好みの条件で動画配信サービスを探す
- 動画配信サービス(VOD)
- 有料放送(BS,CS)
まだ閲覧した作品がありません
作品詳細ページを閲覧すると「閲覧履歴」として残ります。
最近の見た作品が新しい順に最大20作品まで表示されます。
動画配信サービスで配信している作品から編集部が厳選した注目作品の一覧です。
注目の映画、アニメ、ドラマがどこの動画配信サービスで配信されているかをチェックしてみよう。
ブラッド・ピットが製作、主演を務めたゾンビ映画。同名の小説を原作としているが、関連性はほとんどない。雪崩のように押し寄せてくるゾンビが特徴で、過去のゾンビ映画にはなかった迫力を実現した。監督を務めたのは、『007 慰めの報酬』『ネバーランド』で知られるマーク・フォスター。アメリカで2013年6月、日本で2013年8月に公開された。国連で働いていたジェリー(ブラッド・ピット)は、家族と幸せな生活を送っていた。しかし、ジェリーの平穏な日常は突如として壊れる。ある日、娘たちを学校に送るため車を走らせていると、突如パニックが発生。謎のウイルスに感染した人間たちが、人を噛むことで、さらにウイルスを広げていた。周囲は大混乱となり、ジェリーたちは逃げ出すが、予想以上に事態は深刻だった。ジェリーは国連に戻り、世界中に蔓延してしまったウイルスを食い止めるため、家族のもとを離れ任務に就く。一方エルサレムでは、すでに壁を建設しており、感染を抑えていた。ジェリーも現地調査のためエルサレムにやってくるが、壁の外に集った感染者たちが興奮し、壁を越えてしまうのだった。
2016年に公開された、韓国のサイコスリラー映画。原作はサラ・ウォーターズの小説『荊の城』で、映画化にあたり、物語の舞台をヴィクトリア朝のロンドンから日本統治下の朝鮮に変更している。監督は『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』などで有名な、パク・チャヌク。韓国を代表する監督のひとりだ。妖しくも美しいエロティックな世界観と、予想外のどんでん返しが待ち受けているストーリーは、韓国だけでなく世界中で絶賛された。実際に第71回英国アカデミー賞で最優秀外国語作品賞受賞、第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネートされるなど、国内外のさまざまな映画祭で話題になった作品である。舞台は、日本統治下の韓国。幼いころに、母親と死に別れたナム・スッキ(キム・テリ)は、詐欺集団のなかで育った。ある日、同じ詐欺師で「藤原伯爵」と名乗る男(ハ・ジョンウ)が、ある詐欺計画を実行するためにスッキらのもとを訪れる。男の計画に協力するために、スッキは珠子と名前を変え、女中として上月という貴族の屋敷に潜り込む。しかし、そこには想像以上に美しい令嬢・秀子(キム・ミニ)がいた。詐欺の「ターゲット」である秀子と、少しずつ打ち解けていく珠子ことスッキだったが、予想外の出来事が待ち受けていた。
2003年に韓国で放送され、49%を超える最高視聴率を記録した大ヒットドラマ。実在する天才韓国人ギャンブラーの波乱に満ちた人生を描いた、ノ・スンイルによる同名小説を原作としている。主人公のギャンブラー・イナを演じたイ・ビョンホンは、『美しき日々』に続く主演作で、日本での人気を不動のものにした。ヒロインを演じたのは、ドラマ『秋の童話』のヒロイン役で一躍トップスターの仲間入りを果たした人気女優・ソン・ヘギョ。トップスター2人の共演と、高視聴率を獲得した歴史ドラマ『ホジュン 宮廷医官への道』を手がけたチェ・ワンギュの脚本により、大きな注目を集めた。さらに主人公のライバル役として、実力派俳優・チソンが初々しい姿を見せているところも見逃せない。1970年代、孤児院で過ごしていた少年・イナ(チン・グ)は、叔父・チス(イム・ヒョンシク)に連れられて賭博場を渡り歩いていた。チスはイナに、相手の札をこっそりのぞき見させてはサインを送らせるというイカサマを繰り返し、金儲けしていたのだった。しかしイカサマがばれ、警察から追われる身となってしまった2人は、ある日ソウルへ向かう汽車に乗り込んだ。
『仮面ライダークウガ』は2000年1月から2001年1月にかけて放送された特撮ヒーロードラマで、記念すべき平成仮面ライダーシリーズの第1作となる。昭和の仮面ライダーシリーズのテレビ放送終了から10年以上も経ったところで、新たな英雄が生まれた。昭和とは世界観が一新されており、仮面ライダーは悲哀を含む改造人間ではなく、敵の怪人も世界征服が目的というわけではない。また、警察と全面的に協力して怪人を倒していくというのも今作の特徴である。主演のオダギリジョーをはじめ、この作品からヒーローのイケメン路線がはじまったともいえる。舞台は西暦2000年の日本。長野県の山中で謎の遺跡が発見され、その調査団が一夜にして全滅した。その知らせを聞いた沢渡桜子(村田和美)の友人・五代雄介(オダギリジョー)が現場に向かうと、警察による現場検証がおこなわれていた。そこで雄介は遺跡現場で発見されたベルトから、妙な映像を感じ取る。一方、市内では謎の怪人が出現し、警察官を惨殺していく。そこへ遭遇した雄介がとっさにベルトを腰にあてると、その姿がクウガへと変わった!戦う身体になったという自覚のもと、雄介は長野県警の刑事・一条薫(葛山信吾)の制止を振り切り、敢然と怪人に立ち向かっていく…!
『仮面ライダーW』は2009年9月から2010年8月にかけて放送された特撮ヒーロードラマで、平成仮面ライダーシリーズの第11作となる。シリーズ初となる試みとして、主人公ふたりが同時に変身してひとりの仮面ライダーになるいう設定。「探偵」をテーマとしており、毎回何らかの事件を探偵役の主人公たちが解決していくという骨子になっている。主人公のひとりを今や大人気俳優となった菅田将暉が演じており、この作品がテレビドラマ初出演にして初主演でもある。物語の舞台は、「風都」という架空の都市。その街では、ガイアメモリという生体感応端末によって生み出される、ドーパントなる怪人による事件が多発していた。警察も手を焼くこれらの事件に、私立探偵・左翔太郎(桐山漣)とその相棒・フィリップ(菅田将暉)が、日夜捜査にあたっていた。そんなとき、翔太郎の師匠であった鳴海荘吉(吉川晃司)の娘と称する鳴海亜樹子(山本ひかる)が突然現れ、事務所の所有権を主張しはじめる。そこへ舞い込んだこの日の依頼人は、翔太郎の幼なじみ・津村真里奈(山内明日)だった。真里奈の依頼を受けて人探しをするうちに、それがドーパントと関与していることが判明していき…。
『特捜戦隊デカレンジャー』は、2004年2月から2005年2月にかけて放送された特撮ヒーロードラマ。スーパー戦隊シリーズの第28作で、全50話。「警察」をモチーフにしており、ヒーローたちは全員宇宙警察の刑事という役どころ。従来のシリーズとは異なり、明確な敵組織が存在せず、毎回さまざまな事件を解決していくという刑事ドラマ的な手法が取られている。メインライターは、『仮面ライダークウガ』『爆竜戦隊アバレンジャー』などを手掛けた荒川稔久。サイキックラバーが歌うオープニングテーマ、ささきいさおが歌うエンディングテーマは、ともに大人気となった。舞台は地球人と異星人が、ともに暮らすようになっている世界。そこでは、地球人の能力や科学力では対処できない犯罪を、宇宙警察スペシャル・ポリス・デカレンジャーが取り締まっていた。デカブルーこと戸増宝児(林剛史)、デカグリーンこと江成仙一(伊藤陽佑)、デカイエローこと礼紋茉莉花(木下あゆ美)、デカピンクこと胡堂小梅(菊地美香)が4人でチームを組み、万全の体制を敷いていた。しかし、このところの宇宙犯罪の活発化に伴い、5人目の戦士・デカレッドこと赤座伴番(さいねい龍二)が赴任。5人のデカレンジャーが、宇宙犯罪者たちを華麗に捕らえていく…!
『太陽の牙ダグラム』は1981年10月から1983年3月にかけて放送されたSFロボットアニメで、政治色の濃い作品となっている。制作は、『機動戦士ガンダム』でおなじみのサンライズ。後に『装甲騎兵ボトムズ』を手掛ける高橋良輔の、初監督作品となる。国家間の独立戦争がテーマとなっており、物語のなかに単純な悪役という者はいない。ロボットアニメでありながら、重厚な政治ドラマやさまざまな駆け引きが描かれている。物語の舞台は2100年代半ばごろ。地球の植民惑星となっているデロイア星では、日に日に地球への不満を募らせ独立の機運が高まっていた。一方、地球では地球連邦評議会議長のドナン・カシム(山内雅人)を中心に、デロイアの独立を阻もうとしていた。そんなとき、ドナンの息子であるクリン(井上和彦)はデロイアの若者たち、ロッキー(田中亮一)、キャナリー(山田栄子)、チコ(銀河万丈)、ビリー(梨羽侑里)らと親しくなる。そこでクリンはデロイアの植民地としての現実を知り、次第に独立派の仲間たちと歩調を合わせるようになり、新型のコンバットアーマー・ダグラムのパイロットとして活動しはじめる…!
『光戦隊マスクマン』は1987年2月から1988年2月にかけて放送された特撮ヒーロードラマで、スーパー戦隊シリーズの第11作となる。「気功」がモチーフとなっており、5人の戦士たちは全員が武術の達人。そして人間のなかに眠る、オーラパワーを原動力としている。さらには、リーダー格のレッドマスクことタケル(海津亮介)と、敵側のイアル姫(浅見美那)のラブロマンスがストーリーの柱となっている。主題歌は、後に「アニソン界のプリンス」と呼ばれる影山ヒロノブが担当。あるとき、地底世界がゼーバ(加藤精三)のもとに統一され、地底帝国チューブが誕生。チューブは、地上の世界への侵略を開始してきた。一方、地上ではタケル(海津亮介)率いる姿レーシングチームがいつものようにレースに勤しんでいたが、そこへ突如、タケルの恋人・美緒(浅見美那)が現れ、チューブの侵略を知らせてくる。美緒は実はチューブのスパイだったが、タケルを愛してしまったためチューブを裏切る形となっていたのだ。迫りくるチューブの怪人たち。そこへ現れたのは、マスクマンと名乗る5人の戦士。それは、かねてよりチューブの存在を察知していた光戦隊姿長官(谷隼人)が、密かに結成させていた戦士たちだった。ここに、マスクマンとチューブの壮絶な戦いが幕を開ける…!
