1963年4月12日東京生まれ。
早稲田大学を卒業後、フジテレビのアナウンス室に所属。
『とくダネ!』、『男おばさん!!』などに出演。
その後フリーとなり、活動の幅を広げている。
趣味は映画鑑賞、舞台鑑賞。
映画は新作映画を年間130本以上スクリーンで観るほど。
舞台鑑賞はミュージカル、とりわけ宝塚歌劇団を好んで鑑賞する。
笠井信輔が厳選!洋画のアクション映画ランキングTOP10作品一覧
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1
あらすじ
『スピード』は1994年に公開されたアメリカ映画で、爆弾魔とSWATの頭脳戦を描いたノンストップ・アクション大作。監督を務めたヤン・デ・ボンはこれがデビュー作で、主演のキアヌ・リーブス、そしてヒロインのサンドラ・ブロックの出世作でもある。タイトルの通り「スピード」がメインテーマとなっており、エレベーター、バス、電車と動く密室が事件の舞台。特に、速度が50マイル毎時(約80キロ)以下になると爆発するという設定は、これまでにない新しいスリルを提供した。興行収入は全世界で約3億5,000万ドルを記録。アカデミー賞でも2部門を受賞した。ある日、オフィスビル内のエレベーターに爆弾が仕掛けられ、乗客が閉じ込められる事件が発生。SWAT隊員のジャック(キアヌ・リーブス)とハリー(ジェフ・ダニエルズ)の活躍によって乗客は脱出するも、犯人の爆弾魔・ペイン(デニス・ホッパー)には逃げられてしまう。そして後日、ペインはジャックへの復讐と身代金要求のため路線バスに爆弾を仕掛け、ジャックをそこへ誘導。その爆弾は、バスが50マイル毎時(約80キロ)を下回ると爆発するという仕組みだった。ジャックはバスに乗り込むが、不法滞在の乗客が勘違いして車内で銃を誤爆。運転手が被弾したため、急遽乗り合わせていたアニー(サンドラ・ブロック)がハンドルを握ることになり…。
- 作品おすすめ度
- 5
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2
あらすじ
『007』シリーズでジェームズ・ボンドを演じていた、ショーン・コネリーの主演作。『バッドボーイズ』シリーズを手掛け、その手腕が高く評価されていたマイケル・ベイ監督の作品であり、大迫力のアクションシーンも魅力である。ショーン・コネリー以外にも、ニコラス・ケイジやエド・ハリスなど豪華俳優が集結した、オールスターキャストといえる作品である。ベテランキャストたちによる、息が合った掛け合いにも注目だ。過去の経験から、アメリカ政府に恨みを持つ軍人のハメル(エド・ハリス)は、政府への復讐を計画する。計画を実行に移したハメルは、毒ガス兵器を奪い、観光地のアルカトラズ島を占拠。観光客とサンフランシスコの住人を人質にとったハメルの要求は、作戦中に死亡した部下の遺族への補償金だった。政府は毒ガス兵器を無効化するため、FBIの工作員・スタンリー(ニコラス・ケイジ)をアルカトラズ島に潜入させる。島への潜入方法を知るのは、アルカトラズ島がまだ刑務所として使われていた時代に、唯一脱獄を成功させたメイソン(ショーン・コネリー)だけだった。
- 作品おすすめ度
- 5
笠井信輔のコメント
ブロックバスターなアクション映画で、ど派手な破壊など見所いっぱいなのにストーリーがツッコミどころ満載と言う作品は多い。しかしこの作品は、そのド派手なアクションに加えて物語が非常に練られている。カーアクション、大爆発、総攻撃、そうしたアクションシーンをつなぐ物語がスリリングで、物語の運びのテンポも良く非の打ちどころがないのだ。緩みがない中どんどん話が転がっていくのである。なんといってもテロリスト役の現役軍人エド・ハリスが単なる悪人でなく、とても共感できる人格者である部分がたまらない。そしてそれに対峙する脱獄のプロにショーン・コネリー。これがまたむちゃくちゃかっこ良く、しびれてしまうのだ。
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3
あらすじ
幼い息子を非常なテロリスト、キャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)に殺されたFBI捜査官ショーン・アーチャー(ジョン・トラボルタ)。激しい銃撃戦の末、ついにトロイを捕えるが、頭を強く打ちトロイは昏睡状態に…。
