『エンドゲーム』が終わってもMCUは終わらない!この記事では次代のMCUフェイズ4においてどんな作品が公開されるのか、またその後の予定はどうなっているのかと言うことについてご説明していきます!『ブラック・ウィドウ』に始まり『ブレイド』のリブート企画まで、発表された情報を展開予想を交えて記載していますので、ぜひご覧になってください!
MCUフェイズ4の全ラインナップが早くも公開!全世界のマーベルファン必見!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』、そして『スパイダーマン/ファーフロムホーム』で一区切りを迎えたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)!
しかしその勢いはまだまだ止まりません!
MCUの幕開けを担うフェイズ4において公開される作品を、公開順にご説明していきます!
フェイズ4第一弾は『ブラック・ウィドウ』! MCU新時代を告げる最新作!
まず最初にMCUフェイズ4のスタートを飾るのは、MCU黎明期よりシリーズを支え、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で壮絶にその命を散らし、アベンジャーズが逆転するきっかけを作ったナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)の単独作品です。
『エンドゲーム』での死亡というまさかの形での退場で、ファンに衝撃を与えただけに、今から待ち遠しい人も多いのではないでしょうか。
この項目では『ブラック・ウィドウ』について現時点で公開されている情報をご紹介していきます!
『ブラック・ウィドウ』の時系列は「シビル・ウォー」直後!
『ブラック・ウィドウ』の物語の時系列ですが、かねてより話題に登っていた前日譚ではなく、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後であることが判明しました。
『シビル・ウォー』と言えば、ヒーローの活動を国連が管理するためのソコヴィア協定を巡ってアイアンマンとキャプテン・アメリカが対立し、アベンジャーズが分裂するまでを描いた物語です。
その中で、ナターシャは劇中で協定に賛成しアイアンマン側に立って戦っていたものの、最終的にはキャプテンたちを手助けしたことにより自らも追われる身となりました。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で語られたところによると、その後ナターシャはキャプテンやサム・ウィルソン(ファルコン)と合流し、2年間に渡り陰ながら世界の脅威と戦い続けていたようです。
今回『ブラック・ウィドウ』で描かれるのはそんな『シビル・ウォー』と『インフィニティー・ウォー』の間の物語になるとのことですから、おそらくはキャプテン達と合流するまでの話になるのではないでしょうか。
もちろん、キャプテンやファルコンがメインで登場するという可能性も考えられますが、今回はナターシャの単独作であること、彼らのキャラクターが放つ光があまりに強すぎることを考えれば、出たとしてもほんの少しの可能性が高いことが考えられます。
また、『ブラック・ウィドウ』ではそれ以外にもナターシャの知られざる過去が様々語られるとのことで、シリーズの中で度々示唆されてきたブタペストも舞台の一つになるようです。
その中でソ連版のキャプテン・アメリカとも言えるデヴィット・ハーバー扮するレッド・ガーディアンも登場することがすでに発表されてます。
彼も過去にナターシャと因縁があったらしく、今からどのような関わり方をしていくことになるのか楽しみですね!
『ブラック・ウィドウ』では『エンドゲーム』でのナターシャの決意の理由も明らかに!ホークアイの登場もあり得る!?
