国民的人気アイドル「SMAP」としてデビュー以来、日本が世界に誇るイケメンとしてお茶の間やコンサートホールを沸かせてきた木村拓哉。歌手だけでなく、俳優、そしてバラエティなど、あらゆる芸能分野で活躍する、まさにマルチタレントです。ここではその俳優としての経歴を中心に、おすすめの出演ドラマを15本紹介していきます!
- 木村拓哉プロフィール
- 『あすなろ白書』(1993年)俳優・木村拓哉を知らしめた歴史的名作
- 『若者のすべて』(1994年)萩原聖人とのW主演が話題に!
- 『ロングバケーション』(1996年)「ロンバケ現象」を生んだ伝説の“月9”!
- 『ラブジェネレーション』(1997年)あの有名な台詞も飛び出した名作!
- 『眠れる森』(1998年)
- 『HERO』(2001年)木村拓哉、ひとつの到達点!
- 『GOOD LUCK!!』(2003年)ANA完全協力! 豪華布陣による空のドラマ!
- 『プライド』(2004年)氷上と恋に揺れる誇り高き戦士たち
- 『華麗なる一族』(2007年)華麗なる血縁の最期の記録
- 『CHANGE』(2008年)最年少総理の提言は「小学5年生でもわかる政治」!
- 『MR.BRAIN』(2009年)元ホストで脳科学者で科学捜査班!?
- 『アイムホーム』(2015年)知らないうちに家族が入れ替わる絶望
- 『BG~身辺警護人~』(2018年)身辺警護とは依頼人の想いを護ること
- 『グランメゾン東京』(2019年)食と星と店をめぐるシェフたちの物語
- 『教場』(2020年)木村拓哉、新たな境地へ
- 木村拓哉おすすめドラマ15選のまとめ
木村拓哉プロフィール
出典:amazon木村拓哉は、1972年11月13日生まれの、ジャニーズ事務所に所属する、日本の歌手・俳優です。
15歳で事務所に所属後、下積み時代を光GENJIのバックダンサーとして過ごします。その半年後に中居正広、稲垣吾郎、森且行、草彅剛、香取慎吾と共にアイドルグループ「SMAP」を結成。
「好きな男ランキング(anan調べ)」で15年連続の1位を獲得するなど、イケメンの代名詞としてお茶の間で話題となりました。
1993年から歌手だけでなく俳優としての活動も注目されはじめます。いくつかのハマリ役で輝くタイプの役者であり、とりわけ「気だるげなアウトロー役」では比類なき実力を発揮しています。同グループの解散後は、役者としての活動が中心となっているようです。
私生活面では、2000年にタレントの工藤静香と結婚。娘が2人いて、共にモデルとして活躍しています。根っからの『ONE PIECE』ファンとしても知られ、作者である尾田栄一郎との対談も話題を呼びました。
『あすなろ白書』(1993年)俳優・木村拓哉を知らしめた歴史的名作
出典:amazon【あらすじ】
『あすなろ白書』は、大学のサークル「あすなろ会」を中心にした学生たちの恋愛模様を描いた学園ドラマです。
大学生になった園田なるみ(石田ひかり)は、掛居保(筒井道隆)が属するサークル「あすなろ会」に入会します。恋心を抱いて2人は付き合いますが、多忙な学生生活ではすれ違ってばかり。
一方で、同じサークルの取手治(木村拓哉)もまた、なるみへの想いを遂げるために熱烈なアプローチをかけていました。
『あすなろ白書』の見どころ① 木村拓哉ここにあり! と言わせた出世作!
本作の木村拓哉は、主人公カップルのライバル役として登場します。
自分の想いに素直で、がっつくくらいにアプローチをかける一途で精力的な演技は、俳優・木村拓哉としての存在を知らしめるきっかけとなりました。
『あすなろ白書』の見どころ② くっついたり離れたり、大学ならではの恋愛事情
巷では恋愛確変期とも呼ばれる大学生活。本作もその例に漏れず、沢山の学生が異性と付き合ったり、別れたりを繰り返します。
複雑に絡み合う恋愛の糸の中で、心から愛する相手を探す恋愛ドラマです。
『あすなろ白書』の見どころ③ すべての糸の中心・松岡純一郎
本作最大のカギを握るのは、あすなろ会の名付け親である松岡純一郎(西島秀俊)です。整った容姿で女生徒に人気がありながら、実は同性愛者でした。
彼の秘めた想いが、あすなろ会の関係を大きく揺るがしていきます。
『若者のすべて』(1994年)萩原聖人とのW主演が話題に!
