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平安時代に書かれ、日本最古の物語ともいわれる『竹取物語』。作者未詳のこの歴史的作品を原作とし、スタジオジブリが2013年に公開した映画である。
原案・監督・脚本を担当したのは、『火垂るの墓』や『おもひでぽろぽろ』など数々の名作を生み出してきた、日本を代表するアニメーション監督・高畑勲。
1999年公開の『ホーホケキョ となりの山田くん』から約14年ぶりの監督作品であり、企画の立ち上げから完成までに約8年もの歳月をかけた渾身の作品。
昔、ある山里に翁(地井武男)と妻の媼(宮本信子)が、2人で暮らしていた。ある日竹を取りに出かけた翁は、竹林のなかでひときわ明るく光輝くたけのこを見つける。そこにはなんと、手の平にのるほどの小さな姫君がいたのである。
驚いた翁はさっそく姫君を手で包み、家に大切に連れて帰った。すると、その姫君はたちまち大きくなり、その日のうちに人間の赤ん坊の大きさに成長したのである。
姫君(朝倉あき)の成長は驚くほど速く、半年も経たないうちにすっかり少女へと成長してしまったため、近所の子どもたちから「たけのこ」と呼ばれ、慕われるようになる。姫君にとって、ガキ大将の少年・捨丸(高良健吾)や仲間たちと遊び、ともに野山をかけまわる時間はこの上なく幸せな日々だった。
しかし、翁はそんな姫君を高貴な姫君に育てあげるため、無理矢理都へ連れて行こうとするのだった…。
翁が竹林で発見した姫君。手の平に収まるほどの小さな姫だったが、翁の家に着いた途端、赤ん坊の姿に変化し、そこから急激に少女に成長した。その成長の速さから、近所の子どもたちからは「たけのこ」と呼ばれる。翁が強引に都に連れて行くが、幸せだった田舎での暮らしが忘れられず、都の生活にはなじめない。
竹を取って生活していた。ある日、竹林で偶然かぐや姫を見つけ、家に連れ帰り、妻・媼とともに育てる。その後も竹から黄金などを授かったりしたため、かぐや姫を「高貴の姫君」にするため、姫や媼の意見も無視し、強引に都に引っ越す。
翁が連れ帰った日から、かぐや姫の育ての母となる。翁の考えに不安を抱きながらも都について行く。都に引っ越してからも、畑を作ったり、炊事なども自分でこなすなど、相変わらず働き続けた。都暮らしを嫌がるかぐや姫の理解者となる。
かぐや姫と遊ぶ子どもたちのリーダーで、皆から「捨丸兄ちゃん」と呼ばれている。面倒見がよく、かぐや姫のこともかわいがっていた。
都に住むようになったかぐや姫の身の回りの世話をする少女。外出できずに寂しくしているかぐや姫の心を和まそうとしたり、ともに遊んだりする。
宮中に仕えていた女官。かぐや姫が宮中に上がるための教育係として、翁が招き入れる。貴族の作法や舞踊、琴などを教え、なかなか真面目にやろうとしないかぐや姫に手を焼く。
かぐや姫に求婚した5人の公達のひとり。かぐや姫から命じられた宝物「蓬莱の玉の枝」を持ってくるが、本物ではなくニセ物であることがばれてしまう。
かぐや姫に求婚した5人の公達のうち、一番のイケメン。かぐや姫から「仏の御石の鉢」を持ってくるように求められる。
かぐや姫に求婚した5人の公達のひとり。かぐや姫に求められた「火鼠の皮衣」を手に入れるために、多くの財力を使った。
かぐや姫に求婚した5人の公達のなかでは一番、武芸を得意としている。「龍の首の珠」を手に入れるために遠方まで出かけるが、嵐や荒波などに襲われ散々な目に遭う。
かぐや姫に求婚した5人の公達のひとり。かぐや姫に求められた「燕の子安貝」を取るためにツバメの巣に近づいたときに落下し、その傷がもとで死んでしまう。
特徴的なとがった長いあごを持っている。かぐや姫を手に入れたいと考え、宮中への出仕を命じるが、断られてしまい、強引な手段に出てしまう。
今作は、多くの名作アニメの制作に携わってきた、高畑勲監督の遺作となった作品です。作品に登場するキャラクターたちの動作や表情の微妙な変化などを、アニメーションでどのように表現するべきか、とことんこだわりました。
今作は納得のいくまで、何度も作り直す姿勢を崩さない高畑監督の思いが詰まった作品です。高畑監督は、幅広い年齢層に支持された名作アニメ『アルプスの少女ハイジ』では、その後の日本のアニメーション制作に変革をもたらす斬新な方法を取り入れるなど、チャレンジ精神にもあふれていました。
監督が8年もの年月をかけて作り上げた渾身の作品を、ぜひじっくり鑑賞してみてください!
