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キレイでキレやすいミステリー作家のパパは、ひとり息子にゾッコンだった…!?『キレパパ。』は、2008年に発売されたボーイズラブOVA作品。原作は高城リョウの漫画であり、コアマガジンからコミックスが刊行されている。アニメ版の制作はPrimeTimeで、監督は愚痴藍。キャスト陣は、緑川光、櫻井孝宏、諏訪部順一、杉田智和、森川智之、羽多野渉、檜山修之と、人気・実力ともに一流の男性声優たちが集結している。どう見ても高校生にしか見えない35歳のミステリー作家・鷹司千里(緑川光)は、息子の里樹(宮田幸季)を溺愛していた。里樹に近づく男たちは、どんな男であれ排除に次ぐ排除。しかし、里樹の親友である榊俊介(櫻井孝宏)だけは、どうにもしつこく家にやってくる始末。そんな千里にも、実は咲春香という憧れのミステリー作家がおり、いつか巡り合うことを夢見ていた。ところが、ふとしたことで榊俊介がその咲春香であることが判明。さらには、俊介が鷹司家に頻繁にやってきていたのは、実は千里狙いだったということが発覚し…!
幼なじみの高校生は、極道の跡取り息子…!『タイトロープ』は、2012年に発売されたボーイズラブOVA作品。原作は夏目イサクの漫画であり、「ディアプラス」に連載されていた。極道一家で育った男子高校生を中心とした、学生任侠BL物語となっている。アニメ版の制作はPrime Timeで、脚本・構成は『スクールランブル』シリーズなどを手掛けた江夏由結。OVAのほか、ドラマCDにも展開されている。極道の一家・大原組に生まれた龍之介(鈴木達央)は、組の跡取りとして育てられてきた。しかし、高校卒業を間近に控えたある日、龍之介が組を継がず「電車の運転士」になりたいといい出したことで大原組は大騒ぎ。龍之介の幼なじみ・里谷直樹(立花慎之介)は、長年にわたって龍之介から惚れられていることもあり、組の者から説得するよう頼まれる。時期を同じくして、大原組と敵対している西島組の2代目・西島圭吾(高口公介)が、大原組をつぶすため龍之介に刺客を送ってくる。龍之介と敢えて距離を置いていた直樹だったが、この危機を契機にひとつの決心をする…!
イケメンサラリーマン3人の、おもしろおかしい三角関係…!?『最後のドアを閉めろ!』は、2007年に発売されたボーイズラブOVA作品。原作は山田ユギの漫画であり、リブレ出版からコミックスが刊行されている。サラリーマン同士のBL関係が描かれており、タイトルは『ティファニーで朝食を』の原作者として知られる、アメリカの小説家・トルーマン・カポーティの短編から拝借している。アニメ版の制作は、『魔界転生』『超神伝説うろつき童子』などを手掛けたフェニックス・エンタテインメント。イケメンサラリーマンの永井篤(鈴村健一)は、会社の後輩・斉藤寿久(遠近孝一)の結婚式に来ていたが、なぜか不機嫌。それもそのはず。永井は斉藤のことがずっと好きだったのだ。そして式のあと、バーでヤケ酒を飲んでいた永井の隣に、本田賢三(森川智之)という新婦の同僚があらわれる。そこで酔いつぶれてしまった永井は、本田に介抱されてホテルの部屋へ。なぜかそこで永井は、本田にキスをされて慰められる始末。そして翌日、永井は斉藤から「結婚するはずだった相手に逃げられてしまった」と打ち明けられ…!
幕府と長州、対立する運命に真っ向から挑んだ男同士の幕末ラブストーリー!『冬の蝉』は、2007年に発売されたボーイズラブOVA作品。原作は新田祐克の漫画であり、同作家が描いた『春を抱いていた』の5巻に収録された派生作品。幕末の日本を舞台に、『春を抱いていた』の主役ふたりである岩城京介と香藤洋二を模したキャラクターの悲恋模様が描かれている。アニメ版の制作はVENET。主題歌はさだまさしの楽曲「冬の蝉」を、主役・秋月景一郎を演じた森川智之がカバーしている。幕末の日本では、攘夷を掲げる長州藩が力をつけはじめ、やがて倒幕の流れへと傾いていた。そんななか、長州藩士でありながら開国論を唱える草加十馬(三木眞一郎)は、徳川の幕臣である秋月景一郎(森川智之)と出会い、密かに英語を学び合う仲となっていく。立場の異なる者同士だけに、人目を避けて逢瀬を重ねるふたり。やがてふたりは互いに惹かれ合い、身体を重ねることに。そして草加はロンドンへ旅立つが、そこから倒幕の流れは加速していき、過酷な運命がふたりを襲っていく…!
新感覚の恋愛頭脳戦は第2シーズンへ突入!集英社「週刊ヤングジャンプ」で連載している赤坂アカの大人気漫画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』。そのTVアニメ版の第2期が、2020年4月11日より放送開始となる。四宮かぐや(古賀葵)、白銀御行(古川慎)、藤原千花(小原好美)、石上優(鈴木崚汰)のもとに新たなメンバーが加わり、物語はさらに波乱に満ちていく――!日本最高峰の名門・秀知院学園高等部。その名門校の生徒会には、庶民ながらクールで頭脳明晰な生徒会長・白銀御行と、日本を誇る巨大財閥の令嬢にして才色兼備の副会長・四宮かぐやがいた。伝統ある学園の模範生として、全校生徒の羨望のまなざしを集めるふたり。そんな彼らは、実はかなり前から互いに惹かれ合っていた。しかし、どちらもプライドが邪魔して、相手を好きであることを素直に認めようとしない。悶々とする気持ちをこじらせた挙句、ふたりは先に相手に告白させようと頭脳戦を繰り広げはじめる。そうしているうちに1学期、そして楽しい夏休みは過ぎ去っていた。生徒会の任期が終わりに近づき、彼らの戦いもタイムリミットを迎えつつあった。相手に想いを伝えられないまま、生徒会解散を迎えてしまうのだろうか…。そんな迷いのある毎日を送っているとき、彼らの恋の障害となりうる人物・伊井野ミコ(富田美憂)が登場する――!?
「恋愛は告白した方が負けなのである」ー新感覚の"頭脳戦"ラブコメが開戦!『週刊ヤングジャンプ』に連載中されている赤坂アカ原作の学園漫画をTVアニメ化したラブコメディ作品。お互い惹かれあう高校生の男女。しかし、ふたりはプライドが高く素直になれず、"いかに相手に告白させるか"ばかりを考えている。こじらせ"カップル"の恋の駆け引きの行方は…。良家の子息・令嬢や、将来を期待された秀才集うが名門・秀知院学園で、生徒会の副会長を務める四宮かぐやと、会長の白銀御行は出会った。ふたりは当初、仲があまり良くなかったのだが、時を過ごすうちにお互いに惹かれ合う存在にまで発展。だが、双方ともプライドが高すぎるせいで、とても面倒くさい方向に恋が発展していく。両想いなのに上手く恋愛が成就しないふたり。相手に遊びの誘いなどをさせたいために様々なイベントを仕掛けるがほとんどが空回りで終わってしまう。なかなか進展しない不可思議な恋愛"頭脳戦"は終わることなく続いていく…。
世界中のファンを夢中にさせる人気コミック『ドラゴンボール』のテレビアニメ。原作者・鳥山明がシリーズ初のオリジナル原案を手掛け、「宇宙の神々編」が全131話にわたり描かれている。主人公の孫悟空が魔人ブウとの壮絶な戦いを終え、平和を取り戻したその後の物語。展開が進むとさらなる強敵が次々と現れ、立ち向かう悟空たちはもっともっと強くなっていく。戦いの舞台は地球から宇宙へ向かい、ついには、この世界に12個あると言われている宇宙全体を巻き込んだ、壮絶な戦いが始まっていく。限界を超えた悟空たちの雄姿を「みんな見てくれよな!」。魔人ブウとの壮絶な戦いから4年後、地球は平和を取り戻していた。孫悟飯はミスター・サタンの娘ビーデルと結婚し、生き返った悟空とベジータはさらなる強さを求めて、修行に明け暮れていた。そんなある日、39年ぶりに目覚めた破壊神ビルスが付き人のウイスをともに宇宙の彼方から地球に現れた。ビルスは自身のライバルになり得る「超サイヤ人ゴッド」を探しにやって来たのだ。悟空はビルスが宇宙一強い存在だと知ると、界王が止めるのを聞かず戦いを申し込みのだった…。
ドラゴンボールをめぐり強敵出現!TVシリーズの番外編ストーリーとなる劇場版第4作 鳥山明原作の人気作品の劇場版第4作で、本作以降、TVシリーズの番外編的な物語が展開される。本作の悪役ガーリックJr.は、後にTVシリーズ本編でも登場することに。 悟空は妻・チチと息子・悟飯と幸せな日々を送っていた。しかし、ガーリックJr.の手下にドラゴンボールと共に悟飯がさらわれてしまう。7つのドラゴンボールを揃え永遠の命を手に入れたガーリックJr.に苦戦する悟空。そこにかつての強敵ピッコロが現れた!
「ドラマ10」として、NHKで2022年1月から放送スタートしたドラマ。原作は「週刊ヤングマガジン」に掲載された、村田ひろゆきの同名漫画。しもべえとは、とある女子高生のピンチを必ず救ってくれる謎のおじさんの呼び名だ。これぞ昭和のおじさんという風貌で、どこからともなく現れるしもべえを演じているのは、実力派俳優・安田顕である。しもべえと女子高生とのやりとりは単なるコメディではなく、じわじわとこみあげてくる感動や、ほのぼのとした温かさを運んでくれる。明るくのほほんと毎日を過ごしている女子高生・ユリナ(白石聖)。将来の夢をまじめに考えるわけでもなく、いつもスマホをいじっているユリナはある日、「しもべのしもべえ」というアプリを見つける。なんとなくダウンロードしてしまったユリナだが、その日から身の回りに大きな変化が起こり始める。ユリナが不良男子高校生にからまれて困っていると、突然謎のおじさん・しもべえ(安田顕)が現れ、不良たちを見事に倒してしまったのだ。親友の亜紀(矢作穂香)とパンケーキを食べたときも、代金不足で困っていたら、すぐにしもべえが現れ、無言で代金を払ってくれた。ユリナのピンチのときに必ず現れるようになった謎のおじさん・しもべえの正体とはいったい…?
サービス精神満点! 恐怖のお化け屋敷が誕生!映画『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』は、ホラー映画界の黄金コンビとして知られるスコット・ベック、ブライアン・ウッズによるホラー映画である。殺人鬼がDIYしたお化け屋敷に入り込んだ、大学生の恐怖の一夜がスリリングに描かれる。観る者の恐怖心を試す、唯一無二のアトラクション・ホラーである。ハロウィンの夜がやってきた。彼氏のDVに悩む女子大生のハーパー(ケイティ・スティーブンス)は、なかなか別れを切り出せずに悩んでいた。ルームメイトのベイリー(ローリン・マクレーン)は、そんなハーパーの姿を見かねて飲みに出かけるよう提案する。やがて街中の酒場で日ごろの鬱憤を晴らすように騒ぐハーパーは、ネイサン(ウィル・ブリテン)と意気投合する。そしてハロウィンの夜ということで、その場のノリでお化け屋敷に行くことになった。ハーパーたちが向かうのは、「世界一怖い」とチラシに書かれたお化け屋敷。携帯電話を預け、お化け屋敷に足を踏み入れたハーパーたち。なんとそこは、殺人鬼たちが自ら作り上げた恐怖のお化け屋敷だった! 彼氏のDVを越える暴力がハーパーに襲いかかる。
ロアルド・ダールの小説『チョコレート工場の秘密』を映画化した作品。同作が実写化されるのは、1971年米国公開の『夢のチョコレート工場』以来、二度目となる。今作ではファンタジー映画を多く作ってきたティム・バートンがメガホンをとり、幻想的なチョコレート工場の世界を再現した。奇想天外なアイデアで、数々の大ヒット商品を生み出してきたウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)は、自身の工場に5人の子どもを招待しようとする。そこで、チョコの中に5枚だけ金色のチケットを入れ、世界中に出荷するのだった。ウォンカの工場に憧れを持つ少年・チャーリー(フレディー・ハイモア)は、貧乏のため、1年に一度しかチョコレートを買ってもらえない。しかし、偶然拾ったお金でチョコを購入すると、中には金色のチケットが入っていた。予期せぬ幸運により工場に入れることになったチャーリーは、ほかの子どもたちとともに、夢のような工場を探検していく。
人気ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』の第2期。2020年放送。波瑠演じる肉体派刑事・矢代朋と、鈴木京香演じる文書解析のエキスパート・鳴海理沙のコンビが未解決事件を解き明かしていく痛快ストーリー。脚本を『あさが来た』を手掛けた大森美香が続投。沢村一樹、工藤阿須加らおなじみのキャストに加え、谷原章介、皆川猿時ら新キャストが参戦する。5年前に起きた弁護士撲殺事件。付近には、「もーいちどころすしょーしたい」という奇妙な一文が書かれた紙が破られて散乱。警察が被害者の不倫相手・遠山夏希(黒川智花)らを聴取するものの、容疑者不明で未解決のままとなっていた。それから5年後。強行犯係の岡部(工藤阿須加)が特命捜査対策室第6係を訪れ、矢代朋(波瑠)、鳴海理沙(鈴木京香)らに文書解析を依頼する。それは、焼死体で見つかった幸坂達治(宮川一朗太)の部屋にあった「もーいちどころすしょーしたい」と書かれた紙だった。特命捜査対策室室長の古賀(沢村一樹)から珍しく捜査を許可された朋は、「サイレントなんとか」と怒鳴る声が何度も聞こえたという証言を得る。「しょーしたい」という記述に不審を抱く理沙と、幸坂の部屋の水槽が気にかかる草加(遠藤憲一)。朋は幸坂の部屋で、夏希が所属する劇団「琥珀座」の公演チケットを見つける。やがて幸坂の従兄である岸川(石丸幹二)が、静岡から遺体の引き取りに現れるが…。