出典:amazon【あらすじ】
『若者のすべて』は、自動車修理工場を営む原島哲生(萩原聖人)と、事件をきっかけに姿を消した上田武志(木村拓哉)との友情を描いたドラマです。
かつて仲間同士だった6人の男女は、成人したころにはそれぞれの人生を歩むためにバラバラになっていました。
しかし、悪い仕事に手を出した武志と、そのせいで植物人間になってしまった吉田守(EBI)の存在が、6人の道を再び交じり合わせます。
『若者のすべて』の見どころ① 仲間たちを陰から支える孤高のアウトロー・武志
木村拓哉が演じる武志は、仲間の中でも特に孤高の存在です。
しかし仲間、特に両親を失って妹をひとりで育てる哲生を、陰ながら支え続けています。ハマリ役の原典とも言える作品です。
『若者のすべて』の見どころ② 大人になりきれない20代前半の苦悩
本作の主な登場人物はみんな20代前半の、成人したばかりです。
社会的に大人として扱われながらも、大人になり切れていない自分達の姿を自覚して、焦燥感にもがいています。置き去りにした青春物語が魅力です。
『若者のすべて』の見どころ③ カッコいいの代名詞だった喫煙シーン!
当時の大人の象徴と言えばタバコ。今では考えられませんが、カッコいい登場人物の手にはタバコが握られていたものです。
本作でも木村拓哉演じる武志の喫煙シーンは、見惚れてしまうほどカッコよくて美しいものでした。
『ロングバケーション』(1996年)「ロンバケ現象」を生んだ伝説の“月9”!
出典:amazon【あらすじ】
『ロングバケーション』は、婚約者のルームメイトである瀬名秀俊(木村拓哉)と同居することになった葉山南(山口智子)との関係を描いた恋愛ドラマです。
成り行きでピアニストのルームメイトと同居することになった南。一方で、空白の期間を「神様がくれた休暇」と称している瀬名も、自信のなさから恋愛に限界を感じていました。
行き詰った2人は、休暇の終わりを目指して過行く日々を生きていきます。
『ロングバケーション』の見どころ① ロンバケ現象と呼ばれた大ヒットドラマ
“ロンバケ現象”と呼ばれるヒットを飛ばした本作。
その全貌は「月曜の夜は街からOLがいなくなる」「男達がピアノを習い始める」というもの。人気っぷりは最高視聴率36.7%という数値にも表れていますね。
『ロングバケーション』の見どころ② シャイではにかみ屋なキムタク
木村拓哉の役と言えば行動的なイメージが強いですが、本作では気が弱くシャイな優男を演じています。
恋愛に一途で恋心を抱く相手がいるため、南との関係に戸惑うさまもどこか初々しいですね。
『ロングバケーション』の見どころ③ キムタクの演奏に癒される!?
本作と切っても切り離せないのがピアノ演奏です。ピアニストに憧れながらも、受験の失敗で音楽教師に甘んじる秀俊。
自ら鍵盤を弾く木村拓哉の姿と、その優しいメロディが“ロンバケ現象”の一端を担ったのです。
『ラブジェネレーション』(1997年)あの有名な台詞も飛び出した名作!
