菅田将暉出演おすすめドラマ20選【若手最強のカメレオン俳優】

菅田将暉プロフィール

菅田将暉はトップコートに所属する日本の俳優、アーティスト。
大阪府箕面市出身の1993年2月21生まれ。
好きな飲み物は牛乳。

2008年に第21回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストに選出され、その後芸能界入りを果たしました。

2009年『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』で映画初出演、その後も『仮面ライダーW』で連続テレビドラマに初主演・初出演します。

そして2013年の主演作『共喰い』で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞する快挙を達成。

2017年から本格的に音楽活動を開始し、「さよならエレジー」「見たこともない景色」を発表。2019年には「まちがいさがし」で紅白歌合戦に出場しました。

若手俳優ながらも卓越した演技で視聴者を魅了し、今やテレビ、映画、CMにも引っ張りだこです。

日本の映画界やドラマ界、そして音楽界を牽引する存在といっても過言ではないでしょう。

『仮面ライダーW』(2009年)あどけなさが残る菅田将暉のフレッシュな演技に注目！

【あらすじ】

『仮面ライダーW』は私立探偵の翔太郎とフィリップが仮面ライダーWとして戦う特撮ヒーロードラマです。

2009年秋。風車が回る街・風都で鳴海探偵事務所を営む左翔太郎(桐山漣)は、先代の娘・鳴海亜樹子(山本ひかる)から事務所立ち退きの要求を突き付けられます。

翔太郎を追い出そうとするなか、亜樹子は怪人・ドーパントの事件に巻き込まれてしまいます。

風都と亜樹子の危機を救うべく、翔太郎は相棒・フィリップ(菅田将暉)とともに「ふたりでひとりの仮面ライダー」として戦いに挑みます。

『仮面ライダーW』の見どころ①唯一無二の設定

本作でW主演を務めた桐山漣と菅田将暉。彼らが作中で変身する“ふたりでひとりの仮面ライダー”という衝撃的な設定が見どころです。

まさに二人三脚という言葉がふさわしい唯一無二の仮面ライダーといってもいいでしょう。

『仮面ライダーW』の見どころ②菅田将暉の初々しい演技

菅田将暉の貴重なデビュー作である本作では、美少年時代のあどけなさが残る彼の初々しい演技が視聴できます。

彼が演じたフィリップは、少年らしい無邪気さで魅了するキャラクターです。

『仮面ライダーW』の見どころ③引き込まれる展開

翔太郎とフィリップが仮面ライダーWとして戦うシーンも見逃せませんが、彼らが探偵として次々と舞い込む依頼を解決させていく展開も大きな見どころのひとつです。

『獣医ドリトル』(2010年)飼い主の心にそっと寄り添う敏腕獣医の物語

【あらすじ】

『獣医ドリトル』はさまざまな動物たちを治療する獣医ドリトルの活躍を中心に描いた医療ドラマです。

金にうるさく悪評高い敏腕獣医・鳥取健一(小栗旬)。周囲からドリトルと呼ばれる彼は、病気やケガにあいながら苦しみを伝えられない動物たちを救うだけでなく、ときに飼い主の心までをもケアします。

獣医を通して動物たちの命の尊さを問いながら、登場人物たちが抱える問題や葛藤を浮き彫りにしていくハートフルな側面も魅力です。

本作で、菅田将暉は土門一族の息子・順平役として出演しています。

『獣医ドリトル』の見どころ①動物を取り巻く人間の葛藤

動物たちの苦しみのみならず、飼い主たちが抱える問題もかなり壮絶。

そんな問題に目を背けず真摯に向き合うドリトルの姿に心を奪われます。

『獣医ドリトル』の見どころ②ドリトルを支える獣医と動物看護士

金にうるさく不愛想なドリトル(小栗旬)と、人当たりが良くて誠実な花菱優(成宮寛貴)の凸凹コンビや、ドリトルを支える動物看護士の多島あすか(井上真央)も本作には欠かせない登場人物のひとつです。

