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アメリカ発の大人気テレビアニメシリーズ!アメリカのアニメ専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」で放送されたテレビアニメ作品。スーパーパワーをもったキュートな3人の女の子が、街の平和を守るために、悪いヤツらを倒していく!ブロッサム(豊崎愛生)、バブルス(上坂すみれ)、バターカップ(村中知)の3人は、スーパーパワーをもった女の子。ユートニウム博士(川原慶久)の実験で偶然生まれた彼女たちは、街の平和を守るために、悪者と戦ってきた。今日は年に1度の遠足。ブロッサムたち3人は、クラスのみんなとともに、動物園の見学に訪れていた。そんななか、感受性豊かなバブルスが、一角獣に会いたいといい出す。そこで、もっていた角笛で一角獣を呼ぼうとする。だが、何も起こらず、みんなに笑われてしまうのだった。ひとりぼっちになったバブルスだったがちょうどそのとき、彼女の目の前に、角をつけたポニーが現れる。もしかして一角獣かと思いきや、その正体は一角獣になりたいだけのしゃべるポニーだった。それを知ったバブルスはがっかりするが、すぐに妙案を思いつく。ユートニウム博士に頼めば、ポニーを本当の一角獣に変身させることもできるはず。その提案にはポニーも乗り気で承諾する。しかし、いざ変身を試してみると大失敗! ポニーはなんと巨大なモンスターに変身して、街で暴れ始めてしまうのだった…。
シルバニアファミリーのゆかいな日常!エポック社のドールハウスシリーズ「シルバニアファミリー」をもとにしたフル3DCGアニメ作品。森のなかの一軒家に住むショコラウサギの女の子が、家族や仲間たちとともに、ハプニング満載のにぎやかな日常を送る!豊かな森に囲まれた穏やかな村、シルバニア村。その村にある赤い屋根の一軒家に、ショコラウサギの女の子・フレア(山根綺)が大好きな家族とともに住んでいた。ある日、フレアは家族と一緒にマジックショーを見に行くことにする。そこには、ペルシャネコの女の子・ライラ(田中沙耶)やくるみリスの男の子・ラルフ(村上まどか)ら、ゆかいな友達も来ていた。ショーが始まると、ステージに立った黒ネコの一家が次々とマジックを見せていく。何もないところから花を出したり、帽子から子ネコを登場させたりと、かなり本格的なマジックだった。それを見たフレアは、自分もマジックをしてみたいと考える。家に帰ったフレアは、さっそく父のフレイジャー(赤羽根健治)と一緒にマジックの練習を始める。だが、どう見てもその練習は形から入ったもので、マジックが上達する気配はまったくなかった。しまいには、なぜか夕陽に向かってランニングまでしてしまう。はたして、フレアとフレイジャーはマジックができるようになるのだろうか。こんなふうに、今日もシルバニア村のゆかいな日常が繰り広げられるのだった。
純情ギャルと黒髪生徒会長が、ある日突然イケナイ姉妹関係に…!?『citrus』は、2018年1月から3月にかけて放送されたテレビアニメ。原作はサブロウタの漫画であり、2013年から2018年まで「コミック百合姫」に連載されていた。見た目も性格もまったく異なるふたりの女子高校生が、次第に惹かれ合っていく百合ストーリー。アニメ版の制作はパッショーネで、シリーズ構成を務めたのはハヤシナオキ。オープニングテーマはnano.RIPEが担当している。イマドキのギャル風なファッションに身を包む藍原柚子(竹達彩奈)は、その容姿に似合わず今まで恋もしたことがない純情少女。そんな柚子が親の再婚によって転校した学校は名門の女子高だった。素敵なカレシをつくる野望に燃えていた柚子は大きくショックを受けたが、さらには黒髪の生徒会長・芽衣(津田美波)にいきなり校則違反を激しく叱咤される。ところがなんとその芽衣は、柚子の母親・梅(植田佳奈)と再婚した翔(前野智昭)の娘だったのだ。突如として一緒に暮らすことになった柚子と芽衣。ふたりは互いに反発しながらも、徐々に惹かれ合っていき…。
東京から大自然に囲まれた北海道富良野市に移り住んだ父、息子、娘の3人家族の日常を描き、子どもの成長だけではなく、親として成長していく父の姿や、家族としての絆が丁寧に編まれた感動作。20年以上にわたって継続的に8編のドラマスペシャルが製作された、国民的ドラマの原点。ふたりの子どもを連れて、故郷の北海道富良野市へ帰ることを決めた五郎(田中邦衛)。子育ては離婚した妻(いしだあゆみ)に任せていたため、子どもとどのように接していいのか戸惑いながらも、生活基盤を整えようと毎日必死に生きている。一方で、東京生まれ東京育ちの少年・純(吉岡秀隆)と少女・蛍(中嶋朋子)は母との別れを経験し、大都会の東京とは真逆の質素で不便な田舎暮らしに戸惑いを隠せなかった。日を追うごとに、純は東京にいる母への想いを募らせていたが、父の五郎は逆に元気はつらつとした表情を見せていた。北海道の大自然の雄大さや厳しさに触れ、都会には決してなかった人間味ある地元の人付き合いを通して、純の心にも少しずつ変化が芽生えていく…。
今作は中国出身の映画監督・陳凱歌が手掛けた、サスペンス映画である。登山家との恋愛に溺れていく女性と、その周囲で起きる出来事を描いていく。ハードなベッドシーンも魅力の作品で、『ブギーナイツ』に出演した、ヘザー・グラハムの大胆な濡れ場が撮影された。どこにでもいる平凡な女性・アリス(ヘザー・グラハム)は、恋人がいながらも、道ですれ違ったアダム(ジョセフ・ファインズ)に恋をしてしまう。すぐに声をかけることはしなかったが、仕事中もアダムのことが気になってしまい、ついに彼が働いている書店へと足を運ぶ。初対面のふたりはすぐに意気投合し、その日のうちに体の関係を持ってしまう。アリスはアダムの魅力にどんどん惹かれていき、恋人のジェイク(ジェイソン・ヒューズ)に別れを告げ、彼と同棲をはじめるのだった。ふたりは結婚の約束をし、幸せな生活が続くかに思われたが、アリスの周囲でさまざまなトラブルが起きはじめる。よく知らない相手と結婚してしまったアリスは、少しずつアダムに不信感を抱いていき…。
『鳥人戦隊ジェットマン』は、1991年2月から1992年2月にかけて放送された特撮ヒーロードラマ。東映制作による「スーパー戦隊シリーズ」の第15作であり、視聴率低迷を打破するために新しい試みをいくつも盛り込んだ作品である。なかでも、男女混合戦隊というチーム関係のなかに恋愛要素を取り入れ、「戦うトレンディドラマ」とも称された。また、変身後も互いを本名で呼び合ったり、5人全員が変身しない回があったりと、「人間ドラマ」に重点を置いたつくりとなっている。199X年、地球はスカイフォースなる防衛組織に守られていたが、そのスカイフォースではさらなる脅威に備えて「Jプロジェクト」を密かに進めていた。それは、新たなエネルギー・バードニックウェーブによって超人・ジェットマンをつくり出すというものだった。そのひとりに選ばれたスカイフォース隊員・天堂竜(田中弘太郎)がバードニックウェーブを浴びた直後、次元戦団バイラムがスカイフォースを襲撃。残り4つのバードニックウェーブは基地外へ放射され、民間人である鹿鳴館香(岸田里佳)、大石雷太(ただのいっこ)、早坂アコ(内田さゆり)、結城凱(若松俊秀)がその光を浴びてしまった。竜はその4人の民間人にジェットマンとして戦うよう説得していくが…。
古代ローマを舞台に、ひとりの少年奴隷が自由を求めて過酷な運命と戦い続ける!『セスタス -The Roman Fighter-』は、2021年4月から6月にかけて放送されたテレビアニメ。原作は技来静也の漫画であり、『拳闘暗黒伝セスタス』のタイトルで1997年から「ヤングアニマル」で連載。その後、『拳奴死闘伝セスタス』として第2部も継続されている。アニメ版の制作は『アイカツ!』シリーズのBN Picturesで、オープニングテーマは人気ロックバンドのDragon Ashが担当している。圧政のローマ帝国、そこでは奴隷たちが「拳奴」という戦士となって古代ボクシング興行の場で熾烈な戦いを演じていた。その「拳奴」となるため、養成所では数多くの少年奴隷が日々訓練を重ねていたが、そのひとり・セスタス(峯田大夢)がこの日、同僚のロッコ(古本新乃輔)に勝利した。しかし、その場でロッコは兵士たちに殺され、セスタスは「負ければ死」という世界に否応なしに放り込まれていく。そしてコロシアムに立ったセスタスは、師・ザファル(小山力也)の教えに従い、華麗な戦いを見せていく…!
新型コロナウイルスが猛威をふるい、最悪の結果となった架空の未来を描いたスリラー映画。今作は完全な管理社会となった2024年のアメリカを舞台としており、実際にロックダウン中のロサンゼルスで撮影がおこなわれた。フィクションではあるが、コロナ禍を踏まえた設定やストーリーは、非常に現実味がある。現代社会を皮肉ったストーリーになっているものの、エンターテインメントとしても楽しめる作品に仕上がっている。2024年。新型コロナウイルスは何度も変異を繰り返し、ついに致死率50%を超えるウイルスになっていた。世界各地の都市機能は完全に停止し、アメリカは抗体を持った人間以外、外に出ることすらできない管理社会に変貌してしまう。ウイルスに対する免疫を持ったニコ(KJ・アパ)は、配達員として、隔離中の人々をつないでいた。そんなある日、恋人のサラ(ソフィア・カーソン)の身近で感染が起きてしまう。感染者だと疑われたサラを救うため、ニコは隔離が免除される「パス」を手に入れようとするが…。
身寄りのいない死者たちを「おみおくり」し続けてきた男を描いたヒューマンドラマ。現代社会が抱える孤独死の問題をユーモラスに描いており、死者との関わりについて深く考えさせられる映画となっている。「おみおくり係」は身寄りのいない人間を供養し、埋葬する部署だった。しかし、職員は少々変わり者の牧本(阿部サダヲ)のみで、遺骨は溜まっていくばかり。牧本は勝手に葬儀をあげ、身寄りを探し続けるなど、故人に対して真摯に接している。そんな牧本の仕事に、周囲は苛立っていた。警察からは遺体の引き取りが遅いと叱られ、新しくやってきた局長・小野口(坪倉由幸)は、とうとう「おみおくり係」の廃止を決めてしまう。ついに最後の仕事になった牧本は、身寄りのいない故人・蕪木孝一郎(宇崎竜童)の身辺を徹底的に調査しはじめる。それは仕事の域を超えていたが、生前の蕪木と関係を持っていた人間が次々と見つかっていき、彼の壮絶な人生が徐々に明らかになっていく。
SWORDの「O」鬼邪高校。定時と全日に分かれるSWORD地区最凶の不良高校である。その全日制で頭を張る花岡楓士雄(川村壱馬)は、数々の伝説を持つ最強の男・ラオウをたずねて、戸亜留市にある鈴蘭男子高校を訪れていた。 その頃、鬼邪高の首を狙うSWORD内の不良達は、虎視眈々とその機会を伺っていた…。 中でも、エンジ色の学ラン、通称“血の門”と呼ばれる瀬ノ門工業高校の頭・天下井公平(三山凌輝)は、須嵜亮(中本悠太)という最強の男の力を手に入れ、さらには、同じく鬼邪高の首を狙う鎌坂高校と江罵羅商業高校を傘下に加え、「三校連合」を築き、その勢力を拡大していく。 鬼邪高の高城司(吉野北人)と轟洋介(前田公輝)は、そんな三校連合の怪しい動きをいち早く察知するも…その時は突然、訪れる。遂に、三校連合による鬼邪高狩りが始まったのだ。不意をつかれ、急襲されてしまう形となった鬼邪高の男達。圧倒的不利な状況下で、これまで己の拳一つで答えを導いて来た楓士雄は、次々に潰されていく仲間達を守り抜く事は出来るのか!?そして、三校連合最強の刺客、須嵜との頂上決戦に挑む楓士雄!楓士雄の拳はいったい何を語るのか?本物のテッペンを決める戦いが今、始まる。
『世界から猫が消えたなら』で知られる川村元気が、みずからの小説を映画化した感動大作。認知症になり、すべてを忘れていく母親と、過去のできごとにトラウマを抱える息子の関係が描かれる。主演を務めたのは、『花束みたいな恋をした』での演技が絶賛された菅田将暉。認知症になった母親役は原田美枝子が務め、記憶が薄れていく過程を丁寧に演じている。結婚し、家を出た泉(菅田将暉)が、久しぶりに実家に帰ってくる。しかし、そこには母・百合子(原田美枝子)の姿がない。必死で近所を探しまわるが、百合子は心ここにあらずの状態で、ブランコに揺られていた。母の状態を不審に思う泉だったが、仕事の忙しさから、深く調べることはしなかった。ある日、百合子が万引きの現行犯で、警察に捕まってしまう。大ごとにはならなかったが、病院で検査した結果、百合子が認知症を患っていると判明する。泉のことや、過去の思い出を忘れていく百合子と話しているうちに、泉の中でトラウマがよみがえる。
東京から京都へ向かう新幹線を舞台に、殺し屋たちが戦いをくり広げるアクション映画。伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』を翻案した作品で、世界中から日本を訪れた殺し屋たちのバトルが描かれた。監督は『デッドプール2』や『ジョン・ウィック』など、数々の傑作アクションを手掛けてきたデヴィッド・リーチ。主演はブラッド・ピットが務め、日本からは真田広之が参加している。運の悪さだけは誰にも負けない殺し屋・レディバグ(ブラッド・ピット)は、新幹線の乗客からトランクを盗む、簡単な仕事を任される。しかし運の悪さが作用し、まったく仕事が進まない。そればかりか、同乗していた殺し屋たちの戦いに巻き込まれ、新幹線から降りられなくなる。レディバグが盗むはずだったトランクは、タンジェリン(アーロン・テイラー=ジョンソン)とレモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)の持ち物だった。彼らは双子の殺し屋として名をはせ、業界内でも有名な男たちで…。
迷子になったロボットを巡る、数々の陰謀と冒険を描いたSF映画。デボラ・インストールのSF小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』をもとにした作品で、恋愛映画を手掛けてきた三木孝浩が監督を務めている。ロボットが一般化した、近未来の日本。失業中の健(二宮和也)は、妻の絵美(満島ひかり)に呆れられるほど、無気力な生活を送っていた。そんなふたりの家に、ボロボロのロボット・タングが迷い込んでくる。タングは健に懐いてしまい、リサイクルに出すこともできなかった。健は怒った絵美をなだめるため、タングをロボット開発会社まで連れていき、新品のロボットと交換しようとする。しかし、タングは企業も関知していない未知のロボットであり、謎は深まるばかりだった。タングの謎を知るため、健は中国を訪れる。そこで出会ったロボットの専門家・大槻凛(奈緒)に、タングが世界で初めて感情を持つことに成功したロボットであることを教えられるのだった。
男女の繊細な心模様を美麗な風景描写とともに描き出す名手・新海誠監督が、前作『言の葉の庭』以来3年ぶりに手がけた大ヒット長編アニメーション。 日本国内での興行ランキングでは29週連続でトップ10入りし、興行収入はなんと250億円以上! また、第40回日本アカデミー賞では「最優秀脚本賞」を受賞し、アニメーション作品としては初の快挙となった。 千年に一度訪れるという彗星の接近が間近に迫ったある日、自然豊かな田舎町で暮らす女子高生・宮水三葉は、自分が東京に住む男子高校生になった夢を見る。 普段から田舎町の閉塞的な暮らしにうんざりしていた三葉は、夢の中とは思えないリアルな感覚を不思議に思いながらも都会の生活を満喫する。その一方、東京の都心部に暮らす男子高校生・立花瀧も、自分が山奥の町で少女として暮らす夢を見ていた。 奇妙な夢を通してお互いが入れ替わっていることに気づいた瀧と三葉は、徐々に引かれあっていくのだが…。
