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姉を好き過ぎる弟の執着とは…。異様な緊張が継続するある家族の愛の姿 姉への異常な執着を持つ主人公を通し、日本社会の縮図ともいえる病んだ家族の姿を綴る。現代人特有の“見捨てられる不安”をスリリングに、ドキュメンタリータッチで描く。 自分の姉のことが大好きな26歳の弟・純。ある日、姉が結婚することになり、姉への異常な執着のあまり、ショックを受ける彼は、悲しみと見捨てられる不安のあまり、あろうことか走りだす母親の車と自分の首をロープでつなぎ、自殺を企てる。
夢と妄想を糧にして日々を生きる青年に起きた思わぬ騒動を描くコメディドラマ 妄想を支えに夢を追う青年が、厳しい現実を前にしてさらに妄想をこじらせていくさまが面白い。現実世界を生きる人の胸の内で、突飛でシニカルな展開がさく裂する。 親のすねをかじって暮らす空想癖のある青年。ある日突然、親の庇護を解かれてホームレスになってしまった。厳しい現実に直面した彼は、さらに空想を加速させて日常を過ごすようになる。だが次第に、青年の現実を脅かす事態が起こり始めて…。
第31回PFFアワード入選作品。少女の成長を描いた思春期ドラマ 難しい年頃の少女の心の機微を細やかに描いている。カメラが透明感まで切り抜いたかのような絵作りに注目。また、母親世代の女性の心にも間違いなく刺さる作品だ。 朝、母が仕事のために家を出て、夜にやっと帰ってくる。そして、台所に立つ母の背中に、娘はその日一日の話をする。ある夏の休日、寝ても寝ても寝足りなくて、ひたすらに眠る少女。そんな彼女がふとしたことから母の背中の大きさに気づく。
交錯する被害者と加害者、人間のどす黒い暗部を炙りだした衝撃作 PFFアワード2009入選、東京学生映画祭グランプリなど、高い評価を得た短編映画。監督は乃木坂46などのMVを手掛ける頃安祐良。原作・脚本はelePHANTMoonのマキタカズオミ。 かつて被害を受けた男が、客となって加害者が働く小さな飲食店を訪れる。理不尽な報復を開始した被害者は怒りを爆発させ、いつしか被害者は加害者になってしまう。被害者と加害者が逆転する不条理な状況は、やがて予想だにしない結末へと向かっていく。
さえない廃品回収の日々を送る男に恋の光が差した時… 監督は、短編『隕石とインポテンツ』がカンヌ映画祭・短編コンペティション部門に選出された佐々木想。脇の脇まで巧演者を揃えた力作で、確かなドラマ演出力も印象的。 さえない廃品回収業務の毎日を送っていた青年が、ある日ささやかな恋心を抱くようになった。一方、青年の周りには、世間的に負け組と思われる人々がうごめいていた。身寄りもなく亡くなっていく人さえいる。そんななか、青年は一縷の望みを胸に走りだす。
愛しい人との別れから始まる喪失の痛みや辛さを静かに綴る感動作 2008年PFFアワードに入選した岩永洋監督作。大切な人との時間は、亡くなった後もずっと続いていく。耐えがたい喪失の痛みを引き出すことを静かに綴っている。 日々の暮らしの中に亡き夫の存在を確かに感じる老婆。葬式を終え、身内や親族も帰ってしまった時から始まる1人の時間。それは、手足を失ってもその存在と痛みを感じる現象に似て、夫の存在感が彼女を支える。それはまた、耐えがたい喪失の痛みをも引き出す。
消費しまくり男とリサイクル男、対照的な2人の若者のガチンコバトルの行方は… 環境問題をテーマに、コミカルかつ娯楽性に富んだ物語が展開する。監督の1人・角田裕秋は現在ライフスタイル角田名義でギャグ漫画家としても活躍している。 地球温暖化なんてどこ吹く風。贅沢三昧で物を消費し続ける若者と、彼が放置するゴミ袋の中から、コーヒーの染みだらけのTシャツから食べかけのトーストまで、こまめに分別収集を続けるもう1人の若者。やがて、2人は真っ向から勝負をすることに。
小さな過ちをきっかけに、黄色い恐怖から追われる男を描いたサスペンスホラー ありふれた日常が一変し、問答無用で襲いかかる脅威の描写がすこぶるスリリング。ささいなきっかけが生み出す理不尽な恐怖展開は、現実でも起こりそうで身震いする。 路上で酔い潰れた女性を介抱した童貞男。彼女のアパートまで送っていくが、出来心でキスをしてしまう。さらに続きを、というところで突如、黄色い靴下の男が現れ、隙を見てその場を逃げだした。だがそれ以来、男は不穏な影につきまとわれるようになる。
将来に希望を見いだせない学生たちの不安と葛藤を真摯に捉えたドラマ 『兄友』の中島良が監督。学生たちが今の自分から脱却しようともがくほど社会とのゆがみの中で身動きが取れなくなる皮肉を描く。PFFアワード2007審査員特別賞受賞作。 虚無感にさいなまれた女子高生。そんな彼女の家庭教師をしながら、就活と仲間との「危険な遊び」から逃れられない大学生。そして、同級生いじめにも閉口しながら満たされない日々を過ごす高校生。絶望の極みに達しようとしたその時、彼らが選んだ行動とは…。
肺炎で入院することになったフリーターの男を描いたヒューマンドラマ 「残された時間はわずかしかない」と思い込むナルシスティックな主人公のキャラクターが観る者の心を掴んで離さない。主演も務めた井上真行監督の独特の世界観に注目。 世間は正月だというのに、肺炎で入院することになった25歳の青年。医師は即入院だと宣告し、彼は肺ガンなのではないかと疑い始める。その疑心はやがてピークに達し、自作の詩に興味を示した女子高生も彼の憂鬱な人生観に変化を来すまでには至らず…。
子供を持てば変われると信じ、暴走するヒロインの激情とゆがみを描いた問題作 思い立ったらなりふり構わず猛進する強烈なヒロインの姿を通して、きれいごとでは片付けられない人間の本能を鋭く描いた問題作。PFFアワード2007準グランプリ受賞作。 足が少し悪い美咲は、物事全てに納得がいかず、職場で注意されても足のせいにするばかり。友人が子供を産んで変わったと言うと、美咲は男友達全員に声をかけ、インターネットで相手を急募。勢いの止まらない彼女に、周囲はただただあぜんとするばかりで…。
「この世に生を受けることは幸せか?」という人間の本質的なテーマを問いかけるドラマ 臨月の少女とその母親が人目を避けて暮らす様子に、少年が見てはいけないものをのぞくように引きつけられていくさまがミステリアス。PFFアワード2007審査員特別賞受賞作。 雛がかえる。新しい生命の誕生。この祝福すべき出来事に、クラスの中で彼だけが納得できずにいた。彼はある日、廃屋の中でお腹の膨れた少女を発見する。むせかえるような暑さの中、彼女は脅えるように母にすがり、人目を避けひっそりと暮らしていたが…。
結婚を約束した女性が逃れられない淫欲のおきてに奪われるエロスドラマ 当時、圧倒的な透明感を放っていたセクシー女優・一之瀬すずが、伝統を守るために陵辱支配される女性を熱演。清らかな女性が汚されていく展開に思わず息をのむ。 結婚を前提に交際している恋人がいる一ノ瀬すず。幸せな日々を暮らしていたが、亡くなった両親が決めたという婚約者が上京してきて、村のしきたりで一ノ瀬家の娘は嫁ぎ先が定められているという。そして、抵抗するすずの華奢な体を力ずくで汚していき…。
互いの寂しさを埋めるようにむさぼりあう男女を描いたエロスドラマ 当時、抜群のプロポーションと美巨乳、ほかの人には醸し出せない妖艶さで人気を博していたセクシー女優・篠田あゆみが、無気力で自堕落なヒロインの愛と欲望を見事に体現。 無気力で怠惰に暮らす麻里。新聞勧誘の営業をしている創平は、1度断られている麻里の部屋を訪ねる。下着姿の麻里に欲情した創平は彼女を押し倒し、荒々しく襲いかかる。その日から創平は麻里の部屋に住みつき、欲望の赴くままにお互いをむさぼりあうが…。
佐藤二朗が原作・監督・脚本をつとめた話題作!佐藤二朗が主宰する演劇ユニット・ちからわざが、2009年に舞台で初演したものを、佐藤二朗自身が監督をつとめて映画化。佐藤二朗のほかにも、山田孝之、仲里依紗、坂井真紀などの豪華俳優陣がそろって出演。架空の島にある置屋を舞台にした、三兄妹と置屋の女たちの新しい物語。真柴得太(山田孝之)は、とある島にある置屋・かげろうで働いていた。得太の仕事は、置屋の遊女である峯(坂井真紀)、純子(今藤洋子)、りり(笹野鈴々音)、さつみ(駒林怜)らの身の回りの世話や、客引きだ。しかし置屋には もうひとりの女が住んでいた。それは、得太の妹・いぶき(仲里依紗)だった。いぶきは体が弱く病気がちで、ほかの女たちとは違い、客をとることはなかった。そのため、ほかの遊女たちからは白い目で見られていたのだ。ある日、得太が遊女たちから頼まれた買い物をして帰ってくると、置屋の空気は凍りついていた。それは、かげろうの支配人であり、得太といぶきの兄である哲雄(佐藤二朗)のせいだった。哲雄は横暴で、置屋で働く人たちを商売道具としかみなしていなかったのだ。かげろうは哲雄に支配されており、兄妹である得太といぶきも哲雄を恐れ、怯えていた。哲雄が置屋の人物を奴隷のように扱う理由とは? この兄妹が抱える闇とは?