『ブラック・ウィドウ』の他の登場人物として考えられるのが、ナターシャの親友クリント・バートン(ホークアイ)です。
彼は『シビル・ウォー』でキャプテンと共に戦った結果逮捕され、その後経緯は不明ですが『インフィニティ・ウォー』までにはソコヴィア協定を受け入れ政府の監視下の元に置かれていました。
そんな彼が『ブラック・ウィドウ』に登場する可能性が高いと考えられるのは、勿論からがナターシャと親しい人物だからというのもあるのですが、公式から「『ブラック・ウィドウ』では『エンドゲーム』におけるナターシャの決意の経緯を描く』」との発表があったためです。
ここでいうナターシャの決意とは何を指すのか明言されていませんが、もしソウルストーンを手に入れるために、クリントではなく自分が犠牲になる道を選んだことを示しているのだとしたら、『ブラック・ウィドウ』でバートンが登場する可能性はグンと高まります。
ナターシャとバートンの大きな違いの1つ、「家族の有無」が挙げられますが、ナターシャはかつて自身が施された手術により子供を持てない身体になっていることを『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で告白していました。
ナターシャが『エンドゲーム』で身を投げた理由の1つに、クリントが守るべき家族の存在があるのなら、『ブラック・ウィドウ』劇中でナターシャがクリントやその家族と再び交流するという予想は、決して飛躍しすぎではないのではないでしょうか。
『ブラック・ウィドウ』のジャンルは「国際スパイ・スリラー」!『逃亡者』『LOGAN(ローガン)』『ターミネーター2』などの影響あり!
2019年7月24日にアメリカのMTVnewsのインタビュー動画によると、映画『ブラック・ウィドウ』は『逃亡者』『LOGAN(ローガン)』『ターミネーター2』などの映画を参考にしているとのことです。
これらの映画の共通点と言えば、主人公(とその仲間)が敵の手から逃亡するロードムービー的な作風が挙げられます。
また、すでに公式から『ブラック・ウィドウ』のジャンルが「国際スパイ・スリラー」と発表されていることを踏まえると、『ブラック・ウィドウ』も「逃亡」の物語になるということでしょうか?
その場合、政府や前述のレッド・ガーディアンが追っ手の可能性として第一に考えられますが、情報を隠すために予告で本編にはない映像まで使用するマーベルのことですから、もしかしたらまだまだ何かサプライズが隠されているかもしれませんね。
どんな展開になるにせよ、ファンの間で『エンドゲーム』でナターシャのちゃんとした葬式が行われていなかったことを惜しむ声が多かっただけに、今回の映画がナターシャ・ロマノフ、ひいてはそれを演じるスカーレット・ヨハンソンの真の卒業式になるのかどうかということに関心が寄せられます。
MCUの新ドラマ第一弾は『ファルコン&ウィンターソルジャー』!─ 新生キャプテン・アメリカ誕生なるか?
MCUフェイズ4以降の特徴として、本格的な映画シリーズとドラマシリーズの連動にあり、そのドラマ版のスタートダッシュを飾るのがこの『ファルコン&ウィンターソルジャー』です。
最初に情報が公開されて以降、「バッキー&翼」の愛称でファンに親しまれきた本作がいよいよ本格的にその全容の一旦を明らかにしました。
シリーズに置いても屈指の人気キャラであったクリス・エヴァンス演じる"キャプテン・アメリカ"ことスティーブ・ロジャーズ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』では彼がヒーローを引退し私人に戻るまでの過程と、彼の象徴であったヴィヴラニュウムの盾を相棒であるファルコンへの継承が描かれました。
今作ではそんなファルコンとキャプテンの親友であったバッキー(ウィンターソルジャー)のバディ物だというのですから、ファンとしては見逃す訳には行かないものになるでしょう。
ここからはそんな『ファルコン&ウィンターソルジャー』について、現時点で発表されている情報をご紹介していきます。
『シビル・ウォー』の宿敵、ヘルムート・ジモ大佐も再登場!バッキーとの因縁に期待が高まる!
