北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院博士課程在籍。三木プロダクション所属。毎週約100本以上(再放送、配信含む)の全アニメを視聴し、全番組の感想をブログに掲載する活動を約5年前から継続しつつ、学術的な観点からアニメについて考察、研究している。まんたんウェブやYahoo!ニュースなどでの執筆活動や情報番組への出演など、アニメコラムニストやアニメコメンテーターとしても活動中。
小新井涼が選ぶ!泣けるアニメTOP10作品一覧!
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1
あらすじ
「私は南極に行く!」 それが彼女の口癖だったー。 南極を目指すことになった普通の女子高生4人の夢と青春を描き、NYタイムズ紙の「2018年最も優れたテレビ番組」で海外部門10作品に選ばれた注目のTVアニメ作品。 「何かしたい」 そう思いながら、何も始まらない、始めない日々をただ過ごしていた女子高生 玉木マリ(キマリ)。 そんな何もない生活の中、ある日偶然、消えた母親を追って南極を目指す女子高生小渕沢報瀬に出会う。 何もないキマリに比べ、南極は行くことにひたむきな報瀬。 「子供が行けると思っているのか。」 「いくらかかると思ってるんだ。」 周囲にどんな言葉を投げかけられても、報瀬は決して諦めない。 そんな彼女の真摯さに心突き動かされたキマリは、報瀬と一緒に南極を目指すことに決める。 そして、高校に行かず大学受験を目指す三宅日向、仕事として南極に向かう美少女タレント白石結月を加え、彼女たちの青春は南極に向かって加速してゆく。 泣いて、笑って、喧嘩して。白く輝く氷の世界で、最後に、彼女たちが目にしたものとは…。
- 作品おすすめ度
- 5
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2
あらすじ
初めての野球の試合を終えた記念に、小毬主催のホットケーキパーティが開かれた。リトルバスターズが全員揃って初のパーティは、笑顔いっぱいの大盛り上がり! だが、あるクラスメイトの女子たちは楽しげな彼らを苦々しい表情で見ていた。あるメンバーに恨みを持つ彼女たちはリトルバスターズの友情を裂くために陰湿な嫌がらせを行う。憤る理樹たちの中で、来ヶ谷は何か心当たりがあるのか、冷たい瞳を静かに光らせていた。(c)VisualArt's/Key/Team Little Busters! Refrain
- 作品おすすめ度
- 4.9
小新井涼のコメント
ヒロインが沢山出てくる恋愛アドベンチャーゲームが原作と聞くと、男性向けかな?と思われるかもしれませんが、女性も問題なく楽しめます。また、テーマも「友情」であるため、恋愛系のアニメは苦手…と視聴を避けてしまうのもかなり勿体ないです。全26話の1期+全13話の本作ということで結構長めではありますが、数話毎に描かれる各ヒロインと築く絆(いわゆる何々ルート)には全て意味があるため、最初は苦手かも…と思っても、じっくり全話視聴していただくことをオススメします。各エピソードだけでも十分心動かされますが、それらが全て繋がり、これまでにみてきた世界が根底からひっくり返されるようなラストの衝撃と感動は何年経っても忘れられないくらい、深く心に刻まれると思います。
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3
あらすじ
音楽を聴くと「色」が見える不思議な力を持った少女が、新たな風を巻き起こす! 音楽を聴くとその色が見える、空想力豊かな中学2年生「彩瀬なる」が大活躍! 人気ゲームを原作としたテレビアニメ!! おしゃれなファッションブランドの店長になりたい中学2年生の彩瀬なるは、原宿に開店する新ショップが女子中学生店長を募集していると知り、オーディションを受けに行く。
- 作品おすすめ度
- 4.8
小新井涼のコメント
土曜の朝に放送されていた女の子向けアニメではありますが、男の子がみても、大人がみても思わず胸が熱くなってしまう作品です。大切な友達や家族、仲間や好きな人との関係性に、時に迷いながらも全力で向きあい、なりたい自分になるために一生懸命頑張る。そんなただ可愛いだけじゃなくて、幾重の汗や涙の上に輝いている登場人物たちの姿には、沢山元気をもらえますし、強く胸を打たれると思います。全51話という長さはありますが、じっくり登場人物たちの歩みを見守れる分、最終話で感じる第1話からの成長や変化には感動もひとしおです。明日も頑張ろうと前向きになれる作品でもありますので、気持ちが落ち込んでいる時や、最近楽しいことがないな、と感じている人にもおすすめです。
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4
あらすじ