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悠斗と青山、結ばれたかに見えた2人は…。向理来主演による本格BL映画の第2弾 ピンク映画を中心に活躍する鬼才・山内大輔監督が手掛けた過激で生々しい男たちの愛憎劇。映画初出演のメンズポールダンサー・CIMAが見事な肉体美を披露する。 数多くの障害を乗り越えて結ばれた悠斗と青山だが、ある日青山は姿を消した。そんな悠斗の前に、青山の全てを知るという男・柴原が現れる。一方、悠斗のライバル・聖夜は、裏組織に追われた恋人・矢崎をかくまいながら、復讐の機会をうかがっていた…。
マイノリティな性に翻弄される美しき男たちの切なくも残酷な愛を描くBL映画第3弾 主演は女性向け映像作品で高い人気を誇る向理来。見事な肉体美と華麗なポールダンステクニックを持つCIMAが共演。山内大輔監督が刹那の快楽に溺れる男たちを巧みに演出。 柴原から任された店で流花が客を殺してしまい、悠斗と流花は身を隠すことに。そんな時ではあったが、2人だけの時間を過ごすこととなり、2人の関係はより深いものへとなっていく。そこで流花も悠斗と同じように青山と交換日記をしていたことを知る。
ヒロインと亡くなった恋人が織りなす異色のラブロマンスホラー 『きみはなにも悪くないよ』の岡元雄作監督が、亡き母を追悼すべく紡ぎ出した感動作。ヒロインと亡き恋人の霊の同棲生活を通して、死者との向きあい方を描いている。 恋人の光希をトラックの運転事故で亡くした美優。悲しみに暮れるなか、周囲で奇怪な現象が起き始め、やがて同僚が殺害される事件が発生。連続する死を案じ先輩の小西に相談した彼女は、次第に小西に惹かれるように。だがある日、突如、光希が姿を現し…。
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戦後、身を売って生き抜いていく娼婦たちを描いたエロスドラマ 北条麻妃に加えて、川上ゆうの共演で愛憎渦巻く物語を描く。作中で女の中のボスたる威厳と、娼婦としての色気の両方を放つ、北条麻紀の存在感が素晴らしい。 戦後の復興期。郊外にあるプレハブ小屋では娼婦たちが肩を寄せあって生きていた。訳ありで連れてこられた新入り・ゆうは、その美しさからたちまち人気を手に入れていく。そして、女たちを取り仕切るボス・マキのパトロンさえもとりこにしていく。
流れる川、燃える炎、波打つ海…。さまざまな動きと色彩が美しさを生み出す短編作品 4年にわたって撮影された「水」と「火」に関する映像で構成されたショートフィルム。美しさと力強さが交わることで生まれるコントラストに、魅了されずにはいられない。 「水」と「火」。対なるものでありながら、共に形に捕らわれない美しさや力強さにあふれている。静かに水が流れる川、踊るように燃え立つ炎、潮の満ち引きで揺れる海など…。目の前に広がるそれらが、見る人の心に、言葉にできない感情をわき立たせる。
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家庭教師が家を訪れるようになったことで少女の心に変化が生じていくさまを描くドラマ 新潟を舞台にした自主映画の制作・上映を手掛ける市民団体「にいがた映画塾」が制作。長岡インディーズムービーコンペティション2020で準グランプリを受賞。 父が亡くなって以降、一家の家事と祖母の介護を担ってきた17歳の彩香。唯一心を許せるのは同級生の親友・愛だけだった。そんななか、妹に勉強を教えるため大学院生の家庭教師が家を訪れるようになる。度々顔を合わせるうち、次第に彩香の心が揺れ始め…。
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ゲイの青年の淡い恋心が、戦争といううねりにかき消されていくさまを描いた青春ドラマ 監督は、『老ナルキソス』でゲイ老人の苦悩を描き、国内外の映画祭で高い評価を受けた東海林毅。長岡インディーズムービーコンペティション2020で監督賞を受賞。 1944年、第二次世界大戦末期の福岡。戦況が敗北必至となり、追い詰められた日本軍はついに学生たちを戦場へ送ることを決断。そんななか、徴兵検査の帰り道、ゲイであることを隠している寛二は、翌朝前線へと旅立つ友人に想いを告げるべきか苦悩する。
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ある日、ある女性が迎えるいくつかの別れを描いたショートドラマ 別れをテーマにした物語だが、全体に漂う緩い雰囲気のおかげで気を張らずに観ることができる。偶然が重なったことで導かれていく最後の結末は、重くのしかかってくる。 女性同士のカップル・ルカとナギ。ある日、ルカの部屋から恋人のナギが去ろうとしていた。そんな矢先、ルカの兄が悲しい知らせを持って訪れる。だがルカにとって、その日の別れはそれだけではなかった。彼女の心をえぐるように、さらなる別れが訪れ…。
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「平成」から「令和」へ、変わりゆく時代のはざなにたゆたう人々を描いたドラマ 2019年5月1日、日本の元号は「令和」となったが、時代が変わっても人々の抱える問題は変わらない。大小の悩みや希望を持つ登場人物たちを通して、人々の「今」を描く。 葛城航は妻と離婚し、川のある地元に帰ってきた。そこには妻子に逃げられた弟の湊がいた。その日、川には行方不明の夫の姿を捜す平成子、不倫関係にある梶修平と朝倉麦、暇を持て余す役者の昭本和夫と明石治らもいた。彼らが一堂に会した時、事件は発生する。
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ある夫婦の日常を通して綴る、“保活”=保育園活動に悩み苦しむ夫婦へ向けた応援歌 社会問題になるほどの切実さを持つ“保活”をテーマにした短編作品。娘への愛情を描写しつつ、その裏にある子育ての苦悩や夫婦の問題をシリアスに織り込んでいる。 葉菜は1歳の娘がいる育活中の妻。0歳児の時点で保育園に入れることができず、来年の入園を目指しているが、夫の勇輔はあまり協力的ではない。娘に対する想いや教育方針など、いろいろなものが食い違い、保活によって夫婦の関係が悪化していく。
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ハッピーバースデーの電話が紡ぐ不思議な出会いと人間ドラマを描いた短編映画 他人の誕生日を祝い続けていた無私の男が、自分自身の人生を顧みて葛藤する。奇妙な出会いを経て、自分の世界の主人公として生まれ変わろうとする心の変化が印象的。 河川敷でテント暮らしを余儀なくされているスズキ。そんな彼の日課は、誕生日を迎える友人や知人に祝福の電話をかけること。ある時、小説家志望の女が現れて、スズキを主人公にして物語を書くと告げる。こうして2人の奇妙な交流が始まったのだが…。
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奇妙なヘルメットをめぐり、謎の男と町の人々が交流するさまを描くヒューマンドラマ 『うさぎドロップ』のSABU監督の14作目となる長編映画。かぶると人生で最も幸福な瞬間を思い出せるヘルメットをめぐり、人々が交流する姿を描く。主演は永瀬正敏。 若者が都会に出て行き、活気を失った地方の町に、奇妙なヘルメットを持った神崎が現れた。ヘルメットの力で町は活気づき、町長は神崎に町にとどまり町を活性化するよう依頼。だが、神崎には謎めいた過去があり、誰も彼が町に来た本当の理由を知らなかった…。