- 作品おすすめ度
- 5
笠井信輔のコメント
香港映画「男たちの挽歌」シリーズのジョン・ウー監督が大好き。彼のハリウッド進出作品の中での大傑作が本作。刑事と凶悪犯が顔を入れ替えたらどうなるか?正義の味方は追われる身となり、凶悪犯は、刑事を攻撃する権力を得る。荒唐無稽と思えるかもしれないがが、そこから巻き起こるアクションとドラマは相当高いテンションとなり、目が離せない。そしてクライマックスは涙なしには見られない。
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4
あらすじ
アカデミー賞で4つの部門にノミネートされた、ご存知ブルース・ウィリスの出世作。普通の警察官が、ボヤき、ナゲきながら、力と知恵を振り絞り悪と戦う。「スーパーマン」や「ランボー」とは一味違った全く新しいヒーローを誕生させた名作。ニューヨーク市警のジョン・マクレーン刑事は、別居中の妻ホリーに会うため、ロサンゼルスにあるナカトミ商事のビルに向かう。しかし、突如そのビルが元テロリスト・ハンス率いる武装集団に占拠されてしまった。彼らが狙うのは金庫に保管されている6億4千万ドルの無記名債権だ。ホリー以下全社員が人質にされ、運良く難を逃れたのはマクレーンただひとり。しかも通報した警察は役に立たない上、人質の中には迷惑な人物もいて、報道記者まで余計なことをする始末…。そんな絶体絶命のピンチに囲まれてもなお、なかなか死なない男、ジョン・マクレーンが死闘を繰り広げる!
- 作品おすすめ度
- 5
笠井信輔のコメント
アクション映画の1つのお手本を見せてくれたアクション映画史最高峰の1本と言っていい。休暇中の冴えない刑事が、事件に巻き込まれるが、たった1人で汗まみれ泥まみれ血まみれになりながら、敵を次々と倒していく。スリリングな爽快感をここまで感じるのは、観客がヒーローを求めている証拠なのだろう。アメリカにはブルース・リーはいないけれども、マクレーン刑事がいるじゃないか!といったワクワク感を、ブルース・ウィリスは見事に体現している。同じブルースつながり、負けていないぞ。
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5
あらすじ
『タイラー・レイク -命の奪還-』は、目を見張るほどのアクションシーンを盛り込んだ、Netflixオリジナル映画である。脚本を手掛けているのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で監督を務めたジョー・ルッソ。今作では兄のアンソニー・ルッソとともに、製作としても参加している。監督にはルッソ兄弟の映画にスタントコーディネーターとして参加してきた、サム・ハーグレイブが抜擢された。主演は『マイティー・ソー』シリーズでおなじみの、クリス・ヘムズワースである。ライバル組織に息子オヴィ(ルドラクシュ・ジャイスワル)を誘拐されたインドの麻薬王は、オヴィの奪還を傭兵に依頼する。仲間の誘いで奪還チームに参加したタイラー・レイク(クリス・ヘムズワース)は、過去のトラウマに苦悩しながらも、オヴィ奪還に成功する。しかし、事態は急変。依頼してきたオヴィの父親の部下に襲われ、チームはタイラーを残して全滅してしまう。オヴィとふたりで追われる身となったタイラーは、警察を巻き込んだ街中の人間から狙われることになる。
- 作品おすすめ度
- 4.5
笠井信輔のコメント
Netflix恐るべし。2020年4月の新作映画。誘拐された麻薬王の息子を救出するよう命じられた傭兵(クリス・ヘムズワース、マイティー・ソーの人ね)が壮絶なアクションを繰り広げる。中でも激しいカーアクションを見せながらの14分間にわたる銃撃戦は、今までどんなアクション映画でも見たことがない信じられないカメラワークが展開する。しかもこの14分間は、今流行の「ワンカット風撮影」なのだ。これからのアクション映画はこの作品が手本となる予感が…。後で紹介する「アトミック・ブロンド」のスタント・コーディネーターがこの作品で監督を務めたと聞いて大いに納得。
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6
あらすじ
