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日本人なら誰もが一度は見たことがある大河ドラマ。そんな大河ドラマの歴代おすすめランキング50選を紹介します。
新しい作品が発表されるたびに話題となる日本ならではのドラマですが、これまで多くの人々の心を鷲掴みにしてきました。
そんななかでも特に人気の作品がランクイン! 大人気の歴代大河ドラマを徹底解説していきます。
目次
それでは早速「歴代大河ドラマ」おすすめランキング50選を紹介します!
これまで数多くの偉人を取り上げてきた大河ドラマですが、その人生に寄り添った大河ドラマを見て歴史を勉強した方も多いのではないでしょうか。
登場人物の人生を追い、学びを得られるところも大河ドラマならではです。
また、大河ドラマに抜擢されるということも、日本の芸能界では名誉あることです。豪華すぎる俳優陣にも注目しながらお楽しみください。
『いだてん ~東京オリムピック噺~』は、東京オリンピック開催を目指す男達の情熱を描いた大河ドラマです。
日本人初のオリンピック選手である金栗四三(六代目中村勘九郎)を主人公にした第一部。そこから日本初のオリンピック開催を目指す田畑政治(阿部サダヲ)の奮闘を描いた第二部。
脚本に宮藤官九郎を迎えて、東京オリンピックを目指す男たちの世代を越えたバトンリレーが繰り広げられました。
『平清盛』は、武家として初めて国政を担った平清盛(松山ケンイチ)の生涯を描いた大河ドラマです。
武家として戦の描写はもちろんありながら、貴族の社交界の描写にも重きを置いた2軸の物語が展開されていった本作。大河ドラマとしては珍しく呪術などのオカルト要素を取り入れているのも特徴です。
時代の転換点特有の不安や後ろ暗さをあらゆる方法で描き出していることで、コアなファンを得ている作品となりました。
『花燃ゆ』は、幕末の尊王攘夷思想を支えた松下村塾を舞台に、吉田寅次郎(伊勢谷友介)の妹である文(井上真央)の献身を描いた大河ドラマです。
吉田松陰の処刑後、松下村塾の思想を守り、実行し続けて来た門下生たち。文はその筆頭である久坂玄瑞の妻として塾を支え、同時に明治維新の動乱に翻弄される生涯を送りました。
そんな中で、時代が変わっても残り続ける松陰の教えがが、本作の最大の見どころです。
『江~姫たちの戦国~』は、徳川2代将軍・秀忠(向井理)にして多くの基礎を作り上げた江(上野樹里)の活躍を描く大河ドラマです。
織田、豊臣の時代から続く天下統一の動乱。その歴史の裏では、大名の妻たちによる激しい勢力争いが繰り広げられていました。男たちの華々しい活躍の影には、必ず女たちの根回しや助言がある。
人気ドラマ『大奥』を彷彿とさせる「女の戦い」に注目です。
『八重の桜』は、女性でありながら砲術師として会津藩のために戦った新島八重(綾瀬はるか)の生涯を描いた大河ドラマです。
砲術師範の家に生まれ、自らも銃の扱いに長けた八重。志は持ちながらも女性と言うことで、やはり歴史の表舞台には立てず、時代に翻弄され続けていきます。
その後、教師として、そして医療従事者としてたくましく天命を全うする、彼女の真っすぐな生きざまに元気を貰える作品です。
『武蔵 MUSASHI』は、江戸時代初期に日本一の剣豪と謳われた宮本武蔵(十一代目市川海老蔵)の武者修行の日々を描いた大河ドラマです。
世間に煙たがれながら、ただひたすらに「強くなる」ためストイックに剣の道に生きる武蔵。
大河ドラマとしては異色の暴行・虐殺といったシーンを鮮明に描き、戦国の世が終わったばかりの不安定な時代を限界ギリギリまで描き出しました。もちろん、代名詞である巌流島の決戦も必見です!