出典:amazon【あらすじ】
『ラブジェネレーション』は、中小広告代理店に勤める片桐哲平(木村拓哉)と上杉理子(松たか子)の関係を描いた恋愛ドラマです。
哲平は優秀な兄にコンプレックスを持ちながら、高校時代の栄光にしがみつく“二流”男。一方で同じ会社に勤める理子は、仕事は充実した私生活のためと割り切った腰かけOLです。
営業部で知り合った2人の仲は険悪でしたが、その気取らない関係が少しずつ距離を縮めていきます。
『ラブジェネレーション』の見どころ① 人間くさくて憎めない哲平
コンプレックスの塊で、良いカッコしいで、青春の思い出にしがみつく哲平。でも、同じくらい自我が強い理子相手には一歩及ばない姿が、人間臭くて憎めない。
木村拓哉が演じる「等身大の社会人」像に胸を打たれます。
『ラブジェネレーション』の見どころ② サバサバ系女子の魅力・理子
一方の理子は自分の気持ちに正直な女性です。出たがりな哲平に一歩も引かず、彼が大事にしていたロン毛を切り刻むような破天荒っぷり。
でもそれくらいでようやく、本当の意味で対等に居られる存在になれるのです。
『ラブジェネレーション』の見どころ③ あの名言も…?
何かと理子に一歩出し抜かれる哲平。そんな彼の口から飛び出す名言が、ホリのモノマネでも知られる「ちょ待てよ!」です。
短い言葉の中に、なんだかんだで理子の尻に敷かれている姿が目に浮かぶ、まさに名言です。
『眠れる森』(1998年)
【あらすじ】
『眠れる森』は、殺人事件の重要参考人である記憶喪失の女性・大庭実那子(中山美穂)と、彼女に付きまとう謎の男・伊藤直季(木村拓哉)とを描いたサスペンスドラマです。
両親を事故で失ったと思い込んでいた実那子は、15年たったある日、身に覚えのない殺人事件の記憶が蘇ります。
記憶の真相を辿るように、故郷である「眠れる森」を目指す実那子。そこで待っていたのは、何かと突っかかってくる謎の青年・直季でした。
『眠れる森』の見どころ① 記憶が真相を握る本格サスペンス
実那子が握っているのは「市議会議員一家惨殺事件」と呼ばれる凶悪事件の真相でした。
それは両親の真の死因なのですが、なぜ彼女は両親の死を事故と思い込んでいたのか。そこに事件解決の糸口が眠っています。
『眠れる森』の見どころ② 不気味な神出鬼没の男・伊藤直希
本作で木村拓哉が演じる直希は、実那子に何かとつっかかる嫌な男です。さらには彼女が真相に近づく度に表れる不気味さも持ち合わせています。
美しく妖しい存在として、ドラマにひと匙のスパイスを添えます。
『眠れる森』の見どころ③ 眠れる森に眠る真実
真実とは何か。遺族の幸せとは何か。事件の真相が必ずしも未来に繋がるとは限らない。
眠れる森にはそれぞれの真実と、たったひとつの真相だけが眠り続けています。
『HERO』(2001年)木村拓哉、ひとつの到達点!
出典:amazon【あらすじ】
『HERO』は、気だるげながら熱い魂を持った検事・久利生公平(木村拓哉)の戦いを描くサスペンスドラマです。
青森から東京地検に異動してきた久利生は、ジーパンにダウンジャケットがトレードマークの、とても検事に見えない若造でした。
マイペースで相棒の事務官・雨宮舞子(松たか子)と全く歩調を合わせようとしない上に、極度の通販マニアで部屋は怪しげな健康器具で溢れています。
しかし、ひとたび事件が起これば被害者のために、容疑者の検挙に全力をあげる。飄々とした顔の裏に熱い魂を秘めた、熱血検事なのです。
『HERO』の見どころ① 俳優・木村拓哉、ひとつの到達点
本作は何より木村拓哉の演技に注目が集まりました。マイペースで多くを語らない久利生を演じるうえで、言葉の代わりに視線が演技の要に。
口ほどにものを言う“目の演技”は、後の役にも引き継がれていきます。
『HERO』の見どころ② 現代のシャーロック・ホームズ?
主人公は久利生ですが、視点は一貫して舞子に当てられています。さながらホームズを見つめるワトソンのよう。
真面目な彼女は何を考えているか分からない彼にやきもきしますが、その情熱には一目置いているのです。
『HERO』の見どころ③ 証拠の力が逆転を生む法廷バトル!