彼らの仲睦まじい掛け合いに、思わずほっこりしてしまいます。

『獣医ドリトル』の見どころ③土門一族の葛藤

愛犬・バルサックが大ケガを負い、父から安楽死を勧められ落胆する順平(菅田将暉)。

クライマックスではペットの安楽死をめぐる土門一族の対決と、動物虐待の意外な真犯人が明らかになります。

また、本作で難しい役を見事に演じきった菅田将暉の高い演技力にも引き込まれます。

『大切なことはすべて君が教えてくれた』(2011年)教師と生徒によるスリリングな愛憎劇

【あらすじ】

『大切なことはすべて君が教えてくれた』は高校教師の夏実と修二の壮絶な恋の行方を描いた恋愛ドラマです。

私立明稜学園高等学校に勤める上村夏実(戸田恵梨香)は、同じ学校に勤める教師の柏木修二(三浦春馬)と婚約関係にあり、生徒や同僚にも祝福されていました。

しかし、始業式前日に修二は自身の教え子である佐伯ひかり(武井咲)と一夜をともにしてしまい…。

結婚を約束した人気者の教師が過ちを犯し、試される愛をスリリングに描いています。

本作で菅田将暉は男子バスケットボール部に所属する素直で行動力のある男子高生・平岡直輝を演じました。

『大切なことはすべて君が教えてくれた』の見どころ①試される愛

「あなたたちの愛は本物？」と、無邪気な顔で問いかける佐伯ひかり(武井咲)の残酷な問いかけで幕を開ける壮絶な愛の物語。

犯した罪を修二(三浦春馬)はどう償うのか。夏実(戸田恵梨香)は修二の罪をどう受け止めるのか。試されるふたりの愛に引き付けられます。

『大切なことはすべて君が教えてくれた』の見どころ②武井咲が演じる魔性の女

武井咲が演じた佐伯ひかりは、「女」になれないことへのコンプレックスを抱えた複雑な事情を持つ女子高生です。

彼女は教師で婚約者の夏実と修二の間を切り裂こうと、あることを行動に移しますが、その悪女っぷりに思わず背筋が凍ります。

『大切なことはすべて君が教えてくれた』の見どころ③主演クラス勢ぞろいのキャスティング

菅田将暉、武井咲、剛力彩芽、広瀬アリスなど、ブレイクへの階段を見事に駆け上がった俳優陣が脇を固めています。

『サマーレスキュー～天空の診療所～』(2012年)登山者たちを救う若手外科医の奮闘劇

【あらすじ】

『サマーレスキュー～天空の診療所～』は山荘を舞台に厳しい環境で診療を行う若き外科医・圭吾の奮闘を中心に描いたヒューマンドラマです。

夏の繁忙期限定で開設した標高2,500メートルの天空にある夏山診療所。

大学病院で若きエースとして活躍した外科医の速水圭吾(向井理)は、山の上では最先端の医療技術も満足に扱えず、簡単な処置も困難になることに戸惑うも、やがて命の幸せを願うことが医療の原点だと気づきます。

医療の原点を題材に、山荘で命と向き合い闘う外科医の熱いヒューマンドラマです。

本作で菅田将暉は医大生の木野憲太役として出演しました。

『サマーレスキュー～天空の診療所～』の見どころ①壮大な山岳風景

山の上で、ケガ人や病気を持つ登山者を、向井理演じる外科医・圭吾がひたすら手当するという医療ドラマではこれまでにない異色の設定が特徴。

長野県にある霧ヶ峰高原や槍ヶ岳など、雄大な自然の美しさに目を奪われます。

『サマーレスキュー～天空の診療所～』の見どころ②医大生たちのドラマ

菅田将暉演じる木野憲太は明慶大学医学部に在籍する医大生。大病院の跡取り息子である彼は、周囲からの重圧に耐えきれず劣等感を抱き、速水圭吾(向井理)と衝突を繰り返します。

そして彼自身が山で重症を負ったとき、夏山診療所の大切さに気づいていくのです。このように登場人物ひとりひとりにドラマがあり、圭吾たちが患者たちにそっと寄り添う姿に感動します。

『サマーレスキュー～天空の診療所～』の見どころ③示唆に富んだ現場

最新の医療設備が整った都会の病院とはちがい、輸血や医療器具など充分に揃わない不便な山の上の環境で人が人を助けるという「医療の本質」が垣間見えます。

『リッチマン、プアウーマン』(2012年)格差恋愛を描いた王道ラブストーリー

【あらすじ】

『リッチマン、プアウーマン』はIT企業の社長・日向徹と就活が上手くいかない東大生・千尋の恋と仕事を描いた恋愛ドラマです。

日向徹(小栗旬)はIT企業「NEXT INNOVATION」の若社長として成功を収め、順風満帆な生活を送っていました。

一方、東大生の澤木千尋(石原さとみ)は就職難で内定がもらえない日々。そんな彼女は日向の経営する会社の説明会に訪れますが、ここで最低最悪の出会いを果たすことになり…。

小栗旬と石原さとみが主演を務め、IT企業社長と就職難東大生の格差恋愛を描いたシンデレラストーリーです。

本作で菅田将暉は無職の青年・酒井貴宏を演じました。

『リッチマン、プアウーマン』の見どころ①当時の時代背景に切り込んだリアルさ

『リッチマン、プアウーマン』が放映されたのは、就職率最低といわれた2011年です。

石原さとみ扮する千尋のように、高学歴であっても内定がもらえないという事態は当時珍しくありませんでした。

本作はそんな世相を反映したストーリーが展開されているため、そのリアルさに引き込まれます。

『リッチマン、プアウーマン』の見どころ②日向徹のキャラクター

小栗旬演じる日向徹は、誰もが知るアップルの創設者・スティーブ・ジョブズがモデルとなっています。

会社説明会でテキパキと進行を進める日向徹の姿は、プレゼンテーションの天才といわれたジョブズを彷彿させるシーンのひとつです。

『リッチマン、プアウーマン』の見どころ③酒井の真っ直ぐな思い

500万人の顧客情報が漏洩するという大事件を発端に「NEXT INNOVATION」の株価は大暴落。

株主総会で日向に罵声が集中したなか、無職の青年・酒井貴宏(菅田将暉)が声をあげます。

日向のビジョンを知り、すっかり彼のファンになった貴宏の真っ直ぐな思いに感銘を受けた日向にも注目です。

『ごちそうさん』(2013年)ブレイクのきっかけとなった菅田将暉の出世作

【あらすじ】

『ごちそうさん』は食べることが大好きなめ以子の成長を描くホームドラマです。

1911年、大正モダンが色濃い華やかな東京。両親が経営する洋食店「開明軒」で育った卯野め以子(杏)は、家事や料理ができず、食べることだけが取り柄の明るい少女でした。