今作の主題歌「いのちの記憶」は優しく、心にすっと溶け込むような歌声が印象的です。この曲を聴いていると、翁と媼に温かく見守られながら、野山をかけまわり、すくすくと成長していったかぐや姫の姿が目に浮かび、より深い感動が呼び起こされます。
歌っているのは、その歌唱力と表現力が高く評価されているシンガーソングライター・二階堂和美です。浄土真宗の僧侶という顔も持つ彼女は、かぐや姫がこの世を去る別れの悲しみを、生きる力に繋げたいという思いを込めて楽曲を制作しました。
サビの部分の「いまのすべては未来の希望 必ず憶えてる いのちの記憶で」という歌詞がいつまでも心に響き渡る、とても温かな曲です。
「アフレコ」は、出来上がったアニメーションの映像を見ながら、声優がキャラクターの口の動きに合わせてセリフをはめていきます。一般的な方法であり、なじみのある方法ですが、高畑監督が今作の制作で用いたのは「プレスコ」という方法です。
あらかじめ声優に演技をしてもらい、その演技に合わせてアニメーターがアニメを制作していくというもので、かなり手間と時間がかかります。
かぐや姫のイメージ作りに苦労していた制作陣が、数百人が受けたというオーディションでやっと出会えたのが朝倉あきの声なのです。彼女の声を聴きながらイメージを作り上げたというかぐや姫の姿は、実に生き生きとしており、惹きこまれてしまいます。
失礼ながらあまり期待していなかったのですが、観てみたら泣けました。とても良かった。
2001年7月20日に公開されて以来、日本歴代興行収入第1位の記録を守り続けてきた日本最高峰の名作アニメーション映画『千と千尋の神隠し』。スタジオジブリ制作で、監督は宮崎駿。2020年6月26日より、全国372の劇場で再上映される。10歳の千尋(柊瑠美)は、すぐに親に甘えてしまう現代っ子気質な少女。神々の住む異界へと迷い込んでしまい、生きて元の世界に戻るため、湯屋「油屋」で必死に働く日々を過ごす。主人公の千尋は、簡単なことで卑屈になって親に甘えてしまう性格。一家そろって引っ越し先へ向かっていた最中、森の中のトンネルへと立ち寄り、無人の街へと迷い込んでしまった。お腹を空かしてしまった父親(内藤剛志)と母親(沢口靖子)が店先の食事を勝手に口にしてしまう中、夜がやってきて街には見たことのない怪物たちがあふれかえる。怖くなった千尋は父親と母親の元へ急ぐが、そこには豚に姿を変えられてしまった両親の姿が。両親も帰り道も失った千尋が出会ったのは、12歳の少年・ハク(入野自由)だった。「ついておいで」ハクにいわれ、元いた世界に戻るために湯婆婆(夏木マリ)のところで働くことを勧められる。そして魔女・湯婆婆が経営する湯屋「油屋」で必死に働く日々が幕を開けるのであった。
圧倒的ファンタジーな世界観×少年少女の出会いが視聴者の心をわし掴みにする、ジブリを代表する冒険活劇作品『天空の城ラピュタ』。公開は1986年8月2日で、監督は宮崎駿。少年パズー(田中真弓)は天空の城ラピュタの存在を証明しようとした父の想いを受け継ぎ、鉱山で働く少年。ある日、空から振ってきた少女シータ(横沢啓子)を助けた結果、シータを守るべく彼女が持つ飛行石を巡るトラブルに巻き込まれていく。鉱山で働く少年パズーは、父親が目にしたという天空の城ラピュタの実在をいつか自身で証明することを夢見ていた。ある日、空から降ってきた少女シータを助けたところ、少女を狙う空中海賊ドーラ一家に目をつけられシータとともに逃げ回ることに。政府の軍隊が駆け付けてきて助けてもらえるかと思いきや、彼らさえシータを捕えようとしていた。大逃亡の末、谷の廃坑へと落ちていったパズーたちは、シータが持つ謎の青い石のペンダントの力でなんとか命を落とすことを回避する。廃坑で老人ポム(常田富士男)と遭遇したパズーたちは、その青い石のペンダントが飛行石であることを教えてもらった。ラピュタと飛行石の関係とは? シータが執拗に狙われ続ける理由とは? ラピュタは本当に実在するのか? パズーとシータの天空の城ラピュタをめぐる大冒険活劇が、幕を開けるのであった。
