SD、HD、フルHD!?動画配信サービスの画質ってどうなの？

更新日：2017.5.15

動画配信サービスを利用するにあたって、画質は誰もが気になる問題です。
SD、HD、4K…短いアルファベットの羅列ばかりで、どれがより綺麗なのか、ということが一見してわかりにくいかもしれませんね。

画質によって通信量・使うべきデバイスが大きく変わりますので、これらの違いについて把握しておくことはとても重要です。
そこで、ここでは画質の種類・性質について説明していきます。

各画質の名称と画素数(解像度)

動画配信サービスでよく利用される画質の名称は以下の4つで、高画質な順に4K＞フルHD＞HD＞SDとなります。
画質が良くなれば良くなるほど通信量も多くなるため、高画質の動画を視聴する際やダウンロードする際は、Wi-Fi環境での視聴をオススメします。

▼①SD画質：480p(画素数 720×480)
正式名称は「Standard definition television(標準解像度テレビ)」で、アナログテレビの標準画質となります。
動画配信サービスにおいてSD画質と説明されていた場合、「DVDレベルの画質(今のテレビよりも少し粗い画質)」程度と考えると良いでしょう。

スマートフォンなど、小さい画面で視聴する場合はSD画質でも十分楽しめますが、パソコンやタブレット端末、テレビなど大きい画面になると画質の粗さが気になるかもしれません。

▼②HD画質：720p(画素数 1,280×720)
正式名称は「High definition video(高精細度ビデオ)」であり、地上デジタル放送開始以降のテレビの標準画質となり、Blu-rayに近いきれいな画質で視聴できますが、SD画質と比べ視聴にかかる通信料も高くなります。

スマートフォンはもちろん、パソコンやタブレットなどでもキレイな画質で視聴できますが、テレビのサイズによっては粗く見えるかもしれません。

ほとんどの動画配信サービスはSD～HD画質の対応となっているため、加入前にチェックしてみましょう。

▼③フルHD：1,080p(画素数 1,920×1,080)
HDのうち、走査線(※1)が1,080本の解像度の高い画質です。
一部の高画質放送で採用され、受信できるディスプレイも限られてきます。
これに対応できる動画配信サービスはまだあまり多くはありませんが、大画面テレビなどで対応しているものも増えています。

※1-走査線とは？…テレビやディスプレイの水平方向に走る線のことを指します。この線が多いほど高画質な映像となります。

▼④4K画質・UHD画質：2,160p(画素数 4,096×2160 or 3,840×2,160)
横4,000×縦2,000前後の、フルHDの4倍もの画素(※2)を持った画質です。
受像できるテレビは「4Kテレビ」と言われ、各社の主力商品となっています。

動画配信サービスにおいては最上級プランとして提供される場合が多く、4K対応作品を配信しているのは未だ数社しか存在しません。

※2-画素とは？…画面を構成する最小単位であり、色情報を持った小さな点のことです。これが多いほど、きめ細かな高画質の映像になります。

動画配信サービスによって見られる画質は様々！それぞれのサービスの画質について

各VODサービスによってどの画質で見られるかが変わるため、すべての動画をHD画質で見られるサービスもあれば、画質毎に月額料金が変わるサービスなど様々です。

▼Huluならすべての作品がHD画質で見られる
月額933円で利用できる動画見放題サービス「Hulu」で配信されている作品は全てHD画質です。

追加課金も不要なため、いつでもHD画質で視聴できますが、通信環境によっては自動的に画質を下げて提供する場合もあります。

Huluの入会方法や機能の紹介はコチラから

Hulu

月額1,026円(税込)で約14万本以上！！

月額1,026円(税込)

動画配信本数約140,000 本以上

会員数100 万人

▼dTVは一部の作品が4K対応！スマホからなら調整も
dTVではミュージックビデオやライブ映像の一部が4Kに対応しており、4K対応端末であれば高画質で視聴できます。

そのほかのほとんどの作品はHD画質までとなっており、パソコンで視聴する際は調整できませんが、スマートフォンアプリを利用して視聴する場合は通信環境に合わせて調整が可能です。

月額500円という破格で4K画質まで利用できるVODサービスはdTVだけです！

dTVのラインナップや入会方法、無料お試し期間についてはコチラ

Netflixは見たい画質で月額料金が決まる！

	ベーシック	スタンダード	プレミアム
月額料金	650円	950円	1,450円
画質	SD	HD	4K
同時視聴可能	1	2	4

Netflixは利用したい画質と同時視聴可能なデバイス数によってプランを選びます。
そのため、スマートフォンで1人だけで視聴するために使う方はベーシックプラン、パソコンとスマートフォンで利用し、家族とも同時に利用するという方はスタンダードプラン…という風にプランを選ぶとよいでしょう。

一番高額となるプレミアムプランを選択すれば4K作品も視聴できますが、すべての配信作品が4Kに対応しているわけではなく、対応デバイスでなければ視聴できません。

Netflixの便利な機能や利用料金についてはコチラ

Netflix(ネットフリックス)

「デビルマン」や「ハウス・オブ・カード」などオリジナル作品が充実

月額790円(税込)〜

動画配信本数非公開

会員数非公開

▼U-NEXTは一部作品がフルHD対応
U-NEXTは2015年にフルHD画質対応の作品を大幅に拡充したと発表していますが、画質選択画面では「自動」「低画質」「高画質」の3種類からしか選べないため、どの作品がフルHD対応しているかは判断できません。

月額1,990円で利用でき、1,000円分の有料作品視聴用ポイントも付与されるため、最新映画をお得に視聴したい方にオススメのサービスです。

U-NEXTの料金プランや入会方法についてはコチラ

U-NEXT

月額2,189円(税込)だが、課金用のポイントが1,200円分付与。

月額2,189円(税込)

動画配信本数約32 万本以上

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まとめ

ポイント.1: 画質は「SD」「HD」「フルHD」「4K」の4つの種類がある。

ポイント.2: 外出先でスマホを使う場合は、「HD」よりも、「SD」のほうが、データ通信量が少なくて済む。

ポイント.3: PCやテレビなどの大きな画面で視聴する場合は、「HD」や「4K」などの高画質で視聴するのがおすすめ。

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