森で遭難したカップルが、野生のクマに襲われるパニック映画。モンスターやゾンビではなく、実在する動物の恐ろしさを描いた作品だ。クマに対して「かわいい」と感じることができなくなるほど、生々しい惨劇が描き出される。とある自然公園にバカンスでやってきたアレックス(ジェフ・ループ)は、恋人のジェン(ミッシー・ペリグリム)に森を案内しようとする。何度も来ていると語り、地図を持たずに道なき道を進むアレックス。一方のジェンは、自信満々のアレックスを心配しつつ、ついていく。カヌーを使って川を下ったふたりだったが、アレックスがカヌーに足を引っかけ、負傷してしまう。そんなふたりの前に、ツアーガイドのブラッド(エリック・バルフォー)が現れ、ジェンと親しくなる。怪我をしたうえに、恋人が見知らぬ男と談笑しているのを目撃し、アレックスは不機嫌になっていく。ブラッドとも別れ、さらに森の奥へと進んでいくふたり。アレックスは途中でクマが傷をつけた木を目撃するが、見て見ぬふりをして、どんどん先に進んでしまい…。
『天空のエスカフローネ』は1996年4月から9月にかけて放送されたテレビアニメ作品で、異世界に飛ばされた少女がその世界の戦いに巻き込まれていく物語。制作はサンライズ。「マクロスシリーズ」で著名な河森正治が原作を手掛け、音楽は『カウボーイビバップ』『創聖のアクエリオン』などを手掛けた菅野よう子が担当している。主人公は放送当時16歳の高校生だった坂本真綾が務め、オープニングテーマも歌っている。陸上部の短距離選手である女子高生・神崎ひとみ(坂本真綾)は、海外への引っ越しが決まっていた先輩・天野進(三木眞一郎)に思いを告白し、自身のファーストキスを賭けて最後の100m走に挑んだ。そこへ突如、異世界・ガイアからバァン・ファーネル(関智一)が現れ、同時に巨大な竜も出現。激しい戦いの末にバァンは竜を倒すが、そのバァンとともにひとみも光に包まれてガイアのファーネリア王国へと転送されてしまう。そこで王となったバァンは人型兵器・エスカフローネに乗り込み、ディランドゥ・アルバタウ(高山みなみ)が率いるザイバッハ帝国と戦っていき…。
マジシャンたちを主人公にした、クライムサスペンス。パリの銀行から金を盗んだ4人のマジシャンと、犯行を立証しようとするFBIとの戦いが描かれる。マジシャンならではの華麗な手口と、映画に仕掛けられたトリックが高く評価された。主演は『ソーシャル・ネットワーク』で、マーク・ザッカーバーグを好演したジェシー・アイゼンバーグ。『ゾンビランド』シリーズでおなじみのウディ・ハレルソンや、『アベンジャーズ』に出演するマーク・ラファロもキャスティングされている。アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)率いる、スーパーイリュージョニスト・チーム「フォー・ホースメン」のショーがラスベガスで開催される。彼らはラスベガスにいながら、パリの銀行から金を盗み、ショーは大成功を収めた。パリにあった現金は実際に盗まれており、「フォー・ホースメン」の4人はFBIに逮捕されてしまう。彼らの捜査を担当したディラン(マーク・ラファロ)は、取り調べをおこなうが、トリックを暴くことができなかった。証拠不十分で4人は釈放されるが、納得できないディランは、マジックの種明かしをおこなうサディアス(モーガン・フリーマン)に協力を仰ぐのだった。
『スキップ・ビート!』は2008年10月から2009年3月にかけて放送されたテレビアニメ作品で、個人的な復讐心から芸能界入りしたひとりの少女が、やがて演技の面白さに目覚めていく物語。原作は仲村佳樹の少女漫画で、2002年から「花とゆめ」にて連載されている。アニメ版の制作はハルフィルムメーカーで、監督は『新白雪姫伝説プリーティア』『ヴァンパイア騎士』などを手掛けた佐山聖子。原作漫画、アニメのほかにも、ドラマCD、ゲーム、テレビドラマ、小説と幅広くメディア展開している。16歳の主人公・最上キョーコ(井上麻里奈)は、幼なじみでロックミュージシャンの不破尚(宮野真守)と同棲し、その生活費をひとりで切り盛りしていた。その生活に大きな喜びを感じていたキョーコだったが、超人気歌手となった尚にある日突然別れを告げられる。そして、尚から自分が家政婦替わりとしか見られていなかったことを知ったキョーコは、尚に復讐すべく芸能界入りを決意。大手プロダクションであるLMEの新人発掘オーディションに参加するも、二次予選で落選。しかしLMEの社長・ローリィ宝田(石井康嗣)は、キョーコに天賦の才能を見出し、「ラブミー部」なる新設部門に配属させる。そしてキョーコは、芸能界随一の実力派俳優・敦賀蓮(小西克幸)や女優志望の琴南奏江(早水リサ)らと出会い、演技の面白さに目覚めていく…。
実際に起きた殺人事件をもとにした、ホラーサスペンス。衝撃的な映画を撮ることで知られる、園子温監督作品のなかでも、今作の過激さは群を抜いている。高い評価を受けた作品でもあるが、グロテスクな描写が多いため、鑑賞するには覚悟が必要だ。そんな今作の主演を務めたのは、数多くの映画やドラマに出演してきた、吹越満。コミカルな役を演じることも多い吹越だが、今作では犯罪に巻き込まれてしまう、気の弱い父親役を演じている。また、でんでんの鬼気迫る演技にも注目だ。熱帯魚店を経営している社本信行(吹越満)は、自身の再婚により、家族の仲が冷え切っていることを実感していた。ある日、娘の美津子(梶原ひかり)がスーパーで万引きをしてしまい、信行が謝りに行くも、スーパーの店主は許してくれない。そこに現れたのは、信行よりも大きな熱帯魚店を経営する村田(でんでん)だった。スーパーの店主と仲が良かった村田の助けで、信行たちは事なきを得る。それ以降、信行は村田と家族ぐるみで付き合いをはじめるが、村田は次第に本性を現していき…。
『フロッグ』は不思議な現象が起きている、ひとつの家を舞台にしたスリラー映画だ。前半と後半でパートが分かれており、前半部分の伏線が後半で一気に回収される構成となっている。高校生のコナー(ジュダ・ルイス)の家庭は、母のジャッキー(ヘレン・ハント)の不倫により、崩壊しかけていた。父親で警察官のグレッグ(ジョン・テニー)は、ジャッキーに愛想を尽かしており、会話もほとんどない。コナー自身も、ほかの男と関係を持った母を軽蔑し、徹底して冷たい態度をとっている。そんなコナーたちが暮らす街では、少年が相次いで誘拐される事件が発生。これは過去に起きた誘拐事件とまったく同じ手口であったが、当時逮捕された犯人は、いまだに刑務所のなかにいた。警察として事件の捜査にあたっていたグレッグだったが、手掛かりはほとんど見つからない。そればかりか、グレッグの家ではテレビが勝手についたり、誰もいない部屋から物音がしたりと、怪奇現象が発生して…。
『ライアーゲーム/LIAR GAME シーズン2』は、2009年11月から2010年1月にかけて、全9話で放送された頭脳バトルドラマの第2期。前作から2年後を舞台に、騙し合いのゲームトーナメントが描かれる。神崎直とそのパートナーである秋山深一を中心に、新たなキャラクターたちを交えて、莫大な金額を賭けた対人ゲームが繰り広げられる。息詰まる頭脳戦だけでなく、負けたら破滅になるゲームでの人間模様も楽しめる。戸田恵梨香や松田翔太に加え、武井咲や吉瀬美智子など、豪華なキャストが多数登場。原作漫画は、全19巻で累計発行部数が500万部を超える大人気作品である。神崎直(戸田恵梨香)はLGT事務局という謎の組織に招待され、莫大な金額を賭けて争う、騙し合いゲームに参加させられていた。しかし天才詐欺師と呼ばれた秋山深一(松田翔太)の助けで、なんとか3回戦まで戦い、その後は平和な日々を過ごしていた。それから2年後、神崎のもとに再びゲームの招待状が届く。それは前回の続きとなる、4回戦への招待状であった。神崎は、負けると破滅するゲームへの参加を渋る。しかしほかの参加者を救うために、ゲームに加わることに決めたのだった。4回戦は、3対3の団体戦。そのゲームで神崎は再び、秋山と再会する。
バットマンやスーパーマンなど、多くのDCヒーローが集結したクロスオーバー作品。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』から数か月が経った、スーパーマンが死亡した後の世界を描いている。監督のザック・スナイダーは、撮影中に降板。代役として『アベンジャーズ』を監督した、ジョス・ウェドンが起用された。そのためこれまでのザック・スナイダー作品とは、作風が若干異なっている。史上最悪のヴィラン・ドゥームズデイと相打ちになり、スーパーマン(ヘンリー・カヴィル)が死亡。残されたバットマンこと、ブルース・ウェイン(ベン・アフレック)は、メタヒューマンと呼ばれる超人たちを集めはじめる。そんななか、異星人のステッペンウルフ(キアラン・ハインズ)が地球に襲来。パラデーモンを解き放ち、世界各地に散らばる3つの「マザーボックス」を手に入れようとする。ブルースはかつて一緒に戦ったワンダーウーマン(ガル・ガドット)と再会。ふたりは協力して、メタヒューマンのスカウトに臨むのだった。
食べ物だけが降りてくる建物に収容された男を描く、ソリッド・シチュエーション・スリラー。残飯を食いあさるシーンや、カニバリズム描写など、「食」をテーマにしたストーリーが展開する。画期的な設定を用いた作品であるが、一度観たら忘れられない強烈な印象を残していく映画でもある。世界のどこかにある、謎の建物。ここは縦に長い設計で、100階層以上の階層に分けられ、それぞれの階にふたりの人間が暮らしていた。食べ物は豪華だが、上から一定の量しか降りてこないため、100階層以下の人間たちは過酷な生活を強いられている。そんな建物内で目覚めたゴレン(イバン・マサゲ)は、同室になった老人のトリマカシ(ソリオン・エギレオール)から、生きていく術を教えてもらう。彼らのいる階層は、48階層。食べ物は上にいる人間が手をつけた後で、残飯同然だが、ふたりが食べられる量は十分にあった。残飯を食べることに抵抗を感じるゴレンだったが、次第に状況に慣れていき、トリマカシとも仲良くなっていく。しかし収容されてから、ひと月後。突如として階層がシャッフルされる。次の日ゴレンが目を覚ますと、そこは171階層。食べ物がまったく届かない階層だった。
韓国で2010年に公開された、サスペンス映画『超能力者』のリメイク作品。オリジナルの韓国映画は、カン・ドンウォンとコ・スが出演し、キム・ミンソク監督がメガホンをとったヒット作品である。リメイク版では『リング』『仄暗い水の底から』など、数々のホラー作品を手がけたジャパニーズ・ホラーの第一人者・中田秀夫が監督、主演のふたりを藤原竜也、山田孝之が務めた。ふたりの実力派俳優の熱演は、間違いなくこの映画の見所のひとつである。2014年5月30日に劇場公開された。眼差しだけで他人をコントロールすることができる男(藤原竜也)は、その能力ゆえに、世間から隠れるように孤独に暮らしていた。しかし、どんな人間も意のままにコントロールしてきた男の前に、その能力が通じない男・田中終一(山田孝之)が現れる。また終一は、男の能力が通じない以外にも、超人的な回復力を持っていた。人間離れした能力を持ち、孤独に生きてきたふたりの男が出会ったとき、互いの生き残りをかけた戦いがはじまるのだった。
2008年に公開された『センター・オブ・ジ・アース』の続編。ジュール・ヴェルヌの小説『神秘の島』のストーリーから影響を受けているが、原作を知らなくても楽しめる内容となっている。主演は前作のブレンダン・フレイザーから代わり、ドウェイン・ジョンソンが務めた。名優のマイケル・ケインやバネッサ・ハジェンズが新たに参加し、ジョシュ・ハッチャーソンが前作と同じ役を再演している。地底世界を冒険したショーン(ジョシュ・ハッチャーソン)のもとに、正体不明の無線が入る。ショーンは無線を聞くため、進入禁止の施設へと侵入するが、あっけなく逮捕されてしまう。義理の父であるハンク(ドウェイン・ジョンソン)がショーンを保護し、自宅へと連れ帰るも、反抗期のショーンが心を開くことはなかった。しかし無線の正体を知るため、ふたりは協力することになり、ついに答えを導きだす。無線で送られてきた暗号は、ジュール・ヴェルヌが書いた小説に登場する、「神秘の島」の場所を示していた…。
2021年6月にNHK BSプレミアムで放送がスタートした、全8話の連続ドラマである。原作は小説『食堂かたつむり』が国内のみならず、イタリアでも高く評価され、大ベストセラーとなった人気作家・小川糸の小説『ライオンのおやつ』である。小川糸の作品は『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』に続き、今作も本屋大賞にノミネートされており、そのやわらかくて繊細な語り口の文章にあたたかく包まれるような気分が味わえる。若くして余命宣告を受け、“死”が間近に迫ったヒロインが過ごす最期のひとときが、レモン畑やブドウ畑が広がる瀬戸内海の美しい島に建つホスピスを舞台に描かれる。余命宣告を受けた29歳の海野雫(土村芳)は、住んでいた東京の自宅を整理し、これまで父親代わりに自分の面倒を見てくれた叔父・弘人(石丸幹二)に引っ越しのあいさつを済ませ、東京を去る。海に浮かぶ小さな島に建つホスピス「ライオンの家」。穏やかで澄み切った空気に包まれたその場所が、雫が最期のひとときを過ごすために選んだ場所だった。マドンナ(鈴木京香)と呼ばれる不思議な女性が切り盛りする「ライオンの家」での、雫の穏やかで絵日記のような生活が始まった…。
2021年7月に放送がスタートした連続ドラマで、2019年に放送された『ボイス 110緊急指令室』の続編となる。1作目の原作となったのは、韓国で2017年に放送された大ヒットドラマ『ボイス』。その人気の高さから韓国でもシーズン2、3と続編が制作され、2021年6月からは『ボイス4』の放送がスタートしている。日本リメイク版となった前作に引き続き、熱血刑事・樋口彰吾を唐沢寿明、微かな音でも聞き分けられる特殊聴力を持った声紋分析官・橘ひかりを真木よう子が演じる。110番通報を受けてから、被害者の生死を左右するタイムリミットは10分以内。警察署の緊急指令室に新設されたEmergency Call Unit(ECU)のメンバーたちが、限られた時間のなかで繰り広げる攻防は緊張の連続であり、一瞬も目を離すことができない。横浜にある、みなと市役所・生活保護課で、全身に爆弾を巻きつけた男が人質とともに立てこもる事件が勃発した。どうやら男は、生活保護の申請を却下されてしまったことに逆上したようだ…。港東警察署・ECU室長を務めている橘ひかり(真木よう子)は、男の声を即座に分析し、彼の渇いたような声質から、薬物を使用している疑いを持つ。さらに、人質のなかに妊婦の姿を見つけたひかりは、妊婦の体調のためにも、自分が代わりに人質になると犯人に申し出るのだが…。
2021年7月、TBS金曜ドラマ枠でスタートしたドラマ。子育てに奮闘中のシングルファーザーと幼なじみの男が、「#家族募集します」という突拍子もない呼びかけを、SNSに投稿することから始まる新しい形のホームドラマである。脚本を手がけるのは、渡辺直美主演のドラマ『カンナさーん!』や、二宮和也主演のドラマ『山田太郎ものがたり』など、笑いあり、涙ありのコメディ作品の脚本で知られる、マギーである。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』や『スカーレット』、『嘘の戦争』など、多くのドラマで俳優としても活躍しているマギーが、脚本家としての才能を今作で再び発揮する。主演を務めるのは、ジャニーズWESTのメンバーである重岡大毅。今作でゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演を果たす、彼の演技に注目。3か月前にシングルファーザーとなってしまった赤城俊平(重岡大毅)は、5歳び息子・陽(佐藤遙灯)の子育てと仕事との両立に奮闘する日々を送っていた。小さな出版社に勤めている俊平は偶然、幼なじみの小山内蒼介(仲野太賀)と出会う。俊平はさっそく夕方に、お腹を空かせた息子の陽と、蒼介が働くお好み焼き屋「にじや」を訪れる。俊平は蒼介と互いの近況を話すうちに、にじやの2階をシェアハウスにしようとしていることを知るのだが…。
『dinner』は、2013年に放送されたグルメドラマ。経営が傾いた有名イタリアレストランを舞台に、新たに料理長に就任した江崎究を中心とした料理人たちの姿を描いたドラマである。バラエティに富んだ料理が登場するだけでなく、多くのトラブルを乗り越えていくキャラクターたちの生き方を、ユーモアを交えながら感動的に表現した作品となっている。江口洋介や倉科カナ、松重豊などの実力派俳優たちが多数出演。またドラマの主題歌を、人気バンドグループであるサカナクションが担当している。老舗の有名イタリアレストラン・リストランテ・ロッカビアンカは、料理長・辰巳(風間杜夫)を中心に活気に満ちていた。そのため予約を取るのに、何か月も待つほどの盛況ぶりだった。しかしあるとき、突然料理長が倒れレストランは傾きはじめる。予約のキャンセルも目立ち、店は倒産の危機になってしまった。そのため支配人であった沙織(倉科カナ)は、状況を打開するために新たな料理長を見つける。その人物とは、辰巳と同じイタリアの有名レストラン・TERESAで修業をした江崎(江口洋介)だった。しかし料理人たちは、急に新たな料理長が就任することに反感を露にし…。
『プロミス・シンデレラ』は、2021年7月からTBS系「火曜ドラマ」枠で放送された。橘オレコによる同名の原作漫画は、累計発行部数200万部を突破している。主演の桂木早梅役を務めるのは、『ストロベリーナイト・サーガ』などで知られる二階堂ふみ。片岡壱成役を、『私の家政夫ナギサさん』や『レンアイ漫画家』への出演で人気を獲得している眞栄田郷敦が演じる。アラサーの桂木早梅(二階堂ふみ)は、正義感が強い女性だ。その日も偶然見かけた高校生・片岡壱成(眞栄田郷敦)がするいじめを許しておけず、口出しをせずにはいられなかった。そんな早梅も、穏やかな性格の夫と平穏な日々を送っていた。しかしその夫が不倫していることに、早梅は気づいていた。そのことを問い詰めた結果、「許す」といったにもかかわらず離婚を提案されてしまう。早梅は、家出を決行。ひとまず泊まれる場所を探していた矢先、スリに遭い、一文なしに…。公園で、ホームレス生活をすることになってしまった。そこへやってきたのが、性格の悪い高校生の壱成だった。壱成の怪しい提案により、彼の家へと連れて行かれることに。そこで、壱成が「リアル人生ゲーム」を持ち掛けてくるのであった…。
星に導かれる舞台少女たちの物語――。ミュージカルとアニメーションをかけ合わせた、メディアミックス作品。9人の舞台少女たちがトップスタァの座をかけて決闘の舞台に挑む! 2021年6月4日には、完全新作の『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』が公開された。名門・聖翔音楽学園の第99期生のひとり、愛城華恋(小山百代)は、子どものころに観劇したミュージカル『スタァライト』にあこがれる舞台少女。これといった才能はないものの、明るく前向きな性格からレッスンに励み、舞台少女として日々成長していた。第100回聖翔祭への準備を始めようとしていたなか、華恋のクラスにひとりの転入生がやってきた。彼女の名は、神楽ひかり(三森すずこ)。イギリスの王立演劇学院に留学していた才女で、なんと12年ぶりに再会する華恋の幼なじみであった。久しぶりの再会に喜ぶ華恋は、ひかりにいろいろと世話を焼こうとする。だが、ひかりはなぜか華恋によそよそしい態度をとる。その夕方、ひとりで寮を抜け出したひかりを追って、学園にたどり着いた華恋は、学園の地下劇場で信じられない光景を目にする。なんとクラスメイトの星見純那(佐藤日向)が、ひかりとトップスタァを奪い合う決闘をしていたのである。ふたりを止めようと思った華恋は、思わず舞台に飛び込む。ところがその決闘は、レヴューと呼ばれる奇妙なオーディション公演だった…。
都心のおしゃれな街で紡がれる、新たなラブライブのストーリー!KADOKAWA、バンダイナムコアーツ、サンライズのメディアミックスプロジェクト『ラブライブ!』シリーズ第4作。表参道・原宿・青山を舞台に、新設された女子校に通う少女たちが、スクールアイドルに挑戦する!表参道・原宿・青山のはざまにある新設校・私立結ヶ丘女子高等学校。普通科に加えて、音楽科を開設したこの高校には、音楽やダンスの才能を持つ優秀な生徒たちが集まって来ていた。そんな学校に通う澁谷かのん(伊達さゆり)は、なによりも歌うことが大好きな少女。ところが、実は彼女は大のあがり症で、人前では緊張して歌えなくなってしまうという欠点があった。そのせいで音楽科の受験に失敗し、普通科に入ることになった。高校では歌をあきらめて、なにか別のことを始めよう。そう思っていたかのんだったが、その矢先に、スクールアイドルになるために上海から留学してきた少女・唐可可(Liyuu)と出会う。ひとり歌っていたところを偶然可可に目撃されたかのんは、可可から一緒にスクールアイドルをしないかと誘われる。一度は断ったものの、可可とともに部員集めをするなかで、彼女の熱意に押されて、一緒にスクールアイドルを目指すことになる。こうして新たなスクールアイドル・Liella!が誕生するのだった…。
孤独な少年とバケモノの出会いが、奇跡を起こす―!?『時をかける少女』や『サマーウォーズ』などで、日本だけでなく世界からも高い評価を得た、細田守監督の作品『バケモノの子』。人間界と並行したところにあるバケモノたちが暮らす渋天街を舞台に、1匹のバケモノと孤独な少年が強さを求めていく冒険活劇となっている。母親を事故で亡くした少年・蓮(宮﨑あおい)は、賑やかな渋谷の街の片隅で孤独に暮らしていた。そんなある日、偶然この街にいるはずがないバケモノ・熊徹(役所広司)と出会い、無我夢中で追いかけている間に蓮は、渋天街に迷いこんでしまう。熊徹が渋天街でトップ争いをするほどの強さを持つと知った蓮は、強くなるために弟子入りすることを決意。熊徹は、蓮を九太と名づけ、一番弟子にする。しかし、粗暴な性格から弟子も家族もいない熊徹は、九太と衝突ばかり…。怒鳴り合いばかりの奇妙な師弟関係は続き、気づけば九太(染谷将太)は17歳に。すっかり青年になったある日、偶然人間界にたどり着いた九太は、図書館で楓(広瀬すず)と出会う。九太は読み書きや勉強を楓から教わり、次第に人間界の学校へ通いたいと思いはじめる。渋天街に寄り付かなくなった九太は、熊徹とケンカに…。そして、九太の心が揺れ動いていたころ、渋天街と人間界を巻き込む大事件が勃発し…!?
