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家庭に問題を抱え、居場所を見いだせない中学生の男女が向かった先とは… PFFアワード2019準グランプリ受賞。大人の世界に振り回される孤独な子供たちの感情に丁寧に寄り添っている。中学生の危うくはかない胸中を子供目線で描き出す。 それぞれに家庭の問題を抱え、家族とそりが合わない中学生の里佳子と航汰。家庭にも町にも居場所がない2人は自然と友達になる。たとえ雨が降っても家には居辛い2人は、やがて河川敷という場所を見つける。そして、2人はある決意のもとに歩み出す。
子供の目に映る、銭湯の摩訶不思議な世界を描くショートアニメ 独特なタッチの画、せりふがなくやや不安をあおる音楽のみでストーリーは進行。大浴場の扉を開けると湯気の向こうに広がる非日常的で奇妙な世界を子供の目線で綴る。 小さな女の子が母親に連れられて銭湯にやってきた。女湯に入ると、女性たちが黙々と体を洗っている。女の子にとって、それは見慣れぬ不気味な光景でもあった。湯船に浸かり、今度は母親とサウナに入る。中の女性は一様にぐったりしていて…。
クマの生活から、さまざまな感覚を想像させる詩的なアニメーション 不安定なママと2人で森に暮らすクマのぬいぐるみの生活を通し、幸せだったこと、痛みを感じたこと、忘れたいことなど、さまざまな感覚を連想させる不思議な感覚に浸る。 不安定なママと森に暮らす、クマのぬいぐるみ。たとえ傷つけられても、何度でも一緒に食事をし、腕の中に戻る家族にしかわからない感覚がある。断片的に描かれるクマの生活が、幸せや痛み、なぜ受け入れられようとするのかなど、さまざまな感覚を想像させる。
みずみずしい言葉がちりばめられた、新感覚の友情ドラマ PFFアワード2019入選作品。実存と虚構のはざまで人間の本質を追究する金子由里奈監督の手腕がさえる。印象的な言葉と映像は、観る者を不思議な世界に引き込んでいく。 コンビニで夜勤をする奏子は植物になりたいと願っている。ある日、植物園で画を描いている少年・航と出会う。奏子にとって航は幼くはあったが2人には奇妙な絆が芽生えていく。やがて航には根っこが生えてしまう。それでも人間関係を超えた友情を保ち続け…。
人間の生と死、輪廻転生、出会いと別れを見詰めるSF的寓話 「プールから生まれた純粋無垢な生命体が人間に育てられる」という異色の設定に引き込まれる。出演は『トータスの旅』の木村知貴ほか。PFFアワード2018入選作。 トウキョウ3区の9号プールから少女が生まれ、プールの管理人・ソノダはその少女・エンと7カ月暮らすことに。一方、大阪でゲストハウスを営む園田章は穏やかに過ごしていたが、夫・滋流は行方不明、さらに妊娠中の彼女はつわりがひどく、花を主食にしていた。
仕事や人間関係に疲れ切った現代女性の心の再生を描くドラマ 会社での人間関係に疲れてしまったヒロインが、田舎で心をリセットするさまを静かなタッチで描き出す。富士山麓の美しい景色も見どころ。PFFアワード2018入選作。 周囲との人間関係に疲弊した蛍は、富士山の麓にある母の実家でしばらく過ごすことに。今は誰も住んでいない家の庭を無心で手入れしながら、彼女は最近自分に起きた出来事を振り返る。美しい自然の中、自らと向きあった女性の1カ月を描く。
夜の小学校を舞台に、年老いた男と少年の交流を描くドラマ 監督は『アボカドの固さ』の城真也。早稲田大学での是枝裕和監督の授業から誕生した本作は、恐怖と優しさが入り混じり不思議な味わいをもたらす。PFFアワード2017入選作。 最新のセキュリティシステムが導入されたことで、小学校の警備員の職を解雇された男。だが、この男は夜な夜な学校へ忍び込もうとする。そんなある晩、少年が忘れ物を取りにひっそりと静まり返った夜の学校を訪れる。そこで、彼は老人と出会うが…。
卒業制作のテーマを探す主人公を監督自身が演じたシュールなコメディ 藤田千秋監督はじめ、監督の家族や友人たちが本人役で出演。おかしな人物も多数登場し、監督のユニークな感性が随所に見え隠れする。PFFアワード2017審査員特別賞受賞作。 卒業制作がさっぱりはかどらず、母親から家業を継げと言われた大学生の千秋。その重圧を感じさせる言葉に憂鬱な気持ちになるなか、旧友の北斗と再会する。やがて、ののしりたくなるほど嫌でつまらない日々を過ごすうち、千秋の心は揺れ始める。
共同保育によって育てられた監督が自らの人生を振り返るドキュメンタリー 当時23歳のシングルマザーの母が始めた実践的共同保育で育った加納土監督が、軽やかな語り口で新しい家族の形を問いかける。PFFアワード2017審査員特別賞受賞。 1995年に監督の母・加納穂子が始めた共同保育「沈没家族」では、さまざまな若者が寄りあい、共同生活を送りながら子育てに奮闘した。大学生になった監督が、当時の保育人や一緒に生活した人たちに会い、母の想い、そして不在だった父の姿を追いかける。
1人の女の子の視線で、学校の休み時間を切り取ったショートアニメ 一部しか焦点の合わない映像とゆがんだ音響によって、学校の休み時間という当たり前の日常を生きることの居心地の悪さを表現している。PFFアワード2016の入選作品。 チャイムが鳴り、休み時間が始まる。徐々に教室はざわつき始め、生徒たちはめいめいに自分の居場所に集まっていく。黒板の前に立つ女の子。誰かが誰かの誕生日を祝って歌っている。机の上にきれいに置かれた教科書とノート。そして私は机に落書きを始める。
応援に青春をささげる高校生たちの熱き勇姿が胸を打つドラマ 渡邉聡監督による昭和の特撮への愛を感じさせるエフェクトと演出に注目。“応援界のドン”を凌駕すべく、主人公が粉骨砕身で応援スキルを磨く熱いストーリーが展開する。 3年生と2年生がそれぞれ1人ずつしかいない舞蹴高校応援団の今後の活動は、3人の新入生にかかっていた。だが、彼らは肉体労働のバイトやバンドの練習で団の活動に参加しないくせ者揃い。しかし、その新入生の1人・シドウにはある野望があり…。
小笠原諸島の雄大な海や山を背景に、理由なき凶行を描いたヒューマンサスペンス 矢川健吾が監督を務めたPFFアワード2014審査員特別賞を受賞。島特有の閉ざされた空気を捉えながら、物語は急転し、観る者を混乱させながらラストカットまで疾走する。 小笠原諸島の父島にある観光客向けホテル・ホライズンに1人の新人従業員がやってくる。彼は豊かな自然に囲まれた一見のどかに見える日常の裏に、閉鎖的な環境から生まれる陰鬱な人間関係を垣間見る。それは人知れず、陰惨な事件の萌芽の温床となっていた。
片目の小さなキャラクターを主人公に描く、想像と創造が連なる不思議なアニメーション 斎藤俊介監督が“安らかな安定”と“不安な自由”をテーマに独創的な世界を描いたアニメ。優しいタッチの不思議な世界が観る者を引き込んでいく。PFFアワード2014入選作。 奇妙な形の植物や動物、模様の描かれた空、紫色の雲。見知らぬ世界で目覚めた主人公は、やがてその一部となるべく姿を変えられてしまう。奥へと進むにつれ、そこがどんな場所なのか理解し始めた主人公は、そこにとどまるべきか、戻るべきかの決断を迫られる。
長く厳しい冬が過ぎるまで心を冬眠させる兄弟の姿を映し出す人間ドラマ 岡真太郎が移ろう季節を映しながら、生きる力を蓄える兄弟の交流を描いたPFFアワード2014入選作品。冬眠中の熊のように春を待つ、傷ついた人間の姿を静かに映し出す。 多摩丘陵に暮らす兄と弟。両親の死後、2人は生家である団地に戻り、2人きりの生活を営んでいた。そんななか、兄の恋人が浮気相手との旅行中に事故死し、それが原因で兄は失声症となる。季節は冬となり、弟は声を失った兄の回復を待つが…。
生きる目的のない男が、生きる意義を見いだそうとひた走る青春活劇 香港のスラム街を参考に作ったという解体場は、作品の殺伐した雰囲気がリアルに伝わってくる。PFFアワード2013審査員特別賞、ジェムストーン賞、観客賞(神戸)受賞作。 不衛生な小屋で、牛や豚、鶏などの食肉を解体する青年・メジマ。生きる目的のないこのメジマとは対照的に、幸福な人生を貪欲に求めて、仲間から慕われている中国人青年のリー。肉食、性欲、弱肉強食。倫理はぶっとばして「生」の根源を見詰めていく。
ささやかに、幸せに暮らす女子大生が悪意の存在によって“世界”を発見する人間ドラマ 青石太郎監督が日常に潜む悪意と希望を描いたPFFアワード2012日本映画ペンクラブ賞受賞作。凡庸な日常から一歩踏み出すことの小さな輝きをリアルかつ丁寧な演出で見せる。 20歳の大学生・笹野さつきは、トレーラー運転手の父と団地で2人暮らし。親子の関係も良好で、彼氏もいる。ある日、さつきは清掃アルバイトの仕事先で“事件”を目撃してしまう。さつきは自分の日常はそれほど平和ではないのかもしれないと不安を抱き…。
ジャブローでの防衛戦を耐えきった地球連邦軍は勢いのままにジオン地球進攻軍本拠地のオデッサを攻略すべく大反抗作戦に打って出た。アムロ達の乗るホワイトベースは作戦前の最後の補給を受ける為にベルファストへ向け航行。そんな中ホワイトベースにある任務が言い渡される。無人島、通称「帰らずの島」の残敵掃討任務。残置諜者の捜索に乗り出すアムロ達であったが、そこで見たのは、いるはずのない子供たちと一機のザクであった。戦闘の中でガンダムを失ったアムロは、ククルス・ドアンと名乗る男と出会う。島の秘密を暴き、アムロは再びガンダムを見つけて無事脱出できるのか…?
