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高橋陽一が『週刊少年ジャンプ』で1981年から1988年まで連載し、その後、令和の時代になっても掲載誌をかえ、連載が続いている大人気サッカー漫画『キャプテン翼』。本作は1985年7月に夏休みに子ども向け映画を数本まとめて公開していた「東映まんがまつり」のひとつとして公開された作品。本作はサッカーが大好きで「サッカーの申し子」の異名を持つ少年・大空翼が小学生のサッカー全国大会で優勝を勝ち取った後から、中学生にあがるまでの活躍がオリジナルストーリーとして描かれている。
全国大会での激闘を制した大空翼(小粥よう子)は、チームメイトの岬太郎(山田栄子)や若林源三(橋本晃一)、石崎了(丸山裕子)たちとともに、全日本ジュニア選抜チームに選ばれた。全日本チームには全国大会で良きライバルとして闘ってきた、日向小次郎(鈴置洋孝)、立花政夫(ならはしみき)、和夫(鈴木れい子)兄弟などの、そうそうたるメンバーが集結した。彼らが向かった先はフランス。そこには、ヨーロッパ各国で活躍する若き精鋭たちばかりを集めたドリームチーム、ヨーロッパジュニア選抜チームのメンバーが待ち構えていた。
ヨーロッパジュニア選抜チームの練習風景を見学していた、翼たちは彼らから不快な歓迎を受け、さらには「試合で20点以上を獲る」と宣言される。そんなヨーロッパジュニア選抜に対し、若林がPK対決に臨むことになるのだが…。
南葛SCのキャプテンを務め、チームを全国大会優勝まで導いた小学6年生。1歳の時トラックと衝突してしまった際に、抱えていたボールがクッション代わりとなり、奇跡的に無傷ですんだことがきっかけで「ボールはともだち」が信条となった。今作ではヨーロッパ選抜チームを相手に緊張する仲間たちを元気づけようと声をかける。また、格下扱いを受け、闘志を燃やす。
画家の父についていくため、各地を転々としており、色んなチームを経験している。チームへの適応力、サッカーのセンスや技術力は抜群である。小6の時に南葛SCに入部してきてから、翼とともに「ゴールデンコンビ」と呼ばれるようになり、今作の遠征でも2人の攻めが期待されている。
父を事故で亡くし、4人兄弟の長男として母子家庭を支えるため、新聞配達などのアルバイトをしている。プロサッカー選手になって家族に楽をさせたいという夢を持っており、ハングリー精神のかたまりのような少年。ワイルドな風貌で体も大きく、今作でもヨーロッパの選手たちにひけを取らない気迫あふれるプレーで攻撃するのだが…。
ゴールキーパーとしての天才的な素質を持ち、修哲小サッカー部の守りのかなめ。小5の時に全日本少年サッカー大会でチームを無失点優勝に導く。その後、南葛小との試合で初めて翼にゴールを決められ、翼の実力を高く評価するようになる。今作の遠征の前に行われた試合で左足にケガをしてしまい、気にかけている。
明和FCのゴールキーパー。実家が空手道場であり、空手の有段者。空手の技を生かしたゴールポストを蹴ってボールに飛びつく“三角飛び”などの必殺技でゴールを守る。攻めのキーパーとして名を知られており、今回もケガのためベンチで見守っている若林の代わりにゴールを守るが…。
兄の政夫とは双子で外見がそっくりなため、よく見間違えられる。秋田県の花輪サッカー少年団に所属し、秋田県代表として全国大会に出場した。明和FCとは引き分けたが、南葛SCに惜しくも負けて敗退する。アクロバティックな技が得意で、今作の親善試合も試合開始早々、勢いよく空中に舞いあがる。
弟の政夫と共に花輪SSを全国大会へと導いた。一卵性双生児であり、外見も立場も良く似ているが、落ち込む和夫を励ましたりする兄らしい一面も持ち、今作でも弟と息の合ったコンビネーション技を見せつけ、相手を驚かせる。