2018年に公開された、韓国のサイキック・アクション映画。本国では、観客動員数300万人以上を記録した大ヒット作品だ。日本公開は2018年11月3日。監督は『新しき世界』『V.I.P. 修羅の獣たち』などで知られる、パク・フンジョン。とてもゆっくりとしたペースの前半に対して、後半は画面から目が離せなくなるぐらいスピーディで、意外な展開を迎える。8歳のときに倒れていたところを、ある酪農家の夫婦に助けられたジャユン(キム・ダミ)。幼少期の記憶を失った彼女は、それ以降夫婦の娘として育てられた。それから10年余の歳月が経ち、養父(チェ・ジョンウ)の仕事の行き詰まりに加えて、養母(オ・ミヒ)が認知症を患ってしまう。養父母の窮地を救うため、友人のミョンヒ(コ・ミンシ)にすすめられるがままに、高額賞金が得られるオーディション番組への出場を決めるジャユン。順調にオーディションを勝ち抜いていくジャユンだったが、番組内で見せた「特技」のせいで、彼女は何者かに狙われる羽目になる。
アニメ『Obey Me!』は、2021年7月16日より配信された。原作は、ダウンロード数が全世界400万回を記録した同名恋愛シミュレーションゲーム。アニメーション制作を、中国で人気を獲得したアニメ『マスター・オブ・スキル劇場版』を制作したColored Pencil Animation Japanが担当する。物語の舞台は、怪しい洋館。月の映える真夜中のこと、豪勢な長テーブルに7人の美男子悪魔たちが座っていた。彼らの関係は兄弟である。ルシファー(山下和也)が開いた、「呪文の暗記」をする兄弟合同の勉強会に、一同は参加することになったのであった。しかし、兄弟たちはなかなかやる気を見せない。腹ぺこ六男のベルゼブブ(矢口恭平)は文句をこぼし、居眠り系七男のベルフェゴール(大西哲史)はあくびをしている。ガチオタ三男のレヴィアタン(加田智志)にいたっては、全責任を最も点数の低かったクズ次男のマモン(古林裕貴)に押しつけてしまった。「今回の俺は違うぜ!」と必死に勉強を始めるマモンだったが、すぐに集中力は切れ、D3というゲームに手が伸びてしまう。その後、ルシファーを除く兄弟たち全員がD3で盛り上がってしまい、ルシファーは兄弟たちからD3を取り上げた。しかし、今度は逆にルシファー自身がD3にハマってしまい…?
アニメ化もされた大人気麻雀漫画『咲-Saki』を原作とする、実写映画。映画公開前には、テレビドラマも放送された。映画版では全国大会予選・決勝戦がもとになっており、4校が麻雀の腕を競い合う、白熱した戦いが楽しめる。今作の特徴は、登場人物のほとんどが女子高生である点だ。実写化に際しては、ほとんどのキャストが事前に訓練をおこなっており、牌の切り方や手の動きまで、違和感のない仕上がりになっている。天才雀士であるにもかかわらず、麻雀を避けていた宮永咲(浜辺美波)は、同級生の和(浅川梨奈)の誘いにより、麻雀部に入部する。咲が入った清澄高校麻雀部は、麻雀の世界ではまだまだ弱小校。しかし、咲や和ら1年生の加入により、これまでにないほど強いチームができあがっていた。そして迎えた、全国大会の決勝戦当日。会場には清澄をはじめとする、県内最強の4校が集っていた。なかでも、天性の才能を持つ天江衣(菊地麻衣)は、その圧倒的な力を咲たちに見せつけるのだった。
独り飯満喫! これこそが至福の瞬間である!原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる、グルメ漫画を原作とした『孤独のグルメ』。主人公の井之頭五郎が仕事の合間に立ち寄ったお店で、おいしいものを堪能する姿を描いた大人気シリーズだ。五郎の気持ち良い食べっぷりや心の声にハマる人が続出しており、スペシャルドラマも何度も放送されている。今作では、実在するお店が登場するのも人気の秘訣。個人で輸入雑貨を取り扱っている井之頭五郎(松重豊)は、久々に横浜を訪れ、懐かしのお店「キッチン友」で空腹を満たす。以前と変わらない雰囲気とおいしい料理に癒され、ゆったりしすぎた五郎はあわてて神奈川県の宮前平へ。商談相手の村井美咲(りょう)と会う。しかし商談中に話が逸れ、美咲は突然五郎にアプローチを開始。なんとか愛想笑いで切り抜け、美咲の職場をあとにした五郎は小腹が減ってきたことに気づく。時刻は午後5時。五郎は“宮前平”という地名に似合わない坂を登り、とあるとんかつ屋へとたどり着く。そこから五郎の至福のグルメタイムが、幕を開ける!
2021年7月から、テレビ朝日で放送がスタートした連続ドラマ。大人気シリーズとなった『緊急取調室』も今作でシーズン4となり、前回のシーズン3の放送から約2年のときを経て、久々に“キントリチーム”が再集結した。脚本は、ドラマ『マチベン』で向田邦子賞やドラマ『14才の母』でも、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した経歴を持つ井上由美子が手がけている。取調官・真壁を演じる天海祐希をはじめ、田中哲司、でんでん、小日向文世などのおなじみのメンバーが、新たな犯罪に立ち向かう。緊急事案対応取調室(通称・キントリ)の取調官・真壁有希子(天海祐希)は北海道への出張のため、羽田空港にいた。保安検査場で、提示すべき薬の処方箋が見つからずに焦っている白髪の女性(桃井かおり)と出会う。とっさにその女性を助け、機内に入った真壁だが、飛行機は出発時刻を過ぎでも離陸する気配がない。乗客たちが不安になるなか、離陸が遅れる旨を伝えるCAのアナウンスが流れる。しかし、その声にどこかただならぬ気配を感じた真壁は、様子をうかがうためCAたちの控室に近づくのだが…。
2002年に香港で公開された映画。香港の主要な映画賞において、最優秀主演男優賞、最優秀監督賞などの複数の賞を多数受賞し、香港映画における数々の興行記録を塗りかえた大ヒット作。香港での原題は『無間道』であり、「無限に続き、生きている限り抜け出せない地獄」といった意味を持つ。警察とマフィアそれぞれに極秘潜入した主人公2人が、抜け出せない闇の世界でもがき、苦悩する姿をリアルに描き出している。2人の主人公を演じたのは、トニー・レオンとアンディ・ラウ。トニー・レオンは数々の映画賞を受賞し、2000年の映画『花様年華』でカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞する快挙を果たすなど、世界的にも有名な実力派俳優である。マフィアの一員となった、ストリート育ちの青年・ラウ(アンディ・ラウ)。彼の能力に目をつけたボスのサム(エリック・ツァン)は、ラウを警察学校へスパイとして送り込む。一方、警察学校でずば抜けて優秀な成績を収めていたヤン(トニー・レオン)は、ある日上司に呼ばれ、サムの率いるマフィアへの潜入捜査を命じられる。10年後、ボスの見込みどおりに出世し、順風満帆な生活を送るラウとは対照的に、マフィアとしてのすさんだ生活に疲れ切ったヤンの姿があった…。
『王様のレストラン』は、1995年4月より放送されたドラマ。傾いたフレンチレストランを、伝説のギャルソンと呼ばれる千石武が、個性的な店員たちとともに立て直していくユーモア満載の物語。脚本は『古畑任三郎』シリーズなど、多くのヒット作を手掛けた三谷幸喜。また平均視聴率が17.1%を記録した人気ドラマで、ザテレビジョンドラマアカデミー賞の最優秀作品賞を受賞している作品だ。主題歌は平井堅の「Precious Junk」。ある日原田禄郎(筒井道隆)は、フランスレストラン・ベル・エキプを訪れた。そのレストランは数週間前にオーナーシェフが亡くなり、店の雰囲気がすっかり変わってしまっていた。支配人の梶原民夫(小野武彦)はタバコを吸い、ソムリエの大庭金四郎(白井晃)やバーテンダーの三条政子(鈴木京香)は暇な様子。シェフも磯野しずか(山口智子)をはじめ、やる気は感じられない。原田は失礼な接客を受けながらも席に座り、千石武(松本白鸚)と合流した。そんな原田は千石とともに、ベル・エキプを再建したいと考えていた。しかし千石は、原田のその申し出を断るのだが…。
映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は、2020年8月14日に公開された甘酸っぱい青春ラブストーリーもの。原作は、漫画『ストロボエッジ』や『アオハライド』など、甘酸っぱい青春ストーリーで世の女性を胸キュンさせている、咲坂伊緒である。今作は「ふりふら」の愛称で親しまれていて、実写映画は8月14日、アニメーション映画は同年の9月18日に公開され、話題を呼んだ。実写の主演キャストには、『君の膵臓をたべたい』で一躍有名となった女優・浜辺美波と北村匠海が抜擢されている。そのほかにも、福本莉子や赤楚衛二など注目の若手俳優が出演している。これは、偶然出会った4人の高校生が織りなす、甘くて切ない青春ラブストーリー。ある日、とあるマンションに引っ越してきた山本朱里(浜辺美波)親子。実は、母(戸田菜穂)の再婚により、同い年の山本理央(北村匠海)と一緒に住むことになったのだ。無口でクールな理央は、何を考えているかわからない部分はあるものの、ひそかに朱里に恋愛感情を抱いていた。そんな理央に片想いをしているのが、同じマンションに住む市原由奈(福本莉子)。由奈は自分に自信が持てず、恋する気持ちに戸惑っていた。そんなとき、朱里は由奈の幼なじみの乾和臣(赤楚衛二)に恋をしてしまう。絡み合う片想いの先になにがあるのか、4人の切ない恋物語がはじまる―。
『創聖のアクエリオン』は、2005年4月から9月にかけて放送されたオリジナル・SFロボットアニメで、「人間の感情」をエネルギー源としたロボットが特徴的な作品。「あなたと合体したい」というキャッチコピーで知られる。制作は『マクロスF』『戦姫絶唱シンフォギア』などを手掛けた、サテライト。監督はマクロスシリーズで著名な、河森正治が務めている。また、AKINO from bless4が歌うオープニングテーマも大ヒットとなっている。あるとき地球は、1万2千年前の大戦で暴れ回った堕天翅に襲われはじめた。堕天翅によって地球が荒んでいくなか、エレメント能力を持つ子どもたちが誕生し、機械天使・アクエリオンを操るパイロットとして訓練されはじめる。エレメントのひとりであるシルヴィア・ド・アリシア(かかずゆみ)は、伝説のエレメント能力者を求めて地上を彷徨い、アポロ(寺島拓篤)と出会う。そこで奇しくもはじまった神話獣との戦闘。窮地に陥ったアポロは、不思議な光に導かれて機体に乗り込み、シルヴィアとその兄・シリウス(杉田智和)とともに、アクエリオンへの合体を果たして戦いはじめる…!