下宿生として訪れた西門悠太郎(東出昌大)からは「何も魅力がない」と言われる始末です。

少女から女性へと成長していくめ以子は「食べたい」から「食べさせたい」という情熱に変わり、かつて祖母・トラ(吉行和子)が言っていた通りのパワーを発揮します。

本作で菅田将暉は、め以子と悠太郎の息子・西門泰介役として出演しました。

『ごちそうさん』の見どころ①食の大切さを訴えたテーマ

『ごちそうさん』では、杏が演じる主人公・め以子を通して食べることの幸福感やありがたみにスポットを当てた物語となっています。

「食を通じて皆が笑顔になる」様子を全編通して丁寧に描いているため、食の大切さを痛感できる素晴らしい作品です。

『ごちそうさん』の見どころ②野球に打ち込む優等生・西門泰介

本作で菅田将暉が演じたのは、め以子(杏)と悠太郎(東出昌大)の長男・西門泰介。幼いころから礼儀正しく、常に周囲への気遣いができる優等生役です。

日本で戦争が激化するなか、野球に打ち込み甲子園を目指すも戦地へと召集され、過酷な青春時代を過ごします。

爽やかで真っ直ぐな好青年を見事に演じた菅田将暉の出世作となりました。

『ごちそうさん』の見どころ③め以子と悠太郎の再会

軍属として満州へ渡ることになる悠太郎(東出昌大)。戦後、抑留されて帰国できずにいるとの情報を受け絶望するめ以子でしたが、彼らが奇跡の再会を果たすシーンで涙が止まらなくなります。

戦争時代に生きた家族の大切さや温かさを痛感しますよ。

『35歳の高校生』(2013年)スクールカーストの実態を描いた衝撃作

【あらすじ】

『35歳の高校生』は35歳で高校に編入学した馬場亜矢子の異色な青春を描いた社会派学園ドラマです。

いじめをはじめとする複雑な事情から高校を中退した馬場亜矢子(米倉涼子)。恩師である阿佐田教育長(渡哲也)の紹介で職を転々とした後、彼の特命で35歳で国木田高校に編入することに。

新学期の始業式。派手に着飾った亜矢子が校内に現れ、新入生たちが騒然とするなか「編入性ですが何か？」と一蹴。

いじめ、不登校、便所飯…。昨今注目される高校生たちの闇に彼女は同級生として真っ向から立ち向かいます。

本作で菅田将暉はリーダー格の土屋正光役として出演しました。

『35歳の高校生』の見どころ①現代高校生の実態が分かる

全日制高校を舞台に、高校生特有の「闇」の部分に鋭く切り込む米倉涼子扮する異色の高校生・亜矢子。

本作ではスクールカースト制度のなかに潜むいじめや不登校の問題を浮き彫りにしています。本作を観れば学園内で起こるリアルな闇が分かりますよ。

『35歳の高校生』の見どころ②馬場亜矢子の謎に迫る展開

恩師・阿佐田(渡哲也)の勧めとはいえ、なぜ亜矢子は35歳というタイミングで編入を決意したのか、すべてが謎に包まれた女性です。

しかし、彼女が校内で生徒や教師たちと交流するうちに、徐々にその真相が明らかになる展開は秀逸。亜矢子の生い立ちや決意が分かった時点で涙が止まらなくなります。

『35歳の高校生』の見どころ③キャスティング不可能な俳優陣

主演が米倉涼子というだけでも豪華なのは確かですが、彼女を取り巻く生徒役に今をときめく若手俳優たちがごろごろいるのも注目して欲しいポイントです。

3年A組におけるスクールカースト最下位の里奈役を演じた広瀬アリスや、一軍男子でリーダー格の土屋正光役を演じた菅田将暉。

同じ一軍グループに位置する野村周平や山崎賢人まで。今やほぼキャスティングは難しいくらいの豪華さですね。

『死神くん』(2014年)菅田将暉が「悪魔」に変身!?

【あらすじ】

『死神くん』は冥界へと連れて行く死神くんが生の尊さを訴えるヒューマンドラマです。

死期が迫る人々に余命を告げ、魂を冥界へと送り届ける新米の死神くん(大野智)。見た目に自信が持てない女子高生・福子(大原櫻子)に近づく死神くんは、彼女に余命3日であることを宣言します。