まず第一にファンが驚くであろう情報として挙げられるのが、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場し、その見事なまでの諜報能力によりアベンジャーズ分裂のきっかけを作ったジモ大佐のシリーズへの再登板ではないでしょうか。
『シビル・ウォー』劇中で彼はアベンジャーズのせいで家族を失ったことの復讐として、バッキーの秘められた過去を暴き、キャプテン・アメリカとアイアンマンの対立を決定的なものにしました。
ともすれば、アベンジャーズが『インフィニティ・ウォー』でサノスに敗北した決定的な要因となったとも言える彼は、『シビル・ウォー』のラストで自殺しようとしたところをブラック・パンサーに止められ、その後国連によって逮捕、幽閉されることになります。
筆者としては、この時点で目的を果たしているために彼のヴィランとしての役割は終了したと思っていたのですが、どうやらそうではなかったようです。
ジモ役のダニエル・ブリュールがインスタグラムで公開した写真によると、今回ジモはアメコミ版の紫のマスクをつけていた時の衣装を身に纏って登場するようです。
その写真ではマスクはつけていなかったものの、もしかしたらドラマの中において彼が真のヴィランとしてマスクを被り、原作と同様の姿になるまでの過程が描かれるのかもしれません。
いずれにせよ、彼が『エンドゲーム』ラストまでの間に何をしていたのか(あるいは指パッチンで消えていたのか)、そしてそれまでに人類の間に起こった出来事を間のあたりにして何を思うのでしょうか?
また、ジモは『シビル・ウォー』劇中でバッキーを自身の計画に利用したことがあるだけに、彼らが再び合間見える瞬間があるのかどうかと言ったことも、ファンとしては楽しみの一つですね。
『ファルコン&ウィンターソルジャー』にはラムロウも参戦?フランク・グリモはすでにマーベルと新作5本を契約済み!
『シビル・ウォー』に登場したもう1人のヴィランとして、元ヒドラ構成員のラムロウ(クロス・ホーンズ)が存在しますが、彼ももしかしたら『ファルコン&ウィンターソルジャー』に登場するかもしれません。
と言うのも、最近ラムロウ役のフランク・グリロがマーベルと新作の作品5本に出演する契約を結んだと報じられたためです。
まだこれだけではどの作品に出るのかは定かではありませんが、「キャプテン・アメリカ」シリーズに登場し、サムやファルコンと因縁がある彼のことですから、ぜひ『ファルコン&ウィンターソルジャー』にも登場して欲しいところではないでしょうか。
もし前述したジモもヴィランとして登場する場合、ラムロウとのヴィラン同士のタッグが見られるかもしれませんね。
エージェント13役のエミリー・ヴァンキャンプも出演交渉中!登場すればどんな役回りに?
これを執筆している2019年7月時点では出演は確定していませんが、「キャプテン・アメリカ」シリーズに登場したエージェント13役のエミリー・ヴァンキャンプも出演交渉中とのことです。
彼女はキャプテンの最愛の人ペギー・カーターの姪であり、『シビル・ウォー』においてキャプテンと惹かれ合う描写もありました。
しかしながら、その後に彼女がどうなったか語られることはなかったため、気になっていた方も多いのではないでしょうか。
キャプテンの新たなヒロインとして登場したものの、MCUフェイズ3の中ではキャプテン個人の物語にフォーカスする余裕がなかったために、若干持て余した感のあるまま出番を終えてしまった印象のある彼女ですが、もし再登場するとすれば今度はどんな役割を担うことになるのか気になりますよね。
『ファルコン&ウィンターソルジャー』はどうしてタイトルに「キャプテン・アメリカ」が入らないのか?─主演アンソニー・マッキーが語る。
『ファルコン&ウィンターソルジャー』はタイトルロゴにキャプテンアメリカを思わせる星条旗があしらわれていることからも、これが2代目キャプテン・アメリカの物語になることが伺えます。
では何故タイトルに「キャプテン・アメリカ」が入っていないのでしょうか?
このことについて聞かれたファルコン役のアンソニー・マッキーは「まだサムはファルコンだから」との旨の発言をしています。
つまり、これは『ファルコン&ウィンターソルジャー』の物語はサムが"ファルコン"から"キャプテン・アメリカ"へと変遷する物語になる可能性が高いと考えられます。
また、すでにアンソニーは新キャプテン・アメリカのスーツを「試着した」とも語っていますので、新たなキャプテンが我々の前に姿を現す日もそう遠くはないはずです。
ファルコンの相棒を務めるバッキーも、『ブラック・パンサー』や『エンドゲーム』劇中などで「ホワイトウルフ」と言う別名で呼ばれる描写がありましたので、ファンとしては『ファルコン&ウィンターソルジャー』の最終回あたりで、次回作として『キャプテン&ホワイトウルフ』を発表して欲しいところですね!