リーマン・ブラザーズの倒産をきっかけに、世界中を巻きこんだリーマン・ショック。多くの投資家が損をし、不景気に陥るなか、4人のトレーダーは大儲けしていた。今作は実在した4人のトレーダーをとおして、「なぜ儲けることができたのか」を描く作品だ。2015年にアメリカで公開された今作は、高い評価を受け、その年のアカデミー賞作品賞にノミネートされた。惜しくも受賞は逃したが、監督のアダム・マッケイらが脚色賞でオスカーを獲得している。短パンにサンダルがトレードマークの投資家・マイケル(クリスチャン・ベール)は、近い将来にバブルが崩壊すると予想する。当時は住宅ローン債権の金融商品がブームになっており、多くの投資家がそこに投資していたが、マイケルはあえて「CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)」への投資をおこなう。そんなマイケルを、ほかの投資家たちは相手にしなかったが、銀行家のジャレッド(ライアン・ゴズリング)は違った。友人のマーク(スティーヴ・カレル)に声をかけ、みずからも「CDS」に投資する。そして、小さな投資会社を経営するジェイミー(フィン・ウィットロック)とチャーリー(ジョン・マガロ)も、「CDS」に投資しようと考え、引退した銀行家・ベン(ブラッド・ピット)を訪ねるのだった。
巴亮介のサスペンス漫画『ミュージアム』の実写化作品。連続殺人鬼の「カエル男」と、事件に巻き込まれていく刑事の戦いを描いている。「ずっと美しくの刑」「針千本飲ますの刑」など、カエル男による残虐的な事件も映像化された。殺人犯を追う刑事・沢村役には小栗旬、敵対するカエル男役には妻夫木聡が起用された。プライベートで交流があるふたりだが、実は共演経験がほとんどない。そんなふたりによる、息がぴったりのアクションシーンにも注目。刑事の沢村(小栗旬)は、事件発生の報告を受け、現場に駆けつける。そこには犬によって食い殺された死体があり、凶器として使われた犬の体内には、「ドックフードの刑」と書かれた紙きれが見つかった。その事件以降、相次いで残虐な殺人事件が発生。事件の被害者は全員、ある事件の裁判で陪審員をしていた過去があった。犯人は殺人にこだわりを見せるカエル男(妻夫木聡)であり、過去の事件との関連性が指摘される。事件を追っていく沢村だったが、自身の妻・遥(尾野真千子)も同事件の陪審員だったことに気がつくのだった。
盲目の老人から追われる若者たちを描いた、異色のホラー映画。老人は目が見えない代わりに、聴覚が異常に発達しており、わずかな音を察知して若者たちを追跡してくる。息もできないような緊張感が観客にも伝わり、極上の恐怖を味わえる作品だ。盲目の老人を演じたのは、『アバター』に出演したスティーヴン・ラング。セリフが少ない役ではあるものの、圧倒的な存在感を放っている。衰退した街・デトロイト。ここに住むロッキー(ジェーン・レヴィ)は、仲間たちと盗みをしながら生活しており、いつかデトロイトの外で暮らすことを夢見ていた。ある日、仲間のひとりであるマネー(ダニエル・ゾヴァット)から、とある老人(スティーヴン・ラング)の話を聞かされる。その老人は盲目であり、自宅の地下に大金を保管していた。マネーは大金を盗むため、ロッキーに声をかけたのだった。街全体が寝静まった真夜中。ロッキーとマネー、アレックス(ディラン・ミネット)は、老人の家に侵入する。盲目の老人から金を盗むのは簡単だと3人は考えたが、その老人は聴覚が以上に発達しており…。
『マイ・フレンド・フォーエバー』は、1995年に公開された映画。監督を務めたのは、ピーター・ホルトン。原題は『The Cure』で、「治療法」を意味する。日本語吹き替え版では、主人公・エリックの声を滝沢秀明、デクスターの声を今井翼が務め、話題となった作品だ。エリック(ブラッド・レンフロ)は、学校でも家でもひとりぼっち。母親のゲイル(ダイアナ・スカーウィッド)と一緒に暮らしているが、母親には放っておかれている。そんなエリックの隣に、デクスター(ジョセフ・マゼロ)が引っ越してきた。デクスターは幼いときの輸血が原因で、HIVに感染してしまっていた。最初はHIV患者のデクスターを警戒するエリックとその母だったが、少しずつ仲良くなったエリックとデクスター。あるとき、ニューオーリンズの医者がHIVの治療法を開発したと聞き、デクスターを誘ってニューオーリンズへつながる川に沿って旅に出るのだが…。
『グッド・ドクター 名医の条件 シーズン3』は、メディカル・ドラマの第3弾。自閉症でサヴァン症候群のショーン・マーフィーがさまざまな困難を乗り越え、医師として、人として成長していく姿を描いた感動作。シーズン3ではショーンが患者たちを、持ち前の天才的な記憶力と空間認識能力で病気の根源を探っていくとともに、ショーンの私生活にもこれまで以上にスポットが当たった。シーズン2でショーンの恋の相手が、リアではなくカーリーだったことは視聴者を驚かせた。シーズン3では、ショーンとカーリーの恋の一進一退が丁寧に描かれる。聖ボナベントゥラ病院の、新しい外科部長に任命されたリム(クリスティーナ・チャン)はこれまでのスタイルを変え、研修医にも簡単な手術であれば執刀を任せると宣言する。4人はこれまで以上に激しい火花を散らし、研修医のなかで初めての執刀医となるべく切磋琢磨していくが…。そんななかクレア(アントニア・トーマス)のトラウマの原因である母親が、アパートを追い出されクレアの家に転がり込み、クレアは思い出したくない過去と嫌でも向き合うことになってしまう。
テレビアニメ『四月は君の嘘』を手掛けたイシグロキョウヘイの、劇場アニメ初監督作品。脚本は『カウボーイビバップ』などに参加し、多くのアニメ作品を手掛けてきた佐藤大が担当している。主演は今作が声優初挑戦となる、八代目市川染五郎。ヒロインには『メアリと魔女の花』で主演を務めた経験のある、杉咲花が起用された。また、山寺宏一や坂本真綾といったベテラン声優もキャスティングされている。高校生のチェリー(市川染五郎)は、極度の人見知りで、常にヘッドホンを付け、他人と距離を置いていた。ある日、友達のビーバー(潘めぐみ)が起こした騒動に巻き込まれ、人気配信主のスマイル(杉咲花)と衝突。倒れた際に、スマホを取り違えてしまう。突然の出来事に戸惑うチェリーだったが、スマイルの人柄が幸いし、無事スマホを取り戻す。その日以降、チェリーはスマイルと仲良くなり、SNSでもつながるようになった。一方のスマイルは心優しいチェリーが気になりはじめ…。
『新宿スワン』などで知られる、和久井健による漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作品。タイムリープとヤンキー漫画の要素が融合した作品で、アニメ化もされ、人気を博している。実写版ではタイムリープのはじまりから、「愛美愛主」との抗争までを描く。タイムリープを繰り返す主人公・タケミチ役を北村匠海、トーマンの総長・マイキー役を吉沢亮、副総長のドラケン役を山田裕貴が演じるなど、注目の若手俳優が多く起用されている。また、ヒロインは『カランコエの花』などに出演した、今田美桜が演じた。フリーターとなり、悲惨な人生を送っているタケミチ(北村匠海)は、ある日駅のホームから転落。死んだと思っていたタケミチが目を覚ますと、そこは10年前の世界だった。当時高校生だったタケミチは、仲間たちと不良生活を謳歌していた。しかし、年上のキヨマサ(鈴木伸之)に負けたことをきっかけに、奴隷としてこき使われる。タケミチは恋人のヒナ(今田美桜)の運命を変えるため、みずからの過去に干渉しようとするのだが…。
『アイアンマン2』から登場しているヒーロー・ブラック・ウィドウの活躍を描く、マーベル映画最新作。ブラック・ウィドウは『アベンジャーズ』以前から活躍しているキャラクターだが、これまで単独作は作られてこなかった。今作において、彼女の過去が初めて語られることとなる。主演は『ジョジョ・ラビット』での名演技が記憶に新しい、スカーレット・ヨハンソン。『アベンジャーズ』シリーズにも出演しており、マーベル映画を代表する女優だ。また、今作からの新キャストとして、フローレンス・ピューやデヴィッド・ハーバーが出演している。「ソコヴィア協定」に従わず、アメリカを追われてしまったナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)。彼女は「アベンジャーズ」のメンバーたちと距離を置き、追ってくるロス長官(ウィリアム・ハート)から逃げ続けていた。ある日、生き別れになった妹・エレーナ(フローレンス・ピュー)から謎の薬品が送られてくる。不審に感じたナターシャだったが、薬品を追ってきたタスクマスターの襲撃に遭ってしまう。窮地を脱したナターシャは、薬品の真相を知るため、エレーナを訪ねるのだった。
完全無欠な美少女魔法師の学園生活――。大人気ライトノベル『魔法科高校の劣等生』シリーズの、スピンオフ漫画『魔法科高校の優等生』をもとにしたテレビアニメ作品。魔法科高校に通う才色兼備のブラコン少女が、敬愛する最強の兄や仲間たちとともに、ライバルと激突する!かつておとぎ話のなかだけに存在した魔法が、現実の技術となってからおよそ100年。世界各国では、魔法を操ることができる「魔法師」の育成機関が作られていった。そのひとつが、国立魔法大学付属高校、通称「魔法科高校」。日本国内に9つあるその高校では、魔法の才能を持った少年少女たちが切磋琢磨し、自分たちの技能を磨いていた。2095年春、魔法科高校のひとつである第一高等学校に、ひとりの少女が入学することになる。彼女の名は、司波深雪(早見沙織)。主席入学した絶世の美少女で、類まれなる振動系魔法の使い手でもあった。その圧倒的な実力と気品のあるたたずまいから、入学してまもなく羨望の的となる。ところが、深雪にはひとつ納得できないことがあった。それは、敬愛する兄の達也(中村悠一)が、劣等生のレッテルを張られた二科生に甘んじなければならなかったことである。達也は気にしていないようだが、だれよりも兄を大切に思う深雪にとっては、耐えがたいことだった。そんなとき、ちょうど深雪の目の前で、一科生と二科生がいい争いをすることになる…。
俺の彼女は絶対に渡さない!漫画『指先から本気の熱情〜チャラ男消防士はまっすぐな目で私を抱いた〜』をもとにした、テレビアニメ作品の第2期。合コン好きのチャラい消防士と、勝ち気な性格の幼なじみのOLとの恋愛を描く! 原作は、電子コミック配信サイト「めちゃコミック」などで連載中。合コン好きの消防士・水野颯馬(伊東健人)と、勝ち気な性格のOL・藤橋涼(高森奈津美)は、腐れ縁の幼なじみ。互いにひかれ合いつつも、ごく最近まで素直になれず、関係を進展させることができなかった。だが、涼のアパートの火事をきっかけに、ふたりはやっと想いを通じ合わせ、恋人同士になった。今ではラブラブな日常を満喫し、互いの体を求め合うのも自然になっていた。そんなある日、涼が務める化粧品会社で、協力会社と新事業を始めることになる。そこで涼は、学生時代に付き合っていた元カレの日高玲(土岐隼一)と8年ぶりに再会する。涼はずかずかと距離を詰めてくる玲にとまどいながらも、彼とチームを組むことになる。さすがにこれは颯馬に相談した方がいいかもしれないと思いつつも、涼は気まずさから打ち明けることができない。そうこうするうちに、颯馬は涼をひとり置いて、研修に出かけることになってしまう。その間に、玲は仕事を口実にして、涼にどんどん近づくのだった…。はたして颯馬と涼の関係は、どうなるのだろうか?
野球からはじまる“人生論”で、悩める女性たちを救う!?『八月は夜のバッティングセンターで。』は、女子高生が野球をするアプリゲーム『八月のシンデレラナイン』を原案としたオリジナルドラマ。野球ファンなら誰もが知っている、球界のレジェンドたちも登場!夏葉舞が店番を務めているバッティングセンターには、悩める女性が深夜にやってくる。そんな女性たちのスイングを見ている怪しい男・伊藤智弘が独特の“野球人生論”で悩める女性の背中を押していく!?叔父が営むバッティングセンターで夏休みの間、アルバイトをすることになった女子高生・夏葉舞(関水渚)。しかし、そこには毎夜客のスイングを見ているだけの怪しい男・伊藤智弘(仲村トオル)がいた。舞が伊藤に声をかけると、彼はスイングを見るだけでその人の悩みがわかるという。そんなある日、坂本ゆりこ(木南晴夏)がバッティングセンターにやってきた。坂本が仕事で悩んでいることを見抜いていた伊藤は、彼女に声をかけ「ライフイズベースボール」という合言葉とともにボールを握る。するとその瞬間、舞と坂本は見知らぬ野球場に立っていたのだ…。しかもそこでは、坂本の上司や同僚が野球をしていた! 果たして、謎の野球場でどんなドラマが繰り広げられるのか!?
