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女子高生とファミレスの中年店長との絶妙な関係を描いた青春映画。恋愛要素もあるが、主人公・あきらの精神的な成長がメインで描かれており、青春映画として誰もが共感できる作品となっている。冴えない中年店長に恋をする女子高生を演じたのは、数々の映画に出演する演技派女優・小松菜奈。中年店長は大泉洋が演じており、哀愁を漂わせた演技を披露している。高校生の陸上大会で活躍していた橘あきら(小松菜奈)は、足のケガにより、練習ができなくなってしまう。そんなとき、ファミレス店長の近藤(大泉洋)に一目惚れしてしまい、同じ店舗でアルバイトを始めるのだった。同じ職場で働くうちに、あきらの中にあった近藤への恋心は、確かなものになっていく。しかし、くたびれた中年である近藤は、20歳以上も年下のあきらから好かれていることに気がついていなかった。しばらくして、あきらは近藤に自分の想いを伝えるが、近藤はとまどってしまい…。
超能力に目覚めた人間たちを描いた、下ネタ満載のコメディ映画。テレビドラマ版と同じキャストが集結した作品だが、ストーリー上の関連はほぼなく、独立した作品となっている。監督はテレビドラマ版から引き続き、園子温が務めており、シュールな世界観が構築された。前述のとおり、ほとんどのキャストはテレビドラマ版から続投しているが、ヤンキー女子高生・美由紀を演じた夏帆は降板しており、代わりに池田エライザが抜擢されている。どこにでもいる高校生の鴨川嘉郎(染谷将太)は、ある日突然エスパーになり、人の心の声が聞こえるようになる。男子高校生らしく卑猥な妄想ばかりしていた嘉郎だったが、憧れの同級生・紗英(真野恵里菜)の心の声を聞き、落胆してしまう。そんな嘉郎が住む東三河では、さまざまな能力を持ったエスパーたちが秘かに誕生していた。ほぼ全員がエッチなことに能力を使っていたが、研究者の浅見教授(安田顕)から超能力者たちが避けては通れない運命を告げられるのだった。
80年代に大ブームとなった映画『ゴーストバスターズ』の30年後を描いた、シリーズ第3作目。前2作品で監督を務めたアイヴァン・ライトマンの息子・ジェイソンがメガホンをとっており、懐かしさと新しさが同居する作品となった。家賃が払えず、家を追い出されたキャリー(キャリー・クーン)は、気難しいふたりの子どもと一緒に、疎遠だった父・イゴンが遺したボロボロの一軒家に引っ越してくる。現実の厳しさに絶望するキャリーだったが、娘のフィービー(マッケナ・グレイス)は家に隠されていた科学的な装置に興味津々だった。そんなある日、フィービーは床下に隠されていた「トラップ」を見つけ出す。サマースクールの先生・グルーバーソン(ポール・ラッド)に見せたところ、そのトラップはかつてニューヨークで大活躍した「ゴーストバスターズ」が使っていたアイテムだと判明する。祖父が「ゴーストバスターズ」のメンバーだったことを知ったフィービーは、家に隠された謎を解き明かし、今まさに封印が解かれようとしている邪神・ゴーザ(オリヴィア・ワイルド)との戦いに挑むのだった。
『シックス・センス』を手掛けてたことで知られる、M・ナイト・シャマランが監督を務めた、スリラー映画。多重人格の犯罪者に襲われた女子高生たちを描く。女性から子どもまで、さまざまな人格をひとりで演じたジェームズ・マカヴォイの演技が高く評価された。また、今作は2001年に日本で公開された、『アンブレイカブル』と世界観を共有する作品でもある。続編の『ミスター・ガラス』では、マカヴォイ演じるケビンと、ブルース・ウィリス演じるデヴィッド・ダンが夢の共演を果たした。謎の男に誘拐され、密室に監禁されてしまったケイシー(アニャ・テイラー=ジョイ)は、一緒に誘拐された友人ふたりと脱出する方法を探す。そんなとき、部屋の外から女性の声が聞こえてくる。ケイシーたちは女性に助けを求めるが、その正体は多重人格者のケビン(ジェームズ・マカヴォイ)だった。ケビンは子どもの人格や、成人男性の人格など、合計23の人格を持っていた。ケイシーは一番大人しい子どもの人格・ヘドウィグに協力をうながし、脱出できそうなダクトを見つける。しかし、ケビンの中では24番目にして、もっとも凶悪な人格・ビーストが生まれようとしていた。
『トータル・リコール』は自身の正体がスパイだったことを知った男が、火星を舞台に敵組織と戦っていく、SFアクション映画だ。今作のテーマは「記憶」であり、劇中には記憶を売る会社や、記憶を消去されたキャラクターが登場し、さまざまな解釈ができるストーリーとなっている。主人公のダグを演じたのは、公開当時に第一線で活躍していたアーノルド・シュワルツェネッガー。今作では女性に変身したり、ラブシーンを演じたりと、アクション面以外の演技も楽しめる。ヒロインは後に『アイズ』に出演する、レイチェル・ティコティンが演じた。人類が火星で生活できるようになった近未来。地球で働く一般人のダグ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、毎日のように火星の夢を見ており、火星に対して並々ならぬ憧れを抱いていた。しかし、妻のローリー(シャロン・ストーン)には火星移住を反対されてしまう。そんなときにダグが出会ったのは、旅行の記憶を売る会社・リコール社だった。ダグはさっそくリコール社を訪れ、火星旅行の記憶を植えつけようとするが、ダグの脳内にはすでに火星の記憶があり、その正体がスパイであることが判明する。
子孫を残せない人間が動物に変えられてしまう世界を描いた、SFラブストーリー。「独身の人間に人権が与えられない」といったディストピア世界を舞台とした、ブラックユーモア満載のストーリーが展開する。主演を務めたのは、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に出演したコリン・ファレル。ヒロインは『ナイロビの蜂』でオスカーを獲得した、レイチェル・ワイズが演じた。独身者は「ホテル」と呼ばれる場所に連行され、半強制的に結婚させる制度ができあがった世界。ホテルでも結婚相手を見つけられなかった人間は、動物に変身させられてしまい、人間社会には二度と戻ってこられない。そんななか、妻と別れたデヴィッド(コリン・ファレル)がホテルにやってくる。彼は結婚相手を見つけるため、さまざまな訓練を受けるが、ホテルの生活に耐え切れず脱走する。デヴィッドが流れ着いた森では、独身者たちが生活していたが、そこでは「恋愛禁止」がルールとなっていて…。
結婚を目前に幸せの絶頂だった花婿が、肝臓がんで余命半年と宣告された。花嫁には何ができるか。周囲はどう支えられるか。『ハッピー・デス・デイ』などで知られるジェシカ・ロースが主演を務め、『glee/グリー』に出演したハリー・シャム・Jrが共演した、実話をもとにした感動のラブストーリー。大学院生のジェン(ジェシカ・ロース)たち仲良し3人組は、偶然入ったスポーツバーで会社員のソル(ハリー・シャム・Jr)たちに出会う。ジェンとソルは恋に落ち、順調に交際。同棲を開始し、プロポーズも済ませ、来夏に結婚式を控えた幸せな日々を送っていたなか、ソルの肝臓に末期がんが見つかる。治療のために結婚式はキャンセルせざるを得ず、2人は絶望する。そんな2人を見て、ジェンの親友のミーガン(マリエル・スコット)やアマンダ(クリッシー・フィット)、ソルの親友デイヴ(ジェイ・フェロー)、そしてジェンの母親ホープ(モリー・ヘイガン)が立ち上がる。2人の夢であった結婚式のため、クラウドファンディングによって資金を集めようとしたのだ。しかし資金調達と式の準備にかけられる時間は、たった2週間。結婚式は果たして実現するのか、そしてジェンとソルは、幸せを見つけられるのか。
幸せになれないなら、結婚なんてありえないっつーの! 主演に井上真央、共演に松本潤、小栗旬、松田翔太、阿部力を擁し、日本中を笑いと涙、そして胸キュンの渦に巻き込んだ大ヒットラブコメディ、ここに完結。セレブが集う英徳学園にひとり入学した、正義感の強い一般庶民の牧野つくし(井上真央)。そこで出会ったイケメン集団「F4」と、衝突を繰り返しながら絆を深めてきた。その中のひとりである道明寺司(松本潤)からプロポーズを受ける。それから4年。平凡な幸せを求めるつくしは金銭感覚の違いなど、価値観の圧倒的な差を感じ、結婚に不安を覚えていた。そんななか、司の母である道明寺楓(加賀まりこ)から受け取った、道明寺家に代々伝わる婚約の証のティアラを、覆面の男(AKIRA)に強奪されてしまう。推定100億円ともいわれるティアラを奪還すべく、つくしと司の旅がはじまる。果たしてふたりはティアラを奪還できるか? そして価値観の違いを乗り越え、幸せになれるのか?
2015年、中国版エミー賞で10冠を獲得し、中国ドラマ界の話題をさらった大ヒット時代劇。ハマる人続出、号泣必至の超大作!主人公の梅長蘇を演じるのは、中国人気俳優・フー・ゴー。その親友で、固い絆と信頼で結ばれている靖王を演じるのが、このドラマで大ブレイクを果たしたイケメン俳優のワン・カイ。ヒロインは、中国で数々のヒットドラマに出演している美人女優・リウ・タオ。全54話の長さもまったく飽きさせない、策略あり、友情あり、恋愛ありの壮大な復讐劇!舞台は南北朝時代の架空の国・梁。後継者争いを繰り広げている皇太子(ガオ・シン)と第5皇子(ビクター・ホァン)は、「麒麟の才子を手に入れた者が天下を得る」という情報を手にする。その麒麟の才子とは、“瑯琊榜”と呼ばれる番付でもっとも頭脳明晰な者として名をはせる、梅長蘇(フー・ゴー)のことであった。ふたりは天下を得るべく、梅長蘇に近づこうと動き出す。一方、江左盟という組織の宗主である梅長蘇は、蘇哲と名前を変え都に入っていた。目的はただひとつ、復讐を果たし、あることを成し遂げるため…。皇太子と第5皇子が手に入れようとする梅長蘇とは、いったい何者なのか!? そして、ふたりに近づいていく梅長蘇の本当の目的とは…?
2017年10月から12月まで放送された、テレビアニメ作品。原作は2014年から2018年までウェブサイト「くらげバンチ」で連載された、つくみずの漫画『少女終末旅行』。チトとユーリは荒廃した都市をケッテンクラートで徘徊し、食料を探しつつ新たな世界を探していく。チト(水瀬いのり)とユーリ(久保ユリカ)は、明かりのない建物の中をケッテンクラートで出口を目指して移動している。建物の中に入って何日経ったか忘れてしまうほど、外の光を見ていない。チトは「暗いからランタンをつけたい」というユーリの申し入れを、次いつ燃料が手に入るかわからないという理由で却下する。出口がなかなか見つからず不安になるチトを他所に、建物に入ろうと切り出した張本人のユーリは、いつの間にか寝ているほど何も考えていない。その能天気な姿を見て、チトも体を休めることにするのだった。チトが起きると、右手に違和感があった。その違和感の正体はユーリで、チトの右手を口に咥えていた。チトは口から手を抜き出すと、ユーリのよだれがべっとりとこびりついていた。辟易とするチトだったが、そのよだれのおかげで建物の中に風が吹いていることに気がつく。風の吹く方向を頼りに出口を探し、ついに建物から出ることに成功する。何日かぶりの外の世界は、満点の星空だった。
新たな変身ヒロイン伝説はここからはじまった!『ふたりはプリキュア』は、2004年2月から2005年1月にかけて放送されたアニメ。その後大人気シリーズとなる、プリキュアシリーズの記念すべき第1作だ。制作は東映アニメーションで、それまでの女児ターゲット作品に見られた「アイテムに頼った戦闘」ではなく、肉弾戦を中心とした激しい格闘描写が特徴的。そうした従来の枠を超えた新たな変身ヒロインを描いたことで、幅広い層に愛される大人気シリーズとなった。闇の勢力・ドツクゾーンの侵攻により、光の園は崩壊寸前となっていた。「すべてを生み出す力」を秘めた7つのプリズムストーンのうち、なんと5つまでがドツクゾーンの手中に。妖精・メップル(関智一)とミップル(矢島晶子)は、残りの2つを持って虹の園と呼ばれる地球へと逃げ込んだ。案の定、ドツクゾーンの怪物が追ってきたが、メップルが見つけた美墨なぎさ(本名陽子)、ミップルが見つけた雪城ほのか(ゆかな)が伝説の力を授かり、光の使者・プリキュアへと変身!キュアブラック、キュアホワイトとなったなぎさとほのかは、事情がわからない状況ながら「正義の意志」でドツクゾーンの怪物と戦いはじめる…!
気になるから、からかっちゃう!? 人気作品のアニメ化第2弾!山本崇一朗の漫画『からかい上手の高木さん』をもとにしたテレビアニメ作品の第2期。ごく普通の純情な男子中学生とそんな彼をからかっちゃう同級生女子の、甘酸っぱい青春ラブコメを描く。2021年9月には、シリーズ累計発行部数が1,000万部を突破した。ごく普通の男子中学生である西片(梶裕貴)は、毎日楽しく学校生活を送っているものの、ひとつだけ困っていることがあった。それは、クラスで隣の席の女子・高木さん(高橋李依)にたびたびからかわれてしまうこと。ただでさえ純情で女子と話すのが苦手なのに、美少女の高木さんにからかわれると、いいようにもてあそばれてしまう。毎回なんとかやり返そうとするけれども、逆に高木さんに返り討ちにあうというのを繰り返していた。はじめこそ高木さんに対抗心を燃やす西片だったが、次第に高木さんへの気持ちが少しずつ変化していく。いつしか毎日一緒に下校するようになり、休日もふたりで遊びに行くことが増えていた。ふたりの距離は確実に縮まっていた。だが、まだお互いの気持ちを確かめられないまま。ふとした瞬間に相手の仕草にドキッとしてしまうような甘酸っぱい日々を積み重ねていた。そんなふたりは2年生への進級、林間学校、そして夏祭りをともに経験することになる。はたしてふたりの関係は発展するのだろうか?