初共演となる波瑠と鈴木京香がダブル主演を務める、刑事ミステリードラマ。2018年放送。脚本は『あさが来た』で波瑠とタッグを組んだ、脚本家・大森美香。未解決事件を卓越した文書解読力で解き明かしていく、痛快ストーリー。沢村一樹、工藤阿須加、遠藤憲一らレギュラー陣のほか、中山美穂、高岡早紀ら豪華ゲストが毎話登場する。ケガから復帰した熱血刑事の矢代朋(波瑠)は、捜査一課から窓際部署の特命捜査対策室第6係に異動となる。所属するのは文書解読のエキスパート・鳴海理沙(鈴木京香)と財津係長(高田純次)、草加(遠藤憲一)の3人だった。強行犯係の桑部(山内圭哉)と岡部(工藤阿須加)が現れ、連続変死事件の被害女性ふたりが遺した遺書の解析を理沙に依頼する。彼女は、犯人は女で怨恨による殺人と推察する。強行犯係長の川奈部(光石研)は特命捜査対策室室長の古賀(沢村一樹)に、被害女性ふたりの家には、10年前に刺殺されたミステリー作家・嶋野泉水(中山美穂)の著書が置かれていたことを報告。本には10年前の日付入りのサインがあった。理沙が本棚を調べるようアドバイスしたことから判明した事実だった。嶋野泉水殺害事件の詳細を知った朋は、再捜査を開始していき…。
迫稔雄の同名人気漫画を実写化した、映画『嘘喰い』と連動したスピンオフドラマ。白石麻衣演じるサディスティックな“最狂”女組長・鞍馬蘭子と、佐野勇斗演じる裏社会でのし上がっていく梶隆臣を主人公としたオリジナルストーリー。恩人である親友のために敵に立ち向かう蘭子と、ギャンブラーとして頭脳心理戦に挑む隆臣がスリリングに描かれる。鞍馬組組長の鞍馬蘭子(白石麻衣)は、問題を起こした老人を容赦なく鞭で打ち据えていた。自身がオーナーを務める闇カジノに戻った蘭子を、立会人の夜行妃古壱(村上弘明)が出迎え、嘘喰いを預かるように迫る。弟の悟(佐藤友祐)の借金問題で、ヤクザの浪速会に呼び出された井川名美(山本千尋)は、蘭子に金を貸してほしいと頼む。名美は以前、浪速会に追われていた蘭子を匿ってくれた命の恩人だった。蘭子は了承して金を渡し、部下に名美の後をつけさせる。名美は浪速会に金を届けるが、悟の行方を教えてもらうことはできなかった。事情を知った蘭子は、名美に自分に任せてくれるようにいう。蘭子のカジノに、梶隆臣(佐野勇斗)とその毒母・佳恵(しゅはまはるみ)が現れる。母に札束を渡して失せるようにいう隆臣に、蘭子は「だれにでも切り捨てられないものってあるよな」と声をかけるのだった。蘭子はその後浪速会に乗り込み、賭郎の会員権を賭けて勝負することを提案する。実はこれこそが敵の真の狙いで…。
今作はPlayStationで発売されたゲームシリーズ『アンチャーテッド』を原作とする、アクション映画である。ゲーム版とは異なり、主人公のネイトが若い姿で登場し、トレジャーハンターとして活躍していくまでが描かれた。ネイトを演じたのは、マーベル映画でスパイダーマンを演じているトム・ホランド。相棒のサリーは、『テッド』に出演したマーク・ウォールバーグが演じた。どちらも原作より若い姿で登場するが、動きのくせは原作を踏襲している。バーテンダーのネイト(トム・ホランド)は、客として店に来ていた謎の男・サリー(マーク・ウォールバーグ)から声をかけられる。サリーの正体は伝説の秘宝を狙うトレジャーハンターで、ネイトをスカウトしようとしていた。手を組んだふたりは、鍵となる「黄金の十字架」を盗むため、オークション会場にやってくる。しかし、大富豪・サンティアゴ(アントニオ・バンデラス)に雇われた、傭兵のブラドック(タティ・ガブリエル)がネイトたちの前に立ちはだかるのだった。
『シラノ・ド・ベルジュラック』の物語をもとにした、ミュージカル映画。原作でのシラノは容姿に悩む男だが、今作では背の低さに悩む男として登場する。そのため、『ゲーム・オブ・スローンズ』のティリオン役で有名な、ピーター・ディンクレイジが主演を務めた。ヒロインのロクサーヌ役には『悪魔はいつもそこに』に出演したヘイリー・ベネット、シラノのライバルになるクリスチャン役には、ケルヴィン・ハリソン・Jr.が起用されている。貴族の女性・ロクサーヌ(ヘイリー・ベネット)に恋をしているシラノ(ピーター・ディンクレイジ)は、自分の想いを伝えられずにいた。彼は背が小さく、周囲から浮いた存在であるため、ロクサーヌには合わないと考えたのだ。ある日、シラノはロクサーヌが恋をしていることを知る。相手はシラノの部下で、新兵のクリスチャン(ケルヴィン・ハリソン・Jr.)だった。文才のあったシラノはロクサーヌのため、クリスチャンのふりをして手紙を書きはじめる。一方、ロクサーヌは手紙に書かれた愛の言葉に感動し、クリスチャンとの結婚を決めるのだった。
『ドリームプラン』は、世界的なテニス選手のビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹を育てた、リチャード・ウィリアムズの半生を描いた作品だ。主演を務めたのは、『アラジン』でジーニー役を演じたウィル・スミス。今作の演技でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされている。また、『ウォーキング・デッド』シリーズに出演したジョン・バーンサルが、実在するテニスコーチ役で出演した。厳しい暮らしをしていたリチャード・ウィリアムズ(ウィル・スミス)は、娘ふたりを完璧なテニス選手に育てるためのプランを作り出す。ビーナス(サナイヤ・シドニー)とセリーナ(デミ・シングルトン)の姉妹は、リチャードが作ったプランに沿って、毎日練習を重ねていく。しかし、リチャードのコーチングには限界があった。それを知ったリチャードは、ふたりのプレーを撮影し、有名コーチに売りこみをはじめる。その結果、ビーナスのプレーが有名コーチのポール(トニー・ゴールドウィン)の目に留まり、最先端の練習ができるようになった。ビーナスは徐々に力をつけていき、同世代の選手たちを圧倒するが、リチャードはさらに先の未来を見ていて…。
今作はアガサ・クリスティが執筆した、名作ミステリー小説『ナイルに死す』を実写化した作品だ。2017年に公開された『オリエント急行殺人事件』の続編でもあり、前作と同様にケネス・ブラナーがポアロを演じている。世界的な名探偵のエルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)は、エジプトでおこなわれていた、大富豪・リネット(ガル・ガドット)の結婚パーティーに参加する。しかし、リネットの夫・サイモン(アーミー・ハマー)が、前の恋人・ジャクリーン(エマ・マッキー)と揉めており、パーティーは微妙な空気のまま終わってしまう。リネットはトラブルの解決をポアロに依頼するが、ジャクリーンは「サイモンを殺して自分も死ぬ」と豪語していた。その後、パーティーに参加したメンバーは、リネット主催のナイル川クルーズに参加する。船にはジャクリーンの姿もあり、サイモンと口論に発展してしまうのだった。その翌日、ついに殺人事件が発生。真っ先に疑われるジャクリーンだったが、彼女には完全なアリバイがあった。ポアロは真犯人を探すため、船の乗客たちに聞きこみをおこなっていく。
1900年代前半のアメリカを舞台に、牧場を経営している兄弟を描いた西部劇。Netflixが配給した映画の中では、もっとも多くの賞を受賞した作品である。主人公のカリスマ的牧場主を演じたのは、『ドクター・ストレンジ』に出演したベネディクト・カンバーバッチ。今作では粗暴なカウボーイを演じているが、内に秘めた孤独や疎外感を表現し、深みのあるキャラクターとなっている。多くの労働者を雇っている牧場を経営するフィル(ベネディクト・カンバーバッチ)は、訪れたレストランでウェイターをしていたピーター(コディ・スミット=マクフィー)をからかってしまう。ピーターの母・ローズ(キルステン・ダンスト)は、からかわれる息子を見て涙を流すのだった。そんなローズにフィルの弟・ジョージ(ジェシー・プレモンス)が同情し、ふたりは惹かれあっていく。ふたりはすぐに結婚することになるが、フィルはローズのことを信用していなかった。誤解が解けないうちに共同生活がはじまってしまい、フィルはローズを追い出そうと、プレッシャーをかけていく。
2017年10月に、NHK連続テレビ小説としてスタートしたドラマ。数々のタレントやお笑い芸人が所属していることで有名な、吉本興業の創業者である吉本せいをモデルとして描かれた作品である。明治から終戦後までの活気ある大阪を舞台にしており、タイトルの関西弁「わろてんか」は「笑ってください」という意味を持っている。ヒロインに抜擢されたのは、多くの映画で子役としても経験を積んできた若手女優・葵わかなである。ヒロインの夫は、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、若手実力派俳優として人気を誇る松坂桃李が演じている。明治後期、京都の大きな老舗薬問屋に生まれた藤岡てん(新井美羽)はとにかく笑い上戸な女の子であった。ちょっとしたことでもすぐに笑ってしまうてんを、父・藤岡儀兵衛(遠藤憲一)は厳しく叱った。てんは、会社のための大切なホームパーティーの日までに笑い癖を治すよう、儀兵衛に強く念押しされ、しかたなく笑わない訓練を始めるのだが…。そんなある日、丁稚として働いているいとこの風太(鈴木福)と一緒にお祭りに出かけたてんは、そこで生まれて初めて寄席というものを知る。大笑いしている観客たちに混じり、一緒に笑い転げていたてんと風太だったが、金を払わずに見ていたことがばれてしまい、追いかけられる羽目になってしまう…。
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』は、大人気ファンタジー小説の実写映画化作品である。魂が動物の姿をして人に寄り添って生きているという独特な設定は、実写映画化することによってリアルかつキュートに表現されている。製作費1.8億ドルを費やされて表現されたファンタジー世界の映像も必見だ。パラレルワールドが無数に存在する世界。その中でもダイモンと呼ばれる魂が、動物の姿をして寄り添って生きている世界があった。その世界のオックスフォードで暮らす、いたずら好きの少女・ライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)は忍び込んだ先で、叔父のアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)から世界の秘密の一端を知る。アスリエル卿いわく、ダストを通じて異世界を観測できるのだという。ある日、ライラは学園で出会った女性・コールター夫人(ニコール・キッドマン)と仲良くなる。意気投合したふたりは、一緒に北極へ調査の旅に出ることになる。学寮長(ジャック・シェパード)に北極へ行く許可を求めたところ、ライラは黄金の羅針盤を渡される。ライラは学寮長から、「羅針盤のことはコールター夫人には知られないように」といわれ…。
『セトウツミ』は、此元和津也による「別冊少年チャンピオン」で連載されていた同名漫画の映画化作品。根暗でガリベンの内海想役に池松壮亮、お調子者で天然の瀬戸小吉役に菅田将暉という、実力派ふたりのW主演が実現。監督には『さよなら渓谷』でモスクワ国際映画祭審査員特別賞、『まほろ駅前狂騒曲』でも高い評価を獲得した大森立嗣。落ち着いた美人のヒロイン・樫村一期役を、中条あやみが演じた。人気・実力ともに一流の俳優陣とスタッフによる、全力の無駄話。内海想(池松壮亮)と瀬戸小吉(菅田将暉)は、ともに大阪の高校2年生である。放課後の暇な時間をつぶすため、河川敷の階段に座り込み、関西弁でたわいもない、それでいてウィットに富んだ会話を繰り広げる。高校2年生という、大人でも子どもでもない一瞬に同居する、楽しさと退屈さ、共感と反感、独立心と人恋しさ、これまでとこれから、そして瀬戸と内海。ゆったりとした暇つぶしの背後で、季節は移り行く。
「誰か殺した生徒だけがここから出られる。それだけの、簡単なルールなのです!」2010年、PlayStation Portable用ゲームソフトとして、スパイク・チュンソフトから発売された衝撃的なミステリーゲーム『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』が待望のアニメ化。学園内に監禁された15人の生徒たちに、学園長と名乗るモノクマが課した脱出の条件は、“誰にもバレずにほかの生徒を殺すこと”。高度な頭脳戦が今、幕を開ける!超高校級の素晴らしい才能を持つ生徒だけが入学でき、卒業後は人生の成功が約束される高校・希望ヶ峰学園。その学園に抽選で選ばれた、超高校級の幸運として入学することになった主人公の苗木誠(緒方恵美)は、入学式の日に学園の玄関ホールで急に意識を失ってしまう。目を覚ました彼は教室にいたが、そこは校舎の窓が鉄板で覆われ、監視カメラやテレビモニターが多く設置されている異様な空間だった。出入り口も厳重に封鎖されている。同様な体験をしたほかの新入生らとともに、入学式がおこなわれる体育館へ向かうとモノクマ(大山のぶ代)が現れ、「学園内で一生暮らせ、それが嫌ならほかの生徒を殺せ」と告げる。絶望と希望が渦巻くこの学園で、生徒たちはどう生き抜くのか。そして黒幕の目的とは…!?