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初秋。祖母と暮らす淳のナンハ゜塾に、友達に連れられた圭太か゛やってくる。愚直て゛相手の気持ちに鈍感て゛、女性とうまくコミュニケーションか゛とれない圭太は、花火大会のホ゜スター貼りのハ゛イトて゛出会った絵美に一目惚れする。ナンハ゜塾を終えて帰宅した淳は、ゆきのようすか゛おかしいことに気つ゛く。淳のことを認識て゛きないのた゛。一方、大学卒業後も就職することか゛て゛きす゛、ハ゛イト生活に追われていた楓は、高校の同級生、庸子と街て゛再会する。キャリアウーマンとして活躍する庸子に気後れしてしまった楓は、思わす゛漫画家になる夢を叶えたと嘘をついてしまう。さらに同し゛頃、女子高生の理恵は親友のかおりに頼まれこ゛とをしていた。それは登下校て゛見かけた他校の達也との関係を取り持ってほしいというものた゛った。ほのかに恋心を抱いているかおりのため、戸惑いなか゛らも理恵は達也のことを調へ゛始める。父親を亡くした達也は血のつなか゛っていない母親、真希とふたりきりて゛暮らしているらしく、関係はうまくいっていないようた゛った。各々の事情か゛交錯するなか、彼らは一緒に行こうとしていた花火大会の日をむかえる。(C)透明花火
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松沢環はミッション系お嬢様学校へ通い、幼馴染みの佐伯美鈴とは富裕層らしい日常を過ごしていた。しかし、父の会社が倒産し、バレエも辞めることになる。友人にも言えず、行き場のない想いを抱える環は、ふと聞こえてきた音の振動に吸い寄せられる。そこでは、新島マリアが和太鼓を叩いていた。その音は力強く豊かで彼女自身の心を表すようだった。声帯損傷で言葉を話せないが明るく、和太鼓を自分の言葉のように叩くマリア。マリアの積極的な誘いにより、いつしか心が動かされ、和太鼓部の扉を開いた環だったが……。紺野彩夏/久保田紗友/永瀬莉子/板垣瑞生/小西桜子/山之内すず/茅島みずき/吉田凜音/川津明日香/山本亜依
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せりふも音楽もない、映像だけで紡がれていく、孤独な少年と石の不思議な関係 2014年当時、16歳だった高校生監督・橋本将英による短編。多くを語ることなく、必要最小限の要素で感情の動きを伝えていく。静かで穏やか、けれど豊かな描写が心に響く。 すぐそばに川が流れている公園で暮らす少年。彼はある時、かたわらに置かれた小石の存在に気づいた。それ以来、少年は常にその小石を手にしながら行動し、公園と川との狭い空間を転々と行き来して過ごしていた。だがある時、小石が忽然と消えてしまう。
常にプラスで考えるヒロインの思考回路に「生」の意味を実感 施設育ち、死刑囚、認知症など、深刻な事態を重く受け止める観る者を、鮮やかに裏切っていく早川千絵監督作。常にプラスで考えるヒロインの前向きさに引き込まれる。 18歳になったやまめは、施設を出る直前に祖父母の存在を知る。ところが、祖父は死刑囚で祖母は認知症だった。そんな事実を彼女は驚きも落胆もせず受け入れる。祖母を介護する青年が録音する、街中の何気ない日常の音の愛おしさ、「生」への感謝を実感する。
喜々として細部に没頭!フェチなこだわりを持つ科捜研の職員をコミカルに描く短編映画 事件の裏側で奔走する科捜研の職員が持つ、情熱とフェチズムがコミカルに紡がれる。匂いから呼び起こされる記憶など、科学では解明できないものへの言及も興味深い。 警察の付属機関である科学捜査研究所、通称「科捜研」。部署ならではの技術や知識を駆使して難事件を解決する、かと思いきや。研究員たちは膨大な量の地道な作業に日々悲鳴を上げている。そんな科捜研に、こよなくガムテープを愛する男がいて…。
さびれた海辺の町から脱出し、移住を夢見る女の暮らしを描いたオフビートドラマ 英語習得と時給にこだわる主人公をはじめ、どこかずれている登場人物たちがちぐはぐな物語を紡ぐ。シュールでユーモラスだが、どこかシニカルな要素が観る者を引きつける。 災害と「爆発」によって海が汚染され、金持ちが海外へと高飛びした町。そんな町に住む女は、渡米するための資金を集めるため、独学で英語習得に精を出しつつ、監視人の目を盗んでは地元の海で「ネコムシ」と呼ばれる絶滅危惧動物の密猟をしていたが…。
女子高生が好きな男の子の唾液を追い求め、エロスに目覚めていく姿を描くドラマ 監督の中山剛平が実体験をもとに、少女の無意識の性的欲求が次第にエスカレートしていく姿を描く。内気な少女が大胆に少年の唾液を追い求めていくさまがなまめかしい。 咲紀はクラスで人気者のハンサムな智哉に好意を抱いている。そんな智哉と親しい咲紀の親友・亜紀は、彼を「クソナルシスト」呼ばわり。それでも咲紀は、智哉への気持ちを募らせていく。やがてその思いはどんどんエスカレートし、彼の唾液を求めるように…。
キスでゾンビ化していく人々たち!日本を舞台にしたゾンビスプラッター ゾンビ映画の傑作『サンゲリア』、『ゾンゲリア』を彷彿とさせるタイトルだが、ただのゾンビものにあらず。次々と予想外の脱力シチュエーションが巻き起こる。 ある夏の日。パンデミックが発生。それはキスをすることでゾンビになる恐ろしいパンデミックだった。それを念力先輩と呼ばれる男に熱弁する後輩の女。超能力で幽霊を払う男は、後輩に連れられるまま、ゾンビが増えつつある町を徘徊することになる。
亡き祖父の家を訪れた女性が家族との思い出を振り返るドラマ 静かな日常の風景と共に、せりふを排してノスタルジックな空気を描いている。家族の関係などを情景から想像させてくれる、日本人の心に訴えかける作品だ。 炎天下、田んぼ道を自転車で走る女性が町中の一軒家へやってくる。ボウリングをしている男性の写真やトロフィーがあちこちに飾られている家の中は無音だが、耳を澄ませば子供たちの声や料理を作る音が聞こえてくる。そこには懐かしい思い出が詰まっていた。
穏やかな仕事場を舞台に、ある女性の罪悪感や葛藤を描き出す心理劇 犯した過ちを認める勇気のなさによって、事態が悪化していく展開がスリリング。過去のトラウマから生じたゆがみや傷、汚れた姿を浮き上がらせていく描写に引き込まれる。 ある大道具会社でのこと。若い女性と老人が一緒に、穏やかな雰囲気のまま和気あいあいと作業をしていた。だがふとしたことで、女性は抱えていた歪んだ過去と、罪の意識を刺激される。葛藤に駆られているなか、彼女の周囲で小さな事件が起きて…。
ゴロンと寝て、バタンと倒れて、キューで動く。釜ヶ崎のホームレスに愛を込めて PFFアワード2015の審査員特別賞と神戸賞をはじめ、多くの学生映画祭で高い評価を得た人間ドラマ。ホームレスのリアルな日常、孤独や生き辛さを温かなまなざしで映し出す。 淀川の河川敷で、元日雇い労働者の佐々木さんが作ったブルーテントに同居している若者・あたる。空き缶回収に精を出して日銭を稼ぎ、あたるは生まれて初めて自由を知る。やがて魅力的な女性の出現により、あたるの世界は少し広がるのだが…。