各話のクライマックスは法廷シーンで締めくくられます。調査で得た情報や証言をもとに、被疑者のアリバイやウソの証言を次々と切り崩す。
スピード感あふれる逆転劇が、極上のカタルシスを生み出します。
『GOOD LUCK!!』(2003年)ANA完全協力! 豪華布陣による空のドラマ!
出典:amazon【あらすじ】
『GOOD LUCK!!』は、キャプテンになる夢を持った新任の副操縦士・新海元(木村拓哉)の成長を描いたお仕事ドラマです。
ANAのパイロット養成コースを卒業し、念願の操縦士となった新海。しかし直属の上司となった機長の香田一樹(堤真一)は、サイボーグのように冷徹で融通の利かない仕事人間でした。
やる気だけで問題を解決しようとする新海と真っ向から衝突する香田。そんな新海は、飛行機事故で両親を失った整備士・緒川歩実(柴咲コウ)と出会います。
『GOOD LUCK!!』の見どころ① 本物のジャンボジェットで繰り広げるドラマ
本作の見どころはANAの全面協力によって撮影が行われたことです。本物のジャンボジェット機内を使用し、とことん現場のリアリティを追求しています。
放送後、就職先の大・航空業界ブームが訪れました。
『GOOD LUCK!!』の見どころ② 男と男、上司と部下の絆
機長と副操縦士は、2人ひと組で全ての従業員とお客の命を背負っています。だからこそ半端な気持ちを許さない香田と、夢だけが先行する新海。
しかし香田にも、同じように夢に溢れた時代があったのです。
『GOOD LUCK!!』の見どころ③ 整備士役・柴咲コウ
柴咲コウが整備士役であることに驚いたファンは少なくありませんでした。FAのような花形職がある中で、事故の無いフライトに使命感を持つ緒川。
それが「航空業界=命を預かる仕事」という側面を際立たせます。
『プライド』(2004年)氷上と恋に揺れる誇り高き戦士たち
出典:amazon【あらすじ】
『プライド』は、アイスホッケーに情熱を燃やす里中ハル(木村拓哉)と仲間たちの活躍を描いたスポ根ドラマです。
実業団チーム・ブルースコーピオンのキャプテン・ハルには、「ホッケーをやってる間は女に本気にならない」という誓いがありました。
一方、そのせいで女性との関係を一種の遊びと捉えるようになってしまい、本気で人を愛するということを忘れてしまいました。
ある日ハルは、渡米した彼氏の帰りを待つ村瀬亜樹(竹内結子)と出会います。そして新たな恋の始まりとして、「彼氏が帰ってくるまでの恋人ゲーム」を提案するのです。
『プライド』の見どころ① やってることはプレイボーイなのに純情一途なハル
ハルの恋愛観は、一見プレイボーイのそれです。
しかし大元はホッケーへの情熱があるがゆえ。誓いの枷がなくなれば、残るのはホッケーの代わりに恋人に情熱を捧げる純情一途な好青年なのです。
『プライド』の見どころ② 氷上の格闘技、迫力あるゲーム展開
氷上の格闘技と呼ばれる、スピードとパワーのぶつかり合う試合シーンは大迫力です。
また、本作でホッケー選手の事をアイスマンと表現したことから、実際のホッケー業界にも俗語として浸透したそうです。
『プライド』の見どころ③ 亜樹が抱える罪悪感
亜樹は堂々と浮気を重ねていくことになります。そこには2年間も自分を放っておいた彼氏への失望がありました。
しかし、ハルへの想いが本物になりかけたとき、恋人・夏川啓介(谷原章介)が帰国します。
『華麗なる一族』(2007年)華麗なる血縁の最期の記録
出典:amazon【あらすじ】
『華麗なる一族』は、専務を務める阪神特殊製鋼の倒産に直面した万俵財閥の跡取り・万俵鉄平(木村拓哉)の苦難を描いたサスペンスドラマです。
華麗なる一族に生まれながら、自分は不義の子ではないかという疑念に襲われていた鉄平。そんな中、父・大介(北大路欣也)が起こした不祥事により阪神特殊製鋼が倒産。財閥の立場も危うくなってしまいます。
すっかり大介に愛想を尽かしてしまった彼は万俵家を飛び出し、実父の告訴のために動き始めます。
『華麗なる一族』の見どころ① 一族の中で孤独に震える鉄平
何ひとつ不自由のない家に生まれて、社会的な地位を得ながら、一族に相応しくない存在かもしれないという葛藤に苛まれる鉄平。
疑心は父への恨みに変わり、一層彼を一族から孤立させていくのです。
『華麗なる一族』の見どころ② 1960年代を再現したセット・調度品の数々
本作は1960年代の上流階級の暮らしを再現するため、様々な調度品を取り揃えています。
なかでも、トレードマークのようでもある黒塗りのトヨタ・クラウンの輝きは目に焼き付きます。
『華麗なる一族』の見どころ③ 迎える結末は悲劇か自業自得か
本作のラストは決してハッピーエンドではありません。一族に愛想を尽かしながら、一族の一員として責任を取ることを決めた鉄平。
すべてを終えた後に明らかになるたったひとつの真実に、きっと心を揺さぶられるはず…!