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現代の夫婦に潜むゲス不倫問題に一歩踏み込んで描いたドラマ 何かと話題になる不倫問題について、大胆かつ笑いを取り入れて切り込む。セクシー女優・美谷朱里が体を張って不倫描写に挑戦し、臨場感と背徳感がたっぷりだ。 クローゼットやビジネスホテルと、世間を騒がせる人妻の不倫。白川亜里沙と博之は結婚5年目の賃貸マンション住まいの夫婦。2人は子供なしの共働きで、マイホームの購入を夢見るDINKS夫婦だった。そんななか、博之はセックスのマンネリ化に不満だったが…。
内向的な少年が人捜しの旅を通して世界の広さに気づいていく青春ロードムービー 監督は『ポンチョに夜明けの風はらませて』の廣原暁。PFFアワード2010審査員特別賞を受賞したほか、バンクーバー国際映画祭など、世界各地の映画祭で高評価を獲得。 母親と2人で暮らす高校1年生のユウタはある日、学校から帰る途中、興味本位でホームレスの男からかばんを盗んでしまう。翌朝、かばんを返しに行くと、その男が死んでいるのを発見。ユウタはそのかばんをホームレスの家族に届けるため、旅に出るが…。
カルトムービー『鉄男』を全編英語で製作し、塚本晋也監督の監修のもとでリマスター 世界中の映画監督・クリエイターたちに衝撃を与えた本作。リマスターにより高精細・高解像を究極まで高め、色彩の鮮やかさと強度を向上させた極彩世界は圧巻。 東京の外資系企業に勤めるアメリカ人・アンソニーは妻と息子・トムと暮らしていた。ある日、トムが車にひかれて息絶え、妻は逆上。しかし、アンソニーは冷静に努めようとしていた。夫婦間には溝が生まれ、ストレスを抱えたアンソニーの体に変化が起こる。
舞台はギネス登録もされた最恐お化け屋敷。伝説の禁断ホラーがリマスターされて復活 監督は日本ホラー界の巨匠・清水崇。実在の巨大お化け屋敷を原案に、閉じ込められた男女が体験する地獄の一夜を描く。恐怖描写はもちろん、謎解き要素もあり見応えがある。 ある遊園地の巨大なお化け屋敷で行方不明になった少女・ユキ。10年後の雨の夜、彼女は突然帰ってきた。ケンをはじめとした仲間たちは、痙攣する彼女を病院へと連れていく。だがたどりついた病院は姿を変え、まるで巨大廃墟のような不気味な空間に変貌する。
子供は親の見栄の道具?いびつな親子関係をホラーテイストで描く切り絵アニメーション お互いを利用しあう親子関係を風刺した短編作品。切り絵で描かれた絵柄は、かわいらしさと同時に薄気味悪さをにじませる。こんな親子があるのかと、背筋が寒くなってくる。 ケイコは親の期待を一身に背負ったエリート小学生。良い成績を取るケイコは、母親にとって自慢の娘だ。一方でケイコも、そんな母親を自慢している。勉強のできる娘と、その母親。一見、普通の親子関係に見えるが、どこか奇妙なところがあって…。
家族を成り立たせるものとは?娘の優しい嘘から始まった家族ごっこを描くドラマ 母のために偽りの家族を作る妹と、その計画に乗れない兄の心を丁寧に筆致。人気声優・寿美菜子のデビュー前の主演作品。PFFアワード2008審査員特別賞、企画賞受賞。 高校生の文子の母は、夫に先立たれ、記憶と精神に障害を抱えていた。ある日、兄の徹が働くリサイクルショップの経営者・康治を、母が「お父さん」と呼んだことから、文子は康冶に母の夫として振る舞うように頼み、康治を加えた4人による生活が始まるが…。
激しい風音に紛れる声に導かれながら、ひたすら西へと向かう男を描いた短編アニメ ドローイングやパペットを交え、カットごとに手法が変わるアニメーション表現が不思議な雰囲気を醸し出す。緻密に作り込まれた映像と世界観に目を奪われてしまう。 砂塵が吹きすさぶ褐色の世界。西の大陸を目指して旅をする男が行き倒れ、ある村で世話になることに。村の近くには塩湖があり、世話になっている家の親子は塩の作り手だった。だが最近は塩の湖が干上がり、大地から塩が噴き出すようになったという。
忍び寄る何者かの正体は?クリーチャーとの奇妙な邂逅を音楽家たちが全力で表現する 水本博之監督自ら造形したクリーチャー、それに負けない個性を振りまく登場人物たちが魅力的。可能な限り好きに振る舞ってもらったという、素の演技に惹きつけられる。 東京で何かが起こっているらしい。そんなことは露も気にせず、あるミュージシャン仲間の2人は、キーボードを持ち歩くバイカーと意気投合。彼らは揃って海へと向かう。この時はまだ、背後に異様な影が迫っていることに気づいていなかった…。
彼女とのデートの行く末は?運命のいたずらに翻弄される男の風変わりなラブサスペンス やることなすことにつまずいて、災難ばかりの青年が見せるリアクションが楽しい。相手の女性に気遣いながら、不穏な運命に立ち向かう姿はつい応援したくなる。 あるパーティで1人の女性と出会った青年。連絡先を手に入れ、後日彼女とのデートにこぎつける。待ち合わせ場所へ向かうと、先に到着していた彼女がナンパされていた。その場は何とか切り抜けるが、2人は立て続けにさまざまな災難に襲われてしまう。
恋人との久々の再会。そして予期せぬ別れ。若い男女のすれ違いを描いた短編ドラマ 身振り手振りも交えた舞台劇のような手法で、登場人物たちの背景や複雑な胸の内を描いていく。2人のやり取りの描写、その果てに迎えるラストに感動させられる。 アパートで女性と同棲をしている男。家を空けていた彼が久しぶりにアパートへ戻ると、待っていたのは何もない部屋。同棲相手の女性は、部屋で掃除機をかけていた。話を聞けば、彼女は別の男と過ごすことにし、引っ越しの最中だというのだが…。
実写とアニメの融合。アニメ史に残る衝撃の映像を生み出した、湯浅政明の初長編監督作 実写と3DCGと2D、あらゆる表現が融合した映像が斬新で、アニメ作品のなかでは類を見ない。吉本興業のお笑い芸人たちが声優に挑戦する、そのリアルな大阪感も味わい深い。 初恋の幼馴染・みょんちゃんと再会し、彼女が姉と営む焼き鳥屋に招待された西。しかしそこに現れた借金取りのヤクザによって西は殺されてしまう。現世に未練たっぷりの西は神様に逆らって現世に戻ることに成功するが、今度はクジラに飲み込まれてしまい…?