エビしゅうまいみたいなぷりぷりの肌になって、私に見向きもしない男を見返す! 独特なせりふ回し、あっと驚く奇抜な小道具、かわいさと若さにあふれた演出など、枠にはまらない自由な発想が楽しい。「蒸す」ことへのこだわりにほのぼの。 エビしゅうまい店で働くカヨコは、ある男に恋をしていた。一方、男は失恋したことで傷を植えつけられたので、案山子となって自分を田んぼに植えつけることに。カヨコは、自分に振り向かない男にいつの間にか“植えつけられた”ものに気づき…。
変化を望まない青年の奮闘を虚構と現実を交錯させて描いた青春コメディ インディーズ映画の登竜門、田辺・弁慶映画祭で最高賞の弁慶グランプリを受賞した短編映画。過去と現在、虚構と現実が入り混じる巧みな編集と映像表現が秀逸だ。 アナログ人間のフミヤは、小学校からの友人3人と喫茶店に集っては四方山話を繰り広げる、変わらぬ日常を過ごしていた。やがてテレビのアナログ放送は終了し、就職活動、恋愛、スマホなど、フミヤは全てのことにおいて周囲から取り残されていることに気づく。
死んでもアイドルになってやる!幽霊として蘇った女子高生の復讐を描くホラーコメディ 自殺した少女の復讐劇をポップな語り口で描いた異色作。トラウマ満載ながら、どこまでも前向きな少女の姿が新鮮。「怨念」をキュートに歌ったデビュー曲が見どころだ。 女子高生のこはるは、幼少時に父親のDVにより両親が離婚し、母に育てられた。学校でいじめを受ける彼女の趣味はリストカット。ある日失恋し、ついにリストカットで死んでしまう。幽霊として蘇ったこはるは、自分を虐げた者たちへの復讐を開始する。
常に誰かに見られている…。引きこもり青年が謎のストーカーに脅えるサスペンス 映像・音への執着がすさまじく、ドアノック・ピンポン・学校のチャイムなど日常にあふれる音を駆使した演出も抜きん出ている。引きこもり青年の内面もしっかり描出。 会社を辞めた大島は、就職活動もせずに親からの仕送りだけで引きこもり生活を続けていた。ある夜、買い物をした帰りに大柄な男と肩がぶつかってしまう。男に追い回される大島だが、何とか逃げ切ることに成功。しかし、それは悪夢の前触れにすぎなかった。
最後の夏を迎えた高校サッカー部マネージャーとキャプテンの葛藤を描く青春ドラマ 試合に勝っても褒められず、負けて責められることもないマネージャーと、チームを背負って試合に臨むキャプテン。静かな闘志を持つ2人の思いを丁寧に描いている。 山王高校サッカー部でマネージャーをしている3年生の菜津。夏の大会に敗退したタイミングでマネージャーは引退するのが通例のなか、彼女は冬の選手権まで残ることを宣言する。だが、顧問からも部員からも必要とされていないことに気づいてしまい…。
田舎町で介護を続ける20代半ばの女性を描いたヒューマンドラマ 若くして大切な母親の介護を続ける女性の閉塞感を、脚本も手掛けた山内季子監督が手を洗うという行為で表現。介護から抜け出せない女性の健気な姿が観る者の胸を打つ。 田舎町のスーパーで魚をおろし続ける比富美。そんな彼女は、小さなアパートで寝たきりの母親を介護中。ある日、比富美は東京から戻った大輔と再会する。20代半ばで介護に縛られていた彼女は、心の奥深くに埋めていた希望の光に手を伸ばそうとするが…。
怪獣の遺骸が漂着した沿岸の町のさまざまな立場の人々を描く 怪獣災害の後の世界を舞台に、原子力や発電所や核のごみの対処法と、国の現実を問いかける。無策な政府、補助金目当ての住民、反対する主人公のさまざまな思いが交錯。 太平洋沖に現れた未知の怪獣は、自衛隊と米軍による作戦で活動を停止させることに成功。やがて、その遺骸が日本の沿岸に漂着する。怪獣を建屋で囲み観光名物にしようとする住民一派。だが、完全に死んでいるか確約できないと、主人公たちは反対し…。
27人の中学生たちと作り上げた、切なくもみずみずしい青春を描いた群像劇 現役の中学生と教師が、それぞれ生徒役と教師役を等身大で演じている。生徒たちの振る舞う姿、感情の揺らぎが純粋かつ素朴。素の中学生生活が追体験できることに感動。 夏休み前日、とある中学校の教室で「修学旅行の予定表」が破かれ捨てられるという小さな事件が起こった。一体誰がこんなことをしたのか、わからない。しかしこの出来事をきっかけに、クラスメイトの心がつながり、大きな輪となり広がっていく。
周りの人間全てが許せない男が、やがて孤独に至るまでを描くドラマ 監督の伊藤裕満が、家族や他人との距離の取り方が周囲とは異なる人間を主人公に制作。臨場感あふれるやり取りや、不意に発した言葉や沈黙が、観る者に暴力的に突き刺さる。 30歳を過ぎても働こうとしない主人公。恋人はいるものの付き合った途端に冷たくあたり、彼女を邪険に扱う。そのうえ、他人が話をしていようが悩み打ち明けようが耳を傾けず、全くの無関心。果たして、傍若無人に振る舞うこの男が行きつく先とは…。
児童養護施設に暮らす高校生の男女を描いたヒューマンラブストーリー 脚本も務めた平野朝美監督が人に観てもらうことを意識してドラマティックに撮り上げた感動作。川籠石駿平、北香那ら若手俳優たちが高校生の繊細な感情を切なく演じている。 とある児童養護施設。春樹は耳の不自由な少女・直を妹のように思いながら暮らしてきた。直以外には心を開かなかった春樹だったが、クラスメイトに誘われて始めた音楽にのめり込んでゆく。彼の世界が広がるにつれ、直は次第に距離を感じ始める。
それぞれに問題を抱えた人々の奇妙な同居生活を描いたドラマ すねに傷を持つ4人の男女が、共同生活を通して希望を見いだしていく。ロケ地である仙台の町並みが作品のゆったりとした空気、そしてどこか不安げな危機感を演出している。 ある日、見知らぬ女性と一夜を共にした青年・トモオ。彼は蒸発した父が借金と共に残した家に住んでいた。そんな彼の家に一夜を共にした女性・サチが転がり込んでくる。それをきっかけにサチの家の近くに住む少年と、トモオの同僚も住むことになるが…。
創作されたものに対して理解者がひとりもいなくても、私は人間を肯定する… 監督は、「最も哀れな人たちこそ最も世界を哀れむことができる」を突き詰めた結果、本作を制作。タイトルは、映画『天使にラブ・ソングを2』で使用された同名ゴスペル曲。 歌やアートで表現すること。それはきっと誰かに届いている。森で人知れず歌われる美しい歌。土手に放置された謎の立て看板。そんな「お願いされずに」存在するアートたちを見詰める人たちを見詰める。表現の喜びと不確かさに対する愛情が芽生えてくる。
ハイチ発の新型ウイルスにより増殖したゾンビを飼ってみたwww 世の中にあふれたゾンビたちと共に生きる日本人の生活を、日常的な視点でディテールたっぷりに描く。極端にシュールな設定を通して、生と死について洞察していく。 何の目標もなく、コンビニでアルバイトをする26歳のフリーターの青年は、ある晩女性にボコボコにされているゾンビに遭遇。青年はそのゾンビを家に連れ帰ることに。今やゾンビを飼うことは当たり前になっており、青年のちょっぴり癒やされる生活が始まる。
女の子の何気ない休日の一日をみずみずしい映像で描いた短編ドラマ 岩永洋監督が、天涯孤独の心情を詩的に綴る。普通の女の子の一日を切り取っただけの映像のようでありつつ、言葉のない一瞬から物語や彼女の境遇を想像させてくれる。 1人で休日を過ごす女の子の一日。朝、陽光に照らされて目を覚ました彼女は、そのまま2度寝を続ける。そして、やっと目を覚ました彼女は遅めの朝食を摂り、休日である今日の予定を考える。ふと思い立ち、彼女は両親の墓参りへと出かけていく。
