三日月オーガスは、物語の開始時点では鉄華団のメンバーではなく(そもそもこの時点で鉄華団は結成されていません)、火星の警備会社であるCGSの参番組の少年兵でした。

後に鉄華団の中核メンバーとなるオルガイツカやビスケットグリフォンも所属する参番組の中において、三日月は「阿頼耶識システム」という、モビルスーツやモビルワーカーの操縦系と自らの神経系を直接リンクさせるための操縦方法のための手術を、三度に渡って受けているため破格の実力を誇っています。

しかしながら、阿頼耶識の手術のせいで三日月の肉体は成長が止まっており、実年齢は十代半ばに差し掛かっているにも関わらず、かなり幼い見た目をしています。

またストリートチルドレンの出身で、満足に教育を受けたこともないため、字の読み書きができません。

後に鉄華団団長となるオルガとは、少年時代からの付き合いで、その時にあった出来事をきっかけにオルガに全幅の信頼を寄せ、彼の望みを叶えることが基本的な行動原理となっています。

「ねぇ、次は何をすれば良い? オルガ」というセリフは、彼のことを端的に言い表していると言えるでしょう。

①視聴者を惹きつける三日月オーガスの性格

三日月オーガスの性格は、歴代のガンダム主人公の中においても、異彩を放っています

基本的にクールで口数が少ない少年兵という点で、「新起動戦記ガンダムW」の主人公ヒイロユイや「機動戦士ガンダム00」の主人公刹那Fセイエイと似通っていると思われるでしょうが、彼らが意外と熱い面を持っていたのに対し、三日月は根本的にクールで、世の中に対し超越者然とした見方を持っています

そのため、他者に対しては基本的に無愛想で、特に敵に対しては一貫して情け容赦のない態度を崩しません。

しかしながら、必ずしも彼が冷たい人物かと言うとそう言う訳ではなく、仲間に対しては思いやりのある言動や行動を見せ、彼らが傷つけられた際には直情的な行動に出ることもありました(事実、劇中でビスケットの妹達のクッキーとクラッカーが危険な目にあった際には、その原因となったガエリオボードウィンを絞め殺しかけています)。

また、恋愛面に関しては所謂朴念仁的な態度が目立ち、自らに思いを寄せるアトラミクスタから積極的なアプローチを受けても、そっけない対応をしてしまい、その度に彼女を怒らせている程ですが、時折他のカップルの真似をしてクーデリア藍那バーンスタインにいきなりキスをするなど、ある意味で積極的な面があったりもします。

②食事シーンで見せる食べっぷり

三日月オーガスの特徴として、劇中で見せるその食べっぷりが挙げられます。

彼は身体に似合わず大食漢で戦闘の前後でよく大量の食事を食べたり、アトラから貰ったお弁当をモビルスーツのコックピットに持ち込んでいたことも。

また、ポケットには火星ヤシの実を忍ばせており、よく摘んでいるのですが、これにはハズレがあり、クーデリが貰った際にはそのハズレを引いてしまいました(それ以後も三日月は薦めています)。

彼らが暮す火星では生物の食材が流通しておらず、魚介類に至っては三日月達鉄華団の面々は見たこともありませんでした

そのため、基本的になんでも食べる三日月ですが(クーデリアが大きく切りすぎてしまった野菜を「食べてる感じがする」と言って頬張ったことも)、地球に降り立った時に出てきた魚料理には完全に食欲を示さず、火星ヤシに逃げたため、この時苦労して調理したアトラに怒られています。

他には、後に鉄華団が傘下となるテイワズのボスであるマクマードバリストンの元に、オルガ達と赴いた際には大量のお菓子を振舞われいるのですが、それを頬張る姿が見た目相応の少年のようでもありました。

③細身の身体に筋肉質な肉体

三日月オーガスは見た目こそ細身なのですが、非常に筋肉質な体をしており、地上でモビルスーツに乗る時は序盤は気品的に上半身裸だったので、その鍛えられた肉体を確認することができます。

普段は、同じ鉄華団のモビルスーツパイロットである昭弘アルトランドと一緒にトレーニングをしており、そのおかげもあってクーデリアやアトラが襲撃された際には、アトラを難なく担ぎ上げたり、クーデリアを片手で引きずったりもしていました。