魚河岸で働く粋で陽気なお祭り野郎が繰り広げる人情ドラマ 松方弘樹主演。東京の下町を舞台に、日本三大祭りの一つ・浅草三社祭をめぐる恋物語を涙とアクション満載で描く。監督・脚本は『トラック野郎』シリーズの鈴木則文。 築地魚河岸で働く勝男は無類のお祭り好きで、祭りと聞けばみこしを担ぎに日本全国どこでも駆けつける。ある日、不治の病に侵された売れっ子ストリッパー・久美と出会った勝男は、久美にみこしを担がせて、最後の楽しい思い出を作ってやろうとするが…。
空手の真髄は“力”だ!プロ空手の創設者・大塚剛の戦いを描いた格闘アクション 必要なものは力だけであるという“プロ空手”の創立者・大塚剛と最強を求める男たちの姿をドキュメンタリー風に活写。過激な修行シーンや格闘描写など、衝撃映像が連続。 大塚剛の手によって創設された“プロ空手”。創設以来、大塚剛を倒した者は誰もいない。打倒大塚剛を目的にし、プロ空手ジムで修行と鍛錬を積む所属選手たち。大塚剛は日本に敵なし、と世界各地を渡り歩き、各地で武闘者の果たし合いを続けていく。
福生と横須賀を舞台に、喧嘩と性に明け暮れるスケバンを描くドラマ 強烈なロックビートに乗せて描く男女の激しいストーリーが展開。ハスキーボイスで一世を風靡した歌手・内藤やす子が映画初出演。脚本は『最後の忠臣蔵』の田中陽造ほか。 スケバンの耀子はギタリストの貢と愛しあっていたが、耀子の喧嘩に巻き込まれた貢が左手の小指を切り落とされてしまう。相手のスケバンを殺し服役していた耀子は、出所後福生に戻る。歌手の朝子から、貢が横須賀で暴れていたと聞いた耀子は横須賀へ向かう。
求める極意は!?絶対不敗の道を模索する合気道の祖・植芝盛平の戦いを描く実録格闘映画 矢吹二郎(千葉治郎)が柔術の達人・植芝盛平を演じ、腕を磨くなかで武道の厳しさと強烈さが描かれる。クライマックスでは、兄・千葉真一演じる空手家と死闘を繰り広げる。 幼い頃から修行に打ち込み、起倒流柔術を身につけていた植芝盛平は、北海道の開拓団団長となる。修行を続けていた盛平だったが、ある日、土木請負事業北海組の用心棒に敗れてしまう。それ以来、彼は武道を極めようと北辰一刀流の達人のもとで腕を磨き…。
任侠の血筋を引いた学生が極道を相手に暴れまわる青春アクション 腕力、度胸、正義感に満ちた一匹狼の学生が、仲間たちと共に暴力団と対峙する姿は痛快。学ラン姿の渡瀬恒彦と着流しの菅原文太で新旧ヤクザを対象的に描いていて面白い。 侠客だった祖父を持つ大学生・島崎角太郎は、一人前の男になるため旅に出ることに。祖父の兄弟分・浅田親分の元を訪ねるが、浅田一家はすっかり寂れてしまっていた。ある日、角太郎は不良学生グループをのしたことから、彼らのボスに祭り上げられる。
色仕掛けに仕込み太刀と、あらゆる手段で悪党たちを相手取る『妖艶毒婦伝』の第3弾 復讐に駆られる娘が、奥義の回転斬りを駆使して、悪徳家老に迫る展開は痛快そのもの。黒幕の悪行を記した書をめぐって繰り広げられる、追いつ追われつの攻防もスリリング。 沼田藩江戸詰家老・田代重太夫は御用商人と結託して私腹を肥やしていた。大納戸役・真壁主計は彼に諌言するも、逆に脅され、真壁一家は死に追いやられる。甲源一刀流秘伝の使い手である娘・お勝は復讐を決意。だが田代も彼女を捕らえようと仕向けていて…。
縄張り争いの大喧嘩に巻き込まれた一匹おおかみの流れ者を描いた任侠娯楽 鶴田浩二、高倉健に続く東映アクション路線の第3のエースとして注目された梅宮辰夫が主演を務め、義理人情に熱い男を好演。ヒロインの桑野みゆきが一人二役に挑戦。 浅草雷門一家の菊川栄次郎が須崎一家の親分を斬ってから5年。出所した栄次郎は、恋人・おけいがいるという小田浜の町にたどりつき、偶然黒金一家の半次を石田屋一家から助けたことから黒金一家に客分として迎えられる。だが、卑劣なのは黒金の親分の方で…。
強靭な肉体と鋭い頭脳を持つ若き産業スパイの活躍を描くスパイアクション 梅宮辰夫主演。ドキュメンタリータッチの演出と、電話盗聴、読唇術、超小型テープ、X線カメラなど、スパイ道具が随所に使用されており緊迫感を盛り上げる。 産業スパイの木暮は、日進コンツェルンの沢田から、ライバル会社が発明した新型エンジンの設計機密を探るよう依頼される。だが、沢田の本当の目的は、機密をもとに傘下である建設会社社長の椅子を狙うことだった。汚いやり方に怒った木暮は復讐を開始する。
妖艶な美女が復讐の牙で男たちを地獄へ落とすエロス時代劇シリーズ第1弾 殺陣などのアクションもさることながら、情け無用の拷問や残酷シーンに目を見張る。敵を追い詰め、自分自身や愛する男が受けた仕打ちをそのままやり返す展開がすさまじい。 夜鷹の子として生まれ育った美しい娘・お百。浪人・新九郎の男らしさに惚れ込み、彼と仲間たちが計画する金塊強奪に加担した。襲撃は成功するも、裏切り者によって彼女たちは捕らえられる。新九郎は首を落とされ、お百は犯された上に佐渡へ流されてしまう。
若人たちの青春期を描いた石原慎太郎の原作小説を実写化したドラマ 岡崎二朗、三田佳子、千葉真一、石坂浩二ら名優たちの若き日の活躍を見ることができる。1960年代の若者たちの価値観や暮らしぶりは、今見ると新鮮に映る。 大学入試に失敗して浪人生活を送る西条十郎は、予備校をサボって友人とドライブに行く。その最中、建築雑誌を出版する会社の社長・三島房子の娘・雪子と礼子が乗るスポーツカーや、S大の重量挙げ選手・辰巳の車と衝突事故を起こしてしまう。
赤紙1枚で召集された年齢も職業も異なる補充兵たちを描いた悲喜劇 瀬川昌治監督が補充兵たちの同じ釜の飯を食う生活の中で起こる悲喜こもごもや友情を、笑いとユーモアを交えて描写。江原真二郎が主演を務め、山城新伍ら豪華俳優陣が共演。 中部第三三九部隊に駆り集められた補充兵たち。大学出の中林、十文字組の大親分・兵頭、サーカス出身の二枚目・豊川など、年令も職業も異なるが、この日からは同じ釜の飯を食う同期の桜の二等兵。ある日、中林のところに女から手紙が届き…。
ものぐさな若者が一本足剣法で大暴れする時代劇コメディ 『次郎長三国志』の名匠・マキノ雅弘監督が坂本九を主演に迎え、昭和4年に製作された『刀を抜いて』を再映画化。当時大人気だった九ちゃんが歌って暴れて恋をする。 侠客を志し、幡随院長兵衛の子分となった三五郎。長兵衛は吉原一の花魁・高窓太夫の所へ通う水野十郎左の鼻を明かすべく、三五郎に小遣いを持たせて張りあわせる。高窓はおっちょこちょいだが純な三五郎にぞっこんとなり、十郎左は三五郎を脅すが…。
「黄金孔雀城」の姉妹編となる新シリーズ3部作の最終作 因縁の相手との攻防を経て、戦いは最終局面に。六勇士たちは盗賊団を討伐するため、西国への旅を続ける。爆発する火山を間近にして展開するクライマックスは迫力満点。 雲切玄蕃と竜王のわなによって、渚と小百合、そして誠丸の三人は猛火に包まれた。だが鉄丸が敵陣へと飛び込み、太刀を振るう。すると太刀から七色の虹が放たれ、猛火をかき消す水となって降り注いだ。それを機に太郎丸らの軍勢が雲切勢へと切り込んでいく。
孔雀の羽に導かれた仲間たちと正義の戦いを繰り広げるシリーズ第1弾 北村寿夫原作による「新諸国物語」から1編を実写化。「南総里見八犬伝」のように仲間が徐々に集い、力を合わせて戦う展開が子供たちに人気を博した名作だ。 戦乱で荒らされた都大路。貧しい避難民の群れの中を行く若い落ち武者・太郎丸は孔雀老人と出会う。老人は若者の手で平和を築けという言葉と孔雀の羽を残して姿を消す。その出会いに新たな希望を見いだした太郎丸は、盗賊・風魔の虎丸と相対するが…。