今作は無限ループに陥った女子大生を描く、ホラーコメディだ。謎の殺人鬼に殺害されると、その日の朝に戻ってしまう「死に戻り」を取り入れたストーリーが展開する。何度も死をくり返すたびに、殺人鬼の正体に迫っていく、ミステリーの要素も含まれている。監督は『パラノーマル・アクティビティ』シリーズで、脚本を担当していたクリストファー・ランドン。製作は、数多くのホラー映画を世に送り出してきたプロデューサー・ジェイソン・ブラムが手掛けた。女子大生のツリー(ジェシカ・ロース)は、知らない男・カーター(イズラエル・ブルサード)の部屋で目を覚ます。昨日の記憶がほとんどなく、誕生日であるにもかかわらず、最悪の目覚めだった。そのため、父親(ジェイソン・ベイル)との食事をキャンセルし、ルームメイトのロリ(ルビー・モディーン)のサプライズを無視するなど、自分勝手にふるまってしまう。その日の夜、夜道を歩いていたツリーは、マスクをつけた人物にナイフで刺され死亡。気がつくと、ふたたび知らない男の部屋で朝を迎えていた。同じ日をくり返していることを知ったツリーは、ループから抜け出すため、殺人鬼の正体を調べはじめるのだった。
『爆走兄弟 レッツ&ゴー!!』は、1996年1月より放送されたテレビアニメで、アニメ『爆走兄弟 レッツ&ゴー!!』シリーズの第1弾。ミニ四駆を題材にした作品である。ミニ四駆好きの兄弟である星馬烈と星馬豪が、多くのライバルたちと争いながら、熱いレースを繰り広げるストーリー。烈と豪が個性的なミニ四駆を操り、難解なサーキットを制覇していく熱い展開が魅力である。このアニメは、ミニ四駆の第2次ブームの火付け役となった作品で、原作漫画はアニメだけでなく、映画やゲームやトレーディングカードなど幅広くメディア展開している。ミニ四駆を愛する星馬烈(渕崎ゆり子)と豪(池澤春菜)の兄弟は、お互いのどちらのマシンが速いか競い合っていた。そんなとき、長年ミニ四駆の設計をしている土屋博士(江原正士)と名乗る人物から、それぞれセイバーという名の最新鋭のミニ四駆を渡される。烈と豪はマシンを改造して、GJC(グレート・ジャパン・カップ)と呼ばれるミニ四駆レースへの参加を決める。
特撮ドラマ『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』は、テレビ東京系列にて2021年7月10日から放送。主人公の青年・ケンゴ役を務めるのは、『ボイメン新世紀 祭戦士ワッショイダー』で主人公を演じた寺坂頼我。天真爛漫で笑顔が魅力的なシズマユナ役を、「ミスマガジン2019」のグランプリに選出された豊田ルナが演じる。火星で植物学者として暮らす青年・マナカケンゴ(寺坂頼我)。ある日ケンゴは、闇の巨人が現れる夢にうなされて目を覚ました。「スマイル、スマイル」が口癖のケンゴは、今日も元気いっぱい。遺跡研究者である母の背を追っていったところ、ケンゴは遺跡内で石化した巨大な剣を目にすることとなった。突如、巨大な剣が発光し始めると同時に、ケンゴの腕が光り始める。それと同時に、怪獣が出現した。遺跡全体が揺れ石が落ちてくるなか、謎のバリアが間一髪でケンゴを守護する。それを見ていたシズマ財団の創設者・ミツクニ(宅麻伸)は、ケンゴに眠る力を見抜いて変身アイテムを託した。ケンゴは「みんなを笑顔にしたい!」と自身の信念を告げ、急いで遺跡へ戻るのだが…?
『闇芝居 9期』は、テレビ東京枠にて2021年7月より放送。都市伝説を題材とした、5分枠のホラーショートアニメ。脚本を元お笑い芸人であり、ドラマ・アニメ・映画の脚本や、バラエティ番組の構成を多数担当している熊本浩武が務める。不気味な仮面を被った紙芝居屋のおじさん(津田寛治)が、今宵もホラーな物語を語りはじめる…。不気味な語り口から紡ぎ出される物語は、奇妙で不可解。昭和な画風により不気味さが増し、最後まで魅了される作品である。不気味な物語は必ず謎を残して終わり、読者に恐怖の余韻をもたらす。小さな集落へ出張しに行った寺西は、出張先の上司に「君は優秀な人材らしいからね」と期待されている。そんな上司から寺西は、「鼠嫁ぎ」と呼ばれる不思議な村の風習を聞かされる。なんと葬式と結婚式を同時におこなうらしく、この村では人口が増えたこともなければ減ったこともないという。しかも、その葬式と結婚式は同じ会場でおこなうらしく…?
『探偵はもう、死んでいる。』は2021年7月より放送のテレビアニメ作品で、謎の探偵とその助手である主人公が秘密組織と戦うラブコメ・ミステリー。原作は二語十のライトノベルであり、第15回MF文庫Jライトノベル新人賞では最優秀賞を受賞している。麦子とPoniによってコミカライズもされている。アニメ版の制作は、『宇崎ちゃんは遊びたい!』『究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら』などを手掛けたENGI。第1話は1時間スペシャルとして放送された。君塚君彦(長井新)は生まれながらの巻き込まれ体質であり、これまで数限りない修羅場をくぐり抜けている。その君彦が、この日は突如謎のアタッシュケースを運ぶよう託され、単身飛行機のなかにいた。すると機内に「探偵」を呼び出すアナウンスが流れ、名乗りを上げた自称名探偵・シエスタ(宮下早紀)の助手として行動することになってしまう。事件はハイジャック。その犯人・コウモリ(松岡禎丞)は人造人間で、異常な力を持っていた。機内ではじまったシエスタとコウモリの戦いに巻き込まれた君彦は、訳がわからないままシエスタに協力していき…。
『君と世界が終わる日に Season2』は、日本テレビと動画配信サービス・Huluの共同制作によるサバイバルゾンビドラマ。2021年1月より日本テレビ系列で放送されたSeason1の続編として、Huluにて全6話が配信。ゴーレムと呼ばれるゾンビたちによって脅かされた終末世界で、懸命に生き抜く人々の姿を描いたドラマ。襲いくるゴーレムとの激しいバトルだけでなく、愛憎の入り混じる人間ドラマも魅力となっている。また日本初となる本格ゾンビドラマとなっており、竹内涼真や中条あやみなど、豪華キャストたちが出演。横須賀駐屯地での事件の後、間宮響(竹内涼真)は仲間たちともに猿ノ島で暮らしていた。しかし次第に生活物資が不足するようになり、避難シェルターへ行く計画が立てられた。ちょうどそんなとき、無線で避難シェルターから連絡が入り、シェルターの人物と会うことになる。約束の場所でシェルターの一員である野呂翔平(吉沢悠)と話をすると、生活物資の代わりに医師を派遣して欲しいと頼まれるのだった。また同じ時期、ゴーレムがいないはずの島内で、ゴーレムによる被害者が出る。同時に小笠原来美(中条あやみ)が、ゴーレムウィルスに感染していることが明らかになり…。
『RE-MAIN』は2021年7月から放送開始となったオリジナルテレビアニメで、水球に青春をかける高校生たちの姿を描いている。制作は『ユーリ!!! on ICE』『ゾンビランドサガ』などで知られるMAPPA。シリーズ構成と脚本は、『TIGER & BUNNY』を手掛けた西田征史が務めている。オープニングテーマは韓国のアイドルグループ・ENHYPEN、エンディングテーマは人気声優の仲村宗悟が担当。水球部の面々の声も人気若手声優で固められており、MAPPAの意気込みが感じられる一作。主人公・清水みなと(上村祐翔)は、中学時代に有名水球選手として活躍していたが、交通事故によって中学3年間の記憶を失ってしまう。もちろん、水球の記憶も一切なく、長い入院生活で筋肉も衰えていたため、再び水球をやろうとは思わなかった。しかし、入学した山南高校の水球部キャプテン・城島譲(木村昴)に目をつけられ、中学時代の後輩・岡栄太郎(西山宏太朗)も一緒に水球をやろうと日々つきまとわれる。そして、校内で再会した川窪ちぬ(Lynn)との約束をきっかけに、みなとは再び水球の道へと…。
『かげきしょうじょ!!』は2021年7月から放送開始となった青春歌劇アニメで、神戸の音楽学校を舞台に、未来のスターを夢見る少女たちの姿を描いている。原作は斉木久美子の漫画で、「ジャンプ改」における『かげきしょうじょ!』のタイトルでの連載を経て、その後は「MELODY」にて連載。アニメ版の制作は、『魔法少女なんてもういいですから。』『Just Because!』などを手掛けたPINE JAMで、監督は米田和弘が務める。オープニングテーマは、sajiによる「星のオーケストラ」。紅華歌劇団。それは大正時代に創設された未婚女性のみによる劇団で、根強い人気を誇っている。その劇団員の育成を目的とした紅華歌劇音楽学校は、今年で第100期生の入学を控えていた。その難関に挑む渡辺さらさ(千本木彩花)は、長身で天真爛漫な少女。そして奈良田愛(花守ゆみり)は、国民的アイドルグループ・JPX48の元メンバーで男性恐怖症の少女。受験会場で出会ったさらさと愛は、ともに見事合格し、寮ではルームメイトとなる。天然で自由奔放なさらさ、人付き合いがあまり得意ではない愛。ふたりは互いに刺激し合いながら、スターを目指して成長していく…!
『うらみちお兄さん』は2021年7月から放送開始となったテレビアニメ作品で、体操のお兄さんとその周囲の人たちの日常を描いたブラックコメディ。原作は久世岳のWeb漫画で、pixiv内のWebコミック配信サイト・comic POOLにて連載されている。アニメーション制作はスタジオブラン。主人公役の神谷浩史をはじめ、宮野真守、水樹奈々、杉田智和、中村悠一らレギュラー陣に加え、サブキャラも堀内賢雄、中井和哉、三木眞一郎、花江夏樹、津田健次郎、鈴村健一、日笠陽子、小野大輔など、声優陣がとても豪華。MHKテレビの子ども教育番組「ママンとトゥギャザー」で、体操のお兄さんとして出演している表田裏道(神谷浩史)は、「うらみちお兄さん」と呼ばれる人気者。爽やか系のイケメンで、子どもたちにも明るく接しているが、実は情緒不安定なネガティブマン。番組内でも、時折大人社会の闇を連想させる後ろ向きな発言をしてしまう。そのほか、ウサギの着ぐるみを着た兎原跳吉(杉田智和)、クマの着ぐるみを着た熊谷みつ夫(中村悠一)、歌のお兄さん・蛇賀池照(宮野真守)、歌のお姉さん・多田野詩乃(水樹奈々)などとともに、子ども番組担当者の裏に潜む、大人の顔を日々覗かせていく…。
ファイナルシーズンへ向けて加速する話題の大ヒットドラマ『デスパレートな妻たち』のシーズン7。 ウィステリア通りにポール・ヤングが戻って来た。メアリー・アリスの自殺以降、住人たちと険悪な仲になっていたポールの出現に、町は騒然となる。 一方、崖っぷちの妻・スーザンは、家族と一緒に小さなアパートで暮らし始めるが、金策に行き詰まりセクシー動画に出演することに。 もう一人の崖っぷちの妻・リネットは無事に5人目を出産し、育児と家事に追われている。そんなリネットを訪ねて、大学時代のルームメイト・レネがウィステリア通りにやって来るが…。 オーソンと離婚し、妻ではなくなったが相変わらず崖っぷちのブリー。自分の会社も手放し、何もなくなってしまったと落ち込むが、リビングの壁紙が剥がれかかっているのに気付き、部屋の模様替えを始める。 そして、何もかもが順調で唯一崖っぷちではない妻・ガブリエルに、思いがけない事実が判明する。 ソリス家の長女・ホワニータが実の子ではなく、病院で取り違えられた子だったのだ。
2021年7月から放送がスタートしたドラマ。2015年に韓国のMBCで放送され、MBC演技大賞において10冠に輝いた、大ヒット韓国ドラマ『彼女はキレイだった』の日本版リメイク。原作ドラマにおいて、人気俳優・パク・ソジュンが演じた主人公の男性を、Sexy Zoneの中島健人が演じる。また、実力派女優・ファン・ジョンウムが演じたヒロインを、個性的な役柄の演技で注目を集めている女優・小芝風花が務める。さらに、原作ドラマのファンたちをとりこにした、奇想天外でありながら、なぜかリアリティもあり、思わずキュンとしてしまうストーリーが、日本リメイク版ではどう描かれていくのかにも注目だ。小学生のころは美少女で、だれからも好かれ、人気者だった佐藤愛(白水ひより)。しかし思春期に入ってから天然パーマやソバカスが目立ちはじめ、すっかり自分の容姿に自信をなくしてしまった愛(小芝風花)は、仕事も決まらず、さえない日々を送っていた…。そんななか、すっかりダサい風貌となった愛のもとに、小学生のときの同級生で、想いを寄せていた長谷部宗介(中島健人)から、久々に会いたいと連絡がくる。意気揚々と待ち合わせの場所に行くと、そこにいたのは、ずいぶんと痩せ洗練された姿になった宗介だった。変わり果てた自分の姿を宗介に見せたくない愛は、容姿端麗な親友の桐山梨沙(佐久間由衣)に、自分の代役を頼むのだが…。
『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』は、2014年10月から2015年3月にかけて放送されたSFロボットアニメで、民衆から迫害を受ける女性たちが人類の敵と戦う物語。制作はサンライズ。『機動戦士ガンダムSEED』を手掛けた福田己津央がクリエイティブプロデューサーを務め、『うみねこのなく頃に』を手掛けた志方あきこが音楽を担当。主人公および前期オープニングテーマ・後期エンディングテーマは、人気声優の水樹奈々が務めている。その水樹演じる主人公が、主人公らしからぬ傍若無人な性格で描かれている点なども特徴。人類は、進化の果てに得た「マナ」という魔法のような能力を、生まれながら持つようになった。そして、この「マナ」を使えることが「普通の人間」の条件となり、時折突然変異として現れる「マナ」を使えない人間は「ノーマ」と呼ばれ、野蛮人として社会から隔離される仕組みとなっていた。ミスルギ皇国の第一皇女であるアンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ(水樹奈々)もまた、ノーマを忌み嫌う生活を送っていたが、16歳の洗礼を受けた日に自分がノーマであることが発覚。そのまま警察によって隔離され、辺境の軍事基地・アルゼナルへ送られる。そこは、ノーマたちが人型機動兵器・パラメイルを操り、人類の敵・ドラゴンと戦う世界であった…。
とある「部屋」に閉じこめられた、親子を描くヒューマンドラマ。実際に起きた監禁事件をもとにしており、サスペンスとヒューマンドラマが見事に融合している。主演を務めたのは、今作でアカデミー賞主演女優賞を受賞した、ブリー・ラーソン。息子役は今作の演技で注目を集めた、ジェイコブ・トレンブレイが演じた。ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)は、生まれてから現在まで、「部屋」から出たことがなかった。ママ(ブリー・ラーソン)と一緒に暮らしており、外には出られないが、「部屋」のなかでふたりは幸せな生活を送っている。ある日、ジャックはママから「外の世界」の話を聞く。突然のことに理解ができないジャックだったが、ママは一心不乱に外に出ようとする。そして、ふたりを閉じこめていた、オールド・ニック(ショーン・ブリジャース)の隙をつき、脱出をはかるのだった。脱出に成功し、家族のもとへと帰ってきたふたりだったが、「部屋」がすべてだったジャックにとって「外の世界」は想像以上で…。
世界各国で高い評価を受けた、3Dアニメーション。臆病な少年ヒックと、けがを負ったドラゴンの交流が描かれる。続編2作品が制作された人気作でもある。声優には『ミリオンダラー・ベイビー』に出演したジェイ・バルチェルや、アクション俳優のジェラルド・バトラーなどが起用されている。バーク島で暮らしているバイキングたちは、ドラゴンの脅威におびえていた。屈強な男たちはドラゴンとの戦いに明け暮れていたが、まだ修行中のヒック(ジェイ・バルチェル)は、ドラゴンと戦うことなど到底できない。父のような勇敢なバイキングを目指すヒックだったが、周囲からの評価は最悪だった。そんなある日、ヒックはみずから作り上げた兵器を使い、ドラゴンを倒すことに成功する。しかも倒したドラゴンは、バイキングからもっとも恐れられている「ナイト・フューリー」だった。ヒックは墜落したドラゴンを見つけ、父や仲間たちに認めてもらおうとする。しかし怪我をしたドラゴンに、ヒックはとどめを刺すことができず…。
元エース刑事と辞意を固めた天然新米警察官が、“最高のペア”に!?シリーズ累計210万部突破の泰三子原作『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』が、豪華キャストでドラマ化!『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』は、元エース刑事・藤聖子と、かなり天然な新人・川合麻依が女子ペアを組み、事件や雑務、恋にも奮闘していく交番エンターテインメントだ。安定した収入を求めて警察官になった川合麻依(永野芽郁)は、ハードな交番勤務に身を投じても地域住民から感謝されず、辞職寸前のギリギリ状態に…。そんな川合の前に現れたのが、サバサバ女子・藤聖子(戸田恵梨香)だったのだ。藤は元エース刑事で、署内の未解決事件はすべて頭に入っているほど超優秀だが、何やらワケありな様子…。藤は交番に配属されるいなや、鋭い勘で連続空き巣犯を捕まえ、逃走中の興奮状態の犯人も小手返しで逮捕!川合は、常識外れなところがありながらも警察官としてかっこいい藤に、少しずつ影響されていく。性格も経験も凸凹な女子ペアは、果たしてどんな成長を遂げるのか!?
