ハンターハンターにおける大人気キャラクターヒソカ。アニメ版では、そんなヒソカの怖さや猟奇的な性格が見事に表現されています。そのヒソカの狂気を演じることは非常に難しいですよね。今回の記事では、ヒソカの声優さんについて紹介していきます。ヒソカ以外に意外なキャラの声を演じています。また、新旧のアニメ版の違いについても紹介していきます。
ハンターハンターのヒソカが好き!という方が特に魅力的だと感じる要素があります。
それはヒソカの声です。
そして、ヒソカの魅力的な声はいったいどんな人が演じているのだろうと気になりますよね。今回はそんなヒソカのアニメ版の声を担当されている声優さんについて紹介していきます。
この記事を読むことで、ハンターハンターアニメ版のヒソカの魅力についてさらに詳しくなれますよ。
そして、真のヒソカ好きとしてこれまで以上に楽しんでハンターハンターを視聴することができます。ワクワクしながらこの記事を楽しんでくださいね。
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ヒソカを演じる声優は浪川大輔さん|旧版は高橋広樹さん
出典:amazonハンターハンターは過去二回にわたってアニメ化されています。
それぞれのアニメ版ヒソカは担当する声優さんが別の方です。
ここでは、それぞれのヒソカを担当された声優さんについて紹介していきます。
担当された声優さんは、新アニメ版が浪川大輔さん。旧アニメ版が高橋広樹さんです。
それぞれの演じるヒソカの特徴についても説明していきます。
全く違う人の演じるヒソカでも、役作りの人格は同じなため、その声優さんご本人の性質がヒソカに色濃く反映され違いになっています。
見比べれば見比べるほど二人のヒソカの違いが面白いですよ!
新版の声優は浪川大輔さん|色気たっぷりのヒソカ
ハンターハンターの2011年より放映されている、いわゆる「新ハンター」版ではヒソカは浪川大輔さんが担当しています。
浪川さんのヒソカの特徴といえば、色気があるものの重厚感を残した声質です。
猟奇的なヒソカの異常性も放ちつつも、戦いのスペシャリストである強者の風格を感じられるのが、浪川大輔さんのヒソカの特性です。
この主人公ゴンの成長に必要不可欠な強敵役を任されているだけあり、浪川大輔さん自身も声優界ではベテランであり、天才です。
そんな声優界での天才だからこそ、このヒソカというキャラクターのカリスマ性を表現できるのかもしれません。
さらに、ヒソカ自身もあまり本心を表に出さない性格をしているため、その感情表現はテクニカルなものが求められます。
そんなヒソカを新アニメ版では違和感なくみられるということ自体が、浪川さんがヒソカを完璧に演じているという証拠なのです。
アニメ初期~OVAでは高橋広樹さん|狂気的なヒソカ
一方で、「旧ハンター」と呼ばれるのは、1999年から放送されたテレビアニメ版のハンターハンターで、この時ヒソカを担当されたのが高橋広樹さんです。
高橋さんの演じるヒソカの特徴は、狂気じみた儚さが表現されているという部分で評価されています。
声質は非常にハイトーンに設定されており、ヒソカのモチーフであるピエロらしさが前面に出ています。
高橋広樹さんは、ほかアニメでも重要なポイントのキャラクターを任されることが多く、だからこそハンターハンターのスパイス的な存在のヒソカがフィットしています。
さらに、新アニメ版と比較してしまうと、時代の技術力の差もあり念などの戦闘の描写は手書きのものが多く使われています。
CGやエフェクトを多用することで、より視覚的に多数の情報を伝えることができる新アニメ版とは違い、情報量は少なくなるために一つ一つの要素の重要性が増します。
その中でも特に声の占める割合というのは大きいので、そんな状況でもヒソカを見事演じている高橋さんの力量の凄さが伺えます。
ヒソカってそもそもどんなキャラ?特徴を紹介
出典:amazonここまで、まずはヒソカを演じる2人の声優さんについて紹介してきました。
そして、ここからはそんなヒソカはそもそもハンターハンター内でどんな役周りのキャラクターなのかということを紹介していきます。
このヒソカというキャラクターの個性を知れば知るほどに、演じることの難しさや普通に見えるということの凄さが理解できます。
ふたりの声優さんの凄さを理解するためにも、ヒソカの常人離れしている異常性を見ていきましょう。
ヒソカ=モロウは猟奇的な戦闘マニア