星間大戦のなかで揺れる女心…。それは時空を超えたラブソング!『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』は、1984年に公開された劇場用アニメーション。SFロボットアニメにアイドルや歌の要素を盛り込んだ、画期的なテレビアニメ『超時空要塞マクロス』の映画版だ。ストーリーの骨子はテレビ版に沿った形だが、敵となるゼントラーディ軍の歴史的背景などに新たな設定が加えられた。また、音楽担当の羽田健太郎による新規BGMや、随所で挿し込まれるヒロイン・ミンメイの楽曲が物語を豪華に彩る!巨人族のゼントラーディに襲撃され、地球は大きなダメージを被った。それでも巨大宇宙戦艦マクロスへ避難した民間人は、宇宙へ脱出したマクロスのなかで市街地を建設し、文化的な生活を取り戻していた。今日は、そのマクロスのなかでデビューした人気アイドル歌手リン・ミンメイ(飯島真理)のコンサート。そこへ、またしてもゼントラーディが襲ってくる。戦火に巻き込まれたミンメイだったが、地球統合軍の一条輝(長谷有洋)が救出。しかし、ふたりは艦内の閉鎖区画に閉じ込められてしまった。そこで輝は、憧れのアイドル歌手・ミンメイと急速に親しくなっていき…。
さあ、楽しい音楽の時間だ!『のだめカンタービレ』は2007年1月から6月にかけて放送された、音楽をテーマにしたラブコメアニメ。原作は二ノ宮知子による漫画で、2001年から2010年にかけて「Kiss」に連載されていた。クラシック音楽がメインテーマとなっているが、原作者の二ノ宮知子は楽譜も読めないほど音楽知識に浅く、専門家への取材をもとに描いていたというが、その綿密な描写はプロの音楽家も唸るほど。アニメ版の制作はJ.C.STAFFで、監督は『ハチミツとクローバー』を手掛けたカサヰケンイチが務めている。学内の女性から絶大な人気を誇るエリート音大生・千秋真一(関智一)。そんな彼にも悩みがあった。子どものころに遭った事故がトラウマになって、飛行機に乗ることができないのだ。よって、クラシック音楽の本場であるヨーロッパへいくことができず、音楽への情熱を忘れかけてきていた。そんなある日、千秋は泥酔して自宅マンションのドア前で眠りこけてしまう。翌朝目が覚めると、なんとそこはゴミの山。そして、そのゴミのなかで美しいピアノソナタを奏でる「のだめ」こと野田恵(川澄綾子)の姿があった。憤慨する千秋だったが、こののだめとの出会いが千秋の音楽人生を大きく変えていくことに…。
『シュレック』シリーズの完結編。悪い魔法使い・ランプルスティルスキンによって歴史が改変され、「シュレックがいない世界」が作りあげられてしまう、シリーズ最大の危機を描く。シュレックの声優は、『オースティン・パワーズ』に出演したマイク・マイヤーズが続投し、エディ・マーフィやキャメロン・ディアスなど、豪華キャストが再集結した。サブキャラクターには、ジュリー・アンドリュースやジョン・クリーズなどの名優が起用されている。3人の子どもが生まれ、休む暇もない日々を送っていたシュレック(マイク・マイヤーズ)は、ひとり暮らしをしていた昔の生活が恋しくなる。そして、大事なバースデーパーティーの日にシュレックの不満が爆発し、妻のフィオナ姫(キャメロン・ディアス)と大げんかしてしまう。家を飛び出したシュレックは、魔法使いのランプルスティルスキン(ウォルト・ドーン)と出会い、怪しい契約を交わす。シュレックは魔法の力で1日だけ昔の生活に戻ることができたが、その世界では誰もシュレックのことを覚えていなかった。
『ミニオンズ』などで知られる、イルミネーションが手掛けた3Dアニメ映画。人間に飼われているペットたちの日常と、大都会・ニューヨークで迷子になった2匹の犬の冒険を描いていく。監督を務めたのは、『怪盗グルー』シリーズを手掛けたクリス・ルノー。ペットの日常を描きつつも、友情物語として大人も楽しめる作品に仕上がっている。飼い主のケイティ(エリー・ケンパー)に愛されている小型犬のマックス(ルイス・C・K)は、不自由のない生活を送っていた。そんなある日、ケイティが身寄りのない大型犬・デューク(エリック・ストーンストリート)を飼うことになる。新しい飼い主に喜ぶデュークだったが、ライバルの登場にマックスは不安を感じていた。デュークもマックスの態度に嫌気がさし、外に出たときに彼を騙し、家から追い出そうとする。しかし、その直後に野良猫集団に捕まってしまい、2匹とも首輪を外されてしまう。首輪のない2匹は野良犬と勘違いされ、動物管理局に捕まってしまうのだった。
人気コミック『鬼滅の刃』を原作とする、テレビアニメ。直前まで放送されていた『テレビアニメ 鬼滅の刃 無限列車編』の続編であり、炭治郎たちが大きく成長する、重要なエピソードが描かれる。今作の悪役となる堕姫を演じるのは、『ルパン三世』シリーズで峰不二子を演じている沢城みゆき。鬼でありながら、花魁でもある堕姫を艶やかに演じている。猗窩座(石田彰)を逃がしてしまった炭治郎(花江夏樹)は、戦いで亡くなった煉獄杏寿郎(日野聡)の家族を訪ねていた。しかし、杏寿郎の父・槇寿郎(小山力也)は、炭治郎を突き放し、息子の最期の言葉を聞こうとしない。炭治郎は、杏寿郎の弟である千寿郎(榎木淳弥)を元気づけ、煉獄家を後にした。しばらくして、遊郭に鬼が潜んでいることを知った音柱・宇髄天元(小西克幸)が、蝶屋敷を訪ねてくる。遊郭に潜入できる女性隊員を探していた宇髄は、炭治郎たちを女装させ、遊郭に売りつけた。内部から情報を得ようと、必死で働く炭治郎だったが、遊郭には上弦の鬼が潜んでいて…。
2010年に、韓国の放送局・SBSの創立20年を記念して放送された長編ドラマ。高度経済成長期にあった韓国の建設業界を舞台とした作品であり、手に汗握る展開の連続に多くの視聴者が魅了された。主演はドラマ『外科医ポン・ダルヒ』などで人気を得た実力派俳優・イ・ボムス。主人公の幼少期を演じたのは、人気歴史ドラマを始め、多くの作品の子役として引っ張りだこであったヨ・ジングである。また、後に『太陽を抱く月』の主演で大人気となったキム・スヒョンも主人公の兄の青年期を演じており、トップスターとなった俳優たちの初々しく貴重な姿を楽しめる。1970年、ひょんなことから密輸された金塊を見つけてしまった12歳のイ・ガンモ(ヨ・ジング)は、運転手をしている父親・イ・デス(チョン・ギュス)に相談する。デスは軍の保安隊班長チョ・ピリョン(チョン・ボソク)に報告するのだが、ピリョンはその金塊を奪うことを企んでしまう。金塊強奪のため、ピリョンは建設会社社長のファン・テソプ(イ・ドクファ)にデスの殺害計画を持ちかけた。計画実行の日、テソプは自分が殺そうとしている相手が、親友のデスであることを知ってしまう。しかし困惑するデソプの迷いを打ち消すかのように、現場に現れたピリョンはデスを銃で撃ち殺す。その一部始終を、助手席に乗っていたガンモの兄・イ・ソンモ(キム・スヒョン)が見ていたのだった…。
『ゴーン・ガール』はデヴィッド・フィンチャーが監督を務めた、サスペンス映画である。突然失踪してしまった妻と、殺人犯だと思われてしまう夫の複雑な関係を描く。後味の悪い作品だが、ほかの映画では体験できない、ゾッとするようなスリルを味わえる。主演を務めたのは、『アルゴ』で監督兼主演として活躍したベン・アフレック。行方がわからなくなる妻をロザムンド・パイクが演じ、今作の演技でアカデミー賞にノミネートされた。ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は、誰が見ても仲がいい夫婦だった。しかし、ある結婚記念日にエイミーが突如失踪する。ニックは警察に相談し、エイミーの捜索がおこなわれるが、彼女の行方はつかめない。そればかりか、エイミーの失踪事件はマスコミに取り上げられ、ニックが真犯人であるかのような報道がされてしまう。警察が事件を調査するうちに、ニックに不利な証拠が次々と発見される。窮地に陥ったニックは、なぜ最愛の妻が自分を罠にはめようとしているのか疑問に感じるが、すべてはエイミーの計画どおりに進行しており…。
『仮面ライダーリバイス』は2021年9月から放送開始となった特撮ヒーロードラマで、令和仮面ライダーシリーズの第3作となる。コンセプトは「自分自身に潜む悪魔との契約」であり、変身した仮面ライダーは悪魔が実体化したバディとともに戦う。また、コロナ禍で家族間のふれあいがあらためて注目されていることもあり、「家族」もテーマとなっている。今作は「仮面ライダー生誕50周年記念作品」でもあり、過去のライダーがフォームチェンジデザインのモチーフとして扱われている。50年前、中南米の古代遺跡で「人間の体内にいる悪魔」を分離させるバイスタンプが発掘された。政府の特務機関・フェニックスはその研究を進め、その悪魔をコントロールできるリバイシステムを開発。だが、悪魔崇拝組織・デッドマンズにバイスタンプを奪われ、怪物が日常的に出現するようになっていた。フェニックス隊員の五十嵐大二(日向亘)はリバイスドライバーの有資格者に選ばれるも、戦闘のなかで恐怖を感じて扱えない。そこへ、兄の一輝(前田拳太郎)が咄嗟にリバイスドライバーを装着し、自身の体内の悪魔と契約して仮面ライダーリバイに変身、同時に悪魔が実体化して仮面ライダーバイスとなった。ここから、フェニックス対デッドマンズの壮絶な戦いがはじまっていく…!
『この美術部には問題がある!』は2016年7月から9月にかけて放送されたテレビアニメ作品で、ある中学校の美術部を舞台としたドタバタコメディ。原作はいみぎむるの漫画であり、2012年から「電撃マオウ」に連載されている。アニメ版の制作はfeel.で、シリーズ構成・脚本は特撮テレビドラマを多く手掛けている荒川稔久。また、オープニングテーマは水樹奈々、エンディングテーマは上坂すみれと、豪華スタッフ陣が集まっている。月杜中学校の美術部に所属する2年生・宇佐美みずき(小澤亜李)は、問題のある部員たちに囲まれ、日々奮闘している。部長(利根健太朗)はいつも部室で寝てばかりでまったく絵を描かない。同じ2年の内巻すばる(小林裕介)は、絵の才能はあるが「最強の二次元嫁を描き出すこと」を目的に美術部に入っており、日々萌えキャラばかりを描いている。ただ、みずきはそんなすばるに密かに好意を持っていた。しかし、すばるがまるで気がついていないため、みずきは毎日右往左往。そこへトラブルメーカーのコレット(上坂すみれ)なども加わり、美術部は問題だらけの毎日を送っていく…!
『白鯨との闘い』は、クジラ漁が盛んだった1800年代を舞台に、巨大なクジラに襲われ海を漂流することになった船員たちを描いた作品である。主演は『マイティ・ソー』シリーズに出演するクリス・ヘムズワースが務め、スパイダーマン役で知られるトム・ホランドも出演している。クジラから抽出される鯨油が、燃料として重宝されていた時代。捕鯨船・エセックス号は、新米船長のジョージ(ベンジャミン・ウォーカー)や、一等航海士のオーウェン(クリス・ヘムズワース)を乗せて、大海原へと旅立った。しかし想定以上にクジラが見つからず、鯨油も目標量には到底届かない。不安になった船員たちは、港で聞いた情報を頼りに、誰も進出したことのない未開の地へと旅立つ。その場所で大量のクジラを発見し、大喜びする船員たちだったが、突如群れのボスだった白鯨がエセックス号を襲う。一般的なクジラよりも大きい白鯨は、人間が戦えるような相手ではなかった。エセックス号は簡単に沈められてしまい、生き残ったオーウェンたちはボートで脱出する。しかしなかなか陸地にはたどり着かず、大海原を漂流することになるのだった。
テレビアニメ『宇宙よりも遠い場所』を手掛けた、いしづかあつこ監督の最新作。3人の男子高校生を描いた青春映画で、思春期を過ぎた大人たちに向けられた、メッセージ性の強い内容となっている。クラスになじめない少年・ロウマ(花江夏樹)は、大親友のトト(梶裕貴)と「ドン・グリーズ」なるチームを結成し、秘密基地を作って遊んでいた。しかし高校進学を機に、医学部志望だったトトが東京へ引っ越し、ロウマはひとりで地元の高校に進学する。高校に進学して最初の夏休み。ロウマはアイスランドからやってきたドロップ(村瀬歩)と知り合い、ふたりで「ドン・グリーズ」の秘密基地を守っていた。そんなある日、トトがロウマの住む町に帰ってくる。ふたりは久しぶりの再会を喜び、ドロップも含めた3人で花火をする計画を立てた。ロウマは購入したばかりの小型ドローンを飛ばし、自分たちが打ち上げた花火を撮影しようとするが、ドローンは風に流されて行方不明に。そればかりか、同級生たちに山火事の犯人だと疑われてしまうのだった。ロウマたちは証拠映像を撮影しているであろうドローンを探すため、山の奥へと入っていくのだが…。
ロシアの文豪・ドストエフスキーの名作を原作とした、ドラマチックな愛憎ドラマ。2013年放送。舞台を現代日本に移し、3兄弟と横暴な父親との確執、格差社会、若者の抱く葛藤や情熱を鮮やかに描き出す。主人公の次男・勲を市原隼人、長男・満を斎藤工、善良な三男・涼を林遣都が、人々から恨まれた末に殺される父・文蔵を吉田鋼太郎が演じる。松下洸平、滝藤賢一、安藤サクラ、高梨臨ら豪華キャストが共演。黒澤家の当主・文蔵(吉田鋼太郎)が殺されるという事件が発生。彼は不動産・建築業を営む資産家だったが、悪どいやり方で周囲の誰からも恨まれていた。刑事(滝藤賢一)は彼の3人の息子たちによる父殺しを疑い、連行して取り調べをおこなう。長男の満(斎藤工)は前妻・梓との間の子で、失業中で借金とりに追われ、遠藤加奈子(高梨臨)の家でヒモ生活を送っていた。梓が出て行った後に妻となった詩織(安藤サクラ)との間に生まれた次男・勲(市原隼人)は優秀な弁護士で、その傍ら事件小説を書いていた。三男の涼(林遣都)は精神科医を目指す医大生。息子たちは実家には寄り付かず、文蔵は使用人の末松進(松下洸平)に身の回りの世話をさせて暮らしていた。文蔵が殺される前、家族会議が開催される。3兄弟は顔を揃えたが、別件が入ったといって父は姿を見せなかった。父は帰宅後、才能を高く買っている勲に「満をうまくいいくるめたか」と問うが…。
人気漫画を山田孝之主演で映像化した大ヒットシリーズ『闇金ウシジマくん』の、dTVオリジナルドラマ。ロバートの秋山竜次をメインゲストに迎え、女好きのタクシードライバーが繰り広げる悲喜劇をコミカルに描く。闇金会社社長・丑嶋馨役の山田孝之、柄崎貴明役のやべきょうすけ、高田役の崎本大海らおなじみのメンバーに加え、タクシードライバー・諸星信也役の秋山竜次、その同僚役のきたろう、千葉雄大、神楽坂恵ら豪華キャストが顔を揃える。路上で女といちゃつく鈴木に、突然襲い掛かる男。殺しかねない勢いだったが、そこに丑嶋(山田孝之)が現れる。「もし殺すなら代わりにお前から借金を回収する」という丑嶋の言葉を聞いた男は立ち去る。自分の女癖の悪さを嘆く鈴木に、丑嶋は自分に向き合っているだけましだと答えて金を渡すのだった。居酒屋で社長の丑嶋を待つ、柄崎貴明(やべきょうすけ)と高田(崎本大海)たち。柄崎は昔、出会ったとんでもなく女好きのドライバー・諸星信也(秋山竜次)の話を始める。数年前。KYタクシーの点呼に、今井(きたろう)、新庄(千葉雄大)、木村(神楽坂恵)、諸星(秋山竜次)らドライバーたちが顔を揃える。ノルマを達成できずにいる諸星は、借金に悩みながらも女買いを続けていた。ある日諸星は女の客を乗せたが、彼女は金を持っていなかった。代わりに体を差し出す女。諸星はまんまと色仕掛けにのってしまい…。
忘れられない記憶…、それは衝撃と禁断の愛のはじまりだった!『絶愛-1989-』は、1992年に発売されたボーイズラブOVA作品。原作は尾崎南の漫画であり、「マーガレット」で連載されていた。アニメ版の制作はマッドハウスで、監督はTRPGデザイナーとして知られる遠藤卓司。ふたりの少年の壮絶な過去と現在を描いたラブストーリーであり、OVAのほか、ドラマCDやノベライズなど幅広くメディア展開されている。主役の南条晃司を演じた速水奨が歌う挿入歌も、大きな見所。人気歌手・南條晃司(速水奨)は、16歳にして乱れた生活をしている男。ある夜、酒に酔って路上に倒れているところを、同じく16歳である泉拓人(子安武人)という少年に助けられる。拓人は、高熱を出していた晃司を自宅アパートへと連れ帰って看病することに。やがて回復した晃司は、学校では天才的なサッカープレイヤーであり、私生活ではいくつものアルバイトでハードな生活をしている拓人に興味を持ち、ある事実を知る。その事実こそがまさに、晃司と拓人、ふたりの運命を変えていく…!
男子高校生の恋人、それは超人気俳優の父親だった…!?『パパとKISS IN THE DARK』は、2005年に発売されたボーイズラブOVA作品。原作は南原兼の小説であり、父子関係にあるふたりの禁断ラブストーリーとなっている。アニメ版の制作は後に『School Days』『回復術士のやり直し』などを手掛けるティー・エヌ・ケー。脚本は『ママレード・ボーイ』『花より男子』など、恋愛ものを得意とする影山由美が担当。キャスト陣では、緑川光、三木眞一郎、子安武人といった実力派人気声優がズラリと名を連ねている。高校1年の宗方実良(緑川光)には、身も心も許した最愛の相手がいた。それはなんと、実良の父親である超人気俳優・宗方鏡介(三木眞一郎)だった。家のなかでは、実良と鏡介は常にハネムーン状態。その生活をふたりとも満喫していたが、実良は生徒会長である宇都宮貴之(子安武人)に密かに目をつけられており、鏡介はその貴之の義理の母・宇都宮美月(勝生真沙子)なる人気女優との噂が広がるなど、複雑な状態に。さらに、実良と鏡介の関係に驚くべき事実が発覚し…!?