日暮キノコ原作の漫画をドラマ化した奇想天外な夫婦の物語。夏菜と新川優愛、白洲迅がトリプル主演を務める。異性化という不思議な現象によって夫が女性の体になってしまう出来事をとおし、夫婦や恋愛の多様化に迫る意欲作。馬場徹、大浦龍宇一、鶴田真由ら実力派が共演。磯森晶(白洲迅)は妻の苑子(新川優愛)と一軒家でふたり暮らし。スランプ中の小説家の苑子はどことなく夫に冷たく、晶もその空気を感じとっている。晶は100円ショップの商品企画部で先輩の雪平直道(馬場徹)や上司の澤俊之(大浦龍宇一)らと協力し合って仕事をしているが、マスキングテープなどに喜ぶ女心はいまいち理解できずにいた。一方の苑子は担当編集者の菊原順子(鶴田真由)から次作を期待されていた。結婚してからよい仕事ができずにいる苑子に、菊原は子どもを持つのも一案ではないかと提案する。苑子はその案には反対し、別の方法でテーマを探すと答える。そんななか世の中では、人気シンガーのチェルキーが女性から男性に変化するなど、性別が急に変わる異性化が話題となっていた。昼間から頭痛に悩んでいた晶は、夕食時に夫婦でぎこちない会話をしていた最中、脳出血を起こして倒れてしまう。瀕死の状態から蘇生した彼は異性化して女性となっていた。自身の体の変化に気づいた晶(夏菜)は取り乱すが…。
TBSで2022年10月にスタートした連続ドラマ。月曜から木曜までの深夜に15分間ずつ放送。企画・原案を、音楽プロデューサーであり、放送作家として大ヒットドラマ『あなたの番です』なども手がけてきた、秋元康が担当している。ヒロインには、TBSのスター育成プロジェクトとして企画されたオーディション番組『私が女優になる日_season2』でグランプリを獲得した幸澤沙良が抜擢された。2学期初日、美月(幸澤沙良)が通う都立荒川西高校2年D組の教室では、久しぶりに集まった仲間たちのはしゃぐ姿があった。話題は相変わらず、クラスメイトが掲載した写真や投稿などSNS関連のものばかりだが、ことなかれ主義の美月は、何となくそれらのうわさ話に加わっている。始業のチャイムが鳴り、1学期のころとは少しイメージが変わった担任の立花(柄本時生)が教室に入って来た。皆がざわつく中、立花は突然、D組独自の課題として「手紙ゲーム」を始めることを宣言した。2学期中に必ずひとり1通以上、クラスメイトの誰かに向けて手紙を書かなければならない。内容は告白や悩み、面と向かっていえないことなど自由であり、差出人の名前も書かなくてもよい。ただし、ひとりでも出さない者がいた場合は全員進級ができないという厳しい条件を立花から出され、生徒たちは渋々手紙ゲームを始めるのだが…。
『大脱走』は、ドイツ軍の捕虜になった軍人たちの脱出劇を描いた作品である。舞台は第2次世界大戦中であり、戦争映画ではあるものの、戦闘シーンは存在していない。メインキャストには、スティーブ・マックィーンやチャールズ・ブロンソン、ジェームズ・ガーナーなど、当時大活躍していたスターたちを起用している。第2次世界大戦下のドイツ軍は、幾度となく脱走する捕虜たちに手を焼いていた。事態に対処すべく、ドイツ軍は脱走の常習犯たちを集めた、特別な収容所を作り出す。そんな収容所にやってきた、脱走常習犯のヒルツ(スティーブ・マックィーン)は、さっそく監視の穴を見つけ出し、脱走に挑む。しかし、セキュリティが強固なうえ、収容所の外には隠れられる場所がなく、脱走は容易ではなかった。そんな中、脱走集団のリーダーであるバートレット(リチャード・アッテンボロー)が、収容所に移送されてくる。頼りになるリーダーを獲得した捕虜たちは、綿密な計画を立て、数百人規模の大脱走を計画するのだった。
今作はロサンゼルスで生活している9人の男女を描いた、群像劇である。ポール・トーマス・アンダーソンの代表作ともいえる作品で、トム・クルーズやジュリアン・ムーアなどの大物スターが出演している。キャストたちの演技はもちろん、関連性のない9人の運命が徐々にリンクしていく、綿密に練られたシナリオにも注目だ。クイズ番組の司会者であるジミー(フィリップ・ベイカー・ホール)は、医者から余命宣告を受けてしまう。自身の人生を見つめなおし、喧嘩別れしていた娘に会おうとするが、拒絶されるのだった。一方、悩める男性たちを集め、セミナーをおこなっているフランク(トム・クルーズ)のもとに、記者のグエノヴィア(エイプリル・グレイス)がやってくる。彼女はフランクの過去を探ろうとするが…。ちょうどそのころ、天才クイズ少年・スタンリー(ジェレミー・ブラックマン)は、ジミーが司会を務める番組の収録をおこなっていた。その様子を元クイズ少年のドニー(ウィリアム・H・メイシー)が眺めていて…。
数々の大作映画を手掛けてきた、S・S・ラージャマウリ監督の代表作。インド映画史に残る爆発的なヒットを記録した作品である。映画のヒットにより、アニメシリーズや、グラフィックノベルなど、さまざまなスピンオフ作品が作られた。そんな今作の主演を務めたのは、テルグ語圏の映画で活躍する俳優・プラバース。今作ではバーフバリをはじめ、その息子であるシヴドゥも演じている。また、ヒロインのアヴァンティカ役は、ダンサーとしても活動する、タマンナーが演じた。滝の上にある王国から、ひとりの女性(ラムヤ・クリシュナ)が赤ん坊を抱えて逃げ出していた。無事に国の外に脱出できたかに思われたが、足を滑らせ、赤ん坊を抱えたまま川に落下してしまう。その翌朝、滝の下にある村に、ひとりの赤ん坊が流れ着いた。村人たちは、その子どもをシヴドゥと名付け、大切に育てていく。それから25年後。シヴドゥ(プラバース)は、立派な大人に成長していた。しかし、滝の上にある世界に惹かれ、素手で滝を登ろうとするのだった。
女性の気持ちをリアルに描いてきた脚本家・舘そらみが、元AKBの島崎遥香を主演に迎えて描く完全オリジナルの寸止めラブコメディ。渡邊圭祐演じるなぜかキスひとつしようとしないイケメン年下彼氏に振り回されるアラサー女性の恋をコミカルに描く。中田青渚、本田康祐、森カンナ、堀井新太らが共演。新卒から勤め続けた不動産会社を辞め、友人の桃井美織(森カンナ)、大河内衛(堀井新太)と絵画レンタルのサブスクを一念発起して起業した水川黎(島崎遥香)。コワーキングオフィスでの初日、彼らはフリーのアプリデザイナーの佐藤春菜(久田莉子)らほかの職種の人たちと知り合う。そのなかにはイケメンカメラマンの有馬柊人(渡邊圭祐)の姿もあった。初めは柊人に特別な興味を持たなかった黎だが、オフィスに併設されているサウナで会話したのをきっかけに恋に落ちてしまう。5歳年下の彼から正式に付き合ってほしいといわれた黎は喜びに舞い上がる。しかし、彼は付き合って2か月たってもキスどころか手さえつなごうとしない。彼の気持ちがわからず不安がる黎。そんなある日、翌朝の仕事の現場が黎の自宅のすぐ近くだと知った柊人から、今晩泊まっていいかと誘われた黎は…。
お笑いトリオ・3時のヒロインのかなでと音楽ユニット・超特急の草川拓弥がダブル主演を務めるラブコメディ。かなでにとってはドラマ初主演作となる。ままかりによる人気漫画を原作に、容姿に自信がなく悲観的だったヒロインが事故で記憶喪失になり、超前向きな性格に生まれ変わって騒動を繰り広げるさまをコミカルに描く。数々の映画で好演してきたかなでの、パワーあふれる演技から目が離せない。崎山つばさ、高橋健介、元NMB48の太田夢莉らが共演。大柄な幸田夢子(かなで)は自分を醜いと責め、もし生まれ変われるなら明るい性格とかわいい姿に生まれたいと願いながらビルから飛び降りてしまう。彼女は奇跡的に軽傷で済んだものの、記憶喪失になっていた。自分の顔を鏡で見た夢子は「超かわいい!」と叫ぶ。彼女は超ポジティブな性格に生まれ変わっていたのだ。自分のスマホに隠し撮りしたイケメン男性の写真が入っているのを見て夢子は驚く。夢子は通勤途中に具合悪そうに座り込んでいる男性をみかけて声をかけたが、彼はスマホに保存されていた写真の男性・結城圭介(草川拓弥)だった。明るい夢子の勢いに押されて、彼は思わず笑顔になる。以前とはまったく異なる超絶明るい性格となって復帰した夢子を見て、課長の前園弘樹(崎山つばさ)や同僚の玉井咲(太田夢莉)は呆然とするが、夢子はまったくおかまいなしで…。
英国推理作家協会賞を受賞したヴァル・マクダーミド原案のミステリーをドラマ化。法医学を通して、母の死の謎を解き明かそうとするヒロインの姿をスリリングに描く。英国アカデミー主催テレビ賞を受賞した主演のモリー・ウィンザーをはじめ、ローラ・フレイザー、ジェニファー・スペンスらが個性的な研究者を魅力的に演じる。故郷のスコットランドに戻り科学捜査研究所の実験技師となったエマ(モリー・ウィンザー)。彼女には母のマリーを殺害されたという悲しい過去があった。教授のサラ(ローラ・フレイザー)とキャシー(ジェニファー・スペンス)が開いたオンライン講座を受けた彼女は、犬の散歩中に遺体を発見したという架空の事件紹介が、母の事件とあまりにも似ていることに愕然とする。エマに問いただされたサラは架空の事件に過ぎないとこたえる。しかし、その後うろたえながらサラはキャシーに電話をかけて事態を説明するのだった。クラブで起きた火災の現場の調査を進めていたサラは、トースターのなかに段ボールが詰められていたことに気づく。これにより事件は故意の放火事件だと断定された。エマは父のドリュー(ジョン・ゴードン・シンクレア)に泊めてもらうが、夜中に知らない男がドアを叩く音で目を覚ます。父の姿は見当たらず、電話もつながらなかった。エマは、離婚後のはずの父と母がベッドで寄り添う写真を見つけ…。
イギリス発の人気ミステリードラマ第2シリーズ。前作に続き主演をモリー・ウィンザーが務める。科学捜査研究所で働く主人公の研究員・エマと仲間たちが事件を解決するために奮闘するさまを描く。エマと、彼女の母を殺害した犯人の息子・ダニエルとの苦しい恋の行方からも目が離せない。ローラ・フレイザー、ジェニファー・スペンスらおなじみのキャストが顔を揃える。スコットランド科学捜査研究所教授のサラ(ローラ・フレイザー)は、ドラッグ捜査での功績を認められ警察の表彰式に出席することに。助手のエマ(モリー・ウィンザー)、教授のキャシー(ジェニファー・スペンス)も式を笑顔で見守っていた。一方その夜、教会で聖書研究会の最中に爆発が起こる。現場に入り捜査を始めたエマとサラはパイプ爆弾を発見。憎悪殺人が疑われるなか、サラは犯行方法に違和感を抱く。エマは自分の母を殺したフィル(ヴィンセント・レーガン)の息子、ダニエル(マーティン・コムストン)と同棲していた。フィルの裁判が始まるのを前にふたりはナーバスになっていたが、エマの妊娠が判明し喜び合う。しかし、ダニエルの母は当然ながらエマの妊娠にも結婚にも猛反対し…。
飼い主に再会するために何度も生まれ変わる、犬のベイリーを主人公とした名作『僕のワンダフル・ライフ』の続編。愛する飼い主のイーサンから孫娘のCJを守ってほしいと頼まれたベイリーが、彼の願いを叶えるために転生を繰り返すさまをハートフルに描く。『アナと雪の女王』のオラフ役を務めたジョシュ・ギャッドがベイリーの声を演じるほか、デニス・クエイド、キャスリン・プレスコットらが出演。製作総指揮は前作の監督を務めた名匠ラッセ・ハルストレム。何度も転生した末に、大好きな飼い主のイーサン(デニス・クエイド)のもとにたどり着いた老犬・ベイリー(ジョシュ・ギャッド)。イーサンと彼の妻・ハンナ(マージ・ヘルゲンバーガー)とともに農場で幸せに暮らしていた。ハンナの息子が事故死したため、彼の妻・グロリア(ベティ・ギルピン)とその娘のCJことクラリティ・ジューン(エマ・ヴォルク)が一緒に暮らすようになる。イーサンたちはCJをかわいがるが、母性のあまりないグロリアはまともに子育てをしようとしない。その後、義父母との関係が悪化したグロリアは娘を連れて出ていってしまう。病に罹ったベイリーは、また戻ってきてCJを守ってほしいと頼むイーサンの声を聞きながら息を引き取った。やがてビーグルの子犬のモリー(ジョシュ・ギャッド)に生まれ変わったベイリーは、少女に成長したCJにもらわれていくが…。
すべてがレゴでできた世界を舞台に、バットマンと仲間たちが大活躍するアニメ映画。大きな成功をおさめた、『LEGO ムービー』と同じ作風で作られており、ギャグ満載のコメディ映画に仕上がっている。今作にはバットマン以外にも、DCコミックスのキャラクターたちが総出演した。また、『ハリー・ポッター』シリーズの悪役・ヴォルデモートや、『ロード・オブ・ザ・リング』に登場したサウロンなどがゲスト出演している。自分が大好きなスーパーヒーロー・バットマン(ウィル・アーネット)は、ヴィランたちが大暴れする街の平和を守っていた。しかし、彼はいつもひとりぼっちで、オフの日に遊ぶ友達もいない。そんなとき、バットマンの宿敵・ジョーカー(ザック・ガリフィアナキス)が、なぜか自首してしまう。一方、バットマンは突然家にやってきた孤児・ロビン(マイケル・セラ)の扱いに困っていた。ふたりはコンビを組み、自首したジョーカーを投獄しようとするが、すべてはジョーカーの計画で…。
今作は警察の汚職を描いた、クライム映画だ。北海道で実際に起きた事件をもとにしており、事件の犯人だった稲葉圭昭が執筆した、『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』が原作となっている。主演は『闇金ウシジマくん』シリーズに出演した、綾野剛。劇中では薬物に溺れていく刑事を演じ、その突出した演技力が注目された。また、ピエール瀧や中村獅童など、豪華なキャストが集結した作品である。北海道に配属された刑事の諸星要一(綾野剛)は、気持ちだけが前のめりになり、まったく成果が出せずにいた。少しでも多くの悪を捕まえようと、諸星は先輩刑事・村井(ピエール瀧)の指導を受け、暴力団と蜜月の関係を築いていく。裏社会とつながり、正義を執行していく諸星だったが、徐々に彼の信念が歪みはじめる。暴力団の幹部・黒岩(中村獅童)をスパイとして使い、自身も犯罪に関わることで、成果をあげていく諸星。ヤクザ同然の人間となった諸星は、さらに堕ちていき…。
『キム秘書はいったい、なぜ?』で人気の「ラブコメの女王」パク・ミニョンが主演を務める韓国発ラブコメディ。偽装結婚を仕事とするヒロインのサンウンと、まったく違う魅力を持つふたりのイケメンとのドキドキの三角関係が描かれる。『プライバシー戦争』のコ・ギョンピョ、『100日の郎君様』のキム・ジェヨンら豪華キャストが出演。有能な契約結婚マスターのチェ・サンウン(パク・ミニョン)。妻を必要とするさまざまな事情を抱えた独身男性と偽装結婚するのが彼女の仕事だ。今は元夫でゲイのウ・クァンナム(カン・ヒョンソク)とルームメイトとして暮らしている。寡黙なチョン・ジホ(コ・ギョンピョ)は夫婦生活5年目となる長期の特別な顧客で、毎週月水金に夕食を一緒にとる関係だった。彼の身元についてはまったく謎のままだ。サンウンは自分を育てたユ・ミホ(チン・ギョン)に長年送金してきた。最後の送金を終えた彼女は引退を決める。送金直後にサンウンを呼び出し、もう振込は必要ないと告げたミホに、サンウンは憤りを隠せない。一方、スーパースターのカン・ヘジン(キム・ジェヨン)はジェイミーという名の初恋の女性を忘れられずにいた。クァンナムとレストランに来ていたサンウンは、偶然ヘジンと一緒になったのだが…。
重松清によるベストセラー小説を初の映画化! 阿部寛が無骨で不器用なシングルファーザーを演じ、その息子役を北村匠海がつとめた。監督は『護られなかった者たちへ』『糸』などの瀬々敬久。阿部寛と北村匠海のほかに、杏、安田顕、大島優子、濱田岳、薬師丸ひろ子などの豪華キャストが勢ぞろい。ある“家族”の物語を描いた感動作だ!ときは昭和37年。市川安男(阿部寛)は広島のとある町にある運送会社で働く、町の名物男だ。というのも、安男はけんかっ早く破天荒な男だったのだ。安男の妻・美佐子(麻生久美子)はそれでも安男を優しく見守り、また町の人たちも安男のことを気にかけ、心配するのだった。そんなある日、安男と美佐子夫妻に長男・旭(北村匠海)が誕生し、一家は幸せな時間を過ごす。ところが数年後、美佐子は旭をかばおうと崩れ落ちる木箱の下敷きになり、そのまま命を落としてしまう。急にシングルファーザーになってしまった安男は途方に暮れるものの、町の人たちみんなが協力し、旭を育てていくのであった。しかし、旭は母親がどうして亡くなったのかの真相を知らないまま成長し…。不器用な父親と、母を失った息子はどうなるのか!?