完全新作の第一弾は『エターナルズ』─宇宙を舞台にした偶像げきになる?
MCUフェイズ4からシリーズに加わる新タイトルの一つとして『エターナルズ』が発表されました。
物語は宇宙を舞台に壮大な群像劇が語られるとのことで、ドラマも含めこれまでMCUにはありそうでなかったジャンルだけに、どのような新境地を見せてくれるか期待に胸が膨らみます!
ここからはそんな『エターナルズ』について、原作での設定や現時点で決定していることをご説明していきます。
そもそも「エターナルズ」ってどんなチーム?アメコミ設定を解説!
そもそも原作におけるエターナルズと言うのは、太古の昔に宇宙を司る存在であるセレスティアルズたちが、地球人の先祖に力を与えて生まれた存在です。
そしてセレスティアルズが地球を去る時に地球人を守護するように命じられ、同じくセレスティアルズに生み出された悪の存在であるデヴィアンツと戦う…、と言うのが基本のストーリーラインとなっています。
MCUのファンにとっては驚愕の事実なのですが、なんとこのエターナルズ、原作ではあのサノスもメンバーとして加入しているのです。
映画世界においてはサノスは純粋なタイタン人であったはずですが、もし原作と同じくエターナルズと絡めてくるなら、エターナルズ側にもなんらかの映画オリジナルの設定が入ってくるかもしれませんね。
『キャプテン・マーベル』において原作ではヴィランであったスクラル人を善玉として登場させたマーベルだけに、驚きの展開が待っていても不思議ではありません。
またエターナルズの生みの親であるセレスティアルズですが、実はこちらもすでにMCU世界に登場しています。
該当する人物は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックス』に登場したピーター・クイルの父エゴがそうで、彼も太古の昔から活動していたり、招待が惑星そのものであったりと、超越的な力を有していました。
それを踏まえると、「GotG」シリーズと『エターナルズ』は同じく宇宙を舞台にした物語ですので、大掛かりなクロスオーバーが見れる日も案外近いのかもしれません。
アンジェリーナ・ジョリーを始めとする豪華俳優陣!出演する役者を一挙ご紹介!
『エターナルズ』はすでにキャスト陣も発表されていて豪華な顔ぶれとなっていますので、一気にご紹介いたします!
・アンジェリーナ・ジョリー(「トゥームレイダー」シリーズ)
・リチャード・マッデン(「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズ)
・クメイル・ナンジアニ(『メン・イン・ブラック:インターナショナル』)
・ローレン・リドロフ(「ウォーキング・デッド」)
・ブライアン・タイリー・ヘンリー(『スパイダーマン:スパイダーバース』)
・サルマ・ハエック(『デスペラード』)
・リア・マクヒュー(『新感染 ファイナル・エクスプレス』)
・マ・ドンソク(『新感染 ファイナル・エクスプレス』)
いかがでしょうか?
特にアンジェリーナ・ジョリーの出演で驚かれる方も多いかと思いますが、他にも魅力的な俳優ばかりですので、『エターナルズ』の公開までもうしばらくあることですし、彼らの出演作をそれぞれチェックしてみては?
MCU初のアジアヒーロー映画、その名は『シャン・チー&レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス』!
『エターナルズ』に並ぶMCUフェイズ4のニューフェイスは、なんとMCU初のアジア系ヒーローであるシャン・チーです。
なにやらタイトルに見覚えのある単語が入っていますが、この項目ではそんな『シャン・チー』についてお話します!