すみっコたちの世界に、魔法使いがやってくる!?サンエックスのキャラクター「すみっコぐらし」をもとにした、劇場版アニメの第2弾。すみっコたちが月からやってきた魔法使いの5人きょうだいと出会い、不思議で素敵な奇跡を起こす! 2021年11月5日公開。ちょっぴりネガティブだけれど、みんな仲良くすみっこに集まって暮らしているすみっコたち。そんなすみっコたちの町には、「青い月夜の伝説」といういい伝えがあった。そのいい伝えによれば、5年に一度の青い大満月の夜に、魔法使いたちがやってきて、みんなの夢をかなえてくれるという。折しもその日はちょうど青い大満月の夜になる日。キャンプに出かけたすみっコたちが夜空を見上げると、月から降りてきた船に乗って、ゆかいな魔法使いの5人きょうだいがやってくる。そのきょうだいたちは、公園やスーパーマーケット、森のなかをはじめ、すみっコたちの町に魔法をかけて、キラキラ輝く舞台に変える。そうして一夜かぎりのナイトパーティーを開くのだった。すみっコたちは楽しい時間を過ごすものの、パーティーが終わると、きょうだいたちを見送ることになる。だが、きょうだいたちは、末っ子のふぁいぶと間違えて、すみっコたちの仲間であるたぴおかを連れていってしまう。残されたふぁいぶは、きょうだいたちと合流するまで、すみっコたちと暮らすことになるのだった。
今作は「怪獣の死体処理」を描く特撮映画である。『ゴジラ』や『ウルトラマン』シリーズなど、特撮作品を多く作ってきた日本だからこそ作り出せた、長年の疑問を解消するコミカルな作品となっている。また、今作には怪獣の造形を手掛ける若狭新一や、特撮監督の佛田洋など、特撮映画界の巨匠たちが参加した。映画の設定に説得力を持たせた、大迫力の映像にも注目だ。300mを超える巨体を持った大怪獣が突如として死亡する。怪獣の猛攻に苦しめられていた日本には平和が戻り、全国民が大喜びするかに思えたが、ここでひとつの疑問が浮かび上がる。街中に倒れこんでしまった巨大な死体をどう処理するのか?怪獣の死体はただ邪魔なだけでなく、腐敗が進み、爆発する危険性が指摘された。このままでは二次災害も避けられないと考えた政府は、特務隊員の帯刀アラタ(山田涼介)を呼び出し、死体処理を命じる。しかし、死体処理は想定よりもはるかに困難で、文字どおりの「汚れ仕事」だった。
宮月新・原作、神崎裕也・作画の人気漫画『不能犯』を、2017年にdTVオリジナルドラマとして松坂桃李主演で実写化。同じく松坂桃李主演の同名映画と連動しており、2018年の公開に先駆けて配信された。マインドコントロールで殺人を犯す赤い瞳の「不能犯」・宇相吹正を松坂桃李、事件を追う熱血刑事・多田友子を沢尻エリカが演じる。そのほか水上剣星、永井大、MEGUMI、平岡祐太、佐藤仁美ら豪華キャストが共演。大手企業御曹司の風間雅之(森岡豊)と婚約した加島夏美(永尾まりや)。SNSではきらびやかな写真をアップしているが実は借金だらけで、風間には大手商社のOLをしていると嘘をついていた。ある日、高級和食料理店に連れて行ってもらった夏美は、店の板前をしている風間の後輩・矢崎太一(鈴之助)を紹介される。後日、木島ファイナンスから出てきた夏美を矢崎が待ち伏せており、過去に夏美がAVに出演していたことをネタに体の関係を迫る。仕方なく応じた夏美は金もゆすられることに。生命保険を担保に大金を工面するが、矢崎は隠し撮りしていた情事動画でさらに彼女から1千万を脅し取ろうとする。追い詰められた夏美は、相手の名前と自分の連絡先を書いて電話ボックスに貼ると、憎い相手を殺してくれるという「電話ボックスの男」を探し当てる。廃屋でその男・宇相吹正(松坂桃李)に会った夏美は、矢崎を殺してほしいと依頼し…。
『カラスの親指』は阿部寛がうだつの上がらない詐欺師を演じた、コンゲーム映画だ。詐欺師たちが主人公とあって、映画全体にトリックが散りばめられており、騙される気持ちよさを味わえる作品となっている。主演の阿部寛以外にも、石原さとみや村上ショージなどが出演。また、当時『あまちゃん』でブレイクする直前だったのんがヒロインを演じており、初々しい演技が楽しめる。詐欺師のタケ(阿部寛)は、相棒のテツ(村上ショージ)と組んで人を騙し、金を稼いでいた。そんなある日、ふたりはスリをしていた少女・まひろ(のん)と出会う。住む場所にも困っているまひろに同情したタケは、自分の家に居候させることを決めるのだった。まひろは姉のやひろ(石原さとみ)と、その恋人の貫太郎(小柳友)を連れて、タケの家にやってくる。そして、5人の共同生活がはじまるが、タケはまひろが持っていた大金を見つけてしまう。それはかつて闇金の取り立て人をしていたタケが、追いこんで自殺させた債務者の家族に送っていた金だった。
正義のためなら、香港マフィアもバッチ来い!三池崇史監督×宮藤官九郎脚本×生田斗真主演。日本を代表する才能のぶつかり合いで、高橋のぼるの大ヒットコミックを、笑いあり涙あり、そしてちょっぴりスケベありのエンターテインメントに映像化! 素行不良でクビになった、元交番勤務の警察官・菊川玲二(生田斗真)。潜入捜査官「モグラ」として広域指定暴力団「数寄矢会」に潜入し、麻薬密売ルートを暴いてトップの轟周宝(岩城滉一)を検挙しなければ、ヤクザのまま、警察官には戻れない!兄弟の契りを交わした日浦匡也(堤真一)と力を合わせてなんとか周宝に取り入り、ボディガードの地位を得た玲二。しかし周宝の娘・轟迦蓮(本田翼)のフェロモンと交番に残してきた若木純奈(仲里依紗)への恋心との板挟みに悩み、チャイニーズマフィア「仙骨竜」との抗争に巻き込まれていく。そこに現れた、警視庁組織犯罪対策部の新任課長・兜真矢(永山瑛太)は正義感MAX。ヤクザと警察の癒着関係を絶対に許さないと公言し、警察官でありながら「数寄矢会」に所属する玲二を追っていく。果たして玲二は、己の正義を守れるか!?
2013年10月から12月まで放送された、テレビアニメ作品。人気作であり、第2期の『のんのんびより りぴーと』は2015年7月から9月まで、第3期の『のんのんびより のんすとっぷ』は2021年1月から3月まで放送された。また、2018年8月には劇場版『のんのんびより ばけーしょん』が公開されている。原作は2009年から2021年まで「月刊コミックアライブ」で連載された、あっとの漫画『のんのんびより』。小中学生の生徒数を合わせてもたった5人しかいないほどの田舎にある学校・旭丘分校に通う生徒たちと、その周囲の人物たちの日常を描いた作品。田んぼや畑に囲まれ、道路を牛が横切っている。そんな田舎にある旭丘分校に通う宮内れんげ(小岩井ことり)、越谷夏海(佐倉綾音)、越谷小鞠(阿澄佳奈)、越谷卓の4人。年齢はバラバラで、れんげが小学1年生、夏海が中学1年生、小鞠が中学2年生、卓が中学3年生だ。小中学生合わせてもたった4人しかいない旭丘分校に、東京から転校生が来ることに。その転校生・一条蛍(村川梨衣)は田舎という環境や生徒数が少ない学校など、東京とは異なる部分を不安に感じてしまう。蛍は田舎や学校になじんでいくことができるのだろうか…。
女性経験のほとんどない探偵が、婚活を通して運命の人と出会うことができるのか…?今作の主演、ハードボイルドな探偵を演じるのは向井理。熱心にサポートする婚活アドバイザーを成海璃子が演じる。婚活相手は1話ごとに変わり、堀田茜、市川由衣、筧美和子などが起用された。元敏腕刑事で探偵に転職をした、ハードボイルドな探偵・黒崎竜司(向井理)は、41年間、孤独が男の美学として生きてきた。そんな男が一念発起し、周りには内緒で結婚相手を探すために結婚相談所に登録をする。結婚相談所に勤める熱心な婚活アドバイザー・城戸まどか(成海璃子)が黒崎を担当することになる。さっそく婚活採点をするために、黒崎は城戸と模擬デートをするが、なんとその結果は100点満点中、13点。最低点に近い点数だったのだ…。身長が高く顔立ちも良いが、真面目で不器用な黒崎は、婚活相手に誤解されやすく、そして運も悪い。そんな黒崎は、果たして運命の人と出会えるのか…?
“逆2.5次元舞台”プロジェクト、ついにアニメ化!舞台を中心としたメディアミックスプロジェクト『錆色のアーマ』のテレビアニメ版。戦乱の世に己の正義を貫いて、異国から襲来した侵略者と戦う男たちの物語を描く!主要キャストは舞台版とアニメ版で共通している。「月刊コミックジーン」(KADOKAWA)にて、漫画版も連載中。激動の戦国時代、極東にある日ノ本の秘境・紀ノ國には、八咫烏を旗印に掲げる鉄砲集団「雑賀衆」がいた。高い戦闘技術をもつ彼らは、各地で頻発する戦で傭兵稼業をこなしながら、深い森のなかにある雑賀の里でひっそりと暮らしてきた。そんなある日、雑賀の里が突如襲撃を受ける。攻めてきたのは、見たこともない鎧を身にまとった集団。なんと彼らは異国から襲来した侵略者・コンキスタドール軍であった。雑賀衆の頭・孫一(佐藤大樹)はコンキスタドール軍を必死に迎え撃つものの、数の差に圧倒されて、里を焼き払われてしまう。最悪の状況を打破するべく敵将を討ち取ろうとするものの、逆に窮地に追い込まれるのだった。そうしたなか、孫一は織田三郎信長(増田俊樹)という人物に助けられる。そして異国のことに詳しい信長から、欧州列強が日ノ本を征服しようとしている事実を知らされる。こうして孫一と信長は、異国から日ノ本を守るために、コンキスタドール軍との壮絶な戦いを繰り広げることになる。
テレビ番組制作の裏側を描く問題作が、ついにアニメ化!?テレビ番組制作を題材としたエッセイ漫画『オンエアできない!』(朝日新聞出版)をもとにしたテレビアニメ作品。テレビの制作局を舞台に、一人前のテレビマンを目指して悪戦苦闘するADの日常を描く!原作は、BSテレビ東京に在籍する筆者が、テレビ東京制作局のADとして働いていた時代の経験を赤裸々に明かしたもの。泣いている人にも元気を与えられるテレビ番組を作りたい。そんな純粋な思いから、テレビマンを目指すことにした少女・まふねこ(大地葉)。それから数年がたった2014年、彼女は東京の片隅にある「東京はじっこテレビジョン」制作局の新人ADとして働いていた。ところが新人ADの仕事は、思い描いていたようなキラキラしたものではなく、ほとんどが地味なものばかり。おまけにしょっちゅう鬼河原ディレクター(間宮康弘)から怒鳴られる毎日を送っていた。その日もいつものごとく、会議室で鬼河原から説教を食らうまふねこ。しかしその説教の最中に、明日までに600個のどんぐりを集めなければならないのに、なにもしていなかったことを思い出す。そこでその夜まふねこは、都内の公園で暗闇のなか、地面にはいつくばってどんぐり拾いをする。だが、公園にいたカップルからドン引きされて、人としてなにかを失ったような気になるのだった…。
ひとりぼっちの女子高生が、プリパラ史上最大の危機に立ち向かう!?2021年から配信されている、タツノコプロ制作のWebアニメ。あまりものの女子高生がプリパラの世界で、新たなアイドルを目指す! 原作は、タカラトミーアーツより配信予定の同名のスマホ向けゲームアプリ。私立バジリコ学園高等部に通う香田澄あまり(飯田里穂)は、人付き合いが苦手な女子高生。高校に入学しても友達ができず、いつもクラスの片隅でひとり冴えない学園生活を送っていた。そんな彼女はある日、謎の小学6年生・真中らぁら(茜屋日海夏)と出会う。そして、らぁらに手を引かれるままに、不思議なゲートから「アイドルランドプリパラ」にたどり着くのだった。プリパラに到着したあまりは、いつの間にかかわいいコスチュームに身を包んだアイドルになっていた。プリパラとは誰もがアイドルになれる場所だったのである。さらにそこであまりは、かつて自分が毎日のようにプリパラを訪れていたことを思い出す。実はプリパラがバージョンアップしたときに、あまりを含めて外の人間たちの記憶からプリパラの存在が消えてしまったのだという。プリパラを存続させるには、かつてプリパラにいたアイドルたちを集めて、さらなる輝きを取り戻す必要がある。それを聞いたあまりは、プリパラを救うために、アイドル活動を始めることにするのだった。
死体を隠し、島を守れ!筒井哲也によるサスペンス漫画を、藤原竜也と松山ケンイチのW主演、神木隆之介、黒木華、永瀬正敏ら豪華俳優陣の共演で映画化。日本を代表する演技派俳優が集い、極限状態での心理サスペンスを繰り広げる!舞台は、猪狩島という過疎化に苦しむ愛知県の離島。泉圭太(藤原竜也)は、妻の加奈(黒木華)、娘の恵里奈(飯島莉央)とともにイチジク農園を営んでいた。幼なじみで猟師の田辺純(松山ケンイチ)の手助けも借りながら、「黒イチジク」による島おこしに取り組んでいる。地方創生推進特別交付金5億円が内定し、島には明るい未来が見えはじめていた。そんなある日、島に不審な男(渡辺大知)が現れる。娘を狙われた圭太は、純と新任の駐在員・守屋真一郎(神木隆之介)とともに、その男を追い詰め、もみ合いになった拍子に殺害してしまう。島の未来を守るため、3人は死体を隠蔽することを決意する。しかし死んだ男は出所したばかりの凶悪犯で、愛知県警の刑事・畠山(永瀬正敏)らはその足取りを追い、島までやってきていた。警察の執拗な捜査、増える死体、島民からのプレッシャー。3人は死体を隠しきり、島の未来を守ることができるのか?
かわいい名犬たちが、どんなトラブルも解決!?カナダで制作され、世界160か国以上で放送されている大人気3DCGアニメ。10歳の男の子とかわいくて賢い子犬たちからなるパトロールチームが、それぞれの特技を活かして、さまざまなトラブルを解決していく。海辺の街アドベンチャー・ベイで活躍するパトロールチーム「パウ・パトロール」。10歳の男の子ケント(潘めぐみ)が率いるそのチームでは、個性豊かな子犬たちがそれぞれの特技を活かして任務に就いていた。ある日、グッドウェイ市長(勝生真沙子)がテレビ番組の収録をしていたところ、連れてきたペットのニワトリ・チカレッタが逃げ出してしまう。そこで市長はケントにチカレッタの捜索を依頼する。こうしてパウ・パトロールが出動することになるのだった。今回出動するのは、リーダーのケントと2匹の子犬、チェイス(石上静香)とマーシャル(小市眞琴)。ポリスカーを乗り回すチェイスは、チカレッタ捕獲用のネットを用意し、ファイヤートラックを運転するマーシャルは、高い所にも届くはしごをもっていくことにする。そうしてチカレッタのにおいを頼りに捜索していた彼らは、建物の屋根に乗っているチカレッタを発見。けれどもいざ救助しようとすると、走行してきた車の屋根に飛び乗って逃げてしまうのだった…。
この映画が実話に基づいていると知ったとき、あなたはなにを思うか…。韓国で実際に起きた事件をもとに制作され、2011年に本国で公開されると460万人以上もの観客を動員。あまりの衝撃に世論が動き、ついには韓国の法律をも変えた衝撃作!主演を務めるのは、『コーヒープリンス1号店』『あなたの初恋探します』などでおなじみの、韓国人気俳優・コン・ユ。主人公とともに奮闘する人権センターで働く女性役を、後に『ロマンスが必要2』『82年生まれ、キム・ジヨン』などで主演を務めるチョン・ユミが好演。主人公のカン・イノ(コン・ユ)は美術教師。大学時代の恩師の紹介で、とある郊外の聴覚障害者学校に赴任することになる。手話ができる彼は、耳が不自由な生徒たちと交流をはかろうとする。しかし生徒たちは心を開こうとせず、どこか異様な雰囲気を放っていた。ある晩、イノは学校で女子生徒の悲鳴のような叫び声を耳にする。日中の職員室では、教師が男子生徒を“教育”という名目のもと激しく殴打していた。この学校はなにかがおかしい…。イノはある場面を目撃したことをきっかけに、さらなる衝撃の事実を知ることとなる。イノと生徒たちの行方は? この世界に希望はあるのか?
人気4人組バンド・SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが俳優に初挑戦した作品! 演技初挑戦の彼がどんな姿を見せてくれるのか、注目を集めた映画だ。主演は菅田将暉で、ほかにも小栗旬、中村獅童、高畑充希など豪華俳優陣が出演。原案と脚本は、『MASTERキートン』や『20世紀少年』の共同原作者・長崎尚志。映画化まで実に10年ものときを費やした、新しいダークエンターテインメント!漫画家の助手をしている山城圭吾(菅田将暉)は絵が抜群にうまく、彼女である夏美(高畑充希)に支えられながら、漫画家として独り立ちすることを目指していた。しかし、山城にはある欠点があった。それは、リアルな悪人キャラクターが描けないことだった。サスペンスものを手掛けているにもかかわらず、悪人のキャラクターに現実味がなかったのだ。最後のチャンスと思い仕上げた作品も却下されてしまった山城は、ついに漫画の世界から去ることを決める。助手をやめる旨を伝えたその日、山城は師事する漫画家に頼まれ、とある一軒家をスケッチすることに。ところが、その一軒家で一家殺害事件が起こり、山城はその犯人を目撃してしまう!自分がリアルに描くことができなかった、“悪人キャラクター”を目前にした山城はどうするのか!? そして犯人の正体とは!?