人気AV男優ふたりが運命の再会。このベッド勝負は演技かそれとも…!?『春を抱いていたI』は、2005年に発売されたボーイズラブOVA作品。原作は新田祐克の漫画であり、「MAGAZINE BE × BOY」で連載されていたBL界不朽の名作。2020年にはOVA2作品がBlu-ray Disk版としてもリリースされた。監督は新田義方。主題歌は、主人公ふたりのの声優を務めた森川智之と三木眞一郎が担当している。人気AV男優の岩城京介(森川智之)と香藤洋二(三木眞一郎)が運命の再会を果たした。ふたりはとある映画のオーディションで主役の座を争ったライバル関係。映画では岩城が主役を射止めたが、今回ドラマ化したことで香藤との因縁の共演が実現した。ともにAV男優という枠では収まりきらないスケールを持った俳優であり、岩城と香藤はベッドシーンでも本気で絡み合う。そして、いつしか香藤の心は岩城でいっぱいになっていた。そんな折、ドラマの原作者である佐和渚(井上和彦)から、とんでもない提案が出される…。
知力・体力・正義心! 学園の治安は俺たち生徒会執行部が守る!『私立荒磯高等学校生徒会執行部』は、2002年に発売された学園アクションOVA作品。原作は『最遊記』シリーズで著名な峰倉かずやの漫画であり、「Chara」で連載されていた。アニメ版の制作は日本アニメーションで、監督は佐藤真人。随所に主人公ふたりのボーイズラブめいた描写が見られるが、あくまで学園アクションが本筋となっている。主題歌は、主人公ふたりを演じた声優、森川智之と石川英郎が歌唱を担当。もともと男子校だった私立荒磯高等学校は、女子が入り共学になったことで少し柔和になった印象がある。しかし、まだまだ学園を荒らす不良生徒は後を絶たない。そんな輩を懲らしめるのが生徒会執行部の役目。生徒会執行部は選ばれし猛者が集う場であり、その中心部員である久保田誠人(森川智之)と時任稔(石川英郎)は、学園内でも一目置かれる存在だった。そんな久保田と時任に対し、普段の仕返しとばかりに球技大会で悪事を企む生徒たちがあらわれ…。
今作は2020年に公開され、社会現象になった『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』をテレビ放送用に編集した作品だ。第1話のみオリジナルエピソードとなっており、煉獄杏寿郎が炭治郎たちと合流する前のストーリーが展開する。鬼殺隊の最高戦力・柱のひとりである煉獄杏寿郎(日野聡)は、多数の行方不明者が出ている「無限列車」を調査していた。そして、列車は一時的に整備されており、鬼を退治できぬまま、明日にも運航が開始されることを知る。一方、煉獄と合流するよう指令を受けていた竈門炭治郎(花江夏樹)も、仲間の我妻善逸(下野紘)、嘴平伊之助(松岡禎丞)と無限列車に乗りこむ。4人は無事合流し、列車の中で暴れていた鬼を倒すが、それは下弦の壱・魘夢(平川大輔)が仕掛けた罠だった。鬼を倒したと思いこんだ炭治郎は、魘夢の血鬼術により、夢の世界に囚われてしまう。炭治郎は夢の世界で、今は亡き家族たちと幸せな時間を過ごすが、唯一眠らされなかった禰豆子(鬼頭明里)は炭治郎を起こそうと必死になり…。
今度の舞台は、生還者ゼロの巨大要塞島!?1996年に公開された、『ルパン三世』の劇場版アニメーション第6作。難攻不落の防御システムで守られた島に眠る財宝を狙って、ルパン三世一味と残忍な首狩り将軍が激突する! 監督は原作者であるモンキー・パンチ自身が務めた。絶海の孤島に浮かぶ謎の島・漂流島。そこには、ズフ共和国の莫大な財宝が隠されているとされていた。そんな財宝を狙うルパン三世(栗田貫一)は、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(井上真樹夫)とともに島に侵入する。そして、難なく財宝のありかと思われる場所にたどり着く。ところがそこで突然、島の防御システムが作動し、島全体がまるで生き物のようにルパンたちを襲い始める。結局ルパンたちは財宝をあきらめ、て島から脱出することにする。その一方、同じく島の財宝を狙っている人物がいた。ズフ共和国でクーデターを起こし、独裁者となった首狩り将軍(銀河万丈)である。彼もまた財宝を手に入れるべく、島の秘密を探っていたが、手がかりが得られないまま、2年が過ぎていた。そんななか、ルパンは島の防御システムを作った科学者の娘・エメラ(横山智佐)から情報を聞き出すため、彼女を誘拐する。その一方、ズフ共和国では、処刑されたはずのパニシュ王子(古谷徹)がレジスタンスを組織し始めていた。こうしてふたつの物語が交錯するなか、島の秘密が明らかになっていく。
羽海野チカによる大人気漫画を実写化した、ハートウォーミングな青春ドラマ。2008年放送。美大を舞台に、全員が片想いという切ないストーリーが展開する。天才少女・花本はぐみを演じるのは、フジテレビ連続ドラマ初主演の成海璃子。はぐみに恋する竹本祐太役の生田斗真をはじめ、向井理、成宮寛貴、原田夏希ら人気若手俳優が集結し、ほろ苦くもきらめく青春時代が綴られる。村上淳、瀬戸朝香、滝沢沙織、松重豊ら実力派も出演。浜田山美術大学建築科3年の竹本祐太(生田斗真)は、池のほとりにしゃがみこみ水面の桜の花びらを見つめていた花本はぐみ(成海璃子)に一目惚れする。そこに彫刻科7年の森田忍(成宮寛貴)と建築科4年の真山巧(向井理)が現れ、竹本をリヤカーに乗せて連れ去る。新入生歓迎にふるまわれる山岳部の名物カレーを狙う彼らは、竹本に新入生のふりをさせて列に並ばせたものの、すぐにバレて追い払われる。懲りない3人は山岳部の部室に忍びこむが、陶芸科4年の山田あゆみ(原田夏希)が制作した大皿を勝手に持ち出したことが彼女の逆鱗に触れ、食べられないまま退散することに。その後、彼らは教師の花本修司(村上淳)に呼び出され、はぐみを紹介される。彼女は修司のはとこで、長野から上京して油絵科に入学した天才少女だった。森田とともに、校内展に初出展するはぐみだったが…。
奇跡のスーパーヒーロー映画シリーズ『ダークナイト トリロジー』。その終焉が、描かれる。映画『ダークナイト ライジング』は、映画史に革命を起こし、その後の映画に絶大な影響を与えたとされる映画『ダークナイト』の続編である。監督は『ダークナイト トリロジー』のすべてで監督を務めた、クリストファー・ノーラン。規格外の映画監督として知られるクリストファー・ノーランは、未知の映像表現と圧倒的なリアリティを生み出す映像作家である。そんな彼が紡ぐ、バットマンの物語の終焉。それが『ダークナイト ライジング』だ。ハービー・デント(アーロン・エッカート)の残したものによって、変わりゆくゴッサム・シティ。治安の取り締まり強化によって組織犯罪は瓦解しつつあり、平和な都市へと生まれ変わろうとしていた。そんな街の中に、バットマン(クリスチャン・ベール)の姿はなかった。そして新たに街へと忍び寄る脅威。ゴッサムで暗躍する闇の傭兵・ベイン(トム・ハーディ)は、バットマンからあるものを奪おうとしていた。やがてゴッサムは、史上最大の危機に見舞われることになる。
映像の魔術師・クリストファー・ノーラン監督。SF、ファンタジー、サスペンスなど、架空の世界に極限のリアリティを付与してきた彼が挑んだのは、バットマンだった。映画『ダークナイト』は、バットマンとジョーカーの戦いを描いたアメコミ映画である。子ども向けだと思われていたアメコミ映画に、社会的テーマと究極のリアリティを付け加えたことで絶大な評価を獲得した今作は、映画史に残るエポックメイキング的作品として映画ファンの間で記憶されている。バットマン(クリスチャン・ベール)とは両親を亡くし、復讐の炎を糧に犯罪撲滅を誓う孤独のヒーローの名前である。その正体はブルース・ウェイン。彼はある日、ハービー・デント(アーロン・エッカート)というゴッサム・シティに着任した検事が、犯罪撲滅を訴えていることを知る。最初は懐疑的な目でいたブルースだが、やがて彼の中にある正義の炎が本物であると見抜き、バットマンとして協力体制を敷くことになる。そんな彼らに迫るのは、不気味に笑うピエロのようなメイクをした男・ジョーカー(ヒース・レジャー)。この世のすべてがジョークとでもいわんばかりの彼は、常軌を逸した行動力と明晰な頭脳によって、やがて彼らに究極の選択を突きつける。
イタリアのスーパーダーリンと袴男子が織り成す、禁断のラブストーリー!『異国色恋浪漫譚』は、2007年と2008年に発売されたボーイズラブOVA作品。原作はやまねあやのによる漫画で、「drap」に連載されていた。アニメ版の制作はPrimeTimeで、監督は大谷肇。美麗な作画に加え、伊藤健太郎、諏訪部順一、置鮎龍太郎と人気男性声優が担当するキャラクターが見事にマッチしている点が大きな見所。OVAのほか、ドラマCD化もされている。近江組の3代目・近江鸞丸(伊藤健太郎)は、組同士の政略結婚として吉原組の薫(川上とも子)と挙式することになった。薫の希望もあり、イタリアの豪華客船で式を挙げるも、新婚初夜からふたりは大喧嘩。仕方なくバーカウンターで飲んでいた鸞丸に、九龍会の権藤龍司(置鮎龍太郎)がいちゃもんをつけてくる。そこへ仲裁に入ったのはアルベルト・ヴァレンティアノ(諏訪部順一)。日本好きのアルベルトは鸞丸に加勢し、九龍会の若い衆たちを一網打尽。意気投合した鸞丸とアルベルトは、そのまま飲み交わしてアルベルトの部屋へ。そして、ふたりは一夜の悦楽に浸っていく…。
男同士…。でもそこに「愛」があれば迷わずインサート!『センシティブ・ポルノグラフ』は、2004年に発売されたアダルトOVA作品。原作はさくらあしかの漫画で、「ピアス」に連載されていた。アニメ版の制作はフェニックス・エンタテインメントで、監督は陰間色子。OVAでは今作とともに、短編集である原作コミックス内の別作品『愛玩物はお部屋の中』もアニメ-ションとして収録されている。原作漫画をさらに美麗にした作画と、繊細な愛撫の描写が見所。新人漫画家の山田征二(中邑勇信)はなんとか出稿を済ませ、高層ビルの窓から街並みを撮影していたところ、ひとりの青年にファンだと声をかけられる。そしてともに喫茶スペースに行くと、なんとそれは征二も憧れていた人気漫画家の花崎園(光岡樹乃介)だった。女性だとばかり思っていた花崎が男性だったことに驚いた征二だったが、そのまま居酒屋へ移動して楽しい時間を過ごし、酔った征二は花崎のマンションへと転がり込んだ。そして、ふたりはそのまま愛欲の渦に落ちていく…。
過酷な企業戦士、その武器は業務知識でも技術でもなく…。『僕のセクシャルハラスメント』は、1996年に発売されたOVA作品。原作は桃さくらの小説であり、サラリーマンのボーイズラブがテーマとなっている。アニメ版では数々のBL作品を世に出したこだか和麻がキャラクター原案を務め、脚本には人気声優にして「グレーゾーン」のセクシャリティを持つ三ツ矢雄二が名を連ねている。Sammyが歌うエンディングテーマ「硝子の都会」が、リーマンラブの厳しくも甘い情緒を感じさせる。一部上場のコンピュータ会社に勤めるサラリーマン・望月順哉(カシワクラツトム)は、完璧な仕事ぶりと端正な顔立ちを誇る課長の本間一則(小杉十郎太)に尊敬と憧れの念を抱いていた。ある日、望月は本間課長とともに新潟へ出張商談に赴き、そこでふたりは結ばれる。その後、本間課長は「企業戦士としての大いなる武器」として、望月に「身体を使った接待」の手ほどきをしていく。そこから、疑問を抱きつつも自らの身体を武器にして商談をまとめていく望月。しかし、そこへ新入社員の藤田耀平(森川智之)が近づいていき…。
風と木の詩がきこえるか。青春のざわめきが…。『風と木の詩』は1987年に発売されたOVA作品で、19世紀末ごろのフランスを舞台に思春期の少年たちを描いた物語。原作は竹宮惠子の漫画で、1976年から1984年にかけて「週刊少女コミック」などに連載されていた。「少年愛」を真正面から描いた歴史的作品であり、当時のヨーロッパにおける細かい描写がリアルかつ耽美的に表現されている。アニメ版の制作はコナミ工業で、監督は『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインを担当した安彦良和が務めている。14歳の少年であるセルジュ・バトゥール(小原乃梨子)は、フランス・アルル地方の寄宿学校へ入ることになり、謎の多い美少年であるジルベール・コクトー(佐々木優子)と同室になった。新しい生活に期待を膨らませるセルジュだったが、ジルベールは夜な夜な素行の悪い上級生を招いてはベッドをともにするという不良生徒だった。学院の生徒たちはジルベールを完全に阻害していくが、なぜかセルジュはそんなジルベールを放っておけず、いくら罵られても彼の心へ寄り添う努力をしていく…。
普通の女子校生がローカルアイドルに!?小杉光太郎の4コマ漫画『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』をもとにした、テレビアニメ作品。地方の小都市に住むごく普通の女子校生が、地元をPRするためにローカルアイドルとして奮闘する! 原作は、一迅社の月刊4コマ漫画雑誌「まんが4コマぱれっと」で連載されている。水と緑が豊かな地方の小都市・流川市。そこに住むごく普通の高校1年生である宇佐美奈々子(伊藤美来)は、ある日市営プールがリニューアルオープンすることを聞きつける。さっそく友達と一緒に行く約束をした彼女は、母の智子(M・A・O)に新しい水着をおねだりする。だが、無駄づかいといわれて、あっさり却下されてしまう。新しい水着を買うには、手持ちのお小遣いではとても足りそうにない。どうしようかと思案していたところ、流川市役所に勤める叔父の太田貢(室園丈裕)からバイトの誘いを受ける。奈々子は水着欲しさに、軽い気持ちでそのバイトを引き受けることにする。ところが当日になって、そのバイトがなんと市営プールのイベントにローカルアイドルとして出演するものだったと知る。話が違うと憤慨する奈々子だったが、すでに前払いの報酬は使ってしまっていた。そういうわけで奈々子は、相方となる小日向縁(三澤紗千香)にも説得され、しぶしぶステージに立つことになるのだった…。
ご当地魔法少女たちがケガレを祓う!?インターネットテレビ番組『2.5次元てれび』で展開されていた、メディアミックス作品。日本各地に住む「ご当地魔法少女」たちが、人の世に災いをもたらすケガレを祓うため、マガツヒと呼ばれる存在と戦う!人間界と死者の世界の境にある黄泉比良坂には、神代に封印された伝説の邪龍がいた。ところが長年邪龍が抵抗したことで、結界はほころび、そのすき間から人の世に災いをもたらすケガレがもれ出した。その事態に対処するために、高天原に住まう神々は、日本各地の選ばれた少女たちに龍脈と接続できる力を与えることに決める。こうして、ケガレを祓う「ご当地魔法少女」たちが誕生していくのだった。そんな魔法少女のひとり・青葉鳴子(荒川美穂)は、宮城県の平和を守るため、使い魔のタケスズメ(山寺宏一)とともに、日々ケガレを祓っていた。ところが、ある日街なかで、ずんだもち型のマガツヒに実体化したケガレを取り逃してしまう。するとそのマガツヒは合体を繰り返し、巨大な怪物の姿になって宮城県沖に現れた。島を破壊しながら陸地に近づいてくるマガツヒを止めるため、鳴子は魔法少女に変身し、激闘の末にマガツヒをやっつける。さらにときを同じくして、浅間まつり(南條愛乃)や小張凜(村川梨衣)をはじめ、全国各地の魔法少女たちがそれぞれの地域でマガツヒと戦うのだった。
個性的な3人の男子と過ごす「あなた」の日常!『枕男子』や『あにトレ』を手がけたスマイラル・アニメーションが贈る、バーチャル・アニメの第3弾『One Room』シリーズの女性向けバージョン。洋館風マンションの管理人となった「あなた」が、個性豊かな3人の男子と過ごす!就活が全滅したため、親戚がオーナーを務める洋館風のマンションで住み込みの管理人をすることになった「あなた」。さっそくマンションを訪ねてみると、マンションの外壁を素手で登っている男子に遭遇する。彼の名前は葦原巧(前野智昭)。趣味でスポーツクライミングをしている19歳の大学生で、このマンションの住人のひとりだった。クールだけれども優しい気づかいのできる葦原に連れられて、マンションのなかに入ったあなたは、さらにそこでふたりの男子と出会う。ひとりは仁科葵(花江夏樹)。幼少期から劇団に所属している17歳の高校生で、普段から役になりきってしまうほど芝居に熱中している男子である。もうひとりは宮坂真也(鳥海浩輔)。有名企業で働く25歳のエリートサラリーマンで、葦原と仁科に対しては面倒見がよい一方、あなたには尊大でドSな一面を見せる。そんなひとクセもふたクセもある3人の男子との共同生活は、波乱の連続になる予感しかない。しかし、そんななかであなたはやがて彼らと心を通わせていくのだった。