『琉球の風 DRAGON SPIRIT』は、薩摩藩による沖縄併合の歴史をフィクションを交えつつ描いた大河ドラマです。
歴史の教科書等ではさらりと描かれている沖縄併合の歴史。長らく描かれてこなかった日本の影の歴史、そして独自の文化体系を、架空の人物である啓泰(東山紀之)の視点を通して描いて行きました。
後の『炎立つ』と併せて、国内における悲哀の歴史を後世に残すという志のもとに製作された作品です。
『炎立つ』は、藤原経清(渡辺謙)から始まる奥州藤原氏の東北統治の歴史を描いた大河ドラマです。
初代奥州藤原氏である経清と、滅亡時の棟梁・泰衡(同・渡辺謙)を主人公に4代にわたる繁栄と東北併合の歴史を描いています。
泰衡の代になると義経一派との絆や、頼朝一派との軋轢といった、歴史の表舞台との関わりも強くなっていくのが特徴的です。やがては頼朝に滅ぼされる運命にあるため、悲哀の大河ドラマとなりました。
『葵 徳川三代』は、徳川家康(津川雅彦)・秀忠(西田敏行)・家光(尾上辰之助)の江戸幕府設立の歴史を描いた大河ドラマです。
ずるがしこくも憎めない家康や、妻の尻に敷かれる秀忠、破天荒な家光とキャラクター性に富んだ主人公たちのリレーが何よりの魅力である本作。
大河ドラマでは初めてとなるハイビジョン作品として放送されました。多額の製作費をかけた第一回、圧巻の関ヶ原の戦いだけでも見る価値ありです!
『北条時宗』は、鎌倉時代中期の若き執権・北条時宗(和泉元彌)の苦難と活躍を描いた大河ドラマです。
日本史上、最大の危機であったと言える元寇。その際に執権であった時宗の成長が本作の大きな魅力です。
生真面目で、自分の能力と責務の板挟みに悩み続ける姿や、そこで直面する数々の国内外の乱。時代に翻弄されながらも、やがて国家の主として逞しい背中を見せるようになった時には感動もひとしおです。
『竜馬がゆく』は、薩長同盟を手引きして明治維新の礎となった坂本龍馬(北大路欣也)の生涯を描いた大河ドラマです。
日本史上、知らない人がいないと言える大人物・坂本龍馬。
中でも原作を含めた本作は「好奇心旺盛で自由奔放」「人懐こくて子供っぽい」など、現代における坂本龍馬のイメージを決定づけた作品とされています。
司馬遼太郎が太鼓判を押した、北大路さん演じる竜馬にももちろん注目です!
『風林火山』は、武田信玄に士官した軍師・山本勘助(内野聖陽)の活躍を描いた大河ドラマです。
勘助の武田家との出会い~川中島での戦死までを描いた本作は、戦国時代でありながらも、お仕事ものドラマのようなサクセスストーリーとして描かれているのが特徴的です。
一方で「武田の滅亡」という歴史の大転換期まで描けないこともあり、代わりに登場人物1人1人の生きざまを描いて行くことで物語に厚みを生み出しました。
『花神』は、後に明治維新の中核を担う村医者の青年・大村益次郎(中村梅之助)の成長を描いた大河ドラマです。
ただの蘭学者だった青年が、高杉晋作(中村雅俊)らとの出会いを通して、自らの使命を自覚していく様が描かれています。
周囲を歴史の有名人に囲まれながら、学者として論理的に立ち向かう益次郎。そんな堅苦しくも痛快な独特の人柄が相まって、根強いファンを得ている作品です!