2011年フジテレビ「月9」枠放送の恋愛ドラマ。ルームシェアする女性3人組が、恋愛に悩み傷つきながらも前に向かって歩き出す姿を描く。等身大の現代女性をリアルに映し出し、大きな共感を呼んだ。サバサバしたヒロイン・恵美を香里奈、勝気な咲を吉高由里子、真面目な真子を大島優子が演じる。田中圭、萩原聖人、稲森いずみ、倉科カナら豪華キャストが共演。イベント照明会社に勤める27歳の藤井恵美(香里奈)は、男性ばかりの職場でバリバリ働く独身女性。彼氏はおらず、母から結婚を急かされている。高校の演劇部同窓会で、華やかで勝気な後輩・小倉咲(吉高由里子)と再会した恵美。咲はモテるものの、本気の恋をしたことがなかった。就職活動に失敗していたが、周囲には大手出版社勤務だと嘘をついている。ひとり暮らしの寂しさを解消でき、家賃の節約にもなるからといって、咲は恵美にルームシェアを持ち掛ける。乗り気になる恵美。意見が割れたときのために3人目を探すといった咲は、真面目な後輩の半沢真子(大島優子)を連れてくる。派遣社員の真子は同僚の男性に片想い中だった。3人は真子の叔母の家を借りて共同生活をスタートさせる。そんななか、アメリカから恵美の元カレ・長谷川優(田中圭)が帰国する。わずか2週間でフラれた恵美だったが、実は今でも優を想っており…。
フジテレビ「月9」ドラマとして2015年に放送された作品。2011年、小説『下町ロケット』で直木賞を受賞した人気作家・池井戸潤の同名タイトルの小説を原作としている。気弱な主人公を演じたのは、人気アイドルグループ・嵐のメンバーとしてバラエティ番組をはじめ、多くのジャンルで幅広く活躍している相葉雅紀である。主題歌には嵐のシングル曲「青空の下、キミのとなり」が起用され、注目を集めた。脚本はドラマ『ストロベリーナイト』など、ヒットドラマを数多く手がけてきた脚本家・黒岩勉が担当しており、毎回スリリングな展開に惹きこまれる。デザイナーとして働く倉田健太(相葉雅紀)は、自分のデザイン画を出版社に提出するが、今回も担当者にダメ出しされ、新人デザイナーに仕事を奪われてしまった。独創性が感じられないといわれ、健太は気弱に生きてきた自分を見透かされたような気分になる。その帰り道、ぼんやりと駅のホームに並んでいた健太は突然、すごい勢いで割り込み乗車をしようとしたニット帽の男に突き飛ばされてしまう。いつもなら見て見ぬふりをするところだが、その日の健太は珍しくその男を注意した。多くの乗客が見つめる中、男は一目散に逃げ出し、健太は少しだけ達成感を得るのだった。しかし電車を降りてバスに乗った健太は、あのニット帽の男が、自分の後を追って同じバスに乗り込んでくる姿を見つけてしまう…。
2012年にTBS系列の日曜劇場枠で放送されたドラマ。標高2,500メートルという高さに建てられた小さな山の診療所を舞台に、医療設備が十分に整わない中でいかに人の命を助けていくのか、医療の原点に切り込んだ作品である。脚本は、ドラマ『天体観測』やドラマ『ドラゴン桜』などの脚本を手がけてきた秦建日子が担当している。主人公の優秀な心臓外科医・速水に扮するのは、今作で初めての医師役に挑戦することになった実力派俳優・向井理である。最新の医療機器を導入し、いつも多くの患者であふれている明慶大学病院。その中で、かなり難易度の高い手術も手際よくこなし続けてきた優秀な心臓外科医・速水圭吾(向井理)。ある日、速水は上司の沢口教授(松重豊)から、稜ヶ岳にある山の診療所へ1週間だけでもいいから行ってきてほしいと頼まれた。突然の依頼に驚いたものの、婚約者の父親でもある沢口教授の頼みを断るわけにもいかず、翌日、速水はさっそく稜ヶ岳山頂へと向かった。体力に自信があり、同僚のアドバイスも適当に聞き流していた速水は、道なき道が続く登山道の予想外の険しさに疲れ果て、少ししか用意しなかった飲料水も底をついてしまう。途方に暮れて座り込んでいた速水の目の前を、ひとりの女性(尾野真千子)が軽やかな足取りで通り過ぎた。速水は飲料水を分けてもらおうと、彼女に声をかけるのだが…。
キュアップ・ラパパ! 奇跡の魔法で世界を変える!『魔法つかいプリキュア!』は、2016年2月から2017年1月にかけて放送されたアニメ。プリキュアシリーズの第13作であり、「魔法」をテーマにダイナミックかつハートフルな物語を紡いでいる。秀逸なキャラクターデザインに定評があり、カラフルスタイルと呼ばれるプリキュアのフォームチェンジも大人気となった。中学2年生の少女・朝日奈みらい(高橋李依)は、ある日、夜空を飛び回る何かを目撃。翌日、その何かが落ちたあたりに探しにいくと、その道中で大事なクマのぬいぐるみを落とすが、上空からそれを教えてくれる声が。それはほうきに乗って空を飛ぶ魔法つかい・リコ(堀江由衣)だった。リコはリンクルストーンを見つけるためにこの世界に来たというが、そこへ同じくリンクルストーンを狙う闇の魔法つかいの幹部・バッティ(遊佐浩二)があらわれる。そして、バッティの攻撃を受けたみらいとリコだったが、ふたりのペンダントが光り、なんと伝説の魔法つかい・プリキュアに姿を変えた! ここから、奇跡と魔法のプリキュアが伝説の力を発揮していく…!
今作はレオナルド・ディカプリオが初のオスカーを獲得した、伝記映画である。実際に起きた事件をもとにしているが、実話とは思えないほど壮絶な復讐劇が描かれた。監督はアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが務めており、光の入れ方にこだわった映像が楽しめる。ディカプリオ以外にも、『ヴェノム』に出演するトム・ハーディや、『スター・ウォーズ』シリーズでハックス将軍を演じたドーナル・グリーソンらが出演した。音楽には日本人作曲家・坂本龍一が参加しており、幻想的ながらも、緊張感を演出する楽曲にも注目だ。アメリカ先住民の女性(グレイス・ドーブ)と結婚したグラス(レオナルド・ディカプリオ)は、息子のホーク(フォレスト・グッドラック)とともに、ハンターたちのガイドをしていた。狩りは順調に進んでいたが、白人たちをよく思わない先住民に奇襲されてしまう。ハンターたちは船に乗ったが、グラスは先住民の土地を避けられる安全なルートでの帰還を提案し、全員で陸路を進むことになった。しかし、その道中でグラスが巨大な熊に襲われてしまい、行動不能になってしまう。
今作は『ハロウィン』シリーズ第1作目の正統続編となったホラー映画である。前作から40年が経過した現代を舞台に、精神病院を脱出したブギーマンと、40年前の事件を生き残ったローリーの戦いが描かれる。何作もの続編が作られたシリーズではあるが、今作は第1作目の恐怖に原点回帰した作品で、過去作のキャラクターも登場した。主演を務めたジェイミー・リー・カーティスは、『ハロウィン』1作目にも出演しており、40年前と同じ役を演じている。精神病院で治療を受けていた連続殺人鬼・マイヤーズ(ニック・キャッスル)が、移送中の車から脱走する。マイヤーズは育った街・ハドンフィールドに舞い戻り、驚異的な力で人を殺めていく。一方、マイヤーズが起こした事件の生き残りであるローリー(ジェイミー・リー・カーティス)は、彼が逃走し、自分を殺しに来ることを察知していた。40年間続いた因縁にケリをつけるため、ローリーとマイヤーズは戦うことになるのだが…。
総理大臣とおバカ息子が入れ替わった!? これぞ笑いと感動の痛快政治エンターテインメント!『民王』は、2015年7月から9月まで放送されたテレビドラマ。遠藤憲一と菅田将暉のW主演によるコメディで、総理大臣の父と大学生の息子の「心」と「体」が入れ替わってしまったことで起こるドタバタを描いている。原作は『半沢直樹』『下町ロケット』などで著名な池井戸潤の小説。テレビドラマ版は第1回コンフィデンスアワード・ドラマ賞の作品賞をはじめ、数多くの賞を受賞している。作中にプロレスや特撮のパロディが散りばめられているのも見所。民政党の議員・武藤泰山(遠藤憲一)は、念願だった総理大臣の地位についに上りつめた。しかし、泰山にはひとつ心配ごとがあった。それは息子の翔(菅田将暉)のことである。翔はあるときから家を離れ、バイト先の「キッチンやみくも」に住みついてしまっていた。息子が事件を起こしでもしたら…と気に病む泰山だったが、その事件は我が身に降りかかった。なんと、泰山と翔の「心」と「体」が入れ替わってしまったのだ!総理就任の大事なときに、ろくに漢字も読めないおバカ息子が国会で答弁するなど、まさに大混乱の日々がはじまっていく…!
仮面ライダーとスーパー戦隊、2大ヒーロー誕生の秘密が今ここに…!『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』は、2021年に公開された特撮ヒーロー映画。『仮面ライダーセイバー』と『機界戦隊ゼンカイジャー』2作のクロスオーバー作品である。脚本は『宇宙戦隊キュウレンジャー』のメインライターを務めた毛利亘宏。執筆が思うように進まず苦しむ神山飛羽真(内藤秀一郎)は、ユーリ(市川知宏)から『機界戦隊ゼンカイジャー』という本を薦められる。そして、飛羽真がその本を読みはじめた途端、眩い光とともに一緒にいたユーリや須藤芽依(川津明日香)ともども「ゼンカイジャーの世界」へ飛ばされてしまう。困惑する3人はジュラン(浅沼晋太郎)と出会い、暴れ回る怪人と戦う展開に。するとそこには、ヒーローの姿をスケッチする謎の少年(鈴木福)の姿があった。一方、五色田介人(駒木根葵汰)をはじめとするゼンカイジャーの面々も、同様に本の力によって「セイバーの世界」へと飛ばされてきていた…。
コメディアンの王様・ジム・キャリー。彼には代表作といえるコメディ映画がいくつも存在する。『マスク』『エース・ベンチュラ』『ケーブルガイ』などの中でも、笑いと感動、両方とも味わえるのが、嘘がつけなくなった弁護士の大騒動を描いた『ライアーライアー』である。ジム・キャリーによる規格外の肉体的躍動に、まるでゴムのように動く表情に爆笑まちがいなし。さらには親子の感動ドラマも味わえる、見逃せない名作だ。噓を使いこなすフレッチャー・リード(ジム・キャリー)は、凄腕の弁護士として認められていた。どんな悪人だろうと、依頼を受ければできる限り最高の成果をもぎとる。まさに嘘つきの中の噓つき。それがフレッチャーなのだ。そんなフレッチャーには、愛するひとり息子・マックス(ジャスティン・クーパー)がいる。現在は離婚した妻・オードリー(モーラ・ティアニー)のところで暮らすマックスは、父親とは仲良し。しかし、いつも仕事ばかりで遅れてきては嘘をつく父親に悲しい思いをしてきた。ある日、誕生日を迎えたマックスだが、「必ず来る」と約束した父親のフレッチャーがいつまでも来ない。そこでマックスは誕生日ケーキの火を吹き消すときに「パパが嘘をつきませんように」と願いを込める。翌日、目を覚ましたフレッチャーは嘘がつけなくなってしまっていた!
2007年10月から2008年3月まで放送された、テレビアニメ作品。原作は2000年から2002年まで「アフタヌーンシーズン増刊」、2003年から2009年まで「月刊アフタヌーン」で連載された、熊倉隆敏の漫画『もっけ』。もっけとは妖怪のこと。檜原静流と檜原瑞生は妖怪を引き寄せてしまう体質の姉妹。妖怪が原因で巻き起こる騒動を、姉妹が協力し合って解決し、妖怪の対処も人間としても成長していく様子を描いた本格妖怪作品。姉・ 檜原静流(川澄綾子)は妖怪が見える体質、妹・檜原瑞生(水樹奈々)は妖怪に憑かれやすい体質。しかし姉妹ともに妖怪との関わり方を心得ていないため、両親のもとを離れて妖怪に詳しい祖父(堀勝之祐)と一緒に田舎で暮らしている。ある秋の日、瑞生は祖母(京田尚子)に秋の七草を見せようと草原で探していた。その背後に、得体の知れない黒い大きな「何か」が忍び寄る。しかし静流に名前を呼ばれた途端、その「何か」は消えてしまった。昼食をとった後、静流と一緒に再度七草を探しに出かける瑞生だが、探すことに一生懸命になってしまい、すぐに単独行動に。そして、気が付くと背後に黒い大きな「何か」が立っており、瑞生はそれを見てしまう。静流が瑞生を見つけたときには、地面に倒れ、気を失っていた。静流は瑞生を背負い、祖父のもとへ急ぐのだが…。
ライデンフィルム制作によるオリジナルテレビアニメ作品。社会人バドミントンの強豪チームをクビになった白鳥尊。尊は弱小チーム・サンライトビバレッジからオファーを受け、会社員として働きながら選手として再起を図る。これはサラリーマンでありながらアスリートでもある、社会人選手の物語。白鳥尊(榎木淳弥)は、社会人バドミントンの強豪チーム・ミツホシ銀行の選手である。しかし成果を残せず、次の大会で結果が出なければクビと宣告されてしまう。結局その大会でも結果を残せず、チームから去ることに。選手としての人生を諦めかけていた尊のもとに、オファーの電話が入る。オファーは、弱小チーム・サンライトビバレッジからだった。尊はサンライトビバレッジへ入社することを決める。初出勤の日、公園で酔いつぶれて横になっている男に水をせがまれる。男は水をくれた尊に恩を感じ、下手な結び方をしている尊のネクタイを手直しする。尊はそのまま出勤し入社挨拶をすると、社内は爆笑の渦に包まれた。尊のネクタイは、蝶ネクタイに手直しされていたのだ。社内の笑いが収まらないなか、遅れて出勤してきたのは、紛れもなく公園で尊のネクタイを手直しした男。その男は宮澄建(三木眞一郎)といい、社内の上司であり、バドミントン部の先輩だった。尊はそんな宮澄とダブルスを組むことになり…。
今作は村上春樹の短編小説『ドライブ・マイ・カー』を映画化した作品だ。上映時間が約3時間ある大ボリュームの作品だが、画期的な撮影手法が使用され、観客を映画の世界へと引きこんでいく工夫が随所に凝らされている。また、今作は世界中の映画祭で賞を獲得するなど、非常に高い評価を受けた作品としても知られている。特にメガホンをとった濱口竜介が作りあげた、詩的かつ独創的な世界観が評価された。舞台俳優で演出家でもある家福悠介(西島秀俊)は、愛する妻・音(霧島れいか)が、ほかの男と浮気している場面を目撃する。家福はショックを受けながらも、結婚生活を壊さないため、音を責めることはしなかった。ふたりの間に微妙な空気が流れるまま、音がくも膜下出血で死亡してしまう。家福は音の死を受け入れることができず、舞台に立つこともできなくなってしまった。それから2年後。家福は自身が手掛ける舞台『ワーニャ伯父さん』の公演のため、広島にやってきていた。現地では北海道出身の女性・みさき(三浦透子)と知り合い、専属ドライバーとして彼女を雇うことになる。
今作は『ハリー・ポッター』第1作目の公開から20年の節目に制作された、ドキュメンタリー作品である。出演キャストやスタッフたちが、再びホグワーツに戻ってくることがコンセプトとなっており、シリーズのセットを背景にさまざまな裏話が飛び出す、ファンにはたまらないドキュメンタリーとなった。ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリントの3人をはじめ、メインキャラクターを演じた豪華な俳優陣が登場。中にはゲイリー・オールドマンや、レイフ・ファインズなど、シリーズで印象的な役柄を演じた名優たちがコメントを寄せるシーンもある。『ハリー・ポッター』シリーズに出演した、エマ・ワトソン(エマ・ワトソン)やロビー・コルトレーン(ロビー・コルトレーン)のもとに、1通の封筒が届く。それは『ハリー・ポッター』の20周年を記念する、「リターン・トゥ・ホグワーツ」の招待状だった。キャストたちは20年前の出来事を思い出し、当時の裏話を語っていく。中には撮影中に起きた珍事件や、キャスト同士の恋愛模様など、誰も知らなかった話もあって…。
天下御免の侍戦隊、シンケンジャー参る!『侍戦隊シンケンジャー』は、2009年2月から2010年2月にかけて放送された特撮ヒーロードラマ。スーパー戦隊シリーズの第33作であり、「侍」をモチーフとした和風戦隊だ。もちろん、メインの武器は刀で、変身アイテムは筆。その筆で書かれた漢字による「モヂカラ」がパワーの源となる。リーダーであるレッドは「殿」と呼ばれ、そのほかのメンバーは「家臣」という位置づけ。とはいえ、ただの主従関係ではなく、メンバーそれぞれに上下だけではない関係性が与えられている。この世とあの世の狭間を流れる三途の川。そこには外道衆と呼ばれる妖怪たちが存在している。そんな外道衆によって人間は長年苦しみ続けてきたが、300年前から外道衆と戦う剣士たちがいた。その名もシンケンジャー。志葉家当主とその家臣で結成されたシンケンジャーは、人間を守るために外道衆と戦い、その大将である血祭ドウコク(西凜太朗)を封印。しかし2009年、ドウコクが復活し、再び外道衆の人間界襲来がはじまった。志葉家現当主の志葉丈瑠(松坂桃李)は、シンケンレッドとなって外道衆と戦っていたが、新たに4人の家臣が呼び出され、侍戦隊シンケンジャーがここに結成された…!