シャン・チーとはどんなヒーロー?時代背景とともに解説
そもそもアメコミおけるシャン・チーの歴史はなかなかに長く、初登場したのは1973年でした。
当時アメリカではブルース・リー『燃えよドラゴン』の影響でカンフーブームが起こっており、その時流を汲んでかシャン・チーもカンフーの達人として設定されています。
今回そんなシャン・チーエオ演じるのはアジア人俳優のシム・リウ!
マーベルスタジオ社長であるケヴィン・ファイギをして「キャラクターにフィットする俳優を見つけた」を言わしめる彼はスクリーンの中でどのような勇姿を見せてくれるのでしょうか。
また映画『シャン・チー』も、アフリカ系民族を物語の核に据えた『ブラック・パンサー』が全米で社会現象を巻き起こすほどのヒットを飛ばしただけに、今度も民族や文化までも巻き込んだ作品になるかもしれないと思うと、公開が待ち遠しくてたまりません。
アイアンマンからは「テン・リングス」が登場!本物のマンダリンを演じるのはトニー・レオン!
『エターナルズ』とは違い、完全映画化の一作目にも関わらず副題が設定されている『シャン・チー』。
そ子に並んだ「テン・リングス」と言う字面を見て「おや?」と思った方も多かったのではないでしょうか。
それもそのはずで、「テン・リングス」とはすでに『アイアンマン(一作目)』で登場しており、その首領であるマンダリンも偽物が『アイアンマン3』において登場しているのです。
今までは、その影は見せながらも全容が語られることのなかった組織だけに、一体どのような形で物語に関わってくるのか予想もつきません。
また『シャン・チー』には『アイアンマン3』の時とは別人の真のマンダリンも登場する予定であると報じられており、演じるのは『レッド・クリフ』などで知られるトニー・レオンです。
それにしても、組織名一つだけでもこれだけ話題になると言うのは、マーベルの歴史の積み重ねを感じ、感慨深くなってしまいます。
まさにこれこそがクロス・オーバーの醍醐味ですので、シャン・チー本編ではどのような驚きを提供してくれるのか、期待して待つことにしましょう!
ドラマシリーズ第二弾は『ワンダヴィジョン』!─謎とサプライズに満ちた「風変わりな物語」に
ついに来ましたね、この時が。
そう『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で初登場して以来「実は最強なのでは?」と言われ続け、『エンドゲーム』では単独でサノスを撃破寸前まで追い詰めたスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフの単独作品です!
彼女も波乱万丈な人生であっただけに、単独作品と言うだけで込み上げてくるものがありますよね。
そんな『ワンダヴィジョン』の物語は、マーベルスタジオ社長のケヴィン・ファイギは「これまでは全く違う作品」、主演のエリザベス・オルセンは「風変わりな作品」と形容しています。
一体どんなストーリーが語れるのかも謎で、現状発表されている情報は多くはないものの、余すことなくご説明していきますのでぜひその謎の物語を紐解くための参考にしてください!
ヴィジョンの登場は現状未定!?『キャプテン・マーベル』から意外な人物も登場!
タイトルにヴィジョンの名を関しているにも関わらず、現状ヴィジョンがどのような形で登場するかは発表されていません。
それもそのはずで、映画世界でのヴィジョンは『インフィニティー・ウォー』でサノスにマインドストーンを奪われたために死亡(あるいは機能停止)しているためです。
しかしながら、今作は「ワンダとヴィジョンを描く」とは名言されていますので、その部分に本作の作風を決定づける謎が隠されているのかもしれませんね。
他には『キャプテン・マーベル』に登場したキャロル・ダンバースの親友であるマリアの娘モニカが成長した姿で登場するとのことです。
モニカはアメコミにおいては2代目キャプテン・マーベルを引き継いだりもしていますので、今後のMCU内において出番も増えていくことも考えられるのではないでしょうか。
『ワンダビジョン』は『ドクター・ストレンジ』第二弾に繋がる物語!─ スカーレットウィッチの真のオリジン!?