黄金孔雀城の遺児たちの数奇な運命と復讐を描く痛快時代劇第2部 北村寿夫原作のNHKラジオ連続放送劇を映画化。孔雀の羽に結ばれた若者たちが、正義の奇跡を呼ぶため、敢然と桃ノ木城防衛に立ち上がる。里見浩太朗、山城新伍ほか出演。 危機に陥った鉄丸・花代・風丸・熊丸。だが、渚が熊丸から預かった孔雀の羽の奇跡により4人は窮地を脱し、それぞれの目的のために一度別れることに。一方、古墳の地下で対峙した太郎丸と虎丸だったが、互いの思いが一致したことを知り、ついに手を握りあう。
父の敵を討つため、町娘が狂人を装って悪に敢然と立ち向かう! 健気な町娘・お美津に美空ひばり、お美津を助ける兄に高田浩吉が扮する。佐々木康監督がひばりの魅力を大いに引き出した意欲作で、ひばり十八番の歌と踊りも見逃せない。 田沼二代にわたる悪政で世の中が乱れ切っていたので、老中首席となった松平越中守定信が奢侈禁止令を発した。近江屋・お美津はそんな令など無視していたが、父の五兵衛が不慮の急死を遂げると様相が変わる。五兵衛の死にはある陰謀が絡んでいるようで…。
一心太助の末裔のサラリーマンが奮闘する熱血コメディ 中村嘉葎雄の熱血サラリーマンぶりも良いが、渥美清の周囲をかき乱す社長の役柄が笑える。沢島忠監督が初めて手掛けた現代劇で、時代劇との違いを見比べても面白い。 元祖の一心太助から数えて23代目、一心屋鮮魚店の当主である青年サラリーマン・石井太助。彼に魚屋稼業を継ぐつもりはなく、葵食品に勤務していた。そんなある日、社長がアメリカの電子計算機を購入し、葵食品に一大革命がもたらされたが…。
中村錦之助が森の石松を熱演!時代劇と現代劇をミックスした奇想天外な痛快娯楽作 「森の石松」の世界に入り込んだ舞台演出家が、森の石松となり、筋書きとは違う旅に出る異色作。強きをくじき、弱きを助けるヤクザ者・森の石松を中村錦之助が熱演。 新進演出家の石井は、「森の石松」の舞台稽古で意のままにならぬ役者たちに業を煮やし、あおるように酒を飲み、寝込んでしまう。名前を呼ばれ、美しい清水港の浜辺で目を覚ました石井は、自分が片目の潰れたヤクザ者・森の石松になったことを知り…。
家督継承争いで益満休之助と牧仲太郎が対峙する『南国太平記』の続編 本シリーズはこの後2本製作されるが、片岡千恵蔵主演作は本作まで。物語はいよいよ佳境に入り、片岡が一人二役を演じた益満休之助と牧仲太郎が一騎打ちとなる。 牧仲太郎の祈祷所を襲った八郎太と小太郎の安否を気使いながら大阪蔵屋敷の調所を訪れた七瀬と綱手の母子は、そこで八郎太の死を知る。同席した牧の姿に逆上した七瀬は懐剣を振るうも取り押さえられて自害。一方、益満休之助は牧の行方を探っていた。
シリーズ第3弾。幕末の薩摩を舞台に、呪文に秘められた島津家家督相続の騒動を描く 島津家の血と剣にまみれた奇怪なお家騒動を、東映時代劇の青春スター総出演で描いた冒険活劇。側室の陰謀に果敢に挑む薩摩藩士・仙波小太郎役を里見浩太朗が演じる。 島津斉興の側室・お由羅は、斉興が嫡男の斉彬に家督を譲ろうとしないのを幸いに、わが子を世継ぎにしようと兵道家牧の呪法で斉彬ら父子の人命調伏を実行。斉彬の子が死亡し、それを牧の仕業と考えた仙波小太郎は、お由羅派の黒幕のもとに間者を潜入させる。
真田十勇士の活躍を奇想天外なトリックとスピーディなタッチで描いた忍術娯楽 里見浩太朗が猿飛佐助、山城新伍が霧隠才蔵に扮し、変幻自在の忍術で大暴れ。野望の将・徳川家康を北竜二が演じるほか、林彰太郎や花房錦一ら東映青春スターが総出演。 太閤・秀吉亡き後、徳川家康は日本全土をわがものにしようと、大阪城内へ忍者・鬼頭赤雲斉を忍ばせ、様子を探らせていた。豊臣家の頼みは、九度山に住む大軍師・真田幸村一党。豊臣秀頼は真田幸村の出馬を求め、腹臣・木村重成を九度山へ向かわせるが…。
「異色捕物」シリーズ第1弾。片岡千恵蔵が、江戸を騒がせる奇怪な事件を次々と解明 岡本綺堂の小説を映画化した、サスペンス色あふれるオムニバス時代劇。テンポ良く謎解きが進み、物語展開に飽きがこない。東千代之介や鶴田浩二など共演陣の名演も楽しい。 酒問屋・津の国屋の養女・おきよが首をくくった。その後、彼女を見たという怪事件が続発。さらに津の国屋で不幸が起こり…(「第一の謎」)。真庭念流道場の主が殺された。彼の妻や門下生は亡霊の仕業だと主張し、半七は首をかしげる(「第二の謎」)。
「暴れん坊」シリーズ2作目。東千代之介、中村錦之助、中村賀津雄の黄金トリオが活躍 あらぬ噂が噂を呼び、本人とはかけ離れた優れた人物像に仕立て上げられた末に、ずっこけキャラが登場しての騒動には否でも期待がかかる。ラストの立ち回りは爽快。 ある日、泰助は、若く英邁な主君・松平長門守知宣から初の国入りを控えて国詰めを命じられた。典本泰助が来るという知らせは、直ちに国表に伝わり、若葉城は大騒ぎとなる。泰助のことなどほとんど知らない家老・山治右衛門老が、泰助を絶賛していたからだ。
江戸八百八丁の町火消・野狐三次に扮した東千代之介のさっそうとした魅力が光る時代劇 村上元三の原作を『快傑黒頭巾(1958)』の松村昌治監督が映画化。ラストで判明する、泣かせるどんでん返しが胸に染みる。ヒロインは“東映のシンデレラ”丘さとみ。 三次は、死んだ親父・宗七のよしみで町火消「に組」の初五郎に引きとられた。そんな三次にはおきぬという幼馴染みがおり、彼女には旗本・尾形玄蕃との縁談が持ち上がっていた。ある日、火事が発生し、駆けつけた「に組」と定火消の一隊がトラブルになる。
花の上州血煙り音頭。直参崩れの渡世人・りゃんこの弥太郎が天下無双の大暴れ! 名匠・マキノ雅弘監督の職人芸がさえわたる股旅映画の傑作。さっそうとした男ぶりの錦之助、可憐なヒロイン・丘さとみ、軽妙なコメディリリーフ・千秋実ら俳優陣も充実。 遠くに浅間山を仰ぐ上州松井田の宿。旅烏のりゃんこの弥太郎が草鞋を脱いだ貸元・虎太郎は、ヤクザ渡世の親分衆の中でもよくできた男だった。その虎太郎の娘・お雪は、どこか並みの旅人と違う気品を漂わす弥太郎に、いつしか胸を騒がすようになっていた。
悪女に手玉にされる純情男の悲憤を描いた古典歌舞伎を題材にした時代劇 巨匠・内田吐夢監督の重厚な演出、依田義賢が手掛けた緻密な構成の脚本に引きつけられる。主演の片岡千恵蔵の立ち回りはもちろん、2代目・水谷八重子の悪女ぶりにも注目。 百姓・次兵衞夫婦の手で育てられた捨て玉の次郎左衞門は、機屋で財をなしたもののあざが災いして女には縁がなく、たまの見合い話も全て失敗に終わった。幾度目かの見合いの帰り、吉原の大門をくぐった次郎左衞門は、遊女・玉鶴の情けを受けるが…。
花のお江戸を舞台に青年剣士が悪事をくじくコメディ時代劇 東千代之介のキャラクター性と色男ぶりが前面に押し出された、笑いあり剣劇ありの作品となっている。きっぷの良い主人公の活躍が痛快で、最後まで楽しませてくれる。 金と力があり余るお人好しの色男・獏太郎は、ある日地獄道場のごろつき共をやっつける。それから獏太郎の宿の前には連日うら若き乙女たちが押しかけるようになった。これに金井判五郎ら御家人崩れの4人組が目をつけ、獏太郎をある料亭におびき寄せるが…。