ソーシャルゲーム発! 竜族の少女たちの成長物語!2013年にGREEから配信されていた、スマホ向けソーシャルゲーム『絶対防衛レヴィアタン』をもとにしたテレビアニメ作品。水と緑の惑星「アクアフォール」を舞台に、3人の竜族の少女たちと小さな妖精が、宇宙からやってきた侵略者に立ち向かう!水と緑の惑星「アクアフォール」。その美しい惑星に、突如謎の隕石群が降り注いだ。隕石自体による被害はないものの、落下した隕石から変な生物が広がり始めていた。そんなある日、森の奥にある小さな町に住んでいる竜族の少女・レヴィアタン(早見沙織)は、シロップ(花澤香菜)と名乗る小さな妖精と出会う。シロップによれば、隕石から出てきた悪しきモノを放っておくと、惑星の生物を滅ぼしかねないという。それを防ぐため、シロップは「アクアフォール防衛隊」のメンバーを探していた。しかし、危険が迫っているようには思えないレヴィアタンは、シロップの話がいまいちわからない。そこでとりあえず腹ペコのシロップをレストランに連れていくのだった。ところが、そのレストランでナンパ男たちが騒動を巻き起こす。それを解決するなかで、レヴィアタンは同じく竜族の少女であるバハムート(喜多村英梨)とヨルムンガンド(竹達彩奈)と知り合う。そんななか、異変が徐々に現れ始める。そこで3人は防衛隊を結成し、その異変に立ち向かうことになる。
何度もリメイクやリブートがされている、映画『ミイラ再生』をもとにした作品。現代に復活した古代エジプトの王女により、呪われてしまった軍人の戦いを描いていく。主演を務めたのは『トップガン』に出演した、トム・クルーズ。アクション映画に多く出演している俳優で、今作でも大規模なアクションシーンが用意されている。ヒロインは『アナベル 死霊館の人形』に出演した、アナベル・ウォーリスが演じた。古代エジプト。美しい王女・アマネット(ソフィア・ブテラ)は、自身が王位を継ぐため、父であるファラオ(セルヴァ・ローゼリンガム)を殺害する。しかし、親殺しは民の知るところとなり、生き埋めにされてしまう。それから二千年以上が経過した現代。イラクにて任務にあたっていた軍人のニック(トム・クルーズ)は、埋められていたアマネットの棺を発見し、飛行機で運んでいた。しかし仲間のひとりが突如暴走し、機内で戦闘が起きる。その後も奇妙な現象が続いて、飛行機が墜落。巻きこまれたニックは死亡してしまうのだが…。
『グリース』はジョン・トラボルタが主演を務めた、70年代を代表するミュージカル映画だ。ノリのいい楽曲のみならず、学生たちの青春を描いたドラマチックなストーリーも高く評価され、今でも愛されている名作である。ヒロインのサンディは当時から歌手として活躍していた、オリヴィア・ニュートン=ジョンが演じた。劇中では抜群の歌唱力を披露しており、ジョン・トラボルタにも負けない存在感で映画を盛り上げている。不良グループを率いているダニー(ジョン・トラボルタ)は、仲間たちと夏休み中に出会った女の子・サンディ(オリヴィア・ニュートン=ジョン)の話で盛り上がっていた。ふたりは夏休み限定の関係だったが、サンディは父の転勤によってダニーのいる高校に転校し、運命の再会を果たす。しかしダニーは仲間たちの手前、素直に喜びを表現できず、サンディに冷たくあたってしまう。ふたりの間に微妙な空気が流れるが、すぐに元の関係を取り戻し、カップルとして周囲に認知されるようになっていく。
フランク・ミラーによるコミック『シン・シティ』の映画化第2弾。今作でも白黒の中にカラーを重ねた演出が使われており、コミックの持つ雰囲気を忠実に再現している。前作から引き続き、『スパイキッズ』シリーズを監督したロバート・ロドリゲスと、原作者のフランク・ミラーが共同で監督を務めた。ロドリゲスらしいパワフルかつ、バイオレンスな作風となっており、日本ではR15+に指定されている。さまざまな人間たちの思惑が交錯するシン・シティでは、今日も多くの事件が起きている。シン・シティにやってきた若者・ジョニー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ポーカーの腕に長けており、一獲千金を夢見ていた。怖いもの知らずだったジョニーは、街を牛耳っているロアーク(パワーズ・ブース)に勝負を仕掛け、彼に勝利する。大喜びするジョニーだったが、ロアークの恨みを買ってしまい、暴漢に指を折られてしまうのだった。一方、私立探偵のドワイト(ジョシュ・ブローリン)は、過去に関係を持っていた女・エヴァ(エヴァ・グリーン)から連絡を受ける。エヴァは夫から暴力を受けていると語り、ドワイトに助けを求めるが…。
ディザスタームービーの決定版『ディープ・インパクト』。1998年に公開されたこの映画は、地球に衝突する彗星と、それに抗う人類の姿を描いている。この年には、地球に接近する小惑星を破壊しようと、男たちが奮闘する映画『アルマゲドン』も公開されている。『アルマゲドン』は小惑星でのシーンがメインだったが、この『ディープ・インパクト』は、アメリカ政府の彗星対策やマスコミの動き、ある少年と彼のまわりの人々の去就など、地上のシーンを中心にストーリーが進んでいく。高校で天文部に入っているリオ・ビーダーマン(イライジャ・ウッド)は、地球に接近する彗星を発見し、天文台のウルフ博士(チャールズ・マーティン・スミス)にその写真を送った。その軌道を調べ、1年後地球に衝突すると知った博士は、慌ててその事実を伝えようとするが、交通事故で亡くなってしまう…。1年後。テレビ局キャスターのジェニー・ラーナー(ティア・レオーニ)は、辞任した元財務長官(ジェームズ・クロムウェル)のスキャンダルを掴み、本人を直撃する。帰り道、何者かに拉致されたジェニーの前に現れたのは、ベック大統領(モーガン・フリーマン)だった。彼は、記者会見で真っ先に質問できる権利を提示し、それまで掴んだ情報について黙っているようジェニーに告げるのだが…。
1992年に公開された、アニメ映画。原作は1988年から1997年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された、森田まさのりの漫画『ろくでなしBLUES』。喧嘩では無敵、しかし情に脆い帝拳高校の前田太尊と、同じ高校の生徒や他校の生徒が織りなす不良物語。帝拳高校の応援団とボクシング部は仲が悪く、この日も拳を交えていた。誰もその喧嘩を止めようとする者はいない。そして、止められるような生徒もいなかった。そんななか、偶然通りかかった帝拳高校最強の男・前田太尊(堀秀行)は、応援団とボクシング部の両方を鎮める。番長などの格付けに興味がない太尊とは違い、番長の名を欲する中田小兵二(屋良有作)。小兵二は、太尊を探している南鉄高校の反町(千葉繁)に、自分が帝拳高校の番長だと嘘をつく。反町は小兵二を恐れ、その場を後にするが、すぐに嘘であることに気がつき帝拳高校を襲撃。しかし「小兵二の余命が後3ヶ月」と騙された太尊は、小兵二が番長だという芝居をしつつ、南鉄高校の生徒たちを返り討ちにした。運悪くその場を生活指導の井岡(郷里大輔)に見られてしまい、太尊は停学になってしまうのだった。南鉄高校は、太尊が芝居を打っていたということに気がつき、再び帝拳高校を襲撃する。太尊は停学中。もし再び暴力沙汰になれば、退学は逃れられない。喧嘩最強の太尊が手を出せないため、帝拳高校は次々とやられていく…。
壮大なSFアクションがついに実写映画化! 『ダイバージェント』はアメリカの人気作家・ベロニカ・ロスによる大人気小説シリーズの、実写化作品である。個性的な設定と、身もだえるほどに鮮烈なストーリーが人気の原作。それを職人監督として知られるニール・バーガーによって、見事な映画化に成功している。最終戦争によって世界は崩壊し、新たな世界の秩序が構築された。それは人を5つの属性に分類して、一生その属性を生きなければならないディストピア社会だった。そんななか、ベアトリス・“トリス”・プライアー(シャイリーン・ウッドリー)が属性審査を受けたところ、すべての属性に当てはまらない異端者・ダイバージェントであることが判明する。ダイバージェントは政府の抹殺対象であり、立場を危うくしたトリスは判定を偽り、“勇敢”を司る属性に所属する。そこで鍛えられたトリスはやがてひとりの戦士として成長する。そんな彼女に、陰謀の魔の手が伸びようとしていた。
鬼才・富野由悠季が生んだ、壮大なるSFロボットアニメーションシリーズ。それが『ガンダム』と呼ばれていることは、いうまでもないだろう。そんな富野由悠季による『ガンダム』シリーズの中でも、異色の出来だといわれているのが『機動戦士ガンダムV』である。富野由悠季の作風のひとつとして、「黒富野」と呼ばれるものがある。とにかくキャラクターが壮絶に死に、視聴者をどんよりとした気分にさせるような悲惨な展開。それが「黒富野」である。『機動戦士Vガンダム』は、まさに「黒富野」の代表的な作品として知られている。宇宙世紀は暗黒の時代を迎えていた。度重なる戦争で人類は疲弊しきっていた。しかしながら戦争は終わらず、憎悪だけを募らせ、スペースノイドとアースノイドの対立はやがて細分化され紛争が多発していた。そう、宇宙世紀はまさに「宇宙戦国時代」と化していたのだ。そんななか13歳の少年・ウッソ・エヴィン(阪口大助)は、モビルスーツと戦闘機との戦いに巻き込まれ、ザンスカール帝国のモビルスーツを強奪する。この戦いでモビルスーツパイロットの腕を買われたウッソは、レジスタンス組織・リガ・ミリティアの面々と行動をともにするようになり、終わりなき戦火の渦に身を投じることになる。
『SPEC』に隠されたすべての謎が、今、明かされる…!監督に堤幸彦、脚本に西荻弓絵、戸田恵梨香と加瀬亮がW主演を務めた。『SPEC』シリーズ、ついに完結。公安部公安第五課未詳事件特別対策係、通称「未詳」の捜査員である、当麻紗綾(戸田恵梨香)と、瀬文焚流(加瀬亮)。SPECという特殊能力者についての捜査を進めていくうちに、SPECホルダーらの秘密組織の存在や、それに対抗する国際会議の存在が明らかになっていた。国際会議では、SPECホルダーを殲滅する作戦・シンプルプランが進められている。シンプルプラン発動阻止のために、未詳の野々村係長(竜雷太)を亡くし、当麻と瀬文、そして吉川(北村一輝)は復讐への熱意を燃やす。しかし結局、当麻はシンプルプランに侵されてしまっていた。シンプルプランの解析結果を聞いた当麻は、それを作成した“プロフェッサーJ”の正体に気づく。そのころその人物は、警察病院に入院しており、そこにかくまわれていたSPECホルダーたちを虐殺していた。ついに、左手のSPECを使用すると決意した当麻。ガイアの意志のなか、セカイ(向井理)や潤(大島優子)との最後の戦いに、当麻は勝利を収めることができるのか?
世界中を震撼させた現代アート史に残る衝撃の実話を、ティム・バートン監督の世界観で実写化。寡黙ながら強い意志で自分の絵を世に送り出していく主人公・マーガレット・キーン役に、『人生の特等席』などで知られるエイミー・アダムス。笑顔と巧みな言葉づかいによって人を惹きつけてやまない夫・ウォルター・キーン役を、『ジャンゴ 繋がれざる者』で2度目のアカデミー賞助演男優賞に輝いたクリストフ・ヴァルツが演じる。幼いひとり娘を連れて離婚したマーガレット(エイミー・アダムス)。美大で絵の才能を培っていたものの、彼女の描く“目の大きな子どもの絵”は気味悪がられ、生活は苦しかった。ある日、趣味でパリの風景画を描くウォルター・キーン(クリストフ・ヴァルツ)と出会い、そのチャーミングな話術によって恋に落ちる。ふたりはたちまち結婚。口下手なマーガレットは絵の宣伝と販売をウォルターに任せていたが、ウォルターは「女の描いた絵は売れない」と考え、マーガレットの絵を自身の作品だと偽って売り込んでいた。世間と娘に嘘をつき、妻が描いて夫が偽る。作品という自分の魂を自分のものだといい出せず、ついに10年後、マーガレットに我慢の限界が訪れる。魂と名誉を奪還するため、マーガレットの静かな戦いが始まる。
フランス人女優のレア・セドゥが主演を務めた、『美女と野獣』の実写映画。同じ童話をもとにしているディズニーアニメとの関連はなく、ポップなキャラクターなどは登場しない。今作で野獣を演じているのは、『エリザベス』に出演したヴァンサン・カッセル。ホラー映画『サイレントヒル』などを手掛けていた、クリストフ・ガンズがメガホンをとっており、これまでにない『美女と野獣』が完成した。裕福な商人(アンドレ・デュソリエ)が所有している3隻の船が、航海の途中に転覆してしまう。船には宝物が積んであり、商人に巨万の富をもたらすはずだったが、船とともに海の底へと消えていく。窮地に陥った商人は、家族を連れて田舎へ引っ越し、貧しい生活を送ることになった。そんなある日、商人は迷いこんだ廃城で娘のベル(レア・セドゥ)が欲しがっていた薔薇の花を盗んでしまう。城の主である野獣(ヴァンサン・カッセル)に捕まり、商人の処刑が確定するが、1日だけ家族とお別れをする猶予が与えられた。心優しいベルは、殺される父の身代わりになるため、ひとり野獣の城へと向かう。そして、野獣にかけられた呪いの正体を知ることになるのだった。
大人気キャラクター・ミニオンを輩出した、『怪盗グルー』シリーズの第1作目。大悪党のグルーと、養子になる3姉妹との交流を描いた、心あたたまるストーリーが展開する。月を盗もうとするグルーのとんでもない計画や、笑いどころ満載のガジェットにも注目したい。世界中のあらゆる物を盗んできたグルー(スティーブ・カレル)は、世界一の悪党になるため、次なる計画を立てていた。それは空に浮かぶ月を盗むという恐ろしい計画だったが、月を小さくするために必要な特殊な武器を、ライバルのベクター(ジェイソン・シーゲル)に盗まれてしまう。武器を取り返そうと、グルーはベクターの家に忍びこもうとするも、セキュリティに邪魔されて侵入することは不可能だった。そこで、クッキーを売っていた3姉妹を利用した計画を立て、武器を取り返すことに成功する。大喜びするグルーだったが、養護施設にいた3姉妹に好かれてしまい、娘ができてしまう。悪事を計画すると同時に、家族サービスまでしなくてはならなくなったグルーは、3姉妹に対して愛情を感じはじめる。
『ピクセル』は80年代にブームとなったゲーム作品の要素を取り入れている、SFコメディだ。『ドンキーコング』や『アルカノイド』といった、レトロゲームのキャラクターたちがゲスト出演しており、人類との戦いをくり広げる。主演を務めたのは、俳優としても高い評価を受けているアダム・サンドラー。ゲームが得意なオタクの役を演じており、CGで再現されたレトロゲームのキャラクターたちと、コミカルな掛け合いを見せている。世界中でゲームが大流行した80年代。NASAは宇宙のどこかにいる地球外生命体に向けて、地球の文化を収録したメッセージを発射する。しかし、メッセージを受け取った宇宙人たちは、収録されていたゲームの映像を見て宣戦布告だと勘違いしてしまう。それから30年以上が経過した、2015年。軍事基地が宇宙人たちの襲撃を受ける。当時ゲームオタクだった少年・サム(アダム・サンドラー)は、敵の攻撃がビデオゲームをモチーフにしていると気がつく。大統領のウィル(ケヴィン・ジェームズ)は、サムの言葉を受けて、80年代に活躍したビデオゲームのプロたちを集結させるのだった。
『トリック』シリーズ10周年記念作品!テレビ朝日系列で放送されたテレビドラマ『トリック』シリーズの、劇場版第3作。自称・売れっ子美人マジシャンと小心者の物理学教授が、山奥の村で行われる「霊能力者バトルロイヤル」に巻き込まれる!著書『どんと来い、超常現象』シリーズで、一躍超常現象解明の権威となった日本科学技術大学の物理学教授・上田次郎(阿部寛)。そんな彼のもとにある日、山奥の万練村から、中森翔平(佐藤健)という青年が訪ねてくる。中森によれば、万練村ではもうすぐ全国から集まった霊能力者たちが対決し、殺し合いを始めることになるという。その呪われた風習を断つため、中森は集まった霊能力者たちがインチキであることを暴いてもらいたいと上田に依頼する。その一方、演芸ステージをクビになった、自称・売れっ子美人マジシャンの山田奈緒子(仲間由紀恵)は、座長からあるイベントを紹介される。そのイベントこそ、万練村で行われる霊能力者たちの対決であった。褒賞に目がくらんだ山田は、さっそくそのイベントに参加することを決める。こうして山田と上田はそれぞれ別々の思惑で、万練村にやってくる。そしてふたりは、人を呪い殺すことができるという鈴木玲一郎(松平健)ら、5人の自称・霊能力者たちと対決することになる。はたして山田と上田は、霊能力者たちとのバトルロイヤルを勝ち抜くことができるのか!?