『ワンダヴィジョン』は全6話のドラマシリーズですが後に公開される『ドクター・ストレンジ』続編に繋がることが報じられています。
また今回の作品は「ワンダこそが"スカーレット・ウィッチ"だとわかるようになる」とも語られていますので、もしかしたら彼女が劇中で何か世界の根幹を揺るがしかねない何かをするのかもしれません。
そう考えたときに、一番最初に思いつくのはヴィジョンをワンダ自身の手で復活させることではないでしょうか。
彼女のサイキックパワーの由来はヴィジョンの額に収められていたマインドストーンですので、彼女がヴィジョンに再び命の灯を燈すのは、決して不可能では内容に感じられます。
また、もう一つ「ドクター・ストレンジ」に繋がると言う部分から連想できるのはタイムストーンの存在です。
そもそも『インフィニティ・ウォー』において破壊したはずのマインドストーンが奪われたのは、サノスがタイムストーンの力を使って時間を逆行させてしまったためでした。
ワンダはその事実を目の前で見ており、タイムストーンも『エンドゲーム』においてサノスに破壊はされたものの、その力は原子レベルに粉々になっただけで世界のどこかには残っているらしいので、そのパワーを使った"時間改変"ならぬ"現実改変"が描かれる可能性も十分に考えられます。
こうやって、スカーレット・ウィッチに関するさまざまな可能性を考えれば、案外『ドクター・ストレンジ』続編に登場する彼女も、ただのヒーローとしての存在ではないのかおしれません…。
ファン待望の続編は『ドクターストレンジ/イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』!─最強の魔術師が帰ってくる!
その幻想的な魔術世界を描き新たな境地を開拓した『ドクター・ストレンジ』の続編がついに発表されました!
『インフィニティー・ウォー』や『エンドゲーム』でも印象的な活躍をしたストレンジは、今後のMCU内においてかつてのビッグ3のような存在になっていくのではと目されています。
そんなドクターストレンジの続編だけに、今後のMCUの方向を占う意味でも重要な作品になってくるのではないでしょうか。
タイトルに入った「マルチバース」が意味するものとは?作風はMCU初のホラー映画!?
今作のタイトルで目を引くのが、何よりも「マルチバース」と言う単語です。
これまでMCU内におけるマルチバース(平行宇宙)の存在は、『エンドゲーム』や『スパイダーマン/ファーフロムホーム』でその存在が示唆されるだけに留まっていましたが、どうやらこの作品から本格的に関わってくるようです。
ちなみに、別の宇宙が存在する場合「アベンジャーズ」シリーズ本編の地球は「アース616」と言う呼称でほぼ確定ですので、頭の片隅においておくともしかしたらニヤリとできるシーンがあるかもしれません。
また、今作の監督を務めるスコット・デリクソンによると、『ドクター・ストレンジ』新作はMCU初のホラー映画になるとのことです。
まさにマーベルは本当にどこまでも観客を楽しませてくれると言ったところですが、筆者としてはこれで前述のスカーレット・ウィッチがストレンジの最大の脅威として登場するのではと言う説がより補強されしまったようで、複雑な心境でもあります。
しかしながら、MCU最強を争う2人の魔術バトルを見てみてみたいと言う気持ちもありますので、続報に期待です。
それと、現時点では一作目に登場したモルドやクリスティーン、相棒のウォンの登場は現時点は確定していませんが、ファンとしてはストレンジファミリーが『エンドゲーム』を経てどのように変わったのかも気になるところなのではないでしょうか。
人気キャラを主人公に据えたマーベルドラマ『ロキ』!─彼に再び会える!
長らくトリック・スターとして物語を掻き回してきた裏切りの神ロキ。
当初こそヴィランとしての登場でしたが、徐々にそのエキセントリックな立ち回りから人気を博し、最期は「インフィニティ・ウォー」で命を散らし、物語から退場しました。
そんなロキの単独作品、気になる内容は一体どんなものになるのかご説明いたします!