ヒソカのフルネームは『ヒソカ=モロウ』で、シリーズを通して登場する人気キャラクターです。
その一番の特徴としては、極度の戦闘マニアという性格です。
強者と戦うためには、どんな代償を支払ってでもその機会を得ようとします。
初登場時からもその性格は猟奇的で、強者を求め行動を続けます。
出会った人々を殺害したり、強者と認めたゴンやレオリオはさらに成長するまで見逃したりと、読めない行動を多く続けます。
声のお芝居の観点からみても、このキャラクターがどんな感じの声や喋り方をするのかという部分は読めないほどに突出したキャラクターです。
戦闘中も奇妙な行動の数々|手足がちぎれてもお構いなし
また、戦闘中においても性格も相まって異常な行動を数多く起こしています。
例えば、相手を驚かせるために自身の腕がちぎれてもマジックの道具として使ったり、そのちぎれた腕を投げて攻撃したりといった具合です。
そんな、本来であれば痛みに顔をゆがめ、苦しい声を出すようなシーンでも飄々としているヒソカと、ヒソカの声には人気が集まっています。
また、ヒソカは戦闘考察力が非常に高く、戦闘中の思考量も作中でトップレベルのキャラクターです。
声優さんには、その情報量や論理的な思考を言葉にするスキルが必要になるので、そういったヒソカの性格が、ヒソカ役を演じることを難しくしています。
計り知れない変態性が人気|強者に興奮
そして、ヒソカの最大の魅力ともいえるポイントがヒソカの変態性です。
これは、強者に対して興奮するというヒソカの特性(性癖?)でもあります。
主人公のゴンの成長や、すでに高いレベルのハンターを見つけることなどで、ヒソカは喜び興奮を感じます。
その興奮も、感情の高ぶりというレベルを超えて絶頂を迎えてしまうような描写がされています。
こういった原作での表現に対しても、真摯に作りこむ両声優さんが見事にヒソカの変態性を表現しています。
つまり、ヒソカの魅力とは常人ではありえないような感情の揺らぎや、異常性、先が読めない行動パターンが総じてかっこよく見えてしまうところなのです。
新版のヒソカ声優浪川大輔さんってどんな人?過去作など
出典:amazonここまで、ヒソカというキャラクターの特徴について詳記してきました。
そして、ここからはヒソカの新アニメ版ハンターハンターの声優を担当されている浪川大輔さんについて紹介していきます。
浪川さんは声優界でも有名な大ベテランで、まだアニメが現在ほど人気になる前から、ジャパニメーションという言葉が流行する以前から、第一線で活躍されています。
そんな浪川さんの所属事務所や、過去作品について詳しく紹介していきます。
浪川大輔さんはステイラックの代表取締役
名前 浪川大輔(ナミカワ ダイスケ)
生年月日 1976年4月2日生まれ
所属事務所 ステイラック
その他 173cm B型
浪川大輔さんはステイラックという事務所の代表取締役をされています。
もともとは、アクロスエンタテインメントに所属していましたが円満退社し、現在の事務所は独立という形で自身が立ち上げています。
また、実績として声優アワードで助演男優賞を受賞するなど経歴も実力も兼ね備えた人物です。
また、声優業として十分に生活できない期間をアパレル業界での勤務で補っていたり、30歳くらいまでハンドボールチームのキャプテンを務めていたりと、アクティブなエピソードが数多くあります。
活動内容としても多岐にわたり、声優や歌手活動、映画の監督を務めることもあるほどマルチな活動をされています。
次に、そんな浪川さんの代表作についても紹介していきます。
代表作や人気キャラクターも多数演じている浪川さん
浪川大輔さんは子役時代から声優としてのキャリアを積まれています。
その内容はアニメ作品のみならず、吹き替えなどにも数多くの出演をしています。
有名な吹き替えは、日本のレオナルド・ディカプリオは浪川大輔さんの担当俳優です。
また、アニメ自体にもキャリアは多く、10代のころから子役としてのキャリアも記録されています。
有名なアニメ作品では、例えば「BECK」のコユキ役や「君に届け」の風早翔太役などがあります。
比較的、少年や青年といった印象のキャラクターを担当することの多い浪川さんですが、渋い印象の代表作も「ルパン三世」の石川五右エ門役などがあります。
それでも、今回紹介している「ヒソカ」とは全く違う印象のキャラクターが多く、浪川さんの引き出しの多さが感じられますね。
艶っぽいじっとりとしたヒソカの声が人気!