『功名が辻』は、豊臣秀吉の与力であった山内一豊(上川隆也)と、その妻・千代(仲間由紀恵)の夫婦の絆を描いた大河ドラマです。
恋愛が存在しない時代において、絆と言う形で関係を描いていく大河ドラマ式のラブストーリー。
その代表格のひとつである本作は、戦嫌いの妻と「一国一城」の夢を持つ夫の軋轢を中心に、時に離れ、時に手を取り合う夫婦の距離感を見事に描き出しました。
『獅子の時代』は、明治維新下で賊軍の汚名を着せられた会津藩の武士・平沼銑次(菅原文太)の苦悩と戦いを描いた大河ドラマです。
幕府の使節としてパリ万博の視察に向かった架空の武士が主人公。
異国文化への興味と、祖国・会津を護らなければならない使命感との板挟みに悩まされる「その他大勢の武士」たちの生きざまが描かれていきました。
『徳川慶喜』は、江戸幕府最後の征夷大将軍・徳川慶喜の生きざまを描いた大河ドラマです。幕末の動乱の中で、征夷大将軍として頭角を現していく慶喜。
英才教育で培った類稀なる頭脳を使い、幕府、そして日本の命運を切り開くための政戦へと身を委ねていきます。
江戸幕府では歴代一優秀であったとも言われる慶喜の戦いは、戦場ではなく机上にこそあるのです。
『天地人』は、上杉景勝の腹心・直江兼続(妻夫木聡)の活躍を描いた大河ドラマです。上杉家において、主に他国との外交で力を発揮した兼続。
その心は上杉家への「義」と「愛」で溢れており、景勝への献身的な忠義と、石田三成との不思議な因縁が印象的です。
幼少時代を担当した加藤清史郎の演技にも注目が集まり、後に兼続の実子役として再登場するなど大きな反響を呼びました。
『利家とまつ~加賀百万石物語~』は、織田・豊臣両家に使えた腹心・前田利家(唐沢寿明)とその妻・まつ(松嶋菜々子)の絆を描いた大河ドラマです。
傾奇者の利家と、良妻として語り継がれるまつ。物語は利家の戦場での手柄争いを軸に描きつつ、豊臣夫妻、佐々夫妻との家族ぐるみの交流とライバル関係が描かれます。
その一方で、加賀百万石の大大名となる利家のサクセスストーリーとしても楽しめる、一粒で二度おいしい作品です!
『国盗り物語』は、戦国の世に大きな国づくりを目指した斎藤道三(平幹二朗)、その意思を継いだ織田信長(高橋英樹)の活躍を描いた大河ドラマです。
戦乱の世で天下統一の野心を唱えた道三。その夢はかないませんでしたが、代わりに信長の対抗心を焚きつける結果となりました。
一方で、手段を択ばなくなっていく信長に不信感を抱くもう一人の道三の弟子・明智光秀(近藤正臣)。すべての清算は本能寺へとつながるのです。
『翔ぶが如く』は、明治維新の中核を担った薩摩藩の西郷隆盛(西田敏行)、大久保利通(鹿賀丈史)両名の活躍を描いた大河ドラマです。
ダブル主人公として製作された本作は、武骨な武人としての薩摩人を描くために、登場人物の多くが無口なキャラとなっているのが大きな特徴です。
特に武骨でありながらもどこか愛嬌のある西田敏行演じる西郷像は、後世に長く語り継がれる印象深い役柄となりました。
『毛利元就』は、策謀や調略で戦国の乱世を生き抜いた毛利元就(中村橋之助)の生涯を描く大河ドラマです。
毛利家を守るため、あらゆる手段を使い諸国大名と渡り歩いてきた元就。しかし、それは義を重んじる家臣たちの反感を招く結果となり、結果として数多の反乱を招いてしまいます。
最後には、これまで死に目にあってきた登場人物たちが夢枕に立ち断罪裁判を行うという、印象的すぎる最終回を生み出しました。
『義経』は、源平合戦の英雄・源の義経(滝沢秀明)の生涯を描いた大河ドラマです。
後の征夷大将軍・頼朝(中井貴一)の弟である彼は、兄の決起に心を震わせ、力添えするために武蔵坊弁慶(松平健)と共に馳せ参じます。
数々の伝説的な戦果を重ねながら、次第に頼朝からも脅威の目で見られるようになってしまうのです。主演に滝沢秀明、少年期に神木隆之介を起用し、お茶の間の話題をさらった作品です!
『峠の群像』は、大石内蔵助(緒形拳)を筆頭にした赤穂浪士の仇討事件を描いた大河ドラマです。
時代劇の定番「忠臣蔵」。
本作は、赤穂浪士の境遇を企業倒産で路頭に迷ったサラリーマンの姿になぞらえ、雇われ人として武士の暮らしと苦悩、そして反旗を翻すしか道がないどん詰まりの時代を描き出しました。
そのためヒロイズムよりもリアリズムに傾倒して、仇討以外の方法を模索する浪士たちの姿なども印象に残る作品です。
『風と雲と虹と』は、平安中期に朝廷へ反乱を起こした平将門(加藤剛)と藤原純友(緒形拳)の生涯を描いた大河ドラマです。
物語の軸は、現代でも日本三大悪霊と恐れられた将門の視点で、腐敗しきった貴族政権への失望が描かれていきます。
同じ不満を持った人々の間で、あれよあれよといううちに反乱軍の頭領に仕立てられていく将門。それを支えたのは、自らも別の切り口から反乱を起こそうとしている藤原純友の存在でした。
『麒麟がくる』は、将軍の力による太平の世を目指す明智光秀(長谷川博己)と、その盟友となった織田信長(染谷将太)の台頭を描いた大河ドラマです。
最大の特徴は、近年の新たな光秀像である「将軍の腹心」としての生きざまにスポットを当てていることです。
信長をその盟友と位置付け、これまでにない新しい天下統一の形が描かれようとしています。政戦に力を注ぎ、できる限り戦を回避しようと奔走する姿も目新しいですね!