海からやってきた謎の生命体・パラサイトとの戦いを描いた、SFアクション映画。原作同様、生命の根底に関わるような、哲学的なメッセージが含まれている。ミギーをはじめとしたパラサイトたちはCGで表現されており、山崎貴監督らしい、最先端の技術が導入された作品となった。現代の日本。海から襲来した寄生生命体・パラサイトは、狙った人間の耳から侵入し、脳を乗っ取ってしまう。寄生に成功したパラサイトたちは、その人間に代わり日常生活を送っていく。高校生の新一(染谷将太)もパラサイトに狙われていたが、なんとか侵入を防ぐことに成功。しかし、右手だけが乗っ取られてしまい、パラサイトとの共生関係が成立する。右手に寄生したパラサイトをミギー(阿部サダヲ)と名付け、奇妙な共同生活がはじまった。言葉を覚えたミギーは、仲間を探しはじめるが、ほかのパラサイトたちは新一とミギーに敵意を抱いていた。命を狙われるようになった新一は、宿主を守ろうとするミギーと協力し、襲いくるパラサイトと戦っていく。
佐藤隆太×岡田義徳×塚本高史が、ゆるゆるシュールにただただダベる!石原まこちんによる同名コミックを実写化。脚本・監督を務めるのは、コメディの奇才・福田雄一。『木更津キャッツアイ』『ロッカーズ ROCKERS』でも共演している佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史の名トリオが、ファミレスを舞台にリラックスしたコメディを繰り広げる。いつもフライドポテトを注文するジャンボ(佐藤隆太)、無口でマイペースなまっつん(岡田義徳)、奇妙なファッションセンスを持つミッキー(塚本高史)は、仲良しフリーター3人組。働く意欲はゼロに近く、夜な夜なファミレスでダベる日々。ある日、ジャンボはほかのふたりに、本名とは一切関係なく由来もよくわからない「ジャンボ」というあだ名を、変更したいと申し出る。ではどんな名前にするのかと考えているうちに、3人の席にあるものが運ばれてくる。また別のある日、3人は会社帰りとみられるおやじ(志賀廣太郎)がパフェを注文しているのを見つける。深夜にひとりでファミレスを訪れ、気持ちいい食べっぷりを3人に見せつけてくるおやじ。3人がおやじの方を凝視していると…?リアルでも仲の良い3人による絶妙なチームワークで、ゆったりしたテンポの笑いを楽しめる作品。
『ヒューマンネイチュア』に続きミシェル・ゴンドリー監督と脚本のチャーリー・カウフマンがタッグを組んだ異色のラブロマンス。2005年公開。記憶除去手術を受けた男女の恋の行方を、現実と意識下の世界を行き来しながら描き出す。緻密な構成が高く評価され、アカデミー賞脚本賞を受賞した。主演のジム・キャリーとケイト・ウィンスレットをはじめ、キルステン・ダンスト、イライジャ・ウッドら実力派が出演。バレンタイン前に恋人のクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)とケンカしたジョエル(ジム・キャリー)は、仲直りするために彼女の勤める本屋を訪ねる。しかし、クレメンタインはほかの男と親密にしていた。その後ジョエルは、彼女がジョエルの記憶を消去したことを知る。自分もクレメンタインの記憶を消すことを決心したジョエルは、ラクーナ社のミュージワック博士(トム・ウィルキンソン)の診察を受け、その夜自宅で技師のスタン(マーク・ラファロ)とパトリック(イライジャ・ウッド)によって記憶消去の施術を受け…。
日本でも大人気のアメリカ発アニメ『スポンジ・ボブ』の劇場版第2弾。2015年公開。カニカーニの秘密のレシピが書かれた紙をめぐってスポンジ・ボブが仲間とともに大暴れする。シリーズ初の3D映画で、実写とCGアニメを融合させたシーンも登場。海賊ビアード役で、人気俳優アントニオ・バンデラスが実写出演する。海賊のバーガー・ビアード(アントニオ・バンデラス)は山奥で宝の本を手に入れる。そこには海の底にあるビキニタウンのカニカーニという店にいるスポンジ・ボブ(トム・ケニー)のことが書かれていた。パトリック(ビル・ファッガーバッケ)やカーニ(クランシー・ブラウン)、イカルド(ロジャー・バンパス)らと楽しく暮らしていたスポンジ・ボブは、人々から愛されているカーニバーガーを作るのが大好き。彼は門外不出のレシピを守り続けていたが、レシピを奪いにプランクトン(ミスター・ローレンス)が襲ってくる。プランクトンを打ち負かしたスポンジ・ボブたち。しかし、受け取ったコインのなかに潜んでいたプランクトンが、レシピの書かれた紙の入ったビンに手をのばす。事態に気づいたスポンジ・ボブはプランクトンとビンを取り合うが、突然目の前でビンごとレシピが消え失せてしまう。カーニバーガーがなくなって町が荒れ果てるなか、レシピを探し出そうとするスポンジ・ボブだったが…。
激動の時代が続く日本。ザ・ノンフィクションは「日本の行方」を身近な視点で描き、日本人にとって「本当に大切なものは何か」を考える人間ドラマがコンセプトの番組です。
悪の組織を倒すため、美少女高校生が七変化!?テレビアニメ『キューティーハニー』のリメイク版。愛の戦士「キューティーハニー」に変身する能力を得た女子高生が、父をさらった悪の組織に戦いを挑む! 漫画『キューティーハニー』は「ちゃおフラワーコミックス」から全4巻刊行されている。全寮制のお嬢様学校「聖チャペル学園」。そこに通う女子高生の如月ハニー(永野愛)は、学園のアイドルとして生徒たちから絶大な人気を誇っていた。キュートな見た目に加えて、フェンシング部のエースとして華麗に活躍する姿は、みんなのあこがれの的であった。そんな彼女はお父様が大好き。帰宅が許される月に一度の日に、父の如月猛(神谷明)と会うことをなによりも楽しみにしていた。ところが、16歳の誕生日を迎えたハニーがその日、父と待ち合わせをしていると、大ケガをした父がやってくる。なんと父は世界的な犯罪組織「パンサークロー」に追われていたのである。ふたりは駆けつけた私立探偵・早見青児(千葉進歩)の助けを借りて逃走する。だが、その途中で父はパンサークローに連れ去られてしまう。失意のどん底に落ちるハニー。そこに謎の美男子・黄昏のプリンス(速水奨)が現れ、ハニーに指輪とチョーカーを渡す。それは、ハニーの父が娘に託したもので、愛の戦士「キューティーハニー」に変身するためのアイテムだった。
誰もが知る童話『シンデレラ』を、現代風にアレンジしたラブコメディ映画。「むかしむかし」の物語ではなく、現代のアメリカが舞台となっており、携帯電話が重要なアイテムとして使われる。そんな今作でシンデレラに相当する主人公を演じたのは、『12人のパパ』シリーズに出演したヒラリー・ダフ。継母役には『セックス・アンド・ザ・シティ』への出演で知られる、ジェニファー・クーリッジが抜擢された。シングルファーザーに育てられたサム(ヒラリー・ダフ)は、野球が大好きで、男の子のように育ってきた。しかし、父親が死亡してから生活が一変、継母のフィオナ(ジェニファー・クーリッジ)に嫌がらせを受け、家での居場所がなくなってしまう。成長したサムは、フィオナとその娘たちにこき使われており、大学へ進むための勉強もまともにできない。そんなサムの心の支えになっていたのは、正体不明のメル友・ノーマッド(チャド・マイケル・マーレイ)の存在だった。ふたりは互いの正体を知らないまま、親密になっていくが…。
公民権運動が活発化していた時代のアメリカを舞台に、人種差別やKKKなどの社会問題をリアリティたっぷりに描いた作品。ミシシッピ州で実際に起きた事件をもとにしており、人種差別の愚かさが痛々しく描写される。主演を務めたのは、『フレンチ・コネクション』に出演したジーン・ハックマン。今作では謎の多い事件を追う、FBI捜査官役を演じている。共演には『プラトーン』に出演したウィレム・デフォーや、アカデミー賞女優のフランシス・マクドーマンドが名を連ねる。1964年のアメリカ南部。3人の活動家が失踪し、アンダーソン(ジーン・ハックマン)と、ウォード(ウィレム・デフォー)のコンビが捜査を開始する。しかし、現地の警察たちはアンダーソンたちを嫌悪しており、町の住民たちもふたりを歓迎しなかった。思うように捜査が進まない中、黒人差別が横行している町の様子に、アンダーソンたちは違和感を持ちはじめる。それでも捜査を続けるふたりだったが、次第に黒人たちへの攻撃が激化していき…。
何度も映像化されてきた名作小説『グレート・ギャツビー』を、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化した作品。ディカプリオは、かつて名優ロバート・レッドフォードが演じた、大富豪のギャツビー役に挑戦した。そのほかのキャストには、実生活でもディカプリオの友人として知られるトビー・マグワイアや、『17歳の肖像』に出演したキャリー・マリガンが抜擢されている。大豪邸に住み、豪勢なパーティーを開催している大富豪・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)は、謎の多い人物として知られていた。そんな彼の隣人であるニック(トビー・マグワイア)は、ギャツビーに招待され、初めてパーティーに参加する。パーティーの参加者たちも、ギャツビーについては何も知らず、彼の謎はさらに深まっていく。しかし、ギャツビーはニックだけに自身の過去を語りはじめた。ギャツビーはどのようにして財を成したのか、なぜパーティーを開催するのか。ニックが知る、その壮絶な半生とは…。
『スワロウテイル』で知られる、岩井俊二監督が手掛けた、初のアニメ映画。『花とアリス』に登場する、ふたりの少女の出会いと友情を描いていく。主人公のふたりは『花とアリス』から引き続き、鈴木杏と蒼井優が演じた。転校生のアリス(蒼井優)は、クラスの奇妙な風習に疑問を抱いていた。アリスの机の下には不気味な魔法陣が描かれており、クラスの中でも浮いた存在となってしまう。そんなある日、アリスはクラスメイトの陸奥睦美(鈴木蘭々)による、「お祓いの儀式」に巻きこまれる。睦美によると、昨年亡くなったユダの霊を封印するとのことだった。アリスはなりゆきでお祓いを受け、儀式は無事に終了。その事件以降、アリスはユダの死の真相を調べ始める。しかし、昨年の生徒たちはひとりを残して全員が卒業し、手掛かりは残っていなかった。唯一卒業できなかった不登校の生徒・花(鈴木杏)に話を聞くため、アリスは彼女の家を訪れる。ふたりの運命的な出会いにより、事件は動き出すかに思えたが…。
『ゲット・アウト』『アス』など、革新的なホラー映画を手掛けてきた、ジョーダン・ピールの最新作。今作では『ゲット・アウト』でもタッグを組んだ、ダニエル・カルーヤを主演に起用し、謎の飛行物体との邂逅を描く。事故により父を亡くし、広大な牧場を受け継いだOJ(ダニエル・カルーヤ)は、牧場上空に潜伏していた、謎の飛行物体を発見する。妹のエメラルド(キキ・パーマー)とともに、調査に乗り出すが、飛行物体の正体はつかめない。経営難に陥っていた牧場を救うため、OJとエメラルドは、飛行物体の証拠写真を売ろうと画策する。何台もの監視カメラを設置し、飛行物体の襲来に備えようとするが、停電現象が発生し、証拠映像の撮影にはいたらなかった。一方、牧場の近所でテーマパークを経営するジュープ(スティーヴン・ユァン)もまた、飛行物体の存在に気がついていた。ジュープは、飛行物体をショービジネスに活用しようと考えるが…。
原泰久の漫画『キングダム』を日本映画最高峰の映像で実写化。第2作目となる今作では、数万人の兵たちが戦う「蛇甘平原編」が実写化されており、前作よりもスペクタクルなアクションが楽しめる。今作から新たに登場する羌瘣役には、清野菜名が抜擢された。特徴的な衣装に身を包み、軽やかなアクションを披露している。また、豊川悦司や佐藤浩市などのベテラン俳優も出演した。嬴政(吉沢亮)が治める国・秦は隣国の魏に侵攻され、数万人の軍勢を蛇甘平原に送る。その中には大将軍に憧れる少年・信(山﨑賢人)の姿もあった。今回が初陣となった信は、澤圭(濱津隆之)らと伍を組み、魏軍に向けて特攻する。次々と仲間が戦死していく中、なんとか戦果を挙げようとする信。しかし、圧倒的に不利な秦軍は、徐々に数を減らしていき、ついに数十人を残して全滅してしまう。生き残った信たちは残党狩りに遭いながらも、敵の副将・宮元(高橋努)の首を取ろうと、敵陣のある丘を駆け上っていくが…。
カンテレが制作し、2022年10月からフジテレビ系列で放送スタートした連続ドラマ。人気女子アナウンサーの座からどん底に突き落とされてしまったヒロインが、冤罪事件の真相を解明していく姿が中心に描かれていく。実在する複数の冤罪事件をヒントに、脚本家・渡辺あやが仕上げたオリジナルストーリーである。主演を務めるのは大ヒット作品『コンフィデンスマンJP』シリーズで、さまざまな人物になりすますヒロイン・ダー子役がとても印象的な女優・長澤まさみ。大洋テレビのアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)が、深夜の情報バラエティ番組『フライデーボンボン』のコーナーを任されるようになって数年が経った。社内で“制作者の墓場”だと囁かれている制作現場では、チーフプロデューサー・村井(岡部たかし)のハラスメント発言が響く中、生気を失ったスタッフたちが働いている。大洋テレビの人気報道番組『ニュース8』の担当から外された村井は、まるで憂さ晴らしをするかのように、とりわけ恵那に対してひどいパワハラ発言を繰り返しているのだ。かつては『ニュース8』のメインキャスターとして、華々しく活躍していた恵那だったが、今は人が変わったように淡々と日々をやり過ごすだけだった。そんな恵那にある日、『フライデーボンボン』若手ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)が珍しく話しかけてくるのだが…。