夜の山道。ある小さな事故をきっかけに、恐怖の一夜が幕を開ける… 善意の塊のように見えたおじさんの独特な倫理観が、観る者の善悪の判断基準の根底をぐらつかせ恐怖へと誘う。メインキャスト3人のパワフルな演技に引き込まれる。 牛乳配達店に勤める胃弱で気弱な青年・ヨシオは、ある夜、山道を運転中に誤ってイヌをひいてしまう。ヨシオが瀕死のイヌを前にうろたえていると、通りがかりの地元のおじさんが助けてくれる。それが、ヨシオの人生観を覆す一夜の幕開けだった。
恥辱にまみれた男子の慟哭を凝縮した失恋ジェットコースタームービー 恋に悶え、妄想する日々を送っていた主人公。勇気を出し告白するも、悔しさと、恥ずかしさ、そして吐き気が彼を襲う。内向的男子の恥辱にまみれた疾走と慟哭を13分に凝縮。 ある朝、バス停にいた女子高生に一目惚れをした主人公。恋に悶え、妄想する日々を送る彼は歌を作り、憧れのあの子に渡すことに。勇気を振り絞り告白するも、悔しさと恥ずかしさと吐き気に襲われ、廃墟にたどりついた彼は、全てを体内から排除し…。
東日本大震災のひと月後に元彼が上京したことから巻き起こる出来事を描いたドラマ 監督はPFFアワード受賞経験のある川原康臣。脚本は『きをつけてね』の岡太地が担当。放射能汚染を懸念する元彼と、神農幸演じるヒロインの温度差を独特の切り口で描く。 ひと月前に東日本大震災を経験した明海。そこに放射能汚染を心配した元彼の正雄がやって来て、結婚して大阪で暮らそうと息まく。だが、明海は東京に残りバンド活動を続けると主張。2人の意見が平行線をたどるなか、奇妙な出来事が起こり…。
中年男との同居生活で他者とつながる術を学んでいく無口な女の子を描いたドラマ 弓場絢監督が主演も務め、中年男と女の子の曖昧な関係を活写。2人の関係性が明示されないまま始まる物語に驚かされる。監督が日常会話に挟み込んだ劇的なせりふにも注目。 アパートの玄関に立つ女性・ゆりこ。部屋からは「遠慮するな、入れ」と言う男の声。親子ほど歳の差もありそうな2人だが、血縁関係は無さそうで、恋人同士にも見えない。ゆりこをリコと呼ぶ“おやじ”との炊事と食事。共食という行為が親密さを育み…。
さえない高校生の正体は深夜ラジオの名物はがき職人!思春期男子の劣情を描く青春映画 趣味はラジオと自慰行為という童貞男子高校生の過剰な自意識や情けない現実、性欲を持て余す姿は、美しい青春とはほど遠いが、どこか愛おしく、最後は爆笑してしまう。 さえない男子高校生・ヒロト。彼の真の姿は、人気ラジオ番組の常連投稿者“三代目天津丼”だった。ヒロトは三代目天津丼を師と仰ぐ不良のマーシー、憧れの女子・アヤエと共にはがき職人クラブを結成するが、アヤエが三代目天津丼を凌ぐ常連リスナーになり…。
隠し事は、何ですか?ちょっと下品な漫画を描いてる漫画家の後藤可久士。一人娘の小学4年生の姫。可久士は、何においても、愛娘・姫が最優先。親バカ・可久士が娘・姫に知られたくないこと。それは……自分の仕事が『漫画家』であること。そして……姫の母親の行方のこと。可久士の後悔、姫の決意。父が娘にしていた愛と笑いの先にある“かくしごと”その箱がひとつひとつ紐解かれていく未来には――。後藤可久士:神谷浩史/後藤姫:高橋李依/十丸院五月:花江夏樹/志治仰:八代拓/墨田羅砂:安野希世乃/筧亜美:佐倉綾音/芥子駆:村瀬歩/六條一子:内田真礼/マリオ:浪川大輔/古武シルビア:小澤亜李/東御ひな:本渡楓/橘地莉子:和氣あず未/千田奈留:逢田梨香子
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竹宮ゆゆこのベストセラー小説をSABU監督が実写映画化した常識を覆す衝撃の愛の物語 W主演を務めた中川大志と石井杏奈が挑んだ鬼気迫るシーンに注目。多くの人が自分の境遇に苦しむ時代でも、愛は必ず絶望から救ってくれると、観る者に希望を与えてくれる。 どこにでもいる高校生の濱田清澄は、“学年一の嫌われ者”と呼ばれて孤立していた1年生の蔵本玻璃を、いじめの手から救い出そうとする。清澄は玻璃の愛らしさと心の美しさに気づき、玻璃は清澄に感謝と憧れの想いを抱き、2人は心の距離を縮めていくが…。
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キャバ嬢たちのセクシーバトルを描くエロスドラマの新章 華やかで壮絶な女たちの物語「嬢王夜曲」シリーズが新章に突入。セクシー女優界のトップランナー・希島あいり、キュート&グラマラスボディが魅力の逢見リカが共演。 ナンバーワンキャバ嬢のキヨミは、パートナーであるホスト・ミキヤの関心を引くため、彼女のヘルプだった新人のアイナを彼に篭絡させた上、風俗に落とす。はめられたと気づいたアイナは復讐代行者に頼んでキヨミを失脚させ、一躍店のトップに躍り出るが…。
友達の母をテーマに描いた3編のオムニバス・エロスドラマ 小早川怜子、美咲礼、北原夏美ら、新旧の“お母さん”がそれぞれのシチュエーションで魅力を存分に発揮。熟女と青年が紡ぐエロスにドキドキ感も味わえる。 若くして結婚した彩乃には康太という息子がいて、大学生になっていた。康太の友達・祐介はアパート暮らしの貧乏学生。ある日、家賃滞納でアパートを追い出された祐介は、一時的に康太の家に居候することになる。(「友達のお母さん 魅惑の香り」)
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平凡な主婦と売れない女優が女子同士のペアで競技に挑むダンスムービー 日常に追われる大人たちが、ダンスを通じて青春を取り戻していく姿を笑いと感動を交えて描出。性差、常識を打ち破り、男女ペアの壁を越えようとする2人に胸が熱くなる。 高校時代に競技ダンスで脚光を浴びた主婦の真子と女優の一華は、ペアを組み再び競技ダンスに挑むことに。女性カップルの話題と共に2人の演技は大会を席巻するが、女性ペアの是非を問う議論が巻き起こる。一方、真子には家庭の、一華には仕事の危機が迫り…。
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綾瀬慎介は少女小説「小樽・恋シリーズ」の人気作家。小説の挿絵画家であった親友、紀宮の死をきっかけに、長い間記憶の彼方へと追いやっていた故郷・小樽を訪ねる。慎介はそこで自分のファンだという少女はるかと出会う。はるかの案内で小樽を回る先々で、古風な身なりの少年が姿を現す。慎介はいつしかその少年が、遠い昔の自分自身だということに気づき、はるかも自らの過去に生きていた憧れの人ではないかと思い始める…。勝野洋/石田ひかり/松田洋治/尾美としのり
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紅レイは、人気地下アイドルグループ「ディスティニー」のメンバー。表の顔は人気アイドル、裏の顔はスナイパーという2つの顔を持つレイ。憧れのリーダー香坂瑠璃の卒業ライブ。多くのファンで溢れかえる会場に、闇組織シガラの殺し屋たちが潜んでいた。おっちょこちょいのマネージャー木戸ゆとりのミスにより、一瞬としてそこは戦場と化す...。その頃、闇組織シガラが凄腕の殺し屋を採用するためのバトルロワイヤルがおこなわれていた。そこでたった1人生き残ったのが五条みゆき。冷酷な殺人鬼トレーナー、風間リョウに育てられたみゆきは、辛い過去の復讐のため、闇組織シガラの凄腕殺人鬼となり、レイ達の前に現れる。闇組織シガラからのさまざまな刺客に、立ち向かうレイの物語。「アイドルにはね、やらなきゃなんないときがあるのよ」仲間、友情、別れ、遺恨、宿命、目の当たりにする真実とは...。そんな彼女達の事を人は「アイドルスナイパー」と呼んだ。遠藤三貴/瀬野ユリエ/前田けゑ/福山理子/稲森美優/鳥住奈央/矢吹穂乃香/西川路瑠璃華/月森楓/坂本三成/片上響/滝川拳/JAY/森崎元太/範田紗々/若林美保/星乃まおり/トニー大木