『勝海舟』は、後の海軍卿・勝海舟(渡哲也/松方弘樹)の生きざまを描いた大河ドラマです。
黒船到来の衝撃から、これからの時代は船の力が必要不可欠だと悟った勝。
それは同時に幕府の必要性を軽んじることであると同時に、自身は徳川家に忠義を誓う家臣であるという矛盾を抱えていました。
渡哲也の闘病のため主演が交代になったり、NHKの労使交渉のアクシデントを乗り越えつつ、文字通り時代の荒波を越えた作品となりました。
『信長 KING OF ZIPANGU』は、戦国時代に天下統一を最初に成し遂げた大名・織田信長(緒形直人)の生きざまを描いた大河ドラマです。
本作はポルトガル人の宣教師の目を通して信長を描くという手法が取られています。
特に信長は有名な「人間五十年」の文言をタイムリミットのように意識していて、50歳までに全てを成し遂げようという、生き急ぐような人物として描かれているのが特徴です。
『元禄太平記』は、歴史的な謀反・赤穂浪士事件を幕府の使用人・柳沢吉保(石坂浩二)の視点で描く大河ドラマです。
時の将軍・徳川綱吉(芦田伸介)に忠義を尽くし、地道に22万石の段名に上り詰めた吉保。
そこで赤穂浪士事件が起こることで、一気に失墜の道をたどるという、不条理な運命が描かれています。
本作の大石内蔵助(江守徹)は敵となりますが、その演技と役の知名度で主役を凌ぐ人気を持ってしまったそうです。
『天と地と』は、武田信玄(津川雅彦)のライバルと謳われた上杉謙信(榎木孝明)の生涯を描いた大河ドラマです。
上杉側から川中島を描きたい、という思いで企画が生まれた本作は、頭にして類稀なる軍師である謙信の華々しい活躍が描かれています。
一方で信心深い仏門の身としてあらゆる欲を断ったストイックな姿が全編を通して描かれて、家臣だけでなく視聴者も感服するという、あふれるカリスマ性を発揮しました。
『黄金の日日』は、安土桃山時代に貿易商として身を立てた納屋助左衛門(六代目市川染五郎)の奮闘を描いた大河ドラマです。
父親の後を追って、船乗りになることを夢見る助左衛門。その船が目的地の琉球ではなく、ルソン島・アゴーの村へ漂着したことで、彼の胸の内に一攫千金の若葉が芽吹きます。
木下藤吉郎(緒形拳)らの助けを借りながら販路拡大を目指し、堺の街で大豪商へと成りあがっていくサクセスストーリーです!
『太平記』は、室町幕府の創始者・足利尊氏(真田広之)の生涯を描いた大河ドラマです。
大河ドラマでは数少ない、建武の新政前後から南北朝時代までを描いた本作。誰にでも好かれる快男児である尊氏が、自らが掲げる正義感に押しつぶされていく姿がとても印象的です。
後に恒例となる、本編後の史跡巡りコーナー「○○紀行」のもとになったコーナーが初めて設けられた作品でもありました。
『西郷どん』は、日本最後の侍と称えられる西郷隆盛(鈴木亮平)の生涯を描いた大河ドラマです。
戊辰戦争の英雄にして、最後まで士族としての誇りを持ち続けた隆盛の熱い人柄や波乱の人生が描かれました。主演の鈴木亮平は、役に合わせた肉体改造で有名です。
西郷どんでも筋骨隆々の青年期から、上野公園の銅像でおなじみの恰幅の良い晩年まで。放送中の短いスパンで体格を切り替える役者魂にも注目です!