そんな浪川大輔さんのヒソカですが、その艶っぽいじっとりとした演技が注目を集めています。
その他の浪川さんの出演作品と比較すると、重厚感を増やして強さのある役作りをヒソカ用にしていることが感じられます。
このハンターハンターではある意味、浪川大輔さんにとっても新たな印象を世間に与えることができた作品といえるでしょう。
それまでのイメージといえば、さわやかだったり熱血の青年だったりと、正統派のイメージがとても強かったのですが、ハンターハンターでは完璧な悪役として浪川さんの仕事がマッチしています。
もう、ヒソカといえばこの声しかないと思えるほどなのですが、もう一方の旧ハンター版のヒソカもこれしかない!という正解を出しているのです。
次からは、そんなもう一方のヒソカ高橋広樹さんを紹介します。
旧版のヒソカ声優高橋広樹さんを紹介!過去作はあの有名キャラも担当
出典:amazon続いては、旧アニメ版のハンターハンターのヒソカ役を演じられている高橋広樹さんについて詳しく紹介していきます。
高橋さんもまた、キャリアが長く有名な作品にいくつも出られているベテランの声優さんです。
また、高橋さんの経歴や過去作品などをみると、普段の役とのギャップから、このヒソカに対する役作りの凄さも浮かんで見えてきます。
それでは、高橋広樹さんの経歴や代表作について紹介していきますので見ていきましょう。
高橋広樹さんは人気作でデビューのベテラン
名前 高橋広樹(タカハシ ヒロキ)
生年月日 1974年9月7日生まれ
所属事務所 マックミック
その他 179cm O型
高橋さんは大人気作品「マクロス7」の金龍役でデビューした声優さんです。
また、もともとはプロレスラー志望で怪我のために断念し、声優の道を見つけたという異色の経歴を持つ方なのです。
それでも、高校卒業時にはプロレスと同じエンターテイメントの世界を目指すことを決めたという決断力のある方です。
そして、デビュー以降は吹き替えの仕事もしつつ、有名なアニメ作品にも数多く出演されています。
そんな高橋広樹さんの出演作品についても詳しく説明していきます。
代表作は男らしいあのキャラ!ヒソカとのギャップがすごい
高橋大輔さんは前述のようにマクロス7でデビューされましたが、その後も男らしいキャラクターを数多く担当されています。
例えば、「遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ」の城之内克也役や「スクールランブル」の播磨拳児役が代表的な作品です。
その、熱血漢な声質が特徴的で視聴者に熱量を届けるという役割をこなせる声優さんなのです。
しかし、そんなイメージからは大きく離れた、ヒソカという役柄も見事演じきっており、声優としての幅の広さを見せつけています。
他にも、「テニスの王子様」の菊丸英二役など、ハイトーンボイスのキャラクターも対応しています。
このハイトーンボイスは高橋さん曰く、先天的にコントロールできた声質ではなく、様々な仕事をしていく中で身に着けていった技術というのですから驚きですよね。
そして、そんな高橋さんのヒソカの魅力についても改めて触れていきます。
ヒソカの変人らしさや狂気を怪演!ハイトーンボイス
高橋さんのヒソカの魅力は、狂気に満ちたハイトーンボイスです。
浪川さんと同様に、高橋さんもこれまでの出演作とはひと味もふた味も違う役作りの末に今までとは一線を画す自身の新境地を切り開いています。
これまでの男らしい渋い響きのある役を捨て、ハイトーンで浮世離れした魅力を持つヒソカが特徴的です。
高橋さんと浪川さん、どちらも全く違うアプローチをしているのにも関わらずヒソカとして成立していることが非常に面白いですよね。
ちなみに、高橋さん自身もこのヒソカの声質が「出せる限界の音域」ということで、それが非常に高い音域であるということを象徴しています。