両親を亡くした少女が音楽をとおして、はみ出し者たちと絆を深めていく青春映画。タイトルにもある「ミックステープ」とは、さまざまなバンドの曲を取りこんだテープのことで、劇中では両親が遺したアイテムとして登場する。1999年。友達の少ない少女・ビバリー(ジェマ・ブルック・アレン)は、両親が好きだった曲を集めた「ミックステープ」を見つけ出す。さっそくテープを再生しようとしたビバリーだったが、すぐにテープが破損してしまい、曲を聴くことができなかった。しかし、テープには曲順が書かれた紙が封入されており、ビバリーはレコード店で順番どおりに曲を聴いて「ミックステープ」を再現しようとする。レコード店で働くアンチ(ニック・スーン)の協力もあり、音楽集めは順調に進むかに思えたが、2曲目は日本のバンド「THE BLUE HEARTS」の曲だった。少しでも曲の意味を知るため、ビバリーは隣に住むアジア系の少女・エレン(オードリー・シェ)に協力してもらう。ふたりは曲集めをとおして絆を深めていくのだった。
今作はカプコンが生み出した名作ホラーゲーム『バイオハザード』を原作とする、ゾンビホラー映画である。『バイオハザード』自体は過去にも実写映画化されているが、今作はよりゲーム版の設定やストーリーを取り入れた、リブート作品となっている。1998年のラクーンシティ。ここは製薬会社・アンブレラ社の本拠地となっていた街だったが、製薬工場が撤退したため、現在は寂れた街となっていた。アンブレラ社が極秘開発していたウイルスの存在を知るクレア(カヤ・スコデラリオ)は、兄のクリス(ロビー・アメル)に警告するため、ラクーンシティにやってくる。しかし、すでにウイルスはラクーンシティを蝕んでおり、住民たちをゾンビに変えてしまう。警察官のクリスはラクーンシティ郊外にある洋館を訪れ、ゾンビたちの襲撃を受けるのだった。一方、クリスを探しに警察署を訪れたクレアは、新米警官のレオン(アヴァン・ジョーギア)と出会う。ふたりはゾンビたちを蹴散らし、ラクーンシティの地下に張りめぐらされた、アンブレラ社の地下施設への侵入を試みるのだった。
独特な世界観を作りあげることで有名な、ウェス・アンダーソン監督の最新作。今作では監督の個性がさらに濃く反映されており、アンダーソンが思い描く世界に迷いこんでしまったかのような、不思議な映画体験ができる。大人気雑誌「フレンチ・ディスパッチ」は、個性あふれるライターたちが書く、ほかの雑誌にはない独創的な記事を掲載していた。しかし、編集長のアーサー・ハウイッツァー・Jr(ビル・マーレイ)が死亡したことにより、「フレンチ・ディスパッチ」の廃刊が決まってしまう。ライターたちは最終号に3つの物語を掲載しようと決め、3つの不思議なストーリーが語られていく。美術批評家のJ・K・L・ベレンセン(ティルダ・スウィントン)は、精神病院に収監されている画家・モーゼス(ベニチオ・デル・トロ)の奇妙なエピソードを執筆した。モーゼスは看守のシモーヌ(レア・セドゥ)と関係を持っており、彼女をモデルにした絵画を制作していた。塀の中で生み出されたモーゼスの作品は、美術商・ジュリアン(エイドリアン・ブロディ)に見出され、前衛的なアートして世界に紹介されるのだが…。
『新選組!』『真田丸』などをヒットに導いた鬼才・三谷幸喜による2022年のNHK大河ドラマ。鎌倉幕府誕生の際に、権力闘争で勝者となる北条義時を主人公とした豪華歴史絵巻。源頼朝を支えた13人の御家人たちの内部闘争が描かれる。主人公の北条義時を映画『銀魂』シリーズで知られる小栗旬、源頼朝を大河ドラマ『真田丸』に出演した大泉洋が演じる。政子に小池栄子、時政に坂東彌十郎、宗時に片岡愛之助が扮するほか、松平健、西田敏行、宮沢りえ、新垣結衣、菅田将暉、佐藤浩市、鈴木京香、山本耕史、佐藤二朗ら、大河ドラマならではの豪華キャストが顔を揃える。1175年、安元元年。平家の棟梁である平清盛(松平健)が日本に君臨していた。伊豆では北条時政(坂東彌十郎)、その息子・宗時(片岡愛之助)と義時(小栗旬)、娘の政子(小池栄子)ら親子が穏やかに暮らしていた。義時の祖父・伊東祐親(浅野和之)は、流罪人の源頼朝(大泉洋)の監視を清盛から託されていた。しかし、彼が京の務めから3年ぶりに帰郷すると、娘の八重(新垣結衣)と頼朝は恋仲になって男児をもうけていた。祐親の逆鱗に触れた頼朝は姿をくらます。捜索命令が方々に出されるなか、平家の世に反感を持つ宗時はこっそり頼朝を北条家に匿っていた。そのことを兄から知らされた義時は途方に暮れる。その後、義時は頼朝に挨拶に行くが…。
それぞれの生きづらさを抱えたまま、女性たちは一歩、踏みだしてゆく。初主演を務めるのは、『M 愛すべき人がいて』での怪演が話題となった田中みな実。監督は、『おいしい家族』『君が世界のはじまり』などで知られるふくだももこ。原作はおかざき真理による、雨宮まみのエッセイの漫画化作品。20代のころ、たくましくひとりで生きていく女性を賛美するエッセイを書いて大ヒットし、一躍有名になった本田まみ(田中みな実)。36歳になった現在もライターを続けている。しかし、10年前と現在で、結婚や幸せに対する自分の考えが変化していることに気づく。年下の彼氏との関係や、ひとりで暮らすまみを案じる母親(筒井真理子)からのプレッシャーを受け、自分の求める幸せについて悩むまみ。そんなまみがWEB配信番組『ずっと独身でいるつもり?』に出演した。20代のころからまみの書いたエッセイをバイブルとし、ひとりで生きていくことを肯定してきた由紀乃(市川実和子)、若さやかわいさを売りにパパ活で生計を立てる美穂(松村沙友理)、育児や家事に積極的に参加していると思い込んでいる「なんちゃってイクメン」の夫に不満を抱える彩佳(徳永えり)。4人の女性たちの人生、幸せ、さみしさが、交錯していく。
オーストリアで実際に起こった監禁事件を映像化した、衝撃のホラー・サスペンス。2008年に発覚し、世界を震撼させた、父親による実娘監禁事件“フリッツル事件”。今作では、父親の狂気に対する恐怖と地下室の閉塞感、そして孤独な地下室のなかでの、母子の絆を描いている。主人公・サラに、ホラー映画『インシディアス 序章』で主演を務めた経験のあるステファニー・スコット、非常に厳格でのちに狂気的な監禁犯となる父親・ドンに、ベテラン俳優のジャド・ネルソンを起用。厳格な父・ドン(ジャド・ネルソン)のもとで育てられたサラ(ステファニー・スコット)。高校を卒業し18歳になったら、家を出て父の束縛から逃れ、恋人と自由に暮らそうと考えていた。しかし、18歳の誕生日を目前に控えたある日、父によって家の地下室に監禁されてしまう。ドンは暴力やレイプによってサラをコントロール。ついにサラは妊娠さえしてしまう。階上で暮らす母(ジョエリー・フィッシャー)にも気づいてもらえないまま、衣食住すべてをドンに掌握された生活は、延々と続く。サラは無事に地下室を脱出できるのか。
美食を探求するゆかいな仲間たちが、再び冒険に出る!テレビアニメ『プリンセスコネクト!Re:Dive』シリーズの第2期。剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、美食を探求するギルドを結成した個性豊かな冒険者たちが、ちょっぴり危険な冒険を繰り広げる! 原作は、Cygamesが配信しているスマホ・Windows向けRPG。美しい自然が広がる、アストライア大陸にある王都・ランドソル。そこには、美食の探求を目的とした冒険者ギルド「美食殿」があった。そのギルドを率いるのは、いつもお腹を空かせている美少女剣士・ぺコリーヌ(M・A・O)。彼女は記憶喪失の少年・ユウキ(阿部敦)、エルフの少女・コッコロ(伊藤美来)、獣人族の少女・キャル(立花理香)とともに、日々美食を追い求めていた。そんなある日の朝、コッコロが管理協会からもらってきたという古い地図をみんなに見せる。なんとそこには、究極の調味料「海の雫」のありかが記されているらしい。美食に関することならば、ぜひとも調査に行かなければならないと、ペコリーヌたちはノリノリで地図が示す場所を目指す。ところが彼らがたどり着いたのは、どこまでも広がるサンゴの森。その森のなかで、案の定さっそく遭難してしまう。そうして食料も尽き、魔物に襲われて絶体絶命のピンチに陥るペコリーヌたち。だがちょうどそのとき、ひとりの年老いた冒険者に出会うのだった…。
累計発行部数が130万部を超えた、村田椰融の人気漫画『妻、小学生になる』が原作のドラマ。10年前に亡くなった最愛の妻が、小学生の姿で突然現れるというファンタジックな設定でありながら、現実的な家族の姿が巧みに描き出され、多くの人々の涙を誘っている。小学生の姿になった妻・貴恵を演じるのは、約2年間にわたるオーディションの結果、抜擢された子役俳優・毎田暖乃である。最愛の妻を亡くしてしまった夫・圭介を演じる堤真一との夫婦のかけ合いがとても新鮮であり、2人の絶妙なやりとりに惹きつけられる。妻・貴恵(石田ゆり子)の夢を叶えることが自分の夢であり、仲睦まじく幸せな毎日を送っていた新島圭介(堤真一)は、10年前のある日、交通事故で貴恵を失ってしまう。その日を境に、圭介とひとり娘の麻衣(蒔田彩珠)の暮らしは一変し、生きる希望を見失い、抜け殻のような毎日を送ってきた。そんな2人が暮らす新島家に突然、小学生の女の子(毎田暖乃)が訪ねて来る。彼女は自分のことを貴恵の生まれ変わりだといい、現在は10歳の小学生・白石万理華として暮らしていると説明した。圭介がぼう然と立ち尽くすなか、彼女は新島家に入り込み、貴恵が大好きだった食器を懐かしそうに眺め、驚く麻衣をとても愛おしそうに抱きしめたのだった。突拍子もない出来事に戸惑う2人は、彼女を追い出そうとするのだが…。
頑張るけれど報われない、ショッカーさんたちの悲哀!?「LINEマンガ」で配信されている漫画『お昼のショッカーさん』をもとにした、テレビアニメ作品。仮面ライダーとの戦いにおびえ、怪人たちのパシリに耐えながらも、日夜頑張るショッカーさんたちの日常を描く。世界征服をたくらむ悪の秘密組織「ショッカー」。そこには、人体改造手術で生み出された怪人たちとその配下として働く戦闘員・ショッカーさんたちが所属している。彼らは幹部たちの命令を受けて、人々を恐怖に陥れる作戦を実行するものの、そのたびに仮面ライダーに撃退されていた。そんななか、怪人のひとりであるイカデビル(蒼井翔太)は、今日も世界征服のための作戦会議を開く。そこで配下のショッカーさんたち3人に、考えてきた作戦を発表させるのだった。「イィー」と元気よく返事をした彼らは、さっそく作戦名を明かす。その名も「ちいきめざましパニック」。地域一帯のめざまし時計を止めて、住民を会社や学校に遅刻させ、パニックを引き起こす作戦らしい。それを聞いたイカデビルは、「なかなかの作戦だ」と大満足。さっそく準備を進めるようにショッカーさんたちに指示を出す。だが、時刻はちょうど正午に差しかかろうとしていた。そこでイカデビルは、まずはお昼ご飯への出動を命じる。その命令を受けたショッカーさんたちは、またも元気よく「イィー」と返事をするのだった…。
現代によみがえるシノビの力!Nintendo Switch用3D対戦アクションゲーム『ニンジャラ』をもとにしたテレビアニメ作品。エクストリームニンジャ競技大会「ニンジャラ」を舞台に、シノビの力を引き出す「ニンジャガム」をめぐる騒動が巻き起こる!乱世の時代、とある国に落ちた隕石により、特殊な能力「シノビの力」に目覚めた者たちが現れた。彼らは「忍者」を名乗り、大名に仕えながら諜報活動を担うようになる。しかし時代の流れとともに、忍者は不要な存在となり、今ではその子孫が散り散りになってひっそりと暮らしていた。そんななか忍者の子孫たちは、シノビの力を存続させるために、世界忍者協会「WNA」を結成。彼らの体に眠るシノビの力を引き出す「ニンジャガム」の開発を打ち出すのだった。その開発を担ったのは、WNA研究員のバートン(櫻井孝宏)、ベレッカ(鬼頭明里)、ロン(安元洋貴)の3人。彼らは幾度も失敗を重ね、丸3年間をかけてようやくニンジャガムの開発に成功する。だがバートンとベレッカは、ニンジャガムの副作用で、なぜか子どもの姿になってしまう。その一方、ニンジャガムの開発成功を知ったWNAは、最強のシノビの力をもつ者を見つけるため、ある計画を進める。それは、ニンジャガムを使った忍者の子孫たちによるエクストリームニンジャ競技大会「ニンジャラ」を開催するというものだった…。
人気刑事ドラマシリーズ第3作。寺島進演じる義理と人情に厚い駐在さんが、事件解決のために奔走するさまを描く。かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事で、現在は奥多摩に勤務する駐在・江波敦史を、硬軟演じ分ける実力派・寺島進が演じている。北村有起哉、笛木優子、佐藤寛太、市毛良枝らレギュラー陣に加えて、新キャスト・藤井美菜が参戦。詐欺疑惑のある本郷俊介(今井翼)が社長を務める会社「ロボキャスト」の前では、「詐欺被害者の会」の安西友幸(中山卓也)、大和田耕造(田山涼成)ら大勢の人々が声を荒げて抗議活動をしていた。一方、パトロール中だった奥多摩・水根駐在所勤務の江波敦史(寺島進)は、山岳ガイドの内田遼子(笛木優子)たちと出会う。警視庁捜査二課に配属された和泉玲香(藤井美菜)は、管理官の加倉井国広(北村有起哉)に捜査一課への異動を願い出るが、冷たくあしらわれる。そんななか本郷が失踪。クラウドファンディングで集めた1億円も行方不明となる。潜伏先として奥多摩の本郷の母・八重子(かたせ梨乃)を怪しむ玲香。彼女と江波、そして本郷の元カノだった遼子は揃って八重子を訪ねるが、八重子は息子とは縁を切ったと話すのだった。その後、水根渓谷で殺されている安西が発見され…。
『スパイダーマン』シリーズを手掛けた、サム・ライミの監督デビュー作。「山奥の別荘に訪れた青年たちが襲われる」という、ホラー映画のお約束を世に知らしめた作品で、低予算ではあるが映画史に残る傑作として知られている。主人公のアッシュを演じたのは、今作の製作にも携わっているブルース・キャンベル。彼はサム・ライミの親友でもあり、続編2作品でもアッシュ役を演じている。アッシュ(ブルース・キャンベル)ら5人の男女が、田舎道を走っていた。彼らは山奥の古い別荘に向かっており、そこで休暇を過ごそうとしていたのだった。今にも落ちそうな橋を渡り、5人は不気味な気配を漂わせる別荘に到着する。さっそくパーティーを開こうと、アッシュが乾杯の言葉を述べている途中で、なぜか地下室への扉がひとりでに開きはじめた。気になったアッシュたちは地下室へと降りていき、そこで奇妙な古文書を見つけ出す。古文書は「死者の書」と呼ばれるもので、興味本位で呪文を使ってしまったアッシュたちは、悪霊を蘇らせてしまうのだった。