どうしても死を受け入れられない福子は、悔いなく生きることを決意しました。死神くんは、懸命に生きようとする福子の姿を見守ります。

えんどコイチの同名コミックを実写ドラマ化した作品。死期が迫る人々や死の淵にある人々と交流する死神くんの様子が描かれています。

本作で菅田将暉は死神くんのライバルである悪魔役として出演しました。

『死神くん』の見どころ①人間の死生観を問うテーマ

本作に登場する死神くんは、死者の魂を冥界へと送り届けるだけでなく、ときには自殺願望がある人にそっと寄り添い、命の大切さや尊さを教えます。

人間にとってネガティブなイメージがある「死神」ですが、本作を観ればそのイメージがガラッと変わることでしょう。

『死神くん』の見どころ②桐谷美玲の強烈なドSキャラ

カラスの羽をモチーフに、黒の衣装を身にまとう桐谷美玲扮する監死官がとても印象的な本作。

死神くんの監視役として人間界ではカラスに化けて偵察します。見た目は美人ですが性格に難があり、とにかく毒舌で暴力的。

死神くんを罵倒しながらも何かとフォローする姿にほっこりします。

『死神くん』の見どころ③死神くんのライバル「悪魔」

死神くんのライバルである「悪魔」は菅田将暉が演じており、3つの願いを叶える代わりに魂をもらうという死亡予定者を惑わす危険な存在です。

一見爽やかな青年にも見えますが、内から溢れだす魔性っぷりに注目してみてください。

『問題のあるレストラン』(2015年)問題児たちがおりなす痛快コメディ

【あらすじ】

『問題のあるレストラン』は、主人公の田中たま子が、問題を抱えたスタッフたちとビストロレストランを立ち上げる女性応援コメディドラマです。

セクハラやパワハラがまかり通る男社会にうんざりした田中たま子(真木よう子)は、会社を辞め裏原宿の雑居ビルで「ビストロ フー」を開店することに。

そこに集う問題を抱えた仲間たちが、数々のトラブルを乗り越え、働く喜びや生きがいを見出していきます。

『最高の離婚』制作陣が手掛ける、スカッとしてホロっと泣ける後味の良い痛快コメディドラマです。本作で菅田将暉はたま子のライバル店でシェフ見習いをしているチャラ男・星野大智を演じています。

『問題のあるレストラン』の見どころ①真木よう子のキュートな演技

「最強にキュートな演技」だと好評だった主人公・田中たま子を演じた真木よう子。彼女は『SP 警視庁警備部警護課第四係』でブレイクし、クールでかっこいい女優のイメージを定着させました。