山手樹一郎の原作を市川右太衛門主演で実写化した時代劇 正義を貫こうとする浪人たちと、それに協力する町民たちの活躍を松村昌治監督が人情味豊かに描く。時の権力に立ち向かう勧善懲悪の作風で、後味はすっきり。 浪人がちまたにあふれる天保の頃、南町奉行・矢部駿河守は策謀により失脚する。駿河守の腹心・山川忠介も自ら職を退き、浪人市場に身を投じた1人だった。忠介は新奉行となった甲斐守の不正を暴くべく、浪人に身を落としてひそかにその時期を待っていた。
市井に飛び出した十一万石の若殿様と、彼を慕うお姫様の恋模様を描く恋愛時代劇 窮地に陥った姫と、それを救った訳ありな若侍のラブロマンス。胸がときめく展開から、迫力ある殺陣やお家騒動まで、物語は多岐にわたる。全てが収束するラストは必見。 浅草の盛り場にある小屋の舞台裏で太鼓を叩く若い男・千代三郎。彼は松平家の次男坊で、家の定めた縁談を嫌って市井に飛び出していた。ある時、舞台に美しいお姫様と、人相の悪い浪人たちが雪崩れ込んでくる。千代三郎は姫を救い、その場を逃げだすが…。
『沓掛時次郎 遊侠一匹』の加藤泰監督が中村錦之助主演で描いた股旅映画 加藤泰がローアングルなど自らの作風を確立した意欲作。中村錦之助が化粧をせずに素顔をさらし、従来の東映時代劇とは一味違う生き生きとした演技を見せる。 若い頃、生まれ故郷を売ったヤクザが、流れ流れて再び故郷に戻ってきたが、村人たちの冷たい目に反発、自暴自棄に陥っていく。ところがこのはぐれ者を、前科者のヤクザや出戻り娘ら陽の当たらぬ場所に住む人々が暖かく受け入れ、彼は再生への道を歩み出す。
訳あり浪人と武家娘たちの旅路を描いた加藤泰監督作品 主人公たちが進んでいく江戸までの道のりで箱根の絶景も楽しめる時代劇。物語終盤で市川右太衛門たちが見せる切った張ったの大立ち回りは、迫力満点の格好良さだ。 ある日、浪人・比良雪太郎は松江という武家娘と出会う。彼女に何か事情があるとにらんだ雪太郎は松江の頼みを聞き入れ、江戸まで偽装夫婦として付き添うこととなる。彼女にスリを働いた吉松も連れ、3人が箱根八里の道のりを歩んでいくと…。
佐賀を舞台にした怪猫伝を、化け猫スターの元祖・鈴木澄子が演じる怪談物語 乗り移る人間を変え、どこへ逃げても現れる化け猫のしつこさには驚くばかり。化け猫騒動に乗じて、お家乗っ取りを画策する人間同士の醜い争いは見るに堪えない。 佐賀藩主・鍋島家の囲碁の師匠を勤める竜造寺又七郎は、対局中に藩主肥前守の怒りを買って斬り殺されてしまう。又七郎の母・秋篠は鍋島家を呪いながら自害。秋篠の霊が又七郎の愛猫に乗り移り、その怪猫が又七郎の亡霊と共に肥前守の前に現れる。
戦国時代に生きる孤独な青年剣士をめぐる3つの恋と野望を描くロマン大作 柴田錬三郎の小説を佐々木康監督、主演・中村錦之助のコンビで映画化。若き剣士の宿命をドラマティックに描く。丘さとみ、大川恵子、桜町弘子ら女優陣の好演ぶりにも注目。 関ケ原の合戦で徳川が勝利を収めたその裏には、伊能盛政の大阪方に対する裏切りがあった。父の行為を許せない盛政の子・主馬之介は、父の殺害を決意する。一方、家康に暗殺を謀られ狂乱した盛政は、天守閣に火を放ち、主馬之介に出生の秘密を語るのだった。
尾張の大うつけで終わるか、天下を取るか…。織田信長の半生を描いた壮大な時代劇 野性味あふれる青年期の織田信長を中村錦之助が好演。クライマックスの桶狭間の戦いまで、テンポの良い演出で見せる。月形龍之介ら黄金期の時代劇スターが共演。 父・信虎を亡くした16歳の信長。尾張の周囲には今川や武田ら戦国の群雄が割拠し、妻・濃姫の父である斉藤道三もその1人だった。会談を迫る道三に対し素知らぬ顔を通す信長は、天下統一の野望を尾張の大うつけの仮面で隠し、その時がくるのを待っていた。
幕末史上に悲壮な歴史を刻んだ二本松少年隊の実話をベースに少年たちの奮戦ぶりを綴る 浪曲界の巨匠たちの口演のもとに描かれる珠玉の浪曲映画。追い詰められた会津藩内で血気盛んとなる子供たちが痛々し過ぎる。官軍の隊長・松下五郎役を里見浩太朗が演じる。 奥羽同盟は、兵力、武器において威力を誇る官軍には歯が立たなかった。ついに会津若松藩のみが天然の要害を頼みに激しい攻防戦を繰り返すことに。藩内には女、子供しか残っていないが出兵年齢には制限がある。そこで少年隊長・立野敬四郎が進言し…。
勤皇派と新選組がぶつかりあう維新前夜、人々を救うため鞍馬天狗が京都を駆ける! 新選組の荒々しい剣戟のなか、東千代之介演じる鞍馬天狗が見せる華麗な身のこなしが見もの。殺陣シーンも迫力満点。その勇姿に見惚れる祇園芸妓の恋心も切ない。 勤王の志士と新選組が対立する幕末の京都。新選組の一味が勤王党の名をかたり、勤王派の御用商人・呉服商増田屋から3000両を奪った。その行く手に突如、黒服面の武士・鞍馬天狗が現れる。新選組の連中は色めき立つが、それは彼らばかりではなく…。
「天狗」と呼ばれる痛快浪人の活躍を描いた娯楽時代劇 市川右太衛門、花柳小菊の艶麗コンビをはじめ、澤村國太郎、月丘千秋ら豪華キャストが共演している。恋あり戦いあり、そして陰謀ありのエンターテイメント作。 江戸幕府に不満が高まりつつある慶応3年。貧窮組と呼ばれる一団の騒乱に巻き込まれたお萬は、天狗と名乗る男に助けられる。彼、青井鬼太郎にお萬はひそかな胸のうずきを覚える。だが、彼はある事情から与力の佐川剛造という男に追われる身となっていた。
不忠不義の汚名を帯びて主家を追われた男女。そんな2人を襲う悲劇を描いた時代劇 忠臣蔵の外伝ともいえる物語で、赤穂事件から外れてしまった男の悲劇の連鎖が綴られる。武士の誇りを捨て切れない男のあがきと、その末に迎えるラストに涙がこぼれる。 浅野内匠頭が刃傷に及んだ赤穂事件。その際、早野勘平とお軽はささいな原因から浅野家を追放された。勘平はお軽の実家で猟師となるも、汚名をそそぐ機会を待ち望んでいた。後日、彼は内匠頭石碑建立の話を聞き、お軽の父・与市兵衛に金策を頼むのだが…。
男度胸の長ドス嵐!東千代之介主演、山手樹一郎の原作小説を映画化した時代劇 侍の世界の虚偽と矛盾に反抗した青年武士が、遊侠の群れに身を投じながらも、ひたすら真実一路を生き抜こうとする姿を描く。主演の東千代之介が初めてのヤクザ役を演じる。 甲州の峠道を進む股旅烏“やらずの勘八”。勘八は6年前までは直参旗本・織部主膳の息子であったが、美濃部の派閥争いに巻き込まれ、武家社会の醜さに愛想を尽かし家を出たのだった。甲州勝沼宿では勝沼三右衛門と獅子鼻新兵衛の両親分が縄張りを争っていた。
7万石の御家騒動に巻き込まれた若き名君は変わり果てた姿となるが… 東千代之介扮する名君に、御家の横領をたくらむ叔父たちにより、次々と悲劇が降りかかる。それぞれに特技を持つ名君の仲間により、一発逆転するラストに溜飲が下がる。 野州喜連川7万石の当主・英直は、その若さにもかかわらず領民の尊敬を一心に集める名君であった。しかし、御家の横領をたくらむ叔父の喜連川節叟とその息子・周馬により、命さえ狙われるようになる。ある日、節叟一派の計略により、英直は階段から転落する。