崩壊した夫婦に訪れる、“最悪の運命”とは!?2017年から白泉社のヤングアニマルにて連載された、本田優貴原作のドロドロ不倫サスペンスが衝撃のドラマ化!2021年の夏ドラマ『ただ離婚してないだけ』では、Kis-My-Ft2の北山宏光が、普段のイメージからは想像できないクズ夫役に挑む。不倫からはじまる、恐怖の愛憎劇の結末は…。フリーライターの柿野正隆(北山宏光)は、義理の父親から差別を受け、仕事でも認められず自暴自棄に。家族とうまく向き合えず、妻の雪映(中村ゆり)が死産をしたときも安心してしまっていた。結婚7年目を迎えた正隆と雪映は、すっかり冷めきった“ただ離婚してないだけ”の夫婦に…。しかし、その一方で雪映は正隆との子どもを望み、産婦人科に通い続けていた。雪映の想いを知らない正隆のストレスのはけ口は、夏川萌(萩原みのり)との不倫。そんなことを続けていたある日、正隆は萌にせがまれて行った温泉旅行で、ある衝撃の告白を受ける…。
殺し屋が暗殺ターゲットに胸キュン!?2021年の夏ドラマとして、読売テレビ系列で放送スタートした『ボクの殺意が恋をした』。脚本は『僕たちがやりました』などで知られる徳永友一と、『死役所』を手掛けた三浦希紗だ。新米殺し屋がターゲットの美人漫画家に恋をしてしまうという、シリアスと笑いのバランスが絶妙なスリリングラブコメディとなっている。男虎柊(中川大志)は、育ての親・男虎丈一郎(藤木直人)と平和に清掃業を営んでいた。そんなある日、丈一郎は出かけたきり、何者かに銃殺され帰らぬ人となってしまう。その事件をきっかけに、柊は丈一郎が伝説の殺し屋で最後のミッションに行き、返り討ちに遭ったと知る。丈一郎を殺した美人漫画家・鳴宮美月(新木優子)を殺すべく、殺し屋になった柊。しかし、昔からとにかく間が悪くお人好しな柊は、殺すはずの美月に危険が及ぶと思わず助けてしまうあり様…。しかも、何度も美月を助けた柊は、「私のボディガードになってほしい」と依頼される。美月に近づくチャンスを得た柊だが、彼女のことを知っていくうちに思わず胸キュンしてしまう!? 果たして、柊は“恋”と“敵討ち”のどちらを選ぶのか?
2021年7月、TBSの日曜劇場としてスタートしたドラマ。事故や災害の現場で、命の危険にさらされてしまった患者たちを救うため、救急車の搬送を待つのではなく、医師自身が過酷な現場へ向かうという、新しい医療システムを想定したストーリーである。勇敢な医師に扮するのは、TBS日曜劇場初主演となる実力派俳優・鈴木亮平。話題を呼んだ日曜劇場『テセウスの船』で主人公の父親役を好演し、高い人気を得た鈴木亮平が医療ドラマに挑戦する。さらに賀来賢人や中条あやみ、菜々緒、小手伸也らがキャスト陣として名を連ねている。脚本は、『グランメゾン東京』や『危険なビーナス』など、高い視聴率を誇る日曜劇場ドラマを手がけてきた黒岩勉が担当。東京都知事・赤塚(石田ゆり子)が立ち上げた、新しい救命救急チーム・TOKYO MER。その発足記念式典会場には、マスコミ各社をはじめ多くの観客が集まり、人々の関心の高さを物語っていた。大事故や災害現場において、一刻も早く病院へ搬送しなければならない重傷患者を、現場ですぐに治療することができたら…。そんな発想から設立されたTOKYO MERのリーダーとして赤塚は、僻地医療の経験を積んできた凄腕の救命救急医・喜多見幸太(鈴木亮平)を任命したのだった。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に続く、『モンスターバース』シリーズ4作目。『キングコング:髑髏島の巨神』とのクロスオーバー作品でもあり、コングとの対決が実現したのは、『キングコング対ゴジラ』以来となる。また、今作は小栗旬のハリウッドデビュー作で、前作で渡辺謙が演じた芹沢博士の息子役を演じた。劇中では唯一の日本人として、戦局を分ける重要な役目を担う。人類の救世主かに思われたゴジラだったが、突如としてフロリダにあるエイペックス社を襲撃。甚大な被害をもたらすのだった。一方、ネイサン・リンド(アレキサンダー・スカルスガルド)は、地球内部へ侵入するため、コングを髑髏島から連れ出す。輸送チームにはコングと心を通わせる少女・ジア(ケイリー・ホトル)も参加しており、大きなトラブルが起きることなく計画は進行していく。しかし、コングの気配を察知したゴジラが輸送隊を襲撃し、コングが応戦。お互い1歩も譲らない攻防が続くなか、輸送隊はほぼ壊滅状態になってしまう。
『魔法少女まどか☆マギカ』は、2011年1月から4月にかけて放送されたオリジナル・テレビアニメ作品。魔法少女ものテイストで開始されるも、物語の本質はダークファンタジーの要素が濃い。制作はシャフトで、監督は『さよなら絶望先生』『化物語』などを手掛けた新房昭之。脚本は、この作品の後に『Fate/Zero』や『PSYCHO-PASS サイコパス』などを手掛ける虚淵玄。その重厚で先の読めない展開が注目を集め、さまざまなアニメ関連の賞を受賞している。中学2年生の少女・鹿目まどか(悠木碧)はある夜、少女が巨大な怪物と戦い、ネコのようなウサギのような不思議な生き物に「僕と契約して、魔法少女になってほしい」といわれる夢を見た。そして翌朝、夢で見た少女・暁美ほむら(斎藤千和)がまどかの学校に転校してくると、ほむらはまどかに謎の警告を発する。そして放課後、親友の美樹さやか(喜多村英梨)とともに、ほむらが夢で見た謎の生き物・キュゥべえ(加藤英美里)を殺そうとしているところに出くわす。戸惑いながらもキュゥべえを助けたまどかは、魔女の結界へ迷い込んで怪物に襲われるが、そこを魔法少女の巴マミ(水橋かおり)に助けられ…。
『ヘルタースケルター』などを執筆した、岡崎京子による同名漫画の実写化。原作は90年代に発表された短編漫画だが、映画版では現代を舞台にしており、さまざまなアレンジが加えられた。『二重生活』に出演した門脇麦が主演を務め、成田凌、玉城ティナなど若手の俳優が多く出演している。東京で殺人事件が発生。被害者はバラバラになった状態で発見された。そんな悲惨な事件を耳にしたミキ(門脇麦)は、事件の被害者がかつての友人・チワワ(吉田志織)だと知る。テレビのニュースではチワワの悪い噂が報道され、不快な思いをしながらも、過去をふり返っていくミキ。ふたりの出会いはミキが当時よく遊んでいたヨシダ(成田凌)が、チワワをナンパしてきたことからはじまる。それから仲間たちと遊ぶようになり、盗んだ金で豪遊するなど、思い出を作っていく。しかし、ミキはチワワがどういう人間かほとんど知らず、本名すら知らなかったことに気がつくのだった。
終わらない惨劇の連鎖がまた始まる――。テレビアニメ『ひぐらしのなく頃に業』の続編。都会から離れた自然豊かな集落・雛見沢を舞台に、ひとりの少女が連続怪死事件を引き起こす! アニメーション制作は、『ひぐらしのなく頃に業』と同じくパッショーネが担当する。山奥の自然豊かな集落・雛見沢に住む少女・北条沙都子(かないみか)は、仲間とともに昭和58年6月の惨劇を食い止めることに成功する。ところが実はその先には、沙都子が親友の古手梨花(田村ゆかり)に捨てられる未来しかなかった。その事実を知った沙都子は、異空間で出会ったエウア(日髙のり子)の力を借りて、幾多の世界を渡り歩いた末、ある決意を固める。それは、再び終わらない惨劇を引き起こすことで、雛見沢を出て行こうとする梨花の心を折るというものだった。そこで、沙都子は惨劇が起こらないはずの世界で、診療所に勤める鷹野三四(伊藤美紀)から、雛見沢症候群を発症させる注射器を盗み出す。そうして沙都子は、惨劇のトリガーとなりうる人物が現れるのをうかがっていた。まもなくそんな沙都子に、絶好の機会が訪れる。父親がホステスに貢いでいることに気づいた竜宮レナ(中原麻衣)が、精神的にひどく不安定になったのである。それを知った沙都子は、さっそく保健室で寝ているレナに注射を打つことにする。こうして昭和58年6月の惨劇が、再び始まることになるのだった…。
伝説的なAV監督・村西とおるの半生を描いた、Netflixオリジナルドラマ。地上波では放送できないような、過激な描写やストーリー、そして村西とおるになりきった山田孝之の演技が話題を呼んだ。シーズン2では実在したセクシー女優・乃木真梨子を、恒松祐里が熱演。ヌードシーンにも挑戦している。恒松以外にも、新キャストとして、渡辺大知や西内まりやが起用された。アダルトビデオで大成功を収めている村西(山田孝之)は、セクシー女優の黒木香(森田望智)とともに、テレビ番組にも出演するようになっていた。村西の会社は1日に何本もAVを撮影し、まったく新しい演出にも挑戦していく。そんなある日、村西はどんな番組も自由に放送できる、衛星放送の話を耳にする。衛星を使った、新しい夢を思い描くようになった村西だが、実現するには莫大な資金が必要だった。村西は夢を実現するため、さらに多くのAVを撮影しはじめる。一方、新人女優を探してた川田(玉山鉄二)は、街で偶然すれ違った千葉ミユキ(恒松祐里)をスカウトする。ミユキに可能性を感じた川田だったが、村西は衛星のことしか頭になく…。
2021年7月よりテレビ朝日系、木曜ミステリー枠でスタートしたドラマ。スマートフォンなどの普及によって、デジタル化が加速している現代。その便利さのなかに潜むネット世界の犯罪は、ますます多様化している。いつ誰が被害者になってもおかしくない、身近で恐ろしいサイバー犯罪に立ち向かう捜査官たちの奮闘が描かれる。主人公の敏腕サイバー捜査官を演じるのは、数々の映画やドラマでさまざまな役柄を演じ分けてきた実力派俳優・佐々木蔵之介。佐々木の出身地でもある京都を舞台に、その風貌からは想像しがたい、超がつくほどのデジタル人間に扮している。あらゆるサイバー犯罪に対応するため、京都府警に設置された「サイバー総合事犯係」。主任を務める安洛一誠(佐々木蔵之介)は、サイバー犯罪に関するあらゆる知識を持ち合わせた有能な捜査官だ。何よりも無駄を嫌い、余計な手間をかけず、迅速に捜査を進めることに快感を抱く超デジタル人間な安洛。彼はその卓越したスキルで、些細なヒントからフィッシング詐欺グループのアジトを突き止めることに成功。さっそくアジトへ向かったサイバー総合事犯係のメンバー・多和田昭平(間宮祥太朗)は、安洛のさらなる機転のおかげで、ついに犯人を逮捕するのだが…。
これまであまり明かされることのなかったヴァイキングの実態を描いた、海外ドラマ『ヴァイキング 〜海の覇者たち〜』。2013年にシーズン1が放送され、最終シーズンとなるシーズン6が公開された。今作はシーズン6でフィナーレを迎えるが、Netflixで『ヴァイキング 〜海の覇者たち〜』の100年後となる世界『VIKINGS VALHALLA(原題)』の制作が決定している。シーズン5でカテガットを、アイヴァー(アレックス・ホグ・アンダーソン)から取り戻すことに成功した、ビヨルン(アレクサンダー・ルドウィグ)や兄弟たち。アイヴァーに加担した者を追放したビヨルンのもとに、ハーラル(ペーテル・フランツェーン)の従者が現れ、オラフ王(スティーヴン・バーコフ)に捕らえられたハーラルの救出を要請するのだった。一方、カテガットを追われたアイヴァーはルーシ族に捕らえられ、キエフ領主オレーグ公(ダニーラ・コズロフスキー)のもとへ連行される。
モブキャラ女子高生が、ルッキズムに立ち向かう!?2021年4~6月に、ABEMA SPECIALで配信されたオリジナルドラマ。ド平凡な女子高生が、ひょんなことから参加したミスコンの舞台で顔に大ケガを負うものの、それにも負けず学園生活を送る姿を描く!モブキャラを自認する女子高生・神谷愛波(莉子)は、幼いころから密かにミスコンにあこがれていた。しかしパッとしない見た目の自分に比べて、ミスコン優勝候補の香澄百合(愛花)は、学園のだれもが認める美女。とても自分なんかが、ミスコンに出場することはできないと思っていた。そんなある日、学校に遅刻しそうになったところ、イケメンのクラスメイト・橘圭吾(神尾楓珠)と出会い、一緒に裏道から通学することになる。しかも、圭吾に手を引かれて教室に到着したところを、クラスメイト全員にばっちり見られてしまう。そのことをきっかけに、百合に目をつけられた愛波は、なし崩し的にミスコンに出場することになる。しかしミスコン当日、落下したミラーボールがぶつかり、愛波は顔に大ケガを負ってしまう。幸い命に別条はなかったものの、愛波は顔の傷が一生残るものになるといわれ、がく然とする。気をつかう家族に対して気丈にふるまう愛波だったが、その傷を「かわいそう」といってきた百合を前に、ルッキズムと戦う決意を固めるのだった。