今作は小説『モヒカン族の最後』を映画化した、アクション映画である。身分違いの恋という普遍的なテーマを描きつつ、アメリカ先住民と入植者たちの戦いといった、見ごたえのあるアクションシーンが展開する。そんな今作の主演を務めたのは、オスカー俳優のダニエル・デイ=ルイス。劇中では先住民の部族に育てられた、白人の青年を演じた。監督は後に『ヒート』や『コラテラル』などのアクション映画を手掛ける、マイケル・マンが務めている。北米大陸で、イギリスとフランスの戦争が勃発する。どちらの国もアメリカ先住民を味方につけ、大規模な戦闘を展開していく。そんな中、イギリス軍のヘイワード少佐(スティーヴン・ウォディントン)は、先住民のモヒカン族に協力を求める。一方、モヒカン族に育てられた白人の青年・ホークアイ(ダニエル・デイ=ルイス)が、イギリス人将校の娘・コーラ(マデリーン・ストウ)に恋をしてしまう。ふたりは惹かれあっていくが、コーラに求婚していたヘイワード少佐は、ホークアイを目の敵にする。
『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞を受賞した、ポン・ジュノ監督の出世作。実際に起きた連続殺人事件をモチーフにしたサスペンスで、ポン・ジュノらしいハイテンポなストーリーが展開する。主演を務めたのは、後に『パラサイト 半地下の家族』でもポン・ジュノとタッグを組むソン・ガンホ。今作ではベテランの刑事を演じており、職務と正義の間で葛藤する演技が高く評価された。1980年代後半。韓国の田舎町で女性が強姦されたあげく、殺害されてしまう事件が発生する。事件を捜査するパク(ソン・ガンホ)と、チョ(キム・レハ)のコンビは、なかなか犯人を断定できなかった。その後、すぐにふたり目の被害者が出てしまい、警察は犯人逮捕に本腰を入れる。そんななかパクとチョは、事件の関係者・グァンホ(パク・ノシク)を見つけ出す。暴力刑事のチョはグァンホを拷問し、ついに自白を引き出すのだった。しかし、ソウルからやってきた刑事・ソ(キム・サンギョン)が、グァンホの無実を証明してしまう。
ピクサーが制作した、長編アニメーション映画第2作目。虫たちの世界を舞台としており、バッタとアリの、弱肉強食の関係が描かれた。また、弱者が仲間を集め、強者に立ち向かっていく展開は『七人の侍』から多大な影響を受けている。アリが築き上げた「アント・アイランド」では、働きアリたちがバッタに与える食料を貯えていた。しかし、発明家のフリック(デイヴ・フォーリー)がおこなっていた実験が失敗。集めた食料が犠牲となり、バッタに与えるはずだった分の食料がなくなってしまう。そんなとき、バッタの大群が襲来する。バッタたちのリーダー・ホッパー(ケヴィン・スペイシー)は、さらに多くの食料を集めるよう、アリたちに要求するのだった。フリックはバッタたちを追い出すため、用心棒を探す計画を立てる。アリたちはトラブルメーカーのフリックを追い出す口実ができたと考えるが、当のフリックはやる気満々でアント・アイランドを飛び出していき…。
辻村深月の短編集『ツナグ』を原作とする、ヒューマンドラマ。不思議な能力を持つツナグと、死者との再会を望んでいる依頼主の関係性を描いていく。主演は松坂桃李が務め、死者と再会させることができる男子高校生を演じた。また、依頼主の高校生役で橋本愛が、松坂演じる歩美の祖母役で樹木希林が出演している。ツナグは、一生に一度だけ利用できる案内人だ。ツナグが持つ特別な力により、依頼主は望んだ死者と一晩だけ会うことができる。そんなツナグと連絡をとった、畠田(遠藤憲一)は、待ち合わせ場所にあらわれた高校生・歩美(松坂桃李)を疑い、死者との再会を信じようとしなかった。畠田が望んでいたのは、亡くなった母・ツル(八千草薫)と、もう一度話をすること。半信半疑の状態で、畠田は待ち合わせ場所のホテルへと足を運ぶ。そこには生きていたときのまま、優しそうに話をする、ツルの姿があった。歩美はツナグの仕事をとおして、さまざまな悩みを抱えた依頼人たちと関わっていく。
未来の地球で働くロボットを描いたSFアニメ。感情を持たないはずのロボット・ウォーリーの、恋と冒険を描いていく。人類が宇宙で生活するようになった、はるか未来の世界が舞台であり、進化した人類のビジュアルにも注目だ。人類が宇宙で生活するようになり、残された地球は人間たちが残したゴミであふれていた。そんな荒廃した地球で、唯一稼働を続けているロボットが、廃棄物処理用として生み出されたウォーリー(ベン・バート)だ。ウォーリーは毎日のようにゴミを圧縮し続けていたが、システムエラーにより、感情が芽生えてしまう。ウォーリーは映画から恋愛感情を学び、いつしか「手をつなぐこと」に憧れを持つようになった。そんなある日、地球に巨大な宇宙船がやってくる。中には新型のロボット・イヴ(エリッサ・ナイト)が乗っており、ウォーリーは彼女に恋をする。イヴもまた、ウォーリーの持っていたコレクションを見て、彼に興味を持つのだった。
映画をとおして交流を深めていく、初老の映像技師と少年の絆を描いた、傑作ヒューマンドラマ。オスカーをはじめ、数々のグランプリに輝いた、80年代を代表する名作映画である。監督は後に『鑑定士と顔のない依頼人』を手掛ける、ジュゼッペ・トルナトーレ。監督の映画愛が詰め込まれた作品でもあり、映画の素晴らしさを伝える感動的なストーリーが展開する。映画監督のサルヴァトーレ(ジャック・ペラン)に、映画を教えてくれたのは、少年時代に過ごした村の撮影技師・アルフレード(フィリップ・ノワレ)だった。ある日、サルヴァトーレのもとに、アルフレードが亡くなったと伝える電話がかかってくる。サルヴァトーレはアルフレードと過ごした、日々を思い返していく。サルヴァトーレがまだ、「トト(サルヴァトーレ・カシオ)」と呼ばれていたころ、アルフレードは映写技術を教えてくれた。しかし、映写室で火災が起こり、アルフレードは目が見えなくなってしまう。それ以降、トトは映写技師として映画館で働きはじめるが…。
スーパーアイドルを目指し、3人の少女たちが夢に向かってプリズムジャンプ! ダンススケート・おしゃれコーデ・歌を合わせた、キラキラ輝く新競技「プリズムショー」が誕生。おしゃれなアイドルたちのダンスと、可愛くて華やかな楽曲で盛り上がろう! ひょんなことから芸能事務所にスカウトされた、おしゃれ好きの中学生・春音あいら。プリズムスターの頂点「プリズムクイーン」を目指すことになったあいらは、やがて天宮りずむ、高峰みおんと出会い「MARs」を結成。3人はスターへの階段を上り始める。
ねこかぶりのおばけが帰ってきた!?テレビアニメ『おばけずかん』シリーズの第2期。ボーニャンと一緒におばけずかんを完成させたヒロシが、今度はボーニャンの妹と一緒に、またもやおばけずかん作りをすることになる。テレビ東京系列の『おはスタ』番組内で放送。原作は、斉藤洋・作、宮本えつよし・絵の同名童話シリーズ。大場毛町に住むヒロシ(山下大輝)は、ちょっぴり臆病な男の子。ある日、帽子に変身する化け猫「ねこかぶり」のボーニャンと出会ったことから、おばけずかん作りを手伝うことになる。そうして苦労の末、いろんなおばけを撮影していき、ついにおばけずかんを完成させる。目的を達成したボーニャンは、おばけずかんをもって、おばけの世界に帰って行くのだった。それからしばらく経ったある日、ヒロシが道を歩いていると、細長いおばけ「じゃじゃじゃ」が足に絡みついてきた。へびみたいな姿のじゃじゃじゃだったが、夜になると本当の姿になって現れる。パニックになるヒロシの前に、何者かが登場し、じゃじゃじゃをバケホに登録。さらに、ヒロシにじゃじゃじゃの撃退法を教える。もしかしてボーニャンが帰ってきたのかと思ったら、なんとその正体は、ボーニャンの妹で、ねこかぶり見習いのミーニャン(釘宮理恵)だった。こうしてヒロシはミーニャンと一緒に、またもやおばけずかん作りをすることになる。
はるかなときを経て、紡がれる新たな物語――。テレビアニメ『不滅のあなたへ』シリーズの第2期。大切な仲間たちとの出会いと別れを経験した不死身の存在が、はるかなときを経て、再び宿敵ノッカーから人々を守るために戦う! 原作は、大今良時による同名漫画。講談社刊行の「週刊少年マガジン」で連載されている。大切な仲間たちとの別れから40年、不死身の存在であるフシ(川島零士)は、無人島で孤独な生活を送り続けていた。もう大切な人を失いたくないという思いから、だれともかかわることなく、ただ自分を狙って現れる宿敵ノッカーを退治し続けてきた。ところが、ある日観察者(津田健次郎)から、島外にノッカーが現れたと聞かされる。フシを島外におびき出す罠であることは間違いなかった。それを知ったフシは、またしても自分のせいで他人が犠牲になることに無力感を覚える。そんななか、ヒサメ(楠木ともり)という名のヤノメ国の少女が島を訪れる。なんと彼女はかつてフシに執着したハヤセの孫であった。そんな彼女は、今フシを信奉する者たちを集めて、フシの守護団を結成しているという。過去のできごとからフシははじめヒサメを警戒するが、献身的な彼女の姿に心を許しかける。しかし、まもなくフシはヒサメの左腕にノッカーが宿っていることを知るのだった。こうして再びノッカーとの戦いをめぐって、フシはさまざまな人とかかわることになる。
第2次世界大戦時の捕虜収容所を舞台に、日本軍の捕虜になった兵士たちの対立や交流を描いた戦争映画。主演は後に『スター・ウォーズ』シリーズで、オビ=ワンを演じるアレック・ギネスが務めた。また、日本軍の大佐役には、サイレント映画時代のハリウッドで活躍した、早川雪洲が抜擢されている。第2次世界大戦が勃発していた時代。ビルマに建設された日本軍の捕虜収容所では、連合国の兵士たちが強制的に働かされていた。そんな捕虜収容所に、イギリス軍の一隊が移送されてくる。隊を率いるニコルスン(アレック・ギネス)は、将校である自分が労働を強制されることに反感を覚えていた。一方、日本軍を率いる斎藤大佐(早川雪洲)は、タイとビルマを結ぶ橋の建設を捕虜たちに命令する。当然、ニコルスンは労働を拒否し、条約の履行を申し立てるが、斎藤は聞く耳を持たなかった。しかし、ニコルスンの抗議により、ほかの捕虜たちの士気も落ちてしまう。建設作業が進まず、焦った斎藤は、ニコルスンに現場の指揮を任せるのだが…。
『THE WAVE ウェイブ』は、集団心理や洗脳の恐ろしさを描いたスリラー映画である。ナチスという狂気に満ちた政党を生み出してしまった、ドイツが舞台になっている点にも注目したい。ドイツのとある高校で、「独裁」に関する授業がおこなわれていた。過去には史上最悪の独裁者を誕生させてしまったドイツだが、現代のドイツで独裁政治をおこなうことができるのだろうか? そんな疑問を解決すべく、教師のライナー(ユルゲン・フォーゲル)は、体験授業を実施する。授業の内容は、ライナー自身が独裁者になりきり、生徒を支配するというものだ。しかし、生徒たちは自分の役割を演じるだけで、本気でライナーに服従するとは考えていない。当然、ライナーも演技のつもりだったが、時間が経過するにつれて、生徒たちは本気でライナーを支持していく。数日後、「WAVE」と名付けられたライナーをリーダーとするチームは、完全に過激化してしまう。街中に「WAVE」のサインを残すだけでなく、暴力事件まで発生し…。
『ハート・ロッカー』は、戦地で爆破処理を担当する特殊部隊の活躍を描いた戦争映画である。戦争だけでなく、爆弾テロの恐ろしさも描いており、低予算ながらもアカデミー賞作品賞を受賞している。今作の主演を務めたのは、『ジェシー・ジェームズの暗殺』に出演したジェレミー・レナー。劇中では命知らずの爆弾処理の専門家を演じている。またレナーと同じく、マーベル映画で活躍するアンソニー・マッキーが、主人公の相棒役として出演した。イラク戦争が激化している2004年。バグダッドに派遣されたアメリカ軍の爆弾処理班は、各地で頻発する爆弾テロを未然に防いでいた。しかし、班長のマット(ガイ・ピアース)が、テロリストの罠にかかり、爆死してしまう。後日、責任を感じるサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)ら隊員たちの前に、後任の班長・ジェームズ(ジェレミー・レナー)があらわれる。ジェームズは幾度となく爆弾を解体してきたスペシャリストだったが、協調性がなく、身勝手な行動ばかりをくり返し…。
80年代に連載されていた少女漫画『ホットロード』を映画化した作品。『あまちゃん』への出演で大ブレイクしたのんが主演を務めている。今作では『あまちゃん』での清純なイメージを一新し、暴走族と行動をともにする不良少女を演じた。母親(木村佳乃)から存在を無視され続けてきた高校生・和希(のん)は、万引きの現行犯で捕まる。しかし和希の母は、男と逢引きしており、娘を迎えに来ることはなかった。そんなある日、和希は親友のえり(春花)に誘われ、暴走族チーム・Nightsの会合に参加する。そこにはNightsのリーダーであるトオル(鈴木亮平)や、和希と因縁のある隊員・春山(登坂広臣)の姿があった。春山と和希は犬猿の仲だったが、その日はふたりで帰宅することになってしまう。帰り道で、なぜか春山に告白された和希は戸惑ってしまうが、徐々に彼のワイルドさに惹かれていく。母親の愛情を受けられなかった和希は、春山と過ごす時間に幸せを感じるようになり…。