幕末の京都に出回る怪文書をめぐり、新選組を相手に鞍馬天狗が大活躍! 銀幕スター・東千代之介が初めて鞍馬天狗を演じた作品。鞍馬天狗と新選組がしのぎを削りあうアクションは迫力満点。さまざまな事情が絡まりあうストーリーも見応えあり。 佐幕と倒幕の戦いが続く京都。倉田典膳こと鞍馬天狗は、勤皇倒幕のため日夜戦っていた。そんななか、勤王志士の動静を知らせる「天狗廻状」という怪文書が出回る。打倒天狗にはやる新選組はすぐ行動に出る。一方、天狗はその廻状の出どころを探していた。
火事場をめぐる陰謀に敢然と挑む火消し屋の活躍と恋を描く痛快時代劇 『はやぶさ奉行』の大川橋蔵と『純愛物語』の中原ひとみが初共演。橋蔵扮する男気あふれる旗本火消しが胸のすく啖呵を切り、暴利をむさぼる悪徳商人たちと対決する。 役人と結託して油を買い占めた油問屋の山崎屋が、邪魔な油商をつぶそうと武蔵屋の倉庫に火をつけた。町火消し「に組」の長次が捜査に乗り出すなか、鳴り渡る鐘の音に火事場に駆けつけると、そこは山崎屋の油倉庫だった。だが、彼が蹴倒した油樽は空っぽで…。
動乱の幕末期を舞台に、己の正義を信じて戦う旗本の剣戟、苦難、恋を描いた時代劇 勤皇と佐幕の異なる信義を持つ男たちが、死力を尽くしてぶつかりあう殺陣シーンは迫力満点。時代の大きなうねりのなか、ひと時の安らぎを誘うロマンスにも胸を打たれる。 時は幕末。正木弥九郎は幕府の不備を正すべく、大阪天満与力・大塩平八郎の門下になった。しかし平八郎の倒幕を目論む挙兵に反対し、江戸へ戻ることに。その道中、大塩平八郎の乱が起こる。弥九郎は尊王の師・一丸一斎が投獄されたと知り、救出を決意する。
花嫁探しに出かけた若殿様が騒動に巻き込まれ、恋に剣にと大暴れする時代劇 主演は剣豪スターの大友柳太朗。日本初のシネマスコープ作品で、鳳城の若殿様が暴れ回るさまが、イーストマン東映カラーによる総天然色で鮮やかに映し出される。 鳳城の若殿・源太郎は変わり者で、美しい姫君たちにも関心がなかったが、息子の嫁選びを計画した父母の心痛を察し、自分の嫁は自分で探すと1人で江戸に向けて旅に出る。江戸では侍の一団・赤柄組が豪商・井筒屋の美人姉妹・おきぬとおみつを襲うが…。
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近松門左衛門の名作浄瑠璃「丹波与作待夜小室節」を映画化 不義の名のもとに父、母、子が封建制度の因習のために悲運に泣く感動の物語。数々の時代劇で主演した山田五十鈴をはじめ、時代劇初出演の佐野周二らが出演。 丹波の国。由留木の家老・稲葉幸太夫の娘・重野は行儀見習いに御殿へ奉公中、奥小姓の与作と恋仲になり、与之助という男子をもうける。城を追われた与作は野や幼い子に会わせてほしいと懇願するが、相手にされなかった。重野は城で誕生した姫の乳母となり…。
江戸八百八町を鞍馬天狗が跳梁する!東千代之介主演によるシリーズ第3弾 これまで数々の映画化がされてきた大佛次郎原作のお馴染み「鞍馬天狗」の後期作品となる。京から江戸に乗り込んだ鞍馬天狗の、舞台を新たにした活躍は必見だ。 幕末、幕府はすでに大政奉還を決めていたが、松平主税之介を筆頭とする過激派がこれを良しとせず薩長勢と対立していた。その折、薩摩藩の御用盗と称して江戸市中を荒らし回る一団を指揮するため、京の鞍馬天狗が江戸に入るとの報が流れ、過激派は色めき立つ。
無双剣・弥太郎と幻々斎の10万両争奪戦を描く時代劇シリーズの完結篇 沙羅双樹の原作を伊賀山正光監督が映画化。埋蔵金10万両の所在を秘めた手毬と共に姿を消した雪姫、無双剣の弥太郎と幻々斎による、し烈な十万両争奪戦が展開する。 将監の手先である幻々斎ら忍者衆により、芝居小屋は焼け落ち、手毬も炎の中に消えてしまった。胡蝶一座と共に旅に出た雪姫は、甲府にたどりつく。家老・朝倉筑後の一子で無双剣の弥太郎はそこに合流。さらにお千賀も現れ、自分の正体を雪姫に明かすのだが…。
子母沢寛の新聞小説を原作に、マキノ雅弘監督が片岡千恵蔵主演で映画化 若手力士と大喧嘩をした片岡千恵藏演じる纏持ちが、芸者をめぐり博徒との争いで片腕を失ってしまったことから描かれる人生の挫折や友情、再起までの過程は感動的。 町火消し「に組」の纏持ち・長次は、不知火部屋の若手力士・不動山宗吉と大喧嘩をしたことで、相州大山の石尊様へ太刀納めの旅に出ることに。宗吉も不知火関の怒りに触れ旅に出る。だが、長次は宗吉を追ってきた芸者をめぐり、博徒の萬五朗と争いになり…。
幕末の薩摩藩・島津家の家督相続をめぐる騒動を描く片岡千恵蔵バージョン第1作 直木賞の由来となった直木三十五の同名小説は何度も映画化されており、本作は7回目となる。片岡千恵蔵が、陰陽の剣士・牧仲太郎と益満休之助の二役を演じている。 時は幕末。島津斉興の側室・お由羅は、斉興の長男・斉彬を押し退け、わが子・久光に家督継承させようと、兵道家・牧仲太郎に依頼し、斉彬の息子3人を呪い殺させた。最後の犠牲者・寛之助の乳母・七瀬が牧の幻影を見たことから、牧の仕業であると疑われる。
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譲れない信念と正義を抱え、夢を追い求めるヤクザの激闘を描く任侠ドラマ 男が志を胸に故郷を飛び出し、苦難を乗り越えて自らの組を立ち上げるまでの波乱万丈な半生が綴られる。激しい戦いのなかで交わされる純粋な友情、愛情の物語は感涙もの。 時は明治の中頃。大陸に渡ることを夢見る玉井金五郎は、故郷の四国を出て北九州へ向かう。だが彼の一徹な正義は敵を生むことも多く、流転の日々を過ごしていた。そんななか、同業・森信之助の友情と、女仲仕・マンの愛情を胸に、玉井組を創立して敵に挑む。
交錯するさまざまな思惑。男・玉井金五郎は己の信念のもと宿敵に挑む 敵味方が入り乱れる迫力の大乱闘や、窮地に陥る男を支え続ける女の愛情など、波乱の展開に息をつく暇もない。政治が絡む水面下での老獪な駆け引きも見どころ。 昭和5年4月。玉井金五郎は、若松市議一行の東京視察旅行に同行して東上を果たす。三菱本店へと出向き、洞海湾の沖仲仕保護のために工事中止を陳情するが、宿敵・友田喜造によって阻まれてしまう。さらに、帰郷した金五郎を新たな事件が待ち受けていていた。
突如、ザンクト・ポルトにいるアメリア軍の航宙艦が攻撃を受けた。 スペースコロニー国家トワサンガが、地球への帰還を目指す「レコンギスタ」作戦を開始したためだった。 ザンクト・ポルトには地球内外の4勢力が集結、それぞれが権利を主張して意見を戦わせる中、アイーダは真実を求め、ベルリや仲間とトワサンガを目指すことを決意する。 そして月の裏側にあるトワサンガで、ベルリとアイーダに衝撃の事実が明かされる……。 ■総監督・脚本:富野由悠季■演出:吉沢俊一■キャラクターデザイン:吉田健一■メカニカルデザイン:安田朗/形部一平/山根公利■デザインワークス:コヤマシゲト/西村キヌ/剛田チーズ/内田パブロ/沙倉拓実/倉島亜由美/桑名郁朗/中谷誠一■美術監督:岡田有章/佐藤歩■色彩設計:水田信子■ディスプレイデザイン:青木隆■CGディレクター:藤江智洋■撮影監督:脇顯太?■編集:今井大介■音楽:菅野祐悟■音響監督:木村絵理子■企画・製作:サンライズ■配給:バンダイナムコアーツ/サンライズ■劇場版『Gのレコンギスタ』テーマソングアーティスト:DREAMS COME TRUE ■原作:矢立肇/富野由悠季 (C) 創通・サンライズ