翼が来るまで、南葛小サッカー部のキャプテンを務め、若林たち修哲小に30点差で敗れる屈辱を味わったこともある。努力と持ち前の根性で、南葛市で選抜される南葛SCのメンバーに入る実力をつけ、今作でも全日本ジュニア選抜のメンバーに選ばれている。体を張ったディフェンスで知られ“顔面ブロック”は有名。
元サッカー選手であり、ハンブルグの元監督も務めた父親に教えられ、西ドイツジュニアのキャプテンを務める実力を持つ。左右どちらからでも蹴ることができる“弾丸シュート”など多才な技をもち、「ヨーロッパ少年サッカー界の皇帝」の異名をもつ。最初は日本チームの様子を見てベンチにいるが…。
フランスジュニアチームのキャプテンを務め、ヨーロッパ選抜チームでのポジションはフォワード。とても紳士的で全日本選抜チームのガイド役を引き受け、色々な情報を丁寧に紹介してくれている。
ヨーロッパ選抜チームのフォワードであり、イングランドジュニアのキャプテンを務めている。今回、初対戦となる全日本選抜チームを挑発し、傲慢な態度もみせる。
ヨーロッパ選抜チームの正ゴールキーパーであり、キーパーとしての実力はヨーロッパで一番と言われ、どんな強烈なシュートも防いでしまう。今作でも日本のシュートチャンスをことごとく防ぐ活躍を見せるが…。
男勝りな女の子で、南葛小学校応援団長を務め、皆を引っ張っていくリーダー的存在。同級生たちからも「あねご」と呼ばれている。転校してきた翼に一目惚れし、翼を中心にした熱い応援をし続けている。今作はヨーロッパ遠征なので応援には来られないかもしれないが…。
大使館で外交官として働く父とともにフランスに住んでいる。今回の親善試合のためにヨーロッパ遠征に訪れた全日本選抜チームが滞在している間、チームのマネージャーをつとめることになった。
キャプテン翼の劇場版第1作目となった本作品は、1983年から放送されていたテレビアニメシリーズ第1作の続編としてではなく、翼たちが小学生の全国大会優勝を勝ち取った後に、ヨーロッパへ親善試合に出かける、というオリジナルのストーリーとなっています。
しかし、天才ゴールキーパーの若林源三が全国大会の決勝で再発してしまった左足のケガを気にしているなど、テレビアニメ版での背景はほぼそのまま引き継がれており、違和感なくストーリーを楽しむことができます。
フランスに渡った翼たち、全日本ジュニア選抜チームの相手となるのは、ヨーロッパジュニア選抜チームです。フランス、西ドイツ、イギリスなど、ヨーロッパの各国から選び抜かれた代表メンバーが集まった、まさにドリームチームです。
パワーあふれる弾丸シュートを放つ西ドイツのシュナイダーや、フランスのピエールは、後のジュニアユース編で活躍する翼の強敵として再び登場してきます。今作品での初々しい彼らのジュニア時代の姿とぜひ見比べ、その成長を感じてみてください。
1985年に公開された本作品では、それぞれの登場人物を担当する声優はテレビアニメ第1作と同じメンバーで、声を聞いていると懐かしさをおぼえます。
例えば、主人公の大空翼の声を担当している小粥よう子さん。とても落ち着いたトーンの声で、2018年に放送された最新版で翼の声を担当している三瓶由布子さんのかわいらしい声とはまた違う雰囲気を楽しめるはずです。
ちなみに旦那さまが「キャプテン翼」シリーズの原作者・高橋陽一だというところに夫婦の絆のようなものが感じられ、微笑ましいですよね。
ボールはともだち! 1981年より『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載され社会的ブームを起こし、世界中にファンがいる高橋陽一のサッカー漫画をテレビアニメ化第1作で1983年から1986年まで放送された。サッカー大好き少年の大空翼がライバルたちとの真剣勝負を繰り広げ成長していく青春物語。今作は翼の小学6年生から中学3年生までの活躍が描かれている。翼以外にもチームメイトの石崎了や相棒の岬太郎、ライバルの若林源三や日向小次郎、若島津健など魅力的なキャラクターが多く登場。またドライブシュートなどの”必殺”シュートもファンを魅了した。小学6年の大空翼は静岡県南葛市に引っ越してくる。そこで全国大会を制覇した同級生の天才ゴールキーパー若林源三のプレイを目の当たりにし、挑戦状を叩きつける。それから翼は地元の公立南葛小学校へ転入し、若林が在籍する私立修哲小との対抗戦で勝負をつける。対抗戦はチーム力に圧倒的差がありながらも、転校生の岬の加入などもあり、いい勝負を展開した。その後、発足した南葛SCに翼や岬、若林たちが集い全国大会制覇に向けて動き出すのだった。