花沢健吾が手掛けたホラー漫画『アイアムアヒーロー』を実写化した作品。突如あらわれたゾンビにより、日常が崩壊していく様子が丁寧に描かれ、リアリティすら感じさせるゾンビ映画に仕上がっている。漫画家のアシスタントをしていた鈴木英雄(大泉洋)は、長年付き合っていた彼女・黒川徹子(片瀬那奈)との結婚に踏み切れず、同棲している家には険悪な雰囲気が流れていた。そして、ついに堪忍袋の緒が切れた徹子に家を追い出されてしまう。そんななか日本では、人を理性のない凶暴な生物・ZQNに変えてしまう感染症が静かに流行りはじめていた。英雄は喧嘩した徹子に謝ろうとするが、彼女はすでにZQNとなっており、敵意むき出しで英雄に襲いかかる。なんとか窮地を脱した英雄だったが、ZQNの大量発生により、日本中はパニックに陥っていく。英雄は非感染者の女子高生・比呂美(有村架純)と出会い、感染力が弱まるとされる富士山を目指すが、ZQNにならなかった人間たちも危険な存在となっており…。
韓国で2019年に放送されたドラマであり、2014年に日本で社会現象を巻き起こしたドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』をリメイクした作品である。『冬のソナタ』や『椿の花咲く頃』など、大ヒットドラマを数多く輩出してきたPANエンターテインメントが制作を手がけたことで注目を浴びた。禁断の不倫関係に陥るふたりを演じたのは、透明感のある美人女優・パク・ハソンと、あらゆる役柄を演じ分けてきた俳優・イ・サンヨプ。原作に忠実な設定でありながら、韓国ドラマならではの魅力も兼ね備え、男女の幸せについて深く考えさせられる作品となっている。昼間にパートとして働いているジウン(パク・ハソン)は、結婚5年目の主婦。子どもはおらず、公務員の夫・チャングク(チョン・サンフン)と2人で暮らしている。パートから帰り、夕食を用意しながら夫の帰りを待っているジウンだが、帰宅したチャングクがいつも真っ先に駆け寄るのは、2羽のインコのもとだった。インコたちを溺愛するチャングクの話題は、常にインコのことばかり。自分にはまったく興味を示そうとしないチャングクとの暮らしに、ジウンは不満をつのらせていた。そんなある日、向かいに建つ豪邸にスア(イェ・ジウォン)一家が引っ越してくる。娘や夫たちと幸せそうに微笑むスアの姿は、まさに理想的な妻の姿そのものであったが、ジウンはスアのある秘密を知ってしまう…。
韓国SBSで2018年に放送された連続ドラマ。驚異の視聴率を記録したドラマ『製パン王キム・タック』や『浪漫ドクター キム・サブ』などを手がけてきたカン・ウンギョンが脚本を担当することで注目を浴びた。主演を務めたのは、日本でもリメイクされた話題のドラマ『シグナル』の主人公を演じ、一躍有名になったイ・ジェフン。今作でのイ・ジェフンの演技は高く評価され、SBS演技大賞では最優秀演技賞を受賞している。ヒロインは『雲が描いた月明かり』などで知られるチェ・スビン。イ・ジェフンと並び、優秀演技賞を受賞したチェ・スビンの繊細な演技にも注目したい。やっとのことで憧れの仁川空港に入社したヨルム(チェ・スビン)は日々、仕事に情熱を注いできた。しかしその情熱はなぜか空回りしてしまい、上司とトラブルに…。1年もたたないうちに、ヨルムは空港内で一番過酷な職場だといわれる旅客サービスチームへの異動を命じられてしまう。異動初日から遅刻してしまったヨルムに対し、チーム長のヤン・ソグン(キム・ジス)は、さっそくチェックインカウンターで起きたトラブルの解決を任せる。気合いを入れ駆けつけたヨルムだが、カウンターではひとりの男性客がすごい剣幕で怒鳴りちらし、自動チェックイン機をなぎ倒していたのだった。
あこがれから始まる、さわやか学園ボーイズラブストーリー。pixiv発のBL漫画『佐々木と宮野』をもとにした、テレビアニメ作品。女顔がコンプレックスな腐男子の男子高校生が、不良の先輩に気に入られて、一緒に学園生活を送るようになるストーリーを描く。電子版を含めたシリーズ累計発行部数は、100万部を突破した。小柄で女の子のような顔立ちをした男子高校生・宮野由美(斉藤壮馬)は、大人しい性格のオタク男子。しかもBL漫画を愛好し、普段から「攻め」や「受け」、「カップリング」に思いをはせる、いわゆる腐男子だった。ある夏の日、宮野は校舎裏でいじめを目撃する。見るからにケンカが強そうな男子生徒たちが、ひとりの男子生徒に暴行を加えていた。なんとか止めないといけないと思った宮野は、いじめの現場に飛び出そうとする。ところが、そこで不良っぽい先輩・佐々木秀鳴(白井悠介)が現れ、宮野の代わりにいじめを止めに入ってくれる。そんな佐々木の頼もしい後ろ姿に、宮野はあこがれの気持ちを抱くのだった。その一方、佐々木の方もその一件をきっかけに、宮野に興味をもつようになる。そうしてしばしば宮野のクラスを訪れて、強引に絡むようになっていく。そんな毎日が過ぎていくなかで、佐々木はやがてBL漫画について熱く語る宮野と接するうちに、宮野に惹かれ始めていることを自覚するようになるのだった…。
原作は2021年4月から7月まで「bilibili」で配信された、瀾映画制作の中国webアニメ。写真の撮影者の精神に乗り移ることができるトキと、写真の世界で12時間以内に起きた出来事を把握することができるヒカルが、クライアントの写真を手掛かりに依頼を解決していくタイムサスペンス作品。ある日リン(古賀葵)は、トキ(豊永利行)が店主をしている時光写真館に仕事を持ってくる。その仕事内容は、大手ゲーム会社の財務データを入手すること。データはCFOが1人で管理しており、ハッキング防止のためパソコンには保存していない。データを見れるチャンスがある人物は、CFOの助手・エマ(小清水亜美)ただ1人。手がかりは、エマが一昨日の夜にSNSにアップした春巻きの写真。その写真を見たヒカル(櫻井孝宏)は、一度だけチャンスが訪れるという。そのチャンスに賭けて、トキはデータを入手するために一昨日のエマの精神へと乗り移る。エマの精神に乗り移ったトキはCFOにキスを迫られた挙句、深夜まで書類作成という散々な目に。過酷なエマの生活を心配するトキだったが、過去を変えてはいけないルールをヒカルに指摘され詮索をやめる。目的は財務データの入手。ヒカルは明日の朝の報告会がチャンスだという。トキはそこで無事データを入手をできるのか…。
原作は2015年から「月刊コミックジーン」で連載されている、Feの漫画『殺し愛』。感情を出さないクールな賞金稼ぎの女・シャトー・ダンクワースと、凄腕でつかみどころのない殺し屋・ソン・リャンハ。謎が多く、相性最悪の2人が織りなすサスペンス作品。とある仕事場で出会ったシャトー・ダンクワース(大西沙織)とソン・リャンハ(下野紘)。シャトーはリャンハを銃殺しようと試みるが失敗し、瞬く間に押し倒されてしまう。圧倒的に不利な状況に死を覚悟するが、リャンハからは名前と連絡先を聞かれるだけだった。シャトーはなぜかリャンハに気に入られ、しつこくデートに誘われるようになるのだった。リャンハは頻繁に連絡してくる上、シャトーが狙う賞金首を先に仕留めて渡すなど、アプローチは絶えない。シャトーは、しつこいリャンハにうんざりしていた。そんなある日、シャトーが所属するリッツランサポート商会に殺しの依頼が入る。その依頼内容は、リャンハ殺害だった。シャトーは、リャンハを殺害することができるのか…?
2021年12月31日にTOKYO MXにて放送された、Yostar Picturesのオリジナルテレビアニメ作品。ゴルフ初心者の美波が、2個年上の遥と彩花に教わりながら3人でゴルフを楽しむ様子を描いた全1話の15分アニメ。ラウンド3回目でまだまだゴルフ初心者の美波(高木美佑)と、プロを目指す遥(天海由梨奈)と、読者モデルをしている彩花(後藤彩佐)の3人はラウンドを回る。美波は今日こそパーを取ると意気込み、新調したボールを2人に見せる。遥はそのボールに、まっすぐ飛ぶおまじないとして3人のイニシャルを取った「HAM」という文字を書き込み、友情パワーを吹き込んだという。美波が緊張した面持ちで振りぬいた「HAM」ボールはコースを大きく外れ、谷底へと消えてしまうのだった…。彩花の1打目は、少し擦ってしまったものの綺麗に飛び、まずまずのショット。遥の1打目は、美波と彩花が思わず感嘆の声を上げてしまうほどのナイスショット。2人のショットを見た後、自分も綺麗に打ちたいと思う美波。練習場では綺麗に飛んだことや、フォームの注意点を思い出しながら打った2打目は、地面を叩いてしまいボールは転がるだけで…。
NHK連続テレビ小説第105作。京都、岡山、大阪を舞台に、ラジオ英語講座とともに生きた昭和・平成・令和3世代のヒロインを描くハートウォーミングストーリー。脚本は『ちりとてちん』などで知られる藤本有紀。戦前・戦後をたくましく生きた安子を上白石萌音、昭和30年代からは安子の娘の二代目ヒロイン・るいを深津絵里、昭和40年代からは三代目ヒロイン・ひなたを川栄李奈が演じる。49歳の深津が18歳のるいを違和感なく演じ、その透明感と高い演技力が大きな話題となった。村上虹郎、松村北斗、世良公則、オダギリジョー、市川実日子ら豪華キャストが共演。日本でラジオ放送がスタートした1925年、和菓子屋「たちばな」に生まれた橘安子(上白石萌音)。地元名家の息子・雉真勇(村上虹郎)とは幼なじみだった。その兄で雉真家跡取りの稔(松村北斗)との出会いをきっかけに、安子はラジオ英語講座を聞き始める。やがて恋に落ちたふたりだったが、借金問題で勘当された兄・算太(濱田岳)の代わりに店を継ぐことになった安子は見合いを勧められ、稔の母・美都里(YOU)も稔の見合い話を進める。稔の学徒出陣が決まるなか、稔の父の千吉(段田安則)は「たちばな」を訪れ、安子の温かな人柄を知って稔との結婚を許す。稔は安子と結婚したわずか1か月後に出征。その後安子は娘のるいを無事出産するが、終戦の年に稔の戦死を知らされ…。
松本潤主演のホームコメディ。おせっかい焼きの主人公・チカラが、問題を抱える住民たちと次第に関係を築いていくさまをユーモラスに描く。脚本は『家政婦のミタ』の遊川和彦。主人公の中越チカラを松本潤、彼のたくましい妻・灯を上戸彩が演じる。そのほか松嶋菜々子、浅野和之、風吹ジュン、長尾謙杜、清水尋也ら豪華キャストが揃う。とあるマンションに引越ししてきた自称小説家・中越チカラ(松本潤)は優柔不断で、しっかり者の妻・灯(上戸彩)、娘の愛理(鎌田英怜奈)、息子の高太郎(大平洋介)からいつも叱られている。マンションで出会ったのは、今日のラッキーカラーに身を固めた謎めいた女性・道尾頼子(松嶋菜々子)や、「601には連続幼児殺人事件の犯人・少年Aが住んでいる」と教える管理人の星譲(浅野和之)、男性たちが出入りする部屋に住むマリア(ソニン)などユニークな住人たち。チカラは好奇心を掻き立てられるが、灯は首を突っ込まないようにとクギを刺す。ある日、隣室からの悲鳴に駆けつけたチカラは、木次達代(映美くらら)と娘・好美(古川凛)が大きな蜘蛛に困っているのを知って退治する。帰宅した夫の学(小澤征悦)に母子がおびえていたことが気にかかるチカラ。数日後、またもや隣の402号室から悲鳴が聞こえてくる。たまらず駆けつけたチカラは、木次家の秘密を知ってしまい…。
結婚式で新郎に逃げられたヒロインがたったひとりで披露宴に臨み、テレビ局員とユーチューバーに見初められるさまを描くラブコメディ。『あなたの番です』のヒットメーカー・秋元康が企画・原作を務める。明るくたくましい主人公・平千紗を演じるのは佐々木希。テレビ局員・榎本信にロックバンド・RIZEのドラマーとしても活躍中の金子ノブアキ、人気ユーチューバー・タックタック役にはコミカルな演技に定評のある戸塚純貴が扮する。千紗の家族役で遠藤憲一、斉藤由貴、若月佑美ら豪華キャストが出演。結婚式を迎え、幸せの絶頂にいた新婦・平千紗(佐々木希)。ところが誓いの言葉をいおうとしたそのとき、突然見知らぬ男が現れて新郎を連れ去ってしまう。呆然とする千紗だったが、父・総一郎(遠藤憲一)、母・美恵子(斉藤由貴)、妹・風花(若月佑美)らも心配するなか、ひとりで披露宴を開くことを決意する。会場で小競り合いをしていた、テレビ局員の榎本信(金子ノブアキ)と人気ユーチューバーのタックタック(戸塚純貴)。そこに風花が割って入り、タックタックに披露宴のための映像を作るよう依頼する。タックタックは、アップして構わないという条件で仕事を引き受ける。榎本も裏方の仕事を手伝うなか、とうとう前代未聞のソロ披露宴が開宴するが…。
鎌倉時代に記されたとされ、平家一門の盛衰が描かれた『平家物語』。今作は、歴史的に有名なこの作品を、古川日出男が現代語に訳したものを原作としている。制作したのはアニメ『映像研には手を出すな!』や、Netflixで世界同時配信された『日本沈没2020』などを手がけてきたサイエンスSARUである。大ヒット映画『君の名は。』や『聲の形』などで知られる悠木碧や、大人気アニメ『おしりたんてい』シリーズの怪盗役で知られる櫻井孝宏など、人気声優たちの声にも注目が集まっている。平安時代末期、平家の勢いはとどまるところを知らず、日本全国66ヵ国のうち、約半数の国を平家が治めるようになっていた。盛大な宴をひらき、栄華に酔いしれる平清盛(玄田哲章)。宴に集まった者たちは清盛の機嫌をとり、ある者は「平家にあらざれば人にあらず」と笑った。みんなが笑うなか、ひとり笑うことができなかった重盛(櫻井孝宏)は帰り道、悲しく、力強く響く琵琶の音色を耳にする。近寄っていくと、ひとり寂しく琵琶をひいている粗末な身なりの少年(悠木碧)のまわりに、重盛は殺された死者たちの姿を見てしまう。大好きだった父を平家に仕える者に殺されてしまった少年は、重盛を見つめ、平家の滅亡を予言する。右の瞳だけが青いその少年は、重盛と同じように、人には見えないものが見えてしまうのだった…。
ハリウッドで多くの作品にたずさわってきた、ケシェット・インターナショナル社やファセット4メディア社が、TBSと共同で制作。タイトルの「DCU」は、水中で起きたさまざまな事件の捜査をおこなうために設置された架空の組織の名称である。海上保安庁の全面協力のもとで撮影された、海やダム湖での迫力満点のダイビングシーンは必見だ。主演の阿部寛をはじめ、横浜流星や高橋光臣など、キャストたちが体を張って挑戦した熱気あふれる数々のシーンから目が離せない。海上保安庁に、海や川などの水中の事故や事件捜査を専門的に扱う「潜水特殊捜査隊(Deep Crime Unit)」が新設されることになった。さらにDCUの中でも、テロや凶悪犯をターゲットにした第一機動部隊には、鍛え抜かれた6人の優秀なメンバーが集められた。アメリカ海軍特殊部隊で強化訓練を受けてきたばかりのメンバーたちをまとめるのは、リーダーとなった新名正義(阿部寛)である。新名は15年前、バディを組んでいた同僚・成合(吉川晃司)を任務中の事故で失っていた。その事故で新名に命を助けられた瀬能(横浜流星)や成合の妹・隆子(中村アン)らも、過酷な試練を乗り越え、DCUに加わったのだ。新名はさっそくメンバーを集め、初めての任務地となるダム湖へとヘリで急行するのだった。