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過去の後悔や挫折と向きあい、必死にもがきながらも前に進んでいく若者を描いたドラマ シンガーソングライターとして活動する白波多カミンがヒロインを好演。“愚直に誠実に生きることの美しさ”の一端を垣間見ることができる佐近圭太郎監督の演出に注目。 ボーカル・安曇とギター・仁を中心に結成した人気大学生バンド・SCORE。ある日、彼らにメジャーデビューのオファーが舞い込むが、安曇がレコード会社に不信感を抱き、メンバーと対立。バンドは解散してしまう。6年後、彼らは別の生活を営んでいたが…。
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未来に向かう若き女優の忘れられない日々を描いたラブストーリー 群馬県吾妻郡中之条町の秋祭りや四万川ダムなど、美しい風景を背景に物語が展開し、往年のスタンダートジャズの名曲が映画を彩る。未来に向かうヒロインを北村優衣が熱演。 25歳の新人女優・椎名遼子は、オーディションで連続ドラマに抜擢されたばかり。夏の終わりに故郷に帰ってきたが、25歳年上の恋人・村木順次と別れるように所属事務所から迫られていた。孤児の遼子にとっては唯一愛する人で、別れの決断はできないでいた。
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キング・オブ・アウトロー、竹内力が5年ぶりに任侠映画に復帰! 『カオルちゃん』シリーズの黄金コンビ、竹内力と宮坂武志監督が再タッグを組んだバイオレンスムービー。拳銃のオークション会場を舞台に、壮絶な銃撃戦が繰り広げられる。 解散の道を選んだ河原組の鮫島の手元には、組の遺産の大量の拳銃が残された。処分に困った鮫島は、助言を得て闇のオークションに出す。しかし、その会場には因縁のある竜神会の佐々木がきていた。大量の拳銃を前にして、壮絶な銃撃戦が始まる。
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別荘をシェアした2組の夫婦が、離婚の危機に直面する5日間を描いた大人の恋愛映画 ふたつの夫婦関係を軸に「ふさわしさ」や「名前」をめぐる群像劇が展開する。泥沼な要素満載だが、二転三転する脚本とシリアスだが軽快な役者陣の名演が痛快さを生み出す。 主婦の飯塚美希は、ブランドネーム開発をしている夫・由則に不満を抱いていた。ある時、美希たちは由則の仕事のパートナーである林多香子とその夫・充と別荘で5日間の休暇を過ごすことになる。実は美希と充は、それぞれのパートナーに隠れて不倫をしていた。
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己のピークをとうに過ぎた小説家。それでも書くことを諦めない男の行く末は… 人に読まれてこその小説家が、読ませないことを目指した利用規約を全力で書いていく展開にブラックな笑いがこみ上げる。最後のスタッフロールまで目が離せない。 新人編集者・小野田は、先輩の呼び出しを受けてある小説家の家を訪ねることに。その相手は、小野田が憧れている小説家・星だった。心を浮き立たせていたが、彼が書いているものを知って驚く。星が書いているのは小説ではなく、利用規約の文章だった。
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大阪で暮らす中華系親子の愛情の再生を描いたヒューマンドラマ 監督は中国の国立映画大学・中央戯劇学院に留学し、博士号を取得した異色の経歴を持つ高橋伸彰。ドキュメンタリータッチの演出で、TKFFC2019ではグランプリを獲得。 大阪で生活する中華系の母と子。4歳のヤンヤンは、父と数カ月前から会っていない。そんなある日、ヤンヤンは以前、父が描いた花火の絵を見つける。それを見た母は、花火を見に行く約束をするのだが、その約束を日々の忙しさからつい忘れてしまう。
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いたずら好きな子供たちと、それを阻止しようとする大人たちの攻防を描く短編コメディ 作品のコンセプトは「平成最後のおばかムービー」。姉弟の行動に翻弄される大人たち。その姿が真剣であればあるほど滑稽さが浮き彫りになって、つい笑ってしまう。 平穏なスーパーに現れた小さな姉弟。この2人がしでかすいたずらによって、スーパーのバックヤードは騒然となった。すご腕Gメンの指揮のもと、タイガーとジャガーは姉弟を追跡。だが彼らの奔走を笑い飛ばすかのように、姉弟は凶行を進めていく…。
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孤独な女子高生が本当の自分でいられる居場所と友人を見つけていくドラマ 一緒に食事をする相手がおらず、トイレで1人お昼を食べる「ランチメイト症候群」がテーマ。同じ境遇にある2人の女の子たちが、壁1枚を隔てて共感しあうさまが胸を打つ。 高校生の田辺真由美は、祖母が作ってくれたお弁当をクラスメイトにけなされたため、トイレで1人お昼を食べていた。一方、隣のトイレでも青木友香が同じようにお昼を食べていた。そうして知り合った2人は、顔は見えないが徐々に会話をするようになる。
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思春期の孤独と不安…、現役高校生によるリアルな学園群像劇 PFFアワード2020の観客賞受賞作。当時18歳、高校在学中の稲田百音監督が学校の仲間と共に制作。高校生たちのリアルな悩みや葛藤、喜びがストレートに伝わってくる。 地味な転校生と冬の遠足の行き先を決める遠足係になったクラスメイトの4人。なかなか足並みが揃わないなか、転校生は4人それぞれに花と花言葉を贈り始める。最初は気味悪がっていた生徒たちだったが、彼の言葉に後押しされて、自分に正直に向きあうように…。
ある島に伝わる不思議な伝説と、島に住む住人たちと男の静かな交流を描いたドラマ 荒唐無稽な設定ながら、気怠くオフビートな雰囲気で進む物語が心地いい。伝説の真相を知るにつれて、自分にとって大切なものに気づいていく展開に胸が熱くなる。 縁島という島には、人を祟りで土偶に変えてしまう霞姫の伝説がある。小林はその島に旅行で訪れるが、恋人が土偶になってしまった。一度は島を去るも、小林は恋人を元に戻すために再び島に戻り、島の人たちと共に祟りを解くために奔走する。
友人や家族との関係、芸術や宗教観のなかで苦悩する主人公を描く 主演の野村陽介が自ら監督・脚本・撮影・録音・美術・編集を担当。芸術家としての志のため、恋愛を捨てて童貞を貫いてきた主人公の姿を独自の視点で描く。 芸術家としての志を持ち続けるために、これまで恋愛を捨てて童貞を貫いてきた、美大生の野村。卒業を前に、自己愛と他人からの評価のはざま、友人や家族との関係、芸術や宗教観など、さまざまな苦難に遭遇する彼の気の抜けた日常生活を描く。