『ロキ』は歴史を旅する物語!─人類史のあちこちに彼が登場!
現時点で発表された情報によると、『ロキ』の物語は彼がさまざまな時間軸を飛び回り、人類史に影響を与えていく物語になるとのことです。
ロキと言えば先ほども述べたようにアベンジャーズの時間軸では死亡しています。
しかしながら『エンドゲーム』においてタイム泥棒作戦を行い2013年のニューヨークに飛んだ際に、その時間軸に存在していたロキがスペースストーンを奪取していずこかへと消えて行きましたが、今回のドラマ版で登場するロキはその時の彼であると言う見方が強くなっています。
もちろん、正史世界のロキが実は生きている可能性や、今回描かれるのは過去の物語である可能性も考えられますが、いずれにせよ"どのロキ"が登場するのかは物語の根幹に関わって来そうです。
ちなみにロキ役のトム・ヒドルストンによると、「今回はロキの新たな旅たちになるけど、なぜかは言えない」と発言していました。
これは、今後シリーズに再びロキが再合流すると言うことでしょうか…?
MCU初のアニメ作品!?アベンジャーズ世界の「もしも」を描く『What If…?』が発表!
他のMCUドラマと同じく「Disney+」で配信されることになる『What If…?』は、まさかのアニメ作品です!
その内容はMCUないで起った出来事の「もしもを描く」とのことで、キャストも歴代の面々がそのまま続投すると発表されています。
気になる第一話の内容は「ペギー・カーターに超人血清が投与され、ひ弱なスティーブ・ロジャースはハワード・スタークのアーマーを身に纏って戦う」と、中々に衝撃的なものです。
今から予習として、MCU全作品を復習しておくとより一層楽しめるかもしれませんね!
彼も遂に単独作品へ!「継承」の物語が描かれるドラマ『ホークアイ』!
アベンジャーズ初期メンバーとして、長らくシリーズの屋台骨を担って来たホークアイことクリント・バートン。
そんな彼もMCUフェイズ4において単独ドラマがされることが決定しました。
本作ではアメコミにおいてヤングアベンジャーズのメンバーでもある弟子のケイト・ビショップが登場し、彼女にホークアイの称号を継承する物語が描かれるとのこと。
主演のジェレミー・レナーの弁によれば「スーパーパワーを持たないヒーローとは一体なんなのかを語る」そうです。
また本作には『エンドゲーム』で描かれたクリントの闇の側面であるローニンも再び登場するらしく、まさにホークアイの集大成的な作品になりそうですね!
早くも続編決定!!タイトルは『マイティ・ソー/ラブ・アンド・サンダー』!
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』で新しい可能性を提示し、ファンから続編の製作も希望されていた「ソー」シリーズが早くも帰ってきました!
監督も『ラグナロク』時と同じワイティティ氏で、フェイズ4の作品群の中でも、最もインパクトのある映画であると言っても過言ではないのではないでしょうか!?
そして気になるそのタイトルは『ラブ&サンダー』です!
ここからは、そんな待望の「ソー」シリーズ続編について発表されていることをご説明していきます。
シリーズにジェーンが復帰!なんと今回は女性版ソーになってムジョルニアも握る!?
発表された情報の中で最も衝撃的だったのが、ジェーン役のナタリー・ポートマンのシリーズ再登板でしょう。
しかも今回は単なる再登場だけでなく、彼女自身が"マイティ・ソー"となり、ムジョルニアも握ることになると言うのです。
まさに衝撃づくめの内容ですが、かつてジェーンはその体内にリアリティ・ストーンを宿したことがあるだけに、もしかしたらインフィニティストーンの力の一旦をその身に宿したのかもしれません。
また、彼女が握ることになるムジョルニアも、アベンジャーズ世界ではヘラに砕かれて存在しないはずですので、どのような経緯で登場するのか気になります。
ともあれ『バトルロイヤル』で一言「ジェーンとは別れた」で済まされ、『エンドゲーム』での再登場もライブラリー出演であっただけに、彼女と再びスクリーンで会えるのは嬉しい限りです。
ヴァルキリーはセクシャルマイノリティ的な一面が描かれる!?