ところが、本作ではそのクールなイメージを払拭し、見事にかわいらしく仕事熱心な女性を演じています。

『問題のあるレストラン』の見どころ②高畑充希があざとい女子に！

高畑充希が演じた川奈藍里は作中でも抜群の存在感です。彼女はぶりっ子で少しうざい＆あざとい女子を熱演しています。

しかしそのあざとさには理由があり、女である自分を諦観して男性社会を上手く生きるためにバカな女をあえて演じていたのです。

うざキャラに見える藍里にも、実は心に深い傷を負っていたことを知ると胸が痛みますね。

『問題のあるレストラン』の見どころ③脚本家・坂元裕二の名言

『最高の離婚』や『Woman』など、数々のヒットドラマを手掛けた脚本家・坂元裕二。

彼の作品は当時の世相を反映した「社会問題」をテーマに取り上げ、出演者たちが放つ数々の名言が話題になりました。本作でもそんな名言が各話に散りばめられています。

「割り勘は女の敗北」や「どれだけ心が震えたかで、人生決まると思います」など、女性独自の価値観が知れる名言が多いです。

『翳りゆく夏』(2015年)過去と現在が交錯するノンストップサスペンス！

【あらすじ】

『翳りゆく夏』は東西新聞社に勤める梶秀和が20年前の誘拐事件を再調査するサスペンスドラマです。

大手新聞社・東西新聞社編集資料室に勤める窓際社員の梶秀和(渡部篤郎)。彼が勤める新聞社で「誘拐犯の娘が内定した」という異例の事態が発生し、社内は混乱します。

秀和は社主の意向によって、20年前の誘拐事件を調べ直しはじめることに。手応えのない再調査で彼は新事実をつかみ、閉ざされていた真相が明らかになります。

第49回江戸川乱歩賞を受賞した赤井三尋の同名小説が原作です。

本作で菅田将暉は大学生・武藤俊治役として出演しています。

『翳りゆく夏』の見どころ①過去と現在が交錯するノンストップサスペンス

渡部篤郎演じる元敏腕記者・梶秀和を通して20年前に起こった事件の新事実が浮かび上がるという過去と現在が交錯する複雑な展開が特徴です。

監督は大ヒットを記録した『SP』シリーズの波多野貴文が務め、緊張感あふれるシリアスなストーリーとダイナミックな映像でじわじわと魅せていきます。

『翳りゆく夏』の見どころ②門脇麦の独特な存在感

物語の鍵を握る誘拐犯の娘・朝倉比呂子を演じる門脇麦の圧倒的な存在感と、そこはかとなく感じる危うさが絶妙です。

『翳りゆく夏』の見どころ③誠一のひとり息子・武藤俊治

梶秀和(渡部篤郎)の良き理解者であり、彼を支える人事厚生局長・武藤誠一(時任三郎)。

そんな誠一のひとり息子である武藤俊治を菅田将暉が演じており、朝倉比呂子と同じ大学に通う学生として強い存在感を放っています。

『ちゃんぽん食べたか』(2015年)さだまさしの青年期を菅田将暉が熱演！

【あらすじ】

『ちゃんぽん食べたか』は長崎から上京した佐野雅志の青春を描いた自伝的青春ドラマです。

昭和40年代初頭。天才少年と周囲から期待されていたバイオリン弾きの佐野雅志(菅田将暉)は、故郷・長崎を離れ単身で上京後、下宿生活を送ることに。

ところが70年安保の騒ぎに巻き込まれ、バイオリニストへの道に疑問を持ちはじめた彼は音楽仲間と運命的な出会いを果たしますが…。

国民的シンガーソングライター・さだまさしの自伝的小説を原作に、涙と笑いの青春を描いた感動作品です。

『ちゃんぽん食べたか』の見どころ①雅志の成長

上京先で出会った仲間や恩師、バイト先のおじさんなど、菅田将暉演じる雅志がさまざまな人と出会い、少年が青年へと成長していく過程が丁寧に描かれています。

『ちゃんぽん食べたか』の見どころ②故郷・長崎を歌った「紫陽花の詩」

作中で菅田将暉演じる雅志と、本郷奏多演じる古田政美が「紫陽花の詩」を披露するシーンは必見！

グレープ時代の楽曲が時を超えて次世代を担う若手俳優に歌い継がれる様子は感慨深いですね。

『ちゃんぽん食べたか』の見どころ③雅志の実直で素朴なかわいさ

これまで何を考えているか分からない、ミステリアスな役柄が多かった菅田将暉。

本作ではそんな彼が実直で素朴なかわいさを持つ少年を演じ、振り幅のある高い演技力を見せつけています。

『民王』(2015年)父と息子が逆転!? 池井戸作品屈指の社会派コメディ

【あらすじ】

『民王』は総務大臣である父とその息子が入れ替わり、自分ではない人生に奮闘する社会派コメディドラマです。

総務大臣を務める武藤泰山(遠藤憲一)と、政治には興味が無く勉強も苦手な息子の武藤翔(菅田将暉)。ふたりはひょんなことから人格が入れ替わってしまい大パニックの事態に。

元に戻れないふたりはそのまま仕方なくお互いの人生を代行し、上手く振る舞おうと演じるも空回りの連続でした。そしてついに彼らは国民をも巻き込む事態を招いてしまい…。

代表作『半沢直樹』で一躍有名になった人気作家・池井戸潤の同名小説が原作となっています。

『民王』の見どころ①入れ替わり前後の卓越した演技力

本作では総務大臣の父と、ちょっぴりおバカな息子が入れ替わるという展開からはじまります。

今回W主演となった遠藤憲一と菅田将暉による入れ替わり前後の演技に注目！　まるで本当に入れ替わったかのような演技は、秀逸としかいいようがありません。

『民王』の見どころ②毒舌な貝原と盟友の狩屋

主演の脇を固めた高橋一生扮する貝原茂平と、金田明夫扮する狩屋孝司のキャラクター性も魅力の本作。

立場をわきまえず泰山に対しても辛辣なツッコミを入れる毒舌な貝原と、「おしゃぶり官房長官」と呼ばれる狩屋の滑稽な姿にもう笑わずにはいられません。

『民王』の見どころ③池井戸作品特有の痛快さ

登場人物による軽快なセリフ回しに笑えたり、入れ替わったことで急速に距離が縮まる親子愛に感動したりと、魅力が多い『民王』。

そんな本作の最大の見どころは、池井戸作品に共通する痛快さでしょう。厳しい現実社会を生きる泰山たちの姿が、私たちに希望を与えてくれます。

『ラヴソング』(2016年)音楽を通じて心を通わす純愛ラブストーリー

【あらすじ】

『ラヴソング』は臨床心理士の元ミュージシャンと吃音症に苦しむ少女を描いた恋愛ドラマです。

プロのミュージシャンとして活躍していた神代広平(福山雅治)は、あるできごとをきっかけに引退し、臨床心理士として働く道を選びます。そんな彼のもとに吃音症を持つ少女・佐野さくら(藤原さくら)が現れました。

彼女は周囲とのコミュニケーションが上手くいかず悩んでいましたが、好きな歌を歌うときだけは吃音が出ません。さくらの歌声を聞いた広平は、かつて自分が諦めた音楽の道に思いをめぐらせてしまいます。

本作で菅田将暉はさくらと幼なじみである星野空一役として出演しました。

『ラヴソング』の見どころ①臨床心理士と吃音に悩む少女の純愛

福山雅治演じるミュージシャンを諦め臨床心理士になった広平と、藤原さくら演じる吃音症で孤独を抱えた少女・さくらが、音楽を通じて心を通わすピュアな恋愛模様が魅力です。