ドロドロの愛憎劇をダイナミックに描いた、衝撃の恋愛ドラマ。2017年放送。脚本は鬼才・鈴木おさむ。婚約して幸せ絶頂にあったヒロインが元カレに再会し、禁断の愛に走り出すさまを過激に綴る。主人公・光を、5年ぶりの連続ドラマ主演となる倉科カナが演じる。彼女と熾烈な恋愛バトルを繰り広げる元カレの妻・蘭役の、水野美紀の怪演ぶりが大きな話題に。「足がうずくの~」「見てたよ~」などの名セリフでドラマをヒットに導いた。共演は大谷亮平、三浦翔平、キムラ緑子、榊原郁恵ほか。デザイナーの池内光(倉科カナ)はアシスタントの奥川康太(三浦翔平)からプロポーズされ、幸せいっぱいの日々を過ごしていた。恋人にフラれた過去を忘れさせ、光に笑顔を取り戻してくれたのが康太だった。報告を受けた光の母・麻紀(キムラ緑子)は心から喜ぶが、康太を溺愛する母・美佐(榊原郁恵)は面白くない。光は会社を代表して羽木建設のロゴデザイン・コンペに挑むことに。以前光にフラれて恨んでいる部長の武田(三宅弘城)と、康太を略奪しようと目論む同僚の秀子(秋元才加)は、光のとある事情を知った上でプレゼンへと送り出す。同行した康太は、緊張する光を力づけようとふたりきりのエレベーターでキスをする。ドアが開いた瞬間、そこにいたのは光がかつて死ぬほど愛した元カレの森山信(大谷亮平)だった。彼にはすでに蘭(水野美紀)という妻がおり…。
1980年代の中学校を舞台に、給食を心から愛する男性教師と生徒が、いかに給食をおいしく食すかをかけてバトルを繰り広げる学園グルメコメディ。2019年放送。給食マニア教師の甘利田幸男を、硬派で知られる市原隼人が振り切ったコミカルな演技で好演。共演は武田玲奈、いとうまい子、酒向芳。ライバル少年・神野ゴウに映画『鉄の子』に出演した佐藤大志、神野を思う少女・藤井マコに『ごちそうさん』などで活躍する天才子役・豊嶋花が扮する。鯨の竜田揚げやミルメーク、ソフトめんといった献立や、アルミの食器、牛乳瓶など、郷愁を誘う給食風景が大きな反響を呼んだ。1984年夏。常節中学校の教師・甘利田幸男(市原隼人)は、給食を心底愛する「給食絶対主義者」だった。給食のために学校に来ているといっても過言ではない。しかしそのことを生徒に知られないように、心の奥底に思いを秘めていた。彼が苦手な生徒は神野ゴウ(佐藤大志)。彼もまた給食を愛し、それゆえに変革を求める少年だった。「今日の献立は海の王者、鯨の竜田揚げだ」と給食を前にテンションのあがる甘利田。そんななか、君山南(今橋光恵)の給食費がなくなるという事件が起きる。甘利田の担任する1年1組の副担任となった御園ひとみ(武田玲奈)は、君山自身がなくなったはずの給食費を持っているのを見てしまう。そのことを急いで甘利田に伝えるが…。
2014年、NHK連続テレビ小説として放送されたドラマ。世界中のファンから愛されている名作文学小説『赤毛のアン』の日本語翻訳を手がけた村岡花子の半生をモチーフに描かれた、フィクションである。大人気ドラマシリーズ『Doctor-X 外科医・大門未知子』などを手がけてきた、中園ミホが脚本を担当。大ヒットドラマ『ガリレオ』を始め、多数のドラマや映画で活躍している女優・吉高由里子が、明治、大正、昭和という激動の日本をたくましく生きたヒロインの姿を力強く、丁寧に演じている。1900年、甲府の貧しい小作農家の家に生まれ育った安東はな(山田望叶)は、小学校にも通わず、早朝から晩まで毎日、家事や子守に追われていた。1年の半分以上、行商に出かけて家にいない父・吉平(伊原剛志)の代わりに家を守るため、母・ふじ(室井滋)は忙しく働き続けていた。そんな母に代わって妹たちの面倒を見ていたはなには、勉強する時間などなかったのだ。学のないことで、近所の子どもたちからいじめられることもあったが、はなは気丈に明るくふるまっていた。そんなある日、久しぶりに家に戻ってきた吉平は、はなにお土産の絵本を渡す。満面の笑顔で絵本をひらいたはなだったが、そこに書かれた字を読むことができない。それでも目をキラキラさせ、絵本を読もうとするはなの健気な姿を眺めながら、吉平はある決心をするのだった。
『キム秘書はいったい、なぜ?』など、話題の作品を多数送り出してきた韓国のケーブル局tvNで2019年に放送されたドラマ。日本でも人気の高い歴史ドラマ『奇皇后 〜ふたつの愛 涙の誓い〜』で印象的な王を演じた人気俳優・チ・チャンウクの、除隊後初の復帰作となった。ヒロインを演じたのは、ドラマ『ただ愛する仲』で新人とは思えない表現力が話題となった若手女優ウォン・ジナ。脚本を、『力の強い女ト・ボンスン』などの独創的な作品で知られるペク・ミギョンが手がけることも注目を集めた。1999年、敏腕プロデューサーとして有名なドンチャン(チ・チャンウク)は、自身が手がけている人気番組『無限実験天国』の新企画を思いつく。「人間冷凍プロジェクト」と題したその企画は、24時間人間を冷凍してしまうというものだった。冷凍用カプセルに入るメンバーに選ばれたのは、生活費を稼ぐため、実験台としてレギュラー参加していたミラン(ウォン・ジナ)。病気の弟を抱え、苦しい家計を支えなければならないミランは、弟の治療のヒントになるかもしれないというドンチャンの言葉に心を動かされ、実験台になることを決めたのだ。そんなミランとともに、ドンチャン自身も恋人の反対を押し切って冷凍カプセルに入る。しかし実験の終盤、監修を務めていたファン博士(ソ・ヒョンチョル)が、急に姿を消してしまい…。
韓国SBSで2018年に放送されたドラマ。主演は、名作ドラマ『製パン王キム・タック』の主人公キム・タックを演じ、日本でも広くその名を知られているユン・シユンである。彼がエリート判事の兄と、前科5犯の弟というまったく異なるキャラクターの双子役を演じることで大きな話題を呼んだ。クールな判事と人間味あふれる弟という2つの顔を巧みに演じ分け、SBS演技大賞・優秀演技賞を受賞した。ヒロインを演じたのは、ミラノ国際映画祭で主演女優賞を受賞した経歴を持つイ・ユヨン。2役を演じるユン・シユンとの、クスっと笑いを誘うロマンスにも注目したい。猛勉強の末、最年少で判事になったハン・スホ(ユン・シユン)のあだ名は「コンピューター判事」。新年の公判でも相変わらず量刑基準で定められたとおり、スホは淡々と死刑をいい渡す。号泣する被疑者とその妻の姿に目もくれず、スホは無表情で法廷を後にするのだった。そのころ、司法修習生のソン・ソウン(イ・ユヨン)は検死の実習を受けていた。仲間の修習生たちはみな、腐敗した遺体を目の前にして次々と嘔吐し、その場から逃げていく。そんななか、なんとか最後の死体解剖まで残ったソウンを、指導検事のホン・ジョンス(ホ・ソンテ)は優しくほめた。仕事もでき、周囲の評判もよいホン検事だったが、実は、ソウンは彼のセクハラ行為の数々に人知れず苦しめられてきたのだった…。
今作は韓国で製作された『殺人の告白』をリメイクした作品である。22年前に起きた未解決事件の犯人が突如として本を出版し、国民を熱狂させていく様子が描かれる。正体をあらわした殺人鬼を演じたのは、『デスノート』に出演した藤原竜也。一見冷静に見えても、内なる狂気を隠しきれていない殺人鬼を熱演し、大きな話題となった。そんな藤原竜也演じる殺人鬼に対抗する刑事は、『海猿 -ウミザル-』に出演した伊藤英明が演じている。警察官をも犠牲になった、連続殺人事件が発生。警察はなんとしてでも犯人を捕まえるべく動き出すが、成果を上げることができず、ついに時効を迎えてしまう。しかし、事件発生から22年後。突如、事件の犯人が事件の全貌を詳細に記した本を出版する。曾根崎雅人(藤原竜也)と名乗ったその男は、素顔を見せ、日本中を熱狂させた。本はベストセラーとなり、曾根崎のファンまで誕生していく。そんな様子を見ていた刑事の牧村(伊藤英明)は、同僚を殺されながらも、犯人を逮捕できなかった自身の無能さを痛感する。しかし、曾根崎とは別の何者かが「私こそが真犯人である」と名乗りを上げる。果たして、曾根崎は本当に犯人なのか? 罪を告白した真の目的とは…。
ジョン・ウー製作! 台湾映画史上最高額の製作費で撮影された、歴史スペクタクル映画。それが『セデック・バレ 第1部 太陽旗』である。清朝によって台湾が日本に譲渡され、統治されていた時代。そこで実際に起きた先住民・セデック族による抗日暴動「霧社事件」が描かれた。全2部作で描かれる壮大なスペクタクルは、国籍を問わず観る者の心を熱くする。感動と興奮の実話映画である。台湾中部の山岳地帯に住む先住民・セデック族は、伝統的な部族である。自然の中で生き、動物を狩って暮らしていた。そんななか一帯を統べる頭目の息子・モーナ・ルダオ(ダーチン)は、村の内外にその名を轟かせていた。部族間の対立が深まるなか、1895年に日清戦争の終結によって台湾が日本に譲渡された。日本による統治がはじまり、平穏な日常が奪われていく。こうして各地ではじまる抗日運動。その火種は、セデック族が暮らす山にまで侵食しようとしていた…。
韓国のケーブル局・JTBCで、2019年に放送されたドラマ。アイドル練習生から俳優の道に進んだキム・ミンジェ、アイドルグループWanna Oneとして活躍していたパク・ジフンなど、若手イケメン俳優が揃うことで大きな注目を集めた。またコ・ウォニやパク・ホサンなど、ヒットドラマに数多く出演してきた実力派俳優陣が脇をしっかりと固めている。さらにコ・スやチェ・ジニョクなど、人気俳優が意外な役柄で突然登場するカメオ出演も随所に散りばめられており、楽しみのひとつになっている。“朝鮮一の成婚率”を掲げる、結婚コンサルタント集団「コッパダン(花婆党)」。そのメンバーは、花よりも美しいとウワサされる3人のイケメンたちだった。優れた頭脳を持つリーダーのマ・フン(キム・ミンジェ)が計画を練り、高い美意識とセンスを持つコ・ヨンス(パク・ジフン)がメイクや装飾を担当する。優雅なプレイボーイで、町中の女性たちの心をわしづかみにしてしまうト・ジュン(ピョン・ウソク)が情報を集め、3人は見事なチームワークで実績をあげてきた。そんな彼らのもとに、鍛冶屋で働くキム・ス(ソ・ジフン)が、自分とケトン(コン・スンヨン)との結婚の仲介を依頼しに訪れた。そのころ、生き別れた兄を探す資金を稼ぐため、町の市場で何でも屋をしているケトンは、あるお屋敷で良家の娘になりすましていたのだが…。
史上最年少の総理候補と、三流ゴシップ誌の女性記者が契約結婚!?2013年に放送された韓国のテレビドラマ。史上最年少で総理候補となった若手政治家と、そんな彼を取材する三流ゴシップ誌の女性記者が、ひょんなことから契約結婚をすることになる。ベテラン俳優のイ・ボムスと、女性アイドルグループ・少女時代のユナのW主演作!史上最年少で総理候補にまで上りつめた若手政治家のクォン・ユル(イ・ボムス)は、妻を亡くしてから3人の子どもを育てるシングルファーザー。並々ならぬ努力の末、ようやく総理になるチャンスをつかもうとしていた。その一方で、三流ゴシップ誌の女性記者・ナム・ダジョン(ユナ)は、上司からある指示を受けていた。それは、ユルの熱愛スクープを取ってこいというものだった。そこでダジョンは、政治記者たちに紛れてユルの取材を始める。だが、なかなか情報を得ることができない。そんなダジョンはある日、ユルの次男・マンセ(イ・ドヒョン)が高麗日報の記者と一緒にいるところを見かける。そこでその記者を追い払い、マンセを家に送り届けようとする。しかし、ユルはダジョンがマンセを連れ去ったと勘違いし、彼女に詰め寄る。結局それはユルの誤解だったのだが、その場面はなんと盗撮され、熱愛スクープとして世に出てしまう。そこで、事態を収拾しようと考えたユルとダジョンは、契約結婚という奇策を打つと決断する…。
世界的なブームとなったNetflixオリジナルの韓国ドラマ『イカゲーム』。そんな『イカゲーム』に続く、Netflixオリジナルの韓国ドラマが『地獄が呼んでいる』である。監督・脚本を務めるのは、『新感染 ファイナル・エクスプレス』で世界的話題となった俊才・ヨン・サンホ。Netflix全世界ランキング1位を獲得するなど、『イカゲーム』に勝るとも劣らない人気を獲得している作品だ。11月10日木曜日。13時20分。ソウルの街中にあるカフェに、黒い筋肉に覆われた化け物が突入してくる。後に使者と呼ばれることになるそれは、1人の男を街の中心でリンチにしたあげく、謎の光で骨になるまで焼き殺す。使者はそのままビルの回転扉の中へ消えていった。「この3人の化け物は神の使者であり、光によって焼かれたものは罪人である」と主張する集団がいた。それこそチョン・ジンス(ユ・アイン)を議長とする、新興宗教「新真理会」だった。彼らの言葉を裏付けるように、次々と発生する使者3人による事件。それに呼応して勢力を増す新真理会。翻弄される韓国社会。そこに妻を殺した犯人を裁けなかった刑事・チン・ギョンフン(ヤン・イクチュン)や、新真理会と戦い続けてきた弁護士・ミン・ヘジン(キム・ヒョンジェ)などが、物語に関わってくる。
2012年4月から6月まで放送されたテレビアニメ作品。原作は2006年7月に「アイディアファクトリー」から発売された、恋愛アドベンチャーゲーム『緋色の欠片』。玉依姫の役目を継ぐことになった普通の女子高生・春日珠紀を、玉依姫の守護者である少年たちが守り、支えていく物語。東京に住んでいた春日珠紀(三宅麻理恵)は、祖母が住む季封村でともに暮らすことになった。季封村に着いた珠紀は記憶を頼りに森を抜け、祖母(久保田民絵)の家を目指す。しかし珠紀は森の中ですぐに違和感を覚え、何かが近づいてくることに気がつく。姿を現したその何かは、見たこともない謎の生き物だった。害はなさそうだったが、すぐに森の中へと消えてしまう。しかし次の瞬間、森の中から新たに出てきた謎の生き物は先ほどとは違い、見るからに危険でおどろおどろしい姿をしていた。恐ろしくなった珠紀は逃げようと走るが、突然現れた少年に止められてしまう。その少年・鬼崎拓磨(杉田智和)は、この世の果てまで連れて行かれたくなければ、これからいう呪文を復唱しろという。珠紀は拓磨が唱える呪文を復唱し、なんとか謎の生き物から逃れることができた。珠紀は拓磨に祖母の家まで送ってもらうと、突然祖母から玉依姫を継ぐよう告げられる。珠紀は拓磨たち守護者に支えられながら、玉依姫としてさまざまな困難に立ち向かっていく。
2013年、韓国のケーブルテレビtvNで放送され、当時のケーブルチャンネルドラマの最高視聴率記録をぬりかえた作品。2012年に放送されたドラマ『応答せよ1997』に続く、『応答せよ』シリーズ第2弾のドラマであり、多くの年代層のファンをとりこにした。制作陣には『応答せよ1997』の制作に携わったメンバーが再集結し、1994年のソウルの下宿屋を舞台に、若者たちの青春ストーリーが描かれている。モデルや女優など、幅広く活躍しているコ・アラが、おてんばで面倒見のよいヒロインを好演し、大人気となった。新居に引っ越してきたばかりのナジョン(コ・アラ)は、荷物の中から探し出した懐かしいビデオテープを友人に見せる。それはナジョンの結婚式のビデオだった。きれいなドレスに身を包み、ちょっと張り切りすぎた頭のティアラを友人に茶化されるナジョンを、そばで見守っていた新郎はいったい…?時代は1994年までさかのぼる。ひと月前に地方からソウルに越してきたドンイル(ソン・ドンイル)一家は、家族で下宿を営んでいる。居間のテレビでドンイルとバスケットボールの試合観戦をしているのは、大学生の娘・ナジョンと医学生のスレギ(チョンウ)だ。大ファンの選手の登場に興奮し、叫び声をあげるナジョンの横で、スレギは文句ばかり…。ドンイルは親友の息子であるスレギを、ナジョンの実の兄同然に育ててきたのだった。
GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカル・片寄涼太と橋本環奈がW主演をつとめた胸キュンシンデレラストーリー! 「別冊フレンド」に連載された、みきもと凛による同名漫画を実写映画化。2019年に公開され、興行収入が10億円を突破したヒット作。監督は『四月は君の嘘』などを手掛けた新城毅彦。高校生の花澤日奈々(橋本環奈)は、まじめな優等生。勉強が第一優先で、勉強の邪魔になるという理由から、恋愛にはまったく興味を示していなかった。しかし、日奈々にはまわりに秘密にしていることがあった。それは、実はラブストーリーが大好きで、映画に出てくる王子様のような人物を待ちこがれているということだった。ある日、日奈々は自身が通う学校で映画の撮影がおこなわれると聞く。そして、生徒会のメンバーである日奈々はエキストラとしての協力を頼まれ、映画の撮影に協力することに。撮影当日、学校で映画に出演する俳優・綾瀬楓(片寄涼太)を目撃した日奈々は、あまりのリアル王子様っぷりに驚く。こうして、日奈々と綾瀬の物語が動き出す!