最強のイレギュラー、神の使徒に立ち向かう!小説投稿サイト「小説家になろう」発の大人気ライトノベル『ありふれた職業で世界最強』の、テレビアニメシリーズ第2期。オルクス大迷宮から生還した最強のイレギュラー・南雲ハジメら一行が、ついに世界の黒幕と戦うことになる! 電子版を含めたシリーズ累計発行部数は500万部を突破した。オルクス大迷宮で勇者パーティを救い、見事に生還を果たした南雲ハジメ(深町寿成)。かつてのクラスメイトと再会したものの、何の感傷にも浸ることなく、さっさと立ち去ってしまう。そんな彼を想い続けてきた白崎香織(大西沙織)は、ハジメについていくことを決意する。こうして香織を仲間に引き入れたハジメ一行は、海人族の少女・ミュウ(小倉唯)を故郷のエリセンまで送り届けるため、グリューエン大砂漠を進んでいた。そんななか、ハジメたちは砂漠の真ん中で、行き倒れていたひとりの男と遭遇する。なんと彼は、アンカジ公国領主の息子で、「オアシスの毒」に侵されて体内の魔力を暴走させていたのである。機転を利かせた香織の治癒魔法により、その男は一命を取りとめる。そして、ハジメたちは彼からアンカジ公国の惨状を聞かされ、公国の民を救ってもらえないかと依頼を受けるのだった。しかし、実はその惨状の裏には、世界を揺るがす大きな陰謀がはたらいていた…。
一夫多妻制の「ハーレム婚」通称「ハレ婚」が認められた町で、3人目の妻となって奮闘するヒロインを描くラブコメディ。原作はNONによる同名人気コミック。主題歌をHYDEが手がける。倒れた父にかわって借金を返済し、喫茶店経営をするために第3夫人となるがむしゃらな主人公・小春役を演じるのは、元AKB48の島崎遥香。ハレ婚の相手・伊達龍之介に稲葉友、ほかのふたりの妻に柳ゆり菜と浅川梨奈が扮する。小春の父親役で渡辺いっけいが共演。つき合う男は既婚者ばかりという男運のない女性・前園小春(島崎遥香)。恋に疲れて故郷の北つばめ市に戻った彼女が入院中の父・哲郎(渡辺いっけい)の見舞いに行くと、怪しげな男・伊達龍之介(稲葉友)に話しかけられ、いきなり抱きしめられてしまう。病室の帰りに小春は母・直子(宮地雅子)から、父の喫茶店「ルパン」を閉店することと、借金を抱えている事実を聞かされる。悲しい思いでルパンを訪れた小春のもとにまたもや龍之介が現れ、コーヒーを注文。彼はまずいコーヒーに5円だけ支払って去っていく。友人たちから北つばめ市の一夫多妻制「ハレ婚」条例について教えられ、驚く小春。その後、妻であるゆず(柳ゆり菜)とまどか(浅川梨奈)を連れて現れた龍之介は、借金を肩代わりする代わりに3人目の妻になってほしいと小春にプロポーズするが…。
アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が主演を務める、癒し系飯テロドラマ。清水ユウによる同名人気コミックを、『リコカツ』の脚本家・泉澤陽子と『おっさんずラブ』などの制作に携わったYuki Saitoが映像化。小瀧のほか葉山奨之、なにわ男子の大西流星、佐伯大地という個性豊かなイケメンが、喫茶店「鹿楓堂」を営む4人組に扮する。ジャニーズWESTの藤井流星も重要キャストとして出演。見目麗しい美青年たちに加え、おいしそうなグルメ、スイーツ、かわいい看板ネコにも癒される作品となっている。ふと目に留まった、古民家風の喫茶「鹿楓堂」に立ち寄った仕事途中のつばさ(ファーストサマーウイカ)は、和服姿の若者・スイ(小瀧望)に笑顔で迎えられる。お茶担当のスイのほか、料理担当のときたか(葉山奨之)、スイーツ担当の椿(大西流星)、珈琲担当のぐれ(佐伯大地)が営むその店で、つばさは仕事を忘れておいしい珈琲、パフェ、鮭いくら茶漬けに癒されるのだった。ある日訪れた女子中学生の天神小鶴(田畑志真)は、わらび餅を幸せそうに食べるものの、お茶を飲むとがっくり肩を落としてしまう。思わずスイが話しかけると、彼女はとてもお茶にくわしかった。買い物のついでにスイが小鶴を送っていくと、彼女の実家はなんと大きなお茶屋さんだった。すると、奥から店主・猛彦(伊武雅刀)の怒鳴り声が聞こえてきて…。
恋人殺しの濡れ衣を着せられた天才外科医が、真犯人に復讐を果たすために命がけの逃亡劇を繰り広げるサスペンスアクション。さまざまな追手をかいくぐり、天才的なオペ技術で人々を救いながら真実に向かって突き進むさまをスリリングに描く。プライムタイム連続ドラマ初主演の成田凌が、愛と復讐に燃える天才外科医・藤木圭介を熱演。圭介の力となる女性・美香子に森七菜、殺された恋人・妙子に桜庭ななみ、執拗に藤木を追う妙子の兄・拓郎に松岡昌宏が扮する。天才脳外科医の藤木圭介(成田凌)は、恋人の八神妙子(桜庭ななみ)殺害したという冤罪をかけられて逃亡する。それは真犯人を突きとめるためだった。妙子を溺愛していた元自衛官の兄・拓郎(松岡昌宏)は圭介を犯人だと考え、異常な復讐心に燃えて彼を追う。「鳴海健介」という偽名で海洋観測船に乗り込んだ圭介。先輩観測員の沢井美香子(森七菜)は、圭介のツルツルの手を見て彼の過去に興味を持つ。一方で拓郎は、賭け麻雀をしていた刑事の筋川(和田聰宏)を脅迫して情報を手に入れ、圭介を乗せた観測船の行方を追っていた。指名手配犯のポスターを見て圭介の正体に気づいた美香子は、彼を問い詰める。しかしその後、美香子は大事故に巻き込まれて腕に大けがを負ってしまう。彼女を見捨てられない圭介は、手元にある道具を駆使してオペを始めるが…。
『レディ・バード』は女優として活躍していた、グレタ・ガーウィグの初となる単独監督作品である。親や世界に反抗心を燃やす女子高生を描いた作品で、世界的に高い評価を受けた。主演を務めたのは、何度もアカデミー賞にノミネートされた経験を持つ、シアーシャ・ローナン。今作では等身大の女子高生を自然体で演じている。そのほかにも『君の名前で僕を呼んで』に出演したティモシー・シャラメや、ルーカス・ヘッジズなどの若手俳優がキャスティングされた。女子高生のクリスティン(シアーシャ・ローナン)は、東海岸の大学に進学することを夢見ていた。しかし、母親のマリオン(ローリー・メトカーフ)に反対され、車の中で口論になってしまう。クリスティンは母に反抗するため、突然走行中の車から飛び降り、大けがを負った。ギブスをつけて学校に行くようになったクリスティンは、親友のジュリー(ビーニー・フェルドスタイン)と、学校内でおこなわれていたミュージカルに参加する。そこで憧れの男子・ダニー(ルーカス・ヘッジズ)と親しくなり、バラ色の人生がスタートするかに思えたが…。
今作はフロリダ州のオーランドに住んでいる貧困層の家族を描いた作品である。アメリカにおける貧富の格差は近年問題になっており、今作では普段は目を背けてしまいがちな、ギリギリの生活を送っている人々をリアリティたっぷりに描いている。アメリカのみならず、世界中から旅行者が訪れるウォルト・ディズニー・ワールド。夢と魔法で満ちたリゾート地のすぐ近くには、貧困生活を余儀なくされ、安モーテルで暮らしている家族たちがいた。そんな夢と魔法からほど遠い、劣悪な環境で暮らしている少女・ムーニー(ブルックリン・キンバリー・プリンス)は、同じ境遇の友達と一緒にいたずらをする。ムーニーが住むモーテルの管理人・ボビー(ウィレム・デフォー)は、子どもたちのいたずらに悩まされていたが、彼女たちの境遇に同情し、追い出すことはしなかった。ある日、ムーニーは友達のスクーティ(クリストファー・リヴェラ)たちと一緒に火遊びをしてしまう。火は燃え上がり、大人たちにも知られるほどの火事になる。幸い事件にはならなかったが、スクーティの母親・アシュリー(メラ・マーダー)は、ムーニーを遠ざけようとするのだった。
60年代から映画界の最前線で活躍してきた、クリント・イーストウッドの監督作品。今作ではみずから主演も務めており、落ちぶれたロデオスターを演じた。90歳を超えてもなお現役で活躍し続ける、イーストウッドの姿に心を動かされる作品だ。かつてロデオ界の頂点に立ったカウボーイ・マイク(クリント・イーストウッド)は、現役を引退し、落ちぶれた生活を送っていた。ある日、友人のハワード(ドワイト・ヨアカム)からひとつの依頼が舞いこむ。それはメキシコにいるハワードの息子・ラフォ(エドゥアルド・ミネット)を、アメリカに連れ帰ってくるだけの簡単な仕事だった。マイクはさっそくメキシコに入国し、ラフォの母親・リタ(フェルナンダ・ウレホラ)と会うが、彼女は息子のことなど眼中にない。諦めず街を探しまわったマイクは、不良少年たちのたまり場でラフォを見つけ出す。さっそくアメリカを目指すふたりだったが、息子を連れ去ったことに怒ったリタは、部下を使ってマイクを追跡しはじめる。なんとか追跡を振り切ったふたりは、小さな田舎町に流れ着き、住民たちと交流していく。
世界的な高級ブランド・グッチを立ち上げた一族のスキャンダルを描いた伝記映画。一般階級の女性が、グッチ家の人間と結婚し、愛と金に溺れていく様を描いている。主演は『アリー/スター誕生』でアカデミー賞にノミネートされたレディー・ガガ。相手役は『スター・ウォーズ』シリーズでカイロ・レンを演じた、アダム・ドライバーが起用された。運送会社で働いていたパトリツィア(レディー・ガガ)は、とあるパーティーで大富豪の息子・マウリツィオ(アダム・ドライバー)と出会う。彼はかの有名なブランド・グッチの後継者だったが、パトリツィアと結婚するため、父親のロドルフォ(ジェレミー・アイアンズ)と縁を切ってしまう。ふたりは無事結婚するも、グッチ家の人間は結婚式に参加しなかった。そんなある日、マウリツィオの叔父・アルド(アル・パチーノ)の誕生日会に招待され、ふたりは別荘地へと向かう。年老いたアルドはグッチの経営を任せる後継者を探していたが、自身の息子・パオロ(ジャレッド・レト)を無能と判断しており、後継者に選ばなかった。そんな状況を知ったパトリツィアは、夫のマウリツィオをグッチの経営に関わらせようと企むのだが…。
近年Twitterで注目を浴びる新たな漫画ジャンル。それが自堕落な日常をつづる日記漫画である。その中でも、最も自堕落で不健康な生活をしていると注目を浴びているのが、Twitterアカウント「川尻こだま」の日記漫画なのだ。そんな川尻こだまの日々がまさかのテレビアニメ化!『あたしゃ川尻こだまだよ〜デンジャラスライフハッカーのただれた生活〜』は、立ち上がれない人々のためのテレビアニメ作品だ。川尻こだま(悠木碧)は漫画家である。好きなものは脂っこいもの、しょっぱいもの甘いもの。そして酒。「妖怪界のデンジャラスライフハッカー」を自称し、日々自堕落に過ごしている。その不健康極まりないライフスタイルは、死の危険さえも感じさせるほど。生まれたときからボーッと生きているという川尻こだま。そんな彼女の不健康な日々は続く。ときに天啓猫(悠木碧)が知恵を授けるも、改善する兆しはない。なぜなら彼女はデンジャラスライフハッカーなのだから。
達也と深雪の始まりの物語。佐島勤の大人気ライトノベル『魔法科高校の劣等生』第8巻「追憶編」をもとにしたテレビアニメ作品。魔法科高校に通う完全無欠の美少女である司波深雪が、兄の達也を敬愛するようになったきっかけとなる事件を描く。2021年12月31日にTOKYO MXほかにて、年越しスペシャルアニメとして放送された。2092年8月、可憐な中学1年生の少女・司波深雪(早見沙織)は、兄の達也(中村悠一)と母の深夜(井上喜久子)とともに、沖縄旅行に来ていた。今でこそまるで恋人どうしのように仲睦まじい深雪と達也であるが、当時の関係は冷え切っていた。無口で無表情のまま、深雪のガーディアンとして淡々と職務を果たす兄に深雪は嫌悪感を覚え、ことあるごとに兄にいらだちをぶつけるのだった。だが沖縄の海辺を散策している途中、不良軍人たちに絡まれた深雪は、疎ましく思っていた達也に助けられる。その出来事を通して、深雪は達也の本当の思いとは何なのか、考えをめぐらせるようになる。ところがちょうどそのとき、突如何者かが沖縄に軍事侵攻を開始する。それと同時に、国防空軍の恩納基地でも米軍人の子孫たちが反乱を起こす。身の安全を確保するため、基地のシェルターに避難することになる深雪たちだったが、そこにも反乱軍がやってくる。絶体絶命の危機の陥るなか、達也は深雪を守るため、立ち上がるのだった。
年老いた大賢者が、美少女の召喚術士になる!?小説投稿サイト「小説家になろう」発のライトノベル『賢者の弟子を名乗る賢者』をもとにしたテレビアニメ作品。オンラインゲームの世界を舞台に、美少女の召喚術士として生まれ変わった老齢の大賢者が、大冒険を繰り広げる! 原作のシリーズ累計発行部数は150万部を突破した。VRMMO-RPGゲーム『アーク・アース オンライン』。そのゲーム世界は、無限の可能性に開かれており、あらゆることがプレイヤーの自由な発想に委ねられていた。そうした世界でプレイヤーたちにより建国された「アルカイト王国」には、国王ソロモン(村瀬歩)の下に、「九賢者」と呼ばれる最高位の術士たちがいた。そのひとりである老齢の召喚術士・ダンブルフ(ささきいさお)は、ソロモンとともに王国を建国した古参プレイヤー。今も王国を守るべく、他国の進軍や魔物の侵攻と戦う日々を送っていた。そんななかゲーム世界に突如異変が発生し、これまで感じるはずのなかった味覚や嗅覚が生まれる。NPCたちも意志を持った人間のような反応を見せるようになる。しかしなによりも変わったのは、ダンブルフ自身であった。なんと彼は、長い銀髪を持つ美少女・ミラ(大森日雅)に変わってしまったのである。いったい世界で何が起きたのか。その原因を探るため、ミラは賢者ダンブルフの弟子を名乗り、冒険の旅に出るのだった。
2017年1月から3月まで放送された、テレビアニメ作品。原作は2013年から「コミック電撃だいおうじ」で連載されている、うかみの漫画『ガヴリールドロップアウト』。天界から人間界へと修行に来ている天使・天真=ガヴリール=ホワイトは、人間界の娯楽に触れたことで、かつての姿からは想像もできないほどに堕落してしまった。修行など忘れて娯楽を満喫することに命をかけるガヴリールと、その周囲の人物が織りなす日常を描いたコメディ作品。天使学校を首席で卒業した天真=ガヴリール=ホワイト(富田美憂)は、卒業式で「天界でもまれに見ぬ才能の持ち主」といわれ、人間界での修行の成果を期待される。人間界へ降りたガヴリールは、草むしりやごみ拾いなどのボランティアを積極的におこない、近所でも評判の良い学生だった。天使として順調に人類を幸せにしていたが、あるときネットゲームの中の住民が助けを求めているところに遭遇する。たとえネットゲームの住民だとしても助けなくてはならないと思い、救助する。その後もネットゲームで救助を続けるが、現状では救える人数に限度があった。ガヴリールはよりたくさんの住民を救うために、アイテムを購入する。ゲームに課金してしまったこの瞬間、ガヴリールの中で何かが壊れ、取り返しのつかないほどドロップアウトしていくのだった...。