それぞれ複雑な過去や悩みを抱えるふたりが運命的な出会いを果たし、徐々に惹かれ合う様子は見逃せません。

『ラヴソング』の見どころ②さくらの幼なじみ・天野空一

本作で菅田将暉が演じたのはさくらと幼なじみの天野空一。彼はさくらと同じ児童養護施設の出身で、壮絶な過去を背負いながらも純粋で優しい少年です。

彼はさくらに想いを寄せており、その切ない恋模様に胸がしめつけられます。

『ラヴソング』の見どころ③藤原さくらの美しい歌声

第1話で佐野さくら(藤原さくら)が思い出の曲である「500マイル」を涙ぐみながら歌うシーンは圧巻！

観る者の心をつかむような冴えわたる演出と、藤原さくら自身が持つ美しい歌声が絶妙です。

『宇宙の仕事』(2016年)説得で応戦!? 地球防衛軍の奮闘！

【あらすじ】

『宇宙の仕事』は宇宙人による地球侵略を阻止する地球防衛軍の活躍を描いたお仕事コメディドラマです。

月面に基地を構え、秘密裏に組織されたチーム「地球防衛軍」。日本国政府内閣府直轄の軍である彼らは、宇宙人の嫌がる「低臭波」を持つ男女6人組でした。

そんな彼らは宇宙人に対抗する特別な武器は持ち合わせておらず、「説得」のみで応戦しますが…。

コメディの奇才と呼ばれる福田雄一が脚本・演出を手掛ける劇団「ブラボーカンパニー」が上演した同名舞台を原案に制作されたドラマ作品です。

本作で菅田将暉は熱血受験生・三島登喜雄役として出演しています。

『宇宙の仕事』の見どころ①新たな「宇宙」エンターテインメント

本作は、Amazonプライムビデオで配信されているオリジナルドラマであり、映画や地上波ドラマとは一味ちがったアプローチで制作されています。

もとは福田雄一が手掛けた舞台が原案ということもあり、現場のリアルな空気感がダイレクトに伝わりますよ。

『宇宙の仕事』の見どころ②地上波にはない独特の間

宇宙人にまさかの「説得」で応戦する地球防衛軍。そのため一人ひとりのセリフがとても長いのが特長です。

しかし、原案が舞台脚本ということもあり、独特な長回しによって本来カットされるような場面をそのままにした場面も多々あります。

放送の尺が決められた地上波では出せない貴重なシーンが満載でかなりユニークな仕上がりです。

『宇宙の仕事』の見どころ③早稲田を目指す熱血受験生・三島登喜雄

妻の尻に敷かれる課長・実吉浩二を演じるムロツヨシや、楽器が弾けないバンドマンのルキーニ青山役の賀来賢人など、強烈な個性を発揮する俳優陣たち。

それに負けず劣らず強烈なキャラクターを演じた菅田将暉は、早稲田の赤本を常に手にしている熱血受験生・三島登喜雄。意識は高いですが偏差値が低いというユニークな学生です。

『地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子』(2016年)石原さとみと菅田将暉の恋の行方に注目！

【あらすじ】

『地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子』は景凡社校閲部員である河野悦子の奮闘を中心に描いたお仕事ラブコメドラマです。