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真夜中に始まり明け方に終わる、眠りのためのコンサートの全貌に迫るドキュメンタリー 『アド・アストラ』の音楽を手掛けたマックス・リヒターの異色の演奏会の模様を、公私にわたるパートナーで映像作家のユリア・マールのインタビューと共に紹介していく。 世界各地で開催された真夜中の演奏会。曲は脳科学者デイヴィッド・イーグルマンの研究のもと、マックス・リヒターが眠りのために作曲した「SLEEP」。観客は演奏を聴くのも会場のベッドで眠るのも自由。夜明けまで、極上の癒やしを体験することができる。
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勉強も運動も普通を極めた転校生の内藤内人は、学校一の秀才にして御曹司の竜王創也に巻き込まれ、街中を舞台にしたリアルRPG「エリアZ」をプレイするハメに。ゲームの舞台はとある街。突如出現した「Z」。奴らは人間を見かけるとただちに襲い掛かり、捕獲された人間もZになる。すでに街の大半はZとなり、街中を徘徊。政府はこの街を「エリアZ」として封鎖した。もし6時間以内に感染をおさえることができない場合、世界政府の手によって爆破されることが決定している。果たして二人は制限時間に謎を解き、街を救うことができるのか?しかし、そこには現実とゲームの境目を超えた危険な世界が待っていた……。 ■監督:河合勇人■脚本:徳尾浩司■音楽:日向萌■謎監修:SCRAP■主題歌:緑黄色社会「アーユーレディー」(EPIC Records Japan) ■原作:はやみねかおる (C)2021マチトム製作委員会
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「アレ・ブレ・ボケ」の作風で世界的に知られる写真家・森山大道のドキュメンタリー 街角の風景を切り取るスナップなど人々に身近な写真を撮り続ける森山大道の創作活動を追う。80歳という年齢でカメラ片手に街を行くパワフルさに脱帽させられる。 2018年春、写真家・森山大道のデビュー作「にっぽん劇場写真帖」復刊プロジェクトが始まった。プレミア化した写真集をもう一度出版するため、2人の男が奮闘する。一方、東京で小さなカメラを構える森山大道。街の息遣いを複写していく彼の活動を追う。
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最強に理不尽な青春、ここにスタート!『銀の匙 Silver Spoon』は、2014年3月に公開された日本の映画。原作は『鋼の錬金術師』で知られる荒川弘の漫画であり、2011年から2019年まで「週刊少年サンデー」に連載されていた。作者自身の経験を活かした農業高等学校を舞台とした学園もので、実写映画版である今作の監督は『机のなかみ』『麦子さんと』などを手掛けた吉田恵輔。主題歌はネオ・フォーク系のパイオニア・ゆずが担当している。有名な進学系の中学校に通っていた八軒勇吾(中島健人)は、すさまじい勉強社会のなかで脱落し、学業成績でしか評価してくれない両親に嫌気がさしていた。そして、逃げるように全寮制の農業高等学校・エゾノーに進学した。だが、エゾノーは当然ながら農業に対する志を持った生徒ばかりのため、将来の夢も何もない勇吾は浮いた存在となる。そんななかでも、御影アキ(広瀬アリス)、駒場一郎(市川知宏)らクラスメイトとのふれあいを通じて、勇吾は徐々に前向きな気持ちになっていき…。
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動物飼育員とライオンの物語。飼育員はかつて起こった事件を思い出す… タイトルの「レオ」とは雄ライオンのこと。シニカルな目線で描くコメディ作品を得意としている小村昌士監督と、主人公・菊田倫行は、映画『POP!』で再びタッグ。 日々忙しく過ごしている動物園飼育員の青年・菊田。動物園で一生懸命飼育していた雄のライオン・レオが寿命により永眠したことで、かつての同僚・五十嵐との日々を思い返す。それは菊田にとっては忘れようにも忘れられない事件だったのだ。
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一日しか記憶が持たない少女と、意地悪な金持ち老人が繰り広げる切ないファンタジー 後藤ひろひと&G2が吉田鋼太郎主演で贈る舞台の2008年版。サマークリスマスにもたらされた一夏の奇跡を描き出す。後に『パコと魔法の絵本』のタイトルで映画化された。 駄目人間だが愉快な入院患者ばかりが集まる、とある古びた病院。たった一日しか記憶を保てない少女・パコは、「ガマ王子VSザリガニ魔人」という絵本を手にする。そしてこの絵本が、意地悪な富豪の老人・大貫の人生を大きく変えてしまうことになる。
「人が歩げば道ができ、道を振り返れば歴史という景色が見えるど言う。わあの歴史はまんだ、どごさも見当たらね」青森県弘前市の高校。日本史の授業で音読をあてられ、相馬いとはこの世代には珍しく激しい津軽弁で、みんなから笑われる。訛りと人見知りで本当の自分を見せることができず、友人もいない。得意だったはずの津軽三味線も気乗りせず、弾かないままずっとしまい込んでいる。 そんなもやもやした日々を過ごすいとが意を決して始めたアルバイト先は、なんとメイドカフェ!五能線と奥羽本線を乗り継ぎ“大都会”青森市へ。津軽メイド珈琲店には、やたら丁寧な店長の工藤優一郎、強気なシングルマザーの葛西幸子、漫画家を目指している福士智美がいた。いとはメイド服はばっちり似合って喜んだものの、キメ台詞が言えない。「お、お、おおんがえりなさいませ、ご、ごすずんさま!」。オーナーの成田太郎はその不気味さでびびるいとに「絆」をアツく語る。 ある日、テレビのニュースで成田が逮捕されたことが報じられ驚愕するいと。突然のメイドカフェ廃業の危機に、いとが立ち上がった。「わあ、好ぎだ人だぢど、ずっと一緒に働きてえです。まんだいっぺえお客さんさ来てもらいてえんです。三味線弾がせでください!」。 ■監督:横浜聡子 (C)2021「いとみち」製作委員会
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新進気鋭の学者として、考古学界で注目されていた稗田礼二郎だったが、ある学説を唱えてからは異端児扱いされ、存在はほとんど忘れられていた。そんな彼に、義兄で中学校教師の八部高史から一通の手紙が届く。古代人が悪霊を鎮めるために造った古墳を発見したという内容だった。自分の学説が証明されるきっかけを感じた稗田は八部家を訪ねる。しかし八部は、生徒である月島令子と共に、謎の失踪事件を起こしていた。稗田と八部の息子まさおは妖怪退治の武器を手に暗い校内を探索する。血の海の中の首なし死体、美しい歌声、首だけの多足生物…。夏の一夜、消えた少女を探して、恐ろしくも哀しい冒険が始まる。
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金魚すくいと音楽が織りなす極上のハーモニーを描いた新感覚ポップエンターテイメント 真壁幸紀監督が原作漫画と同じ奈良県を舞台に“和”の世界と斬新な映像を見事に融合。金魚すくいを通じて成長する主人公を尾上松也 、ヒロインを百田夏菜子が好演。 ささいな出来事がきっかけで左遷され、荒んだ気持ちを抱えて東京本店から片田舎の町へやってきた大手メガバンクの元エリート銀行マン・香芝誠。そこで偶然かつ運命的に、金魚すくいの店を営む美女・吉乃と出会った香芝は、彼女に一目惚れをするが…。