クイーンになる夢も、将来の夢も諦めたくない! この一瞬に一生を懸ける―コミックス累計2400万部(2019年6月時)を突破した大人気少女漫画『ちはやふる』(原作・末次由紀、講談社『BE・LOVE』連載中) のTVアニメ化第3弾! 「競技かるた」を通して成長し続ける高校生たちの姿を描く青春群像劇! 前作・アニメ『ちはやふる2』(2013年1月期放送)のその後のストーリーが語られる。天性の聴力をもち、競技かるたで世界一になることを夢見る女子高生・綾瀬千早(瀬戸麻沙美)は、高校2年の夏、幼なじみの真島太一(宮野真守)や大江奏(茅野愛衣)ら、瑞沢高校かるた部の面々とともに、競技かるた全国大会に出場。団体戦で常勝校・富士崎高校を破り、念願の初優勝を果たす。団体戦で負傷した右指の手術が成功した千早は、初優勝の余韻を楽しむ暇もなく、太一と一緒に、団体戦の対戦相手だった富士崎高校かるた部の夏合宿に参加する。ストレッチとランニングに加えて1日7試合も行う、顧問・桜沢翠(林原めぐみ)のスパルタ指導の下、2人は名人・クイーン戦に向けた練習に励むことになる。一方、千早と太一の小学校時代の同級生で、競技かるた全国大会の個人戦A級で優勝した綿谷新(細谷佳正)は、大会を通してチームをもつことの重要さを感じ、かるた部創設に向けて動き始めていた―。
- 作品おすすめ度
- 4.7
小新井涼のコメント
百人一首の競技カルタを題材とした少女漫画が原作でありながら、まるで少年漫画のような心が燃える展開に思わず目頭まで熱くなってしまう作品です。1期、2期はもちろん、2020年3月現在放送中の第3期はそれがさらにパワーアップして、息も出来ないほどの熱い展開になっています。特に第十七首以降に始まるカルタの頂上決戦「名人・クイーン戦」の凄まじさは圧巻です。それぞれの選手や周りの人々がその試合に抱く想いが画や音や声からビシビシと伝わってきて、予想や願いに対してどんな勝負の結果になったとしても、最後は感情が溢れてわっとなってしまいます。『とはいえ3期…』と途中から手を出せないでいる人もいるかもしれませんが、第一首から追い付けば今期からでも十分楽しめるのでご安心ください。
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5
あらすじ
音楽を通じて出会った2人の少女が紡ぐ、歌と奇跡の物語 人類が火星に移住して50年。AIによってカルチャーが作られる時代を迎えていた。そんな時代で、ミュージシャンを目指す少女キャロルとチューズデイ。偶然の出会いを果たした2人の少女は、同じ夢を分かち合い、やがて大きな時代の波を作り出していく。
- 作品おすすめ度
- 4.6
小新井涼のコメント
「泣けるアニメ」といえば、悲しいシーンや切ない物語といった分かりやすい“泣きどころ”がある作品を思い浮かべることが多いかもしれませんが、本作はちょっと違います。例えば山頂から昇る朝日をみたときのような、海に沈む夕日をみたときのような、すごく壮大で美しすぎるものをみて圧倒されたときに、どうしてか分からないけれど自然と涙があふれてくるような、そんな瞬間がある作品です。本作の主題である「音楽」が活き活きと描かれるライブシーンがまさにそれで、美しい映像や歌声はもちろん、「今このアーティストは人々の心を震わせるパフォーマンスをしている」という画面からの説得力が圧倒的で、その会場の空気や温度まで伝わってきそうな感覚に、思わず視界が歪んでしまいます。
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6
あらすじ
「涙をあげてしまった」と語る少女、その真実の涙とは…。『true tears』は、2008年1月から3月にかけて放送されたテレビアニメ。La'crymaが2006年に発売した同名の恋愛アドベンチャーゲームを原作としているが、共通するのはテーマ性のみで内容や登場人物はアニメオリジナルのものとなっている。アニメ版の制作はP.A.WORKSで、シリーズ構成は 『こどものじかん』などを手掛けた岡田麿里。オープニングテーマはeufonius、エンディングテーマは結城アイラが担当している。酒蔵の息子として生まれた高校生・仲上眞一郎(石井真)は、密かに絵本作家になることを夢見ていた。とある事情により、仲上家には同級生である湯浅比呂美(名塚佳織)が居候しているが、その関係はどこかよそよそしい。そんなある日、眞一郎は学校の裏庭で木に登っている少女・石動乃絵(高垣彩陽)と出会う。周囲からは変人扱いされている乃絵だったが、なぜか乃絵が気になる眞一郎。そんな乃絵がポツリと「私…、涙あげちゃったから」とつぶやく…。
- 作品おすすめ度
- 4.5
小新井涼のコメント
高校生である主人公達が、恋愛・家族・将来など、様々な関係性に悩み、葛藤し、答えを探しながら成長していく青春群像劇です。分かりやすい好き・嫌いではなく、それらが入り混じった複雑な感情を持て余す登場人物たちの姿はもどかしくも目が離せず、どこに行きつくか分からない彼らの青春を最後まで見守りたくなります。タイトルにある通り、「涙」も本作の重要なテーマです。とある理由から泣けなくなった少女は真実の涙をみつけることができるのか。その時に流す涙の理由とは…。全話視聴後、その答えに思いを馳せると、思わず心が震えてしまいます。背景に描かれる舞台地・富山県の自然や伝統文化も、切なくて瑞々しい彼らの物語に何ともいえない情緒を加えているみどころです。