今作はアメリカの田舎町で起きる、連続殺人事件を描いたホラー映画だ。死体や殺人にスポット当てられる作品ではあるが、『アイム・ノット・シリアルキラー』というタイトルに回帰するストーリーは、高く評価された。主演は『かいじゅうたちのいるところ』で主演を務めた、マックス・レコーズ。また、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でドクを演じた、クリストファー・ロイドが、近所に住む老人役で出演している。死体に対して異常なほどの関心を示す少年・ジョン(マックス・レコーズ)は、セラピストに「ソシオパス」だと診断される。彼は葬儀屋の家に生まれ、死体との距離が近い生活を送っていたが、母親の反対もあり、葬儀の仕事を手伝えなくなってしまう。そんなジョンが住む街で、連続殺人事件が発生。内臓が一部抜き取られた死体が特徴で、ジョンも事件に興味を持ちはじめる。独自の調査をはじめたジョンは、いかにも怪しい男にたどりつく。しかし事件を起こしていた「シリアルキラー」は、ジョンの隣人である老人・クローリー(クリストファー・ロイド)であることが分かり…。
カナダ発ヒストリーチャンネル制作のドラマ『ヴァイキング 〜海の覇者たち〜』は、中世のヨーロッパを舞台にヴァイキングの全盛期を描いたドラマ。シーズン5からは、全20話で構成されている。シーズン4で伝説のヴァイキングと讃えられたラグナル・ロズブロークが死に、シーズン5からはラグナルの子どもたちの物語となる。亡きラグナルの復讐を果たそうとする者、新天地を求めてカテガットを去る者。絶対的指導者を失ったヴァイキングたちの、新たな王位をめぐる戦いが始まる。大異教徒軍となったヴァイキングたちは、ノーサンブリア王国へ攻め入る。ビヨルン(アレクサンダー・ルドウィグ)は新天地を求め、地中海へ旅立ってゆく。別の道を歩み始めたフロキ(グスタフ・スカルスガルド)もまた、見知らぬ大陸に上陸する。ビヨルン不在のときを狙い、美髪王・ハーラル(ペーテル・フランツェーン)はカテガットを手中に収めようと目論む。一方ウベ(ジョーダン・スミス)とアイヴァー(アレックス・ホグ・アンダーソン)は、意見が衝突し…。
『ヴァイキング ~海の覇者たち~』は、ヒストリーチャンネルが制作した初の海外ドラマ。シーズン3でフロキにより、ラグナルに悪影響を与える男として殺されてしまったアセルスタン。彼の死はラグナルだけでなく、ウェセックス王国の未来までも変えていくことなる。シーズン3までは9~10話で1シーズンだったが、シーズン4からは大きく話数を追加し、全20話で公開された。パリ遠征は成功を収めるも、深手を負ったラグナル(トラヴィス・フィメル)。日に日に体調は悪化していくなか、アセルスタン(ジョージ・ブラグデン)殺害がフロキ(グスタフ・スカルスガルド)の仕業だと知り、フロキを捕らえる。パリでは、キリスト教に改宗したロロ(クライヴ・スタンデン)は貴族となり、ギスラ皇女(モルガン・ポランスキー)と結婚しようとしていた。一方でウェセックス王国のエグバート王(ライナス・ローチ)や、ジュディス(ジェニー・ジャックス)もアセルスタンが死んだことを知るなか、内乱が勃発する。
『ペーパー・ハウス』はスペイン発、2017年に放送開始されたドラマシリーズ。激辛の批評集積サイトとして知られる「Rotten Tomatoes」で批評家からの支持率100%を獲得し、第46回国際エミー賞の最優秀ドラマ・シリーズを受賞した。国内外問わず、厚い支持を獲得している。全13話からなるパート1では、教授(アルバロ・モルテ)と呼ばれるリーダーを司令塔に、8人の強盗団がスペインのマドリードにある造幣局に人質を取って立てこもる様子を描いている。血を流さず24億ユーロの大金を稼ぐ完璧な計画を立てた教授だったが、果たして計画は成功するのか!? 教授のもとに集った8人の強盗団メンバー。数か月の訓練とシミュレーションを重ねた完璧な計画のもと、いよいよ強盗を実行する。造幣局職員と観光客ら67名を人質に取った8人は、離れたアジトから指示を出す教授とともに計画通りにミッションを遂行していく。しかし警官に撃たれた恋人のリオ(ミゲル・エラン)を見て、トーキョー(ウルスラ・コルベロ)は怒りとトラウマから警官に発砲してしまう…。
『ペーパー・ハウス パート4』はスペイン発、Netflixオリジナルドラマ。日本では2020年4月3日に配信が開始され、その数日後には最終シーズンとなるパート5の制作が、正式発表されたほどの人気を誇る。批評集積サイト「Rotten Tomatoes」では支持率75%、平均点9.0という高評価をマークしている。『ペーパー・ハウス パート3』のラストで、リスボン(イジアル・イトゥーニョ)は警官に捕らえられ、リスボンが銃撃されている音を聞くことになった教授(アルバロ・モルテ)。一方、スペイン銀行内では被弾して重傷を負ったナイロビ(アルバ・フローレス)の手当てに、必死になる強盗団メンバー。このままでは命の危険があるナイロビを、銀行の外に出して病院で治療を受けさせるか、銀行内でオペをするかでメンバーの意見が分かれてしまう。さらに、新しく強盗団の現場のリーダーになったパレルモ(ロドリゴ・デ・ラ・セルナ)のやり方に、みんなが不信感をあらわにしはじめるが…。
『ペーパー・ハウス パート3』は、スペイン発のNetflixオリジナルドラマで、2019年に公開された作品。パート2まではスペインの放送局Antena 3が製作し、Netflixによって編集されていたが、今回のパート3からは完全にNetflixオリジナルドラマとして製作・公開されている。その理由から、パート3からは予算が大幅に増加し、パート2までの「造幣局編」よりさらにスケールアップした、強盗団メンバーの奮闘が描かれる。批評集積サイト「Rotten Tomatoes」でのパート3の評価はパート2同様、100%の支持率をキープする快挙を達成した。造幣局立てこもり事件の終結から2年半が経ち、強盗団メンバーが各地に散らばって暮らしていた。トーキョー(ウルスラ・コルベロ)とリオ(ミゲル・ヘラン)は、パナマ島で優雅な逃亡生活を送っていたが、リオとの島での暮らしに物足りなさを感じていたトーキョーは、ある日リオに別れを告げて島を飛び出す。トーキョーを心配したリオは衛星電話を渡し、定期的に連絡をする約束をしたふたりだったが…。
『ペーパー・ハウス パート2』、スペインで2017年に公開された。パート1では批評集積サイト「Rotten Tomatoes」で100%の支持率を獲得し、続くパート2でも100%の支持率を得た。さらに第46回国際エミー賞では最優秀ドラマ・シリーズを受賞と、国内外で高い評価を獲得している。パート1では教授(アルバロ・モルテ)とラケル(イジアル・イトゥーニョ)が近づいていくなか、ラケルたち警察の執念の捜査が教授たちを追い詰めていく。そしてついに、強盗団のアジトを発見するに至った捜査班。しかし続くパート2でラケルはアジトを発見するのだが、不穏な空気を感じる。一方で造幣局内では、教授と連絡がとれない状態が何時間も続いた強盗団たちが、内部分裂し始める。教授を信頼するといい張るベルリン(ペドロ・アロンソ)と、教授に何らかのハプニングがあったと考え、独自に行動しようとするトーキョー(ウルスラ・コルベロ)。果たして、造幣局から脱出できるのか!? パート1から続く、“造幣局編”のクライマックス!
容赦なく人を襲い、喰らう、マーベル史上最も残虐なダークヒーロー誕生!! スパイダーマン最大の宿敵として知られる人気キャラクター「ヴェノム」を、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『ダンケルク』のトム・ハーディ主演により映画化。 一つの体に“正義”と“悪”が混在するニュータイプヒーローの活躍を描いた、新感覚アクション・エンターテインメント! ジャーナリストのエディは人体実験を行っていると噂の「ライフ財団」を調査している最中、意思を持つ凶悪な地球外生命体「シンビオート」に寄生されてしまう。 次第にその生命体の声が聞こえるようになり、体が侵食されていく恐怖に怯えるエディだったが、同時に「シンビオート」と自分が融合した時の超人的なパワーに魅了されていく。 各々の利益のために相手を受け入れることを選んだエディと「シンビオート」は、自らを「ヴェノム」と名乗り共闘していくことにしたのだが…。
沖田×華(ばっか)さん原作の漫画『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』をベースに、今までの医療ドラマにはなかった産婦人科医院の「影」の部分にスポットを当てた感動の物語。 青田アオイは高校の准看護学科に通う高校生。由比が院長を務める由比産婦人科医院に看護師見習いという形で働きはじめる。 産婦人科医院は新しい命が生まれる場所と認識していたアオイだが、由比から「日本人の死亡原因の本当の1位はアウス(中絶)である」事実を聞いて唖然とする。 中絶、流産、死産、性的虐待、DVなど…毎日さまざまな事情を抱えた女性や赤ちゃんたちに出会っていく過程で、光がある命だけではなく、スポットが当たらずに消えていく命もある現実を知ることになる。 中絶手術後の小さな「命のカケラ」を小瓶に詰めて、業者にわたすことが日課になったアオイだが、「輝く命」と「透明な命」とが絶えず交差する場所で、「命とはなんなのか?」を問いかけながら成長をしていく。
数々のテロリストをたったひとりでやっつけてきた“世界一ツイてない男”ジョン・マクレーンが、舞台をモスクワに移し、またまた事件に巻き込まれた! 前作から6年ぶりに製作され、意外な結末が話題を呼んだ『ダイ・ハード』シリーズの5作目。 音信不通だったジョン・マクレーンの息子ジャックが、モスクワで殺人犯として逮捕された。裁判傍聴のためにモスクワ入りしたマクレーンだったが、裁判所が突然爆破されてしまう。 その日、ジャックの証人として元大物政治家コマロフが出廷していたが、ジャックは爆破騒動に紛れてコマロフを道連れに逃走。 しかも謎の武装集団がジャックたちを追う展開に、マクレーンは訳もわからずジャックを追跡する。 なぜジャックは殺人犯として捕まったのか? なぜコマロフを連れて逃亡したのか? そして、あの武装集団は何者か? 言葉も分からぬ異国の地で事件に巻き込まれたマクレーン。そこには国際的な巨悪が潜んでいた…。 果たしてマクレーンは息子を救い、事件を解決できるのか?!
全世界で540億円の興行収入を叩き出し、続編の製作も決定している大ヒット映画『ボス・ベイビー』のスピンオフアニメ。スピンオフ版のオリジナルキャラクターも登場し、見た目は赤ちゃん、中身はおっさんのボス・ベイビーも映画以上に大活躍!家では普通の赤ちゃんとして生活しながら、ベイビー社で管理職として働いているボス・ベイビー。部下であるステイシー、ジンボ、三つ子と一緒に“赤ちゃんが愛される世界にすること”を目指し、日々仕事に邁進している。だが、ベイビー社の社長、メガ・ムチムチ・社長・ベイビーはボス・ベイビーを嫌い、何かと目の敵にしてくるのだった。そんな中、赤ちゃん最大のライバルとして猫が浮上し、赤ちゃん人気に陰りが出始める。その裏には、猫を操る新たな敵、ブーツィー・キャリコが大きく関わっていた!社長・ベイビーがボス・ベイビーを恨んでいる理由とは? そして、ブーツィー・キャリコとの勝負の行方は?
ドラマ『女子的生活』は、NHK総合「ドラマ10」枠で2018年1月より放送された。性別は男性だが見た目は女性の主人公・小川みきを務めるのは、『烈車戦隊トッキュウジャー』で主演を務めた志尊淳。みきと仲の良い同僚のかおり役を、ガールズユニット・ももいろクローバーZのメンバーである玉井詩織が演じている。小川みき(志尊淳)は、性別は男性だが見た目は女性で、女性が好きなトランスジェンダーである。アパレル企業でOLとして働くみきは、業務の一環として「女子的生活」というブログを更新ていた。みきは、女子らしく振る舞う日々を満喫していたのである。そんなある日の帰り道、みきが住むアパートの部屋の前で待ち伏せていたのは、同級生だった後藤(町田啓太)だった。後藤は「友達が闇金業者に金を借りてしまい、自分も身ぐるみはがされてしまった」と、みきの家に泊まろうとしてくる。そんな怪しい話に関わりたくないみきは、後藤を追い出そうとするのだが…?