3年ごとに武術トーナメントが開かれる香港の小島。そこは、かつて少林寺の修道僧であった麻薬密売組織の支配者ハンが麻薬と暴力で君臨していた。一方、少林寺で修行を続ける若者リーは、ハンの部下に殺された妹の復讐のため、ひとり悪の要塞島に乗り込む。麻薬と陰謀が渦巻く要塞島に、ブルース・リーの怒りが炸裂する! Rating R15 (C) 1973 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
- 作品おすすめ度
- 4
笠井信輔のコメント
言わずと知れた伝説のアクションスター、ブルース・リーの主演作。カンフー映画と言うアクションスタイルは世界に衝撃を与えた。とにかく強い、かっこいい。この人は本当に自分の力で這い上がってきたスターなのだと言うことがわかる本物感がたまらない。さらにアチョー!と言う「怪鳥音」と共に出される一撃と決まった後の悲壮感漂う表情が見る者の心をとらえ何とも言えない気持ちに。ブルース・リー映画は、最初はあまり強さを見せないのだが怒りが頂点に達するととてつもない力を出すと言うところに大きな魅力があり、鑑賞後の爽快感は相当なもの。32歳と言う若さでこの世を去ったリーの作品一本は見ておくべき。ならコレ。
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7
あらすじ
『ワイルド・スピード』シリーズ5作目。今作からドウェイン・ジョンソン演じる、ルーク・ホブスが登場した。ホブスはスピンオフ作品が作られるほど人気のキャラクターであり、今後のシリーズすべてに登場する重要キャラクターである。ホブスのほかにも、ローマン・ピアースやハン・ソウルオーなど、シリーズを象徴するキャラクターが総出演した。集大成的な作品でもあるが、カーレースの要素はほとんど排除され、一般向けなアクション映画となった。数々の犯罪に手を染めてきたドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)は、ついに逮捕されてしまう。懲役刑をいい渡されるが、輸送中にドムの仲間であるブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)たちが現れ、ドムは無事脱出。手助けしたブライアンも含め、ドムたちは指名手配されるお尋ね者となった。ブラジルに逃げたブライアンとミア(ジョーダナ・ブリュースター)は、昔の知り合いのヴィンス(マット・シュルツ)と再会。危険な仕事に参加するが、そこには別行動していたドムの姿があった。
- 作品おすすめ度
- 4
笠井信輔のコメント
現在進行中の超大作アクションシリーズでハズレがないのがこのワイルドスピードシリーズだ。ここのスタッフはどんなカースタントを編み出せばお客さんが喜ぶかを中心に物語を組み立てているようで、正直ストーリーはどうでも良い(笑)。中でも5作目に当たる本作のクライマックスは、でっかい金庫ごと車で引っ張って盗む!もう何度見ても最高で笑いが堪えられない。バカバカしければバカバカしいほど難しいアクションになっているところがこのシリーズの魅力なのだ。
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8
あらすじ
シャーリーズ・セロンが女スパイを演じたサスペンスアクション 監督を務めたのはアクション演出に定評がある「ジョン・ウィック」のデヴィッド・リーチ。主人公と殺し屋が大乱闘を繰り広げる、7分半に及ぶワンカットシーンは必見。 東西冷戦末期のベルリン。極秘情報リストの奪還を命じられたMI6の凄腕女性スパイ・ロレーンは、ベルリンに潜入中のデヴィッドと共に任務を遂行する。だが、彼女にはMI6内の二重スパイ・サッチェルを見つけ出すというもう一つのミッションがあった。
- 作品おすすめ度
- 4
笠井信輔のコメント
アカデミー女優のシャーリーズ・セロンが、徹底的にアクションにこだわって見るものの度肝を抜く。英国MI6の女スパイに扮するのだが、めっぽう強い。しかもその強さは、よくある編集を細かく切って強く見せると言うものではなく、カメラの長回しでみせるブルース・リー方式だ。本当に見てて痛々しいアクション。こんな殺陣をやって大丈夫なのかと見ているものがハラハラ心配になるほどなのだ。スタントコーディネーターのサム・ハーグレイブの強い思い入れがこの作品のアクションを作り上げたといってもいい。クライマックスの7分間にわたるワンカット長回しのアクションを見たときに、私はセロンについていこうと心に決めた。