ファッション誌「Lassy」編集部を志望していた河野悦子(石原さとみ)。彼女は7回目の就活で採用されるも、配属された部署は地味な校閲部でした。

はじめは仕事に対して乗り気じゃない悦子でしたが、さまざまな経験を通して校閲の面白さを見出します。

本作は宮木あや子の小説『校閲ガール』シリーズを原案として、日本テレビ系列で放送されました。

菅田将暉は悦子の想い人・折原幸人役として出演しています。

『地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子』の見どころ①石原さとみの華やかなファッション

花形であるファッション誌の編集者と比べ、地味に見える校閲のお仕事。

そんな部署でのギャップに戸惑いながらも、華やかなファッションに身を包み、おしゃれに一切妥協しない悦子の姿は必見です。

ストーリーの魅力はもちろん、彼女が毎回どんな衣装で登場するのか楽しみになります。

『地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子』の見どころ②覆面作家・折原幸人

本作で菅田将暉が演じたのは、悦子と同じ校閲部で働く大学生・折原幸人。

彼は密かに「是永是之」のペンネームで作家として活動し、その後森尾登代子(本田翼)の後押しで「Lassy」の専属モデルとして活躍します。

マイペースな幸人の姿に、母性本能をくすぐられる女性視聴者が続出しました。

『地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子』の見どころ③仕事熱心な悦子の姿

悦子は新入社員であるにも関わらず、直接作家に会いに行き、編集にも口を出すスタープレイヤー的な仕事ぶりを見せます。

彼女が校閲部の仕事を超えて熱心に働く姿はとても魅力的であり、同じ社会人なら誰もが刺激を受けることでしょう。

『大河ドラマ おんな城主 直虎』(2017年)激動の戦国時代を生き抜いた女性・直虎の生涯

【あらすじ】

『おんな城主 直虎』は彦根藩の藩祖となった井伊直政を育てた女領主・井伊直虎を描いた歴史ドラマです。

動乱極める戦国時代。後継者となる男子が次々と命を絶った遠江の井伊家。家督断絶の危機となった井伊家のなかで、ひとりの女・井伊直虎が立ち上がります。

男の名で受け継いだ彼女は、国を統治し、幼い虎松を育てあげ、井伊家の繁栄を築いていきます。

エンターテインメント性が高く、ゴージャスなドラマとして制作された大河ドラマ。柴咲コウ演じる激動の時代をたくましく生きた女性・直虎の生涯が描かれています。

本作で菅田将暉は井伊直政役として出演しています。

『おんな城主 直虎』の見どころ①激動に抗う直虎の強かさ

争いが絶えない戦国時代のなか、井伊家繁栄のため奮闘する勝ち気な直虎を柴咲コウが熱演しました。

本作ではそんな女性の強さが感じられる歴史ドラマとなっています。

『おんな城主 直虎』の見どころ②直政ここにあり！

井伊家再興を誓った、菅田将暉演じる直政。後に彼は徳川家を支えていく重臣となり、民にも慕われる立派な武将へと成長します。

万千代から直政へと変わりゆくシーンではしっかりメリハリをつけるなど、その成長過程を見事に表現していました。

『おんな城主 直虎』の見どころ③はまり役すぎる高橋一生

政次役で「第95回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞」を受賞した高橋一生。

彼は作中で非業な死を遂げ、その役柄が「はまり役すぎる」と視聴者の間で話題になり、その後はSNSを中心に「政次ロス」を引き起こしました。

『トドメの接吻』(2018年)菅田将暉演じる春海の隠された秘密とは？

【あらすじ】

『トドメの接吻』はホストのエイトが謎の女にキスをされ、奇妙な体験をする恋愛サスペンスドラマです。

女を弄ぶナンバーワンホストの「エイト」こと堂島旺太郎(山崎賢人)。彼はクリスマスイブの夜、突然サンタクロースの衣装を着た謎の女にキスをされ、命を落とすことに。

意識が戻った旺太郎は、キスをされる7日前に戻っていることに気がつき混乱します。

また同じ日に謎の女からキスをされ命を落としてしまいますが、回数を重ねるごとに少しずつ旺太郎は彼女の正体をつかみはじめて…。

本作で菅田将暉は謎のミュージシャン・春海役として出演しています。

『トドメの接吻』の見どころ①邪道なラブストーリー

『トドメの接吻』はキスによって「死のループ」に陥るホストの旺太郎(山崎賢人)が、謎の女を追い、金と権力を追い求めるという邪道なラブストーリー。

これまであったタイムリープものとはちがい、「死のキス」が加わることでまた新しい角度からストーリーが楽しめるのも魅力です。

『トドメの接吻』の見どころ②山崎賢人のただならぬ色気

山崎賢人が演じるナンバーワンホストの「エイト」こと堂島旺太郎は、金と権力しか愛さないクズ男。

顔もスタイルも完璧な彼は、金の切れ目で女性を平然と切り捨てるというクズっぷりですが、どこかミステリアスな要素も感じます。

本作でホスト役ということもあり、山崎賢人のセクシーな色気を存分に感じられる作品です。

『トドメの接吻』の見どころ③菅田将暉と山崎賢人の濃厚キス

謎が謎を呼ぶストーリー展開に、視聴者たちの間で「推理合戦」が繰り広げられた本作。

最終回では謎のストリートミュージシャン・春海役の菅田将暉と、主人公・山崎賢人のキスシーンが話題を呼びました。

人気俳優であるふたりの濃厚キスシーンは、ある意味本作のなかでも一番の衝撃を与えたことでしょう。

『dele』(2018年)山田孝之×菅田将暉の最強バディ

【あらすじ】

『dele』は「dele.LIFE」を経営する圭司と祐太郎の奮闘を描いた社会派ヒューマンドラマです。

クライアントの依頼を受け、死後に遺った不都合なデジタル記録を内密に抹消する仕事をする「dele.LIFE」。

そんな「dele.LIFE」創設者のプログラマー・坂上圭司(山田孝之)は、常に冷静で依頼人に干渉しない冷淡なタイプでした。一方「dele.LIFE」で雇われた何でも屋の真柴祐太郎(菅田将暉)は、情に厚い性格から依頼人の「思い」を叶えようと奔走することに。

相対するふたりは衝突を繰り返しながらも、さまざまな経験を通して徐々にお互いを理解し、絆を深めていきます。

『dele』の見どころ①最先端のエンターテインメント

「デジタル遺品」という日本ドラマ史上初となる題材をもとに、主演の山田孝之と菅田将暉をはじめビッグな俳優陣を脇に固めて制作された豪華作品。

「人に見られたくないスマホのデータは一体どう処理すればいいのか」と、誰もが一度は考えたことのあるリアルなシチュエーションに引き付けられます。

『dele』の見どころ②スリリングな展開

依頼人の死後、スマホやパソコンに遺った不都合なデータを抹消する秘密裏の仕事を請け負う主人公バディが、危険な問題に巻き込まれていくスリリングな展開が魅力です。

最終回では、圭司と祐太郎がそれぞれ腹をくくり、心の奥底にある壮絶な過去に決着をつけることに。

これまでどこかミステリアスだったふたりへのフォーカスをぐっと絞り込み、観る者の感情を揺さぶります。

『dele』の見どころ③菅田将暉が魅せた圧巻のアクション

クライマックスでは圭司(山田孝之)たちが拠点としていた「dele.LIFE」が襲撃され、かつてないトラブルが次々と巻き起こります。

そんななか、圭司＆祐太郎によるアクションシーンが炸裂。

圭司は車椅子を駆使した超絶アクションを、祐太郎(菅田将暉)は2分半におよぶ激しい1カットアクションを繰り広げるなど、気迫に満ちた演技でクライマックスを盛り上げます。