さて、ここまではそれぞれの声優さんについて紹介をしてきました。それでは、ここから2人のヒソカのキャラクターの良さをそれぞれ詳しく説明していきます。
新旧声優の違いを比較!ヒソカ演じ分けのポイント
出典:amazonヒソカのそれぞれの声優さんの魅力や経歴について紹介してきました。
ここからは新旧のヒソカの違いについて紹介していきます。
それぞれのヒソカの良さについて言及していきます。このふたりのヒソカを見ていると演じ手の違いによってキャラクターの色も変わってくるということの面白さが見えてきます。
ハンターハンターの他のキャラクターに関しては比較的似ている声のキャスティングも多く見受けられますが、ヒソカは大きく違うアプローチのキャスティングになっています。
それは、それだけどちらのヒソカも成り立っているということなのですが、詳しく見ていきましょう。
新ヒソカは人をじっとりからかう様な重さが魅力
新版ハンターハンターの浪川ヒソカに関しては、重い声質が魅力的です。
常に人を舐め回すような表現方法で、ヒソカの強者に対する愛情や色気を助長させています。
新ヒソカの長所は、ヒソカを美しく感じるということです。
中性的なキャラクターで何をするのかわからないような、不思議な佇まいを持つヒソカへと昇華させました。
また、念能力の発動やヒソカ特有の「ズッキューン」時のお芝居などが面白さと美しさが共存しています。
さらに、新ヒソカには今後続編ができた場合に、さらなる登場が期待できますので、期待は膨らんでいきます。
一方で、旧ハンターの高橋ヒソカについても紹介していきます。
旧ヒソカは浮世離れした異常性が魅力
旧ハンターの高橋ヒソカは、ハイトーンボイスからくる浮世離れした異常性が魅力的です。
高橋さんの演じるヒソカはどこか脱力しているように感じられ、底の見えない深さを醸し出しています。
旧ハンターのヒソカは怖さという面では右に出るものはいません。
不気味で、怖く、本心が見えない、そんな役作りのもとうまく表現されているのが高橋広樹さんの演じるヒソカなのです。
残念ながら高橋ヒソカは、もうアニメで見ることはできません。
ハンターハンターの続編が決まったとしても、旧ハンターの声優メンバーで制作することはもうありません。
それでも、時々見たくなってしまう。そんな魅力を常に帯びているのが高橋さんの演じるヒソカなのです。
結論:どちらも違った魅力がある!
2人のヒソカの演じ方をそれぞれ紹介してきましたが、結論としてはどちらも違った魅力があるということです。
それぞれのヒソカには異なる魅力があり、甲乙はつけがたいのが現状です。
このヒソカの違いこそが声優さんというものの凄さや奥深さを象徴していまます。
また、ハンターハンターには他にも声優が交代しているので、ハンターハンターのアニメに関しては見比べの楽しみが無数にあります。
それでは、そもそもなぜハンターハンターのアニメは声優さんが全員新旧のバージョンで交代しているのか、その事情を紹介していきます。
決して、旧アニメの声優さんや新アニメの声優さんの良し悪しというわけではなくやむを得ない事情が関係し、この様な現象が起きているのです。
ヒソカの声優はなぜ変わったの?ハンターハンターの声優変更の経緯
出典:amazonそれでは、そもそもなぜハンターハンターの旧版と新版で声優交代が起きたのか、ということを紹介してきます。
単純なリメイク版であれば、声優さんはそのままに演出や原画を一新というパターンはよくありますが声優さんが総入れ替えという現状には理由があります。
そお理由は、制作会社が変更されたのです。
ただ、どちらのハンターハンターも大ヒットしており、共に人気作品に変わりはありません。
あくまでも権利が移動しただけです。それでは詳しく見ていきましょう。