『CHANGE』(2008年)最年少総理の提言は「小学5年生でもわかる政治」!
出典:amazon【あらすじ】
『CHANGE』は、父親の後を継いで総理大臣となった朝倉啓太(木村拓哉)の奮闘を描く政治ドラマです。
亡き父の代わりに小学校教師を辞め、政界入りを果たした啓太。流れに乗って総裁選に立候補した彼は、なんと当選して史上最年少の内閣総理大臣になってしまいます。
政治の知識は学校教育程度の彼ですが、「国会王子」の名前で親しまれるアイドル総理として、「小学5年生でもわかる政治」を開始します。
『CHANGE』の見どころ① 啓太と共に体当たりで挑む政治の世界
母親の願いで、亡き父の後釜として政界に入った啓太。
右も左も分からないことばかりながら行き当たりばったりで政治の現場に飛び込む姿に、視聴者も同じ目線で政治の世界を体験することができます。
『CHANGE』の見どころ② 胡散臭い選挙プランナー・韮沢
選挙も知らない啓太の手助けとなるのが選挙プランナーの韮沢勝利(阿部寛)です。
戦績199勝1敗を豪語するあまりに胡散臭い彼ですが腕は確かなよう。選挙戦後も、ことあるごとに啓太の助けとなっていきます。
『CHANGE』の見どころ③ 涙のラストスピーチ
政治家と切っても切り離せないのが選挙とスピーチです。
これまで韮沢や仲間たちから学んだすべてを注ぎ込み、選挙から始まった物語は、国民へ向けた決死の演説で締めくくられます。
『MR.BRAIN』(2009年)元ホストで脳科学者で科学捜査班!?
出典:amazon【あらすじ】
『MR.BRAIN』は、警視庁科学警察研究所(IPS)に属する天才・九十九龍介(木村拓哉)の活躍を描いたミステリードラマです。
事故により右脳が活性化し、元ホストから天才脳科学者へと転身した龍介。IPSに雇われた彼は、舞い込んだ難事件の真実を脳科学の分野から解き明かしていきます。
しかしその性格は良くも悪くも科学馬鹿。何でも科学に結び付けて、検証のためならば助手の由里和音(綾瀬はるか)をためらいなく実験台にしてしまうのです。
『MR.BRAIN』の見どころ① 情緒不安定な変人科学者・九十九
木村拓哉の役どころである龍介は、異色の経歴を持つ天才です。
しかしホスト時代のクセが抜けていないのか、マイペースで空気が読めず、甲高い声で笑うなど、やや情緒が不安定な言動が目立つ変人でもあるのです。
『MR.BRAIN』の見どころ② 科学が解き明かす本格ミステリー
本作の軸となるのは、何といっても謎が謎を呼ぶ本格ミステリーです。解き明かすのは脳科学に基づいた犯人の思考です。
九十九龍介の前に、隠し事など無意味なのです。
『MR.BRAIN』の見どころ③ 超豪華なゲスト俳優陣
『古畑任三郎』を彷彿とさせる豪華ゲスト陣も注目です。
1話から広末涼子にユースケ・サンタマリア。2話にGacktと小雪。3話に亀梨和也と相武紗季。「あの人も!?」と言う布陣に度肝を抜かされます!