スタジオジブリが制作し、2010年に公開した映画。脚本を宮崎駿が担当し、ジブリのアニメーターとして多くの作品を支えてきた米林宏昌が、初めて監督を務めた作品である。原作は、イギリスの作家メアリー・ノートンによる『小人の冒険シリーズ』の第1作目『床下の小人たち』。人間が住む屋敷の床下に、決して姿を見られないよう、隠れて暮らしている小人たちの暮らしが生き生きと描かれており、イギリスではカーネギー賞を受賞した名作のひとつとなっている。主題歌を演奏し、歌っているのは、フランスでハープ奏者としても活躍するアーティスト・セシル・コルベルであり、スタジオジブリ作品としては、初めて海外のアーティストが主題歌を手がけている。主人公・アリエッティの声には志田未来、屋敷で療養中の少年・翔の声には神木隆之介という、子役のころからその実力を発揮し続けてきた若手実力派俳優の2人が担当し、大きな話題を呼んだ。古いお屋敷の床下に14歳の少女・アリエッティ(志田未来)とその家族がひっそりと住んでいた。アリエッティたちは、屋敷の人々が使っている生活必需品や食べ物などを、ほんの少しだけ借りて使う、“借りぐらし”を送っている小人だった。決して人間には見つからないようにと、細心の注意を払っていたはずのアリエッティが、ある日、屋敷に療養に来ていた少年・翔(神木隆之介)に見つかってしまう…。
宮崎駿が原作・脚本・監督のすべてを7年ぶりに担当し、興行収入155億円を叩き出した、子ども向け大冒険アニメーション映画の傑作。2008年7月19日に公開された。主人公は、崖の上の家に母親のリサ(山口智子)と住む5歳の普通の男の子・宗介(土井洋輝)。ある日、海でポニョを保護した結果、ポニョの脱走と海の時代を巡る大アドベンチャーに巻き込まれていく。どこにでもいる5歳の男の子・宗介が海で船のおもちゃ遊びをしていたところ、奇妙な生物が空き瓶を頭にハメて流されてきた。宗介はその生物を金魚だと思って助け、ぽにょっとした体型からポニョ(奈良柚莉愛)と名付ける。宗介はポニョを、幼稚園や母親のリサが働く介護施設に連れて行ったりしては、周囲の人間にポニョのことを「金魚だよ」と紹介していく。周囲からも可愛がられ、認められていくポニョだが、憎まれ口が絶えないトキ(吉行和子)だけは「人面魚じゃないか」「津波がくるよ」とポニョのことを恐れていた。ポニョを大事にすることを決意する宗介だが、突如海の中から現れた奇妙な男にポニョが連れ去られてしまい…!? 宗介とポニョによる、世界の命運をも巻き込む海の大冒険が幕をあける。
人気音楽ユニットのCHAGE and ASKAが、1994年にリリースした楽曲「On Your Mark」のプロモーションフィルムとして、スタジオジブリ制作、宮崎駿監督で制作された短編アニメーション。1995年に「ジブリ実験劇場」と銘打ち、映画『耳をすませば』と同時上映で劇場公開され、大きな話題を呼んだ。舞台は、地球上が放射能で汚染された世紀末後の未来。さまざまな病気がまん延し、人類は地下でひっそりと暮らすようになっていた。ある日、武装した警官隊が「聖NOVA'S CHURCH」というカルト教団の施設に襲撃を仕掛ける。警官隊はあっという間に施設を制圧するが、施設の奥の部屋で警官ふたりは気絶した翼の生えた少女を発見する。ふたりは少女をすぐに介抱するが、やってきた政府機関が少女を研究材料として連れていってしまう。やりきれない思いを抱えた警官ふたりは、少女を救出するため政府機関の施設への潜入を決意する。ふたりは少女を助けることができるのか?