フジテレビからマッドハウスへ版権の移動
1999年のハンターハンターはフジテレビが制作しており、「フジ版ハンター」とも呼ばれております。
一方で、2011年のハンターハンターはマッドハウスが制作しており、放送局が日テレ系列であったことから「日テレ版ハンター」とも呼ばれています。
制作会社の変更に伴い版権の移動が起こり、作り直しが行われました。
この2つのハンターハンターの違いは、フジ版ハンターはセル画全盛期で手書きのバトルシーンが魅力的です。
ただし、アニメが原作に追いつく危機を回避するためにオリジナルのストーリーが組み込まれることも何度もあります。
そして、日テレ版ハンターの特徴はなんといっても原作に忠実なことです。
膨大な量の原作をOVA化せずにすべて地上波で放送するために、細かなシーンをカットして構成している部分もありますが、原作の再現度は非常に高くハイクオリティです。
制作会社変更で声優さんも全員変更へ
また、制作会社の変更に伴って当然ながらスタッフ・キャストも一新されています。
その際に、ヒソカ役も高橋広樹さんから浪川大輔さんへと時代が移り変わっています。
もちろんですが、メインキャスト含めて声優さんはすべて変更されており、印象も全体として大きく変わっています。
また、兼役なども新ハンターは少なく、全体を通して膨大な量の出演者を抱えるのも新しい方の日テレ版ハンターの特徴の一つです。
そして、新アニメ版では放送時間が深夜枠へと移動をしていることから、多少過激な表現を行うことができるようになっています。
この恩恵を受けたのがまさにヒソカで、戦うたびに残酷な殺し方をする、もしくはちぎれた腕を飛ばしたりという戦い方も鮮明に表現することができています。
高橋広樹さんは新版でもパリストン役で登場
また、旧ハンターハンターのヒソカ役高橋広樹さんはなんと、新ハンターハンターにも違う役で登場するのです。
その役が、ハンター協会副会長パリストン=ヒル役です。
この役は、会長選挙編から登場するキャラクターで、最強の黒幕感を漂わせ登場しました。
ヒソカに負けず劣らずのヒールっぷりで、このパリストンも登場期間は短いものの、大変な人気キャラクターに成り上がりました。
それも声優である高橋広樹さんの表現力のなせる技でもあります。
ヒソカと共通する部分や趣向の違う部分もあり、旧ヒソカとの違いで楽しむこともできます。
パリストンは明確な悪意をもって人に接する点はヒソカとの相違部分です。一方で、基本的に悪役ではあるものの芯をもった強さがある部分は共通しています。
ヒソカ役のお芝居のみどころ|これまでの行動をおさらい
出典:amazonさて、ここからはヒソカの原作内での行動と、その行動に伴う素晴らしかった両声優さんのお芝居について紹介していきます。
ヒソカは名言、名シーン製造機であると共に、名勝負製造機です。
悪役だけれども、どこか憎めない。今後の動向から目が離せなくなるヒソカについて、これまでの軌跡を振り返っていきましょう。
初登場時こそ、猟奇的殺人者のイメージが強かったヒソカですが、物語が進むにつれて可愛い部分や人間らしい部分もあらわになっていくことが見ていて好感が持てました。
それでは、ヒソカのこれまでについてみていきましょう。
アニメ初期から登場|ハンター試験ではゴンを苦しめる
ヒソカはハンターハンターの初期、印象的な行動をはじめて起こしたのは、ハンター試験1次試験で受験者を大量に殺してしまったエピソードです。
はじめのうちは、残酷な大量殺人者のように感じましたが、このハンター試験や浪川さんや高橋さんのお芝居を通してただの悪役ではないことが判明していきました。
戦闘態勢になったものの、気に入ったクラピカとレオリオを見逃していたり、ゴンに好意を向けるなど徐々にヒソカの異常性が見えてきたのです。