サンリオ×男子高校生たちの日常!ハローキティなどで有名なサンリオが展開するメディアミックスプロジェクト『サンリオ男子』のテレビアニメ版。サンリオキャラクターが大好きな男子高校生たちの青春を描く。小学館のレーベル「フラワーコミックス」から漫画版も刊行されている。高校2年生の長谷川康太(江口拓也)は、平凡オブ平凡な学校生活を送る男子。部活には入っていないが、友達ともそれなりにうまくやっており、特に心配なことはない。けれども、その日常にどこか物足りなさを感じていた。そんな康太はある日、街で助けてあげた迷子の女の子から、お礼にポムポムプリンのシールをもらう。それを見て、自分も小学生のころにポムポムプリンが大好きで、亡き祖母からもらったぬいぐるみを大切にしていたことを思い出す。しかし、やがて反抗期になったかつての自分は、そのぬいぐるみを投げ捨て、祖母にひどい言葉を投げつけてしまった。そして、そのことを謝れないまま、祖母は他界してしまったのである。康太はその苦い思い出から自己嫌悪にひたる。その翌朝、登校した康太は、昇降口でマイメロディのキーホルダーを拾う。その持ち主はなんと学校一のモテ男、水野祐(斉藤壮馬)。気をつかう康太をよそに、祐は女子たちの前でサンリオ好きを堂々と公言するのだった。そのできごとをきっかけに、康太はサンリオ男子たちとめぐり合うことになる。
伊坂幸太郎の小説『グラスホッパー』の映画化作品。3人の殺し屋たちが活躍する群像劇であり、伊坂らしいサプライズに満ちたストーリーが特徴の映画だ。また、原作小説は「殺し屋シリーズ」の第1作目であり、続編の『マリアビートル』は、『ブレット・トレイン』のタイトルで2022年に映画化されている。自動車事故により恋人を失った鈴木(生田斗真)は、犯人への復讐のため、裏社会で暗躍する会社「フロイライン」へと潜入していた。努力が実を結び、ついに復讐が完了するかと思ったその瞬間、ターゲットの寺原Jr(金児憲史)が車に轢かれて亡くなってしまう。Jrを殺したのは、自動車事故に見せかけて人を殺す「押し屋」と呼ばれる殺し屋だった。現場にいた上司・比与子(菜々緒)に命令されるがまま、鈴木は「押し屋」を尾行することになる。一方、相手を自殺させる殺し屋・鯨(浅野忠信)は、殺したターゲットたちの幻覚に悩まされていた。そんな鯨を殺害するべく、ナイフ使いの殺し屋・蝉(山田涼介)も動き出していて…。
水谷豊主演の大人気長寿刑事ドラマ第21期。初代相棒を務めた寺脇康文が熱血刑事・亀山薫役で14年ぶりに5代目相棒として帰ってくるファン待望の新シリーズ。亀山の妻・美和子役の鈴木砂羽、仲間由紀恵、川原和久らおなじみのメンバーが顔を揃える。第1話ではサルウィンに渡っていた亀山薫と主人公の杉下右京が親善パーティーで再会し、そこで発生した事件を解決するために力を合わせて奮闘する。サルウィンの腐敗政府を倒した指導者・アイシャ(サヘル・ローズ)が来日。その親善パーティーになぜか招待された杉下右京(水谷豊)は訝しがりながらも出席する。そこで待っていたのはかつての相棒・亀山薫(寺脇康文)。彼が右京を会に招いたのだ。政治家の鑓鞍兵衛(柄本明)や片山雛子(木村佳乃)も招待されていた。外務省の厩谷琢(勝村政信)は、腐敗政府相手の方が外交は楽だと愚痴をこぼす。薫は右京に、アイシャと彼女を支える親友のミウ(宮澤エマ)を紹介する。学校の校長としてアイシャを手塩にかけて育てた薫は、彼女と強い絆で結ばれていた。そんな薫のもとに謎の脅迫メールが届く。それはアイシャを殺害しなければ、彼の妻・美和子(鈴木砂羽)が乗った飛行機を爆破するという内容だった。タイムリミットはすでに5時間を切っていた。右京と薫は二手に分かれて捜査を始めるが、そんななかアイシャの部屋で事件が起こり…。
累計100万部を突破した「マンガ大賞2022」ノミネート作品が実写ドラマ化! 主演は『東京リベンジャーズ』『ケイ×ヤク あぶない相棒』などの鈴木伸之。ヒロインを演じるのは『来世ではちゃんとします』などで主演をつとめ話題となった内田理央。ほかにも柾木玲弥、長井短、瀬口黎弥などが出演している。飯野朋子(内田理央)は、人付き合いが苦手なアラサー女子。岐阜でひとり暮らしをしながら働いているが、上司からの微妙なセクハラに反抗できず、また同僚からの強引な誘いをうまくかわすこともできずにいた。そんなある日。休日に出かけていた朋子は、突然乗っていた自転車のチェーンが外れ、焦ってしまう。すると慌てる朋子をよそに、近くにいたヤンキー風の青年・高橋遼平(鈴木伸之)が手際よくチェーンを戻してくれたのだった。そして、ほかにも修理が必要だから、自転車屋に持っていけと朋子に告げ去っていったのだ。後日、遼平が自転車屋さんのお兄さんであるとわかった朋子は、いわれたとおり自転車を遼平のもとへ持っていく。修理が終わり会計をしようとしたとき、手持ちのお金が足りないと気づき慌てる朋子に、遼平はある提案をし…。
平尾アウリ原作の漫画をテレビドラマ化。元乃木坂46の松村沙友理が地上波連続ドラマ初主演を飾る。岡山の地下アイドルを全精力をかけて熱く応援するオタク女子の姿をコミカルに描く。共演は伊礼姫奈、お笑いコンビ・レインボーのジャンボたかお、豊田裕大ほか。七夕イベントでマイナーな地下アイドル「ChamJam」のメンバー・市井舞菜(伊礼姫奈)からライブのチラシを受け取ったフリーターのえりぴよ(松村沙友理)。岡山にも地下アイドルが存在することを初めて知ったえりぴよは、アイドルよりも客の方が少ない寂しいステージに驚きながらも、一生懸命に歌って踊る舞菜の姿を見て人生初のときめきを覚える。すっかり心酔しグループ唯一の舞菜オタとなったえりぴよを、古参オタのくまさ(ジャンボたかお)は新規オタの基(豊田裕大)に紹介する。えりぴよは収入の全てを推しの舞菜に捧げ、自分は高校時代の赤ジャージだけを着て過ごす熱狂的オタクとなっていた。「ChamJam」の本拠地ライブがスタートし、アイドルの歌声に合わせてドルオタたちの声援が響き渡る。えりぴよはいつものとおり整理番号1番をとって最前列に乗り込むが、目の前にいるというのにシャイな舞菜はえりぴよの方を見ようとしない。そんななかやっと初めて舞菜と目が合ったえりぴよ。しかしその途端、興奮し過ぎたえりぴよは鼻血を出して倒れてしまい…。
『ドクターX ~外科医・大門未知子~』や『緊急取調室』などの人気シリーズで知られる、テレビ朝日系列の木曜ドラマ枠で2022年10月に放送スタートした作品。『ドクターX ~外科医・大門未知子~』シリーズやNHK連続テレビ小説『花子とアン』などを手がけてきた中園ミホが脚本を担当。“新時代のナイチンゲール・コンビ”というキャッチコピーにも惹かれるが、その最強コンビを岡田将生と中井貴一が演じることに、さらに注目が集まった。日本ではまだあまりなじみのない、トラベルナースという職業について描かれている意欲作だ。アメリカから帰国したばかりの看護師・那須田歩(岡田将生)は、新たな勤務先へと向かうバスの中にいた。すると突然、歩の前にいた年配の男性がうめきながら倒れてしまったのだ。医者を求める声に歩が少し躊躇していると、背後から「ここにいらっしゃいます!」と自分の背中を押す声がした。歩はメガネをかけたその男(中井貴一)に急かされるまま、患者の容態を丁寧にチェックし始めるのだが、メガネの男は歩の診断を待たず、抱えていた患者の背中にさりげなく強い衝撃を与えた。その瞬間、患者の口から食べかけの甘栗が飛び出し、患者は息を吹き返したのだ。歩の処置のおかげだと勘違いした乗客たちに称賛されながらも、歩はメガネの男のことが気になり…。
女優・タレントとして活躍するMEGUMIが企画・プロデュースに初挑戦した連続ドラマ。主演の深川麻衣が、大きな困難を乗り越えてカリスマを目指し成長していくヒロインをコミカルに演じる。実生活でも美容マニアのMEGUMIが美容品会社のカリスマ社長役で登場。そのほかにも野村周平、ゆうたろうが共演。お笑い界からラランドのサーヤ、かもめんたるの岩崎う大、オリエンタルラジオの藤森慎吾が出演する。損得を常に重視し、セルフプロデュースを徹底してきたアナウンサーの有加里壱子(深川麻衣)。テレビ局社長(川瀬陽太)は壱子に恋人がいないことを確かめたうえで、ニュース番組の新キャスターに抜擢する。実は壱子はジャーナリストの奥野茂(藤森慎吾)と付き合っていた。しかし、記者からの突撃取材によって奥野が既婚者であることを初めて知り愕然とする。慰謝料請求裁判を前にズタボロの壱子は、親友のヨッピ(サーヤ)に不満をぶちまける。壱子は自分の誠実さを証言してもらおうと、母の千鶴(YOU)やSNSで好意的なコメントを寄せていたカフェ・ウィーンの店長・凪元恭平(野村周平)に会いにいくがうまくいかない。裁判で窮地に陥った壱子の前に突然恭平が現れる。彼が証言してくれたものの、そのことにより事態はさらに混乱に陥り…。
2015年に亡くなった天才数学者ジョン・ナッシュの苦悩を描いた、ヒューマンドラマ。実在の人物をもとにしているが、フィクションも多く含まれている。第74回アカデミー賞で作品賞を受賞するなど、2000年代前半を代表する名作といえる。主人公のナッシュを演じているのは、『グラディエーター』に出演したラッセル・クロウ。今作では精神を病んでいく数学者を演じた。共演には今作でオスカーを獲得したジェニファー・コネリーや、名わき役のエド・ハリスなどが名を連ねる。数学者のジョン・ナッシュ(ラッセル・クロウ)は、人とうまく付き合うことができず、研究にも行き詰まっていた。周囲からも変わり者とバカにされてきたナッシュだったが、親友・チャールズ(ポール・ベタニー)の助言をもとに、独自の理論を導き出す。ナッシュの理論は高く評価され、念願だったウィーラー研究所に入り、研究を続けていく。それから数年後。政府の依頼を受けたナッシュは、敵国の暗号解読に没頭していた。しかし、ナッシュの頭は現実と妄想の境目を認識できなくなっていく。
クールで近寄りがたいけれど、実は全員ドジ!?那多ここねによる漫画『クールドジ男子』をもとにしたテレビアニメ作品。クールでかっこいいけれどドジな男子たちが織りなす等身大の日常を描く! 原作はウェブコミック配信サイト「ガンガンpixiv」にて連載。大学2年生の一倉颯(小林千晃)は、クールでかっこいいけれどもドジな男子。今日もコンビニで商品のかわりに財布を店員に渡そうとしてしまう。その場ではクールにとりつくろうけれども、あとで思い出して恥ずかしくなるのだった。そんな颯は、自分にこれといった個性がないことに悩んでいた。そのせいでなりたい自分を思い描けず、進路も決まらないままだった。そもそも人付き合い自体が苦手で、緊張するとしょっちゅうドジをやらかしてしまうことも欠点だと思っていた。しかし、ドジをやらかしてもクールに受け流す颯の姿は、見ようによってはかっこよく見える。そのため、周囲の女子たちからは密かに高い人気を誇っていた。けれども、当の颯はそんなふうに思われているとは気づかないまま、日々ドジをやらかすことに落ち込むのだった。そんななか、颯はいつものコンビニでまたもやドジをやらかす。だが、それをきっかけに、小動物カフェのチラシをもらうことになる。そのことで、颯はドジをやらかしてしまうことに少しだけ前向きになる。そんなクール男子たちの等身大の日常が描かれていく。
2022年10月にテレビ東京系列で放送スタートした連続ドラマ。多くの視聴者の間で“考察ブーム”を巻き起こした、ドラマ『あなたの番です』シリーズなどで知られる秋元康が企画・原作を担当した新たな刑事ドラマである。訳アリの刑事たちばかりが集められた「警視庁考察一課」のメンバーを演じるのは、船越英一郎、内藤剛志、山村紅葉、高島礼子、西村まさ彦、名取裕子という豪華な顔ぶれ。日本のサスペンスドラマ界を背負ってきた主演俳優たちがひとつのドラマで共演してしまうという、とても贅沢な刑事ドラマだ。大東京警察署・考察一課に新たに配属されることになった新米刑事・藤井龍(藤井流星)。藤井が張り切って考察一課に出勤すると、そこにはたいして忙しくもないのにソファーで寝泊りしている考察官・西村まさ雄(西村まさ彦)の姿があった。さらに、“元マル暴”の高島誠子(高島礼子)、異様な勘の鋭さを誇る名取悠(名取裕子)、“湯けむりの山村”の異名を持つ山村楓(山村紅葉)という、クセの強い考察官ばかりが集まってきた。そんなメンバーたちをまとめるのは、考査一課長・船越慶一郎(船越英一郎)。彼もまた、かつて捜査一課長だったころに、数々の難事件をすべて“崖で解決してきた”という、ちょっぴり訳のわからない経歴を持つひとりだった。そんな彼らは今、「顔面タトゥー連続殺人事件」の考察にいき詰まっていたのだが…。