それは記憶か現実か…。PFFアワード準グランプリに輝いたドラマ 不安感をあおるようなカメラワークとスピード感あふれる編集が魅力的。生と死のはざまを彷徨う怪奇な物語を、新鋭・寺西涼監督ならではの切り口で描いている。 恋人と同棲していたショウは、ある日一緒に暮らしていたアパートから逃げるように実家へと帰る。そこで彼は、夢の中に繰り返し現れていた中学時代の幼馴染み・ミーコと再開する。だが、久しぶりに再会した彼女はどこか様子がおかしいようで…。
「変なものが見える」男の世界をコラージュだけで描いたドラマ サイケデリックな映像と独特の語り口が、唯一無二の空気感を醸し出している。作中のBGMもその雰囲気作りに一役買っている。あふれ出すセンスに脱帽すること間違いなし。 ある日、突然幻覚が見えるようになった男。会社を解雇されてしまった彼は、その幻視に導かれるように密造酒と、黒豹男をはじめとした奇妙な人々に出会う。それをきっかけに、夢とも現実ともつかないような不条理な世界へ吸い込まれていく。
監督が自らの新婚旅行を記録し、大切な家族への愛情を綴っていく 佐藤奏太が監督・脚本・撮影・編集・録音を担当し、自らの新婚旅行を記録。訪れた場所の淡々とした映像とモノローグで語られるなかで、不思議な感動を与える。 監督自身がカメラを持ち、自らの新婚旅行を記録した日記的な映画。道程、旅館の食事、霧島、黒川、嬉野などの訪れた観光名所が、淡々とした映像とモノローグで語られる。滲み出る亡き祖母への想いと妻への愛に、不思議なほど心動かされる。
透明人間との交流を通じて、人間同士の言葉や視覚のすれ違いを描いた野心作 透明人間が見える男と、見えないけれど彼に近づきたい女がコミュニケーションを繰り広げる。かみあわない会話、もどかしいやり取りの連続がシュールで残酷だが、面白い。 夏子は大好きないとこ・アキオが住む家に遊びに来た。そこで彼女は、誰にも見えない透明人間のおばあちゃんと会話をするアキオを目の当たりにする。彼と同じものが見えるようになりたいと思った夏子は、アキオと一緒に不思議な日常を過ごすようになるが…。
人を刺した男と蘇った女、異色の2人旅を描いた美しいロードムービー 人を刺した男とゾンビとして蘇った女の旅という奇抜な設定ながら、今村瑛一監督による丁寧な演出と美しい映像が予想外のアンサンブルを生み出し、心に焼きつく。 ある出来事をきっかけに人を刺してしまった男と、恋人にゾンビとして蘇らされた女。2人は追っ手から逃れるため、旅をする。逃避行のなか、同じ時間を過ごす2人は次第に心を通わせていく。“生きている”間に夢を叶えようとする2人の旅はどこで終わるのか…。
寄り添う誰かがいれば君は死ななかったのか?交通事故で“男性機能”が不能になった男。一生SEXも出来ず子供も作れない。そんな男がたどり着いた場所は「添い寝屋」。そこは10代〜70代までの男女のお客が来る人間交差点。傍目には幸せに見える生活の中で、本当に親しい周りの人に【心のSOS】を出せない大人たち。救いようの無い孤独感と絶望感を抱えた男。そして孤独と絶望の中で生きる一人の女性に「一緒に死んで欲しい」と乞われる。彼の選択は...。三濃川陽介/栗林藍希/新井郁/草村礼子/渡辺いっけい 他
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家に住み着いた他人を追い出そうとするも思いどおりにならない姉妹の悲喜劇を描く 俳優やダンサー、演劇やアイドルへの振付など幅広く活躍する加藤紗希の初監督作。自身も役者である監督が、観る者の不快感をかき立てる役者たちの迫真の演技を引き出した。 海外勤務から久々に帰国し、妹・アキのいる家に帰ってきたミカ。だが、誰もいないはずの部屋に、大量のゴミの中で寝転ぶ男女の姿を発見。我が物顔で過ごす2人を許せないミカは、彼らを出て行かせるよう妹にけしかけるが、アキは言い出すことができず…。
旅には出ずとも、旅人を装うことから日常の景色が変わっていく様子を描いたドラマ 監督は学生時代から映画制作を始めた小林瑛美。「旅に出たい」、「どこに行っても同じ」という相反するふたつの感覚から生まれた本作は、PFFアワード2019に入選。 出張でデンマーク旅行に行けなくなったと恋人から告げられた咲子。1人で旅行することになり一度は出発するも、なぜか家に戻ってきてしまう。恋人にはデンマークにいると伝え、デンマークにいるふりを始めるが、偶然出会った旅行者を家に泊めることになり…。
空っぽで平凡を自認する女性が、男性が求める自分になり切った先にあるものは… 自身の凡庸さを自覚している女性が、タイプの異なる2人の男性の目に映る自分像に翻弄されていく。求められる自分像に応えようとするヒロインの七変化ぶりは見応えあり。 いくつものアルバイトをこなしているフリーター・渡良瀬まち。ある時、自分をモデルにして絵を描きたいという画家・岡崎由人と出会う。やがて一緒に暮らすようになり、由人は絵を完成させようと意気込む。一方、まちは芸術ライター・糸川と知り合うのだが…。
親友を見送るため、空港へ急ぐ男の珍道中をコメディタッチで描いた友情ドラマ 監督は学生時代から自主映画を手掛け、『大怪獣シュラメック』が東京学生映画祭で入選した高階匠。主人公が次々と襲われる災難と、友人との思い出を振り返る姿を描く。 アメリカ人の親友・エリックを見送るため、空港へ向かう宮田。だが、駅で財布を盗まれてしまい、足止めを食ってしまう。何とかして空港にたどりつこうとする宮田だったが、その後も次々と災難に見舞われる。歯がゆい珍道中の先に待つものは…。
平穏な片田舎で起きた少女失踪事件を、ある少年のザラザラとした視点で描出 注目の若手映画作家・松本剛は本作でPFFアワード2018入選を果たした。思春期の少年が抱える危うさを観念的に演出。意識と無意識が交錯しながら少年は成長を遂げる。 森の中へ入っていった少女がそのまま失踪。その目撃者だった少年は少女を追い、彼女の遺品と見られるものを取得。また、少女は失踪前にYouTubeで「自分の作り方・成分」をアップしていた。少年はその動画のとおりに「自分の作り方」の成分を調合し…。
失って初めて気づく、大切な人の存在の大きさ。1人になった男の切ない心模様を描く 恋人と別れた男のその後を、丁寧かつ自然体で綴っていく。ありふれた日常生活のなかで、自分のそばに誰もいないという空虚さにふと気づき、傷心する姿が切ない。 亀ちゃんは恋人との別れを決めた。辛い気持ちはあるけれど、友との語らいや独り身の気楽さは、一瞬だけれどそれを忘れさせてくれる。けれど、亀ちゃんの気持ちは晴れることはなかった。パートナーの存在の大きさを、彼は失ってみて初めて気づく。
22歳の女性の日常を通して、日々変化する心の移り変わりを描いたドラマ 高橋カンナ監督が、多摩美術大学の卒業制作として制作。22歳の女性の複雑な心の描写を、日常の生き方を通して淡々と描く。観る者の想像力をかき立てるショートフィルム。 主人公は姉と2人で暮らす22歳の女性。友達や恋人、家族とは仲が良く、特別問題があるわけではない。だから、特に話さなくてはならないようなこともない。でも、話さないと少し苦しい。平穏な夏の日々を過ごしながら、心の中をさまざまな思いが駆けめぐる。