『草燃える』は、鎌倉幕府を開いた源頼朝(石坂浩二)と、その継室・北条政子(岩下志麻)の生涯を描いた大河ドラマです。
本作はリレー式の大河では珍しく、物語の中盤で夫から妻へと主人公が切り替わるのが最大の特徴です。女性かつ尼でありながら、頼朝の後を継いで実質的な将軍の職務を行った政子。
その毅然とした振る舞いと、情に厚い人間らしさを兼ね備えた「強いヒロイン」として描かれています。
『八代将軍 吉宗』は、運命のいたずらで将軍となってしまった徳川吉宗(西田敏行)の生涯を描いた大河ドラマです。
悪戯好きのわんぱく少年だった吉宗。藩主として将軍家を支えていくつもりが、運命のいたずらで次々と先代将軍が亡くなっていきます。
そしていつの間にか時期将軍の白羽の矢が立ってしまった波乱の人生と、個性的な息子たちの教育で悩まされる父親としての晩年が描かれていきました。
『いのち』は、戦後の混乱の中で医者として生きる道を目指した岩田未希(三田佳子)の成長を描く大河ドラマです。
近代フィクションの名作とされる本作は、物語だけを見ると連続テレビ小説に近い感覚で視聴できるのが特徴です。一方で、医者として未熟ゆえの苦難や葛藤。
高度経済成長期に掛かって一気に様変わりしていく東京。そしてオイルショックという時代に翻弄されていく様は、大河ドラマらしいと言えるかもしれませんね。
『おんな城主 直虎』は、戦国時代に女ながら領主として名を馳せた井伊直虎(柴咲コウ)の奮闘を描いた大河ドラマです。
女性大河としては数少ない、姫ではなく為政者としての作品ということで注目を浴びました。国と家を守るために、数々の戦国大名の中を渡り歩く直虎。
柴咲コウが演じるその凛とした姿と眼力は視聴者も気圧されるほどの迫力です。スパイス的に盛り込まれる幼馴染の友情や恋愛模様もひとつの見どころですね。
『秀吉』は、農家のせがれから関白へと上り詰めた豊臣秀吉(竹中直人)の成功を描いた大河ドラマです。
本作の魅力はなんといっても竹中直人演じる秀吉の存在感。後の秀吉の人物像は、この作品を元にしていると言っても過言ではないでしょう。
秀吉と言えば晩年の落ちぶれっぷりも印象的ですが、本作は天下統一を果たして我が世の春を満喫するところまで。あくまで下克上サクセスストーリーのていを崩していないのもポイントですね。
『徳川家康』は、江戸幕府初代将軍・徳川家康(滝田栄)の活躍を描いた大河ドラマです。
新しい家康を創り出すという想いのもと、家康役に抜擢されたのは滝田栄。
低身長で狸顔という絵画のイメージを覆す、長身で男前なその姿は、まさしく信長に代わるカリスマ性を持った力強い家康像を生み出しました。
そんな信長役を演じる役所広司さんは当時は世間では無名に近く、本作での名演を通して売れていったという裏話もありますよ。
『新選組!』は、幕末に尊王攘夷運動の弾圧に従事した浪士隊・新選組の活躍を描いた大河ドラマです。
局長・近藤勇(香取慎吾)を中心とした個性的な新選組の面々が、三谷幸喜の脚本によりエンターテイメント性を強く、誰にでも親しまれるような姿で描かれました。
本作は将軍の剣として、鉄の掟によって築かれた仲間同士の絆が物語の中心となっています。善でも悪でもなく、1人の侍として生き抜いた彼らの生涯が印象的です。
『太閤記』は、豊臣秀吉(緒形拳)の天下統一物語を描いた大河ドラマです。
NHKの新体制で臨んだ本作は、若いスタッフと若い役者による新しい大河ドラマ制作ということで、秀吉役には当時新人である緒形拳が選ばれました。
また作中に史跡の現在の姿を挿入するという、今でいう「○○紀行」のようなカットを導入。娯楽時代劇ではなく教養歴史劇としての側面を際立たせ、「社会科ドラマ」という新しい言葉を生み出しました。
『おんな太閤記』は、豊臣秀吉(西田敏行)の正室・ねね(佐久間良子)の生涯を描いた大河ドラマです。
秀吉の国盗り物語を傍で支えたねね。後に秀吉の死後、北政所として豊臣家を実質的に守り続けて来た姿までが描かれています。