TBSの金曜ドラマとして、2022年10月にスタートしたドラマ。黒丸と夏原武が描いた大人気漫画『クロサギ』は、2006年に山下智久が主人公・黒崎を演じてドラマ化され、大きな話題を呼んだ。それから16年が経ち、新たな黒崎役としてKing & Princeの平野紫耀が抜擢された。ヒロインは、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』のヒロインとして注目を集めた黒島結菜が演じる。また、黒崎に深く関係する詐欺師界のフィクサーを三浦友和が演じ、平野紫耀とは初共演となった。中小企業に甘い融資話を持ちかけ、詐欺を働いている奥村ひとみ(松本若菜)は、目の前にいる依頼人・黒金(平野紫耀)から出資金として1億円の小切手を受け取った。5億円の融資をする約束だが、とりあえず現金3,000万円を黒金に支払い、そのまま逃げるつもりだった奥村。しかし、タイミングよく現場に現れた東京中央署・知能犯係の警部補・桃山(宇野祥平)は、奥村をついに逮捕する。警部補・神志名は、すぐに詐欺被害者である黒金から事情を聴こうとするのだが、黒金の姿はもうどこにもなかった。そして、黒金が置いていった1億円の小切手を見た桃山は、それがすでに現金に換えられないただの紙切れである可能性が高いことを悟る。実は、この黒金の正体は、詐欺師だけを選んでだます通称「クロサギ」の黒崎だったのだ…。
dTVのオリジナル作品『キス×kiss×キス』シリーズをテレビドラマ化。恋愛を疑似体験できるファンタジックなショートストーリー。誰もが持つ秘密の願望を叶えてくれるようなシチュエーションでのとろけるキスシーンが次々に登場し、恋の甘さと切なさをたっぷり堪能できる極上の連作となっている。出演は赤羽流河、葵うたの、仲野温、窪田彩乃ほか。オープニング主題歌をTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE、エンディング主題歌をDa-iCEが担当しドラマを盛り上げる。片思い女子(葵うたの)と男友達(赤羽流河)は浴衣でお祭りに出かけた帰りだった。バイト先で出会ってから3年がたつが、何度もふたりで出かけていてもいまだ友達以上の存在になれずにいる。目の前で熱いキスをするカップルを見たふたりの間に気まずい空気が流れ、いたたまれず彼女は飲み物を買いにその場を離れる。彼女が戻ると、彼は別の女性たちと花火をして盛り上がっていた。ライターを貸してあげただけだと屈託なく笑う彼を見て、嫉妬した彼女は思わず冷たくしてしまう。階段に座ってドリンクを飲み始めるふたり。嫉妬を見せる彼女を彼は愛しそうに見つめながら、浴衣姿をかわいいと褒め…。
生きている人間には認識できない幽霊になった主人公と、その恋人の生活を描いたドラマ映画。タイトルのとおり幽霊を描いた作品だが、ホラーではなく、恋人との切ない別れが描かれている。そんな今作の主演に抜擢されたのは、ケイシー・アフレックとルーニー・マーラのふたり。どちらもセリフが少ない役どころだが、役が感じている悲しみを表現した演技は、高い評価を受けた。C(ケイシー・アフレック)とM(ルーニー・マーラ)の夫婦は、幸せな生活を送っていた。ふたりは引っ越しに向けた準備を進めていたが、ある日突然、Cが事故に巻き込まれて亡くなってしまう。魂の抜けたCの肉体を前に、Mは呆然と立ち尽くすしかなかった。しかし、Cの魂はシーツを被った幽霊となり、Mの家に住みつくようになる。Mは幽霊の姿を見ることができず、Cも彼女の生活に干渉することはできなかったが、見守るだけで十分だった。そんな中、ついにMが引っ越す日がやってくる。無人となった家に取り残されたCは、Mの帰りをずっと待ち続けるのだった。
モテない高校生たちの青春を描いた、コメディ映画。クセの強すぎる童貞たちが主人公で、高校生らしい下ネタ満載のストーリーが特徴である。そんな今作のメガホンを取ったのは、『イン・グッド・カンパニー』を手掛けたポール・ワイツ。脚本はシリーズ全作に関わっている、アダム・ハーツが執筆した。モテない高校生活を送ってきたジム(ジェイソン・ビッグス)は、なんとしてでも童貞を卒業したかった。そこで、童貞仲間のケビン(トーマス・イアン・ニコラス)、オズ(クリス・クライン)、フィンチ(エディ・ケイ・トーマス)とチームを組み、高校卒業までに童貞を捨てる決意をするのだった。4人はパーティーに参加し、相手を探そうとするが、当然のごとく失敗する。しかし、本気で童貞卒業を狙う4人の行動力は、想像を絶するものだった。ほかの3人が相手を見つけていく中で、ジムだけは女性と仲良くすることができない。焦ったジムは、アップルパイに自身の欲望をぶつけてしまうのだが…。
『白雪姫と鏡の女王』の白雪姫役などで有名なリリー・コリンズと、『ハンガー・ゲーム2』などのサム・クラフリンが共演を果たしたラブストーリー! 些細なことからすれ違ってしまう幼なじみの、12年間に渡る恋の物語。ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は、イギリスの田舎町に住む幼なじみ。いつも一緒にいたふたりは、互いのすべてを共有し合いながら育ったのだった。そして迎えたロージーの18歳の誕生日。お酒を飲んで盛り上がっていたふたりは初めてキスをする。ところが、ロージーは椅子から落ちてそのまま眠ってしまうのであった。翌日、ロージーは昨日の出来事のすべてが最悪だったとアレックスに告げる。アレックスはその言葉にショックを受け、ロージーではないほかの女性と卒業パーティーへ行くことに。そのことにロージーもショックを受けていたものの、なんでもない素振りをみせてアレックスの背中を押すのであった。そして迎えた卒業パーティー当日。思わぬ事件が起きたことにより、ふたりは別々の道を歩みはじめ…。
SixTONESのジェシーが地上波連ドラ単独初主演! お笑い養成所で巻き起こるさまざまなドラマが描かれる。企画・原作・脚本を手掛けたのは秋元康。数々のバラエティー番組を生み出してきた佐久間宣行が総合監修をつとめる。ジェシーの相棒役を市川猿之助が演じ、ほかにも賀喜遥香、基俊介、青木柚、小籔千豊などが出演している。利根川豪太(ジェシー)は、幼いころから政治家である父親・周郎(橋本じゅん)に将来は跡を継ぐよういわれ、厳しく育てられてきた。そんな父を前に、ただ敷かれたレールを歩いてきた豪太はどこか自分の人生に生きがいを見いだせず、ひょんなことから大黒芸能お笑い養成所へ入学することに。養成所入学初日。講師である相田忠則(小籔千豊)による強烈な洗礼を受けた豪太は圧倒されてしまう。また、個性的な同期たちのお笑いへの熱い思いを聞き、なんとなくで養成所に入学した豪太はやっていけるのか心配になるのであった。そんななか、相田から相方を決めるよういわれ、余ってしまった豪太は同じく相方がおらず、見るからにコワモテな男・澤村銀平(市川猿之助)とコンビを組むことになり…。
コンビニを舞台にした痛快コメディ。常連客が見せるわずかな違和感を見逃さず、彼らの悩みを解決するためにコンビニ店員たちが奮闘するさまをコミカルに描く。連続ドラマ初主演となる横田真悠をはじめ、アイドルグループ・INIの尾崎匠海、お笑いコンビ・流れ星☆のちゅうえい、佐伯大地、横内亜弓ら個性豊かなメンバーがヒーローたちを演じる。紅アカリ(横田真悠)は必要以上に常連客を観察しては、勝手に心配する変わり者。今日もバイト店員の紺野青太(尾崎匠海)や店長代理の横島忠英(ちゅうえい)を困惑させている。コンビニ店員はお客さんのヒーローだと祖父から教えられて育ったアカリは、常連客の幸せを守ることに使命を感じていた。彼女は客を見ればその気持ちを読み取れるようになると話す。そこに突然勤続20年のベテラン店員・桃沢順子(横内亜弓)が飛び出してきて、万引き犯を捕まえて裏に連れていく。常連客のマリモ(佐伯大地)もいつものごとく店になじんでいる。そんななか、タレント・嶋村みずき(矢吹奈子)からSOSを感じ取るアカリ。みずきは大粒の涙を流すのがウリのタレントだった。彼女が買った雑誌に、「みずきの泣きそうな番組を無意識に選んでるかも」というマネージャーの熊田正一(斉藤慎二)のコメントがあるのを見たアカリは、キャラクター押し付けハラスメントだと叫び…。
箕野希望原作の人気漫画を古川雄大と馬場ふみか主演でドラマ化。女子大生とヤクザの若頭の、激しく燃えあがる恋を刺激的に描く。黒羽麻璃央、中村静香、FANTASTICS from EXILE TRIBEの木村慧人ら豪華キャストが出演。気の強い女子大生のユリ(馬場ふみか)は友人のマイ(新井舞良)とエリナ(中尾有伽)とパーティーに参加していた。ナンパ男をはねつけて別フロアに移ると、若者たちがドラッグに耽っていた。怪し気な男たちに押さえつけられ、無理やりドラッグ漬けにされそうになった友だちを助けようと必死で立ち向かうユリ。そのとき、ヤクザの桜夜組の若頭・桜夜才臣(古川雄大)が現れて彼女たちを救い出す。へたりこんでいたユリの肩に才臣はやさしくコートをかけて名刺を渡し、なにかあったときは100パーセント盾になるといい残して去っていった。2週間後。ユリはお礼をいうために才臣のコートを持って桜夜組を訪れる。紳士的にユリを迎え入れた才臣は、危険をかえりみず友だちを助けようとした強い彼女に魅かれたことを告白し、指先にやさしく口づけする。生き急ぐ彼からの、突然の愛の告白にうろたえるユリ。才臣は彼女の額にキスしてから、「次は子宮が痛いくらい疼くキスしてあげる」といってユリをときめかせる。そのとき、銃声の音とともに飛んできた弾丸が才臣の顔をかすり…。
モブキャラ主人公の青春サイキックストーリー第3弾!テレビアニメ『モブサイコ100』シリーズの第3期。除霊のアルバイトを続けるモブキャラのサイキック少年が、それなりに青春を謳歌する一方で、またもや街の危機に立ち向かうことになる! 漫画家ONEによる原作コミックスは、小学館のレーベル「裏少年サンデーコミックス」から発売中。パッとしない見た目の男子中学生である影山茂夫(伊藤節生)、通称・モブは、強力な超能力を操るサイキック少年。自称・霊能力者の霊幻新隆(櫻井孝宏)のもとで除霊のアルバイトをする一方、恋や進路など青春の悩みを人なみに抱えながら日々を過ごしていた。ある日、モブが暗躍した一件で、調味市の中心に巨大なブロッコリーが現れた。たちまちそれは「神樹」として崇められるようになり、教祖不在のサイコヘルメット教もその勢力を拡大させていく。だが、その状況をよそに、モブはまったく別のことに頭を抱えていた。学校から進路希望調査票が配られたのである。将来の夢が全然思い浮かばないモブは、進路希望調査票を前にして真剣に悩み始めてしまう。そんななか、モブは除霊のアルバイトで、霊幻らとともにゴミ屋敷のおじさんを訪ねる。そのおじさんには悪霊がとりついていたため、モブはいつものように悪霊をはらう。だが、進路に悩むモブは、その悪霊の影響で自分の将来への不安を募らせるのだった…。
伊原剛志と乃木坂46の筒井あやめが出演するオリジナルミステリードラマ。2021年放送の『お耳に合いましたら。』に続く、Spotifyのポッドキャストと連動したドラマ第2弾となる。伊藤演じる捜査能力がまったくないダメ刑事が、推理オタクの愛娘が配信するポッドキャスト番組に助けられながら事件を解決するさまをコミカルに描く。森永悠希、中村ゆりかが共演。推理オタクの今井芽依(筒井あやめ)は、犯人を逃がしてばかりのポンコツ刑事・譲治(伊原剛志)の娘だった。譲治は無能ぶりを上司から叱られた末、次回犯人を検挙できなかったら刑事をクビにすると宣告されてしまう。部下の金持吾郎(森永悠希)はそんな譲治を励ます。朝食を食べながら、いつも部屋でなにをしているのかと娘に聞く譲治。芽依から推理してみたらと逆に問われるが、答えられないまま事件現場に飛び出していく。撲殺死体を絞殺だと間違える譲治に、辛辣な嫌味をいう鑑識官の向島花奈(中村ゆりか)。殺されたのは資産家・轟グループの会長だった。事件のあった夜に屋敷にいた3人の子どもたちとメイドを前に、譲治は犯人をいい当てようとするが、そのずさんな推理に全員があきれ果てる。落ち込む譲治に、金持は推理オタクによるポッドキャスト番組『真相は耳の中』を聞かせ…。
ちっちゃなウマ娘たちのゆるっとした日常!テレビアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』シリーズのスピンオフショートアニメ。ちっちゃくなったウマ娘たちが、ゆるっとした日常のなかで、さまざまなハプニングを巻き起こしていく! YouTubeチャンネル「ぱかチューブっ!」にて配信。華麗な走りで人々を魅了するウマ娘たち。そんな彼女たちは、きたる大会で優勝するために、トレセン学園で日々トレーニングを重ねていた。けれども、個性豊かで元気いっぱいな彼女たちは、ささいなことでもたちまち騒動を巻き起こす。今日もストレッチのさなか、ウオッカ(大橋彩香)とダイワスカーレット(木村千咲)がけんかを始めてしまう。仕方なくツルマルツヨシ(青山吉能)が仲裁に入って、なんとかふたりをなだめようとするのだった。そんななか、不穏なオーラを放つシンボリクリスエス(春川芽生)が、競技場に嵐を呼んでしまう。その結果、落雷で周囲の木から出火するほどの事態になる。さらに、それに対抗するかのように、タニノギムレット(松岡美里)も不穏なオーラを放ち、競技場に竜巻を呼んでしまう。ツルマルツヨシらほかのウマ娘たちがあわてふためくなか、競技場は暴風雨と落雷でメチャクチャになるのだった…。こんなふうに、ちっちゃくなったウマ娘たちが、ありあまる元気のせいで、さまざまなハプニングを巻き起こしていく!