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9
あらすじ
1977年公開の、クリント・イーストウッド主演・監督のガンアクション映画。銃撃シーンや爆破シーンなど、1977年制作とは思えないぐらいの迫力に圧倒される作品だ。また今作はアクション作品にとどまらず、ロードムービーとしての魅力もふんだんに散りばめられている。ヒロインのソンドラ・ロックとイーストウッドは、今作公開の約1年前から交際を始め、その関係が13年という長期にもわたって続いたことは有名だ。ふたりが公私ともに息のあったパートナーだったことは、この作中からも伺える。派手なガンアクション、波乱万丈な道中、そして惹かれ合う男女と、まさにハリウッドのあふれんばかりの魅力が楽しめる。アリゾナ州のフェニックス市警察のベン・ショックリー(クリント・イーストウッド)は、朝まで酒場で飲んでいるような落ちぶれた警官だ。彼自身若かりしころは、それなりの大志もあったものの、これまで大きな事件を担当したこともない上に、今では昇進さえも期待していない。ある日、ベンは市警察委員長ブレークロック(ウィリアム・プリンス)から、ある事件の検察側証人をラスベガスからフェニックスまで護送するように命じられる。何てことない仕事だと思っていたベンだったが、証人のマリーとの道中、組織ぐるみの大きな存在から狙われる羽目になる。
- 作品おすすめ度
- 3.5
笠井信輔のコメント
中学2年の時に見てはまりにはまった。黒幕が警察を使ってとにかく徹底的にイーストウッドを銃撃する。いったい何万発撃ったのか?CG合成一切なし(←当たり前)もう笑っちゃうくらいありえない警察総攻撃。その破壊力は凄まじく、銃撃だけで家が一軒崩壊するほど。その徹底ぶりがとにかく痛快!正直細かなストーリーはどうでもいい(笑)。字幕がなくても充分楽しめる。クライマックスのバス対警察官の銃撃戦は、映画史に残るありえない闘いと言っていい。しかしこの時代のクリント・イーストウッドが刑事をやるとどうしてもダーティーハリーに見えてしまうんだよね(笑)。それがまた良かったりして…。
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10
あらすじ
007シリーズ第10弾。世界中で大ヒットを記録したボンド映画でも屈指の超人気作!英ソの原子力潜水艦が行方不明になるという怪事件が頻発。早速調査に向かったボンドは、ソ連から派遣された女スパイのアニヤと遭遇。やがて2人は、海運王ストロンバーグの世界制覇の野望が一連の事件を引き起こしたことを知る……。
- 作品おすすめ度
- 3.5
笠井信輔のコメント
007シリーズ中、私が1番好きな作品。ジェームズ・ボンドはショーン・コネリー派が多いが、私はロジャー・ムーア派。女が好きでたまらないといった感じの色男ムード満点の中でのアクションが爽快。今の007と比べると随分とのどかな感じもするが、10作目の記念作品だけあって、次々と秘密兵器が出てきたり、カーアクション、水中アクション、スキーアクションと007シリーズの得意技がてんこ盛り。エンタメとはこういうものだと言う自信に満ちた作品だ。オープニングアクションのユニオンジャックと音楽のかかるタイミングが絶妙。
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笠井信輔のコメント
乗り物系アクション映画の頂点を極めている映画をあげてと言われたら、やっぱりこの作品。スリリングなエレベーターアクションからの〜バス、鉄道へと乗り継ぎ、ノンストップで次から次へとハラハラドキドキシーンが展開していく。常に何か乗り物に乗っていると言うこだわりが最高なのだ。スピードを落とすと爆発すると言う、この名アイディアのネタ元は日本映画の「新幹線大爆破」と言われている。この作品も非常に面白い。さらに物語を盛り上げているのが映画音楽。テーマとなっているスコアは、アクション映画の名曲だ。とてもおしいのは、本作の大ヒットを受けて作られた続編「スピード2」が恐ろしくつまらないこと(笑)。