事故により寝たきりとなってしまったケーナ。しかし、動けないケーナもVRMMORPG・リアデイルの中だけでは自由に遊んでいた。そんなケーナがリアデイルの世界に転生してしまった冒険物語。原作は2010年から2012年まで「小説家になろう」で連載された、Ceezの小説『リアデイルの大地にて』。また2019年から「WEBデンプレコミック」で、月見だしおによる漫画版が連載されている。ある日の朝、ケーナ(幸村恵理)は少女の声で起こされ目を覚ますと、事故で動かなくなっていたはずの下半身が動くようになっていた。また何もない空間から、アイテムボックスを出すこともできる。極めつけは顔立ちだった。なんとケーナは、自身がリアデイルで作ったアバターになっていた。ケーナはリアデイルの世界に転生したことに気がつく。ケーナを起こした少女・リット(柳原かなこ)と、宿の女将・マレール(中村桜)が用意した朝食をとりながら話をしていくと、そこはケーナが知っているリアデイルから200年経った世界だった。病院にいたはずの自身の身体は、大規模な停電により生命維持装置が停止していまい、亡くなっていると知らされ…。
樹林伸のシリーズ小説を原作とした医療エンターテインメントドラマ。記憶喪失になりながらも、ずばぬけた医療知識と診断力を持つ謎の女性・白夜が、誤診を見破って正しい診断をくだし生命を救っていく姿を描く。あどけなさを残す正体不明の天才美女・白夜を、映画『君の膵臓をたべたい』などで話題を集めた浜辺美波が演じる。白夜と深く関わるジャーナリスト・将貴役を柄本佑、内科医・麻里亜役を瀧本美織が務める。公園をランニングしていた医療ジャーナリストの狩岡将貴(柄本佑)は、倒れている女性(浜辺美波)を発見する。彼女は白衣だけを身に着けていた。幼なじみで内科医の高森麻里亜(瀧本美織)に連絡し、将貴は彼女を病院へ運び込む。ひとりで起き上がった女性は急患を見て病状診断を呟くが、その内容が麻里亜のものと完全に一致することに将貴は驚く。将貴に向かって「ヘリコバクター・ピロリ」と呟き、女性はまた気を失う。白夜と名乗るその女性は、医療知識以外のすべての記憶を失っていた。急患の誤診に気づいた白夜は、正しい病名・心筋梗塞をいい当てる。そんな彼女を、外科部長の真壁(小手伸也)が見つめていた。行く当てのない白夜を自宅に連れ帰る将貴。難病を患う妹の晴汝(岡崎紗絵)は白夜を大歓迎し、翌日ふたりで買い物に出かける。しかし、晴汝は出先で体調が急変して倒れてしまい…。
漫画と現実が交錯する、胸キュン学園ラブストーリー!2019年に韓国のテレビ局・MBCが放送したテレビドラマ。漫画と現実が交錯する世界に巻き込まれた女子高生が、漫画のなかで割り当てられた脇役に抗い、漫画よりも心ときめく恋愛をしようとする!財閥会長の令嬢であるウン・ダノ(キム・ヘユン)は、幼いころから心臓病を患っているものの、特に不自由なく、明るく学園生活を送っていた。そんな彼女が通うスリ高校には、婚約者であるイケメン男子・ペク・ギョン(イ・ジェウク)のほか、ダノに興味を持つ男子たちが何人もいた。そのことから、ダノは自分こそが主人公であると信じて疑っていなかった。ところがある日を境にダノは突然、頻繁に記憶が飛ぶようになってしまう。これは何かの病気ではないかと疑うものの、医者に相談してもまじめに取り合ってもらえない。そうこうするうちに、ついには未来予知までできるようになってしまう。いったい何が起きているのか。そう悩んでいたダノだったが、まもなくミステリアスな給食料理人のチン・ミチェ(イ・テリ)から驚くべき真実を知らされる。なんとこの世界は漫画のなかの世界なのだという。しかも、ダノはその漫画の脇役にすぎないらしい。自分が脇役だという事実に憤慨したダノは、その状況をひっくり返すため、鍵となる男子を探すことにする。しかし、その男子は名前すらない脇役の生徒だった…。
女性から圧倒的支持を受けるアイドル集団「ハロー!プロジェクト」のメンバーがパフォーマンスを披露し、悩める人たちにエールを送るドラマ。毎週異なるメンバーが、物語に即した楽曲で登場するファン必見の1作。各回どのメンバーが何の曲を披露するのかは直前まで明かされないため、毎回ワクワクさせてくれる。ハロプロの熱狂的ファンの主人公・マリコを菊池桃子、娘のミサキを大原優乃が演じる。大野いと、岡本玲などが宿泊客役として代わる代わる登場するのも見所だ。ゲストハウス「サンプラザ朝沼」を営む、ハロプロの熱狂的ファンのマリコ(菊池桃子)と娘のミサキ(大原優乃)。いつも大音量でハロプロの曲をかける母と、娘はいつもケンカばかり。その騒ぎを聞いた宿泊客の漫画家・村木あずみ(大野いと)が2階の客室から降りてくる。彼女は作品を描くために宿泊していたが、実際は仕事に行き詰まっていた。そんななか、急ぎの仕事依頼が舞い込んで張り切るあずみ。大音量の音楽を止めるようにと頼む彼女に、「これが何かの扉になるかもしれないから」といって、マリコは1曲だけ聴くように諭す。必死でひと晩で漫画を仕上げて届けたあずみだったが、すでに別の人間が描いた作品が採用されてしまっていた。傷ついてとぼとぼ歩く帰り道、彼女の目の前に突然「扉」が現れて…。
初恋は究極の三角関係…!?『ひるなかの流星』は、2017年3月24日に公開された永野芽郁主演の胸キュン映画。シリーズ累計発行部数250万部を突破した、やまもり三香による漫画が原作だ。主人公・与謝野すずめ役は、『俺物語!!』に出演した永野芽郁、すずめの担任・獅子尾五月役は三浦翔平が演じる。すずめのクラスメイト・馬村大輝役には、GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐が起用された。田舎育ちで恋愛未経験の与謝野すずめ(永野芽郁)は、東京の高校に転校することになる。上京初日、迷子になり熱を出して倒れてしまったすずめは、担任の獅子尾五月(三浦翔平)に助けられる。すずめは優しくて面倒見の良い獅子尾に、人生ではじめての恋をした。また、獅子尾もすずめのことが気になっていたが、生徒と教師という関係から、一歩踏み出せずにいた。すずめが転校してからはじめて友達になったのは、クラスメイトであり、隣の席の馬村大輝(白濱亜嵐)。馬村は女子が大の苦手だが、すずめとはすぐに仲良くなった。そんな馬村から告白されたすずめ。憧れの先生と、恋をしてくれた同級生との究極の三角関係…。すずめの運命の人はどっち!?
『僕はまだ君を愛さないことができる』は、アジアで大ヒットを記録した台湾ドラマ『イタズラな恋愛白書』を日本版リメイクした作品だ。ドラマは2019年7月からフジテレビで放送された。今作はドラマや映画だけでなく、バラエティでも活躍する足立梨花と白洲迅によるW主演。また、足立梨花演じる陽の元恋人役には、浅香航大が起用された。靴メーカーで働くキャリアウーマン・御手洗陽(足立梨花)はもうすぐ29歳を迎える。デベロッパー勤務の石田蓮(白洲迅)とは、仕事の愚痴も恋の悩みもなんでも話せる大親友。あと1年で30歳を迎えることに焦りを感じる陽は、蓮と先に結婚した方が30万円のご祝儀をもらえるという賭けする。ある日、陽は転んだところを助けてくれた年下イケメン・鳴海悠(佐久間悠)とカフェで再会する。悠は陽が働く会社に、アシスタントとして入社してくる。そして、5年前に別れた陽の元彼・水沢竜星(浅香航大)も現れる。蓮は陽に想いを寄せながらも、親友で居続けるために陽を愛さないことができたが、次々と現れるライバルたちに焦りを感じ、自分の本当の気持ちに気づきはじめる。恋人以上親友関係の2人が織りなす、ピュアラブストーリー。2人が選んだ関係は…!?
愛本みずほの漫画を原作とした、同級生が連続不審死を遂げていく衝撃の本格ラブサスペンスドラマ。それぞれ嘘を胸に抱える男女が中学の同窓会で再会し、思い出のタイムカプセルを掘り起こしたことから悲劇に見舞われていくさまをスリリングに描く。NHK連続テレビ小説『あさが来た』をはじめ数多くのドラマ主演を務める波瑠がヒロイン・今井望緒を、『おっさんずラブ』などで知られる林遣都が望緒の初恋の人・雨宮秀一を演じる。同級生役で本仮屋ユイカ、溝端淳平、新川優愛、黒川智花ら実力派が共演。漫画家デビューを果たしたものの、売れないまま東京で漫画アシスタントをしている今井望緒(波瑠)。ある日、故郷の山梨で中学校の同窓会が開かれることになり、初恋の人・雨宮秀一(林遣都)から受付を頼まれた望緒は胸をときめかせる。IT社長となった雨宮、地元でワイナリーを継いだ深沢稜(溝端淳平)、弁護士となった本田玲子(本仮屋ユイカ)、地元で名家に嫁いだ野瀬優美(黒川智花)、地元に勤める派手でわがままな岩崎奈々江(新川優愛)ら仲良し6人組と再会した望緒。久々に記念撮影をしながら、昔似たような写真を撮ったことを思い出す。その後、一行は卒業時に埋めたタイムカプセルを掘り起こしに中学校に向かう。苦労の末に探し当てると、その中に「みんな 忘れないよ 中野幸」という紙が見つかるが、だれもその人物の顔を思い出せず…。
『デス・パレード』は、2015年1月から3月にかけて放送されたオリジナルテレビアニメ作品。「アニメミライ2013」という若手アニメーター育成プロジェクトの一環として、2013年3月に公開された劇場用アニメ『デス・ビリヤード』のテレビシリーズ版となっている。制作はマッドハウスで、原作・監督・シリーズ構成は『モブサイコ100』や『名探偵コナン ゼロの執行人』などを手掛けた立川譲。死者が招待される謎のBARでおこなわれるゲームによって、さまざまな人間模様が展開される。ある謎のBARへ、たかし(中井和哉)と真智子(川澄綾子)というひと組の夫婦が迷い込んだ。それまでの記憶がまるでないふたりに対して、バ-テンダーのデキム(前野智昭)は「命を賭けてゲームをしていただきます」という。戸惑うたかしと真智子だったが、デキムにいわれるままにダーツ対決をおこなうことに。そのダーツの的には身体の部位が描かれており、命中した部分と同じ箇所について、相手が激痛を感じるという仕組みになっていた。それを体感したたかしと真智子は、あえて的に当てないようにしていくが、たかしの手元が狂って的に命中したことで真智子に激痛が! そして、ここから両者の本心が露になっていく…。
インディーズながらも大ヒットを記録した映画『カメラを止めるな!』を手掛けた、上田慎一郎の最新作。今作も奇想天外なストーリーが用意されており、観客を驚かせることに長けた上田監督のセンスが惜しみなく発揮されている。主演を務めたのは、『メランコリック』に出演した皆川暢二。上田監督と同じく、インディーズ映画出身の俳優であり、今作でも抜群の存在感を見せつけている。また、『カメラを止めるな!』にも出演したしゅはまはるみや、Vシネマで活躍する渡辺裕之が名を連ねる。事業に成功し、誰もがうらやむ人生を送る田上(皆川暢二)は、自分のアソコが消えていることに気がつく。アソコの不在に戸惑う田上は、同じくアソコを失った人たちが集まる、「ポプランの会」の存在を知る。彼らはみずからのアソコを取り戻すための、さまざまな手段を被害者たちに教えていた。田上はアソコを探す手掛かりになる、過去に知り合った人たちに会うため、アソコがないまま旅に出るのだった。
壮絶な王位争奪を繰り返す薔薇戦争下で、愛と絶望の物語が紡がれる…!原作は菅野文の漫画であり、「月刊プリンセス」で連載されていた。シェイクスピアの戯曲『リチャード三世の悲劇』と『ヘンリー六世』が原案となっており、今作では主人公・リチャード三世が両性具有として描かれている。アニメ版の制作はJ.C.STAFFで、シリーズ構成は『仮面ライダーセイバー』などで知られる内田裕基。ALI PROJECTの宝野アリカが作詞したオープニングテーマも話題。舞台は中世イングランド。白薔薇をシンボルとするヨーク家、そして赤薔薇をシンボルとするランカスター家の王位争奪戦は熾烈を極めていた。ヨーク家の三男・リチャード(斎賀みつき)は、父であるヨーク公爵リチャード(速水奨)が王になることを強く望んでいたが、情勢は極めて不利だった。結局、リチャードはランカスター勢に捕らえられてしまい、両性具有という不遇な運命から母のセシリー(久川綾)に「悪魔の子」と罵られる。その後、ふとしたはずみで牢獄から抜け出したリチャードは、森の中で羊飼いを名乗る青年(緑川光)と出会う。ここからリチャードの過酷な運命が大きく動き出していく…!
『異世界美少女受肉おじさんと』は、一風変わったラブコメディ作品。原作は2019年から「サイコミ」で連載されている、原作・津留崎優、作画・池澤真の漫画『異世界美少女受肉おじさんと』。幼なじみで親友のサラリーマン2人が異世界へ飛ばされ、片方だけが美少女の姿にされてしまう。互いに惚れる前に魔王を倒すことができるのか!?幼なじみの2人、神宮寺司(日野聡)と橘日向(伊東健人)はCAとの合コン中。女性陣のレベルの高さに浮かれる日向だが、司は興味を示さない。学生時代からモテ続けている司は、自身を取り合う女性たちの醜い部分を何度も見てきたため女性不信に陥っていたのだ。日向は、司ばかりモテてしまうせいで女性に縁がない。この合コンでも女性陣の関心は、すべて司に向いていた。合コンの帰り道、日向はモテない人生を恨み、美少女に生まれ変わりたいと口にする。そこへ燦然と後光を輝かせた愛と美の女神(釘宮理恵)が現れ、日向に向かって光の矢を放つ。2人は目を覚ますと異世界の地にいた。そして、日向(M・A・O)は美少女の姿になってしまう。2人は、お互いを異性として意識し始めている状況に危険を感じる。愛と美の女神によると、魔王を倒せば元の姿に戻してくれるという。親友という関係を壊さないために、魔王討伐へ急ぐ2人の旅が始まる。
ネオトーキョーで巻き起こったトライブ闘争、それは新たな格闘スポーツとして燃え上がった!『トライブナイン』はトライブと呼ばれるアウトロー集団たちが、エクストリームベースボールという格闘野球で争う合う物語。アカツキとトゥーキョーゲームス2社共同によるメディアミックス作品。アニメ版の制作は、『東京リベンジャーズ』などで知られるライデンフィルム。シリーズ構成は横手美智子が務めている。ネオトーキョーでは、若者たちが「トライブ」というアウトロー集団を各地で結成しはじめ、トライブ間の抗争が日に日に激化していった。そこでネオトーキョー政府は、トライブ間の戦いを「エクストリームベースボール」に限定するとした「XB法」を制定。そのゲームに若者たちが熱中していくなかで、ミナトトライブのリーダー・神谷瞬(石田彰)はある日、いじめられっ子だが俊敏な白金ハル(堀江瞬)と、マグロ漁師のタイガ(沢城千春)と出会い、XBの世界へと誘っていく。自分を変えたいハル、そして血気盛んなタイガのふたりが飛び込んだXBの世界とは…!?