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7
あらすじ
限界を超えて、踊れ。ダンスの中でも長い歴史を持ち、高い技術と芸術性が競われる社交ダンス(競技ダンス)。TVアニメ『ボールルームへようこそ』は、そんなダンススポーツとも呼ばれる厳しい社交ダンスの世界を題材としている。原作は「月刊少年マガジン」で連載中の、竹内友による漫画『ボールルームへようこそ』。無気力に過ごしてきた少年・富士田多々良(土屋神葉)が社交ダンスの情熱に触れ、ライバルたちと競い合いながら青春をかけて向き合っていく姿を描く。主人公の多々良は自信を持って好きだといえるものがなく、自分がほかの人間とは違うといえるほどに熱中できる対象を探していた。ある日カツアゲにあっていた多々良はプロダンサーである仙石要(森川智之)に助けられたことをきっかけに社交ダンスと出会い、普段とまったく違った姿で踊る同級生・花岡雫(佐倉綾音)の姿を見て衝撃を受ける。世界の違いに驚く多々良だったが、いつしか高度な技術と2人組のコンビネーションが生み出す競技ダンスの美しさに魅せられ、その世界へ飛び込む。持ち前の洞察力と一生懸命さを武器に、多々良はその才能を開花させていく。
- 作品おすすめ度
- 4.4
小新井涼のコメント
競技ダンス(社交ダンス)の知識は全くなくとも、競技と出会ったばかりの主人公の成長する姿やそれを取り巻く人々との関係性が魅力的で、問題なく楽しめます。とはいえ本作が何よりすさまじいのは、やっぱりその競技ダンスのシーンなので、そこもぜひじっくりとみて欲しいです。骨格や筋肉まで見えてきそうな身体つき、空気や重力を感じる動き、目が離せなくなる表情、眼光の熱…!アニメだから描けるフィクションではなく、アニメじゃなきゃ描けない“究極の美”に圧倒されて、思わず息を呑んでしまいます。上記とは別の意味で、競技ダンスの知識は無くとも、踊る彼らの身体から放出されるエネルギーには理屈抜きに心が震えて、思わず目頭が熱くなってしまう作品です。
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8
あらすじ
機械の体となった2人の男が求めるのは救済か、破壊か。ドラマティックなSFアクション 初老の男性と高校生の少年、対極的な立ち位置にある2人が、手に入れた異質な力の先に何を求めるのか。彼らを取り巻く人間ドラマと2人の対決、その結末から目が離せない。 現代日本で働く冴えない初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎は、ようやく一戸建てを購入したその矢先、胃がんにより余命3カ月を宣告される。思い悩む彼だったが、犬の散歩中に高校生・獅子神皓と共に謎の事故に巻き込まれ、気付けば機械の体を手に入れていた…。
- 作品おすすめ度
- 4.3
小新井涼のコメント
「UFOの墜落に巻き込まれて人体改造をされた一介のサラリーマンが世界を救うほどの強大な力を手に入れる物語。」こう聞くとどうしても浮世離れしたお話に感じるかもしれませんし、実際の展開もその通りです。ですがそうして、普段の生活からは想像できないような「ありえない」を通してみえてくるのは、日常に当たり前のようにありすぎて忘れがちなささやかな幸せであったり、とても身近にある大切なものだったりします。重い話や残酷な描写もありますが、そんな世界にも救いはあるかもしれないと希望を抱けるような温かさも同時に感じることが出来る作品です。最終話で流れるエンディングテーマのタイミングと歌詞がそんな温かい気持ちや感情を思い切り揺さぶって、思わず視界を歪ませます。
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9
あらすじ
『推しが武道館いってくれたら死ぬ』は、岡山県で地下アイドルとして活動する女の子たちと、そのアイドルたちを応援するオタクたちを描いたテレビアニメ。徳間書店「月刊COMICリュウ」で2015年から連載されており、2017年には「このマンガがすごい!2017」のオトコ編第12位にランクインしている。アニメはTBSほかにて、2020年1月より放送された。2022年には実写ドラマ化も制作され、2023年には実写映画が公開。岡山県のパン工場でアルバイトとして働く主人公・えりぴよ(ファイルーズあい)。ある日、マイナーな地下アイドルグループ「ChamJam」の路上ライブを見かけたえりぴよは、そのメンバーの中でサーモンピンクが担当カラーの市井舞菜(立花日菜)に強烈な印象を受ける。そして、えりぴよは自分の全財産をつぎ込むほどの舞菜ファンになっていく…!しかし、舞菜の人気は「ChamJam」中でも最下位。舞菜はもっと評価されるべきだと考えているえりぴよは、熱心に応援し、一日中推しのことだけを考えるように。そのえりぴよの姿を、オタクたちは「伝説」と呼び、一目置かれるまでの存在になっていく――。ファンとアイドルという一線を画すふたりの関係は、いったいどこに向かうのか? そして、舞菜たち「ChamJam」はタイトルにある「武道館」に行くことができるのか?