そんな細身に似合わない膂力も、彼の魅力の1つと言えるのではないでしょうか。

④戦闘シーンで見せるパイロットとしての実力

三日月オーガスの話題としてよく挙げられるのが、その容赦のない戦闘シーンです。

前述のように三日月は阿頼耶識の手術を3度も受けているため、特別な訓練なしにモビルスーツやモビルアーマーを感覚的に扱うことができ、劇中でも並ぶ者のいない圧倒的な戦闘力を誇ります。

また、敵に対して情け容赦のない性格から、メイスでコックピットを徹底的に潰す、敵が名乗りを上げている最中に攻撃を仕掛ける(この時はビスケットの死亡直後でブチ切れていたと言うのもありますが)など、一見残虐とも取られかねない場面もありました。

戦闘中も三日月は至って冷静なのですが、ガンダムグシオンを駆るブルワーズのクダルカデルとの戦いでは、三日月が戦闘を楽しんでいると指摘されています。

三日月本人はそのことに対して特別感情を動かされたりした様子はなかったのですが、その戦闘後は手が震えていたので、もしかしたら心の奥底で思うところがあったのかもしれません

彼の愛機、ガンダムバルバトスとは?

ここで彼のメインの登場機体となるガンダムバルバトスについて解説して行きます。

本作に登場する「ガンダム」とは、かつて起きた「厄祭戦」の最中にMAを殲滅するために開発された、ガンダムフレームを持つ72機のモビルスーツのことを指し、物語開始時点では26機しか存在が確認されていません。

彼が乗るガンダムバルバトスは比較的初期に開発されたガンダムタイプの8番機で、汎用性に重きを置いた設計がなされています

物語が始まった時はCGSに回収されており、基地の動力源としてエイハブリアクターを利用されるのみだったのですが、ギャラルホルンの襲撃を受けたことにより起動され、以後三日月が正規パイロットとなりました。

阿頼耶識を使ったガンダムの操縦は、脳に膨大な負担が掛かるため普段はリミッターが掛けられているのですが、劇中で度々三日月はそのリミッターを徐々に外して行き、絶大な戦闘力と引き換えに肉体の自由を失っていくことになります。

またガンダムフレームは外装の換装が容易な造りをしているので、バルバトスも1期では第1から第6形態、2期ではガンダムバルバトスルプス、ガンダムバルバトスルプスレクスと、どんどんとその姿を変えて行きました。

三日月オーガスの人間関係

ここからは三日月オーガスの人間関係について解説して行きます!

基本的に仲間とは良好な関係を築いている三日月ですが、その中でも鉄華団団長のオルガイツカとは強い信頼関係で結ばれ、アトラミクスタやクーデリア藍那バーンスタインとは独特な恋愛模様を繰り広げていますので、それぞれ別々にご説明いたします。

オルガイツカとの信頼関係

性格の項目でもご説明したように、三日月とオルガは幼い頃からの付き合いであり、三日月がオルガを信頼しているように、オルガもまた三日月のことを「ミカ」と呼び頼りにしています

三日月は幼少期にオルガが語った「ここではない何処か」に、オルガが自分たちを導いてくれると信じ、彼のためならなんでも信じているため、「オルガが決めたことなら」と言い、基本的に作戦会議等には出席しません。

しかしながら、完全にオルガについていくばかりではなく、ビスケットが戦死し、オルガが進むべき道を見失った際は、「途中で降りるのは許さない」とばかりにもの凄い剣呑さで彼に詰め寄ったりもしました。

三日月が何かを成し遂げるたびにオルガが彼に言う「ミカはすげぇよ」と言う賞賛は、彼らの関係性を端的に表しています

三日月オーガスの恋愛模様

恋愛面に関しても、その特殊な出自のため独特で、普段は朴念仁的であるにも関わらず、急に積極的な行動をとったりと、予想だにしないことをします

積極的にアプローチを仕掛けてくるアトラとは、同年代のカップルというよりも熟年夫婦のような空気感をまとっていて、三日月のそっけない態度にはやきもきしているものの、三日月はアトラが攫われた時は命がけで救出したり、彼女から貰ったお守りを大切にしていたりと、オルガとはまた別の意味で大切にしている描写がよく描かれます。

そもそもアトラが三日月を好きになった理由も、幼い頃に自分が行き倒れになりそうだった時に彼が食べ物をくれたことが原因だったりするので、最初からアトラは三日月の優しい面に惹かれたのでしょう。

また、もう1人の恋愛相手であるクーデリアの対しては、当初は護衛対象だったということもあり「良いとこのお嬢さん」程度の認識で、彼女のある意味理想主義な言動にズバッと現実的な意見を言ったりもしています。