映画『惡の華』などで活躍する、玉城ティナ主演の旅情ドラマ。モデル出身の華やかな容姿の玉城が地味な鉄オタ女子・道子に扮し、さまざまなローカル駅を訪れる。道子が旅する土地の美しい景色が、今作の大きな醍醐味。第1話では雄大な北海道の自然を堪能できる。一面の雪景色と大きく広がる空の映像は圧巻だ。鉄道好きのみならず、観る人すべての心を癒す作品となっている。道子とたびたび遭遇する撮り鉄青年役を栗原類、雑誌「旅と鉄道」の編集長役を六角精児が演じる。家具メーカーに勤める大兼久道子(玉城ティナ)は、実は鉄道オタク。そのことを周囲に10年も秘密にしたまま、ローカル鉄道ひとり旅を楽しんでいる。今回乗車したのは、函館から旭川へ続く全長423.1kmの長距離路線の函館本線。北海道初の鉄道として知られているこの列車で車窓写真を撮ったり、列車の生まれ年を確認したりと旅を満喫しながら、道子は目的地・比羅夫駅に到着する。一面の雪景色に圧倒され、「ここ、どこだよ」といつものセリフを思わず呟く道子。冷たい空気を味わってから暖かな駅舎に入り、駅弁のかにめしをほおばる。比羅夫駅は日本で唯一宿泊できる駅で、鉄オタの聖地だった。道子が相部屋の女性とともに夕食の席に行くと、先ほど散策中に出会った撮り鉄青年の甲斐(栗原類)が座っており…。
ひとり酒を愛するOL・ワカコが、さまざまな店で美酒を堪能する人気ドラマシリーズの第6期。酒飲みの舌を持つ26歳の村崎ワカコを演じるのは、シリーズを通して主演を務めてきた武田梨奈。おいしいお酒を求めていろいろな店をさすらい続ける呑兵衛女子は、今作でも魅力全開。幸せの吐息「ぷしゅ~」も健在だ。行きつけの店「逢楽」大将役の野添義弘、店員役の鎌苅健太、堀田勝、同僚役の山田キヌヲらレギュラー陣も作品を味わい深く彩る。酒場でひとり酒を楽しむのがなにより好きな、OLの村崎ワカコ(武田梨奈)。オカダ主任(しおつかこうへい)から販売促進の企画募集を告げられたワカコや同僚のみぃさん(山田キヌヲ)たちは、ありきたりのアイデアしか浮かばずに悩む。ワカコが帰り道にひとり立ち寄ったのはとんかつ屋「とん八亭」。喝を入れようと意気込んだのだ。とある文豪がとんかつに熱燗を飲んだと最近知った彼女は、さっそく試してみることに。カウンター前の「ソースは何がいいですか?」という貼り紙には、とんかつソースのほかウスターソース、岩塩、果てはケチャップまでおすすめの食べ方が書いてあった。読みながらワカコの期待は高まっていく。先に出された熱燗とお新香を味わう彼女のもとに、厚切りロースかつが運ばれてくる。岩塩をふりかけてひと口ほおばると、その甘さにワカコは思わずうっとりし…。
公安捜査官とヤクザが禁断のバディを組んで、巨悪に立ち向かう! ひとりの女性捜査官の失踪事件を通して、まったく違う世界にいた男たちがタッグを組んで真相解明に突き進んでいくさまをスリリングに描く。公安捜査官の国下一狼を鈴木伸之、暴力団若頭の英獅郎を犬飼貴丈が熱演。物語のキーとなる女性捜査官・央莉音を栗山千明が演じるほか、EXILEの松本利夫、板尾創路、徳井義実らが顔を揃える。警視庁公安部の捜査官・国下一狼(鈴木伸之)は、先輩捜査官の央莉音(栗山千明)の失踪事件を解明しようと捜査再開を訴えていた。しかし、公安部長の田口(徳井義実)は捜査終了を一狼に告げ、新たに指定暴力団・峰上組の若頭・英獅郎(犬飼貴丈)の監視を命じる。スピード出世した獅郎は、政財界とも強いつながりを持っていた。なぜ公安がヤクザをマークするのかという疑問に、田口は答えようとしない。莉音に尾行を習ったころを思い出しながら、任務を続ける一狼。スポーツクラブで、峰上組組員の中村(松本利夫)と接触する獅郎の様子を陰から見つめる。そんななか瀕死のけがを負った男・白石から、獅郎が主催する闇のファイトクラブの存在について聞き出した一狼は、参加者になりすまして潜入する。しかし、獅郎にすぐ嘘を見破られてしまい…。
売国を目指す天才王子、その知恵と策略とは…!?『天才王子の赤字国家再生術』は弱小王国を突然率いることになった王子が、売国を考えながらも天才的手腕で国を再生させていく物語。原作は鳥羽徹のライトノベルであり、2018年からGA文庫にて書籍刊行されている。アニメ版の制作は、『禍つヴァールハイト -ZUERST-』などを手掛けた横浜アニメーションラボ。シリーズ構成は赤尾でこが務めている。中世ヨーロッパ的な文化社会が広がるヴーノ大陸。そこは大陸中央の大山脈を境にして東側と西側に分かれており、長く対立が続いている。その最北端に位置するナトラ王国は、冬の長さが厳しく、これといった資源や産業もない、まさに赤字国家となっていた。そんなナトラ王国の王が突然病に倒れたために、16歳の息子であるウェイン・サレマ・アルバレスト(斉藤壮馬)が国の指揮を任されることとなった。ウェインは臣下や国民から大きな信頼を集めていたが、実は怠け者であり、こんな弱小国家はさっさと売却して悠々自適な隠居生活を送りたいと考えていた。そして、国の価値を高めるため外交や軍事に力を入れていくが…。
人の心までは、錆びつかない…!『錆喰いビスコ』は「錆び風」なる現象に苦しむ人類と、「キノコ守り」として忌み嫌われる少年の旅を描くストーリー。原作は瘤久保慎司のライトノベルであり、2018年から電撃文庫にて刊行。2019年の「このライトノベルがすごい!」では、史上初の総合&新作ダブル1位を獲得している。アニメ版の制作はOZで、シリーズ構成は『アレクサンダー戦記 』『シドニアの騎士』などを手掛けた村井さだゆきが務めている。舞台は文明が崩壊して、荒野と化した未来の日本。そこでは何もかも錆びつかせてしまう「錆び風」が横行しており、人類の命も脅かされていた。その原因がキノコの胞子だと噂されたことで、キノコ守りと呼ばれる一族は迫害を受け、最強のキノコ守りと呼ばれる赤星ビスコ(鈴木崚汰)は賞金首となっていた。一方、忌浜で町医者を営む猫柳ミロ(花江夏樹)は、サビツキに苦しむ人たちを治療しながら、日々特効薬の実験に励んでいた。そして、ついにビスコが忌浜で動き出し、ミロと運命の出会いを果たす…!
全員恋愛経験ゼロ!? 不器用な三角関係のゆくえは?『ファイトソング』は、『最後から二番目の恋』や『にじいろカルテ』などで知られる岡田惠和が脚本を手掛けたテレビドラマ作品だ。児童養護施設で育った空手一筋のヒロイン・木皿花枝が日本代表の夢破れどん底の状態から、人生初の恋にチャレンジし成長していく。児童養護施設「あさひ学園」で育った木皿花枝(清原果耶)は、幼いころから空手しかやってこなかったスポ根少女。しかし大会の帰り道、花枝は交通事故に遭ってしまう。夢が絶たれ、ただダラダラと過ごす花枝を見かねた施設長の磯辺直美(稲森いずみ)は、花枝に長年片想い中の夏川慎吾(菊池風磨)が営む清掃会社で働かせることにする。そこで花枝が客として出会ったのが、クビ寸前の崖っぷちミュージシャン・芦田春樹(間宮祥太朗)だったのだ。花枝の勝負曲の作者である春樹は、人の気持ちがわからず長年スランプに陥っていた…。そんな春樹と花枝の、運命かと思われた出会いは波乱の展開に…? 果たして、花枝と慎吾、春樹の不器用な三角関係のゆくえはどうなる?
恋愛に興味がないことに悩むヒロインと、他者に恋愛感情を抱かず、性的にもひかれないアロマンティック・アセクシュアルを自認する男性との、不思議であたたかな関係を描くコメディドラマ。恋愛全般になじめずに生きてきたOL・兒玉咲子を岸井ゆきの、他者に恋愛感情を持つことがないスーパー店員・高橋羽を高橋一生が演じる。演技派で知られるふたりのコミカルなかけあいは必見だ。北香那、西田尚美、小市慢太郎らが共演。兒玉咲子(岸井ゆきの)はスーパーまるまる本社営業で働くOL。企画商品「恋する肉じゃが」の視察に同僚とスーパーを訪れた咲子は、上司からの「恋しなさい」という言葉に思わず固まる。彼女は恋愛というものに心ひかれない女性だった。咲子が売り場で知り合った青果コーナー店員の高橋羽(高橋一生)は、「いると思いますよ。恋しない人間」とぼそっという。実家には出産を控える妹・みのり(北香那)が里帰りすることになっており、父・博実(小市慢太郎)と母・さくら(西田尚美)は結婚しない咲子を心配する。実家での居心地が悪いなか、親友の千鶴(小島藤子)からルームシェアを持ち掛けられた咲子は大喜びで了承する。しかし、千鶴が元カレとヨリを戻したことから計画はとん挫。恋愛できない自分を責める咲子だったが、偶然たどり着いたとあるブログで「アロマンティック・アセクシュアル」という言葉を見つけ…。
『おっさんずラブ』『麒麟がくる』で大人気の実力派俳優・吉田鋼太郎が主演を務める、「食」と「家族」を描いた極上コメディ。頑固親父と男を見る目のない3人娘が、爆笑の日常を繰り広げる。ユーモラスな作風で人気の、漫画家・伊藤理佐による『おいピータン‼』が中核原作。絶妙なテンポ感が楽しい、思い切り笑える傑作を生み出した。吉田鋼太郎が抜群のコメディセンスで主人公・伊藤源太郎を好演。3人の娘を木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈、家族を支える母をMEGUMIが演じる。浜野謙太、桐山漣、須藤蓮、高杉真宙ら豪華キャストも参戦。最近の風潮を嘆く昭和の頑固親父・伊藤源太郎(吉田鋼太郎)は、妻の千鶴(MEGUMI)と一軒家でふたり暮らし。彼には3人の娘がいるが、全員男を見る目がないという大きな問題があった。独身の長女・由香(木南晴夏)は竜也(久保田悠来)と不倫中、次女の里香(佐久間由衣)は夫の大輔(桐山漣)と離婚危機にあり、三女の美香(武田玲奈)は売れる見込みのない漫画家志望のユウジ(須藤蓮)と半同棲していた。ユウジに見切りをつけた美香は実家に戻ってくるが、服装などをうるさく注意する父親と衝突が絶えない。しかし、その裏で父の深い愛情に気づかされるのだった。あるとき、由香の元カレの大森(浜野謙太)と仕事をした源太郎は、すっかり彼と意気投合し…。
「ネオ戦国」を舞台に繰り広げられる、鬼と武士たちの壮絶な戦い!戦国時代を模したファンタジー世界で、人間を支配する「鬼」と戦う武士たちの姿が描かれる。原作は大高忍の漫画であり、2018年から「週刊少年マガジン」「別冊少年マガジン」などで連載されている。アニメ版の制作はA・C・G・Tで、『神無月の巫女』『精霊使いの剣舞』などを手掛けた柳沢テツヤが監督を務めている。鬼神の襲来によって、今や日ノ本は「鬼」が人間を支配する状況となっていた。そんななかでも鬼と戦い続ける者がいた。それが「武士」である。しかし、武士は「はるか昔、日ノ本を支配していた化け物」だと罵られ、武士の子孫は常に虐げられてきた。それでも、鬼を倒すために武士を目指す少年・武蔵(内田雄馬)は、鉱夫になるための学校で密かに剣術の腕を磨いていた。そして、鉱夫となっていざ鉱山に入ったとき、武蔵の鬼への挑戦がはじまった!幼いころ、ともに武士になって鬼を倒そうと誓った小次郎(斉藤壮馬)は、迫害のために武士の心を忘れかけていたが、この武蔵の奮起に立ち上がり、再び一緒に鬼退治を目指していく…!
セーラー服に憧れて受験した学校が、セーラー服でなかったという残念な形で中学生活をスタートさせてしまった明日小路と、そのクラスメイトたちの日常を描いた学園物語。原作は2016年からWEBコミックサイト「となりのヤングジャンプ」で連載されている、博の漫画『明日ちゃんのセーラー服』。アイドル・福元幹(斉藤朱夏)と彼女の母校・私立蠟梅学園中等部のセーラー服に憧れ、明日小路(村上まなつ)は同校を受験する。蠟梅学園はレベルが高いため、受験勉強に力を入れ、ときには机で寝てしまうほど努力を重ねた。その甲斐あって見事合格。田舎育ちの小路は同級生の友達がいないため、新しい出会いに期待し、中学生活の始まりを楽しみにしていた。憧れだったセーラー服は、蠟梅学園の卒業生である母(花澤香菜)に仕立ててもらうことに。完成したセーラー服に袖を通した際には、小路は思わず涙を流してしまう。憧れのセーラー服を着て入学式に向かうと、ほかの生徒は全員ブレザーで登校していた。制服はセーラー服ではなく、ブレザーに変更されていたのだ。理事長からセーラー服着用の特別許可はもらったが、小路はひどくショックを受け、ブレザーでの登校も検討する。しかし、1人だけセーラー服を着て登校すれば目立ち、友達ができやすいと前向きに考え、セーラー服で中学生活を送ることを決意するのだった。
山本崇一朗が手掛ける同名漫画のアニメ化作品。中学生同士のピュアな関係を描いた作品で、西片と高木さんのくっつきそうで、くっつかいない絶妙な距離感が特徴だ。原作のエピソードをもとにしているが、アニメ版独自の演出や編集がされており、同じエピソードでも異なる楽しみ方ができる。高木さんが歌うエンディング曲は今シーズンでも健在で、第1話では吉田美奈子の代表曲「夢で逢えたら」がカバーされた。夏休みも終わりに近づいていたある日、西片(梶裕貴)は高木さん(高橋李依)に呼び出された。特に予定もなく集まったふたりだったが、高木さんが突然「西片を呼んだ理由を当ててみて」と勝負を切り出す。一方の西片は夏祭りで高木さんと手をつないでしまったこと、そして夢に出てきたことを思い出し、内心ドキドキしていた。結局、高木さんにからかわれてしまい、勝負は惨敗。いつもどおりの日常を過ごしながら、ふたりの夏休みは終わりを迎える。そして新学期初日。西片は高木さんを驚かせようと、宿題そっちのけで「特製びっくり箱」を作って学校に持っていくが…。
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