今回は『バトルロイヤル』からシリーズに加わったヴァルキリーも登場するのですが、実は彼女には初登場の時からバイセクシャルであると言う設定が存在し、今作ではその一面も描かれるそうです。
現在発表されている情報によると、「ヴァルキリーはニューアスガルドの新たな王を探している」そうなので、もしかすると彼女は新たな"ソー"と言われるジェーンに恋をするのでしょうか…?
また、同様にセクシャル・マイノリティな一面を持ったキャラクターは『エターナルズ』にも登場するとのことです。
フェイズ4以降のMCUはどうなる?「ブレイド」や「X-MEN」などのリブート企画も!
出典:amazonMCUフェイズ4として製作される作品はすでに発表されている10作品で全てです。
フェイズ4には『アベンジャーズ』のような集合作品が存在しませんが、これは「フェイズ4自体を新たな始まりにしたいから」との考えがあるらしく、さしずめ『エンドゲーム』で一旦壮大なフィナーレを迎えたシリーズの助走期間と言ったところでしょうか。
しかしながら、マーベルには今後5年間の計画があり、そこで製作されることになる作品もすでに発表されています。
中には驚きのあの作品もありますので、順番にご説明していきます。
元祖マーベル映画『ブレイド』もリブートが決定!
全世界のファンに驚愕の声を持って迎えられたのが、1998年から2004年にかけてシリーズが作られた、元祖マーベル映画『ブレイド』のリブート企画です!
『ブレイド』はヴァンパイアと人間の混血児であるヴァンパイハンターブレイドの戦いを描いた映画で、月日が流れた今でも根強いファンがいます。
そして、リブート版ブレイドを演じるのは『グリーンブック』などのマハーシャ・アリ!
彼はすでにNetflixオリジナルのMCUドラマ『ルーク・ケイジ』においてコットンマウスとして登場しているだけに、そう言った意味でも話題をなりました。
現代に蘇ろうとしている『ブレイド』は、一体MCU 世界にどのような旋風を巻き起こすことになるのでしょうか。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.3(原題)』、『キャプテン・マーベル』や『ブラック・パンサー』の続編企画も進行中
出典:amazonその他には『GotG』『キャプテン・マーベル』『ブラック・パンサー』の続編の企画も進行中です!
特に『GotG/vol.3』は現実世界でも一時的に解雇されたジェームズ・ガン監督の復帰までに、キャスト陣の熱い絆やドラマがあったことを知っているだけに、より一層早く観たいと言う方も多いのではないでしょうか。
それだけでなく、『vol.3』は「ロケットの寿命」「ソーは登場するのか」「ガモーラはどうなるのか」と言った、ファンとしては気になって仕方ない要素も盛り沢山ですよね!
『X-MEN』や『ファンタスティック・フォー』もMCUに合流!デッドプールも合流予定!
出典:amazon長らく、別レーベルでシリーズが製作されてきた『X-MEN』『ファンタスティック・フォー』も、それぞれのシリーズが形は違えど終了したことを受けて、正式にMCUに合流することが発表されました。
しかしながら、それは結構先になるとのことで、現時点ではそれ以上に詳しいことはわかっていません。
MCUにおいてはキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスは、かつて「ファンタスティック・4」シリーズでヒューマン・トーチを演じていただけに、2人の共演を見ることが叶いそうにないのは若干残念ではあります。
また、そのメタ発言を世界感で人気の『デッドプール』シリーズはそのままMCUに合流するらしく、旧『Xーメン』の流れを汲んでいるデップーがどのようにMCUに参入するのか、マーベルスタジオの計画が気になります。
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