『アイムホーム』(2015年)知らないうちに家族が入れ替わる絶望
出典:amazon【あらすじ】
『アイムホーム』は、記憶をなくした元敏腕営業マン・家路久(木村拓哉)の家族に対する葛藤を描いたホームドラマです。
爆発事故に巻き込まれて5年分の記憶を失った久。その間に離婚と再婚という大きな人生の転機が訪れていた彼は、全く記憶に無い妻と息子に囲まれた「仮面家族」の生活に直面することに。
なぜ離婚したのか。そして短期間でなぜ再婚したのか。なぜ彼女たちとどんな過程を築いていたのか。自分の帰る家はどこなのか。人生の迷宮にはまり込んだ男がもがきます。
『アイムホーム』の見どころ① 記憶を失うとは、関係を失うということ
記憶を失った久は、この5年間の出会いや別れのすべてを失ってしまいました。
身の回りの多くの人が久にとっては「はじめまして」。顔を覚えることもできずに多くの人が仮面のように見える恐怖にゾクリとします。
『アイムホーム』の見どころ② 記憶を失う前の自分とは?
久は、かつての自分を知る多くの人に、避けるのに近い扱いを受けてしまいます。
なぜ自分がそのような扱いを受けてしまうのか。それに気づいた時、彼の本当の人生が始まるのです。
『アイムホーム』の見どころ③ 左遷の謎
多くの謎が解決されていくので、最後に残るのが営業職から現職への左遷の謎です。少なくとも成績は左遷されるようなものではありません。
そこには彼の思いもよらない、大きな過ちが刻まれているのです。
『BG~身辺警護人~』(2018年)身辺警護とは依頼人の想いを護ること
出典:amazon【あらすじ】
『BG~身辺警護人~』は、警備保障会社のボディーガード・島崎章(木村拓哉)の活躍を描いたアクションドラマです。
新設された身辺警護課へ異動となった島崎。その最初の仕事は、マラソン大会主催者・大久保佐助(伊武雅刀)の護衛でした。
マラソン大会の来賓である政治家の立原愛子(石田ゆり子)あてにテロの脅迫文が届いたため、万が一に備えて欲しいのだそう。
危険には近づかないのが最大の警護だとして、島崎は大会への欠席を諭します。しかし大久保の並々ならぬ熱意を知り、一同はおとり捜査ならぬおとり警護を行うことに…。
『BG~身辺警護人~』の見どころ① ただ護るだけじゃない、BGとしての誇り
本作のBGはただ護るだけではなく、依頼人との絆が中心に描かれます。優秀なボディーガードとして、理知的な警備提案を行う島崎。
しかし依頼者の想いを受けることで、危険であっても直接警護に躍り出るのです。
『BG~身辺警護人~』の見どころ② 島崎が抱える過去の失敗
島崎はかつて優秀なBGでした。しかし傍にいた子供の命を優先してしまったことで、依頼人に大怪我を負わせてしまいます。
根は真面目であるがゆえに抱えてしまった島崎の、第二の人生がこの現場にあるのです。
『BG~身辺警護人~』の見どころ③ 斎藤工とのキレ者バディ
島崎の相棒となる高梨雅也を演じるのは斎藤工です。自衛隊上がりで、命を争う場で依頼人の心情を優先する島崎とは大きな溝を抱えています。
共に優秀な、凸凹ではなく凸凸のキレ者コンビの活躍から目が離せません。
『グランメゾン東京』(2019年)食と星と店をめぐるシェフたちの物語
出典:amazon【あらすじ】
『グランメゾン東京』は、新店舗「グランメゾン東京」で三ツ星を獲得するべく奮闘するスーシェフ・尾花夏樹(木村拓哉)たちを描くお仕事ドラマです。
かつての同門・京野陸太郎(沢村一樹)と共に、早見倫子(鈴木京香)がオーナーシェフを務める新店舗に住み込みで働くことになった尾花。
彼はフランスで名声を得た敏腕シェフでしたが、アレルギー食材混入事件をきっかけにすっかり立場を失墜していました。
それでも競合店「gaku」との確執に立ち向かいながら、ひた向きに三ツ星の皿を求めて切磋琢磨の日々を過ごします。
『グランメゾン東京』の見どころ① 食を追求するスタッフたちの熱意
星に関わるレベルの料理は、その日の気温やお客の体調などによって細やかに変わるもの。
ギャルソンの京野がいち早くそれを察知し、厨房の尾花たちが細やかな調整に対応する。一丸となって店を作る姿が熱いです!