『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(2019年)生徒の死の謎を追う衝撃の学園サスペンス

【あらすじ】

『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』は卒業式間近に生徒たちを監禁した教師の謎を描く学園サスペンスドラマです。

10日後に卒業する魁皇高校3年A組の生徒たち。担任の柊一颯(菅田将暉)は、クラス29人を全員集めて「今から皆さんに人質になってもらいます」と唐突に告げます。

次の瞬間校舎が爆発し、廊下部分が爆破され騒然となる生徒たちは教室内に閉じ込められました。そして一颯は「景山澪奈(上白石萌歌)はなぜ死んだか。その原因を考え、真実を知る者はここに名乗り出ろ」と課題を突き付けます。

続けて一颯は混乱する生徒たちに「課題をクリアできなければひとりずつ殺す」と脅迫。3年A組の生徒たちは命がけで事件の真相を負います。

『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』の見どころ①現代の社会問題と絶妙にリンクさせた展開

卒業を控えた高校生たちがある日突然担任の人質になり、自殺した生徒の死の真相を追うという衝撃の展開が特徴の本作。

菅田将暉演じる担任教師の柊一颯が、生徒を人質に立てこもるというショッキングな設定や、彼が放つ強いメッセージ性、生徒たちの裏の顔など、回を重ねるごとにハマること間違いありません。

『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』の見どころ②先が読めないハラハラ感

数ヶ月前に自ら命を絶ったスター生徒・景山澪奈(上白石萌歌)の死の真相を解明していくストーリー展開に、「これから先どうなるんだろう…」と先が読めないハラハラ感が秀逸です。

一度観ると、毎回次の話が気になってしまいます。

『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』の見どころ③柊一颯の最後の授業

本作で最も注目して欲しいのが、菅田将暉演じる柊一颯の最後の授業です。

立てこもり10日目の朝、一颯はひとり屋上でライブ配信を開始し、不確かな情報に踊らされるネットユーザーに対して強いメッセージを訴えます。

彼がたったひとりでネットと戦う熱い姿は圧巻。ひとり芝居で最後の授業を全うした菅田将暉の演技力はやはり半端じゃありません。

『MIU404』(2020年)令和最強の刑事バディ誕生！

【あらすじ】

『MIU404』は警視庁機動捜査隊に所属する刑事たちの奮闘を描いたミステリードラマです。

警視庁で新たに増設された刑事部・機動捜査隊の「第4機動捜査隊」。通称「4機捜」に所属する隊長の桔梗ゆづる(麻生久美子)に召集された志摩一未(星野源)と伊吹藍(綾野剛)たち。

破天荒で常識にかける伊吹に対してはじめは嫌悪感を露わにした志摩でしたが、次第に彼の人柄に心を動かされ、ともに任務を遂行します。

石原さとみ主演のドラマ『アンナチュラル』を手掛けた脚本家の野木亜紀子、プロデューサーの新井順子、演出家の塚原あゆ子が再タッグを組んだオリジナル作品です。

菅田将暉は、本作の第3話で天才ハッカーの久住役として出演しています。

『MIU404』の見どころ①綾野剛と星野源による刑事バディ

綾野剛扮する行動派の伊吹藍と、星野源扮する鋭い観察眼を持つ志摩一未の名コンビが魅力の本作。

型破りで破天荒な伊吹を理解し、それをフォローしていく志摩。

刑事として異なる才能を持つふたりが互いに補い、協力しながら操作を進めていく凸凹バディのふたりに注目してみてください。

『MIU404』の見どころ②菅田将暉演じる素性の知れない謎の男

物語の重要人物が各話でゲスト出演するハイパーリンク手法が用いられた本作。

第3話ではバシリカ高校の元陸上部が関わった事件と、いたずら通報で騒がせた元陸上部の成川岳(鈴鹿央士)に関わる重要なキャラクター・久住を菅田将暉が演じました。

久住はデジタル技術に精通する青年であり、長期にわたって志摩たちを翻弄した厄介者。他人の心を利用して犯罪を引き起こし、最後まで警察に抗い続けました。

『MIU404』の見どころ③胸に迫る切ないエピソード

伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)のバディによる人間ドラマはもちろん、各話で登場する犯罪者や、犯罪に巻き込まれた人たちの心情に深く寄り添うエピソードは必見です。

全編通して爽やかな印象の作品ですが、事件ドラマとして観ると実はかなり切ないエピソードが多く、観る者の胸に迫る奥深さがあります。

菅田将暉出演おすすめドラマまとめ

2009年『仮面ライダーW』で俳優デビュー後、わずか10年たらずで日本を代表する若手俳優のトップランナーとして活躍を続ける菅田将暉。

その卓越した演技は観る者の感情を揺さぶり、ときに多くの感動や影響を与えたことでしょう。

今回ご紹介したドラマを観れば、彼の実力は一目瞭然!!

『dele』や『民王』などの主演作はもちろん、『トドメの接吻』や『MIU404』などの脇役でもその存在感は群を抜いています。

今後も菅田将暉の活躍を期待しつつ、今回ご紹介した出演作を参考に楽しいドラマライフを過ごしてみてください。