新学期に始まる新たな試練のゆくえは!?漫画家・西修による学園ファンタジーコメディ漫画『魔入りました!入間くん』をもとにしたテレビアニメシリーズの第3弾。新学期が始まった悪魔学校で、主人公である人間の少年と問題児のクラスメイトたちが、ランクアップのために新たな試練に挑むことになる。2022年10月よりNHK Eテレにて放送。お人好しの少年・鈴木入間(村瀬歩)は、ひょんなことから大悪魔サリバン(黒田崇矢)の孫となり、悪魔学校バビルスに通い始める。そこは悪魔の子弟たちが通う学園で、人間なのは自分だけ。もし人間であることがバレたら、大変な騒ぎになってしまう。そこで、入間はなるべく目立たないように学園生活を送ろうとしていた。ところが、入間を含めた問題児クラスの面々は、遊園地ウォルターパークに突如出現した魔獣を討伐することに成功する。これにより、「魔界のヒーロー」として一躍有名になってしまった。ちやほやされたクラスメイトたちが浮かれる反面、入間はますます目立つ存在になることに頭を抱えるのだった。そんななか、新学期の始まりとともに、問題児クラスに新たな試練が与えられる。それは2年生に上がるまでに、クラス全員が卒業ボーダーラインである「ダレス」のランク昇級試験に合格しなければならないという難関の試練だった。こうして、入間たちは特別講師とともに、さっそく特訓を始めることになる。
ぷにぷにでキュートな生き物「ぷにるんず」たちの日常!タカラトミー発売の新“触感”液晶トイ「ぷにるんず」をモチーフにしたテレビアニメ作品。ぷにぷにしたかわいい不思議な生き物「ぷにるんず」たちが、なにげない日常のなかで大活躍していく!ぷにぷにした不思議な生き物「ぷにるんず」。いつの間にか人間の世界に住み始めた彼らは、人間たちにぷにぷにと触られるのが大好き。きちんと世話をすると、キュートな姿に成長して、かけがえのない友達になってくれる存在である。好奇心旺盛なあいるん(潘めぐみ)も、そんなぷにるんずの1匹。町のパン屋を営む家の女の子・ゆか(谷口夢奈)のもとで、毎日楽しく過ごしていた。ある日いつものように、ゆかとあいるんが遊んでいたところ、パン屋の厨房からパパ(高橋伸也)のうめき声が聞こえてきた。なにかと思えば、新しいパンのアイデアが浮かばず、悩んでいるらしい。そこで、ゆかはパパと一緒にアイデアを考えることにする。あいるんもぷにるんずの仲間たちを集めて、さまざまなアイデアを試してみる。けれども、なかなかいいアイデアが浮かばない。そんななか、ゆかにぷにぷにされていたあいるんが、とっておきのアイデアを思いつくのだった…。こんなふうに、ぷにぷにでかわいいぷにるんずたちが、なにげない日常のなかで、さまざまな活躍をしていくことになる!
あなたの大切な人が、半年後に“永遠の旅立ち”を選ぼうとしていると知ったら…あなたならどうしますか?全世界の女性が感動した、号泣必至、だけど“前を向く力”をくれる最高にピュアなラブストーリー。主人公のルー(エミリア・クラーク)はイギリスの田舎町に暮らす26歳の女の子。働き手のない家族を抱え、カフェで働いていた。ある日突然、カフェのオーナーからお店を閉めるといわれ、ルーは失業してしまう。そんななか、6カ月の期間限定の介護の仕事が決まった。ルーが介護を担当することになったのは元実業家で大富豪のウィル(サム・クラフリン)だ。ウィルは快活でスポーツ好きだったが、2年前にバイクにはねられて脊椎損傷を負い、四肢麻痺になってしまう。車椅子生活になったウィルは周囲に心を閉ざしてしまい、ひとり孤独に生きていた。しかし、ルーと出会ってからは彼女の明るさや懸命な努力により少しずつ心を開いていく。やがて2人は恋に落ちるが、ルーはウィルのある秘密を知ることになる…。
ASMRの録音用に使われる、ダミーヘッドマイクに転生した男を描いたギャグアニメ。1話5分のショートアニメで、俺クンがさまざまなアイテムに転生するなど、シュールな展開が連続する。第1話でダミーヘッドマイクが登場するシーンでは、実際にASMRの音声が使用された。俺クンを演じているのは、『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズに出演した杉田智和。今作ではモノローグのみの出演だが、唐突な百合展開に歓喜するなど、杉田智和らしいギャグテイスト満載の演技を披露した。「ASMR部」なる部活動が存在する高校で、2年生の浅草ゆり(大西沙織)は、親友のぱんだ(鬼頭明里)と、ASMRの録音をおこなっていた。そんなASMR部のダミーヘッドマイクに転生した俺クン(杉田智和)は、女子高生ふたりに挟まれながら、充実した放課後を過ごす。ある日俺クンは、ぱんだが持つ自転車のサドルに転生。ぱんだの後輩・うめ(相良茉優)とサドルが接触し、俺クンは大喜びするのだった。
2022年から設置されたNHK総合の15分ドラマ枠「夜ドラ」で、10月に放送スタートした作品。2009年に小説『ポトスライムの舟』で芥川賞を受賞し、さらに川端康成文学賞を始め、数々の受賞歴を持つ小説家・津村記久子の同名小説を原作としている。脚本は、ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』などの脚本家として知られる池田奈津子が手がけている。濃密な人間関係をよりリアルに描くことが得意な池田奈津子が、舞台となる住宅地の住人たちをどう描いていくのか、興味をそそられる。主演の井ノ原快彦や個性豊かなキャストたちの演技にも注目したい。埼玉県にある、どこにでもありそうな住宅地の中の平凡でつまらない家庭、それが丸川亮太(岸蒼太)の家だ。亮太の父・明(井ノ原快彦)はとにかく几帳面で、何ごとにもとことんこだわらないと気がすまない性格であり、はっきりいって面倒くさい人間である。そんな明との生活に息苦しさを感じたのか、亮太の母・苑子(須藤理彩)が家を出ていってしまった。その現実を素直に受け入れられない明は、ご近所に妻の家出を悟られないよう、慣れない家事を毎日頑張っていた。そんなある朝、明と亮太が朝食を食べながらテレビを見ていると、脱走犯に関するニュースが報じられた。亮太から、その脱走犯・日置昭子(菜葉菜)が自分たちの住んでいる街の人らしい、という噂を聞いてしまった明は…。
穏やかな日々と戦場での過酷な戦いの中で生きる「刀剣男士」たちの日常を描く、大人気アニメ待望の続編。今作では新たな仲間を迎え、さらに賑やかさを増した「とある本丸(城郭の中心)」の花丸な日々を描いた物語! 大人気ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』が待望のテレビアニメ化。ときは2205年。歴史の改変をもくろむ時間遡行軍から歴史を守るために、審神者と呼ばれるものは名のある刀剣から、刀に宿る心や思いを人の姿に変えた「刀剣男士」を生み出した。池田屋事件から帰還し、その後ひとりで旅立っていった大和守安定(市来光弘)を加州清光(増田俊樹)は本丸で待ち続けていた。本丸ではさらに多くの刀剣男士たちを迎え、騒がしくもより充実した日々を過ごしているように見えたが、そんな中で加州は戦場への出陣命令が下りないことに対し不安を覚えるようになる。積極的に鍛錬に臨み、強くあろうとする加州だが、ある日修行によって「極」となった短刀の実力を目にして…?
名曲「さとうきび畑」をモチーフに、明石家さんま主演で放送されたスペシャルドラマ! 太平洋戦争時の沖縄を舞台に、ある家族の物語を描いた今作は、平成15年度文化庁芸術祭大賞を受賞。主演の明石家さんまを筆頭に、黒木瞳、上戸彩、坂口憲二、仲間由紀恵、オダギリジョーなどの豪華俳優陣が出演しており、最高視聴率32.2%を記録した。沖縄の那覇で、ある新婚夫婦の結婚式が執りおこなわれていた。新郎は地元で平山写真館を営む平山幸一(明石家さんま)、美知子(黒木瞳)夫妻の長男・勇(坂口憲二)。新婦は教師をしている紀子(仲間由紀恵)だった。勇の弟・昇(勝地涼)と健(我妻泰熙)や妹の美枝(上戸彩)と春子(大平奈津美)らもふたりの結婚を喜び、家族はお祝いムードそのもの。しかしそのとき、勇のもとに召集令状が届き、勇はほどなくして出征してしまう。次第にそして確実に、沖縄にも戦争の足音が近づいてきていたある日。美知子が第6子を妊娠していることがわかり、家族はめでたいニュースに笑い合うのであった。そして訪れた昭和19年。戦況は厳しさを増し、平山一家も戦争の波にのみ込まれていく…。まわりの人を笑顔にすることに全力を尽くした幸一と、その家族の運命は!?
「週刊少年ジャンプ」で連載されていた、同名漫画を原作とするアニメ。少年誌ではめずらしい、「グルメ」を題材とした作品であるが、バトル要素もふんだんに盛り込まれている。テレビアニメ版では、「グルメスパイザー」などのオリジナル要素も追加された。数多くの食材があふれかえり、それを味わうことを最高の喜びとしている「グルメ時代」。世界では「美食屋」と呼ばれる、食材ハンターたちが活躍しており、高級食材である猛獣たちを捕獲していた。トリコ(置鮎龍太郎)はそんな美食屋のひとりであり、数多くの食材を発見してきたグルメ時代の大スターだ。そんなトリコのもとに、料理人の小松(朴璐美)がやってくる。彼は「ガララワニ」と呼ばれる、猛獣の捕獲を依頼しにやってきたのだった。ふたりはすぐに意気投合し、ガララワニの一件以降も、行動をともにするようになる。しかし、トリコたちと対立する組織「美食會」の動きが活発化。「美食會」のメンバーと最先端のロボットが、トリコたちに襲いかかってくるのだった…。
蒼川ななによる漫画を原作としたテレビドラマ。女子に縁遠い男子大学生3人との合コンに来たのが、男装の麗しい女子3人組だったことから巻き起こる騒動をコミカルに描く。元タカラジェンヌで星組・宙組の男役スターだった七海ひろきがドラマ初主演を飾るほか、同じく宝塚歌劇団出身の瀬戸かずや、如月蓮も出演。男役のプロたちが演じる、美しく迫力ある男装の麗人に思わず目を奪われる。井上想良、小西詠斗、増子敦貴ら注目の若手男優が出演。常盤(井上想良)、浅葱(小西詠斗)、萩(増子敦貴)のモテない男子大学生3人組の目の前で、SSR(スーパースペシャルレア)のプリンスと呼ばれるイケメンに大勢の女子たちが群がっていた。マスクと帽子でほぼ顔が隠れているというのにモテモテのプリンスを見た萩は悔しがり、こうなったら合コンしか自分たちに出会いのチャンスはないといって騒ぎ出す。ちょうどそのタイミングで、常盤のもとに同じ講義を受けている大学院生の蘇芳(七海ひろき)から合コンの誘いのメッセージが届く。それを聞いて大喜びした萩は、常盤のスマホを奪って勝手にOKの返事をしてしまう。興奮しながら合コン先の居酒屋に向かう非モテの男子トリオ。しかし、店で待っていたのは輝くばかりに美しい男装イケメン女子の蘇芳、藤(瀬戸かずや)、琥珀(如月蓮)の3人組で…。
おバカな幼なじみ3人組が、悩める人々を救うために奮闘する爆笑コメディ。IMPACTors/ジャニーズJr.の基俊介、日向坂46の佐々木美玲、落合モトキが個性あふれるおバカトリオをコミカルに演じる。ズレズレのアドバイスが思わぬ効果を生み出していくさまが楽しい。酒井敏也、前原滉、堀田茜ら実力派が共演。練馬のヤンキーを目指しているマジメな下田くん(基俊介)、無謀にもハリウッドセレブを目指す中村氏(佐々木美玲)、そしてK-POPアーティストを夢見る無職の上原先輩(落合モトキ)は虹見ヶ丘団地群に暮らす幼なじみのおバカトリオで、毎週末団地にたむろしている。管理人さん(酒井敏也)が大きなため息をついているのを見た3人は悩みを聞きにいくが、彼らのおバカぶりをよく知る管理人さんから鼻で笑われてしまう。これまで誰からも大きな相談をされたことがないことにあらためて気づいた彼らはショックを受ける。悩みを相談されてみたい3人組は、悩んでいる空気を醸し出していた一ノ瀬さん(前原滉)に声をかける。夢がないことが悩みだという彼に、夢を持つ人間たちの大変さを延々と話し続ける下田くんたち。結果的に一ノ瀬さんは夢を持たない方がいいと思うようになり、悩みは消え去る。気を良くした3人はお悩み相談所を開設。しかし、その後現れた一ノ瀬さんはさらに深く落ち込んでいる様子で…。
榎田尤利による感涙必至の傑作ボーイズラブ小説を『魔進戦隊キラメイジャー』の小宮璃央と井上想良のダブル主演でテレビドラマ化。互いに惹かれ合う正反対の性格の男子高校生ふたりが、悲劇を越えて魂を寄せ合う姿をこのうえなく切なく描く。大友花恋、小林涼子、松村雄基らが共演。愛想のない青海満(井上想良)をかわいいといってからかう山田浩一(小宮璃央)。親友の浩一だけは満をみっちゃんと呼んでいた。ふたりが出会ったのは、一昨年の春のある雨の日。昇降口で人気者の浩一を見ていた満は、初めて浩一と視線を合わせる。それからずっと彼を見つめ続けていた満は、その半年後に浩一から体育館に呼び出され、友だちになってほしいといわれたのだった。満は不愛想な態度を崩さずはっきりした返事をしなかったが、浩一は沈黙を承諾と受け取り一緒に弁当を食べるようになる。黙りこくったまま弁当を並んで食べていたふたりはやがて会話を交わし始め、並んで登下校するようになり、夏休みには互いの家で一緒に勉強するほど親しくなっていた。浩一によって心の殻を破った満は、クラスメイトとも打ち解けていく。ある大雨の早朝、相合傘で仲よく登校したふたり。しかし、車道側を歩いていた浩一にトラックが向かって来て…。
2022年10月、NHK総合テレビの土曜ドラマ枠において放送がスタートしたドラマ。初回放送後、ヒロイン・桐子の姿が多くの共感を呼び、急きょ「一橋桐子展」がNHK放送博物館で開催されるほどの人気となった。原作は、すばる文学賞受賞作『はじまらないティータイム』を始め、小説『三千円の使いかた』などの話題作で知られる作家・原田ひ香の小説『一橋桐子 (76) の犯罪日記』である。ベテラン女優・松坂慶子が愛嬌たっぷりに魅力的な桐子を演じており、思わず惹きこまれる。一橋桐子(松坂慶子)は深い悲しみのどん底にいた。わずかな年金とパート収入でつつましい生活を送っている桐子にとって、ささやかな楽しみであった俳句教室。そこで知り合って以来、すっかり意気投合し、何でも一緒に楽しんできた大親友・宮崎知子(由紀さおり)が、病気で他界してしまったのだ。たったひとり取り残され、貯金もわずかとなり、桐子は生きていく気力を失いかけていた。そんなある日、桐子はふと、テレビから流れるニュース画面に目が釘づけになってしまった。それは、生活苦にあえぐ高齢の男が、コンビニで菓子パンを大量に万引きし、逮捕されたというニュースだった。犯人の「刑務所に入りたくてやった」という犯行動機に大きく心を揺さぶられた桐子は…。