幼い頃からサッカーが大好きな大空翼。転校初日、グラウンドでサッカー部がもめている最中、天才ゴールキーパー若林源三と出会う。(C)高橋陽一/集英社・NAS
世界中にブームを巻き起こしたサッカー漫画が、時を超えて新たにアニメ化! 原作を忠実に再現していくストーリー展開と、思わず真似したくなるダイナミックなプレイの数々が見どころ。携帯電話をはじめとした現代に即した設定や描写にも注目。 南葛小に転入してきた天才サッカー少年・大空翼。新たな環境の中で、彼は石崎了や岬太郎といった仲間たちと共にサッカープレイヤーとして成長していく。そして修哲小の若林源三、明和FCの日向小次郎ら全国のライバルたちと戦いを繰り広げる。
高橋陽一が『週刊少年ジャンプ』で1981年から1988年まで連載し、その後、令和の時代になっても掲載誌をかえ、連載が続いている大人気サッカー漫画『キャプテン翼』。本作は1985年7月に夏休みに子ども向け映画を数本まとめて公開していた「東映まんがまつり」のひとつとして公開された作品。本作はサッカーが大好きで「サッカーの申し子」の異名を持つ少年・大空翼が小学生のサッカー全国大会で優勝を勝ち取った後から、中学生にあがるまでの活躍がオリジナルストーリーとして描かれている。全国大会での激闘を制した大空翼(小粥よう子)は、チームメイトの岬太郎(山田栄子)や若林源三(橋本晃一)、石崎了(丸山裕子)たちとともに、全日本ジュニア選抜チームに選ばれた。全日本チームには全国大会で良きライバルとして闘ってきた、日向小次郎(鈴置洋孝)、立花政夫(ならはしみき)、和夫(鈴木れい子)兄弟などの、そうそうたるメンバーが集結した。彼らが向かった先はフランス。そこには、ヨーロッパ各国で活躍する若き精鋭たちばかりを集めたドリームチーム、ヨーロッパジュニア選抜チームのメンバーが待ち構えていた。ヨーロッパジュニア選抜チームの練習風景を見学していた、翼たちは彼らから不快な歓迎を受け、さらには「試合で20点以上を獲る」と宣言される。そんなヨーロッパジュニア選抜に対し、若林がPK対決に臨むことになるのだが…。
『週刊少年ジャンプ』に1981年~88年にわたり連載された高橋陽一原作の人気サッカー漫画『キャプテン翼』。現在も掲載誌をかえ、連載は続いておりプロ選手に成長した主人公の大空翼や仲間たちが活躍する姿が2019年でも描かれている。本作は1985年7月に公開された劇場版第1作目『ヨーロッパ大決戦』に続き、85年12月に公開された劇場版第2作目。脚本、監督を担当するスタッフは1作目と同じメンバーで、冬休みの「東映まんがまつり」の1作品として公開された。ヨーロッパ遠征から1年が経過、今度はヨーロッパ選抜チームが来日。前回の親善試合での雪辱を晴らすため、猛練習をしてきた西ドイツのシュナイダー(難波圭一)、フランスのピエール(堀内賢雄)らは一回り成長し、たくましくなった姿を見せていた。中学1年生になった大空翼(小粥よう子)たち全日本チームは、岬太郎(山田栄子)が行方がわからず、日向小次郎(鈴置洋孝)は退部届を提出して修業の旅に出ており、海外チームに所属している若林源三(橋本晃一)は日本での出場資格を得られていない、という状態にあった。前回活躍した主力メンバーを欠き、全日本チームは大きな不安材料を抱えていた。試合が開始され、ヨーロッパ選抜の猛攻にあった全日本チームは、若林不在のゴールを守る若島津健(飛田展男)を中心に必死に耐えるのだった…。はたして翼たち強敵相手に勝利できるのだろうか?