もう1度野球がしたい元高校球児を描いたヒューマンドラマ 「大人になった自分は全力で生きてるのか」、そんな思いを胸にバットを振り切る主人公の姿が胸を打つ。登場人物たちの過去に対する温度差が妙にリアルに感じられる。 6年前の甲子園京都地区予選決勝、相手チームの伝説的ピッチャー“ドラゴン”に敗北した元甲子園球児・志村寅雄。時間がたっても拭えぬその敗戦の悔しさから、寅雄は再び元チームメイトたちを探し回り、「一緒に野球やらへんか?」と勧誘していたが…。
武井佑吏監督が星に焦がれた少年少女たちの人間模様を描いた青春SF群像劇 第11回田辺・弁慶映画祭でグランプリを獲得した武井佑吏監督の長編デビュー作。平凡だが普遍的な青春時代を過ごす高校生のみずみずしい姿と、切ない青春の喪失を描き出す。 数十年に一度観測される赤色彗星の到来が近づき、「彗星が通り過ぎる時の強力な磁場でタイムパラドクスが発生する」という学説を耳にした天文部のジュンたちは、彗星と同じ物質の「彗星核」を作ろうとする。蒸し暑いなか、ジュンは作業に取り組んでいたが…。
2人の男が自由で、夢のような曖昧な時間を過ごすロードムービー 川向こうのスカイツリーを背に、2人の男は走り回り、曖昧な時間を過ごす。これは、世界の平和、帰るべき場所、いなくなった友達へのあやふやメッセージでもあった。 平和活動に少し飽き飽きしていたキクザワは、荒川の橋の下で暮らしていたオオイシと再会。彼らは、そこら辺の葉っぱの煙を吸って黄色い蝉と出会ったり、魚を釣ったり、劇をやったり、懐中電灯でシグナルを送りあったりして過ごしていた。
松本千晶監督が未解決事件を追う男に迫る、混沌の闇を描き出すミステリー PFFアワード2016 に入選したサイコミステリー。未解決事件を追う記者が目にした異様な光景、謎に包まれた過去、悪夢のようにゆがんだ現在に、主人公も観客も翻弄される。 高校時代の恋人を謎の転落死で失った藤真。12年後、記者となった彼は未解決となった恋人の事故を記事にするよう上司から命じられる。調査のために彼女が住んでいた村を訪れた藤真は、当時容疑者として疑われていた男が彼女の遺族と暮らしていることを知り…。
短気で気性の荒い性格から傷害事件を起こしてしまい2年の刑期を終えた杉村春生は、偶然出会った闇金業者の酒井にスカウトされ、南八番興業という闇金で働くこととなる。金利はトイチ、面談をして借用書にサインさせて貸すという昔ながらのアナログな闇金業者。面談・貸付は社長の南宗衛門と息子の南三蔵が行い、取り立ては酒井が行っている。事務所には他に営業の根津や事務の深田が働いている。杉村は根津と酒井から闇金のノウハウを教わりながら、様々な借主から取り立てることとなる。妻と子供からは愛想を尽かされ、貯金も仕事もなく自殺しようとしている近藤や、複数の闇金から金を借りているキャバ嬢の愛理、様々な事情で闇金から金を借りる人々に出会い、徐々に仕事の要領を得ていく杉村。そして、闇金業者には敵味方が入り乱れており、その時の状況判断によっては命に関わるということも知る。杉村は闇金を通して社会の表と裏にある人間と金の闇を知ることとなる・・・。柾木玲弥/榊原徹士/朝井大智/兒玉遥/川崎健太/中山こころ/舘昌美/虎牙光揮/海道力也/林海象/中野英雄
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大阪抗争から一週間後。相馬仁(小沢仁志)は神征会解散て゛分裂した組織を立て直す為に阪神連合の張本(桑田昭彦)と相馬組の永井(仁科克基)を使って、大阪の組織を駆けまわっていた。一方、吉永組組長の塚田(阿部亮平)も木田財閥の令嬢・美樹(桝田幸希)か゛持っていた元・神征会の会長・矢島(螢雪次朗)の殺人教唆の証拠を基に九州の豊秀組を巻き込み、関西統一へ動き始めていた。相馬は豊秀組と決着を着けるへ゛く、福岡へ向かうのた゛か゛、豊秀組の組員とトラフ゛ルになっていた麗香(川上奈々美)を助けたことて゛新たなるトラフ゛ルへと巻き込まれていく-。c2021日本極道戦争製作委員会
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氷室蓮司の出生の秘密が明らかに…。「日本統一」シリーズのエピソード集第5弾 本宮泰風演じる氷室蓮司と山口祥行演じる田村悠人の成り上がりを描いた人気シリーズの傑作選。リモート会議という時流に乗ったシチュエーションで、氷室の過去が語られる。 氷室はパソコンを使ったリモート会議で山崎一門のメンバーの近況を聞いていた。川上が横浜の事務所を大掃除していた時、氷室の幼少期の写真を見つける。田村は氷室と藤代組の関係についてメンバーに話すように促す。そこで語られる氷室の過去とは…。
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進んでいく九州侵攻!白竜、松田一三共演によるヤクザシリーズ第3弾 京阪連合が壊滅したことでパワーバランスが再び変化し、新たな争いへ物語が展開していく。各勢力の思惑が交錯する、緊張感あふれる人々の関係と抗争が描かれる。 京阪連合が壊滅し、弘和会が誠真会を取り込んだ。次々と九州侵攻をしていく弘和会に対し、津浪は川谷組組長・芝浦と九州の緒形組とで盃を交わすように促し、その侵攻に歯止めを掛けようとする。そんななか、関西侠友会の新井組が川谷組に抗争を仕掛ける。
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終活フェアをきっかけに離婚寸前の熟年夫婦が人生整理に動きだす騒動を描くコメディ 明るく楽しい定年後生活を送るため、人生整理を始めた家族を描く。主演はBOYS AND MENのリーダー・水野勝。橋爪功と高畑淳子の「熟年夫婦あるある」な会話が笑える。 来年結婚50年を迎える真一と千賀子。千賀子は10年前に定年退職した夫へのストレスを趣味のコーラスで発散し、真一は麻雀仲間と妻の愚痴を言いあう日々を送っている。そんななか、千賀子は娘の知りあいで葬儀社に勤める菅野に勧められ、終活フェアに行くが…。
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2012年に放送され、最高視聴率21.7%を記録した大ヒットドラマの劇場版! 興行収入18億円を突破し、ドラマ同様ヒットを記録した。サヴァン症候群であり、特殊な能力を持つ主人公をつとめるのは中居正広。ほかにも栗山千明、北村一輝といったドラマおなじみのキャストが登場。そして、キーパーソンとして堀北真希が出演している。ニューヨークでコンピューターシステムにウイルスが侵入したことにより、電気系統が爆発を起こす事件が発生。FBI関係者のラリー井上(村上弘明)は間一髪で爆破に巻き込まれそうだったところをアタル(中居正広)に救われる。一方、日本でもコンピューターウイルスによる鉄道の送電線破壊事件が発生し、捜査一課の沢俊一(北村一輝)らが捜査を始めていた。日本とアメリカで起きた事件が類似していたことから、警視庁の女性管理官・星秋穂(松雪泰子)が指揮をとる捜査本部に、ラリーをはじめとしたFBI捜査チームが合流することに。そこにはアタルの姿もあり、沢や警察をやめて探偵となっていた蛯名舞子(栗山千明)は再会を喜ぶのであった。そして、これらの犯行の容疑者として謎の女性・マドカ(堀北真希)が浮かび上がるが、次第にアタルとマドカの関係性に疑問を持つ者が出てきて…。
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