『グランメゾン東京』の見どころ② 画面ごしにも伝わる料理のおいしさ
最大の見どころは何といっても料理です。シェフたちが試行を重ねた色鮮やかな料理の数々は、見ているだけでも香りや食感が伝わってくるかのよう。
毎回、よだれを押さえるのが精いっぱいになってしまいます…。
『グランメゾン東京』の見どころ③ 複雑に絡み合う想いと陰謀
ストイックに食を究める尾花。倫子に想いを寄せながら店のために堪える京野。競合店のシェフとして迎え撃つ丹後学(尾上菊之助)。
多くの想いが群像劇的に描かれていて、そのすべてが星に繋がっているのです。
『教場』(2020年)木村拓哉、新たな境地へ
出典:amazon【あらすじ】
『教場』は、警察学校の厳格な教官・風間公親(木村拓哉)の下で成長する、風間教場の訓練生となった生徒たちの姿を描いた刑事ドラマです。
新任警察官が現場に出る前に必ず受ける警察学校での訓練。その教官である初老の警部補・風間は、「警察学校は適性のふるいにかける場」という信念のもと、訓練生たちに無理難題を強いていきます。
訓練生たちは冷酷無比な彼の教場に時に反発し、時に適性がないのではと涙を流しながら、卒業の日へ向けて成長を重ねていきます。
『教場』の見どころ① 俳優・木村拓哉の新境地!
今回木村拓哉が演じるのは、ロマンスグレー美しい初老のおじさんです。
これまでのイケメン路線とは一転、厳格で高圧的な「イケおじ」の迫真の演技に、視聴者は驚きと共に震えあがりました。
『教場』の見どころ② 警察官になるということ。警察官を育てるということ。
警察官とは、日本の中でも最も危険な職業のひとつです。そんな場に送り出すからこそ、教場で心構えと技能を習得しなければならないのです。
教官からすれば、訓練生たちの未来の命を預かっていると同議なのです。
『教場』の見どころ③ 決して交わらない、けれど確かにある教官との絆
鬼教官と手を取り合う作品は多々ありますが、風間は決して生徒に歩み寄りません。それがポリシーであり、彼らの命を護る方法なのです。
生徒たちも最後まで反発しながら、彼のポリシーに信頼を寄せていくのです。
木村拓哉おすすめドラマ15選のまとめ
出典:amazon歌手・俳優・バラエティと、マルチな分野で比類なき活躍を見せる木村拓哉。
俳優としての彼は数々の名作の担い手であり、それに見合う演技へのストイックな姿勢を持つものでした。
木村拓哉だから売れたのではなく、売れるに足る演技をしているからこその絶対的な信頼こそが彼の最大の持ち味です。
視線から指先まで、一挙手一投足に注目すると新たな魅力に気づけるかもしれませんね。
演技の幅を広げてますます活躍の舞台を広げていくであろう今後を追う前に、一度その歩みを振り返ってみませんか?
当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。
合わせて読みたい
このニュースに関連する作品と動画配信サービス
動画が配信されているサービス一覧
現在、こちらの作品を配信中・レンタル中のサービスはありません。
GOOD LUCK!!
動画が配信されているサービス一覧
動画が配信されているサービス一覧
CHANGE
動画が配信されているサービス一覧
現在、こちらの作品を配信中・レンタル中のサービスはありません。
動画が配信されているサービス一覧
動画が配信されているサービス一覧
動画が配信されているサービス一覧