警官に戻るためなら、ヤクザだってバッチ来い!監督・三池崇史、脚本・宮藤官九郎、主演・生田斗真という、3つの才能が競い合う。高橋のぼるの人気コミック『土竜の唄』が、見た目も中身もインパクトMAXの、ヤクザアクションムービーとして映像化!交番勤務の警察官・菊川玲二(生田斗真)。人一倍強い正義感を誰に対しても発揮し、事件を起こしてしまうため、警察学校の成績は最低で、警察官になっても素行不良とみなされていた。そんなある日、クビをいい渡される。その代わり、警察からも官庁からも自由に動ける、潜入捜査官、通称・モグラとして、麻薬密売の検挙のため、広域指定暴力団・数寄矢会への潜入を命じられる! 数寄矢会トップの轟周宝(岩城滉一)を検挙しなければ、ヤクザのまま、警察官には戻れない。想いを寄せている婦人警官・若木純奈(仲里依紗)がいるのに、童貞のまま死ぬわけにはいかない! 果たして玲二は、麻薬密売組織を検挙し、警察官に戻れるか!?
直木賞作家・重松清の人気小説を、西島秀俊と香川照之のW主演でドラマ化。過去の世界へ戻れるワゴンで、人生をやり直す旅に出る父と子の姿を描く感動作。2015年、TBS「日曜劇場」枠にて放送。家庭が崩壊し、苦悩する主人公・一雄に西島秀俊、破天荒でなぜか一雄と同じ年の姿で現れる父・忠雄に香川照之が扮する。一雄の妻・美代子役の井川遥、ワゴンを運転する橋本役の吉岡秀隆、倍賞美津子、市川実和子ら豪華キャストが共演。リストラされた真面目な男・永田一雄(西島秀俊)は、広島に住む末期がんの父・忠雄(香川照之)を見舞っていた。その後、母・澄江(倍賞美津子)からもらった交通費を節約したいがために深夜バスで東京へと戻る。妻の美代子(井川遥)は家を出て行き、一方的に離婚届を一雄に送りつける。息子の広樹(横山幸汰)は中学受験に失敗して以来、家庭内暴力を振るうようになっていた。なぜこうなってしまったのかと自問自答する一雄。真夜中に駅前のベンチで酩酊していた彼の前に、突然ワゴン車が現れる。運転していたのは5年前に事故で死んだ橋本義明(吉岡秀隆)と、その息子の健太(高木星来)だった。行先を聞く一雄に、橋本は「あなたにとって大切などこか」だと答える。ワゴンが時空を超えて着いた先は、美代子が若い男と歩いているのを一雄が目撃した1年前の上野駅だった。そこになんと一雄と同い年の父・忠雄が現れ…。
運命に翻弄される4人の男女が織りなす愛憎劇!2019年から韓国のMBCで放送されたテレビドラマ。韓国の財閥をめぐって人生が狂っていく4人の男女が、底なしの愛憎劇を繰り広げる。主演は、『江南スキャンダル』などで知られるシン・ゴウン。平凡な毎日を過ごしてきたチェ・ウネ(チャ・ミンジ)とソウォン(シン・ゴウン)は、仲の良い双子の姉妹。明るく活発な性格のソウォンは、物静かで優しい姉のウネにちゃんと恋人ができるかと心配していた。そんななかソウォンはある日、ウネからハン・ジェヒョク(イ・ソンホ)と婚約していることを聞かされる。ジェヒョクはNOYUグループ会長の長男だったが、家族の反対を押し切ってウネと婚約したのである。ジェヒョクとの間に子どももでき、幸せな家庭を築こうとしていたウネだったが、その矢先に不可解な交通事故に巻き込まれて死亡してしまう。しかもその事故にはどうやらNOYUグループがかかわっていたようである。事件の真相を確かめるため、ジェヒョクとソウォンはそれぞれNOYUグループで働きながら、手がかりを探していく。その一方、幼いころからソウォンの家で育ったファン・ヨンス(オ・スンア)は、金と権力への執着から、NOYUグループに近づく。そして兄のジェヒョクと比較され、劣等感を抱いてきた弟のミニョク(ユン・ジョンファ)の弱みを偶然握るのだった…。
病気ではなく、人を診るために――。久坂部羊の小説『神の手』をリメイクした韓国のテレビドラマ。ペインクリニックに携わる医師たちの苦悩と葛藤が描かれた。人気俳優・チソンの主演作!若き女性研修医のカン・シヨン(イ・セヨン)は、事故に遭った父を救えなかったことから、医師としての自信を失っていた。勤務先の病院も退職し、研修医のキャリアを断念。韓国を離れることさえ考えていた。そんなシヨンは知人に頼まれて、刑務所で医療スタッフのアルバイトを始めることにする。だが、そこで服役していた医師・チャ・ヨハン(チソン)と出会う。彼は10秒診察しただけで、患者の状態を把握できるという天才医師であるものの、3年前に患者を安楽死させたという罪で服役していたのだった。そうしたなか、受刑者のひとりが原因不明の腹痛を訴えて、医務室に運ばれてくる。容態が急変して焦るシヨンを前に、ヨハンは冷静な診察で病気を特定する。そのおかげで、シヨンはその受刑者の命を救うことができる。その出来事をきっかけに、医師としての自信を取り戻したシヨンは、ハンセ病院のペインクリニック科で研修医として復帰する。そして、そこでなんと出所して教授となったヨハンと再会するのだった。こうしてふたりは、痛みに苦しむ患者たちと向き合いながら、ともに苦悩と葛藤を経験していくことになる。
あなたの色を取り戻す――。2019年に韓国MBCで放送されたテレビドラマ。1億色の色彩を見分ける女性と、色覚を失ったピアニストの男性が、互いに惹かれ合うものの、数奇な運命に翻弄されることになる究極のラブストーリー。主演は、テレビドラマ『秋のカノン』で知られる女優・イ・ソヨン!田舎の小さな港町・龍王里で育った女子高生・チョンイ(イ・ソヨン)。彼女は幼いころに事故に遭ったが、龍王里に住む男性・ハッキュ(アン・ネサン)に引き取られ、明るく前向きな女性へと成長していた。そんな彼女は、1億色の色彩を見分けることができる「絶対色覚」の持ち主。そうしたなかチョンイはある日、海外から帰国した有名ピアニストのプンド(ジェヒ)と出会う。なんとプンドは、幼いころに父親の事故死を目の当たりにしたショックで、チョンイとは反対に、色彩を失ってしまっていた。ところが、なぜかチョンイのことだけは色とりどりに見えるのだった。そのことをきっかけに、距離が縮まるチョンイとプンドだったが、実はそれは運命の再会でもあった。野心に満ちたチョンイの義姉・ジナ(チョ・アン)がプンドを奪い取ろうとするなかで、ふたりは過去にまつわる試練に次々と巻き込まれていくことになる。はたしてチョンイとプンドは無事結ばれるのだろうか。
2002年に放送され、多くの女性から共感を得た名作ドラマ! 主題歌は、優しい声が耳に残る小田和正の「キラキラ」。共演者はほかにも、矢田亜希子、坂口憲二、西村まさ彦など豪華な顔ぶれが揃っている。高視聴率を記録した、2000年代を代表するドラマのひとつ!本宮籐子(深津絵里)は、大手広告代理店に勤める30歳のOL。大のお酒好きで、女友達と飲むことを繰り返す毎日だが、仕事はやりがいがあるとはいえなかった。そんなある日、同じ会社に勤める広告デザイナーのエース・貫井功太郎(堤真一)が会社を辞め、業界で注目を集める若手クリエイター・木村壮吾(坂口憲二)とともに独立するという噂を耳にする。そして、籐子のもとに1本の電話が。電話の主は木村壮吾で、なんと独立にあたり貫井が籐子を引き抜きたいといっているというものだった。籐子は安定をとるか挑戦をとるかで迷ったものの、結局会社を退職。貫井についていくことにしたのだ。しかし、貫井の事務所に出社した籐子を待っていたのは、貫井の「あんた誰?」という言葉だった。なんと貫井は本来スカウトしたかった人物の名前を勘違いしており、誤って籐子をスカウトしたのだった…。30歳で無職!? 籐子はどうなるのか?