ワールドカップ優勝の夢へ―中学生のサッカー少年は決意を新たにする!『週刊少年ジャンプ』に連載され大人気の高橋陽一原作サッカー漫画をアニメ化した『キャプテン翼』の劇場版第3弾。1986年公開の今作は、全国中学生サッカー大会終了後、ヨーロッパ選抜との対戦を控え、全日本選抜メンバーが強化合宿を行い、主人公の大空翼たちが決意を新たにするストーリー。また翼とライバルのゴールキーパー(GK)若林源三との出会いなど小学生編を回顧シーンもあり、テレビアニメの総集編的側面も。翼率いる南葛中と日向小次郎率いる東邦学園中が激戦の末4-4の両校優勝で全国中学生サッカー大会は幕を閉じた。休む間もなく、翼たちはヨーロッパ選抜との対戦を控え、片桐監督率いる全日本選抜チームの強化合宿へ参加する。全国大会で熱戦を繰り広げたライバルたちやドイツへ留学中のGK若林源三も合流し、再会を喜ぶ翼。やがて紅白戦が始まり、選手それぞれ全力プレーを見せる。そんななか、若林とゴール前で対峙した翼は若林との初めて出会ったときのことを振り返る…。紅白戦前半が終わり、メンバーたちは翼とゴールデンコンビを組む岬太郎の動向を心配する。そして後半戦の終盤になり突如岬が現れ、翼たちは安堵する。再会を喜ぶ面々に、岬はドイツのエースストライカー、シュナイダーからのメッセージを翼へ伝える。そのメッセージに翼たちは気持ちを新たにするのだった…。
今作は1986年7月に“東映まんがまつり”の1作品として公開された作品で、1985年7月に公開された『ヨーロッパ大作戦』から始まった劇場版の第4作目。『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載されていた高橋陽一原作の人気漫画『キャプテン翼』をもとに、原作者が新たに書き下ろした作品であり、脚本は今作も第1作目からずっと担当している菅良幸が手がけている。今作は『劇場版第2作目『キャプテン翼 危うし!全日本Jr』(1985)から2年後が舞台。全日本Jr.選抜チームが東京で行われたヨーロッパJr.選抜との第2戦に勝利してから2年後。全日本Jr.選抜チームはヨーロッパJr.選抜との第3戦に向けて合宿をしていたが、開催国アメリカの提案にで全日本Jr.選抜、ヨーロッパ選抜に加えて、南米Jr.選抜、アメリカJr.選抜の2チームが新たに加わり、4チームによるトーナメント戦が行われることになった。翼たち全日本Jr.選抜チームの念願でもあった、強豪4か国による夢のJr.ワールドカップがついに実現。中学3年生になった翼は、岬太郎、日向小次郎、若林源三らの揃う全日本選抜メンバーとともに開催地アメリカに到着。そこには、ひと回り成長したヨーロッパJr.選抜のメンバーに加え、アメリカや、ブラジルで活躍する、新たなライバルたちが待ち構えていた。夢のJr.ワールドカップの全日本Jr.選抜の初戦相手に決まったのは…。
青年となった大空翼が、今まで歩んできた道を振り返っていく物語。漫画家・高橋陽一の大ヒット漫画『キャプテン翼』の、アニメ化シリーズ第3弾。第1弾のリメイクにあたり、声優の一新や、版権や商標の問題でチーム名に変更が加えられている。監督は『タッチ』などを手がけた、杉井ギサブローを起用。キャラクターデザインは、『ドラゴンボールZ』などで作画監督の経験がある前田実が務める。シリーズ構成は『チャンス~トライアングルセッション~』などに携わった、相馬和彦が担当した。今の俺がいるのも、みんなのおかげだ。俺の故郷、南葛で出会った、みんなの…。