秀吉を尻に敷くかかあ天下なねねですが、妙に庶民臭いところがあるのにも注目です。関白の妻としての生活に慣れずに戸惑う姿などは、生活を切り盛りする当時の女性ならではのリアクションですね。
『赤穂浪士』は、大石内蔵助(長谷川一夫)ら赤穂浪士の復讐劇「忠臣蔵」を描いた大河ドラマです。
大河ドラマ2作目として製作された本作は、あらゆる芸能界の看板役者や大御所などを総動員したことで、多大なる注目と視聴率を獲得しました。
もちろん物語も浪士たちの討ち入りまでの苦難や葛藤、そして沙汰を得た後の切腹までを時間をかけて丁寧に描き出し、忠臣蔵作品としても非常に完成度の高い仕上がりとなっています。
『軍師官兵衛』は、豊臣政権の軍師として同家を支えたキリシタン大名・黒田官兵衛(岡田准一)の活躍を描いた大河ドラマです。
岡田准一演じる渋いビジュアルが話題を呼んだ本作は、軍師として頭角を現していくところから始まります。
斜陽になっていく豊臣家を支えようとする強い意志、そして石田三成(田中圭)との確執など、天下統一の裏で行われて来た水面下の攻防が中心に描かれました。
『春日局』は、後に3代将軍家光の乳母となるおふく(大原麗子)の生涯を描いた大河ドラマです。
明智家の家臣の娘として、戦々恐々とした戦国時代末期を生き延びたおふく。その才を家康に認められた彼女は、春日局として次世代の将軍の乳母に任命されます。
多くの作品では小姑や、まさしく彼女が語源となったお局様のような存在で描かれる彼女ですが、本作では平和と子供を愛する母親としての姿が強く描かれています。
『篤姫』は、13代将軍家定の正室・篤姫(宮﨑あおい)の生涯を描いた大河ドラマです。
いわゆる明治維新の混乱が始まろうとしている中で、将軍の妻として、また大奥を取り仕切る長として、そして次代の将軍の指南役として、徳川一族の命を守るために奔走します。
大奥が政治を動かすという篤姫のさながら女王のような立ち振る舞いは近年の大河では珍しく、絶大な人気を得ていきました。
『武田信玄』は、甲斐の国主・武田信玄(中井貴一)の生涯を描いた大河ドラマです。
信長の台頭まで、最も天下統一に近いと言われていた男・信玄。目的のために手段を択ばないストイックな姿と、家臣への情に厚い人間臭い姿を併せ持ったカリスマ性を中井貴一が演じ切りました。
武田と言えば有名なのが騎馬隊ですが、本作の合戦シーンでも多くの騎馬を用いた迫力のある映像が評価されています。
『真田丸』は、豊臣家の腹心として活躍した真田信繁(堺雅人)の生涯を描いた大河ドラマです。
武田、織田、豊臣と、仕えた大名が次々と滅亡していく真田一族。父・真田昌幸(草刈正雄)から受け継いだのは、血を絶やさないためなら一族が敵味方に分かれてでも生きていくという鋼の意思でした。
豊臣家への忠義から死を覚悟して大坂の陣へ赴く信繁。一方、それを案じる徳川方の兄・信之(大泉洋)。家族の絆に心を動かされる傑作です。
『龍馬伝』は、明治維新の礎となった土佐藩士・坂本龍馬(福山雅治)と、その幼馴染・岩崎弥太郎(香川照之)の生涯を描いた大河ドラマです。
主演に福山雅治を迎えて大ヒットとなった本作は、龍馬の生涯を追うだけではありません。その活躍によって少しずつ変わっていく日本の生活様式。まさに「日本の夜明け」が描かれています。
幼馴染でありライバルの弥太郎を通して、客観的な視点で龍馬を追うというのも大きなポイントですね!
さまざまな「大河ドラマ」の50選を紹介しました。
昔から変わることなく人々に愛されている大河ドラマ。今後も変わらず私たちに寄り添ってくれることでしょう。
年配の方だけではなく、若者でも歴史を学びながらハマれる、日本の伝統的なドラマから今後も目が離せません!
お気に入りのドラマは何位にランクインしていましたか?
aukanaではほかにも面白いジャンル別のドラマやアニメのランキングを紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。