女子高生が猫になって、猫と結婚することに…!?『猫の恩返し』はスタジオジブリ制作、鈴木敏夫と高橋望が製作プロデューサーを務めた2002年公開の映画。第20回ゴールデングロス賞最優秀金賞、第6回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞作品である。また作品の雰囲気にぴったりな、つじあやのによる主題歌「風になる」は、大人気の楽曲となった。金曜ロードショーでもたびたび放送され、幅広い世代に愛されるアニメーション作品となっている。主人公でラクロス部に所属する女子高生・吉岡ハル(池脇千鶴)が、車に轢かれかけた黒猫を助けたことから始まる、猫との不思議な交流を描くファンタジーアニメ。ある日ハルが黒猫を助けると、その猫は「ありがとう」と礼を述べ、二足歩行でその場を後にした。その日の夜中に猫王一行が現れ、助けた猫が「猫の国」の王子・ルーン(山田孝之)だったことが判明。翌日、大量のプレゼントを贈られ戸惑うハルに、王様の家来・ナトル(濱田マリ)は「猫王が王子とハルを結婚させたいと考えている」と告げる。「夜中に迎えに来る」といわれ困惑するハルは、謎の声に導かれて「猫の事務所」に赴き、猫の男爵・バロン(袴田吉彦)と体の大きな猫のムタ(渡辺哲)と出会う。そこに「猫の国」へのお迎えがやってきて…。果たしてハルは、ありがた迷惑な「恩返し」を乗り越え、日常に戻れるのだろうか?
『ホーホケキョ となりの山田くん』は、1999年7月に劇場公開された長編アニメ映画である。原作は朝日新聞の朝刊に掲載されていた、いしいひさいちによる4コマ漫画『となりのやまだ君』で、制作はスタジオジブリ。『火垂るの墓』や『平成狸合戦ぽんぽこ』など人気作品を手掛けてきた高畑勲が監督を務め、これまで数々のスタジオジブリ作品の製作に携わってきた徳間康快が製作総指揮を務めている。主要登場人物の声優は、女優の朝丘雪路や俳優の益岡徹といったベテラン俳優陣が担当している。とある田舎にある平凡な家族、山田家。母のまつ子(朝丘雪路)、父のたかし(益岡徹)、息子ののぼる(五十畑迅人)、娘ののの子(宇野なおみ)、祖母のしげ(荒木雅子)の家族5人、仲睦まじく生活している。一見普通の家族だが、この家族、どこか変? 山田家の日々の生活をのぞき見すると、クスッと笑ってしまうようなほのぼのエピソードがいっぱい。山田家のみんなが織りなす短編のストーリーが、オムニバス形式で描かれる。なぜ山田家はこんなに平和なのか? 心があたたかくなる山田家の日常から目が離せない!
星間大戦のなかで揺れる女心…。それは時空を超えたラブソング!『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』は、1984年に公開された劇場用アニメーション。SFロボットアニメにアイドルや歌の要素を盛り込んだ、画期的なテレビアニメ『超時空要塞マクロス』の映画版だ。ストーリーの骨子はテレビ版に沿った形だが、敵となるゼントラーディ軍の歴史的背景などに新たな設定が加えられた。また、音楽担当の羽田健太郎による新規BGMや、随所で挿し込まれるヒロイン・ミンメイの楽曲が物語を豪華に彩る!巨人族のゼントラーディに襲撃され、地球は大きなダメージを被った。それでも巨大宇宙戦艦マクロスへ避難した民間人は、宇宙へ脱出したマクロスのなかで市街地を建設し、文化的な生活を取り戻していた。今日は、そのマクロスのなかでデビューした人気アイドル歌手リン・ミンメイ(飯島真理)のコンサート。そこへ、またしてもゼントラーディが襲ってくる。戦火に巻き込まれたミンメイだったが、地球統合軍の一条輝(長谷有洋)が救出。しかし、ふたりは艦内の閉鎖区画に閉じ込められてしまった。そこで輝は、憧れのアイドル歌手・ミンメイと急速に親しくなっていき…。
ふたつの世界に引き裂かれたエルリック兄弟は、それぞれ再会を願ってその手段を探し求めていた。兄、エドワード・エルリックが飛ばされてしまった先は、西暦1923年・・・やがて世界大戦につながる動乱の予感をはらんだドイツ・ミュンヘンであった。得意の錬金術を封じられてしまったエドは、弟の面影をもつ若者アルフォンス・ハイデリヒの力を借りて、科学技術の粋・ロケット工学の力で故郷へ帰ろうと試みていた。だが、なかなか手がかりは得られず、エドは焦燥をつのらせる。エドワード・エルリック:朴 ?美/アルフォンス・エルリック:釘宮理恵/ウィンリィ・ロックベル:豊口めぐみ/ロイ・マスタング:大川 透/アレックス・ルイ・アームストロング:内海賢二/リザ・ホークアイ:根谷美智子/ピナコ・ロックベル:麻生美代子/カール・ハウスホーファー:津嘉山正種/アルフォンス・ハイデリヒ:小栗 旬/ノーア:沢井美優/デートリンデ・エッカルト:かとうかずこ
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2018月9月25日~2020月10月19日
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