SixTONESの京本大我が単独初主演をつとめるドラマ! 余命宣告を受けている大学講師と生徒による束の間の恋の物語!原作はタダノなつによる同名漫画。ヒロインを演じるのは、シンガーソングライターとしても活動している藤原さくら。ほかにも、佐々木大光、山之内すず、富田靖子などが出演している。大学に入学したばかりの千田原一花(藤原さくら)は、大学構内で迷っていたところを哲学講師の萬木昭史(京本大我)に助けてもらう。そのことをきっかけに萬木に興味を持った一花は、萬木が講師をつとめる哲学の授業を、同じく文学部に通う新しくできた友人・清水かおり(山之内すず)、土橋じゅん(駒井蓮)とともに受講することに。そんな萬木の授業は、ゆるいことから生徒たちに人気なのであった。萬木への興味が尽きない一花は、いつしか萬木の講師室に通い、彼との会話を楽しむようになっていった。帰宅し、そのことを嬉しそうに話す一花を見た母親の一枝(富田靖子)は、一花がみんなと卒業できることを願うのであった。なぜなら一花は、2年前に余命宣告を受けており…。
King & Princeの髙橋海人が単独初主演をつとめるドラマ! 髙橋海人演じる主人公を取り巻くふたりの女性を『だから私は推しました』などの桜井ユキと、『ずっと独身でいるつもり?』の田中みな実が演じる。脚本を『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』など多くのラブコメを手掛けてきた田辺茂範が担当し、12歳差のトライアングル・ラブコメディーが描かれる!茶谷かしこ(桜井ユキ)は、小さな広告代理店で働く35歳。忙しい毎日を過ごしていたある日、かしこは態度の悪い若い男性(髙橋海人)と路上でぶつかり、ちょっとした口論になる。かしこが男性に名刺を渡し、その場は収まったかのようにみえたが、後日かしこは警察から呼び出されてしまう。そしてかしこが向かった先には、記憶を失ってなにも覚えていないというあの男性の姿が! 自分の名前も思い出せない彼にとって、ポケットに入っていたかしこの名刺だけが手がかりだったため、連絡がいったというのだ。しかも、記憶を失った男性を発見したのがかしこの高校の同級生・佐藤渉(田中みな実)だった。名前がないと不便だからと、渉に“アサヒ”と名付けられたその男は、なぜか期間限定でかしこの会社でバイトをすることになり…。
嵐・二宮和也の“悪魔”の演技が話題を呼んだ、新感覚医療ドラマ。2018年4月から6月にかけて、TBS系の「日曜劇場」枠で放送された。原作は海堂尊による『新装版 ブラックペアン1988』。主演を務めるのは二宮和也。そのほかにも竹内涼真、葵わかな、内野聖陽、市川猿之助らが出演。東城大学付属病院の研修医・世良雅志(竹内涼真)は、心臓外科手術において世界的権威を持つ佐伯清剛(内野聖陽)率いる佐伯外科に配属される。東城大では、名門・帝華大学病院から送り込まれた外科医・高階権太(小泉孝太郎)によって、難しい手術を誰でもおこなえるようになるという最新医療機器「スナイプ」が推進されていた。一方で、東城大の外科医・渡海征四郎(二宮和也)は「スナイプ」に疑問を抱く。渡海は手術成功率100%の天才外科医だが、傲慢な性格ゆえに周囲から孤立し“オペ室の悪魔”と呼ばれていた。エースとして期待されていた世良だったが、とある事件をきっかけに渡海の助手を務めることになり…。
ムラタコウジ原作の漫画を泉里香主演でドラマ化した人気シリーズ第2弾。超美人の優秀なエリート社員でありながら小学生レベルの恋愛スキルしか持たない高嶺華が、年下のポンコツ社員に恋するさまをコミカルに描き出す。個性豊かな恋のライバルの新キャラも登場し、さらにパワーアップしている。共演は小越勇輝、香音、猪塚健太。新たに中村里帆、小柳友が参戦する。老舗お菓子メーカー「ミツバチ製菓」企画部のエースである超美人でバリキャリの高嶺華(泉里香)。社内のアイドル・天井苺(香音)の書類をチェックしたり、モテ男のチャラ田こと更田元気(猪塚健太)を叱ったりと今日も忙しい。寝坊して遅刻したうえ、とんでもないクズ企画を提出した社内一のポンコツ社員・弱木強(小越勇輝)を厳しく叱りつける華。しかし実は華は彼にベタ惚れだった。遠回りした末にようやく付き合うことになった華と弱木だが、小学6年生レベルの恋愛スキルしかないふたりは昼の弁当を一緒に食べるだけでなかなか進展せず、まだ初デートさえしていない。もどかしい思いを抱える華だったが、弱木からキモかわいい手作りのハナ人形をプレゼントされて喜びに舞い上がる。そんなある日、大阪支社から元気いっぱいのかわいい女性社員・淀屋橋うめ(中村里帆)が華の部署に異動してくる。彼女は弱木の同期で…。
仲野太賀主演の本格シットコム(シチュエーションコメディ)作品。観客の前で本番一発の長回しで撮影されるため、舞台劇さながらのライブ感が楽しめる。市川実日子、檀れい、柄本明ら錚々たる演技派キャストが顔を揃えるほか、豪華ゲストも登場して抱腹絶倒の群像劇を繰り広げる。10年ぶりに実家の温泉旅館「虹の屋」に帰って来た柿丘哲郎(仲野太賀)。跡継ぎになるのを嫌がって家を飛び出したが、父親が病気に倒れたと聞いて駆けつけたのだ。ロビーで料理長の浮野奏太(KAƵMA)とUNOをしていた流しのフラメンコダンサーの寺門・ルーシー・数子(市川実日子)は、すぐに哲郎だと気づく。ルーシーは哲郎の部屋を5年間使っており、部屋にあった高校時代のバレー部の写真を毎日見ていたため彼の顔をよく知っていた。鹿の解体をして戻って来た血まみれの浅月凛吾郎(石崎ひゅーい)の姿に驚く哲郎。その後やって来た怪しげな風貌の支配人・影島駿作(要潤)から、母親も病室にいったきりだと聞かされて哲郎は困り果てる。哲郎が古株の梅越一二四(柄本明)と感動の再会を果たした後、凛吾郎の母で仲居頭の浅月桃代(檀れい)が現れる。社長から息子に決して敷居をまたがせるなときつくいわれていた彼女は、哲郎が旅館に上がり込むのを断固として阻止する。大泣きしながら必死で室内に入ろうとする哲郎。そこに、哲郎を追う大男がやって来て…。
松重豊主演の長寿ドラマシリーズ『孤独のグルメ』の第10期。2022年放送。ひとりで自由気ままに食欲を満たす大人気キャラクター・井之頭五郎が、懐かしさを感じさせる定食屋から個性的な異国料理まで、さまざまなおいしそうな料理を豪快に食すさまを描く。毎話登場するゲスト俳優との掛け合いも楽しい。第1話には石田ひかり、お笑い芸人・インディアンスの田渕章裕が出演する。相模原市の橋本を訪れた輸入雑貨商の井之頭五郎(松重豊)は、待ち合わせ先の喫茶店で依頼者の高原良樹(田渕章裕)にアンティークの置時計を見せる。機関銃のように喋り続ける高原を前に、仕事が進まず困惑する五郎。突然シミ取り剤の実演販売を始めた高原から思わずひとつ購入してしまうが、肝心の時計は売れないまま商談は終了する。疲れ果てた五郎は、遠くに巨大な看板を掲げる「よしの食堂」を見つけて急に空腹を覚える。見えた方向を目指して勘を頼りに店を目指す五郎。なんとか自力でたどり着いた彼は、その貫禄ある建物を前に武者震いする。定食に洋食、中華とズラリ短冊に書かれた数多くのメニューに圧倒される五郎。あれこれ心ひかれる品ばかりのなかから、真剣に悩んだ末に彼が注文したのは…。
AKB48とジャニーズJr.が共演を果たし話題を呼んだドラマ! 深夜帯の放送にもかかわらず高視聴率を記録し、劇場版も公開された人気作。原作は秋元康。主演は当時、ジャニーズJr.とAKB48であった森本慎太郎と島崎遥香。ほかにも松村北斗、大場美奈、髙木雄也、宮田俊哉などが出演している。ヤンキー高校として有名な馬鹿田高校に通う桜木達也(森本慎太郎)は、馬鹿田の頭としての誇りを持っており、喧嘩に明け暮れる毎日を過ごしていた。達也の周りには相棒の浅田哲也(松村北斗)や、絶対的信頼を寄せる同級生の寺川麻耶(京本大我)、野口聡(田中樹)、里中ユウキ(ジェシー)、神保誠(髙地優吾)、そして2年留年している先輩の立浪祥平(髙木雄也)がいた。そんなある日、馬鹿田高校の理事長・源春樹(上川隆也)は、評判が地に落ちた馬鹿田高校を救うために、お嬢様学校として有名な第一カトレア学院との間で、馬鹿田をカトレア学院に吸収合併させるということで話をつけていた。カトレア学院には最強のお嬢様・真行寺文恵(島崎遥香)やその親友・後宮沙耶(大場美奈)などがおり、馬鹿田とはまったく正反対の校風であった。そんな2校の合併に、達也らと文恵らは反発しあうのだが…。
1話完結型のSFドラマ『ブラック・ミラー』のシーズン5。今シーズンでは格闘VRゲームをテーマにした「ストライキング・ヴァイパーズ」、誘拐事件を描いた「待つ男」、近未来の歌姫を主人公にした「アシュリー・トゥー」の3エピソードがラインナップされている。ダニー(アンソニー・マッキー)は、かつてルームシェアをしていた親友・カール(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)から、VR格闘ゲームをプレゼントされる。このゲームは、過去にふたりが熱中していた、思い出の作品だった。ダニーはさっそくVRを起動し、カールとオンライン対戦をはじめる。現実と同じ感覚でプレイできる最新技術に驚くダニーだったが、すぐにゲームの感覚を思い出していく。対するカールは、圧倒的な手数でダニーを圧倒する。そんななか、ダニーは女性キャラクターに扮したカールと、突然キスしてしまう。ゲームの中では異性だが、中身は親友のカールだ。戸惑ったダニーはゲームからログアウトしてしまうが、キスのことが忘れられず…。
1話完結のドラマシリーズ『ブラック・ミラー』の第4シーズン。今回はエミー賞を受賞した「宇宙船カリスター号」、女優のジョディ・フォスターが監督を務めた「アークエンジェル」、シリーズ初となるモノクロ映像を駆使した「メタルヘッド」など、全6エピソードが収録されている。大手ゲーム会社・カリスター社で働くデイリー(ジェシー・プレモンス)は、部下たちとの関係に問題を抱えている。臆病なデイリーは部下に見下され、悶々とした日々を過ごしていたのだ。そんなデイリーの密かな楽しみは、VRゲーム『インフィニティ』で部下たちを模倣したキャラクターたちに命令することだった。ゲーム内で宇宙船の船長になっているデイリーは、DNA情報を使って、本物同然の部下たちに、現実ではできない命令を下す。ある日、新入社員のナネット(クリスティン・ミリオティ)に目をつけたデイリーは、彼女のキャラクターをVR世界に登場させる。混乱するゲーム世界のナネットは、仕方なくデイリーの命令を聞くことになるが…。
現代社会への皮肉を込めて、数々の名エピソードを世に送り出してきたドラマ『ブラック・ミラー』のシーズン3。シリーズ屈指の人気を誇る「サン・ジュニペロ」や、報酬を得るためにあるバーチャルゲームに参加する男を描いた「拡張現実ゲーム」など、全6エピソードを収録している。文字どおりの「ランク社会」になった近未来。すべての人々にランク付けがされ、誰に対しても自身のランクが表示されるようになる。人々はランクを上げようと、SNSで心にもないことをつぶやき、休まらない生活を送っていた。そんな世界に生きるレイシー(ブライス・ダラス・ハワード)もまた、好きでもないお菓子を褒め、自身のランクを上げようと躍起になる。彼女は新しい住まいに引っ越そうとするが、ランク評価が足らず、物件を契約することができなかった。レイシーは専門家に相談し、ランクを上げるため今まで以上に努力を重ねていくが、なかなか評価が貰えず…。
Netflixの大人気SFシリーズ第2弾。今シーズンでは、ヘイリー・アトウェルらが出演する「ずっと側にいて」や、想像だにしないラストが魅力の「シロクマ」、政治問題に切り込んだ「時の“クマ”、ウォルドー」など、4エピソードが展開する。恋人のアッシュ(ドーナル・グリーソン)を事故で失い、失意に暮れているマーサ(ヘイリー・アトウェル)は、亡くなった人と会話ができるサービスを知る。友人が勝手に登録してしまい、マーサのもとにはアッシュからのメールが届くようになる。このサービスのシステムは、アッシュのSNSから情報を集め、疑似的に会話ができる優れものだった。しかし、死者を冒涜するサービスに、マーサは怒りをあらわにする。そんなある日、マーサの妊娠が発覚。父親であるアッシュはすでに死亡しているため、寂しさをまぎらわせようと、ついAIのアッシュと連絡をとってしまう。それ以降、マーサは「作り物」であるはずのアッシュにのめりこんでいく。
近未来を舞台にしたSFドラマ。1話完結の作品で、エピソードごとに登場人物や使われる設定が大きく変化する。技術が進歩した世界で、人間たちの間で起きる数々の問題を皮肉たっぷりに描いていく。ファーストシーズンである今作には、SNSを使ったブラックユーモア満載のエピソードや、記憶をテーマにしたエピソードがラインナップされている。イギリス国民から人気の高い、スザンナ妃(リディア・ウィルソン)が何者かに誘拐されてしまう。犯人たちはスザンナ妃を解放する条件として、イギリス首相・マイケル(ロリー・キニア)が、ブタとセックスしている映像を生中継するよう要求する。犯人たちの要求を聞いたマイケルは、即座に犯人を見つけるよう部下に命令するが、囚われたスザンナ妃の動画が全世界に拡散されるのだった。事件を取り上げたニュース番組は、スザンナ妃のためにマイケルが恥をさらすべきかをイギリス国民にインタビューしてまわる。マイケルはブタとの行為を避けるため、ある作戦を考えるが、内容がSNSを通じて国民に知れ渡ってしまう。
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