また、視聴者から人気が出てきた理由としては、ヒソカがただの狂人ではなく自分の中の正義に乗っ取って行動を起こしている芯を持った人間であったからなのです。
そうはいっても、その正義の歪曲していることと、両声優さんの好演に伴って異常な感性も表現されたのです。
そして、ハンター試験でのゴンとの因縁より主人公のライバル役としてのポジションを固めていきました。
天空闘技場ではヒソカの強さが強調される|異常性の演技
続いて、天空闘技場へとステージは進みます。
ゴンやキルアはお金稼ぎも兼ねて天空闘技場へと到着しますが、ここでもヒソカが強大な敵としてゴンの前に立ちはだかるのです。
主人公ゴンに念能力を覚える直接的なきっかけを作ったのが他でもないヒソカなのです。
もとより念能力の使用が可能であったヒソカでしたが、ゴンやキルアの伸びしろに期待し、念能力を使えないとゴンたちが先に進めないように仕向けました。
この時、ヒソカは久しぶりの登場でしたが、ヒソカの異常性のある声を聞いた瞬間に、一気に場が引き締まりました。
また、ハンター試験でのゴンとの因縁を決着し、念能力を覚えたてのゴンとヒソカが天空闘技場編のボスキャラクターとして対決します。
ヒソカの能力の説明が両声優さんによって魅力的に語られる姿は必見です。
また、この時登場したマチとともに、壮絶な幻影旅団編へと繋がっていきます。
幻影旅団とヒソカ|様々な嘘を付くお芝居を好演
そして、物語はヨークシンシティ編へと移り変わり、そのまま幻影旅団編へと移り変わります。
ここでもヒソカはしっかりと要人として登場してきます。
ヒソカは幻影旅団のNo.4として登場するのです。しかし、そんなヒソカは幻影旅団へは嘘の入団をしており、クロロと戦うために潜入していたのです。
ここでのヒソカのお芝居の魅力は、強者だらけの幻影旅団においても頭一つ飛び抜けた存在を表現している点です。
個性の塊のような幻影旅団ですが、その中でも旅団からも少し浮くような表現をして、ヒソカの立場がわかりやすいように演じているのが素晴らしいですよね。
また、ヒソカとクラピカの闇取引のシーンも必見で、普段あまり見られない真面目な交渉をするヒソカを見ることができます。
ヒソカの頭脳の強さもここで見ることができます。
グリードアイランドで変態性が最高潮に|旧版はOVA
その後、ゴンたちがグリードアイランドへと歩みをすすめる中、ヒソカも偶然か必然かグリードアイアンドへと潜入します。
この時のヒソカの目的はクラピカがクロロにかけた念能力を解除するための除念師探しですが、その道中ゴンたちと運命の再開を果たします。
そして、ゴンやキルアたちと力を合わせ、夢の共闘が行われるのです。この展開には胸が熱くなりました。
レイザーという強敵を前に、ゴンやキルアと念能力を掛け合わせながら共に戦います。
そして、最終的には一番美味しいところを持っていくヒソカですが、ここのバンジーガムの使い方とゴンのために覚悟を決める強い意志と口調がかっこいいんです。
その後、団長クロロのための除念師を見つけ、報酬のタイマン勝負を待つのみですが、果たしてそのエピソードはいつアニメ化されるのでしょうか。
今後のヒソカのお芝居の見どころ|新旧ヒソカの共演も!
出典:amazonここまではこれまでのヒソカの活躍について触れてきましたが、ここからはこれからのヒソカの期待される動向について紹介していきます。
アニメ化がされた場合は、ヒソカ史上最大の戦いや、新旧ヒソカの夢の共演が見られる可能性があります。
キメラアント編でヒソカは登場しなかった分、これからヒソカの活躍の巻き返しが行われるような展開が見どころです。
さらに、いままで以上にヒソカの戦闘が増えるようなストーリー展開に、原作はなってきていますので、再アニメ化も待ち遠しいですね!