『ウエスト・サイド物語』として映像化された不朽の名作ミュージカルを、スティーヴン・スピルバーグが再映画化した作品。プエルトリコ移民と白人の対立を描きつつも、純愛ラブストーリーとなっており、圧倒的なダンスパフォーマンスも楽しめる。大都市・ニューヨークにある貧困地区。プエルトリコ人の若者たちで構成されている不良チーム・シャークスは、白人たちのチーム・ジェッツとなわばり争いをしていた。そんなある日、シャークスを率いているベルナルド(デヴィッド・アルヴァレス)は、妹のマリア(レイチェル・ゼグラー)を連れてパーティーに向かう。会場にはジェッツのメンバーたちも来ており、両者は交わることなくダンスに興じていた。しかし、マリアが白人の青年・トニー(アンセル・エルゴート)に一目惚れしてしまう。トニーもまたマリアを好きになり、ふたりは隠れて踊りはじめる。トニーはマリアとの交際をベルナルドに認めてもらおうとするが、白人とプエルトリコ人の間にある壁を簡単に壊すことはできず…。
「週刊ヤングジャンプ」で連載されていた、不朽の名作『嘘喰い』。鬼才・迫稔雄によるギャンブル漫画である今作は、ギャンブルを暴力によって取り仕切る“賭郎”という斬新な設定が話題となり、約11年もの間連載された大人気漫画である。その『嘘喰い』が、『リング』の監督として知られる中田秀夫によってついに実写映画化!ギャンブルを暴力で公平に取り仕切る、闇の組織・賭郎。その賭郎に挑んだひとりの天才ギャンブラー・嘘喰いは、賭郎の頂点を決める屋形越えに敗れたことで、ギャンブルの世界から姿を消した。それから月日が経ち、借金を負った冴えない青年・梶隆臣(佐野勇斗)は、パチンコ屋で斑目貘(横浜流星)と名乗る青年と出会う。パチンコのことを知らない貘に、親切心からいろいろ教えた梶。すると貘は、その恩返しとして借金をなんとかすると宣言する。そう、彼こそが天才ギャンブラー・嘘喰いだったのだ。やがて梶は、貘とともに賭郎の頂点を目指した壮絶なギャンブルに巻き込まれることになる。
大ヒット学園グルメコメディ『おいしい給食』の続編。2021年放送。給食マニアの中学教師・甘利田幸男が、生徒の神野ゴウとどちらがよりおいしく給食を食べられるかを賭けて熾烈なバトルを繰り広げる。鯨の竜田揚げ、ソフトめんなど1980年代の懐かしの給食が大きな話題となり、幅広い年代から人気を博した。市原隼人がシリアスなイメージを覆し、主人公・甘利田役でコミカルな演技を見せている。映画・ドラマなど幅広く活躍する土村芳が、3年主任の宗方早苗役で新たに参戦。ライバル生徒役の佐藤大志、給食のおばさん役のいとうまい子が続投するほか、木野花、酒井敏也らベテラン勢が顔を揃える。黍名子(きびなご)中学校に転勤してきた、給食ををこよなく愛する教師・甘利田幸男(市原隼人)。校門の前で子どもたちを戒めながら、隣の体育教師・真野浩太(勇翔)にも説教する熱血教師だ。その日の給食は、彼の好物のわかめご飯と揚げ餃子だった。昼を楽しみに待つ甘利田は、学年会議で「服装の乱れは食欲を損なう」と熱弁。主任の宗方早苗(土村芳)はその迫力に圧倒される。校長の箕輪(酒井敏也)とともに教育委員会の鏑木(直江喜一)と顔を合わせた後、以前の学校でも一緒だった給食のおばさん・牧野(いとうまい子)と出会った甘利田は逃げるように立ち去る。給食の時間。持参のマイ箸でうまそうに食す甘利田の姿を、扉越しに宗方が見つめており…。
『ごくせん』などで知られる森本梢子の大人気漫画を実写化した、映画『高台家の人々』のスピンオフドラマ。テレパスという能力のある高台家に生まれながら、能力を持たない若き日の父・茂正(マサオ)と母・由布子とのコミカルなラブストーリー。2016年、dTVにて配信。30年前の若き由布子に小松菜奈、映画版では和正を演じている間宮祥太朗が茂正(マサオ)に扮し、甘酸っぱい恋物語を爽やかに演じている。斎藤工、我妻三輪子らが共演。人の心を読めるテレパスの能力を持つ高台家の3兄弟。彼らはその能力を祖母のアン(シャーロット・ケイト・フォックス)から受け継いでいた。アンは30年前の話を語り始める。30年前、名門私立大学4年生でテニスに打ち込んでいた深丸由布子(小松菜奈)は、オックスフォード大から編入してきた高台茂正ことマサオ(間宮祥太朗)と出会う。王子様のような茂正に憧れる由布子の親友・奈緒(我妻三輪子)は、彼とつき合い始める。空気を読むのが苦手なド天然の茂正は、まったく悪気がないまま奈緒のほかにも複数の女性と交際していた。そんな茂正を叱りつける由布子。キッパリと話す由布子に茂正は心ひかれるようになる。茂正と奈緒は復縁したものの、すぐに別れてしまう。その後、茂正は由布子に恋心を告白する。親友思いの由布子は彼をひっぱき、「あなたのような人が一番きらいです!」とはねつけるが…。
冷徹コンサルタント×熱血ゲームクリエイターのロマンスコメディ!2019年に韓国のテレビ局・MBNで放送されたテレビドラマ。百戦錬磨の冷徹な男性コンサルタントと熱血な女性ゲームクリエイターが、倒産しかけたゲーム制作会社を立て直そうと奮闘するなかで、恋に落ちていく。韓国の女優・ハン・ボルムの初主演作!ゲーム制作会社「ジョイバスター」の女性社員・シン・ヨナ(ハン・ボルム)は、ゲーム作りに情熱を燃やすゲームクリエイター。ところが、ある日会社が倒産の危機にあり、事業継続のために売却されることを社長から聞かされる。ショックを受けるヨナだったが、とりあえずイベントブースの撤去作業をするため、釜山のイベント会場へと向かう。そんななか、ヨナは釜山でたびたび見知らぬ男と出くわす。どうやらその男はヨナのことを調べているようである。そのためヨナはその男をストーカーだと思いこむ。しかしなんとその男の正体は、企業再生率100%を誇る冷徹な敏腕コンサルタント・アン・ダンテ(ソンフン)だった。倒産寸前のジョイバスターを立て直すために、新代表として社員たちの状況を調査していたのである。そんなダンテは経営再建のため、さっそく全プロジェクトの中止を宣言し、一発逆転を狙う新作ゲームの開発を決める。だが、その強引なやり方に納得できないヨナは、ことあるごとにダンテと衝突することになる。
『GANTZ』の原作者・奥浩哉の同名漫画を映画化したアクション作品。最新のCGが使用されており、人間の身体が変形する描写や空中戦など、ハリウッド映画並みの大迫力アクションが楽しめる。主演を務めたのは、佐藤健と木梨憲武のふたり。どちらも機械に改造された人間を演じているが、性格がまったく異なるキャラクターとして描かれており、演技の違いにも注目だ。家族にも冷たくされ、医者に末期がんであると診断された犬屋敷壱郎(木梨憲武)は、空から降ってきた謎の機体に押しつぶされてしまう。壱郎が目を覚ますと、自身を蝕んでいた病気が消えていただけでなく、機械の身体になっていた。家族に話すこともできず、壱郎は手に入れた力を正義のために使っていく。一方、壱郎と同じ場所にいた獅子神皓(佐藤健)も、機械の身体に改造されていた。しかし、皓は正義のために力を使わず、自身の欲望を満たすために使ってしまう。同じ力を持ったふたりは、正義と悪に分かれて活動していくが、お互いの存在を察知しはじめて…。
忘れられない時間がある…。空白の3年間を超えて、今また動き出す恋の行方。『アオハライド』は、2014年7月から9月にかけて放送された学園青春アニメ。原作は咲坂伊緒の漫画であり、2011年から2015年まで「別冊マーガレット」で連載されていた。アニメ版の制作は、『黒子のバスケ』『ハイキュー!!』などを手掛けたProduction I.Gで、シリーズ構成は金春智子。オープニングテーマは、HoneyWorksとのコラボユニットであるCHiCO with HoneyWorksのデビュー曲となっている。吉岡双葉(内田真礼)は、中学時代に隣のクラスだった田中洸(梶裕貴)にかすかな恋心を抱いていたが、洸の転校によってそれが実ることはなかった。そして、もともと男子が苦手であった双葉は、それが原因で次第に女子から嫌われるようになり、孤独な中学時代を過ごした。そして高校に上がり、今度は女子に敬遠されることのないよう、わざとがさつに振る舞うようにしていた。そんなある日、双葉は学内で田中洸を見つける。田中は親の離婚によって馬渕と名を変え、なんと双葉と同じ高校に来ていたのだった。しかし、中学時代とはすっかり変わった洸を見て、双葉は複雑な思いにかられていく…。
ロックバンドのメンバーたちの青春群像劇を描く、ボーイズラブドラマ。キヅナツキによる漫画を原作に、FOD配信ドラマとして2021年実写化された。優れたギターの腕前を持つ高校生・立夏が、ギターを教えてほしいという同級生・真冬と恋に落ちるさまを切なく美しく描く。プロレベルのギターの腕前を持つ高校生・上ノ山立夏(鈴木仁)。彼はひとりで落ち着ける静かな階段に向かうと、壊れたギターを抱えて眠る佐藤真冬(さなり)の姿があった。頼まれて仕方なく弦を直してやった立夏に、弾き方を教えてほしいと必死に頼む真冬。食い下がる真冬に根負けした立夏は、自身のバンドの練習スタジオに彼を連れて行く。バンドメンバーの大学生・梶秋彦(井之脇海)と大学院生・中山春樹(栁俊太郎)は真冬を心良く迎え、彼のリクエストに応え、張り切って演奏する。後日再びスタジオを訪れた真冬は、自分で弦を張り替え、コードをならせるようになっていた。ボロボロに傷ついた真冬の指を見た立夏は、その真剣さに心を打たれてギターを教え始める。ある日の練習中、真冬の美しい歌声を聴いて衝撃を受けた立夏は、バンドに入るように真冬を誘うが…。
2016年に放送された、フジテレビ「月9」枠放送のラブストーリー。元ミュージシャンの主人公が、吃音症に悩むヒロインと音楽を通じて心通わせていく姿を温かく描く。主人公・神代広平を福山雅治、ヒロインの佐野さくらをシンガーソングライターの藤原さくらが演じ、劇中で魅力あふれるセッションを披露している。菅田将暉、夏帆、水野美紀ら豪華キャストが共演。女性の家を転々として暮らす、元プロミュージシャンの臨床心理士・神代広平(福山雅治)。女性の家を出た広平は、ギターケース片手にライヴハウスオーナーの笹裕司(宇崎竜童)を訪ねて宿を求めるが断られる。マンガ喫茶に行くもののその狭さに辟易した彼は、宍戸夏希(水野美紀)宅に転がり込む。広平が企業カウンセラーを務める整備工場で働く佐野さくら(藤原さくら)は、吃音症で周囲とコミュニケーションがとれずに苦しんでいた。ある日ミスをした彼女は、上司の滝川(木下ほうか)に連れられて広平のもとへやって来る。さくらが流した涙を、広平はそっと拭いてやるのだった。さくらは児童養護施設で一緒に育った、姉のような存在・中村真美(夏帆)と同居していた。ある日帰宅すると、施設の幼なじみ・天野空一(菅田将暉)が来ていた。そこにさくらの同僚・野村(駿河太郎)も現れ、真美は彼との結婚を報告する。さくらは真美から驚きの頼みごとをされるが…。
『女王の教室』『BOSS』などで知られる、天海祐希主演のヒューマンドラマ。2010年放送。亡き兄の悲願だった、オリンピックで金メダルを獲得するために、3人の子どもたちをオリンピック候補に育て上げたセレブ社長・早乙女悠里を天海祐希が演じる。悠里の秘書・リカを長澤まさみ、良き理解者・丈治を反町隆史、子どもたちを松坂桃李、矢野聖人、武井咲が演じる。共演は綾野剛、寺島進。スポーツジムやエステを展開するYSコーポレーション社長のカリスマ美容研究家・早乙女悠里(天海祐希)。彼女には、オリンピック金メダル確実といわれながら急逝した競泳選手の兄・修一(水上剣星)がいた。兄の悲願を叶えたい悠里は、筋力と持久力に秀でた遺伝子を手に入れるためにレスリング金メダリストの明石辰也(寺島進)と結婚する。悠里は生まれた子どもたちを厳しく育て上げ、長男の洸(松坂桃李)は競泳、次男の廉(矢野聖人)は陸上、娘の晶(武井咲)は高飛び込みでロンドンオリンピック代表候補となっていた。修一のライバルだった蓮見丈治(反町隆史)は、トレーナーとして一家を支える。平凡な女性・新倉リカ(長澤まさみ)は、悠里の三男・朋(大江駿輔)に気に入られたことから悠里の秘書に選ばれる。リカは悠里から、スランプの長男・洸にある約束をしてあげるようにいわれるが…。
実在する元アメリカ副大統領・ディック・チェイニーの活躍を描いた伝記映画。政治ドラマではあるが、コメディタッチの作風となっており、社会に対する皮肉が効いたストーリーが展開する。ディック・チェイニーを演じているのは、役によって体型を大きく変えるカメレオン俳優のクリスチャン・ベール。今作でもチェイニーを演じるために増量するなど、徹底した役作りをしたうえで演技に臨んでいる。飲酒運転で警察に捕まり、ベトナム戦争への参加を逃れるなど、いいところがなかった青年・チェイニー(クリスチャン・ベール)が求めていたのは、権力だった。チェイニーは政治家のドナルド・ラムズフェルド(スティーヴ・カレル)から、政治の仕組みを教わり、徐々に地位を確立していく。そしてついに、ジョージ・W・ブッシュ大統領(サム・ロックウェル)を支える副大統領に就任し、国を動かせる立場になる。チェイニーはブッシュを操りながら、自身の思うがままに国を動かしていくのだった。2001年9月11日。イスラム過激派による同時多発テロが起き、アメリカは大混乱に陥る。チェイニーはその裏で暗躍しながら、アメリカを戦争に突入させてしまう。
本当の自分を見つけるために、シングルなのは悪いことじゃない!ドリュー・バリモアを制作総指揮に迎え、監督は『あと1センチの恋』などで知られるクリスティアン・ディッターが務めた。ダコタ・ジョンソンや、『ピッチ・パーフェクト』シリーズのレベル・ウィルソンなど、近年注目の女優たちが共演。4年付きあいマンネリ化してきた彼氏といったん距離を置くため、ニューヨークに引っ越してきたアリス(ダコタ・ジョンソン)。アリスが働きはじめた法律事務所の先輩で、毎晩パーティー三昧のロビン(レベル・ウィルソン)。アリスの姉のメグ(レスリー・マン)は、恋愛も結婚も子どももさておき、産婦人科医としてのキャリアを追って生きてきた。次々に結婚していく友人たちにコンプレックスを感じ、デート相手紹介サイトで運命の出会いを夢見るルーシー(アリソン・ブリー)は、ロビンたち行きつけのバーの上階に住んでいる。愛情と自立、仕事と恋愛、アプリでの恋と真実の愛。それぞれの悩みや葛藤を抱え、女たちは力強く、ときには友情に勇気をもらいつつ、人生を歩んでいく。
『家売るオンナの逆襲』は、2019年1月から放送された北川景子主演のテレビドラマ。2016年に放送された『家売るオンナ』の第2シリーズだ。「私に売れない家はありません」と豪語するほどの自信家である三軒家万智を演じるのは、北川景子。第2シリーズで万智と結婚し、夫となった課長の屋代役は、仲村トオルが務める。さらに工藤阿須加、イモトアヤコ、千葉雄大など、第1シリーズからのおなじみメンバーに加え、松田翔太が新しく参戦する。家を売りまくるのが得意な三軒家万智(北川景子)は、課長の屋代大(仲村トオル)と結婚をしていた。屋代夫妻はサンチー不動産を営み、空き家を売っていたが、夫婦揃ってテーコー不動産に復帰することになる。自称「三軒家チルドレン」の庭野(工藤阿須加)や、足立(千葉雄大)など、懐かしのメンバーとの再会も束の間、三軒家万智は家を売ることに情熱を注いでいた。熟年離婚を考える夫婦、炎上系YouTuberなど、復帰早々訳あり客を担当することになった三軒家万智は、家を売ることを宣言。そんななか、三軒家万智の前に謎の男が現れる。その男は、留守堂謙治(松田翔太)と名乗るフリーランスの不動産屋で、凄腕の持ち主だ。家を売ることは誰にも負けない無敵の三軒家万智にライバルが出現…? 家売るオトコVS家売るオンナの戦いがはじまる!
今作は女性たちの命を守るため、みずから生理用ナプキンを開発した男を描いた伝記映画だ。性別の壁を越えた心あたたまる作品となっており、ひとりの男のサクセスストーリーとしても楽しめる。主演を務めたのは、世界でもっとも稼ぐ俳優のひとりとして知られる、アクシャイ・クマール。今作では女性たちのためにプライドを捨てて、生理用ナプキンを開発していく心優しい発明家を演じている。幸せな生活を送っていたラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、妻のガヤトリ(ラーディカー・アープテー)が不潔な布を生理用ナプキンの代わりにしていたことを知る。最愛の妻のため、高価な生理用ナプキンをプレゼントするが、ガヤトリにはお金の無駄だと断られてしまうのだった。ラクシュミはそれでも諦めず、今度は自分で材料を買ってきて、生理用ナプキンを自作しはじめる。しかし、ガヤトリは夫に生理の話題を出されることを屈辱的に感じ、女性の問題に関わらないよう忠告するのだった。
トム・クルーズ史上最強のキャラクター・ジャック・リーチャーが帰ってきた!『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は、2016年公開のトム・クルーズ主演の映画である。前作にあたる『アウトロー』は、そのトム・クルーズの圧倒的強さと、格闘アクションシーンが話題になった作品だ。そんな傑作アクション映画がさらにパワーアップして登場! 見逃せないポリティカルアクションとなっている。バーで数人を殴り倒したジャック・リーチャー(トム・クルーズ)は、彼を逮捕しようとした保安官に「90秒でふたつのことが起きる。まずダイナーの電話が鳴る。次にお前が手錠姿でブチ込まれる」と告げる。突拍子もない発言に笑い飛ばす保安官だが、すべてジャック・リーチャーのいうとおりにことが起きる。保安官とジャック・リーチャーが殴り倒した男たちは、人身売買に関わっている犯罪者だったのだ。ジャック・リーチャーは、元軍人でありながら正義のために手段を選ばず悪を罰するアウトロー。ジャック・リーチャーはこの事件をきっかけに、スーザン・ターナー少佐(コビー・スマルダーズ)と電話で仲良くなる。やがて放浪の旅のついでに会いにいくも、国家反逆罪で逮捕されていることが判明する。さらにはジャック・リーチャーの娘・サマンサ(ダニカ・ヤロシュ)の存在も明らかになり…。
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