2012年に公開された、フランスのロマンティックコメディ映画。日本公開は2013年8月。田舎娘と成功した経営者の恋愛物語に、タイプライターの早打ちコンテストが絡むことで、オリジナル性に富んだ作品となっている。監督は、今作が長編映画デビューとなるレジス・ロワンサル。彼は今作で、セザール賞の新人監督作品賞にもノミネートされた。主人公のローズを、ベルギー出身の女優・デボラ・フランソワが演じた。1950年代のフランス。保険代理店を経営するルイ・エシャール(ロマン・デュリス)の事務所に、秘書の求人を見た多くの女性たちが集まっていた。そのなかで、いわゆる秘書らしい格好からずれて、ひとり浮いていたローズ(デボラ・フランソワ)。田舎から夢見てやってきた彼女は、周りから好奇な目で見られるものの、面接で見せたタイピングのスキルによって、1週間の試用で採用を勝ち取る。しかし彼女の秘書のスキルは、決して高くはなかった。そんな彼女に、雇い主のルイはタイピングコンテストの出場を命じる。
青い地球を取り戻すために、宇宙の果てへ大航海!1974年に放送された、国民的テレビアニメ作品『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク版。人類最後の希望を託された宇宙船が、はるか彼方の惑星・イスカンダルを目指す大航海に挑む!関連作品として、総集編の『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』と完全新作の『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が制作された。西暦2199年。人類は外宇宙から襲来した星間国家・ガミラスの無差別攻撃を受け、滅亡の危機にさらされていた。ガミラスの遊星爆弾により、すでに地球の大地は干上がり、大気は汚染され、多くの生物が絶滅していた。地上に住めなくなった人類は、地下都市を建設したものの、そこにも汚染が広がりつつあり、あと1年しかもたないといわれていた。そんななか、沖田十三(菅生隆之)率いる国連宇宙軍の最後の艦隊が、冥王星沖でガミラス軍と交戦を始める。しかし戦況は好転せず、国連宇宙軍は甚大な被害を受けてしまう。その一方、火星で待機していた古代進(小野大輔)は、不時着した宇宙船から見たこともない装置を回収する。なんとそれは、友好国・イスカンダルからもたらされた波動エンジンの設計図だった。イスカンダルからのメッセージを受け取った地球は、秘かに建造していた宇宙戦艦「ヤマト」を派遣することを決意するのだが…。
再び始動する宇宙戦艦ヤマトの物語――。『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品として制作された、『宇宙戦艦ヤマト2199』の続編。イスカンダルへの大航海を成し遂げた宇宙戦艦ヤマトが、地球に帰還してから3年後の世界を描く。アニメーション制作は、『宇宙戦艦ヤマト2199』と同じくXEBECが担当した。西暦2202年。片道16万8000光年に及ぶ惑星イスカンダルへの大航海を成し遂げた宇宙戦艦ヤマトが地球に帰還してから、3年の月日が流れていた。その間〈コスモリバースシステム〉により、地球は青い姿を取り戻し、人類は滅亡の危機から脱していた。かつて敵対していたガミラス帝国とも和平条約を結び、地球の脅威は去ったかのように思われた。ところが、宇宙を席巻する謎の勢力・ガトランティスが、ある日浮遊大陸を占拠する。そこで地球連邦防衛軍は、浮遊大陸を奪還するために、ガミラス軍との共同作戦を敢行することを決める。その作戦には、かつてヤマトに搭乗していた古代進(小野大輔)も加わるのだった…。
韓国で2005年に放送されたドラマ。主演は、ドラマ『天国の階段』で日本でも一大ブームを巻き起こした人気女優・チェ・ジウの相手役を務め、一躍大人気となったクォン・サンウ。ヒロインを演じるキム・ヒソンは、美人の代名詞ともいわれる美貌で、韓国のみならずアジアでも人気を誇る女優である。さらに2003年に韓国で放送され、最高視聴率が47%を超えたドラマ『オールイン 運命の愛』を手がけたユ・チョリョンが演出を担当することでも大きく注目された。幼いころに両親が離婚し、米軍基地のそばでナイトクラブを経営する母と2人暮らしをしていたジュンヨン(ユ・スンホ)。片親であることをからかわれ、ギターだけを心の支えにしていた。そんなある日、母のナイトクラブで歌手として働くことになった女性が連れてきた、ヘイン(チェ・ジウン)に出会う。同じクラスとなったヘインの目が見えないことを知ったジュンヨンは、学校の送り迎えを手伝うことになり、2人は少しずつ話すようになる。しかし、ヘインとの仲をクラスでからかわれ、ジュンヨンはわざとぶっきらぼうに振る舞ってしまう。そんな矢先、意地悪なクラスメイトがヘインの弁当箱に大量のミミズを入れる事件が発生。首謀者に向かって、真っ先に殴りかかったのはジュンヨンだった…。
2007年に公開された『クローズZERO』の続編。前作が鈴蘭男子高校の頂点争いがメインだったのに対して、『クローズZERO 2』は休戦協定を結んでいた鳳仙学園との抗争がメインとなっている。クライマックスのアクションシーンは迫力満載。前作からのキャラクターはもちろん、今作では新キャラクターも登場し、前作を観ていない人も楽しめる。監督は前作に引き続き、三池崇史が務めた。2009年に公開され、最終興行収入は30.2億円を記録したヒット作品だ。2年前の抗争中に、鳳仙学園のトップ・美藤真喜雄(山口祥行)を刺殺してしまった鈴蘭の前トップ・川西昇(阿部進之介)が、少年院から出所した。その報復のため、鳳仙の生徒たちに追われる川西が逃げ込んだのが、芹沢(山田孝之)たちがタムロするアジトだった。そこにたまたまとおりかかった源治(小栗旬)が、鳳仙の生徒に手を出したことにより休戦協定は破談。2校の熾烈な抗争が始まるのだった。
『BOSS シーズン1』は、2009年4月より放送された刑事ドラマ。大澤絵里子をリーダーとした、多くの凶悪事件に立ち向かう、特別犯罪対策室のメンバーたちによる活躍を描いた作品。ユーモアな展開を交えながら、大澤と犯罪者たちとの白熱の頭脳バトルも魅力。出演者も天海祐希をはじめ、戸田恵梨香や竹野内豊、吉瀬美智子など多くの実力派俳優たちが出演している。大澤絵里子(天海祐希)は5年ぶりに日本に帰国し、多様化する犯罪に対応するチーム・特別犯罪対策室のリーダーとなった。しかしチームに集められたのは、ほかの部署で使えないといわれたメンバーばかり。大澤が万引きをした少年だと勘違いしてしまった花形(溝端淳平)、訳アリな様子のクールな刑事・片桐(玉山鉄二)、協調性のない木元(戸田恵梨香)、気弱な雰囲気の山村(温水洋一)、強面な岩井(ケンドーコバヤシ)と、一癖も二癖もある刑事たちだった。そんななか上半身だけ丸焦げの、謎の死体が見つかった。しかし捜査するにつれて、死因はヤケドではないと判明し…。
2021年6月スタートのフジテレビ系“月9”ドラマ。深刻な人手不足に悩まされている日本の救急医療のなかでも特に、夜間救急にスポットを当てた作品である。今作は昼夜完全交代制を試験的に導入し、夜間救急を専門とする「ナイト・ドクター」を新設した病院が舞台。「ナイト・ドクター」のメンバーに自ら志願する美月を演じるのは、月9ドラマ初出演にして初主演を務める波瑠。NHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインとして一躍人気を得た波瑠が、過酷な現場で働く救命医を演じる。また「ナイト・ドクター」のメンバーとして、田中圭、岸優太、北村匠海、岡崎紗絵らの若手人気俳優たちが結集しており、若さあふれる青春群像医療ドラマとなっている。365日24時間、常に患者の命を守ることができる病院を目指し、柏桜会あさひ海浜病院に、夜間救急を専門とする「ナイト・ドクター」が新たに設置されることになった。いつでも患者を受け入れるべきだと強い信念を持つ医師・朝倉美月(波瑠)は、「ナイト・ドクター」に自ら志願するのだが、彼女の恋人・大輔(戸塚純貴)は少し不満げな様子…。ある日、美月は階段からホームレス男性が転落した現場に遭遇する。するとそこには、戸惑うばかりの内科医・深澤新(岸優太)の姿があった…。
原作は「週刊少年ジャンプ」で連載されていた、漫☆画太郎によるギャグ漫画『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。映画版では松山ケンイチが主演を務め、ほぼ全裸に近い衣装での撮影に挑戦している。お下劣なギャグや、じじいやばばあなどのキャラクターも忠実に再現され、話題を呼んだ。子どもに恵まれないじじい(田山涼成)と、ばばあ(笹野高史)のもとに、男の子が降ってくる。ふたりはその男の子を、山田太郎と名付け育てることに決めた。しかし成長するにつれ、太郎の本性があらわになる。巨大な身体に成長した太郎(ピエール瀧)は、じじいとばばあの手では育てきれず、旅の僧であった玄奘(倉科カナ)に助けを求めた。太郎が帰宅すると、さっそく玄奘による攻撃がはじまる。玄奘は苦労の末、太郎の力を抑えこみ、普通の肉体に変身させることに成功した。力を失った太郎(松山ケンイチ)は、玄奘の旅に同行することになるが、行く先々でさまざまなトラブルを巻き起こしていき…。
『チルソクの夏』の舞台である70年代は、今以上に韓国との関係が良好でなかった時代だった。今作は、国際スポーツ大会を通じて交流を深めた、日本と韓国の高校生を描いている。偏見を持つ大人たちに翻弄されていく、淡い恋愛模様に注目だ。70年代後半の下関市。ここでは韓国と日本の高校生による、陸上大会が毎年おこなわれており、今年も大会の時期が近づいていた。陸上部に所属する郁子(水谷妃里)は、同じく陸上部員の真理(上野樹里)たちとともに、大会がおこなわれる釜山へと向かう。人生で初めて海外へ行った彼女たちは、すぐに韓国の男子生徒たちに目を奪われる。一方、同じ大会に出場していた韓国の高校生・安(淳評)は、郁子に一目惚れしてしまう。大会中にふたりは惹かれあい、離れ離れになっても、文通によって心が繋がっていた。しかし、郁子の両親は韓国人である安を毛嫌いしており、それは安の両親も同じだった。大人たちの偏見に挟まれるふたりは、来年も大会で会おうと誓い合うのだが…。
『H2〜君といた日々』は、2005年1月から3月にかけてTBS系で放送されたドラマ。原作は、1992年から1999年まで「週刊少年サンデー」で連載されていた、あだち充の漫画『H2』である。あだち充は、高校野球を題材にした『タッチ』などでも知られる漫画家。ドラマ主題歌は、Kの「over...」。中学時代、野球部のエースでピッチャーだった国見比呂(山田孝之)。しかし医者から、野球を続けていると肘が壊れるといわれ、野球をあきらめて高校ではサッカー部に入部した。そんななか高校内でサッカー部と野球愛好会が、野球の試合をすることに。野球愛好会が負けたら、マネージャーの春華(石原さとみ)がサッカー部に引き抜かれてしまう。試合はサッカー部優勢で進む。しかし野球愛好会をバカにするサッカー部の木根(石垣佑磨)にいら立ち、国見はその場でサッカー部を辞めるのだが…。ライバルの橘英雄(田中幸太朗)、比呂の幼なじみで英雄のガールフレンドの雨宮ひかり(市川由衣)を含めた、「H」の頭文字を持つ2人の野球少年と2人のヒロイン。野球を通して、4人の青春物語がはじまる。
今作はLGBTをテーマにした、短編映画である。上映時間わずか39分の作品だが、若者のLGBTに対する偏見や理解、当事者の現状が詰め込まれた作品だ。また、教育現場で使用できるほど完成度も高く、第26回レインボー・リール東京では、グランプリを獲得している。高校に通う月乃(今田美桜)は、自習だったはずの時間に、LGBTへの理解に関する授業を受ける。しかし、この授業はほかのクラスではおこなわれておらず、「自分たちのクラスにLGBT当事者がいるのではないか」と噂になってしまうのだった。月乃や彼女の友だちは、そんな噂に嫌悪感を抱くが、活発な男子生徒や噂好きの女子生徒たちは違う。特に新木裕也(笠松将)と、佐伯洋太(須藤誠)はLGBTの生徒を探し出そうとし、保健の先生に咎められる。そんななか噂を否定するため、教師が事実を語りはじめる。「授業にLGBTの生徒の有無は関係ない」と教師は説明するが…。
ブリュッセルに住んでいる神様と、その娘が織りなす騒動を描いた、ファンタジーコメディ。神様による天地創造を独特のゆるさで表現しており、神話のイメージとはかけ離れた神様が登場する。ヨーロッパ映画ならではの、癒しすらも感じる世界観に注目。神様(ブノワ・ポールブールド)はベルギーのブリュッセルに住んでおり、自身が創造した世界に干渉し、暇をつぶしている。彼の性格は乱暴そのもので、妻の女神(ヨランド・モロー)や、娘のエア(ピリ・グロワーヌ)も不自由な生活を余儀なくされていた。エアはそんな現状を打破するため、家出を決意。神様が持っていた、世界をコントロールするパソコンを使い、世界中の人間にメールで「余命」を送ってしまう。家を飛び出したエアは、キリストにならい、使徒を集めはじめる。しかし人間たちは、突然余命が送られてきたことで大混乱。さらにメールのことを知った神様も、娘を追ってみずからブリュッセルの街に降り立つのだった。
勇者の少女たちがうどんを作る!?DMM.futureworks/ダブトゥーンスタジオ制作の、ショートアニメ。世界を守る勇者の少女たちが、戦いとはまったく関係ない日常のなかで、究極の勇者部うどんを作る!神世紀300年、世界を守る少女たちが所属する讃州中学勇者部には、さまざまな時空から勇者と巫女たちが召喚された。もとは結城友奈(照井春佳)ら数名の勇者部だったが、今では総勢27名の大所帯に成長していた。そんなある日、勇者部部長の犬吠埼風(内山夕実)は、部員たちを集めて「なぜ勇者部うどんがないのか!?」と熱弁をふるう。どうして唐突にうどんなのかと、三好夏凜(長妻樹里)がツッコミを入れるものの、部員たちは風の熱意に乗せられてしまう。そうして勇者部が一丸となって、勇者部うどんを開発することが決定する。まずは元祖勇者部がお手本を見せなくてはならないと感じた風は、さっそく友奈たちとともに家庭科室でうどん作りに挑戦する。だが、友奈たちはおしゃべりに夢中になってしまう。そんななか、風の妹・犬吠埼樹(黒沢ともよ)が早くもうどんを完成させる。果たしてどんなうどんができたのかと、期待する友奈たち。しかし彼女たちの前に置かれたのは、毒々しい紫色をしたうどんであった。案の定、勇気を出して試食した夏凜は、強烈な刺激で意識を失ってしまうのだった…。
仲良し女子中学生のゆる~い日常、ついにサードシーズンへ!テレビアニメ『ゆるゆり』シリーズの第3期。「ごらく部」の仲良し女子中学生4人組が、放課後をだらだら過ごしながら、ドタバタな日常をまったり楽しむ! 原作の漫画『ゆるゆり』(作・なもり)は、一迅社の「コミック百合姫」にて連載。夏休みが終わり、新学期が始まったある日の放課後。ごらく部の部室に来ていた歳納京子(大坪由佳)、船見結衣(津田美波)、吉川ちなつ(大久保瑠美)の3人は、あまりの暑さにぐったりとしていた。起き上がるのも面倒くさい。そう思った京子は、ちなつに机の上に置いてある漫画を取ってほしいと頼む。ところがちなつも暑さにやられていて、逆に京子にお菓子を取ってほしいと頼むのだった。そんな無意味なパシリ合戦が続くなか、日直で遅くなった赤座あかり(三上枝織)が部室にやってくる。それをきっかけに、京子は急に起き上がり、パシリから連想した「王様ゲーム」をみんなでやろうといい出す。こうして王様ゲームを始めた4人だったが、王様になった京子が「100回まわって象のまねをして」など、無茶ぶりの命令を繰り返す。その結果、部室は大惨事になってしまう。やがて部室を訪れた杉浦綾乃(藤田咲)、池田千歳(豊崎愛生)、大室櫻子(加藤英美里)、古谷向日葵(三森すずこ)も王様ゲームに参戦。ますますゲームはヒートアップしていくのだった…。
※配信されている作品は、サービス各社の状況によって配信スケジュールが変更される場合がございますので詳しくは、動画配信サービス各社のサイトにてご確認ください。