大歓声のなか、大空翼はスタジアムを走りながら昔を思い出していた。大空翼(井上喜久子)は、南葛小に転校してきた。そんな翼は石崎了(高乃麗)に「今日は大事な試合がある」といわれ、見学することになる。それはグラウンドをかけた南葛小と修哲小との試合だった。だが南葛メンバーでやる気があるのは、石崎と応援サポーターの姐御こと中沢早苗(榎本温子)だけだった。修哲には若林源三(鈴村健一)という鉄壁のゴールキーパーがおり、彼から1点取れば南葛にグランドを使わせるという約束だった。だが、そんな大事な試合で、レギュラーのひとりの怪我が発覚し、代わりに翼が出場することになる。
【ボイスリメイク版】15年の時を超えて、不朽のサッカーアニメ『ホイッスル!』が豪華新キャストによるボイスリメイクで今、生まれかわる! 主人公、風祭将は、サッカーが大好きな中学生。夢はJリーガーとなり、世界でプレーすること。元はサッカーの名門校である武蔵森学園に通っていたが、そこでは3軍の選手であった。武蔵森では背が小さいことでプレーできないことを知った風祭将は武蔵森を退学、サッカーをやりたい一心で桜上水中学に転校するが、武蔵森からエースが来たと誤解され、皆の前から姿を消す。実は風祭将はサッカーがあまり上手くなく、小柄であったため、武蔵森では活躍できる場がなかったのだ。しかし、桜上水中学の水野やシゲ、不破といった仲間たちやライバルたちと戦うにつれ、次第にサッカー選手としても人間としても成長を遂げていく。
ボールひとつ、それだけの絆!ひたすらに熱く純粋なサッカー部の汗と奇跡と友情の物語 同名漫画を原作としたサッカーアニメ。初心者の主人公が名門高校サッカー部で個性的なチームメイトと共に成長する姿を描く。汗と友情と奇跡の王道展開が胸を熱くさせる! 何のとりえもない、特技もない、けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本つくし。彼が西東京の名門、聖蹟高校サッカー部に入部した時、運命は激しく回転を始める。クセ者の集う厳しくも優しい部活の中で、少年たちはかけがえのない絆を結び始める。
『モンキーターン』は、水上の格闘技ともいわれるモータースポーツ・競艇を題材にした熱血スポーツアニメである。2004年にアニメ化されており、新人レーサーが多くのライバルたちと競い合い、成長していく姿が描かれる。アニメとして今まで取り上げられていなかった競艇をリアルに表現した作品で、緻密な戦略を交えた白熱するレースが魅力。原作は「週刊少年サンデー」で連載され、累計発行部数は1,000万部を超える大人気漫画。多くの有名作品が名を連ねる小学館漫画賞も受賞しており、競艇の入門書として日本船舶振興会からも推薦されている作品だ。波多野憲二(川島得愛)は、競艇学校の卒業記念レースを戦おうとしていた。そんなとき波多野は、2年前の競艇選手になったきっかけを思い出していた。進路が決まっていなかった波多野は、担任の教師(望月健一)に勧められてただのギャンブルだと思っていた競艇を見学する。しかしその迫力から競艇に興味を持ち、競艇選手になると決めたのだった。波多野は高い運動能力だけでなく、自分の長所である度胸と負けん気で卒業記念レースでも好成績を収め、卒業記念レースを優勝決定戦まで勝ち上がっていく。