- 作品おすすめ度
- 4.2
小新井涼のコメント
世間一般的な恋愛ものとは厳密にいうと違うのですが、恋や愛にも近い真っすぐすぎる熱い想いを描いた“新しい形の恋愛もの”と言えそうな作品です。この場合、ゴールの両想いは「付き合う」とか「結婚」ではないけれど、空回ったりすれ違う主人公と主人公の推しアイドルとの関係は、まさにもどかしい両片思いのそれで、コミカルに描かれているのでクスっとなりつつも、届かない互いの想いが切なすぎて思わず心が震えます。“推し事”に全力な登場人物(アイドルオタ)たちの姿は端からみると異様なのかもしれませんが、バイタリティに溢れていてこちらまで活力をもらえるので、ふと「自分は何のために生きてるんだろう」と思ってしまうくらい疲れているときにも、とても効く作品です。
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10
あらすじ
TVアニメ『ヒナまつり』の原作はマンガ誌「ハルタ」(KADOKAWA)にて絶賛連載中の同名漫画で、ゆるSF×ギャグ×日常コメディ。作者・大武政夫の初連載にして初アニメ化作品でもある。作者は、『高校鉄拳伝タフ』などを描いた格闘マンガの巨匠・猿渡哲也のアシスタント出身。師匠譲りのバイオレンスや熱い任侠パートは本作でも登場している。登場キャラたちが織りなす中毒性のあるシュールギャグがうけ、連載開始から人気上昇。ついに待望のアニメ化となった。その中毒性はアニメでも健在!インテリヤクザ、超能力少女の親となる。その出会いは唐突で理不尽で不意打ちだった――。芦川組の若手インテリヤクザ・新田(中島ヨシキ)は、自室で壺コレクションに囲まれ優雅な夜を過ごしていると、突如、頭部に痛恨の一撃を受ける。凶器は、頭上から落下してきた謎のミノムシ型物体…! 新田がその物体をよく見ると、中から無表情な少女が顔を出していて…。衝撃の出会いから、少女・ヒナ(田中貴子)との共同生活が始まった! 念動力で脅され仕方なく世話をする新田だったが、組からのある指令がきっかけで、ヒナとのギブアンドテイクな関係が出来上がり…!?気のいいヤクザと、自由すぎる超能力少女と、巻き込まれる周囲の人々の、青春あり人情あり、たまに抗争ありのシュールギャグライフ!
- 作品おすすめ度
- 4.1
小新井涼のコメント
笑いすぎて苦しくて涙が出てくる作品も、立派な泣けるアニメだと思います。いつでもどこでも視聴できるのが配信アニメのよいところですが、外でみる時は注意が必要な作品です。それくらい笑えます。また、この作品のずるいところが、散々笑わせておきながら、途中でホロリとくるような人情話も混ぜてくるところです。3話と6話はかなりぐっとくるので、「おじいちゃんもの」に弱いかたや「孫もの」に弱いかたは心してご視聴ください。何があっても活き活きしてみえる登場人物たちの姿には元気がもらえますし、一番の苦労人である主人公が歌うエンディングテーマも疲れた心にすごく染みます。色んな感情が激しく行きかうジェットコースターのような作品です。
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小新井涼のコメント
本作は女子高生4人が南極をめざす青春ストーリーです。これだけ聞くと、どこか遠くの世界の出来事のように思えてしまうかもしれませんが、彼女達が南極行きを実現する過程で描かれるのは、思わず身に覚えを感じずにはいられないとても身近な悩みや痛みだったりします。気持ちはいっちょ前にあるけど実行はできない、夢を馬鹿にされて周囲を見限り孤立してしまう、調子のよい“友達ヅラ”へのもやもやがどうにも出来ない、“友達というもの”が何なのかわからない…。彼女達が抱えるそんな葛藤を、美しくも厳しい南極の自然を背景に描いた本作は、押しつけがましくなく、それでいて確実に感情を揺さぶってくるので、実際に涙が出なくても、視聴後は大声を出して思いっきり泣いたあとのような、気持ちのよい疲労感を味わえます。個人的なオススメは11話です。