しかし、そのクーデリアの理想と行動力を知るうちに三日月の中で彼女の認識が徐々に変わって行き、彼女を農業に誘ったり、逆に彼女から文字の読み書きを教わったりと、交流を深めていきました

三日月が戦闘後に様子がおかしかった時にはクーデリアがいち早く気づき、三日月を慰めようと抱きしめてきた彼女に(他のカップルに影響を受けていたことで)いきなりキスをする大胆さを見せたりする場面もあります。

そんなクーデリアも徐々に三日月を意識するようになっていくのですが、アトラとは特に険悪になることもなく、アトラがタービンズに影響を受けたせいでハーレムに積極的なこともあり(クーデリアは戸惑っていたものの)、三日月は両手に花の状態になりました。

三日月オーガスは物語を通してどのように成長したのか

物語開始当初の三日月はそれこそ寡黙な人物として描写され、戦闘中などはその容赦のなさからさながら戦闘マシーンのような少年でした。

しかしながら、他者との交流や、自分の行動に疑問を生ませる敵の存在などもあり、他者に対する思いやりの発言も増えたり、誰かを導いたり諭すような言動をしたりと、段々と変わっていきます

さらに、度重なる激戦の中で、搭乗機体であるガンダムバルバトスのリミッターを外していったことによる副作用で、最初は右手と右目、次は下半身と、徐々にコックピットに搭乗している時以外は身体が動かない状態になってしまいます。

そして、戦況もどんどん鉄華団に悪い方向に傾いていった影響で三日月の中に心境の変化が生まれ、彼はアトラと子作りをする決心をします。

また、物語の終盤ではずっと自らの行動の指針としてきたオルガが死亡してしまうのですが、その時は他の団員を鼓舞するほどの成長を見せています。

最終回の三日月オーガスの死亡シーン

そして、数々の激戦や事件を経て訪れた物語の最終回ですが、ギャラルホルンに包囲され、絶対絶命となった鉄華団の生き残りの団員が逃げる時間を稼ぐために、残りのモビルスーツ部隊を率いてギャラルホルンを引きつける役目を引き受けます。

仲間が一人、また一人と倒れていく中で、三日月は最後までギャラルホルン部隊を圧倒し続け、その鬼神の如き戦いぶりから「悪魔」と呼び恐れられました。

しかしながら、とうとう仲間はガンダムグシオンを駆る昭弘と二人だけになってしまい、その昭弘もギャラルホルンのセブンスターズの一人、イオククジャンと相打ちになってしまいます。

そして、一人残った三日月も、ギャラルホルンの兵器、ダインスレイヴの衛星軌道上からの狙撃により機体がボロボロだったこともあり、レギンレイスジュリアのジュリエッタジュリスによって討ち取られ、戦死してしまいました。

死の間際、ずっと「ここでない何処か」に行きたがっていたはずの三日月は、もうすでに「自分たちの居場所」に辿り付いていたのだと気づき、アトラとクーデリア、愛する二人のことを想い、その最期は安らかな表情を持って迎えられました。

彼は最後に何を残したのか。生存は?

肝心の三日月オーガスの生存の可能性についてですが、残念ながら死亡扱いとなっており、生存は絶望的です。

しかしながら、最終決戦から数年後の火星では、平和に暮らす三日月の息子暁の姿が描かれ、その側には母親であるアトラと、二人を見守るクーデリアの姿があります。

暁の表情は、ずっと寡黙な表情だった三日月とは対処的に明るく年相応の笑顔を振りまいていて、少なからず火種はあるものの、確実に平和へ向けて歩み出した劇中世界の象徴と言えます。

【三日月オーガス】まとめ

ここまで三日月オーガスについてご説明してきましたがいかがだったでしょうか。

主人公が死亡してしまうという衝撃的な展開に驚かれた方も多いのではないでしょうか。

最初こそ、その育ちや環境の特異性ゆえに、ガンダム主人公の中でも異彩を放っていた三日月ですが、物語を通して、その仲間思いな面や、自らの未来に対する展望を描くことで、その内面が掘り下げられていきました

残念ながら鉄華団は崩壊してしまいましたが、彼らが何も残せなかったかというと決してそんなことはなく、三日月が今わの際に気づいたように、彼らはすでに「自分たちの居場所」に辿り着き、何かを残していたのではないでしょうか。

そして、この『鉄血のオルフェンズ』の世界において、三日月が命と引き換えに守り抜いたアトラやクーデリアを始めとする仲間たち、そして息子の暁がこれからも生き続けていくことになるのです。

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