『モンキーターンV』は2004年に放送された、モータースポーツアニメ。同年に放送された『モンキーターン』の続編かつ後半部にあたり、レーサーとして活躍する波多野憲二が、大きな怪我から復帰して日本一のレーサーを目指して奔走する作品となっている。原作は、累計発行部数は1,000万部を超える漫画『モンキーターン』。また原作漫画は、日本船舶振興会からも競艇初心者の入門書として推薦されているほどで、詳しいモーターボートの技術や情報も盛り込まれている。プロになり、3年半で全日本選手権を制した波多野憲二(川島得愛)。そんな波多野の所属する東京支部に、新人たちが入ってきた。新人の1人である沖田龍一郎(神谷浩史)は、波多野と同じレースに出場することになる。沖田は自分が良いエンジンを手に入れたことで、もしかしたら波多野に勝てるかもと期待する。波多野の自分に対する態度が良くないのも、ライバルとして意識されているからだと感じていた。そうしてレースがはじまり、波多野と沖田は争うことになる。沖田は波多野に対し、強気な姿勢で立ち向かっていくのだが…。
『あしたのジョー』は、1970年4月から1971年9月にかけて放送されたテレビアニメ作品。ボクシングをテーマにした少年格闘もので、作中で死んだキャラクターの葬儀が実際におこなわれるなど、多大な社会的反響を呼んでいた。原作の漫画は原作・高森朝雄、作画・ちばてつやによって1968年から1973年にかけて「週刊少年マガジン」に連載され、「戦後最大のヒット漫画」のひとつとして数えられている。アニメ版の制作は虫プロダクションで、監督は『エースをねらえ!』『宝島』などを手掛けた出﨑統。尾藤イサオが歌う主題歌も大ヒットした。ある日、東京にある山谷のドヤ街に矢吹丈(あおい輝彦)と名乗る流れ者の少年が現れた。喧嘩っぱやい丈は暴力団と乱闘を繰り返し、果ては警察に逮捕され、鑑別所へと送られてしまう。そんななか、アル中の元ボクサー・丹下段平(藤岡重慶)は丈に天性のボクシングセンスを見いだし、一流ボクサーに仕立て上げようと口説き続ける。はじめのうちは相手にしなかった丈だが、何度となく鑑別所へ送られてくる段平からのハガキに書かれたボクシング技術講座を実践するうちに、パンチの威力はみるみる上がっていく。そして、最大のライバル・力石徹(仲村秀生)との出会いが、丈の運命を大きく変えていく…。
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「バスケットは…お好きですか?」その一言からすべてがはじまった!原作は井上雄彦による、バスケットボールを題材にした漫画。全101話。ヤンキーでバスケ素人の主人公・桜木花道をはじめ、多くの個性的なキャラがバスケを通じて成長していくストーリー。多くのバスケファンを生み、スポーツ漫画界に多大なる影響をおよぼした不朽の名作。赤い髪がトレードマークの不良・桜木花道(草尾毅)は、中学時代で50人の女の子にフラれて意気消沈し、湘北高校に入学する。そんななか赤木晴子(平松晶子)に声をかけられ、バスケ部への入部を勧められる。春子に一目ぼれした花道は、彼女のために入部を決める。バスケ部には晴子の兄でキャプテンの赤木剛憲(梁田清之)や、同級生で中学時代からのスタープレイヤー流川楓(緑川光)らがいた。花道はバスケ初心者ながら持ち前の根性と身体能力で才能を開花させていく。やがて、湘北高校バスケ部は花道の成長とともに部を離れていた有望なメンバーも戻り、強豪校と激戦を繰り広げ、目標である全国制覇へと突き進み…。
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