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結婚式を舞台にした篠原涼子主演の群像コメディ。脚本家としても高く評価されるお笑い芸人・バカリズムがオリジナル脚本を担当。監督は『勝手にふるえてろ』の大九明子。篠原演じる絶対にNOといわないウェディングプランナーが、数々のトラブルを解決するために奮闘するさまを、ユーモアたっぷりに描き出す。中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理ら豪華キャストが出演。敏腕ウェディングプランナーの中越真帆(篠原涼子)に支えられながら、新郎の石川彰人(中村倫也)と新婦の新田遥(関水渚)はついに結婚式当日を迎えた。一方、遥の大学時代の元カレ・八代裕也(岩田剛典)は、遥が見合い相手と泣く泣く結婚を決めたと勝手に思い込み、式に乱入して彼女を奪い返そうと決心する。彰人と遥の披露宴が開宴し、冒頭に相馬慎治(中尾明慶)が作ったムービーが流れる。好評だったものの、中越は予定より長いことに困惑する。異常な熱量で主賓挨拶に臨んだ彰人の上司の財津部長(高橋克実)も、笑いをさらう名スピーチながら20分以上の時間を使ってしまう。続けて乾杯の挨拶に立った遥の上司の井上(皆川猿時)も、財津に負けじと長々と話し続ける。前半だけで1時間押しになってしまったことを、新郎新婦に報告する中越。遥の希望を叶えたい彰人からカットせず進行してほしいと泣きつかれた中越は、願いを叶える方法をひねり出すが…。
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生活も性欲も何もかものぞかれる美人過ぎる兄嫁を捉えたエロスドラマ 台所やトイレ、風呂場など家中に仕掛けられた盗撮カメラで生々しく性活を映し出されるヒロインをセクシー女優・本多由奈が好演。彼女のみだらな姿は観る者を興奮させる。 急な転勤のため上京してきた健二は、兄夫婦の家に居候することに。だが、兄は出張で家を留守にすることが多かった。そんななか、健二は家中に仕掛けられた隠しカメラで撮影された映像を発見する。そして、そこには盗撮された兄嫁の恥ずかしい姿が…。
奇妙な村を舞台に、狂気の集団と若者たちの想像を絶する惨劇が勃発!? 『ベイビーわるきゅーれ』の阪元裕吾監督が手掛けたスラッシャーホラー。スマホを使った臨場感あふれる映像や予測不能・ネタバレ厳禁の展開で観る者を引き込んでいく。 夜の街でキャンプに行こうと盛り上がる大学生の北村優希ら8人の若者たち。バーベキューを楽しんでからキャンプ場へ向かう道中、携帯もつながらない山の中で車がパンクしてしまう。助けを求め歩くうちに、彼らは龍切村という見知らぬ村にたどりつく。
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同窓会で7年ぶりに集まった男女4人を恐怖が襲うホラードラマ 楽しいはずの同窓会が、血の臭いが立ち込める集いに。廃校を使用して撮影され、夜の学校独特の雰囲気は恐怖感が増大。松本岳、輝山立ら若手俳優の体当たりの演技にも注目。 由紀夫は中学の同窓会へ参加するため、卒業してから7年ぶりに地元の中学校へ向かう。しかし、その同窓会に来ていたのは自身と親友の祐二と千恵子、勝也の4人だけだった。ほかの同級生たちに連絡を取ってみると、みな事故や自殺で亡くなっていて…。
この物語の主演は、誰か――運命の舞台と約束、終わりと始まりを紡ぐ快作映画 劇場版のスケールで描かれるレヴュー、練りあげられた演出、声優の熱演など、ストーリーを盛りあげる見どころが満載。少女たちの激情がぶつかりあう姿から目が離せない! 幼い頃に観た戯曲“スタァライト”に感銘を受け舞台の世界を目指すことを約束しあった愛城華恋と神楽ひかり。聖翔音楽学園で再会した2人は、とうとう最上級生となる3年生へと進級した。華恋と仲間たちにとって、最後の公演となる星祭りの幕が上がる――。
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ピアノが鳴り響く音楽学校。見事な旋律を奏でる少女、アリス。孤独なアリスの心は、クラスメイトの思いやりや優しさに触れ、徐々に変化していく??。 ある日、空から少女がおちてくる。記憶のない少女は、黒の紳士が“Deemo”ということはなぜか知っていた。Deemoが奏でるピアノの旋律に誘われ、少女は「アリス」という自分の名前を思い出す。ピアノの音色で成長する木が天窓まで届けば元の世界に帰れると考えたアリスは、城の住人で彼女を優しく見守る ぬいぐるみのミライ、ふわふわと宙に浮く匂い袋、くるみ割り人形たちと城に隠された楽譜集めを始める。そこでアリスは仮面の少女と出会う。仮面の少女の心、優しい謎の存在のDeemo。時にアリスの頭をよぎる桜並木。過去から未来へ、記憶の旋律は大きな波紋を広げ、アリスの記憶の扉を開いていく。
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「続き」の選択肢を選び直す男が翻弄される摩訶不思議な短編映画 2021年8月28日に行われた映画YouTuberチャンネルが集うイベント「トーキョーシネマ文化祭」で上映された。映画系YouTuber・劇団かいばしらが監督・脚本・出演。 ある日、男の部屋に謎の穴が出現した。そして、「コンテニュー」の文字が浮かんだ。不思議に思った男が誘われるように穴へと入ると、その先には見覚えのある場所、人物が待っていた。男はもう一度“選択”をやり直すことにしたのだが…。
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「ジェットコースターのような恋愛が訪れるだろう。それは最低で、最高の運命の人」正月の占いでそう断言された沙耶は、いまだに中学時代の初恋の人が忘れられない恋愛オンチでピュアなOL。一方、クールで頭脳明晰、見るからに計算高く出世に貪欲で、しかも華やかな女性遍歴を持つイケメンエリートの柘植。そんな水と油のような二人が部下と上司に。沙耶は毎日、厳しい柘植から叱られてばかり。今日も失敗し柘植に呼び出される沙耶。また叱られると思い憂鬱な沙耶だったが、なんと、柘植からいきなり交際の申し込みが!わけもわからず付き合い始め、次第に柘植の魅力に気づき始めてきた沙耶に対し、申し込んだはずの柘植はちっとも優しくならない。むしろ、S度は急上昇。あげ句の果てに、柘植は社長令嬢の栞と付き合っているというのが社内のウワサ。柘植の気持ちがわからず不安になる沙耶。 ■監督:古澤健■プロデューサー:幾野明子/辻本珠子/渡邉義行■脚本:浅野妙子■音楽:山下康介■主題歌:関ジャニ∞「CloveR」 ■原作:稚野鳥子 『クローバー』(集英社マーガレットコミックス) (C)2014「クローバー」製作委員会 (C)稚野鳥子/集英社
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