ヒソカVSクロロで最大のセリフ量|好演に期待
ヒソカのアニメ化がされていない活躍が原作にはあります。
それがヒソカVSクロロの戦いです。
これまでのアニメ化されているヒソカは幻影旅団の団長クロロとタイマンを張るために奔走しています。
アニメ版ではクロロの除念を段取ったところで、その後のストーリーについては原作でのみ描かれています。
そして、この戦いが非常に熱い展開になっています。
クロロが本気でヒソカを倒すために無数の策を講じ、ヒソカはそれを看破するために考察を伸ばします。
この戦いの見どころは、次々と戦略を投じるクロロと、膨大な量の考察とともにクロロの策略に対応していくヒソカ。
このときの膨大な考察量は読者の思考を困らせましたが、視覚のみならず聴覚でも感じ取れるアニメで見ることで非常に楽しめる内容になっています。
複雑な展開を浪川大輔さんがどのように演じるのか、またその後の衝撃的な展開を声ありで届けてくれることを期待しています。
クロロVSヒソカというヒソカ最大の戦いを前に、再アニメ化の期待は最高潮に高まっています。
そして、この複雑な戦いはこちらで徹底的に紹介しています。
【8月更新】HUNTER×HUNTERの34巻ではついにクロロ対ヒソカの対決が実現。しかしこの待望の戦いは、「難しすぎてわからない!」という意味でも話題になりました。そこで今回は、複雑なクロロ対ヒソカの戦いを徹底解説していきます。今までなんとなくでしかわかっていなかった人でも、この記事を読むとこの戦いを心から楽しめるので、もう一度読みたくなりますよ。
新旧ヒソカ声優共演|パリストンとヒソカの闇会合があるか
ヒソカの再アニメ化で期待できる最大のポイントがあります。
それは新旧ヒソカの浪川大輔さんと高橋大輔さんのハンターハンターでの共演です。
前述のように高橋広樹さんは新ハンターでもパリストン役として登場しています。
パリストンも会長選挙編から登場した強力な悪役(?)です。
その知力とハンターとしての資質は、登場回数の少なさにも関わらず強烈な印象を残しています。
共に悪役としてハンターハンター界で名を馳せるヒソカとパリストン。
この2人は偶然にも共に暗黒大陸を目指している可能性があるので。
仮に、このふたりが暗黒大陸で出会うことがあれば、最強のシチュエーションでの新旧ヒソカ共演となります。
また、ヒソカとパリストンは共通して芯を持った悪役です。
このふたりのタッグを考えると、どんな化学反応が引き起こされるのか今から楽しみです。
是非、心待ちにしましょう。
そんなヒソカを見るには|アニメ「ハンターハンター」
出典:amazon今まで、ヒソカの声優さんについての魅力や見どころをたくさん紹介してきました。
ここまで読むと、アニメのヒソカがまた見たくなったのではありませんか?
そんな方のために、ここからはアニメ版のヒソカを視聴する方法を紹介していきます。
新ハンター版のヒソカは無料視聴の方法もいくつか存在します。
また、旧ハンターのヒソカは動画配信などはされていませんが、映像媒体を手に入れる方法がまだ残されています。
その、新旧両方のハンターハンターの視聴方法をしっかりと紹介します。
【おすすめ】新版はHuluやU-NEXTで全話公開中!
新ハンターハンターを視聴するためのおすすめの方法は動画視聴サービスの利用です。
ハンターハンターはHuluやU-NEXTで全話配信されています。
また、この2サイトはそれぞれ無料登録期間を設けており、その期間内であれば無料でハンターハンターを視聴することが可能です。
さらに、全話公開中というサービス精神ですので、長く放送が続いていたハンターハンターですがヒソカを見たい場合でもヒソカのシーンのみ抽出して視聴することも可能です。
例えば、ヒソカのかっこいいシーン詰め合わせという視聴の楽しみ方や、ヒソカの暗躍する幻影旅団編の一気観という楽しみ方などが可能です。
この様な楽しみ方は毎週放送のアニメでもできない、動画配信サービス特有の視聴方法なのでおすすめです。
ヒソカの声優まとめ:2人のヒソカの違いを見比べてみよう
さて、ヒソカとその声優さんである、浪川大輔さんと高橋広樹さんをここまで余すとこなく紹介してきました。
新旧共に長期放送されていたハンターハンターが時代を超えて2度アニメ化された事によって、声優さんの聴き比べで楽しむ、といったエンジョイ方法も産まれました。
さらには、旧ハンターのヒソカである高橋広樹さんが新ハンターでもパリストン役で出演が決まった事で、おふたりのヒソカの邂逅の日も近いはずです。
そんな非常にエモーショナルな展開に期待しつつも、さらに悪役ふたりが、手を組むことも期待してしまいますよね。
そんな今後の展開を楽しむ為にも、もう一度今までのハンターハンターを見返してみる事をおすすめします!
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